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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023161606
(43)【公開日】2023-11-08
(54)【発明の名称】コネクタセット
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/646 20110101AFI20231031BHJP
   H01R 12/71 20110101ALI20231031BHJP
【FI】
H01R13/646
H01R12/71
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022072027
(22)【出願日】2022-04-26
(71)【出願人】
【識別番号】000006231
【氏名又は名称】株式会社村田製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110000970
【氏名又は名称】弁理士法人 楓国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 義則
【テーマコード(参考)】
5E021
5E223
【Fターム(参考)】
5E021FA05
5E021FA11
5E021FB02
5E021FC19
5E223AB65
5E223BA07
5E223BB01
5E223CB31
5E223DA05
5E223DB11
5E223DB25
5E223EC71
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できるコネクタセットを提供することである。
【解決手段】第1信号端子は、突起部の前又は後の領域において左右方向に並ぶように枠部により支持されている。第1グランド端子は、枠部の左辺により支持されている。第2グランド端子は、突起部の左端部により支持されており、かつ、突起部の左端部の凹面及び左面において露出する露出部を有している。第2グランド端子は、第1グランド端子と接触していない。第2信号端子は、第2樹脂本体部材により支持され、かつ、第1信号端子に接触する。1以上の第3グランド端子は、第2樹脂本体部材により支持され、かつ、第1グランド端子及び第2グランド端子の露出部に接触する。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1コネクタ及び第2コネクタを備えるコネクタセットであって、
前記第1コネクタは、
第1樹脂本体部材と、
1以上の第1信号端子と、
第1グランド端子と、
前記第1グランド端子と接触していない第2グランド端子と、
を備えており、
前記第1樹脂本体部材は、
上下方向に見て、左右方向に延びている突起部と、
上下方向に見て、前記突起部の周囲を囲む環形状を有しており、かつ、左右方向に延びる前辺及び後辺並びに前後方向に延びる左辺及び右辺を有している枠部と、
を含んでおり、
前記1以上の第1信号端子は、前記突起部の前又は後の領域において左右方向に並ぶように前記枠部により支持されており、
前記第1グランド端子は、前記枠部の前記左辺により支持されており、
前記第2グランド端子は、前記突起部の左端部により支持されており、かつ、前記突起部の左端部の上面及び左面において前記突起部から露出する露出部分を有しており、
前記第2コネクタは、
第2樹脂本体部材と、
前記第2樹脂本体部材により支持され、かつ、前記1以上の第1信号端子に接触する1以上の第2信号端子と、
前記第2樹脂本体部材により支持され、かつ、前記第1グランド端子及び前記第2グランド端子の前記露出部分に接触する1以上の第3グランド端子と、
を備えている、
コネクタセット。
【請求項2】
前記第2グランド端子は、前記突起部により支持されている第2グランド端子本体部を含んでおり、
前記第1以上の3グランド端子は、前記第2グランド端子本体部に接触する、
請求項1に記載のコネクタセット。
【請求項3】
前記第2グランド端子は、前記前辺により支持されている第2グランド端子前部又は前記後辺により支持されている第2グランド端子後部の少なくとも一方を含んでおり、
前記1以上の第3グランド端子は、前記第2グランド端子前部又は前記第2グランド端子後部の少なくとも一方に接触する、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタセット。
【請求項4】
前記1以上の第3グランド端子において前記第2グランド端子本体部に接触する部分は、前記第2グランド端子本体部に接触するときに左方向に弾性変形する、
請求項2に記載のコネクタセット。
【請求項5】
前記第2グランド端子前部は、前記1以上の第3グランド端子に接触するときに前方向に弾性変形し、
前記第2グランド端子後部は、前記1以上の第3グランド端子に接触するときに後方向に弾性変形する、
請求項3に記載のコネクタセット。
【請求項6】
前記1以上の第3グランド端子において前記第2グランド端子前部に接触する部分の上下方向の位置及び前記1以上の第3グランド端子において前記第2グランド端子後部に接触する部分の上下方向の位置は、前記1以上の第2信号端子において前記1以上の第1信号端子に接触する部分の上下方向の位置と同じである、
