(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023161445
(43)【公開日】2023-11-07
(54)【発明の名称】防弾ベスト
(51)【国際特許分類】
F41H 1/02 20060101AFI20231030BHJP
A41D 13/05 20060101ALI20231030BHJP
【FI】
F41H1/02
A41D13/05 118
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022071847
(22)【出願日】2022-04-25
(71)【出願人】
【識別番号】722014321
【氏名又は名称】東洋紡エムシー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】野村 幸弘
(72)【発明者】
【氏名】阿比留 茂雄
【テーマコード(参考)】
3B011
3B211
【Fターム(参考)】
3B011AB04
3B211AB04
(57)【要約】
【課題】装着が容易であるとともに、重量の増加を抑制した構造を備える防弾ベストを提供する。
【解決手段】この防弾ベスト1は、前身頃10は、防弾性能を有し、装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃本体11と、防弾性能を有さず、前身頃10に対して着脱可能に設けられ、前身頃10の右半身または左半身の表側に装着される併せ前身頃20とを含み、装着者の左側において、前身頃本体11と後身頃30とが着脱可能に連結され、装着者の右側において、併せ前身頃20と後身頃30とが着脱可能に連結されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃と、防弾性能を有し、装着者の背部を覆う後身頃とを備える、防弾ベストであって、
前記前身頃は、
防弾性能を有し、装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃本体と、
防弾性能を有さず、前記前身頃に対して着脱可能に設けられ、前記前身頃の右半身または左半身の表側に装着される併せ前身頃とを含み、
前記併せ前身頃が、右半身の表側に装着される場合には、
装着者の左側において、前記前身頃本体と前記後身頃とが着脱可能に連結され、
装着者の右側において、前記併せ前身頃と前記後身頃とが着脱可能に連結され、
前記併せ前身頃が、左半身の表側に装着される場合には、
装着者の左側において、前記併せ前身頃と前記後身頃とが着脱可能に連結され、
装着者の右側において、前記前身頃本体と前記後身頃とが着脱可能に連結される、
防弾ベスト。
【請求項2】
前記併せ前身頃と前記前身頃本体との着脱には、
前記前身頃本体の略中心位置では、前記併せ前身頃および前記前身頃本体に設けられた上下方向のスライドファスナが用いられている、
請求項1に記載の防弾ベスト。
【請求項3】
前記前身頃本体の左側または右側の位置では、前記併せ前身頃および前記前身頃本体に設けられたドットボタンが用いられている、
請求項2に記載の防弾ベスト。
【請求項4】
前記前身頃本体と前記後身頃との着脱、および、前記併せ前身頃と前記後身頃との着脱には、面ファスナが用いられる、
請求項1に記載の防弾ベスト。
【請求項5】
前記後身頃は、前記前身頃側に延びる肩ベルトを含み、
前記前身頃本体および前記併せ前身頃との着脱には、前記肩ベルトに設けられた前記面ファスナが用いられる、
請求項4に記載の防弾ベスト。
【請求項6】
前記後身頃は、前記前身頃側に延びる腰ベルトを含み、
前記前身頃本体および前記併せ前身頃との着脱には、前記腰ベルトに設けられた前記面ファスナが用いられる、
請求項4に記載の防弾ベスト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、防弾ベストに関する。
【背景技術】
【0002】
防弾ベストは、その形態から、かぶり式と羽織式との2種類に大別できる。かぶり式は、セーターのように頭から防弾ベストを被ることで着用するが、防弾ベストを装着するには、ヘルメット、マスク等の装着具を一旦身体から外す必要がある。そのため、かぶり式の防弾ベストの装着には、手間及び時間を要していた。
【0003】
一方、羽織式の防弾ベストは、カーディガンのように前身頃が前で開くことから、防弾ベストの装着は容易であるが、前側の開き部分の防弾性能を維持するために、前身頃部分での重なり箇所が多くなり、防弾ベストの重量が重くなる。
【0004】
