(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023016242
(43)【公開日】2023-02-02
(54)【発明の名称】衛生マスク
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20230126BHJP
A62B 18/02 20060101ALI20230126BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A41D13/11 B
A62B18/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021120432
(22)【出願日】2021-07-21
(71)【出願人】
【識別番号】501114501
【氏名又は名称】エスパック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092923
【弁理士】
【氏名又は名称】石垣 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100187757
【弁理士】
【氏名又は名称】石垣 春樹
(72)【発明者】
【氏名】長倉 英治
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185CC32
(57)【要約】
【課題】
主に会食にて使用するにおいて便利で安全度も高い衛生マスクを提供する。
【解決手段】
衛生マスクは、折りたたむ前の状態において上から下へと順に第一折り目31、第二折り目32、のように数え2以上にわたる所定数の左右方向へ伸び本体部を上下方向で分ける折り目を設けることで形成されるプリーツを備えた本体部1と、該本体部1に連接される耳掛け部2と、前記本体部1の前側で、左右方向においては中央、上下方向においては上縁から前記第一折り目31までの間の位置に設けられたつまみ部4と、を備える。本体部1の最前面層に抗菌性を持たせてもよい。会食等ではつまみ部4により簡便に耳掛け部2をつけたまま本体部1を上げ下げすることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上から下へと順に第一折り目、第二折り目、のように数える、2以上にわたる所定数の左右方向へ伸びる折り目によって形成されるプリーツを備えた本体部と、
該本体部に連接される耳掛け部と、
前記本体部の前側で、左右方向においては中央、上下方向においては上縁から前記第一折り目までの間の位置に設けられたつまみ部と、
を備えたことを特徴とする衛生マスク。
【請求項2】
前記つまみ部はその設けられるべき位置における本体部を左右方向で重なるように融着して形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の衛生マスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生マスク、特に会食等の際に安心安全便利に使用できる衛生マスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
感染症の拡大を防止するべく、複数人が一堂に会して食事と会話とを行うこととなる会食においては対策が求められ、また、マスクを用いた対策ではフィルター性能の観点から不織布マスクを使用することが望ましいとされている。
【0003】
これに関し、対策の一方法としては飲食の開始から完了までの間、マスクを外し脇に置くなどして、この間の発声は控え、飲食完了後にマスクを再度装着して発声、発言、会話等を行うというやり方がある。
あるいは、飲食の都度マスクを外し、発声等の都度マスクを再度装着する方法もあり、この際にマスクを完全には外さず片方の耳掛け部のみを外してそのまま片手で掴みつづけ、再度の装着をすばやく行えるようにするとの方法もある。これは、付け外しの度に本体部に手指の触る方法と比して安全性の面からはよいと思われるが、わずらわしさ、片手がふさがるなど利便性の面からの問題がある。
さらに他の方法としては、本体部を掴むなどしてマスクをあご、のどのあたりまで押し下げあるいは引き下げ飲食可能の状態とし、再度装着の際には同様に本体部を掴むなどしてマスクを上げて、ということを繰り返す方法もある。
いずれの方法をとるにせよ、利便性、安全性の観点からさらなる改善が求められていた。例えば再装着時にはフィッティング、特に鼻のまわりの位置調整をしたいところだが、そのために手指とマスク本体部のあちこちとが何度も触れる点なども安全性の観点からの懸念があった。
【0004】
ここで、市場における不織布マスクにおいては、プリーツを備えたものと、プリーツによらずに立体形状を形成できるようなものとが見られる。後者立体マスクのうち、特許文献1に記載の「使い捨てマスク」において、特に
