(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023016211
(43)【公開日】2023-02-02
(54)【発明の名称】マウスシールド及びマウスシールドの使用方法
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20230126BHJP
A62B 18/02 20060101ALI20230126BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A62B18/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021120377
(22)【出願日】2021-07-21
(71)【出願人】
【識別番号】591089349
【氏名又は名称】山下 三男
(74)【代理人】
【識別番号】100177921
【弁理士】
【氏名又は名称】坂岡 範穗
(72)【発明者】
【氏名】山下 三男
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA08
2E185BA12
(57)【要約】
【課題】着脱を容易にして手軽に用いることができるマウスシールド及びマウスシールドの使用方法を提供する。
【解決手段】マウスシールド1は、口の前にかざして唾の飛散を防止する板状の口覆い部10と、前記口覆い部10の下端部から下方に向けて設けられる把手部11と、を備える。マウスシールドの使用方法は、マイク2を前記把手部11の裏面に添わせて、前記マイク2と前記把手部11とを同時に手に持って、前記口覆い部10を口の前にかざして発声する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
口の前にかざして唾の飛散を防止する板状の口覆い部と、
前記口覆い部の下端部から下方に向けて設けられる把手部と、
を備えることを特徴とするマウスシールド。
【請求項2】
前記口覆い部と前記把手部とが1枚の平板で構成され、
前記把手部に縦方向の折曲げ線が設けられて、前記折曲げ線で折曲げられて裏面が凹状に変形可能な請求項1に記載のマウスシールド。
【請求項3】
前記口覆い部と前記把手部が1枚の板状部材から構成され、
前記把手部の横断面が折線状又は弧状をなして裏面が凹状に構成される請求項1に記載のマウスシールド。
【請求項4】
前記把手部に孔が設けられ、前記孔には手首に巻くための環状の紐材が通されている請求項2又は3に記載のマウスシールド。
【請求項5】
前記把手部の側端のうち上側から横方向に延伸されるマイク上保持帯と、
前記把手部の側端のうち下側から横方向に延伸されるマイク下保持帯と、を備える請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマウスシールド。
【請求項6】
前記マイク上保持帯と前記マイク下保持帯が前記把手部の左右に延伸されており、
一方のマイク上保持帯とマイク下保持帯にはその上端から下方に向かって複数の上切れ目が設けられ、
他方のマイク上保持帯とマイク下保持帯にはその下端から上方に向かって複数の下切れ目が設けられ、
前記上切れ目と前記下切れ目とを嵌め合わせて一方のマイク上保持帯と他方のマイク上保持帯、及び一方のマイク下保持帯と他方のマイク下保持帯を互いに係止可能な請求項5に記載のマウスシールド。
【請求項7】
前記把手部の側端又は前記口覆い部の下端から延伸されてマイクが差込可能な上環状部を備えるマイク上差込部と、
前記把手部の下端から延伸されてマイクが差込可能な下環状部を備えるマイク下差込部と、を備える請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマウスシールド。
【請求項8】
請求項2ないし7のいずれか1項に記載のマウスシールドを用いるマウスシールドの使用方法であって、
マイクを前記把手部の裏面に添わせて、
前記マイクと前記把手部とを同時に手に持って、前記口覆い部を口の前にかざして発声することを特徴とするマウスシールドの使用方法。
【請求項9】
請求項4に記載のマウスシールドを用いるマウスシールドの使用方法であって、
発声しないときは前記紐材を手首に巻いて前記マウスシールドを手首からぶら下げておき、
発声するときは、前記紐材を手首に巻くとともに前記把手部の裏面にマイクを添わせて同時に手に持って、前記口覆い部を口の前にかざすことを特徴とするマウスシールドの使用方法。
【請求項10】
請求項1ないし7のいずれか1項に記載のマウスシールドの使用方法であって、
前記マウスシールドを団扇として用いることを特徴とするマウスシールドの使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、会話時に唾が周囲に飛散することを防止するマウスシールドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載されているように、人の顎にあごブラケットを当接させるともに両耳に耳掛けベルト等を係止させて、遮蔽片で口の前を覆う遮口カバーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されている遮口カバーでは常時装着をしているため、頻繁に着脱するには不向きであった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、必要なときにのみ手軽に用いることができるマウスシールド及びマウスシールドの使用方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のマウスシールドは、
