(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023161232
(43)【公開日】2023-11-07
(54)【発明の名称】供給装置
(51)【国際特許分類】
F02M 21/04 20060101AFI20231030BHJP
【FI】
F02M21/04 P
F02M21/04 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022071463
(22)【出願日】2022-04-25
(71)【出願人】
【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【弁理士】
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100124062
【弁理士】
【氏名又は名称】三上 敬史
(74)【代理人】
【識別番号】100148013
【弁理士】
【氏名又は名称】中山 浩光
(72)【発明者】
【氏名】高橋 美由紀
(57)【要約】
【課題】ガス燃料と空気との混合状態の均質性を向上させることができる供給装置を提供する。
【解決手段】供給装置1は、エンジン2に供給される空気が流れる吸気管3と、吸気管3内にガス燃料を供給する燃料供給経路4と、吸気管3内に配設され、燃料供給経路4により供給されたガス燃料と吸気管3内に存在する空気とを混合させる燃料供給ミキサ5と、吸気管3内における燃料供給ミキサ5よりも下流側に空気を供給する空気供給経路6と、吸気管3内における燃料供給ミキサ5よりも下流側に配設され、空気供給経路6により供給された空気と吸気管3内に存在するガス燃料とを混合させる空気供給ミキサ7とを備え、空気供給経路6は、吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に空気を導入する複数の空気導入部13を有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンに空気及びガス燃料を供給する供給装置において、
前記エンジンに供給される空気が流れる吸気管と、
前記吸気管内にガス燃料を供給する燃料供給経路と、
前記吸気管内に配設され、前記燃料供給経路により供給されたガス燃料と前記吸気管内に存在する空気とを混合させる第1ミキサと、
前記吸気管内における前記第1ミキサよりも下流側に空気を供給する空気供給経路と、
前記吸気管内における前記第1ミキサよりも下流側に配設され、前記空気供給経路により供給された空気と前記吸気管内に存在するガス燃料とを混合させる第2ミキサとを備え、
前記空気供給経路は、前記吸気管の外周部から前記第2ミキサに空気を導入する複数の空気導入部を有する供給装置。
【請求項2】
前記空気供給経路は、前記吸気管における前記第1ミキサよりも上流側の部分と前記複数の空気導入部とを接続するバイパス管を更に有する請求項1記載の供給装置。
【請求項3】
前記燃料供給経路は、前記吸気管の外周部から前記第1ミキサにガス燃料を導入する複数の燃料導入部を有し、
前記空気導入部は、前記吸気管における前記燃料導入部に対応する位置に配置されている請求項1または2記載の供給装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
汎用エンジンの分野において、液化石油ガス(LPG)や液化天然ガス(LNG)等のガス燃料を用いたガスエンジンの需要が拡大している。また、カーボンニュートラルに向けて、水素等の新たな燃料のガスエンジンの開発が進んでいる。このような汎用ガスエンジンでは、コスト面や搭載スペース面等の観点から、簡易な構成であることが要求されている。
【0003】
従来においてガスエンジンに使用される供給装置としては、例えば特許文献1に記載されているような技術が知られている。特許文献1に記載の供給装置は、吸気が流れる吸気路と、吸気路内に配置されたミキサーベンチュリー部と、ミキサーベンチュリー部にガス燃料を導入する2次圧燃料導入路とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ガス燃料の種類によっては、吸気路内にガス燃料が導入されたときに、ガス燃料が吸気路の内周面側に偏在しやすくなることがある。この場合には、ガス燃料と空気とを均一に混合させることが困難になる。
【0006】
本発明の目的は、ガス燃料と空気との混合状態の均質性を向上させることができる供給装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、エンジンに空気及びガス燃料を供給する供給装置において、エンジンに供給される空気が流れる吸気管と、吸気管内にガス燃料を供給する燃料供給経路と、吸気管内に配設され、燃料供給経路により供給されたガス燃料と吸気管内に存在する空気とを混合させる第1ミキサと、吸気管内における第1ミキサよりも下流側に空気を供給する空気供給経路と、吸気管内における第1ミキサよりも下流側に配設され、空気供給経路により供給された空気と吸気管内に存在するガス燃料とを混合させる第2ミキサとを備え、空気供給経路は、吸気管の外周部から第2ミキサに空気を導入する複数の空気導入部を有する。