図1のごとくマスク本体部10を左右対称形状の左マスク本体10a、右マスク本体10bが、マスク本体部10の中央で上下方向に延びる接合部位16で一体に接合したものとして構成されたマスクは、この接合部位16は今回のような課題に対応した構成というわけではないが、装着者はこの接合部位16をつまむことで耳掛け部を外さないままマスクを下げて飲食を行いうる状態とすることができ、同じく耳かけを外さないまま再装着をすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような接合部位をつまんで取り扱いを可能とするマスクにあっては、咀嚼や発声等に伴う口まわりの運動によって本体部がずれてしまいやすいという問題がある。
また、本体部を下へとずらしても簡単には折りたたまれてくれないので、本体部、接合部分がのどにささる、食事を口へ運ぶに際して邪魔となるとの問題もある。
このような使い方を想定したマスクではないので仕方がないが、これら問題にも対しても想定、工夫をしながら、マスクを下げることと再装着とを適宜すばやく簡単にできるようにすることが期待される。
【0007】
そこで、発明が解決しようとする課題は、主に会食にて使用するにおいて便利で安全度も高い衛生マスクを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、その手段の第一の観点の衛生マスクは、上から下へと順に第一折り目、第二折り目、のように数える、2以上にわたる所定数の左右方向へ伸びる折り目によって形成されるプリーツを備えた本体部と、該本体部に連接される耳掛け部と、前記本体部の前側で、左右方向においては中央、上下方向においては上縁から前記第一折り目までの間の位置に設けられたつまみ部と、を備えたことを特徴とするものである。
なお、「上から下へと順に」などというときの上下方向は、装着者から見た際の方向をいうものとし、前後方向や左右方向に関しても同様に装着者から見た際の方向をいうものとする。すなわち、直立している装着者における頭の方向を上方向、足の方向を下方向、胸側を前方向、背中側を後方向、右手側を右方向、左手側を左方向とする。
また、上から下へと順に折り目を数える際は、本体部を折り目によって折りたたむ「前」の状態における上下順によって数えるものとする。つまり、本体部を折り目によって折りたたんだ「後」には、第一折り目よりも第二折り目のほうが上に来ること等もありうる。
【0009】
第二の観点の衛生マスクは、更なる特徴として前記つまみ部はその設けられるべき位置における本体部を左右方向で重なるように融着して形成したものであることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
主に会食にて使用するにおいて便利で安全度も高い衛生マスクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】第一実施例の衛生マスクを装着者がつまみ部をつまんで使用をしている様子を表す図である。
【
図2】第二実施例の衛生マスクにおいて、装着者にとっての左側を、装着者を省略した状態で表した図である。
【
図3】第二実施例の衛生マスクに設けられたつまみ部の構造を三方向から示した図である。
【
図4】第三実施例の衛生マスクにおいて、装着者にとっての左側を、装着者を省略した状態で表した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照し、発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は第一実施例の衛生マスクを装着者がつまみ部4をつまんで使用をしている様子を表す図である。
第一実施例の衛生マスクにあっては、一例としてその本体部1を不織布の積層にて構成し、また最も前側の層には抗菌性を持たせた。
【0013】
本体部1は、第一折り目31で後ろ方向へ折り、以下順次第二折り目32で、第三折り目33で、第四折り目34で、第五折り目35で、第六折り目36で、都度後ろ方向へ重ねていくように折り返しをすることでプリーツを形成している。
また、装着者の顔面へと取り付けするための手段として本体部1に左縁右縁から連接するようそれぞれ耳掛け部2を設けた。本体部1の上げ下げによる耳への負担と、隙間のできにくさとのバランスを勘案しながらも、比較的ゆったりとした長めの耳掛け部2とした。
【0014】
つまみ部4は本体部の前側で、前側から手指を寄せてつまめる位置であって、左右方向においては本体部1の中央、上下方向においては上縁の位置に設けられている。上縁であるから、もちろん第一折り目31よりも上である。
つまみ部は今述べた位置における本体部を、装着者の手指2本がつまむに当たって適した面積を範囲とし、左右方向で重なるように融着してつまみ代状に形成したものである。
これによる追加の作用効果として、マスク内部空間で鼻がうまく収まるようになり、プリーツによる空間形成にプラスした空間形成効果を得られるほか、鼻を引っかかりとして咀嚼や発声等に伴う口まわりの運動によって本体部がずれてしまうおそれはより少なくなった。