請求項3に記載のコネクタセット。
【請求項7】
前記1以上の第1信号端子の数は、2以上であり、
前記2以上の第1信号端子は、前記後辺により支持されており、
前記2以上の第1信号端子及び前記第2グランド端子前部は、左右方向に等間隔に並んでいる、
請求項3に記載のコネクタセット。
【請求項8】
前記1以上の第3グランド端子の数は、1である、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタセット。
【請求項9】
前記1以上の第3グランド端子の数は、2であり、
前記2つの第3グランド端子の一方は、前記第1グランド端子に接触し、
前記2つの第3グランド端子の他方は、前記第2グランド端子に接触する、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタセット。
【請求項10】
前記第2グランド端子は、前記第1コネクタの他の端子に接触してない、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1コネクタ及び第2コネクタを備えるコネクタセットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のコネクタセットに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のコネクタセットが知られている。このコネクタセットは、コネクタ及び他コネクタを備えている。コネクタは、ハウジング、2つの取り付け金具及び複数のコンタクトを備えている。ハウジングは、上下方向に見て、左右方向に延びる長辺及び前後方向に延びる短辺を有する長方形状を有している。ハウジングは、上下方向に見て、長方形状の環形状を有している。複数のコンタクトは、ハウジングの2つの長辺により支持されている。2つの取り付け金具は、ハウジングの2つの短辺により支持されている。
【0003】
他コネクタは、ハウジング、2つの取り付け金具及び複数のコンタクトを備えている。ハウジングは、左右方向に延びている。複数のコンタクトは、ハウジングにより支持されている。2つの取り付け金具は、ハウジングの左端及び右端のそれぞれにより支持されている。
【0004】
以上のような他コネクタは、コネクタに接続される。具体的には、他コネクタのハウジングは、コネクタのハウジングに挿入される。このとき、他コネクタの複数のコンタクトのそれぞれは、コネクタの複数のコンタクトと接続される。他コネクタの2つの取り付け金具のそれぞれは、コネクタの2つの取り付け金具と接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第6751912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1に記載のコネクタセットでは、コネクタと他コネクタとの着脱が繰り返されることにより、コネクタの取り付け金具と他コネクタの取り付け金具とが摩耗及び塑性変形する場合がある。この場合、他コネクタがコネクタに取り付けられた状態であっても、他コネクタの取り付け金具とコネクタの取り付け金具との間に隙間が発生する。このような隙間は、寄生容量の発生の原因となる。そして、他コネクタの取り付け金具及びコネクタの取り付け金具が有するインダクタンス成分と前記寄生容量とにより、共振回路が形成される。その結果、共振回路の共振周波数を有する高周波ノイズが発生する。このような高周波ノイズがコネクタの複数のコンタクト及び他コネクタの複数のコンタクトに侵入すると、コネクタセットの高周波特性が劣化する。
【0007】
そこで、本発明の目的は、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できるコネクタセットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態に係るコネクタは、
第1コネクタ及び第2コネクタを備えるコネクタセットであって、
前記第1コネクタは、
第1樹脂本体部材と、
1以上の第1信号端子と、
第1グランド端子と、
前記第1グランド端子と接触していない第2グランド端子と、
を備えており、
前記第1樹脂本体部材は、
上下方向に見て、左右方向に延びている突起部と、
上下方向に見て、前記突起部の周囲を囲む環形状を有しており、かつ、左右方向に延びる前辺及び後辺並びに前後方向に延びる左辺及び右辺を有している枠部と、
を含んでおり、
前記1以上の第1信号端子は、前記突起部の前又は後の領域において左右方向に並ぶように前記枠部により支持されており、
前記第1グランド端子は、前記枠部の前記左辺により支持されており、
前記第2グランド端子は、前記突起部の左端部により支持されており、かつ、前記突起部の左端部の上面及び左面において前記突起部から露出する露出部分を有しており、
前記第2コネクタは、
第2樹脂本体部材と、
前記第2樹脂本体部材により支持され、かつ、前記1以上の第1信号端子に接触する1以上の第2信号端子と、
前記第2樹脂本体部材により支持され、かつ、前記第1グランド端子及び前記第2グランド端子の前記露出部分に接触する1以上の第3グランド端子と、
を備えている。
【0009】