【0008】
このような供給装置においては、空気が吸気管内をエンジンに向けて流れると共に、燃料供給経路によりガス燃料が吸気管内に供給される。そして、第1ミキサにおいて、ガス燃料が吸気管内の空気と混合する。また、空気供給経路により空気が吸気管内における第1ミキサよりも下流側に供給される。そして、第2ミキサにおいて、空気が吸気管内のガス燃料と混合する。このとき、複数の空気導入部により吸気管の外周部から第2ミキサに空気が導入される。このため、吸気管における第1ミキサよりも下流側において、ガス燃料が吸気管の内周面側に偏在していても、吸気管の外周部から第2ミキサに導入される空気によって、吸気管の内周面側に偏在しているガス燃料が押し込まれる。従って、ガス燃料と空気との混合が促進される。これにより、ガス燃料と空気との混合状態の均質性が向上する。
【0009】
空気供給経路は、吸気管における第1ミキサよりも上流側の部分と複数の空気導入部とを接続するバイパス管を更に有してもよい。このような構成では、吸気管内を流れる空気の一部がバイパス管内を流れて第2ミキサに導入される。従って、空気供給経路の構成を簡素化することができる。
【0010】
燃料供給経路は、吸気管の外周部から第1ミキサにガス燃料を導入する複数の燃料導入部を有し、空気導入部は、吸気管における燃料導入部に対応する位置に配置されていてもよい。このような構成では、吸気管内におけるガス燃料が偏在しやすい複数の領域に空気が導入されることになる。従って、ガス燃料と空気との混合が更に促進されるため、ガス燃料と空気との混合状態の均質性が更に向上する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ガス燃料と空気との混合状態の均質性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の一実施形態に係る供給装置を示す概略構成図である。
【
図3】燃料供給ミキサを燃料導入部と共に示す断面図である。
【
図4】空気供給ミキサを空気導入部と共に示す断面図である。
【
図5】吸気管における燃料供給ミキサの下流側近傍の燃料分布を示す図である。
【
図6】空気供給ミキサ部の燃料分布を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る供給装置を示す概略構成図である。
図2は、
図1に示された供給装置の平面図である。
図1及び
図2において、本実施形態の供給装置1は、車両(図示せず)に搭載されている。供給装置1は、エンジン2に空気及びガス燃料を供給する装置である。ガス燃料としては、水素が使用される。
【0015】
供給装置1は、吸気管3と、燃料供給経路4と、燃料供給ミキサ5と、空気供給経路6と、空気供給ミキサ7とを備えている。
【0016】
吸気管3は、エンジン2と接続されている。吸気管3は、エンジン2に供給される空気が流れる配管である。吸気管3には、エンジン2に供給される空気の流量を制御するスロットルバルブ8が配設されている。吸気管3には、略垂直に曲げられたベンド部3Aが設けられている。
【0017】
燃料供給経路4は、吸気管3内にガス燃料を供給する経路である。燃料供給経路4は、吸気管3内に向けてガス燃料が流れる燃料供給管9と、この燃料供給管9と接続された複数(ここでは2つ)の燃料導入部10とを有している。燃料供給管9には、吸気管3内に供給されるガス燃料の流量を制御する流量制御弁11が配設されている。
【0018】
燃料供給ミキサ5は、吸気管3内に配設されている。燃料供給ミキサ5は、吸気管3内におけるベンド部3Aよりも上流側に配置されている。燃料供給ミキサ5は、燃料供給経路4により供給されたガス燃料と吸気管3内に存在する空気とを混合させる第1ミキサである。
【0019】
空気供給経路6は、吸気管3内における燃料供給ミキサ5よりも下流側に空気を供給する経路である。空気供給経路6は、吸気管3に分岐接続され、空気が流れるバイパス管12と、このバイパス管12と接続された複数(ここでは2つ)の空気導入部13とを有している。バイパス管12は、燃料供給ミキサ5を迂回するように吸気管3における燃料供給ミキサ5よりも上流側の部分と複数の空気導入部13とを接続している。
【0020】
空気供給ミキサ7は、吸気管3内における燃料供給ミキサ5よりも下流側に配設されている。空気供給ミキサ7は、吸気管3内におけるベンド部3Aよりも下流側に配置されている。空気供給ミキサ7は、空気供給経路6により供給された空気と吸気管3内に存在するガス燃料とを混合させる第2ミキサである。
【0021】
図3は、燃料供給ミキサ5を燃料導入部10と共に示す断面図である。なお、
