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▶ 山本 桂司の特許一覧

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  • 特開-「即時結束具」 図1
  • 特開-「即時結束具」 図2
  • 特開-「即時結束具」 図3
  • 特開-「即時結束具」 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023160689
(43)【公開日】2023-11-02
(54)【発明の名称】「即時結束具」
(51)【国際特許分類】
   B65D 63/10 20060101AFI20231026BHJP
【FI】
B65D63/10 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022079830
(22)【出願日】2022-04-21
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
(71)【出願人】
【識別番号】521360548
【氏名又は名称】山本 桂司
(72)【発明者】
【氏名】山本 桂司
【テーマコード(参考)】
3E085
【Fターム(参考)】
3E085BB34
3E085BG02
(57)【要約】
【課題】本発明は、イヤホンやヘッドホンなどのコードやケーブルなど線状物を巻いた直後簡単にケーブルを束ねて収納することができる結束具を提供する。
【解決手段】帯状の平面体2と、平面体には手の指を通し固定するための2つの輪状の固定部3で構成され、帯状の平面体2には、コードやケーブルを束ねた状態を保つための固定部3があり、固定するための磁石やマジックテープを有し、帯状の平面体2の内側でコードやケーブルの始点を挟んで固定し、帯状の平面体2の内側で巻いたコードやケーブルは磁石やマジックテープで巻いた状態を保ち固定することで外れない状態に保つこと特徴とする結束具である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状の平面体と、輪状にできた固定部が2つと、前記平面体には巻いたコードやケーブルを束ねる結束部を有し、輪状にできた固定部は平面体に垂直に固定され、反対面にはコードやケーブルを束ねるために磁石やマジックテープで固定するための固定部が設けられ、平面体に巻かれたコードやケーブルを固定部で束ね維持することにより、イヤホンのコードや電気コードなどのコードやケーブルを平面体に巻いた直後に結束を可能にすること特徴とする結束具。
【請求項2】
前記輪状にできた固定部に手の指を入れて帯状の平面体を固定し、帯状の平面体の反対側の輪状にできた固定部に手の親指を入れ、平面体の内側にコードやケーブルの巻き始めの始点部を固定し、コードやケーブルを束ねた後に平面体に設けられた磁石やマジックテープで挟み固定することができる前記請求項1に記載のコード結束具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コードやケーブルなど線状にできた物質に用いられる結束具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、結束ベルトや結束バンドは、手元で一度コードやケーブルを巻き、巻いた状態を手で保っておき、持ち直して結束ベルトで留める方法で行なっていた。そのため、コードやケーブルを束ねる際にコードやケーブルを片手で保持しておき、別の手で結束ベルトや結束バンドで束ねるという持ち直す手間が起きるという課題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明の課題は、簡単な構造と簡単な操作でコードやケーブルを一つに束ねて、即時に固定することができる結束具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するためのこの発明の手段は、コードやケーブルを巻く際に結束部が巻く軸になることにより、コードやケーブルを持ちかえることなく巻いた後に即時に結束できるように、結束時に磁石やマジックテープを用いて簡単に固定する。本発明は、以上の構成によりなる結束具である。
【発明の効果】
【0005】
(イ)コードやケーブルを巻いた後に簡単にかつ即時に束ねることができる。
(ロ)コードを有するイヤホンやヘッドホンなど携帯する際のケーブルを巻いた後に簡単に束ねることができる。
(ハ)コードを有するイヤホンやヘッドホンなどを携帯する際に、簡単に束ねることができるためカバンに収納する際の手間が最小限になる。
(ニ)コードを有するイヤホンやヘッドホンなどをカバンに入れて持ち運ぶ場合、コードやケーブルを簡単に束ねることができるためカバンの中でコードやケーブルが絡まることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、この発明である結束具を示す斜視図である。
図2図2は、この発明である結束具でコードを巻き始め、結束する前の状態の形を示す斜視図である。
図3図3は、この発明である結束具で巻いたコードを固定して結束した状態の形を示す斜視図である。
図4図4は、この発明である結束具を横から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1に示されるように、帯状の平面体2には手の指を通し固定するための2つの輪状の固定部3により構成されている。また、帯状の平面体2には、コードやケーブルを束ねた状態を保つための結束部4があり、固定するための磁石やマジックテープを有する。
【0008】
図2で示されるように、帯状の平面体2はコードやケーブルを巻くために柔軟な素材により曲線状になり、平面体の内側でコードやケーブルの始点を挟んで固定する。
【0009】
図3で示されるように、帯状の平面体2の内側で巻いたコードやケーブルは磁石やマジックテープにより巻いた状態を保つ結束部4により固定して外れない状態に保つこと可能にしている。
本発明は以上のような構造である。
【符号の説明】
【0010】
1 ワンタッチ結束具
2 帯状の平面体
3 手の指の固定部
4 磁石やマジックテープによる結束部
図1
図2
図3
図4