以下に、本明細書における部材の位置関係について定義する。第1部材ないし第3部材は、コネクタセットの構成である。本明細書において、前後方向に並ぶ第1部材及び第2部材とは、以下の状態を示す。前後方向に垂直な方向に第1部材及び第2部材を見たときに、第1部材及び第2部材の両方が前後方向を示す任意の直線上に配置されている状態である。本明細書において、上下方向に見たときに前後方向に並ぶ第1部材及び第2部材とは、以下の状態を示す。上下方向に第1部材及び第2部材を見たときに、第1部材及び第2部材の両方が前後方向を示す任意の直線上に配置されている。この場合、上下方向とは異なる左右方向から第1部材及び第2部材を見ると、第1部材及び第2部材のいずれか一方が前後方向を示す任意の直線上に配置されていなくてもよい。なお、第1部材と第2部材とが接触していてもよい。第1部材と第2部材とが離れていてもよい。第1部材と第2部材との間に第3部材が存在していてもよい。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
【0010】
本明細書において、第1部材が第2部材の上に配置されるとは、以下の状態を指す。第1部材の少なくとも一部は、第2部材の真上に位置している。従って、上下方向に見て、第1部材は、第2部材と重なっている。この定義は、上下方向以外の方向にも適用される。
【0011】
本明細書において、第1部材が第2部材より上に配置されるとは、第1部材の少なくとも一部が第2部材の真上に位置している場合、及び、第1部材が第2部材の真上に位置せずに第1部材が第2部材の斜め上に位置している場合を含む。この場合、上下方向に見て、第1部材は、第2部材と重なっていなくてもよい。斜め上とは、例えば、左上、右上である。この定義は、上下方向以外の方向にも適用される。
【0012】
本明細書において、特に断りのない場合には、第1部材の各部について以下のように定義する。第1部材の前部とは、第1部材の前半分を意味する。第1部材の後部とは、第1部材の後半分を意味する。第1部材の左部とは、第1部材の左半分を意味する。第1部材の右部とは、第1部材の右半分を意味する。第1部材の上部とは、第1部材の上半分を意味する。第1部材の下部とは、第1部材の下半分を意味する。第1部材の前端とは、第1部材の前方向の端を意味する。第1部材の後端とは、第1部材の後方向の端を意味する。第1部材の左端とは、第1部材の左方向の端を意味する。第1部材の右端とは、第1部材の右方向の端を意味する。第1部材の上端とは、第1部材の上方向の端を意味する。第1部材の下端とは、第1部材の下方向の端を意味する。第1部材の前端部とは、第1部材の前端及びその近傍を意味する。第1部材の後端部とは、第1部材の後端及びその近傍を意味する。第1部材の左端部とは、第1部材の左端及びその近傍を意味する。第1部材の右端部とは、第1部材の右端及びその近傍を意味する。第1部材の上端部とは、第1部材の上端及びその近傍を意味する。第1部材の下端部とは、第1部材の下端及びその近傍を意味する。
【0013】
本明細書における任意の2つの部材を第1部材及び第2部材と定義した場合、任意の2つの部材の関係は以下のような意味になる。本明細書において、第1部材が第2部材により支持されているとは、第1部材が第2部材に対して移動不可能に第2部材に取り付けられている(すなわち、固定されている)場合、及び、第1部材が第2部材に対して移動可能に第2部材に取り付けられている場合を含む。また、第1部材が第2部材により支持されているとは、第1部材が第2部材に直接に取り付けられている場合、及び、第1部材が第3部材を介して第2部材に取り付けられている場合の両方を含む。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るコネクタセットによれば、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、コネクタセット1の斜視図である。
図2図2は、第1コネクタ10の斜視図である。
図3図3は、第1グランド端子14lの斜視図である。
図4図4は、第2グランド端子16lの斜視図である。
図5図5は、第2コネクタ110の斜視図である。
図6図6は、第1グランド端子14l及び第3グランド端子114lの外観斜視図である。
図7図7は、第2グランド端子16l及び第3グランド端子114lの外観斜視図である。
図8図8は、図1のA-Aにおける断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明の一実施形態に係る第1コネクタ10及び第2コネクタ110を備えるコネクタセット1について説明する。図1は、コネクタセット1の斜視図である。
【0017】
以下では、図1に示すように、第2コネクタ110と第1コネクタ10とが並ぶ方向を上下方向と定義する。また、第1コネクタ10において第1信号端子13a~13j(図2参照)が並ぶ方向を左右方向と定義する。左右方向は、上下方向に直交する。また、左右方向及び上下方向に直交する方向を前後方向と定義する。ただし、本明細書における上下方向、左右方向及び前後方向は、説明の便宜上定義した方向であり、コネクタセット1の使用時における上下方向、左右方向及び前後方向と一致していなくてもよい。また、各図面において、上方向と下方向とを入れ替えてもよいし、左方向と右方向とを入れ替えてもよいし、前方向と後方向とを入れ替えてもよい。