図3(b)は、
図3(a)のB3-B3線断面図である。
図3において、燃料供給ミキサ5は、吸気管3内の空気の流れを絞ることで、空気の流速を増加させて低圧部を作り出す円環状のベンチュリ部14から構成されている。ベンチュリ部14は、吸気管3の内周面3aに固定されている。
【0022】
燃料導入部10は、吸気管3の外周部から燃料供給ミキサ5にガス燃料を導入する管状部材である。2つの燃料導入部10は、互いに吸気管3の径方向に延びるように対向して配置されている。燃料導入部10は、燃料供給ミキサ5における内径が最も小さい部分を貫通した状態で、燃料供給ミキサ5に固定されている。燃料導入部10の先端部には、ガス燃料を吸気管3内に導出する導出口10aが設けられている。導出口10aの位置は、燃料供給ミキサ5における内径が最も小さい部分の内周面5aの位置とほぼ一致している。
【0023】
ガス燃料は、燃料供給ミキサ5を構成するベンチュリ部14のベンチュリ効果により発生する負圧によって、吸気管3の外周部から燃料供給ミキサ5に吸気管3の径方向に導入される。このとき、燃料導入部10が2つ設けられているため、ガス燃料が燃料供給ミキサ5に2方向から導入される。そして、ガス燃料と吸気管3内を流れる空気とが混合される。
【0024】
図4は、空気供給ミキサ7を空気導入部13と共に示す断面図である。なお、
図4(b)は、
図4(a)のB4-B4線断面図である。
図4において、空気供給ミキサ7は、吸気管3内の混合気の流れを絞ることで、混合気の流速を増加させて低圧部を作り出す円環状のベンチュリ部15を有している。混合気は、ガス燃料と空気との混合ガスである。ベンチュリ部15は、吸気管3の内周面3aに固定されている。
【0025】
空気導入部13は、吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に空気を導入する管状部材である。2つの空気導入部13は、互いに吸気管3の径方向に延びるように対向して配置されている。2つの空気導入部13は、吸気管3における各燃料導入部10に対応する位置に配置されている。
【0026】
空気導入部13は、空気供給ミキサ7における内径が最も小さい部分を貫通した状態で、空気供給ミキサ7に固定されている。空気導入部13の先端部には、空気を吸気管3内に導出する導出口13aが設けられている。導出口13aの位置は、空気供給ミキサ7における内径が最も小さい部分の内周面7aの位置にほぼ一致している。
【0027】
空気は、空気供給ミキサ7を構成するベンチュリ部15のベンチュリ効果により発生する負圧によって、吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に吸気管3の径方向に導入される。このとき、空気導入部13が2つ設けられているため、空気が空気供給ミキサ7に2方向から導入される。そして、空気と吸気管3内を流れる混合気中のガス燃料とが混合される。
【0028】
以上のような供給装置1において、吸気管3内をエンジン2に向けて空気が流れると共に、燃料供給経路4の燃料導入部10によりガス燃料が吸気管3の外周部から燃料供給ミキサ5に導入されることで、ガス燃料と空気とが混合される。
【0029】
ここで、ガス燃料である水素の密度は低いため、燃料供給ミキサ5にガス燃料が導入されると、燃料供給ミキサ5よりも下流側において吸気管3の内周面3a側にガス燃料が偏在しやすくなる。例えば
図5に示されるように、吸気管3における燃料供給ミキサ5の下流側の近傍では、吸気管3内における燃料導入部10の位置に対応する両側の領域Aにガス燃料が偏在しやすい。このため、ガス燃料と空気との混合が促進されにくい。
【0030】
ただし、吸気管3内を流れる空気の一部は、バイパス管12内を流れる。そして、その空気は、空気導入部13により吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に導入される。すると、
図6に示されるように、導入された空気が、吸気管3内の各領域Aに偏在しているガス燃料を吸気管3の径方向内側(径方向中心側)に押し込む。これにより、混合気中のガス燃料と空気との混合が促進される。
【0031】
以上のように本実施形態にあっては、空気が吸気管3内をエンジン2に向けて流れると共に、燃料供給経路4によりガス燃料が吸気管3内に供給される。そして、燃料供給ミキサ5において、ガス燃料が吸気管3内の空気と混合する。また、空気供給経路6により空気が吸気管3内における燃料供給ミキサ5よりも下流側に供給される。そして、空気供給ミキサ7において、空気が吸気管3内のガス燃料と混合する。このとき、複数の空気導入部13により吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に空気が導入される。このため、吸気管3における燃料供給ミキサ5よりも下流側において、ガス燃料が吸気管3の内周面3a側に偏在していても、吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に導入される空気によって、吸気管3の内周面3a側に偏在しているガス燃料が押し込まれる。従って、ガス燃料と空気との混合が促進される。これにより、ガス燃料と空気との混合状態の均質性が向上する。その結果、適切な混合状態の混合気をエンジン2に供給することができる。