口の前にかざして唾の飛散を防止する板状の口覆い部と、
前記口覆い部の下端部から下方に向けて設けられる把手部と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明のマウスシールドによれば、把手部を手に持って口覆い部を口の前にかざすことができる。このため、会話をしないときにはマウスシールドをテーブルの上等に置く又は衣服のポケットの中に入れておき、会話するときのみ口の前を覆うことができる。また、団扇として使用することもできる。
【0008】
本発明のマウスシールドの好ましい例は、
前記口覆い部と前記把手部とが1枚の平板で構成され、
前記把手部に縦方向の折曲げ線が設けられて、前記折曲げ線で折曲げられて裏面が凹状に変形可能である。
【0009】
本発明のマウスシールドの好ましい例は、
前記口覆い部と前記把手部が1枚の板状部材から構成され、
前記把手部の横断面が折線状又は弧状をなして裏面が凹状に構成される。
【0010】
これら本発明のマウスシールドの好ましい例によれば、マウスシールド全体が1枚の平板で構成されているため、より経済性に優れたものとすることができる。また、把手部が折曲げ線で折曲げ可能又は横断面が折線状や弧状をなしているため、強度が増すとともに手に持ちやすくなる。さらに、把手部の裏面が凹状になるため、例えばマイクを裏面に添わせて把手部と同時に手に持つことが可能となる。
【0011】
本発明のマウスシールドの好ましい例は、
前記把手部に孔が設けられ、前記孔には手首に巻くための環状の紐材が通されている。
【0012】
本発明のマウスシールドの好ましい例によれば、紐材を手首に巻いておくことができるため、マウスシールドの把手部を持って使用するときは落下しにくくなり、マウスシールドを使用しないときは手首にぶら下げることができる。
【0013】
本発明のマウスシールドの好ましい例は、
前記把手部の側端のうち上側から横方向に延伸されるマイク上保持帯と、
前記把手部の側端のうち下側から横方向に延伸されるマイク下保持帯と、を備える。
【0014】
本発明のマウスシールドの好ましい例は、
前記マイク上保持帯と前記マイク下保持帯が前記把手部の左右に延伸されており、
一方のマイク上保持帯とマイク下保持帯にはその上端から下方に向かって複数の上切れ目が設けられ、
他方のマイク上保持帯とマイク下保持帯にはその下端から上方に向かって複数の下切れ目が設けられ、
前記上切れ目と前記下切れ目とを嵌め合わせて一方のマイク上保持帯と他方のマイク上保持帯、及び一方のマイク下保持帯と他方のマイク下保持帯を互いに係止可能である。
【0015】
本発明のマウスシールドの好ましい例は、
前記把手部の側端又は前記口覆い部の下端から延伸されてマイクが差込可能な上環状部を備えるマイク上差込部と、
前記把手部の下端から延伸されてマイクが差込可能な下環状部を備えるマイク下差込部と、を備える。
【0016】
これら本発明のマウスシールドの好ましい例によれば、マイクをマウスシールドに装着又は差し込むことができるため、マイクを持って喋るときに好適である。
【0017】
本発明のマウスシールドの使用方法は、
上記のマウスシールドを用いるマウスシールドの使用方法であって、
マイクを前記把手部の裏面に添わせて、
前記マイクと前記把手部とを同時に手に持って、前記口覆い部を口の前にかざして発声することを特徴とする。
【0018】
本発明のマウスシールドの使用方法は、
上記のマウスシールドを用いるマウスシールドの使用方法であって、
発声しないときは前記紐材を手首に巻いて前記マウスシールドを手首からぶら下げておき、
発声するときは、前記紐材を手首に巻くとともに前記把手部の裏面にマイクを添わせて同時に手に持って、前記口覆い部を口の前にかざすことを特徴とする。
【0019】
本発明のマウスシールドの使用方法は、
上記のマウスシールドの使用方法であって、
前記マウスシールドを団扇として用いることを特徴とする。
【0020】
これら本発明のマウスシールドの使用方法によれば、上記のマウスシールドと同様の作用効果を奏することができる。
【発明の効果】
【0021】
上述したように、本発明のマウスシールド及びマウスシールドの使用方法によれば、必要なときにのみ手軽に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の一実施形態に係るマウスシールドの斜視図である。
【
図2】
図1のマウスシールドにおいて折曲げ線で折曲げた状態を説明する図である。
【
図3】他の実施形態に係るマウスシールドの斜視図である。
【
図4】マイク上保持帯及びマイク下保持帯を備えるマウスシールドの平面図である。
【
