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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023160392
(43)【公開日】2023-11-02
(54)【発明の名称】血液浄化装置
(51)【国際特許分類】
   A61M 60/835 20210101AFI20231026BHJP
   A61M 60/113 20210101ALI20231026BHJP
   A61M 60/279 20210101ALI20231026BHJP
   A61M 60/37 20210101ALI20231026BHJP
   A61M 60/441 20210101ALI20231026BHJP
   A61M 60/845 20210101ALI20231026BHJP
【FI】
A61M60/835
A61M60/113
A61M60/279
A61M60/37
A61M60/441
A61M60/845
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022070743
(22)【出願日】2022-04-22
(71)【出願人】
【識別番号】000135036
【氏名又は名称】ニプロ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】青山 勇貴
(72)【発明者】
【氏名】中村 将太
【テーマコード(参考)】
4C077
【Fターム(参考)】
4C077AA04
4C077BB01
4C077DD07
4C077KK19
4C077KK25
(57)【要約】
【課題】血液ポンプへのチューブの取り付け時および取り外し時の作業性を向上する。
【解決手段】本開示に基づく血液浄化装置1において、血液ポンプ20は、軸部21と、ローラ支持部材22と、複数のローラ23と、ステータ24と、第1固定部28と、第2固定部29とを備えている。軸部21は、軸方向Aに延在し、上記軸方向Aが鉛直方向Yに対して斜めに傾斜している。ステータ24は、上記軸方向Aから見たときに上記周方向に沿う円弧状に延びるガイド面241を有している。第1固定部28は、ガイド面241に沿って配置されたチューブ2の一方端側を固定可能である。第2固定部29は、ガイド面241に沿って配置されたチューブ2の他方端側を固定可能である。第1固定部28および第2固定部29は、チューブ2のうちガイド面241に沿って配置された部分の延在方向中心Cより下方に位置し、かつ、水平面に沿って並んでいる。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
血液浄化器と、
前記血液浄化器に接続された可撓性のチューブを取り付けることにより、前記チューブ内の血液を前記血液浄化器に輸送可能な血液ポンプとを備え、
前記血液ポンプは、
軸方向に延在し、前記軸方向が鉛直方向に対して斜めに傾斜している、回動可能な軸部と、
前記軸部に取り付けられたローラ支持部材と、
前記ローラ支持部材に取り付けられて、前記軸方向から見て前記軸部の周方向に並んで配置された複数のローラと、
前記軸部が回動したときに変位する前記複数のローラに対して前記軸部の径方向外側に離隔して位置し、前記軸方向から見たときに前記周方向に沿う円弧状に延びるガイド面を有する、ステータと、
前記ガイド面に沿って配置された前記チューブの一方端側を固定可能な第1固定部と、
前記ガイド面に沿って配置された前記チューブの他方端側を固定可能な第2固定部とを備え、
前記第1固定部および前記第2固定部は、前記チューブのうち前記ガイド面に沿って配置された部分の延在方向中心より下方に位置し、かつ、水平面に沿って並んでいる、血液浄化装置。
【請求項2】
前記軸部の前記軸方向は、前記鉛直方向とのなす角が45度以下である、請求項1に記載の血液浄化装置。
【請求項3】
前記軸部の前記軸方向は、前記鉛直方向とのなす角が15度以上である、請求項1または請求項2に記載の血液浄化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、血液浄化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2020-103644号公報(特許文献1)には、血液ポンプを有する血液浄化装置が開示されている。また、血液ポンプにポンプチューブをローディングして取り付けるようにしてもよいことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-103644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
血液浄化装置を用いた治療を実施する前には、血液浄化装置の血液回路に対してプライミングを実施する。プライミングは、具体的には、血液回路内を洗浄した後、さらに血液回路内を生理食塩液などで充填する作業を含む。血液回路内を生理食塩液などで充填することで、血液回路を構成するチューブ内の空気を除去する。