身体を保護するベストとして、実用新案登録第3189275号公報(特許文献1)、特開2001-20109号公報(特許文献2)等が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3189275号公報
【特許文献2】特開2001-20109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示では、装着が容易であるとともに、重量の増加を抑制した構造を備える、防弾ベストを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の防弾ベストは、以下の構成を有する。
[1]:この防弾ベストは、装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃と、防弾性能を有し、装着者の背部を覆う後身頃とを備える。
【0008】
上記前身頃は、防弾性能を有し、装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃本体と、防弾性能を有さず、上記前身頃に対して着脱可能に設けられ、上記前身頃の右半身または左半身の表側に装着される併せ前身頃とを含み、上記併せ前身頃が、右半身の表側に装着される場合には、装着者の左側において、上記前身頃本体と上記後身頃とが着脱可能に連結され、装着者の右側において、上記併せ前身頃と上記後身頃とが着脱可能に連結される。
【0009】
上記併せ前身頃が、左半身の表側に装着される場合には、装着者の左側において、上記併せ前身頃と上記後身頃とが着脱可能に連結され、装着者の右側において、上記前身頃本体と上記後身頃とが着脱可能に連結される。
【0010】
[2]:上記[1]の防弾ベストにおいて、上記併せ前身頃と上記前身頃本体との着脱には、上記前身頃本体の略中心位置では、上記併せ前身頃および前身頃本体に設けられた上下方向のスライドファスナが用いられる。
【0011】
[3]:上記[1]または[2]の防弾ベストにおいて、上記前身頃本体の左側または右側の位置では、上記併せ前身頃および上記前身頃本体に設けられたドットボタンが用いられる。
【0012】
[4]:上記[1]から[3]のいずれかの防弾ベストにおいて、上記前身頃本体と上記後身頃との着脱、および、上記併せ前身頃と上記後身頃との着脱には、面ファスナが用いられる。
【0013】
[5]:上記[4]に記載の防弾ベストにおいて、上記後身頃は、上記前身頃側に延びる肩ベルトを含み、上記前身頃本体および上記併せ前身頃との着脱には、上記肩ベルトに設けられた上記面ファスナが用いられる。
【0014】
[6]:上記[4]または[5]に記載の防弾ベストにおいて、上記後身頃は、上記前身頃側に延びる腰ベルトを含み、上記前身頃本体および上記併せ前身頃との着脱には、上記腰ベルトに設けられた上記面ファスナが用いられる。
【発明の効果】
【0015】
本開示に従えば、装着が容易であるとともに、重量の増加を抑制した構造を備える、防弾ベストの提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図2】実施の形態の防弾ベストの前身頃を開いた斜視図である。
【
図5】実施の形態の防弾ベストの前身頃の外側展開図である。
【
図6】実施の形態の防弾ベストの前身頃本体の外側展開図である。
【
図7】実施の形態の防弾ベストの前身頃本体の内側展開図である。
【
図8】実施の形態の防弾ベストの併せ前身頃の外側展開図である。
【
図9】実施の形態の防弾ベストの併せ前身頃の内側展開図である。
【
図10】実施の形態の防弾ベストの後身頃の外側展開図である。
【
図11】実施の形態の防弾ベストの後身頃の内側展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本開示に基づいた実施の形態の防弾ベストについて、以下、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
【0018】
以下の説明では、防弾ベストを着用した場合に装着者の身体側に位置する面を「内側」と呼び、内側の反対側の面を「外側」と呼ぶ。明細書中、「右」は、防弾ベストを着用した装着者の右手側を意味し、「左」は、防弾ベストを着用した装着者の左手側を意味する。また、「上」は、防弾ベストを着用した装着者の頭部側を意味し、「下」は、防弾ベストを着用した装着者の腰側を意味する。また、防弾とは、遮蔽物を設けて銃弾の貫通を防ぐことを意味する。
【0019】
[防弾ベスト1]
図1、
図5から
図11を参照して、本実施の形態の防弾ベスト1の構成について説明する。
図1は、防弾ベスト1の斜視図、
図5は、防弾ベスト1の前身頃10の外側展開図、
図6は、防弾ベスト1の前身頃本体11の外側展開図、
図7は、防弾ベスト1の前身頃本体11の内側展開図、