図5】マイク上差込部及びマイク下差込部を備えるマウスシールドの平面図である。
【
図6】
図5に示すマウスシールドの裏面の斜視図である。
【
図7】
図2に示すマウスシールドの使用方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明のマウスシールド1,101,201,301及びマウスシールドの使用方法の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、
図3に示すマウスシールド101の細線は、マウスシールド101の表面s1形状及び稜線を表わすものである。また、
図4から
図6においては紐材14の記載を省略している。
【0024】
[第1実施形態]
図1及び
図2に示すように、本実施形態のマウスシールド1は、1枚の平板で構成され、口覆い部10と把手部11と折曲げ線12とを備える。口覆い部10は、口の前にかざして唾の飛散を防止するもので、マウスシールド1の上部を構成する板状部材である。この口覆い部10は平面視でハート型を変形させた形状又は桃の様な形状をなしている。もっとも、口覆い部10の形状はこれに限られず、矩形、逆台形、逆三角形等、様々な形状を採用することができる。
【0025】
把手部11は、口覆い部10の下端部から下方に向けて設けられるもので、マウスシールド1の下部を構成するものである。この把手部11は、口覆い部10から連続した1枚の板状部材から構成されている。把手部11には、紐材14を通すための孔13が設けられている。
【0026】
折曲げ線12は、把手部11の下端から口覆い部10の下部まで縦方向に設けられる線である。この折曲げ線12では部分的に把手部11と口覆い部10の厚さを薄くする又は切れ目を入れる等して、外力が加えられたときに、折曲げ線12で折れ曲がって把手部11の表面s0が凸状に、裏面b0が凹状に変形可能になるように構成される。また、折曲げ線12は本実施形態の1本に限られず、複数本設けることもできる。
【0027】
紐材14は、把手部11の孔13に通される環状の紐である。この紐材14として、例えばゴム紐やビニール紐等を用いることができ、さらに人の手首に巻き付けられるようになっている。
【0028】
[第2実施形態]
次に、
図3を参照して第2実施形態を説明する。本実施形態のマウスシールド101は、口覆い部110と把手部111と周縁部115と紐材14とを備える。本実施形態の口覆い部110は、表面s1が凸状に膨らんで形成され、裏面b1は表面s1の凸状にあわせて凹状に形成される。また、口覆い部110は、正面視で略逆台形をなしている。本実施形態では、口覆い部110が縦長となっているが、横長形状や縦横の長さが略同じであっても構わない。
【0029】
把手部111は、表面s1が凸状にされており、裏面b1は表面s1の凸状にあわせて凹状に形成されている。これにより、把手部111の横断面は弧状をなすが、これに限られず例えば横断面を折線状にしてもよい。また、把手部111には、紐材14を通すための孔113が設けられている。
【0030】
周縁部115は、口覆い部110及び把手部111の周辺を帯板状に囲うものである。この周縁部115は口覆い部110及び把手部111と同じ板状部材で一体的に形成されるとともに、口覆い部110と把手部111の周辺を縁取るように設けられている。このため、マウスシールド101をテーブル等の上に置いたときに周縁部115がテーブル等に当接されて、安定した状態で置くことができるとともに、マウスシールド101の強度を向上させることができる。
【0031】
[第3実施形態]
次に、
図4を参照して第3実施形態を説明する。本実施形態のマウスシールド201は、
図1及び
図2に示すマウスシールド1に、マイク上保持帯220a,220bとマイク下保持帯221a,221bを設けたものである。マイク上保持帯220a,220bは、把手部211の側端のうち上側から左右方向(横方向)に延伸される帯状の部材である。また、マイク下保持帯221a,221bは、把手部211の側端のうち下側から左右方向(横方向)に延伸される帯状の部材である。これらのうち、一方のマイク上保持帯220a及びマイク下保持帯221aにはその上端から下方に向かって複数の上切れ目222,223が所定間隔を空けて設けられる。また、他方のマイク上保持帯220bとマイク下保持帯221bにはその下端から上方に向かって複数の下切れ目224,225が所定間隔を空けて設けられる。
【0032】
本実施形態のマウスシールド201の使用方法は、上記の上切れ目222,223と下切れ目224,225とを互いに嵌め合わせることで、マイク上保持帯220a,220b及びマイク下保持帯221a,221bをそれぞれ略環状にする。そして、その環の中にマイク2を差し込めばよい。なお、上切れ目222,223と下切れ目224,225の代わりに、マイク上保持帯220a,220bとマイク下保持帯221a,221bに面ファスナ等の係止手段を設けてもよい。
【0033】
[第4実施形態]
次に、
図5及び
図6を参照して第4実施形態を説明する。なお、
図6はマウスシールド301を裏返して裏面b3を上にした図である。本実施形態のマウスシールド301は、
図1及び