【0018】
コネクタセット1は、例えば、2つの回路基板を接続するために用いられる。コネクタセット1は、図1に示すように、第1コネクタ10及び第2コネクタ110を備えている。第1コネクタ10と第2コネクタ110とが接続されたときに、第2コネクタ110が第1コネクタ10の上に位置する。
【0019】
[第1コネクタの構造]
次に、第1コネクタ10の構造について説明する。図2は、第1コネクタ10の斜視図である。図3は、第1グランド端子14lの斜視図である。図4は、第2グランド端子16lの斜視図である。
【0020】
第1コネクタ10は、図2に示すように、第1樹脂本体部材12,第1信号端子13a~13j、第1グランド端子14l,14r及び第2グランド端子16l,16rを備えている。
【0021】
第1樹脂本体部材12は、図2に示すように、突起部12a、枠部12b及び連結部12cを含んでいる。突起部12aは、上下方向に見て、左右方向に延びている。より詳細には、突起部12aは、直方体状を有している。突起部12aは、上下方向に見て、左右方向に延びる2本の長辺及び前後方向に延びる2本の短辺を有している。
【0022】
枠部12bは、上下方向に見て、突起部12aの周囲を囲む環形状を有している。枠部12bは、上下方向に見て、長方形状の内縁及び長方形状の外縁を有している。従って、枠部12bは、左右方向に延びる前辺及び後辺並びに前後方向に延びる左辺及び右辺を有している。そして、突起部12aは、上下方向に見て、枠部12bに囲まれた領域内に位置している。突起部12aは、枠部12bに接していない。
【0023】
連結部12cは、図2に示すように、上下方向に見て、突起部12aと枠部12bとの間に位置し、かつ、突起部12aと枠部12bとを連結している。本実施形態では、連結部12cは、突起部12aの下部と枠部12bの下部とを連結している。第1樹脂本体部材12の材料は、絶縁材料である。第1樹脂本体部材12の材料は、例えば、樹脂である。
【0024】
第1信号端子13a~13jには、高周波信号が入出力する。第1信号端子13a~13jは、第1樹脂本体部材12により支持されている。より詳細には、第1信号端子13a~13eの一部分は、枠部12bの後辺に埋め込まれている。これにより、第1信号端子13a~13eは、突起部12aの後の領域において左右方向に並ぶように枠部12bにより支持されている。第1信号端子13a~13eは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。第1信号端子13f~13jの一部分は、枠部12bの前辺に埋め込まれている。第1信号端子13f~13jは、突起部12aの前の領域において左右方向に並ぶように枠部12bにより支持されている。第1信号端子13f~13jは、第1信号端子13a~13eの前に位置している。第1信号端子13f~13jは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。第1信号端子13a~13jは、棒状の金属部材に折り曲げ加工が施されることにより作製される。第1信号端子13a~13jの材料は、例えば、リン青銅等の銅系材料である。
【0025】
第1グランド端子14lは、グランド電位に接続される。第1グランド端子14lは、図2に示すように、第1樹脂本体部材12により支持されている。具体的には、第1グランド端子14lは、枠部12bの左辺、前辺及び後辺により支持されている。以下に、第1グランド端子14lの構造について説明する。
【0026】
第1グランド端子14lは、図2及び図3に示すように、第1グランド端子本体部14la、第1グランド端子前部14lb及び第1グランド端子後部14lcを含んでいる。第1グランド端子本体部14laは、枠部12bの左辺の左面、上面及び右面に設けられている。第1グランド端子本体部14laの一部分は、図2に示すように、枠部12bの左辺に埋め込まれている。第1グランド端子前部14lbは、枠部12bの前辺の左端部の前面、上面及び後面に設けられている。第1グランド端子前部14lbの一部分は、枠部12bの前辺に埋め込まれている。第1グランド端子後部14lcは、枠部12bの後辺の左端部の前面、上面及び後面に設けられている。第1グランド端子後部14lcの一部分は、枠部12bの後辺に埋め込まれている。
【0027】
第2グランド端子16lは、グランド電位に接続される。第2グランド端子16lは、図2に示すように、第1樹脂本体部材12により支持されている。また、第2グランド端子16lは、第1グランド端子14lと接触していない。更に、第2グランド端子16lは、第1コネクタ10の他の端子に接触していない。本実施形態では、第2グランド端子16lは、突起部12aの左端部により支持されている。そして、第2グランド端子16lは、突起部12aの左端部の上面及び左面において突起部12aから露出する露出部分Plを有している。
【0028】
第2グランド端子16lは、図2及び図4に示すように、第2グランド端子本体部16la、第2グランド端子前部16lb及び第2グランド端子後部16lcを含んでいる。第2グランド端子本体部16laは、突起部12aにより支持されている。本実施形態では、第2グランド端子本体部16laは、突起部12aの左端部に設けられている。第2グランド端子本体部16laは、露出部分Plを有している。
