(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023164303
(43)【公開日】2023-11-10
(54)【発明の名称】半導体メモリ装置
(51)【国際特許分類】
H10B 12/00 20230101AFI20231102BHJP
H10B 63/00 20230101ALI20231102BHJP
H10B 63/10 20230101ALI20231102BHJP
【FI】
H10B12/00 621
H10B12/00 671B
H10B63/00
H10B63/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023042922
(22)【出願日】2023-03-17
(31)【優先権主張番号】10-2022-0053400
(32)【優先日】2022-04-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung-ro,Yeongtong-gu,Suwon-si,Gyeonggi-do,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】李 基碩
(72)【発明者】
【氏名】安 濬▲ひょく▼
(72)【発明者】
【氏名】金 根楠
(72)【発明者】
【氏名】尹 燦植
(72)【発明者】
【氏名】李 明東
【テーマコード(参考)】
5F083
【Fターム(参考)】
5F083FZ10
5F083JA60
5F083KA01
5F083KA05
5F083LA12
5F083LA16
5F083MA06
5F083MA16
5F083PR03
5F083PR06
5F083ZA29
(57)【要約】
【課題】電気的特性及び信頼性がより向上された半導体メモリ装置を提供する。
【解決手段】半導体メモリ装置が提供される。半導体メモリ装置は、半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜、前記半導体基板上で前記活性部を横切るビットライン構造体、前記ビットライン構造体と前記活性部との間の第1導電パッド、前記第1導電パッドと前記ビットライン構造体との間のビットラインコンタクトパターン、前記第1導電パッドの第1側壁を覆う第1ビットラインコンタクトスペーサー、及び前記第1導電パッドの第2側壁を覆う第2ビットラインコンタクトスペーサーを含み、前記第1導電パッドは前記活性部の上面と接触する平坦な底面を有し、前記第1ビットラインコンタクトスペーサーの幅は前記第2ビットラインスペーサーの幅と異なることができる。
【選択図】
図2A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜と、
前記半導体基板上で前記活性部を横切るビットライン構造体と、
前記ビットライン構造体と前記活性部との間の第1導電パッドと、
前記第1導電パッドと前記ビットライン構造体との間のビットラインコンタクトパターンと、
前記第1導電パッドの第1側壁を覆う第1ビットラインコンタクトスペーサーと、
前記第1導電パッドの第2側壁を覆う第2ビットラインコンタクトスペーサーと、を含み、
前記第1導電パッドは、前記活性部の上面と接触する平坦な底面を有し、
前記第1ビットラインコンタクトスペーサーの幅は、前記第2ビットラインコンタクトスペーサーの幅と異なる半導体メモリ装置。
【請求項2】
前記第1導電パッドの前記底面は、前記素子分離膜の上面及び前記半導体基板の上面と同一なレベルに位置する請求項1に記載の半導体メモリ装置。
【請求項3】
前記活性部を横切って第1方向に延び、前記半導体基板内に埋め込まれたワードライン構造体をさらに含み、
前記ワードライン構造体の各々は、ワードライン、前記ワードライン上のゲートキャッピングパターン、及び前記半導体基板と前記ワードラインとの間のゲート絶縁パターンを含み、
前記第1導電パッドの前記底面は、前記ゲートキャッピングパターンの上面と同一なレベルに位置する請求項1に記載の半導体メモリ装置。
【請求項4】
前記第1及び第2ビットラインコンタクトスペーサーの底面は、実質的に同一なレベルに位置する請求項1に記載の半導体メモリ装置。
【請求項5】
前記第1導電パッドの前記底面は、前記素子分離膜の上面の一部と接触する請求項1に記載の半導体メモリ装置。
【請求項6】
前記第1及び第2ビットラインコンタクトスペーサーの各々は、前記第1導電パッドの前記底面より低いレベルに底面を有する請求項1に記載の半導体メモリ装置。
【請求項7】
前記第1及び第2ビットラインコンタクトスペーサーの前記底面は、互いに異なるレベルに位置する請求項6に記載の半導体メモリ装置。
【請求項8】
半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜と、
前記半導体基板上に配置され、平面視において前記活性部の間に配置される第1パッド絶縁パターンと、
前記半導体基板上に配置され、第1方向に互いに隣接する前記第1パッド絶縁パターンの間に配置される第1導電パッドと、
前記半導体基板上に配置され、前記第1導電パッドと前記第1パッド絶縁パターンの間に配置される第2導電パッドと、
前記第1導電パッド上に配置され、前記活性部を横切って第2方向に延びるビットライン構造体と、
前記ビットライン構造体と前記第1導電パッドとの間のビットラインコンタクトパターンと、
前記第2導電パッド上の埋め込みコンタクトパターンと、を含み、
前記第1及び第2導電パッドは、同一なレベルに位置する平坦な底面を有し、
前記第1導電パッドは、前記ビットラインコンタクトパターンの側壁に整列された側壁を有する半導体メモリ装置。
【請求項9】
前記第1導電パッドの第1側壁は、前記第2導電パッドのうちの1つから第1距離に離隔され、
