IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ パナソニックIPマネジメント株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-シャワー装置 図1
  • 特開-シャワー装置 図2
  • 特開-シャワー装置 図3
  • 特開-シャワー装置 図4
  • 特開-シャワー装置 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023164005
(43)【公開日】2023-11-10
(54)【発明の名称】シャワー装置
(51)【国際特許分類】
   A47K 3/28 20060101AFI20231102BHJP
   H02J 50/10 20160101ALI20231102BHJP
【FI】
A47K3/28
H02J50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022075283
(22)【出願日】2022-04-28
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100132241
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 博史
(74)【代理人】
【識別番号】100113170
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 和久
(72)【発明者】
【氏名】小岩 慎太郎
【テーマコード(参考)】
2D132
【Fターム(参考)】
2D132FA01
2D132FA02
2D132FB00
2D132FB02
2D132FB03
2D132FC04
2D132FG03
(57)【要約】
【課題】小型で利便性を向上させたシャワー装置を提供する。
【解決手段】
シャワー装置は、水を吐出するヘッドと、記ヘッドに接続されてヘッドに水を供給するホースと、を有するシャワー装置であって、電源に電気的に接続され、ホースに巻回された送電コイルと、ヘッドのホースとの接続部に取り付けられて内側にホースが挿入される可撓性を有するチューブに巻回された受電コイルと、を備え、ホースがヘッドに接続された状態で、受電コイルは送電コイルを囲むように配置され、送電コイルから受電コイルに給電することにより、ヘッドに電源からの電力を供給する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水を吐出するヘッドと、前記ヘッドに接続されて前記ヘッドに水を供給するホースと、を有するシャワー装置であって、
電源に電気的に接続され、前記ホースに巻回された送電コイルと、
前記ヘッドの前記ホースとの接続部に取り付けられて内側に前記ホースが挿入される可撓性を有するチューブに巻回された受電コイルと、
を備え、
前記ホースが前記ヘッドに接続された状態で、前記受電コイルは前記送電コイルを囲むように配置され、
前記送電コイルから前記受電コイルに給電することにより、前記ヘッドに前記電源からの電力を供給する、
シャワー装置。
【請求項2】
前記ホースの外周面または前記チューブの内周面のうち少なくともいずれか一方に、1つまたは複数の突起が設けられている、
請求項1に記載のシャワー装置。
【請求項3】
前記複数の突起は、前記ホースまたは前記チューブの周方向に間隔を空けて配置される、
請求項2に記載のシャワー装置。
【請求項4】
前記送電コイルは、前記ホースに埋設されている、
請求項1に記載のシャワー装置。
【請求項5】
前記受電コイルは、前記チューブに埋設されている、
請求項1に記載のシャワー装置。
【請求項6】
前記チューブには、前記ヘッドの前記接続部の一部を露出する開口が形成されている、
請求項1に記載のシャワー装置。
【請求項7】
前記送電コイルと前記受電コイルとは、同心円上に巻回されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載のシャワー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、シャワー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、水に電気分解処理を施した電解水の吐出、またはモータを回転させるマッサージ機能などの、電力を使用する機能を有するシャワーヘッドが知られており、電力を使用する機能を有するシャワーヘッドにエネルギーを供給する方法が検討されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、シャワー本体と蓄電体とを備えるシャワーヘッドが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-198371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のシャワーヘッドは、小型化および利便性の向上の点で未だ改善の余地がある。
【0006】