図8は、防弾ベスト1の併せ前身頃20の外側展開図、
図9は、防弾ベスト1の併せ前身頃20の内側展開図、
図10は、防弾ベスト1の後身頃30の外側展開図、
図11は、防弾ベスト1の後身頃30の内側展開図である。
【0020】
図1および
図5を参照して、防弾ベスト1は、装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃10と、防弾性能を有し、装着者の背部を覆う後身頃30とを備える。前身頃10は、防弾性能を有し、装着者の胸部、腹部、および、両脇部を覆う前身頃本体11と、防弾性能を有さず、前身頃10に対して着脱可能に設けられ、前身頃10の右半身または左半身の表側に装着される併せ前身頃20を含む。本実施の形態では、前身頃10の左半身の表側に装着される場合について説明する。前身頃10の左半身の表側に装着される併せ前身頃の場合であって構成は同じである。
【0021】
図5を参照して、前身頃10は、前身頃本体11と併せ前身頃20とを含む。
図6および
図7を参照して、前身頃本体11は、装着者の左脇腹を覆うように延びる左脇腹部11aおよび装着者の右脇腹を覆うように延びる右脇腹部11bを有する。前身頃本体11は、装着者の胸を覆う胸当て部11cを有する。胸当て部11cの両側の上方には、肩部11gが設けられている。
【0022】
左側の肩部11gと左脇腹部11aとの間は、緩やかに内側に湾曲した左脇凹部11dが設けられている。右側の肩部11gと右脇腹部11bとの間は、緩やかに内側に湾曲した右脇凹部11eが設けられている。両側の肩部11gの間には、緩やかに内側に湾曲した首回り凹部11fが設けられている。
【0023】
前身頃本体11の胸当て部11cのスライドファスナ12の左側には、矩形の面ファスナ13が設けられている。前身頃本体11の略中央部には上下方向に延びるように一方のスライドファスナ12が設けられている。左脇腹部11aの外側面には、矩形の面ファスナ14が設けられている。面ファスナ13および面ファスナ14の形態は、矩形に限定されるものではない。前身頃本体11の胸当て部11cの右側および右脇腹部11bの縁部には、合計3か所にドットボタン15が設けられている。ドットボタン15を設ける数量は適宜選択可能である。
【0024】
図5、
図8、および、
図9を参照して、併せ前身頃20は、併せ前身頃本体21を有する。併せ前身頃本体21は、装着者の右脇腹を覆うように延びる右脇腹部21aを有する。併せ前身頃本体21は、装着者の胸を覆う胸当て部21bを有する。併せ前身頃本体21の左縁部には、前身頃本体11の胸当て部11cに設けられたスライドファスナ12に噛み合うスライドファスナ22が設けられている。右脇腹部21aと胸当て部21bとの右縁部には緩やかに内側に湾曲した右脇凹部21cが設けられている。
【0025】
併せ前身頃本体21の胸当て部21bのスライドファスナ12の右側には、矩形の面ファスナ24が設けられている。右脇腹部21aの外側面には、矩形の面ファスナ23が設けられている。面ファスナ23および面ファスナ24の形態は、矩形に限定されるものではない。併せ前身頃本体21の胸当て部21bの右側および右脇腹部21aの縁部には、前身頃本体11のドットボタン15に嵌合するようにドットボタン25が設けられている。
【0026】
図10および
図11を参照して、後身頃30は、後身頃本体31を有する。後身頃本体31は、装着者の右脇腹を覆うように延びる右脇腹部31aおよび装着者の左脇腹を覆うように延びる左脇腹部31bを有する。後身頃本体31の両側の上方には、肩部31gが設けられている。
【0027】
右側の肩部31gと右脇腹部31aとの間は、緩やかに内側に湾曲した右脇凹部31dが設けられている。左側の肩部31gと左脇腹部31bとの間は、緩やかに内側に湾曲した左脇凹部31eが設けられている。両側の肩部31gの間には、緩やかに内側に湾曲した首回り凹部31fが設けられている。
【0028】
後身頃本体31の両側の肩部31gには、前身頃10側に延びる肩ベルト32が設けられている。肩ベルト32の先端部分には、つまみ部33が設けられている。肩ベルト32の内側には、面ファスナ34が設けられている。
【0029】
後身頃本体31の下方には、前身頃10側に延びる腰ベルト36を含む。腰ベルト36は、後身頃本体31の外側面には腰ベルト支持部材35が設けられている。腰ベルト支持部材35は、後身頃本体31とともに内部が空洞になっており、腰ベルト36が通過可能に設けられている。
【0030】
腰ベルト36の両端部の内側面には、面ファスナ38が設けられている。腰ベルト36の両端部の先端部の下側には、つまみ部37が設けられている。
【0031】