【0029】
第2グランド端子前部16lbは、枠部12bの前辺により支持されている。本実施形態では、第2グランド端子前部16lbは、第2グランド端子本体部16laから前方向に延びている。第2グランド端子前部16lbは、枠部12bの前辺の左部に設けられている。第2グランド端子前部16lbは、第1グランド端子前部14lbの右に位置している。そして、第1信号端子13f~13j及び第2グランド端子前部16lbは、左右方向に等間隔に並んでいる。
【0030】
第2グランド端子後部16lcは、枠部12bの後辺により支持されている。本実施形態では、第2グランド端子後部16lcは、第2グランド端子本体部16laから後方向に延びている。第2グランド端子後部16lcは、枠部12bの後辺の左部に設けられている。第2グランド端子後部16lcは、第1グランド端子後部14lcの右に位置している。そして、第1信号端子13a~13e及び第2グランド端子後部16lcは、左右方向に等間隔に並んでいる。
【0031】
第1グランド端子14r及び第2グランド端子16rのそれぞれは、第1グランド端子14l及び第2グランド端子16lと左右対称な構造を有しているので説明を省略する。第1グランド端子14l,14r及び第2グランド端子16l,16rは、金属部材に折り曲げ加工が施されることにより作製される。第1グランド端子14l,14r及び第2グランド端子16l,16rの材料は、例えば、リン青銅等の銅系材料である。
【0032】
以上のような第1コネクタ10では、第1樹脂本体部材12の下面が第1回路基板と向かい合うように、第1コネクタ10が第1回路基板(図示せず)に実装される。具体的には、第1信号端子13a~13j、第1グランド端子14l,14r及び第2グランド端子16l,16rの一部分は、第1樹脂本体部材12の底面から露出している。そこで、これらの部分のそれぞれに半田が塗布される。これにより、第1信号端子13a~13j、第1グランド端子14l,14r及び第2グランド端子16l,16rのそれぞれは、第1回路基板の電極に接続される。
【0033】
[第2コネクタの構造]
次に、第2コネクタ110の構造について説明する。図5は、第2コネクタ110の斜視図である。
【0034】
第2コネクタ110は、図5に示すように、第2樹脂本体部材112,第2信号端子113a~113j及び第3グランド端子114l,114rを備えている。
【0035】
第2樹脂本体部材112は、底面部112a及び枠部112bを含んでいる。枠部112bは、上下方向に見て、環形状を有している。より詳細には、枠部112bは、上下方向に見て、長方形状の外縁及び長方形状の内縁を有している。枠部112bの外縁及び枠部112bの内縁のそれぞれは、上下方向に見て、左右方向に延びる2本の長辺及び前後方向に延びる2本の短辺を有している。底面部112aは、図5に示すように、上下方向に見て、枠部112bに囲まれた領域の上面を塞いでいる。第2樹脂本体部材112の材料は、絶縁材料である。第2樹脂本体部材112の材料は、例えば、樹脂である。
【0036】
第2信号端子113a~113jには、高周波信号が入出力する。第2信号端子113a~113jは、第2樹脂本体部材112により支持されている。より詳細には、第2信号端子113a~113eの一部分は、枠部112bの後辺に埋め込まれている。第2信号端子113a~113eは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。第2信号端子113f~113jの一部分は、枠部112bの前辺に埋め込まれている。第2信号端子113f~113jは、第2信号端子113a~113eの前に位置している。第2信号端子113f~113jは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。第2信号端子113a~113jは、棒状の金属部材に折り曲げ加工が施されることにより作製される。第2信号端子113a~113jの材料は、例えば、リン青銅等の銅系材料である。
【0037】
第3グランド端子114lは、グランド電位に接続される。第3グランド端子114lは、第2樹脂本体部材112により支持されている。具体的には、第3グランド端子114lは、枠部112bの左辺、前辺及び後辺により支持されている。以下に、第3グランド端子114lの構造について説明する。
【0038】
第3グランド端子114lは、図5に示すように、第3グランド端子本体部114la、第3グランド端子前部114lb及び第3グランド端子後部114lcを含んでいる。第3グランド端子本体部114laは、枠部12bの左辺の左面、上面及び右面に設けられている。第3グランド端子本体部114laの一部分は、図5に示すように、枠部112bの左辺に埋め込まれている。第3グランド端子前部114lbは、枠部112bの前辺の左端部の前面、上面及び後面に設けられている。第3グランド端子前部114lbの一部分は、枠部112bの前辺に埋め込まれている。第3グランド端子後部114lcは、枠部112bの後辺の左端部の前面、上面及び後面に設けられている。第3グランド端子後部114lcの一部分は、枠部112bの後辺に埋め込まれている。