前記第1導電パッドの第2側壁は、前記第2導電パッドのうちの他の1つから第2距離に離隔され、
前記第2距離は、前記第1距離と異なる請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項10】
前記活性部を横切って前記第1方向に延び、前記半導体基板内に埋め込まれたワードライン構造体をさらに含み、
前記ワードライン構造体の各々は、ワードライン、前記ワードライン上のゲートキャッピングパターン、及び前記半導体基板と前記ワードラインとの間のゲート絶縁パターンを含み、
前記第1及び第2導電パッドの前記底面は、前記ゲートキャッピングパターンの上面と同一なレベルに位置する請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項11】
前記第2導電パッドは、前記ワードライン構造体の一側で前記活性部と前記埋め込みコンタクトパターンとの間に配置される請求項10に記載の半導体メモリ装置。
【請求項12】
前記第2導電パッドの側壁は、前記第1パッド絶縁パターンと接触する請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項13】
前記第1導電パッドの厚さは、前記第2導電パッドの厚さより小さい請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項14】
前記ビットライン構造体の両側壁を覆うビットラインスペーサーをさらに含み、
前記ビットラインスペーサーの一部分は、前記第1導電パッドと前記第2導電パッドとの間に配置される請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項15】
前記第1導電パッドの前記側壁を覆うビットラインコンタクトスペーサーをさらに含み、
前記ビットラインコンタクトスペーサーの底面は、前記第1導電パッドの前記底面より低いレベルに位置する請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項16】
前記半導体基板上で前記第1方向に延びる第2パッド絶縁パターンをさらに含み、
前記第1導電パッドは、前記第2方向に互いに隣接する前記第2パッド絶縁パターンの間に配置される請求項8に記載の半導体メモリ装置。
【請求項17】
半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜と、
前記活性部を横切って第1方向に延び、前記半導体基板内に埋め込まれたワードライン構造体であって、当該ワードライン構造体の各々は、ワードライン、前記ワードライン上のゲートキャッピングパターン、及び前記半導体基板と前記ワードラインとの間のゲート絶縁パターンを含む、ワードライン構造体と、
各々が前記半導体基板上に配置され、平面視において、前記第1方向に隣接する前記活性部の端部の間に配置される第1パッド絶縁パターンと、
前記ワードライン構造体上で前記第1方向に延びる第2パッド絶縁パターンと、
前記ワードライン構造体を横切って前記第1方向と交差する第2方向に延びるビットライン構造体と、
前記ビットライン構造体と前記活性部との間の第1導電パッドと、
前記ビットライン構造体と前記第1導電パッドとの間のビットラインコンタクトパターンと、
前記半導体基板上に配置され、前記活性部の端部上に配置される第2導電パッドと、
前記ビットライン構造体の両側壁上に配置されるビットラインスペーサーと、
前記第2導電パッド上の埋め込みコンタクトパターンと、を含み、
前記第1及び第2導電パッドの各々は、平坦な底面を有し、
前記第1及び第2導電パッドの前記底面は、前記ゲートキャッピングパターンの上面と実質的に同一なレベルに位置し、
前記第1導電パッドは、前記ビットラインコンタクトパターンの側壁及び前記ビットライン構造体の側壁に整列された側壁を有する半導体メモリ装置。
【請求項18】
前記第1導電パッドの前記側壁を覆うビットラインコンタクトスペーサーをさらに含み、
前記ビットラインコンタクトスペーサーの底面は、前記第1導電パッドの前記底面より低いレベルに位置する請求項17に記載の半導体メモリ装置。
【請求項19】
前記第1パッド絶縁パターンの底面は、前記第2パッド絶縁パターンの底面より低いレベルに位置し、
前記第2パッド絶縁パターンは、前記ゲートキャッピングパターンの上面上に配置される請求項17に記載の半導体メモリ装置。
【請求項20】
前記第1及び第2パッド絶縁パターンの上面及び前記第1及び第2導電パッドの上面は、実質的に同一なレベルに位置する請求項17に記載の半導体メモリ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体メモリ装置に関し、さらに詳細には電気的特性及び信頼性がより向上された半導体メモリ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
消費者が要求する優れた性能及び安い価額を満たすために、半導体装置の集積度を増加させることが要求されている。半導体装置の場合、その集積度は製品の価額を決定する重要な要因であるため、特に増加された集積度が要求されている。2次元又は平面的な半導体装置の場合、その集積度は単位メモリセルが占有する面積によって主に決定されるので、微細パターン形成技術の水準に大きく影響を受ける。しかし、パターンを微細化するためには超高価の装備を必要とするので、2次元半導体装置の集積度は増加しているが、相変わらず制限的である。