【0005】
特許文献1に開示されているように、血液浄化装置の血液ポンプには、チューブ式のローラポンプが用いられる場合がある。この場合、プライミング時におけるチューブ内の空気除去を考慮してローラポンプが設計される。たとえば、ローラポンプの回動軸の軸方向が鉛直方向に平行となるように、ローラポンプが設計される。あるいは、ローラポンプに取り付けられたチューブのうち下流側の部分が、上流側の部分より上方に位置するように、ローラポンプが設計される。従来の血液浄化装置の血液ポンプにおいては、上記のようにローラポンプが設計される。このため、血液ポンプへのチューブの取り付けおよび取り外しの作業性が低い。
【0006】
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、血液ポンプへのチューブの取り付けおよび取り外しの作業性を向上できる、血液浄化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に基づく血液浄化装置は、血液浄化器と、血液ポンプとを備えている。血液ポンプは、血液浄化器に接続された可撓性のチューブを取り付けることにより、チューブ内の血液を血液浄化器に輸送可能である。血液ポンプは、軸部と、ローラ支持部材と、複数のローラと、ステータと、第1固定部と、第2固定部とを備えている。軸部は、軸方向に延在している。軸部は、上記軸方向が鉛直方向に対して斜めに傾斜している。軸部は、回動可能である。ローラ支持部材は、軸部に取り付けられている。複数のローラは、ローラ支持部材に取り付けられている。複数のローラは、上記軸方向から見て軸部の周方向に並んで配置されている。ステータは、軸部が回動したときに変位する複数のローラに対して軸部の径方向外側に離隔して位置している。ステータは、上記軸方向から見たときに上記周方向に沿う円弧状に延びるガイド面を有している。第1固定部は、ガイド面に沿って配置されたチューブの一方端側を固定可能である。第2固定部は、ガイド面に沿って配置されたチューブの他方端側を固定可能である。第1固定部および第2固定部は、上記チューブのうちガイド面に沿って配置された部分の延在方向中心より下方に位置し、かつ、水平面に沿って並んでいる。
【発明の効果】
【0008】
第1固定部および第2固定部が、取り付けられたチューブのうちガイド面に沿って配置された部分の延在方向中心より下方に位置し、かつ、水平面に沿って並んでいるため、チューブの取り付けおよび取り外しの際にガイド面および各固定箇所でのチューブの位置が視認しやすくなる。これにより、血液ポンプへのチューブの取り付けおよび取り外しの作業性が向上する。また、第1固定部および第2固定部が水平面に沿って並んでいるが、血液ポンプの軸部の軸方向が鉛直方向に対して斜めに傾斜しているため、軸部の軸方向が鉛直方向に対して直交する場合と比較して、プライミング時におけるチューブ内の空気の除去しにくさが低減される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示の一実施形態に係る血液浄化装置における体外循環回路を示す模式的な回路図である。
図2】本開示の一実施形態に係る血液浄化装置を示す斜視図である。
図3】本開示の一実施形態に係る血液浄化装置を示す部分的な正面図である。
図4図3の血液浄化装置を矢印IV方向から示す部分的な側面図である。
図5図4の血液浄化装置をV-V線矢印方向から示す部分的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態に係る血液浄化装置の構成について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
【0011】
図1は、本開示の一実施形態に係る血液浄化装置における体外循環回路を示す模式的な回路図である。図2は、本開示の一実施形態に係る血液浄化装置を示す斜視図である。図1および図2に示すように、本開示の一実施系形態に係る血液浄化装置1は、具体的には、持続緩徐式血液浄化療法(Continuous Renal Replacement Therapy:CRRT)に用いられる血液浄化装置である。ただし、血液浄化装置1は、持続的血液濾過透析法(continuous hemodiafiltration:CHDF)、持続的血液ろ過法(continuous hemofiltration:CHF)、持続的血液透析法(continuous hemodialysis:CHD)、および、持続緩徐式限外濾過(Slow Continuous UltraFiltration:SCUF)のいずれかに用いられる血液浄化装置であってもよい。
【0012】
血液浄化装置1は、血液浄化器10と、本体部15と、血液ポンプ20とを備えている。
【0013】
血液浄化器10は、たとえば中空糸膜からなる半透膜を内部に含んでいる。血液浄化器10は、本体部15に取り付けられている。血液浄化器10の血液入口側および血液出口側には、それぞれ、可撓性のチューブ2が接続されている。