【0039】
第3グランド端子114rの構造は、第3グランド端子114lの構造と左右対称であるので、説明を省略する。第3グランド端子114l,114rは、金属部材に折り曲げ加工が施されることにより作製される。第3グランド端子114l,114rの材料は、例えば、リン青銅等の銅系材料である。
【0040】
以上のような第2コネクタ110では、第2樹脂本体部材112の下面が回路基板と向かい合うように、第2コネクタ110が第2回路基板(図示せず)に実装される。具体的には、第2信号端子113a~113j及び第3グランド端子114l,114rの一部分は、第2樹脂本体部材112の底面から露出している。そこで、これらの部分のそれぞれに半田が塗布される。これにより、第2信号端子113a~113j及び第3グランド端子114l,114rのそれぞれは、第2回路基板の電極に接続される。
【0041】
[コネクタセットの構造]
次に、コネクタセット1の構造について説明する。図6は、第1グランド端子14l及び第3グランド端子114lの外観斜視図である。図7は、第2グランド端子16l及び第3グランド端子114lの外観斜視図である。図8は、図1のA-Aにおける断面図である。
【0042】
図1及び図8に示すように、第2コネクタ110の枠部112bは、第1コネクタ10の枠部12bに囲まれた領域に挿入される。このとき、第1コネクタ10の突起部12aは、第2コネクタ110の枠部112bに囲まれた領域に挿入される。これにより、第2信号端子113a~113jのそれぞれは、第1信号端子13a~13jに接触する。また、第3グランド端子114lは、図6及び図7に示すように、第1グランド端子14l及び第2グランド端子16lの露出部分Plに接触する。第3グランド端子114rは、第1グランド端子14r及び第2グランド端子16rの露出部分Prに接触する。
【0043】
ここで、図6に示すように、第3グランド端子本体部114la、第3グランド端子前部114lb及び第3グランド端子後部114lcのそれぞれは、第1グランド端子本体部14la、第1グランド端子前部14lb及び第1グランド端子後部14lcに接触する。第1グランド端子本体部14laは、第3グランド端子本体部114laに接触するときに左方向に弾性変形する。
【0044】
図7に示すように、第3グランド端子本体部114la、第3グランド端子前部114lb及び第3グランド端子後部114lcのそれぞれ(第3グランド端子)は、第2グランド端子本体部16la、第2グランド端子前部16lb及び第2グランド端子後部16lcに接触する。そして、第3グランド端子本体部114la(第3グランド端子において第2グランド端子本体部に接触する部分)は、第2グランド端子本体部16laに接触するときに左方向に弾性変形する。第2グランド端子前部16lb(第2グランド端子において第3グランド端子前部に接触する部分)は、第3グランド端子前部114lb(第3グランド端子)に接触するときに前方向に弾性変形する。第2グランド端子後部16lcは、第3グランド端子後部114lc(第3グランド端子)に接触するときに後方向に弾性変形する。
【0045】
また、第3グランド端子前部114lb(第3グランド端子)において第2グランド端子前部16lbに接触する部分の上下方向の位置及び第3グランド端子後部114lc(第3グランド端子)において第2グランド端子後部16lcに接触する部分の上下方向の位置は、第2信号端子113a~113jのそれぞれにおいて第1信号端子13a~13jに接触する部分の上下方向の位置と同じである。
【0046】
[効果]
コネクタセット1によれば、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。より詳細には、第2グランド端子16lは、第1グランド端子14lと接触していない。これにより、第1コネクタ10と第2コネクタ110との着脱が繰り返されたときに、第1グランド端子14lに加わる力が第2グランド端子16lに伝達されにくいと共に、第2グランド端子16lに加わる力が第1グランド端子14lに伝達されにくい。従って、第1グランド端子14l及び第2グランド端子16lの摩耗及び塑性変形が抑制される。これにより、第3グランド端子114lは、第1グランド端子14l及び第2グランド端子16lに高い確率で接触する。よって、第1グランド端子14l及び第2グランド端子16lは、高い確率でグランド電位に接続される。その結果、第1グランド端子14lと第3グランド端子114lとの間に形成される寄生容量に起因するノイズの発生が抑制される。第2グランド端子16lと第3グランド端子114lとの間に形成される寄生容量に起因するノイズの発生が抑制される。その結果、コネクタセット1によれば、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。
【0047】
コネクタセット1によれば、以下の理由によっても、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。第2グランド端子16lは、グランド電位に接続され、かつ、第1グランド端子14l及び第3グランド端子114lと第1信号端子13a~13j及び第2信号端子113a~113jとの間に位置する。これにより、第2グランド端子16lは、電磁シールドとして機能する。その結果、コネクタセット1によれば、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。