【0032】
また、本実施形態では、吸気管3内を流れる空気の一部がバイパス管12内を流れて空気供給ミキサ7に導入される。従って、空気供給経路6の構成を簡素化することができる。
【0033】
また、本実施形態では、複数の空気導入部13は、吸気管3における複数の燃料導入部10に対応する位置に配置されている。このため、吸気管3内におけるガス燃料が偏在しやすい複数の領域に空気が導入されることになる。従って、ガス燃料と空気との混合が更に促進されるため、ガス燃料と空気との混合状態の均質性が更に向上する。
【0034】
また、本実施形態では、燃料供給ミキサ5はベンチュリ部14から構成されているため、燃料供給ミキサ5の構造が簡素化されると共に、圧力損失が低減される。また、デポの堆積等が抑制される等、信頼性を確保することができる。
【0035】
また、本実施形態では、空気供給ミキサ7はベンチュリ部15から構成されているため、空気供給ミキサ7の構造が簡素化されると共に、圧力損失が低減される。また、燃料供給ミキサ5と同様に、信頼性を確保することができる。
【0036】
実際に、ガス燃料として水素を使用して、CFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)解析を行ったところ、ガス燃料と空気との混合気の均質度が向上することが確認された。混合気の均質度は、CV(Coefficient of Variation:変動計数)値によって判断した。CV値は、分散性の指標であり、下記式で表される。
CV[%]=(σ/ωmean)×100
σ:標準偏差
ωmean:平均値
【0037】
本実施形態のように空気供給経路6及び空気供給ミキサ7を備えた場合には、空気供給経路6及び空気供給ミキサ7を備えない場合に比べて、CV値が小さくなった。CV値が小さいほど、混合気の均質度が高くなる。
【0038】
また、空気供給経路6及び空気供給ミキサ7を備えた場合には、空気供給経路6及び空気供給ミキサ7を備えない場合に比べて、圧力損失が低くなった。その理由としては、ガス燃料と空気との混合気が吸気管3内のベンド部3Aを通過するときに乱流が発生するが、吸気管3内を流れる空気の一部がバイパス管12内を流れ、その分だけベンド部3Aを通過する空気量が少なくなるため、ベンド部3Aでの乱流が低減され、圧力損失が低くなると推測される。
【0039】
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、燃料供給ミキサ5が円環状のベンチュリ部14から構成されているが、特にそのような形態には限られない。例えば、燃料供給ミキサ5は、各燃料導入部10同士を連結するノズルを有し、そのノズルにガス燃料の出口が設けられていてもよい。また、燃料導入部10の数としては、特に複数には限られず、1つでもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、空気供給経路6は、吸気管3と接続されたバイパス管12を有し、吸気管3内を流れる空気の一部を空気供給ミキサ7に供給しているが、特にそのような形態には限られない。空気供給経路6は、吸気管3とは別の経路から空気を空気供給ミキサ7に供給してもよい。
【0041】
また、上記実施形態では、燃料供給ミキサ5は、吸気管3内におけるベンド部3Aよりも上流側に配置され、空気供給ミキサ7は、吸気管3内におけるベンド部3Aよりも下流側に配置されているが、特にそのような形態には限られない。燃料供給ミキサ5及び空気供給ミキサ7は、何れも吸気管3内におけるベンド部3Aよりも上流側に配置されていてもよいし、或いは何れも吸気管3内におけるベンド部3Aよりも下流側に配置されていてもよい。
【0042】
また、上記実施形態では、空気導入部13は、吸気管3の径方向に延びるように配置されているが、特にそのような形態には限られない。空気導入部13は、吸気管3の外周部から空気供給ミキサ7に空気を導入するのであれば、吸気管3の径方向に交差して延びるように配置されていてもよい。燃料導入部10についても同様である。
【0043】
また、上記実施形態では、ガス燃料として水素が使用されているが、使用されるガス燃料としては、特に水素には限られず、LPGまたはLNG等であってもよい。
【符号の説明】
【0044】
1…供給装置、2…エンジン、3…吸気管、4…燃料供給経路、5…燃料供給ミキサ(第1ミキサ)、6…空気供給経路、7…空気供給ミキサ(第2ミキサ)、10…燃料導入部、12…バイパス管、13…空気導入部。