したがって、半導体素子の集積度、抵抗、及び電流駆動能力等を拡大するための半導体メモリ装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第10,910,261B2号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は電気的特性及び信頼性がより向上された半導体メモリ装置を提供することにある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は以上で言及した課題に制限されず、言及されないその他の課題が下の記載から当業者に明確に理解されるはずである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記解決しようとする課題を達成するために本発明の実施形態による半導体メモリ装置は、半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜、前記半導体基板上で前記活性部を横切るビットライン構造体、前記ビットライン構造体と前記活性部との間の第1導電パッド、前記第1導電パッドと前記ビットライン構造体との間のビットラインコンタクトパターン、前記第1導電パッドの第1側壁を覆う第1ビットラインスペーサー、及び前記第1導電パッドの第2側壁を覆う第2ビットラインスペーサーを含み、前記第1導電パッドは前記活性部の上面と接触する平坦な底面を有し、前記第1ビットラインスペーサーの幅は前記第2ビットラインスペーサーの幅と異なることができる。
【0007】
前記解決しようとする課題を達成するために本発明の実施形態による半導体メモリ装置は、半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜、前記半導体基板上で前記活性部の間に配置される第1パッド絶縁パターン、前記半導体基板上に配置され、第1方向に互いに隣接する前記第1パッド絶縁パターンの間に配置される第1導電パッド、前記半導体基板上に配置され、前記第1導電パッドと前記第1パッド絶縁パターンとの間に配置される第2導電パッド、前記第1導電パッド上で前記活性部を横切って第2方向に延びるビットライン構造体、前記ビットライン構造体と前記第1導電パッドとの間のビットラインコンタクトパターン、及び前記第2導電パッド上の埋め込みコンタクトパターンを含み、前記第1及び第2導電パッドは同一なレベルに位置する平坦な底面を有し、前記第1導電パッドは前記ビットラインコンタクトパターンの側壁に整列された側壁を有することができる。
【0008】
前記解決しようとする課題を達成するために本発明の実施形態による半導体メモリ装置は、半導体基板内に活性部を定義する素子分離膜、前記活性部を横切って第1方向に延び、前記半導体基板内に埋め込まれたワードライン構造体であって、当該ワードライン構造体の各々はワードライン、前記ワードライン上のゲートキャッピングパターン、及び前記半導体基板と前記ワードラインとの間のゲート絶縁パターンを含む、ワードライン構造体、前記半導体基板上で前記第1方向に隣接する前記活性部の端部の間に配置される第1パッド絶縁パターン、前記ワードライン構造体上で前記第1方向に延びる第2パッド絶縁パターン、前記ワードライン構造体を横切って前記第1方向と交差する第2方向に延びるビットライン構造体、前記ビットライン構造体と前記活性部との間の第1導電パッド、前記ビットライン構造体と前記第1導電パッドとの間のビットラインコンタクトパターン、前記半導体基板上に配置され、前記活性部の端部上に配置される第2導電パッド、前記ビットライン構造体の両側壁上に配置されるビットラインスペーサー、及び前記第2導電パッド上の埋め込みコンタクトパターンを含み、前記第1及び第2導電パッドの各々は平坦な底面を有し、前記第1及び第2導電パッドの前記底面は前記ゲートキャッピングパターンの上面と実質的に同一なレベルに位置し、前記第1導電パッドは前記ビットラインコンタクトの側壁及び前記ビットライン構造体の側壁に整列された側壁を有することができる。
【0009】
その他の実施形態の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、半導体基板の上面に導電パッドを先に形成した後、ビットラインコンタクトパターン及びビットラインを形成することによって、ビットラインコンタクトパターンの底面が丸くなるか、或いは傾斜面を有することを防止することができる。したがって、半導体メモリ装置の信頼性がより向上されることができる。
【0011】
また、ビットラインのミスアライメントが発生しても、ビットライン両測でエッチング深さの差が大きくなることを低減できるので、ビットラインコンタクトパターンと埋め込みコンタクトパターンとの間の離隔距離を確保することができる。したがって、半導体メモリ装置の信頼性がより向上されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の平面図である。
【
図2A】
図1のA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を示す。
【
図2B】
図1のC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を示す。
【
図4A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の一部分を示す平面図である。
【
図4B】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の一部分を示す平面図である。
【
図5A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図5B】
図5AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図5C】
図5AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図6A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図6B】