【0048】
コネクタセット1では、第3グランド端子本体部114laは、第2グランド端子本体部16laに接触するときに左方向に弾性変形する。これにより、第3グランド端子本体部114laは、高い確率で第2グランド端子本体部16laに接触する。その結果、第2グランド端子16lが高い確率でグランド電位に接続される。以上より、コネクタセット1によれば、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。
【0049】
なお、第2グランド端子前部16lb及び第2グランド端子後部16lcのそれぞれも、第3グランド端子本体部114laと同じ理由により、高い確率で第3グランド端子前部114lb及び第3グランド端子後部114lcに接触する。よって、コネクタセット1によれば、高周波ノイズによる高周波特性の劣化を抑制できる。
【0050】
コネクタセット1では、第3グランド端子114lは、第2グランド端子本体部16la、第2グランド端子前部16lb及び第2グランド端子後部16lcに接触する。これにより、前後方向に長く伸びている第2グランド端子16lの全体は、均一にグランド電位に保たれるようになる。その結果、第2グランド端子16lは、第1グランド端子14l及び第3グランド端子114lと第1信号端子13a~13j及び第2信号端子113a~113jとの間をより効果的に電磁シールドする。
【0051】
コネクタセット1では、第3グランド端子114lは、第2グランド端子本体部16la、第2グランド端子前部16lb及び第2グランド端子後部16lcに接触する。これにより、第3グランド端子114lには、3方向から第2グランド端子16lが接触する。その結果、第2グランド端子16lと第3グランド端子114lとがより確実に接続されるようになる。
【0052】
コネクタセット1では、第3グランド端子前部114lbにおいて第2グランド端子前部16lbに接触する部分の上下方向の位置及び第3グランド端子後部114lcにおいて第2グランド端子後部16lcに接触する部分の上下方向の位置は、第2信号端子113a~113jのそれぞれにおいて第1信号端子13a~13jに接触する部分の上下方向の位置と同じである。これにより、第1コネクタ10と第2コネクタ110との接続時に、各端子が接触した感触が同時に発生する。その結果、ユーザは、第1コネクタ10と第2コネクタ110とが接続されたことを容易に認識できる。
【0053】
コネクタセット1によれば、第1信号端子13aにおける高周波信号の伝送特性と第1信号端子13cにおける高周波信号の伝送特性との間にばらつきが生じることが抑制される。より詳細には、図2に示すように、第1信号端子13a,13c,13eに高周波信号(Sig)が伝送され、第1信号端子13b,13dがグランド電位(GND)に接続される。第1信号端子13aに発生する特性インピーダンスの大きさは、第2グランド端子後部16lcと第1信号端子13aとの間に発生する容量及び第1信号端子13bと第1信号端子13aとの間に発生する容量に依存する。第1信号端子13cに発生する特性インピーダンスの大きさは、第1信号端子13bと第1信号端子13cとの間に発生する容量及び第1信号端子13dと第1信号端子13cとの間に発生する容量に依存する。そこで、第1信号端子13a~13e及び第2グランド端子後部16lcは、左右方向に等間隔に並んでいる。これにより、第1信号端子13aに発生する特性インピーダンスと第1信号端子13cに発生する特性インピーダンスとが近づく。その結果、コネクタセット1によれば、第1信号端子13aにおける高周波信号の伝送特性と第1信号端子13cにおける高周波信号の伝送特性との間にばらつきが生じることが抑制される。
【0054】
コネクタセット1では、第2グランド端子16lは、突起部12aの左端部の上面及び左面において突起部12aから露出する露出部分Plを有している。これにより、突起部12aの左端部が第2グランド端子16lにより保護されるので、第2コネクタ110が突起部12aの左端部に接触することが抑制される。よって、突起部12aが削れることが抑制される。
【0055】
(その他の実施形態)
本発明に係るコネクタセットは、コネクタセット1に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
【0056】
なお、第1コネクタ10は、第1信号端子13a~13e又は第1信号端子13f~13jのいずれか一方を備えていてもよい。
【0057】
なお、第1信号端子の数は、1以上であればよい。また、第2信号端子の数は、1以上であればよい。
【0058】
なお、第2グランド端子16lにおいて、第3グランド端子本体部114laに接触する部分には、凹部が設けられていてもよい。これにより、第2グランド端子16lと第3グランド端子114lとが高い確率で接続される。
【0059】
なお、第3グランド端子114lの数は、1であるとしたが、2であってもよい。この場合、2つの第3グランド端子114lの一方は、第1グランド端子14lに接触する。2つの第3グランド端子114rの他方は、第2グランド端子16lに接触する。この場合、第1グランド端子14l及び第2グランド端子16lのそれぞれが受ける力が低減される。