図2に示すマウスシールド1に、マイク上差込部330a,330bとマイク下差込部333とを設けたものである。マイク上差込部330a,330bは、把手部311の側端又は口覆い部310の下端から延伸されるものである。本実施形態では、把手部311と口覆い部310の境近傍から左右対称に延伸されている。詳しくは、把手部311又は口覆い部310から斜め下方向に延伸される2つの上帯部331a,331bと、前記上帯部331a,331bのそれぞれの先端に略ドーナツ状に設けられる上環状部332a,332bとを備える。マイク下差込部333は、把手部311の下端から延伸されるものである。詳しくは、把手部311の下端から下方向に延伸される下帯部334と、前記下帯部334の先端に略ドーナツ状にも受けられる下環状部335とを備える。
【0034】
本実施形態のマウスシールド301の使用方法は、
図6に示すように、2つのマイク上差込部330a,330bが重なりかつ上環状部332a,332bの広い面f1が把手部311の広い面f3に対して直交するように上帯部331a,331bを折曲げる。次に、下環状部335の広い面f2が把手部311の広い面f3に対して直交するように下帯部334を折曲げる。そして、上環状部332a,332bと下環状部335とにマイク2を差し込めばよい。
【0035】
次に、
図7を参照して、マウスシールドの使用方法の実施形態を説明する。本実施形態では
図1及び
図2に示すマウスシールド1を用いている。先ずは、マウスシールド1の折曲げ線12を折曲げて、把手部11の裏面b0を凹状にする。次に、マイク2を把手部11の裏面b0に添わせる。次に、マイク2と把手部11とを同時に手に持って、口覆い部10を口の前にかざして発声すればよい。このとき、口覆い部10が集音器の役割を果たし、発声者の声を効果的にマイク2に集めるという作用も有する。また、
図3から
図6に示すマウスシールド101,201,301においても、マイク2を把手部111,211,311に添わせるときに若干の相違はあるものの、上記同様にして使用することができる。
【0036】
また、
図1から
図3に示すマウスシールド1,101においては、マイク2とマウスシールド1,101とは単に添わせて重ねているだけであり、
図4から
図6に示すマウスシールド201,301においてはマイク2をマイク上保持帯220a,220bとマイク下保持帯221a,221b、又はマイク上差込部330a,330bとマイク下差込部333に差し込んでいるだけのため、マウスシールド201,301にマイク2を簡単に着脱することができる。このため、発声しないでマイク2を持たないときは、マウスシールド1,101,201,301の紐材14を手首に巻いてマウスシールド1,101,201,301を手首からぶら下げておくことができる。一方、発声するときは、紐材14を手首に巻くとともに把手部の裏面b0,b1,b2,b3にマイク2を添わせて同時に手に持って、口覆い部10,110,210,310を口の前にかざすことができる。これらにより、カラオケを提供する飲食店やプレゼンテーションのスピーチ等での使用に好適であり、また、決まったテーブルが使用できない立食パーティ等での使用にも好適である。さらに、手首にぶら下がることで、マウスシールドの紛失や取り違えも防止することができる。
【0037】
さらに、
図1から
図6に示すマウスシールド1,101,201,301は、マウスシールド1,101,201,301として用いないときは口覆い部10,110,210,310で空気を扇いで団扇として使用することができる。
【0038】
また、把手部11,111,211,311の表面の凸状部分に人差し指から小指までの指の腹を当てて握り、裏面の凹状部分又は口覆い部との境目近傍に親指の腹を当てて保持することができ、マウスシールド1,101,201,301を安定して持つことができる。
【0039】
また、口覆い部10,110,210,310及び把手部11,111,211,311が1枚の板状部材で一体的に形成されているため、製造時のコストを下げることができる。さらに、折曲げ線12,212,312又は周縁部115を設けることでマウスシールドの強度を向上させることができる。
【0040】
なお、上述したマウスシールド及びマウスシールドの使用方法は、本発明の例示であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲においてその構成を適宜変更することができる。
【符号の説明】
【0041】
1,101,201,301・・マウスシールド、2・・マイク、
10,110,210,310・・口覆い部、11,111,211,311・・把手部、12,212,312・・折曲げ線、13,113,213,313・・孔、14・・紐材、115・・周縁部、
220a,220b・・マイク上保持帯、221a,221b・マイク下保持帯、222,223・・上切れ目、224,225・・下切れ目、
330a,330b・・マイク上差込部、331a,331b・・上帯部、332a,332b・・上環状部、333・・マイク下差込部、334・・下帯部、335・・下環状部
s0,s1,s3・・表面、b0,b1,b2,b3・・裏面、