本開示は、小型で利便性を向上させたシャワー装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様にかかるシャワー装置は、水を吐出するヘッドと、ヘッドに接続されてヘッドに水を供給するホースと、を有するシャワー装置であって、電源に電気的に接続され、ホースに巻回された送電コイルと、ヘッドのホースとの接続部に取り付けられて内側にホースが挿入される可撓性を有するチューブに巻回された受電コイルと、を備え、ホースがヘッドに接続された状態で、受電コイルは送電コイルを囲むように配置され、送電コイルから受電コイルに給電することにより、ヘッドに電源からの電力を供給する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、小型で利便性を向上させたシャワー装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施の形態1にかかるシャワー装置を示す模式図
図2図1のシャワー装置のシャワーヘッドとホースとの接続を解除した状態を示す模式図
図3図1のA-A断面図
図4】実施の形態1の変形例にかかるシャワー装置を示す概略図
図5図4のシャワー装置を別の方向から見た概略図
【発明を実施するための形態】
【0010】
電解水の吐出、またはモータを回転させるマッサージ機能などの様々な機能を有するシャワー装置が知られている。このような機能は、電力を使用するため、シャワー装置への給電方法が検討されている。
【0011】
例えば、特許文献1には、シャワー本体に着脱自在の蓄電体を備えるシャワーヘッドが記載されている。しかし、特許文献1に記載のシャワーヘッドでは、蓄電体を装着するとヘッドが大きくなって、シャワーの取り回しが悪くなってしまうことがあり、ユーザの利便性を向上することが課題となっている。
【0012】
そこで、本発明者(ら)は、ワイヤレス給電を用いてシャワーヘッドを小型化しつつ電力を供給することのできるシャワー装置について検討した。
【0013】
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
(実施の形態1)
[全体構成]
図1は、実施の形態1にかかるシャワー装置を示す模式図である。図2は、図1のシャワー装置のシャワーヘッドとホースとの接続を解除した状態を示す模式図である。図3は、図1のA-A断面図である。図1図3を参照して、本実施の形態のシャワー装置について説明する。
【0015】
シャワー装置100は、水を吐出するヘッド1と、ヘッド1に水を供給するホース2と、を有するシャワー装置である。シャワー装置100は、例えば浴室または洗面室などに設定され、水栓に接続されたホース2をヘッド1に接続することにより、ヘッド1から水を吐出することができる。ヘッド1とホース2とは、ヘッド1の端部に配置された接続部3を介して着脱可能に接続される。
【0016】
本実施の形態では、ヘッド1は、図1および図2に示すように、吐出部1aと持ち手部1bとを有する構成である。持ち手部1bの端部に配置された接続部3を介して、ホース2とヘッド1とが着脱可能に接続される。
【0017】
ヘッド1の吐出部1aには、機能部1cが配置されている。機能部1cは、例えば、水に電気分解を施した電解水の吐出、またはモータを回転させるマッサージ機能などの機能を提供する。例えば、異なる機能部1cを有するヘッドに交換することにより、シャワー装置100において複数の機能を実現することができる。これらの機能を実現するために、ヘッド1には電力が供給される。シャワー装置100では、コイルを用いたワイヤレス給電により、ヘッド1に電力が供給される。ヘッド1への給電については、後述する。
【0018】
接続部3は、例えばワンタッチ継手により構成される。このような構成により、ホース2を接続部3に差し込むことにより、ヘッド1とホース2とを接続することができる。接続部3は、ワンタッチ継手に限定されず、例えばねじ継手などのヘッド1とホース2とを接続できる構成であればよい。
【0019】
ヘッド1の持ち手部1bの端部には、接続部3を囲むようにチューブ6が取り付けられている。チューブ6は、内部にホース2を挿入することができるよう、中空円筒形状を有している。チューブ6には、後述するように受電コイル5が配置されるため、磁気を通す素材であり、可撓性を有する材料により形成される。また、チューブ6の材料は、電気絶縁性を有する材料であることが好ましい。チューブ6の材料として、例えばポリウレタンなどの可撓性を有する合成樹脂を用いることができる。
【0020】
ホース2は、水栓(図示省略)に接続されており、ヘッド1に水を供給する。ホース2は、可撓性を有する材料により形成される。また、ホース2には、後述するように送電コイル4が配置されるため、ホース2の材料は磁気を通す素材により構成される。ホース2は、チューブ6と同様に、電気絶縁性を有する材料により構成されることが望ましく、例えば、ポリウレタンなどの可撓性を有する合成樹脂により形成することができる。ホース2の先端をヘッド1の接続部3に接続することにより、ヘッド1とホース2とが接続されて、水栓からの水がヘッド1に供給されて、ヘッド1の吐出部1aから水を吐出することができる。
【0021】
ホース2およびチューブ6には、送電コイル4および受電コイル5が巻回されており、送電コイル4および受電コイル5を介して、電磁誘導方式によりヘッド1に電力が供給される。
【0022】