【0060】
なお、第2グランド端子16lは、第2グランド端子本体部16laのみを含んでいてもよい。
【0061】
なお、第2グランド端子16lは、第2グランド端子前部16lb又は第2グランド端子後部16lcのいずれか一方を含んでいてもよい。この場合、第3グランド端子114lは、第2グランド端子前部16lb又は第2グランド端子後部16lcの少なくとも一方に接触する。
【0062】
本発明は、以下の構造を有する。
【0063】
(1)
第1コネクタ及び第2コネクタを備えるコネクタセットであって、
前記第1コネクタは、
第1樹脂本体部材と、
1以上の第1信号端子と、
第1グランド端子と、
前記第1グランド端子と接触していない第2グランド端子と、
を備えており、
前記第1樹脂本体部材は、
上下方向に見て、左右方向に延びている突起部と、
上下方向に見て、前記突起部の周囲を囲む環形状を有しており、かつ、左右方向に延びる前辺及び後辺並びに前後方向に延びる左辺及び右辺を有している枠部と、
を含んでおり、
前記1以上の第1信号端子は、前記突起部の前又は後の領域において左右方向に並ぶように前記枠部により支持されており、
前記第1グランド端子は、前記枠部の前記左辺により支持されており、
前記第2グランド端子は、前記突起部の左端部により支持されており、かつ、前記突起部の左端部の上面及び左面において前記突起部から露出する露出部分を有しており、
前記第2コネクタは、
第2樹脂本体部材と、
前記第2樹脂本体部材により支持され、かつ、前記1以上の第1信号端子に接触する1以上の第2信号端子と、
前記第2樹脂本体部材により支持され、かつ、前記第1グランド端子及び前記第2グランド端子の前記露出部分に接触する1以上の第3グランド端子と、
を備えている、
コネクタセット。
【0064】
(2)
前記第2グランド端子は、前記突起部により支持されている第2グランド端子本体部を含んでおり、
前記第1以上の3グランド端子は、前記第2グランド端子本体部に接触する、
(1)に記載のコネクタセット。
【0065】
(3)
前記第2グランド端子は、前記前辺により支持されている第2グランド端子前部又は前記後辺により支持されている第2グランド端子後部の少なくとも一方を含んでおり、
前記1以上の第3グランド端子は、前記第2グランド端子前部又は前記第2グランド端子後部の少なくとも一方に接触する、
(1)又は(2)に記載のコネクタセット。
【0066】
(4)
前記1以上の第3グランド端子において前記第2グランド端子本体部に接触する部分は、前記第2グランド端子本体部に接触するときに左方向に弾性変形する、
(2)に記載のコネクタセット。
【0067】
(5)
前記第2グランド端子前部は、前記1以上の第3グランド端子に接触するときに前方向に弾性変形し、
前記第2グランド端子後部は、前記1以上の第3グランド端子に接触するときに後方向に弾性変形する、
(3)に記載のコネクタセット。
【0068】
(6)
前記1以上の第3グランド端子において前記第2グランド端子前部に接触する部分の上下方向の位置及び前記1以上の第3グランド端子において前記第2グランド端子後部に接触する部分の上下方向の位置は、前記1以上の第2信号端子において前記1以上の第1信号端子に接触する部分の上下方向の位置と同じである、
(3)に記載のコネクタセット。
【0069】
(7)
前記1以上の第1信号端子の数は、2以上であり、
前記2以上の第1信号端子は、前記後辺により支持されており、
前記2以上の第1信号端子及び前記第2グランド端子前部は、左右方向に等間隔に並んでいる、
(3)に記載のコネクタセット。
【0070】
(8)
前記1以上の第3グランド端子の数は、1である、
(1)ないし(7)のいずれかに記載のコネクタセット。
【0071】
(9)
前記1以上の第3グランド端子の数は、2であり、
前記2つの第3グランド端子の一方は、前記第1グランド端子に接触し、
前記2つの第3グランド端子の他方は、前記第2グランド端子に接触する、
(1)ないし(7)のいずれかに記載のコネクタセット。
【0072】
(10)
前記第2グランド端子は、前記第1コネクタの他の端子に接触してない、
(1)ないし(9)のいずれかに記載のコネクタセット。
【符号の説明】
【0073】
1:コネクタセット
10:第1コネクタ
12:第1樹脂本体部材
12a:突起部
12b:枠部
12c:連結部
13a~13j:第1信号端子
14l,14r:第1グランド端子
14la:第1グランド端子本体部
14lb:第1グランド端子前部
14lc:第1グランド端子後部
16l,16r:第2グランド端子
16la:第2グランド端子本体部
16lb:第2グランド端子前部
16lc:第2グランド端子後部
110:第2コネクタ
112:第2樹脂本体部材
112a:底面部
112b:枠部
113a~113j:第2信号端子
114l,114r:第3グランド端子
114la:第3グランド端子本体部
114lb:第3グランド端子前部
114lc:第3グランド端子後部
Pl,Pr:露出部分
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8