かつ、前記効果にかかわらず、本体部1を下げるときにつまみ部4をつまむと直下にある鼻の収まり、引っかかりを簡便に外して使用することができる。この実施例に限らずつまみ部は装着状態における鼻の位置に近いほうが使用の利便性は高くなりやすい。
【0015】
引き続き使用の仕方を説明する。当初においてこの実施例の衛生マスクを装着する際は、基本的に通常のプリーツマスクの装着方法と同じであり、衛生的な手指でもって、まずは両耳掛け部2を耳に掛け、プリーツを展開しながら本体部1が鼻と口とをしっかりと覆うようにかぶせ、特に鼻の周りにおいて隙間のできないようにフィッティングを調整する等といった方法によればよい。通常と異なる点は、プリーツの展開時やフィッティング調整時につまみ部4がつまみやすく役立つ点、マスクを左右方向に引っ張ってしまってつまみ部4をなす融着が外れてしまわないように注意する点である。
この装着された状態を基本とし、食品を口に運ぶなど必要なときには両方の耳掛け部2をはずさずに、つまみ部4をつまんでまずは本体部1を少し前方向へ浮かせ、そのまま押し下げるようにして本体部をあご、のどのあたり、必要な行為の邪魔にならないところまで下げることで口腔を露出させることができる。
必要な行為が完了するなど、再度鼻と口をおおうときは、再びつまみ部4をつまんで、引き上げるようにして本体部をもどす。その後必要に応じつまみ部4を用いてフィッティング調整を行い、以降はこれを必要になる都度実行していけばよい。
【0016】
プリーツなどによって、咀嚼や発声等に伴う口まわりの運動によって本体部がずれてしまうおそれは比較的少なくなっており、ずれてしまってもつまみ部があることでより簡単かつ、本体部や顔面のあちこちを手指で触らないですませられるという点でより安全に修正をすることができる。
プリーツを形成する各折り目があることで、そのラインによって本体部1が折りたたまれやすいから、下げた際に本体部1はコンパクトにまとまり、飲食の邪魔になること等がない。
食事中はむせてしまうことなどもあるが、とっさの事態にもすぐにつまみ部4を使用して本体部を引き上げて対応することができる。
会食には限らず、つまみ部4をつまんで簡単に上げ下げができるものであるから、マスク内の汗をぬぐう際、飲料等により水分補給をする際などにも非常に便利である。
【0017】
また、マスク内の呼気における二酸化炭素濃度が高まると頭痛を起こしやすくなるとも言われており、これには適宜マスク内の空気を入れ替えること、マスク内の温度を下げること、少しの時間マスク外の空気で呼吸することが有効とされ、この点でもメリットがある。
さらには、耳掛け部を外さないままでの再装着におけるフィッティング調整においてつまみ部が便利であるというだけでなく、そもそも当初の装着、耳掛け部を外した状態からの装着におけるフィッティング調整においてもつまみ部があると便利である。持ちやすく、少しずらすなどの微調整においても重宝する。
【0018】
図2は第二実施例の衛生マスクにおいて、装着者にとっての左側を、装着者を省略した状態で表した図である。
図3は第二実施例の衛生マスクに設けられたつまみ部の構造を三方向から示した図である。(a)は表側を表し、(b)は内側を表し、(c)は側面を表した図である。
第二実施例においては、本体部1を不織布の積層にて構成し、耳掛け部2を本体部1に連接するよう左縁右縁からそれぞれ設けた。
本体部1のプリーツを形成するに当たっても、第一折り目31で後ろ方向へ折り、以下順次第二折り目32で、第三折り目33で、第四折り目34で、都度後ろ方向へ重ねていくように折り返しをするとの方法によった。
【0019】
つまみ部41としては、第二実施例においては、本体部1とは別体部材であるプラスチック製のつまみ部を凹凸のはめ込み(91、92)により、本体部の前側で、前側へ少し突き出すように、左右方向においては本体部1の中央、上下方向においては上縁5から第一折り目31までの間のなかでも、上縁5の程近い位置に設けることとし、この位置にてその部分たる本体部1を挟み込んで固定する構成としているが、これはあくまでも一例であることはもちろんである。例えば弾性力等を用いてクリップ状に構成するなどの方法も考えられるし、他にも、面ファスナーなどによる取り付けや、書類にインデックスを付すためのシールのごときものを付してつまみ部とするなど、つまみ部として衛生マスク本体部の上げ下げにあたり手指でつまんで使用できるものとすることができる範囲でさまざまなやり方をとることができる。また、つまみ部41を別体とするときには、その素材を抗菌素材とするなどにより、より効率よく抗菌性能による恩恵を受けることができる。
【0020】
ところで、つまみ部を設けるに当たっては各折り目による折りたたみを実施してプリーツを形成した後にこれを行う場合もあるが、その場合はその時点における第二折り目32に相当する位置が第一折り目31よりも上にくることとなるため、上縁5から第二折り目32の間にてつまみ部を設けるようにしないと、プリーツが展開できない状態となってしまう恐れがある。
【0021】