(防弾ベスト1の装着)
次に、再び
図1、および、
図2から
図4を参照して、上記構成を備える防弾ベスト1の装着状態について説明する。
図2は、防弾ベスト1の前身頃10を開いた斜視図、
図3は、防弾ベスト1の正面図、
図4は、防弾ベスト1の背面図である。なお、後身頃本体31の首回り凹部31fには、装着者の首回りを保護するネックプロテクタ50が取り付けられている。
【0032】
防弾ベスト1の装着状態においては、前身頃本体11に併せ前身頃20が装着されている。前身頃本体11に設けられたスライドファスナ12と併せ前身頃20に設けられたスライドファスナ22とが閉じられるとともに、好ましくは、前身頃本体11に設けられたドットボタン15と併せ前身頃20に設けられたドットボタン25とが嵌合する。前身頃本体11に設けられたスライドファスナ12と併せ前身頃20に設けられたスライドファスナ22とにより、防弾ベスト1の形態が維持できる場合には、前身頃本体11および併せ前身頃20に必ずしもドットボタンを設ける必要はない。
【0033】
腰回りにおいては、併せ前身頃本体21の右脇腹部21aに設けられた面ファスナ23に、後身頃本体31に設けられた腰ベルト36の面ファスナ38が係止される。装着者の体形に応じて、右脇腹部21aの面ファスナ23に対する腰ベルト36の面ファスナ38の位置は、調整可能である。面ファスナ38を面ファスナ23から引き離す際には、腰ベルト36の先端に設けられたつまみ部37を用いるとよい。
【0034】
左側においても、前身頃本体11の左脇腹部11aに設けられた面ファスナ14に、後身頃本体31に設けられた腰ベルト36の面ファスナ38が係止される。装着者の体形に応じて、左脇腹部11aの面ファスナ14に対する腰ベルト36の面ファスナ38の位置は、調整可能である。面ファスナ38を面ファスナ14から引き離す際には、腰ベルト36の先端に設けられたつまみ部37を用いるとよい。
【0035】
肩周りにおいては、後身頃本体31に設けられた肩部31gの内面側に設けられた面ファスナ34が、併せ前身頃20に設けられた面ファスナ24に係止される。装着者の体形に応じて、併せ前身頃20に設けられた面ファスナ24に対する肩部31gの面ファスナ34の位置は、調整可能である。面ファスナ34を面ファスナ24から引き離す際には、肩部31gの先端に設けられたつまみ部33を用いるとよい。
【0036】
左側においても、後身頃本体31に設けられた肩部31gの内面側に設けられた面ファスナ34が、前身頃本体11に設けられた面ファスナ13に係止される。装着者の体形に応じて、前身頃本体11に設けられた面ファスナ13に対する肩部31gの面ファスナ34の位置は、調整可能である。面ファスナ34を面ファスナ13から引き離す際には、肩部31gの先端に設けられたつまみ部33を用いるとよい。
【0037】
図1を参照して、防弾ベスト1を上記のように装着した場合には、前身頃本体11の右脇凹部11eと後身頃本体31の右脇凹部31dとにより、右腕を通過させる領域が形成される。左側も同様に、前身頃本体11の左脇凹部11dと後身頃本体31の左脇凹部31eとにより、左腕を通過させる領域が形成される。
【0038】
前身頃本体11および後身頃本体31はいずれも防弾性能を有しいることから、防弾ベスト1としての機能を満足させる。
図2を参照して、防弾ベスト1を装着する際、または、脱着する際には、前身頃本体11に設けられたスライドファスナ12と併せ前身頃20に設けられたスライドファスナ22との閉じを開放する。これにより、羽織式の防弾ベストと同様に、前身頃を開放させた状態で、防弾ベスト1の装着・脱着が可能となり、ヘルメット、マスク等の装着具を一旦身体から外す必要がない。また、併せ前身頃20には、防弾機能が不要であることから、防弾ベスト1の総重量を大きく増加させることがない。
【0039】
このように、本開示における防弾ベスト1は、装着が容易であるとともに、重量の増加を抑制した構造を備えることを可能としている。
【0040】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0041】
1 防弾ベスト、10 前身頃、11 前身頃本体、11a,31b 左脇腹部、11b,21a,31a 右脇腹部、11c,21b 胸当て部、11d,31e 左脇凹部、11e,21c,31d 右脇凹部、11f,31f 首回り凹部、11g,31g 肩部、12,22 スライドファスナ、13,14,23,24,34,38 面ファスナ、15,25 ドットボタン、20 併せ前身頃、21 併せ前身頃本体、30 後身頃、31 後身頃本体、32 肩ベルト、33,37 つまみ部、35 腰ベルト支持部材、36 腰ベルト、50 ネックプロテクタ。