特開2023-160818IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

セパレーター(離型フィルム)を用いないセパレーターレスタイプの表面保護フィルムに関する。さらに詳細には、セパレーターレスタイプの、ロール状に巻回されているロール体の表面保護フィルムであって、前記基材の背面層が、印字性に優れ、シリコーンを含有する剥離層を備えていなくとも、前記基材の背面層と、前記粘着剤層との剥離力が低減され、且つ被着体に対する汚染性が低減された表面保護フィルムに関する。 さらに、本発明は、低速度剥離領域及び高速度剥離領域においての粘着力のバランスを取り、被着体から高速剥離を行ったときでも小さな力で再剥離できる、セパレーターレスタイプの表面保護フィルム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】セパレーターレスタイプの、ロール状に巻回されているロール体の表面保護フィルムであって、基材の背面層が印字性に優れ、シリコーンを含有する剥離層を備えていなくとも、前記基材の背面層と粘着剤層との剥離力が低減され、且つ被着体に対する汚染性が低減された表面保護フィルム及び光学フィルムを提供する。
【解決手段】(A)アルキル基の炭素数がC5~C14のアルキル(メタ)アクリレートモノマーと、(B)ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリル酸エステルモノマーと、(C)官能基としてカルボキシル基を含有せず水酸基を含有する共重合性ビニルモノマーと、を共重合させたアクリル系ポリマーと、(D)架橋剤として、3官能以上のイソシアネート化合物と、(E)架橋促進剤と、(F)ケトエノール互変異性体化合物とを含有し、剥離速度0.3m/minで剥離するときの剥離力が0.1N/25mm以下である。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載の発明は、粘着剤層を構成する粘着剤に金属キレートを架橋剤として添加することで、巻出し強度を所望の強度に維持しつつ、巻出し時に粘着剤層に凝集破壊が生じることを抑制できる、としている。 しかし、特許文献1の発明に係わる表面保護フィルムでは、実施例1~14の全てにおいて、剥離速度300mm/分における巻出し強度が0.17N/25mmを超えていることから、さらに巻出し強度を低減させて、巻出し時の操作性を向上させる必要があるという問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、粘着剤層と、基材と、基材の背面層とが順に積層されてなるセパレーターレスタイプの表面保護フィルムにおいて、前記粘着剤層を、アルキル(メタ)アクリレートモノマーと、ポリアルキレングリコール鎖含有モノ(メタ)アクリル酸エステルモノマーと、官能基としてカルボキシル基を含有せず水酸基を含有する共重合性ビニルモノマーと、を共重合させたアクリル系ポリマーと、架橋剤とを含有する粘着剤組成物を架橋さ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、セパレーターレスタイプの、ロール状に巻回されている表面保護フィルムであって、前記基材の背面層が、印字性に優れ、シリコーンを含有する剥離層を備えていなくとも、前記基材の背面層と、前記粘着剤層との剥離力が低減され、且つ被着体に対する汚染性が低減された表面保護フィルムを提供することができる。
また、本発明によれば、低速度剥離領域及び高速度剥離領域においての粘着力のバランスを取り、被着体から高速剥離を行ったときでも小さな力で再剥離できる、セパレーターレスタイプの表面保護フィルムを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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