図6AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図6C】
図6AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図6D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図7A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図7B】
図7AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図7C】
図7AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図7D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図8A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図8B】
図8AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図8C】
図8AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図8D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図9A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図9B】
図9AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図9C】
図9AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図9D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図10A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図10D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図11A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図11D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図12A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図12D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図13A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図13D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図14A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図14D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は本発明の実施形態による半導体メモリ装置の平面図である。
図2Aは
図1のA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を示す。
図2Bは
図1のC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を示す。
図3A乃至
図3Eは
図2AのP部分を拡大した図面である。
【0014】
図4A及び
図4Bは本発明の実施形態による半導体メモリ装置の一部分を示す平面図である。
【0015】
図1、
図2A、及び
図2Bを参照すれば、半導体基板100内に活性部ACTを定義する素子分離膜101が配置されることができる。半導体基板100はシリコン基板、ゲルマニウム基板、及び/又はシリコン-ゲルマニウム基板等であり得る。素子分離膜101はシリコン酸化物、シリコン窒化物、又はシリコン酸化窒化物のうち少なくとも1つを含むことができる。素子分離膜101の上面は半導体基板100の上面と共面をなすことができる。
【0016】
一例によれば、活性部ACTは、平面視において長方形(又はバー形状)を有し、第1方向D1及び第1方向D1を横切る(例として、第1方向D1と垂直な)第2方向D2に沿って2次元に配列されることができる。活性部ACTは、平面視においてジグザグ形状に配列されることができ、第1方向D1及び第2方向D2に対して斜線方向に長軸を有することができる。
【0017】
ワードライン構造体WLSが半導体基板100内で活性部ACTを横切って第1方向D1に延びることができる。ワードライン構造体WLSの各々はワードラインWL、半導体基板100とワードラインWLとの間のゲート絶縁パターン103、及びワードラインWL上のゲートキャッピングパターン105を含むことができる。
【0018】
ワードラインWLは半導体基板100内に配置されることができ、平面視において、第1方向D1に延びて活性部ACT及び素子分離膜101を横切ることができる。1つの活性部ACTは一対のワードラインWLと交差することができる。ワードラインWLの上面は半導体基板100の上面より下に位置することができる。ワードラインWLの下面はその下の物質に応じて高さが異なることができる。一例として、ワードラインWLの下面の中で、活性部ACT上に提供される部分の高さは素子分離膜101上に提供される部分の高さより高いことができる。ゲートキャッピングパターン105の上面は半導体基板100の上面及び素子分離膜101の上面と実質的に共面をなすことができる。