送電コイル4は、ホース2の外周面に沿って導電性を有する線材を螺旋状に巻回することにより形成される。送電コイル4を、ホース2の撓みに応じて撓むような材料により形成することで、送電コイル4をホース2の撓みに追従させることができる。本実施の形態では、送電コイル4は、図3に示すように、ホース2の内部に埋設されている。送電コイル4がホース2の内部に埋設されているとは、送電コイル4を形成する線材が、ホース2の内周面および外周面から露出しないことを示す。なお、図3は、チューブ6およびホース2の断面を概略的に示したものであり、実際の形状とは異なる場合がある。
【0023】
受電コイル5は、ヘッド1の接続部3に取り付けられたチューブ6に導電性を有する線材を螺旋状に巻回することにより形成される。受電コイル5も、送電コイル4と同様に、チューブの撓みに応じて撓むような材料により形成することで、受電コイル5をチューブ6の撓みに追従させることができる。受電コイル5は、送電コイル4と同様に、チューブ6の内部に埋設されている。受電コイル5も、送電コイル4と同様に、受電コイル5を構成する線材がチューブ6の内周面および外周面から露出しないよう、配置されている。
【0024】
ホース2をヘッド1に接続すると、チューブ6にホース2が挿入される。このとき、ホース2に巻回された送電コイル4の外側に、チューブ6に巻回された受電コイル5が配置され、受電コイル5が、送電コイル4の外側に入れ子状態に重なって配置される。言い換えると、ホース2がヘッド1に接続された状態で、受電コイル5は送電コイル4を囲むように配置される。ホース2とチューブ6とは、ともに可撓性を有する材料により形成されているため、ホース2の撓みに応じて、チューブ6も同様に撓む。このため、送電コイル4と受電コイル5とは、ホース2およびチューブ6が撓んだ場合でも、送電コイル4を受電コイル5が囲むような配置関係を維持することができる。送電コイル4と受電コイル5との配置関係を維持することで、ユーザがヘッド1を手に持ってヘッド1を自在に動かした場合でも、送電コイル4および受電コイル5による給電が可能である。
【0025】
送電コイル4と受電コイル5とは、ホース2の軸方向において5cm~20cm程度の重なりを有しているとよい。なお、送電コイル4は、受電コイル5と重なり合う部分が巻回されていればよい。例えば、図1図2に示すように、受電コイル5と重なり合っていない送電コイル4の一部がホース内で巻回されずに、直線状に延びていてもよい。送電コイル4が、ホース2の全長にわたって巻回されていると、ホース2が曲がった場合に送電コイル4の断線を発生しにくくすることができる。
【0026】
送電コイル4は送電回路7に接続され、送電回路7は電源8に接続されている。すなわち、送電コイル4は、送電回路7を介して電源8と接続されている。電源8は、シャワー装置100の外部に配置された電源装置である。送電回路7は、例えばコンセントを介して電源8と接続されてもよい。
【0027】
電源8に接続された送電回路7により、送電コイル4に電流が流れて磁界が発生する。送電コイル4に発生した磁界を受電コイル5が受けると、受電コイル5に誘導電流が流れる。その誘導電流が受電コイル5に接続された受電回路9を介して、ヘッド1の機能を提供する制御装置10に流れることで、制御装置10に電力が供給される。
【0028】
制御装置10は、機能部1cを制御する装置であり、例えば、マイコン、CPU、MPU、GPU、DSP、FPGA、ASICなどのようなデジタル回路により構成される。また、制御装置10は、記憶部を有していてもよい。
【0029】
送電コイル4から受電コイル5に効率よく給電するために、図3に示すように、送電コイル4と受電コイル5とは、同心円上に配置されていることが好ましい。本実施の形態では、送電コイル4と受電コイル5とをできるだけ同心円上に配置するために、ホース2の外周面に複数の突起11が設けられている。複数の突起11は、例えば、図3に示すように、ホース2の周方向に間隔を空けて配置される。複数の突起11が設けられていることで、ホース2およびチューブ6が撓んでも、送電コイル4と受電コイル5との間隔を維持することができるため、ホース2の断面において、送電コイル4と受電コイル5とを略同心円上に維持することができる。より具体的には、複数の突起11がスペーサとしての役割を担うため、ホース2の外周面とチューブ6の内周面との間隔を維持することができる。また、周方向に複数の突起11を設けることで、周方向全体にわたって、ホース2の外周面とチューブ6の内周面の間隔を維持することができる。また、図2に示すように、ホース2の軸方向に間隔を空けて配置されてもよい。
【0030】
上述したように、ホース2とチューブ6とは可撓性を有する材料により構成される。このため、チューブ6および受電コイル5も、ホース2の撓みに追従することができる。したがって、シャワー装置100を例えばユーザが手に持って使用している場合でも、送電コイル4と受電コイル5との配置関係を維持することができる。このため、使用中にも電源からの電力をヘッド1に継続して供給することができる。
【0031】
[効果]
上述した実施の形態によると、小型で利便性を向上させたシャワー装置を提供することができる。送電コイル4をホース2に巻回し、ホース2を覆うチューブ6に受電コイル5を巻回することにより、ヘッド1にはコイルを配置しなくてもよいため、ヘッド1の大きさを小さくすることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0032】
本実施の形態では、ホース2に送電コイル4を配置しているため、送電コイル4の巻き数を増やすことで、比較的大きな電力を要する機能を実現することもできる。シャワー装置100のホース2は、もともとある程度の長さを有するため、送電コイル4の巻き数を調整することで、ヘッド1の大きさを変えずに所望の電力量を確保することができる。