【0014】
本体部15は、前面16と、上面17と、載置面18を有する。上面17は、前面16と接続されている。上面17のうち、前面16の近くに位置する部分は、前面16に向かって下方に傾いている。本実施形態において、載置面18は、複数のキャスタの下端によって構成されている。本明細書における「水平面」は、載置面18に平行な面である。
【0015】
血液ポンプ20は、いわゆるローラポンプである。血液ポンプ20は、血液浄化器10に接続された可撓性のチューブ2(具体的には、血液浄化器10の血液入口側に接続されたチューブ2)を取り付けることにより、チューブ2内の血液を血液浄化器10に輸送可能である。
【0016】
血液ポンプ20は、本体部15上に設けられている。具体的には、血液ポンプ20は、前面16および上面17に跨がって、本体部15上に設けられている。血液ポンプ20は、鉛直方向Yにおいて、本体部15の載置面18から800mm以上離れて位置している。
【0017】
図3は、本開示の一実施形態に係る血液浄化装置を示す部分的な正面図である。図4は、図3の血液浄化装置を矢印IV方向から示す部分的な側面図である。図5は、図4の血液浄化装置をV-V線矢印方向から示す部分的な断面図である。図3から図5に示すように、血液ポンプ20は、軸部21と、ローラ支持部材22と、複数のローラ23と、ステータ24と、第1固定部28と、第2固定部29とを備えている。なお、図4においては、軸部21の位置を模式的に破線で示している。また、図5においては、血液ポンプ20にチューブ2が取り付けられた状態を示している。
【0018】
軸部21は、軸方向Aを中心として回動可能である。軸部21は、軸方向Aに延在している。軸方向Aは、鉛直方向Yに対して斜めに傾斜している。これにより、軸方向Aを鉛直方向Yに対して直交させた場合と比較して、プライミング時におけるチューブ2内の空気の除去しにくさが低減される。また、軸方向Aを鉛直方向Yに対して平行にした場合と比較して、チューブ2の取り付けおよび取り外しの作業性が向上する。
【0019】
軸方向Aは、鉛直方向Yとのなす角が45度以下であることが好ましい。これにより、プライミングの際、チューブ2(特に、チューブ2のうち後述するガイド面241に沿って配置された部分の延在方向中心C)内の空気をより除去しやすくなる。空気除去を容易にする観点から、上記軸方向Aと鉛直方向Yとのなす角は40度以下であることがより好ましく、35度以下であることがさらに好ましい。
【0020】
軸方向Aは、前記鉛直方向Yとのなす角が15度以上であることが好ましい。これにより、チューブ2の取り付けおよび取り外しの作業性がより向上する。当該作業性を向上させる観点から、上記軸方向Aと鉛直方向Yとのなす角は20度以上であることがより好ましく、25度以上であることがさらに好ましい。
【0021】
ローラ支持部材22は、軸部21に取り付けられている。ローラ支持部材22は、軸部21の回動に伴い、軸方向Aを中心に回動する。
【0022】
複数のローラ23は、ローラ支持部材22に取り付けられている。複数のローラ23は、上記軸方向Aから見て軸部21の周方向に並んで配置されている。複数のローラ23は、ローラ支持部材22が回動することにより、軸方向Aを中心に周方向に変位する。
【0023】
ステータ24は、軸部21が回動したときに変位する複数のローラ23に対して軸部21の径方向外側に離隔して位置している。ステータ24は、ガイド面241を有している。ガイド面241は、上記軸方向Aから見たときに周方向に沿う円弧状に延びるガイド面241を有している。
【0024】
チューブ2は、ガイド面241に沿うように配置される。そして、変位する複数のローラ23は、上記周方向に沿って変位しつつ、径方向外側に向かってこのチューブ2を押圧し、変形させる。これにより、チューブ2内の血液が輸送される。
【0025】
血液ポンプ20は、蓋部25と、基部26とをさらに備えている。蓋部25は開閉可能に構成されている。蓋部25が閉状態のとき、少なくとも、軸部21、ローラ支持部材22、複数のローラ23、およびステータ24が、蓋部25によって覆われる。蓋部25が開状態のとき、チューブ2が取り付け可能となる。
【0026】
基部26は、軸方向Aにおいて、蓋部25と対向している。蓋部25および基部26は、軸方向Aにおいて、少なくとも、軸部21、ローラ支持部材22、複数のローラ23、およびステータ24の両側に位置している。すなわち、軸部21は、基部26に支持される。基部26は、少なくとも一部が外部に露出するように位置している。基部26の少なくとも一部は、本体部15の前面16とともに、血液浄化装置1の正面側を構成する。
【0027】
また、基部26は、外側基部261と、内側基部262とを有している。外側基部261は、少なくとも一部が外部に露出するように位置している。外側基部261は、蓋部25が閉状態のときに、基部26のうち外部に露出している部分である。外側基部261は、本体部15の筐体の前面16側の部分とともに一体の部材で構成されていてもよい。内側基部262は、蓋部25が閉状態のときに、基部26のうち外部に露出していない部分である。すなわち、軸部21は、内側基部262に支持されている。