本体部1における左端を融着する線6は、比較的的細めの点線で構成することで本体部1を下げたときに折り曲げの邪魔になりにくいという効果を得ており、また独創性のある意匠を施している。この意匠が機能面に与える効果は、本体部後ろ側で折り目による段差を生んでいる第二折り目32、第四折り目34のふくらみを、融着のライン6が左方向へ張り出すことにより吸収し隙間ができにくくなるようにしている点、左右方向へ張り出す各ポイントで、本体部1を下げたときに本体部1の折り曲げがなされやすいという点にある。
【0022】
図4は、第三実施例の衛生マスクにおいて、装着者にとっての左側を、装着者を省略した状態で表した図である。
第三実施例における本体部1は、もっとも前側の層を一例として形状保持及び内側生地保護に適した素材のポリプロピレンを使用して構成し、次に来る中の層をメルトブロー法によるポリプロピレンで十分なフィルター機能を持たせうるように構成し、最も後ろ側の層はやわらかく肌触りのよいポリプロピレン不織布によって構成して、3層構造の不織布マスクとなるようにした。
本体部1を装着者の顔面へと取り付けするための取り付け手段として、適度な伸縮性のある幅広のポリプロピレン製の耳掛け部2を連接した。
【0023】
本体部1は、第一折り目31で前方向へ折り、第二折り目32で前方向へ折り、第三折り目33で後ろ方向へ折り、以下順次第四折り目34で、第五折り目35で、第六折り目36で、都度後ろ方向へ重ねていくように折り返しをすることでプリーツを形成している。
つまみ部42はその設けられるべき位置における本体部を左右方向で重なるように融着して形成したものである。形成に当たっては左右方向を等しく分かつように折り重ねた上で、位置としては本体部1の前側からつまめて、左右方向においては真ん中すなわち左右方向を等しく分かつように折り重ねた際にできる折れ線上を左右から押さえ込むような融着にて、上下方向においては上縁5から第一折り目31までの間に、つまみ部がくるように構成した。
【0024】
また、本体部1を下ろした際にマスクの内部空間にのど周辺の菌などが入り込む懸念がある場合への対応として、耳掛け部2の取り付け位置よりも下側の部分8にて本体部を拡大、延長するなどし、のど周辺における、通常のサイズでの本体部ではカバーできなかった部分を飛まつなどから保護できるようにした。これについてはマスク内部空間が併せ下方向に伸びるような構成としても良いし、他の構成、例えば別体の保護部を取り付けたり、内部空間は拡大しないよう内部空間下縁となる融着部分をカバーの上に設けたり、等といった構成もとりうる。また、それでも保護し切れなかった部分からマスクの内部空間へ菌が取り込まれるリスクへの対策方法として本体部下縁部分に抗菌性を持たせるということも考えられる。
融着ライン6は、第二実施例に準じてデザイン性、美感の観点から、また機能面では内側における折り目のところで耳側へ突き出す線とすることでプリーツの折り目による段差、その体積をうまく吸収し内部空間へ到る隙間を防止する効果を期待するなどの目的に寄り構成されているが、左右方向へ突き出した部分はそれ以外の部分に比べて本体部を下げたときに曲がりやすくなるとの効果もある。
【0025】
切り欠き部7は装着時におけるプリーツの展開の結果起こる左右端における中央部でのカーブによる前方向への持ち上がりが内部空間に隙間を生む可能性を低くするとの目的、及び本体部を下げたときに曲がりやすくなるとの効果を期待する目的で設けている。
第四折り目34のライン(第三折り目33によるプリーツに隠れているが右端までわたる)すぐ上の部分は、プリーツの重なりがなく本体部1の厚さ一枚分である点と、左端を融着するライン6における左方向(耳側)への突き出し66(図には表れないが右端も対称に現れる形で同様である)と、切り欠き部7とにより、自然に折りたたまれやすく、つまみ部42による下げへの抵抗を減じ、また飲食の邪魔になりにくいとの効果を発揮する。
【0026】
以上述べたように、実施の態様は様々なバリエーションが考えられ、それぞれは発明の趣旨に反しない範囲で取りいれることが可能であるが、それら態様に限定されるものではないことは言うまでも無い。
例えば、抗菌性能を持たせることを考えるときにはその方法として抗菌素材を調達してもよいし、一例として特許第4599476号などにより処理をしてもよいがこれに限られない。その対象をつまみ部、本体部最前層、本体部フィルター層、本体部下縁部分等としてもよいし、他の部分、これら複数、または衛生マスク全体を対象としてもよいがこれに限られない。
鼻まわりのフィッティングを向上させ隙間発生の防止に役立つワイヤーなどは、つまみ部を備えるまたは使用するにあたって障害とならない範囲で採用することもできる。例えば第二実施例のようなつまみ部とするときなどは、一般的な一本のワイヤーによるのではなく、つまみ部付近を避けて左右に2本のワイヤーとするなどが考えられる。ウレタン等によるクッションを設けることなどについても同様である。
【符号の説明】
【0027】
1 本体部
2 耳掛け部
4 つまみ部