【0033】
また、受電コイル5を送電コイル4を囲むように配置することで、ヘッド1の大きさを変えずに受電コイル5を配置することができる。ヘッド1の吐出部1aまたは持ち手部1bには、受電コイル5を配置しなくてよいため、ヘッド1を小型化することができる。
【0034】
なお、上述した実施の形態では、送電コイル4が、ホース2の内部に埋設される例について説明したが、これに限定されない。送電コイル4は、例えば、ホース2の外周面または内周面に巻回されていてもよい。この場合、送電コイル4が絶縁性の被膜で覆われているとよい。
【0035】
また、受電コイル5も同様に、チューブ6の外周面または内周面に巻回されていてもよい。この場合、受電コイル5が絶縁性の被膜で覆われているとよい。
【0036】
また、上述した実施の形態では、ホース2の外周面に複数の突起11が設けられている例について説明したが、これに限定されない。突起11は1つであってもよいし、突起11が設けられていなくてもよい。または、突起11は、チューブ6の内周面に設けられていてもよい。さらに、突起11はリブ状に形成されていてもよい。例えば、ホース2またはチューブ6の周方向に延びるよう形成されたリブ状であってもよい。または、ホース2またはチューブ6の軸方向に延びるようなリブ形状であってもよい。
【0037】
また、上述した実施の形態では、ヘッド1の内部に制御装置10が配置されている例について説明したが、これに限定されない。例えば、制御装置10は、ヘッド1に対して着脱可能な付属品として配置されていてもよい。
【0038】
また、上述した実施の形態では、送電コイル4と受電コイル5とを用いて電磁誘導方式で制御装置10に電力を供給する例について説明したが、これに限定されない。ヘッド1にバッテリが配置され、送電コイル4と受電コイル5とにより、バッテリを充電する構成であってもよい。
【0039】
図4は、実施の形態1の変形例にかかるシャワー装置を示す概略図である。図5は、図4のシャワー装置を別の方向から見た概略図である。
【0040】
図5および図6に示すように、シャワー装置100において、チューブ16にヘッド1の接続部3の一部を露出する開口16aが設けられている。チューブ16に開口16aが設けられていることにより、接続部3へのアクセスが容易になり、ヘッド1とホース2との着脱をより簡便に行うことができる。
【0041】
(実施の形態の概要)
(1)本開示のシャワー装置は、水を吐出するヘッドと、ヘッドに接続されてヘッドに水を供給するホースと、を有するシャワー装置であって、電源に電気的に接続され、ホースに巻回された送電コイルと、ヘッドのホースとの接続部に取り付けられて内側にホースが挿入される可撓性を有するチューブに巻回された受電コイルと、を備え、ホースがヘッドに接続された状態で、受電コイルは送電コイルを囲むように配置され、送電コイルから受電コイルに給電することにより、ヘッドに前記電源からの電力を供給する。
【0042】
このような構成により、小型で利便性を向上させたシャワー装置を提供することができる。
【0043】
(2)(1)のシャワー装置において、ホースの外周面またはチューブの内周面のうち少なくともいずれか一方に、1つまたは複数の突起が設けられていてもよい。
【0044】
このような構成により、送電コイルと受電コイルとの距離を適切に保つことができ、より効率よく給電することができる。
【0045】
(3)(1)または(2)のシャワー装置において、複数の突起は、ホースまたはチューブの周方向に間隔を空けて配置されてもよい。
【0046】
このような構成により、チューブとホースとの間隔を適切に維持することができるため、送電コイルと受電コイルとの距離を適切に保ってより効率よく給電することができる。
【0047】
(4)(1)から(3)のいずれか1つのシャワー装置において、送電コイルは、ホースに埋設されていてもよい。
【0048】
このような構成により、ホースの外形を変更せずに送電コイルを巻回することができる。
【0049】
(5)(1)から(4)のいずれか1つのシャワー装置において、受電コイルは、チューブに埋設されていてもよい。
【0050】
このような構成により、チューブの外形を変更せずに受電コイルを巻回することができる。
【0051】
(6)(1)から(5)のいずれか1つのシャワー装置において、チューブには、ヘッドの接続部の一部を露出する開口が形成されていてもよい。
【0052】
このような構成により、シャワーヘッドとホースとの着脱が容易になる。
【0053】
(7)(1)から(6)のいずれか1つのシャワー装置において、送電コイルと受電コイルとは、同心円上に巻回されていてもよい。
【0054】
このような構成により、シャワーヘッドに効率よく給電することができる。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本開示は、電力を使用する機能を有するシャワー装置に広く適用することができる。
【符号の説明】
【0056】
1 ヘッド
1a 吐出部
1b 手部
2 ホース
3 接続部
4 送電コイル
5 受電コイル
6、16 チューブ
7 送電回路
8 電源
9 受電回路
10 制御装置
11 突起
16a 開口
100 シャワー装置
図1
図2
図3
図4
図5