【0028】
血液ポンプ20は、第1固定部28と、第2固定部29とをさらに備えている。第1固定部28は、ガイド面241に沿って配置されたチューブ2の一方端側を固定可能である。第2固定部29は、ガイド面241に沿って配置されたチューブ2の他方端側を固定可能である。
【0029】
第1固定部28および第2固定部29の具体的な構成は特に限定されないが、本実施形態において、第1固定部28および第2固定部29は、蓋部25と基部26とにより構成される貫通孔である。第1固定部28および第2固定部29は、血液浄化装置1の正面側(すなわち、本体部15の前面16側)から視認可能に位置している。
【0030】
基部26(外側基部261)には、第1凹条部263aおよび第2凹条部263bが形成されている。第1凹条部263aおよび第2凹条部263bは、それぞれ、血液浄化装置1の正面側(すなわち、本体部15の前面16側)に向かって延びている。蓋部25が、第1凹条部263aを覆うことにより、貫通孔(第1固定部28)が形成される。このため、チューブ2の一方端側は、蓋部25を開状態とすることにより、第1凹条部263aに嵌め込むことができる。ひいては、第1固定部28にチューブ2の一方端側を取り付けることができる。また、蓋部25が、第2凹条部263bを覆うことにより、貫通孔(第2固定部29)が形成される。このため、チューブ2の他方端側は、蓋部25を開状態とすることにより、第2凹条部263bに嵌め込むことができる。ひいては、第2固定部29にチューブ2の他方端側を取り付けることができる。
【0031】
そして、第1固定部28および第2固定部29は、チューブ2のうちガイド面241に沿って配置された部分の延在方向中心Cより下方に位置し、かつ、水平面に沿って並んでいる。この構成により、チューブ2取り付けおよび取り外しの際にガイド面241および各固定箇所でのチューブ2の位置が視認しやすくなる。ひいては、血液ポンプ20へのチューブ2の取り付けおよび取り外しの作業性が向上する。
【0032】
なお、図1および図2に示すように、本開示の一実施形態に係る血液浄化装置1は、透析液、補液、排液をそれぞれ輸送する複数の他のポンプ30をさらに備えていてもよい。他のポンプ30は、ローラポンプであってもよいし、他の種類のポンプであってもよい。他のポンプ30は、血液ポンプ20と同様の構成を備えていてもよい。しかしながら、血液浄化装置1の小型化などの観点から、他のポンプ30は、フィンガータッチ式のチューブポンプであることが好ましい。
【0033】
[付記]
以上のように、本開示の実施形態は以下のような開示を含む。
【0034】
(構成1)
血液浄化器(10)と、
前記血液浄化器(10)に接続された可撓性のチューブ(2)を取り付けることにより、前記チューブ(2)内の血液を前記血液浄化器(10)に輸送可能な血液ポンプ(20)とを備え、
前記血液ポンプ(20)は、
軸方向(A)に延在し、前記軸方向(A)が鉛直方向(Y)に対して斜めに傾斜している、回動可能な軸部(21)と、
前記軸部(21)に取り付けられたローラ支持部材(22)と、
前記ローラ支持部材(22)に取り付けられて、前記軸方向(A)から見て前記軸部(21)の周方向に並んで配置された複数のローラ(23)と、
前記軸部(21)が回動したときに変位する前記複数のローラ(23)に対して前記軸部(21)の径方向外側に離隔して位置し、前記軸方向(A)から見たときに前記周方向に沿う円弧状に延びるガイド面(241)を有する、ステータ(24)と、
前記ガイド面(241)に沿って配置された前記チューブ(2)の一方端側を固定可能な第1固定部(28)と、
前記ガイド面(241)に沿って配置された前記チューブ(2)の他方端側を固定可能な第2固定部(29)とを備え、
前記第1固定部(28)および前記第2固定部(29)は、前記チューブ(2)のうち前記ガイド面(241)に沿って配置された部分の延在方向中心(C)より下方に位置し、かつ、水平面に沿って並んでいる、血液浄化装置(1)。
【0035】
(構成2)
前記軸部(21)の前記軸方向(A)は、前記鉛直方向(Y)とのなす角が45度以下である、構成1に記載の血液浄化装置(1)。
【0036】
(構成3)
前記軸部(21)の前記軸方向(A)は、前記鉛直方向(Y)とのなす角が15度以上である、構成1または構成2に記載の血液浄化装置(1)。
【0037】
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0038】
1 血液浄化装置、2 チューブ、10 血液浄化器、15 本体部、16 前面、17 上面、18 載置面、20 血液ポンプ、21 軸部、22 ローラ支持部材、23 ローラ、24 ステータ、241 ガイド面、25 蓋部、26 基部、261 外側基部、262 内側基部、263a 第1凹条部、263b 第2凹条部、28 第1固定部、29 第2固定部、30 他のポンプ。
図1
図2
図3
図4
図5