【0019】
ワードラインWLは導電物質を含むことができる。ゲート絶縁パターン103はシリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸化窒化物、及び高誘電率物質のうち少なくとも1つを含むことができる。ゲートキャッピングパターン105は、例えばシリコン窒化膜又はシリコン酸化窒化膜を含むことができる。
【0020】
ワードラインWLの両側の活性部ACTの各々に第1及び第2不純物領域1a、1bが形成されることができる。第1及び第2不純物領域1a、1bの下面は活性部ACTの上面から所定の深さに位置することができる。第1不純物領域1aはワードラインWLの間で活性部ACTの各々の中央部内に配置され、第2不純物領域1bは第1不純物領域1aと離隔されて活性部ACTの各々の端部(end portions)に配置されることができる。第1及び第2不純物領域1a、1bは半導体基板100と反対の導電型を有するドーパントでドーピングされることができる。
【0021】
第1導電パッド113a及び第2導電パッド113bが半導体基板100の上面上に配置されることができる。
【0022】
第1導電パッド113aは各活性部ACTの第1不純物領域1aと連結されることができる。第2導電パッド113bは各活性部ACTの第2不純物領域1bと連結されることができる。第1及び第2導電パッド113a、113bは不純物がドーピングされた半導体又は金属(ex、チタニウム、タングステン又はタンタル等)の中で選択された少なくとも1つを含むことができる。
【0023】
第2導電パッド113bは第1導電パッド113aと横に(又は、水平に)離隔されることができる。
【0024】
詳細に、
図3Aを参照すれば、第1導電パッド113aは互いに対向する第1側壁S1及び第2側壁S2を有することができる。一例として、第1導電パッド113aの第1側壁S1からこれに隣接する第2導電パッド113bの間の距離a1は第1導電パッド113aの第2側壁S2からこれに隣接する第2導電パッド113bの間の距離a2と実質的に同一であることができる。
【0025】
これと異なり、
図3C及び
図4Aを参照すれば、第1導電パッド113aの第1側壁S1からこれに隣接する第2導電パッド113bの間の距離a1は第1導電パッド113aの第2側壁S2からこれに隣接する第2導電パッド113bの間の距離a2と異なることができる。例えば、第1導電パッド113aの第1側壁S1と第2導電パッド113bとの間の距離a1が第1導電パッド113aの第2側壁S2と第2導電パッド113bとの間の距離a2より大きいことができる。
【0026】
第1及び第2導電パッド113a、113bの各々は平坦な底面を有することができ、半導体基板100の上面と直接接触することができる。言い換えれば、第1及び第2導電パッド113a、113bの底面は半導体基板100の上面と実質的に同一なレベルに位置することができる。
【0027】
第1及び第2導電パッド113a、113bの上面は、
図3Aに図示されたように、実質的に同一なレベルに位置することができる。これと異なり、
図3Bを参照すれば、第1導電パッド113aの上面が第2導電パッド113bの上面より低いレベルに位置することができる。即ち、第1導電パッド113aの厚さT1が第2導電パッド113bの厚さT2より小さいことができる。
【0028】
ビットラインスペーサーSS及びビットラインコンタクトスペーサー162が第1導電パッド113aの両側に配置されることができる。即ち、第1導電パッド113aと第2導電パッド113bの間にビットラインスペーサーSSの一部及びビットラインコンタクトスペーサー162が配置されることができる。
【0029】
第1パッド絶縁パターン121が半導体基板100上で隣接する2つの活性部ACTの端部の間に配置されることができる。即ち、第1パッド絶縁パターン121が第1方向D1に互いに隣接する第2不純物領域1bの間に配置されることができる。第1パッド絶縁パターン121の底面は半導体基板100の上面又は素子分離膜101の上面より低いレベルに位置することができる。第1パッド絶縁パターン121は、平面視においてジグザグ形状又は蜂の巣(honeycomb)形状に配列されることができる。第1パッド絶縁パターン121の各々は、平面視において長方形状又は平行四辺形状を有することができる。
【0030】
第2パッド絶縁パターン123がワードライン構造体WLS上で第1方向D1に延びることができる。第2パッド絶縁パターン123の底面は第1及び第2導電パッド113a、113bの底面と実質的に同一なレベルに位置することができる。
【0031】
第1方向D1に互いに隣接する第1パッド絶縁パターン121の間に、そして第2方向D2に互いに隣接する第2パッド絶縁パターン123の間に第1導電パッド113aが配置されることができる。第1及び第2パッド絶縁パターン121、123は、例えばシリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸化窒化膜を含むことができる。
【0032】
第1及び第2パッド絶縁パターン121、123上に第1バッファ絶縁膜131及び第1バッファ絶縁膜131上の第2バッファ絶縁膜133が提供されることができる。一例として、第1バッファ絶縁膜131はシリコン酸化膜であり、第2バッファ絶縁膜133はシリコン窒化膜であり得る。これとは異なり、第1バッファ絶縁膜131及び第2バッファ絶縁膜133のうち1つのみが提供されることができる。第1及び第2バッファ絶縁膜131、133の各々は、平面的に互いに離隔された島形状を有することができる。一例として、第1及び第2バッファ絶縁膜131、133は隣接する2つの活性部ACTの端部及びこれらの間の素子分離膜101の一部を同時に覆うことができる。
【0033】
実施形態によれば、ビットライン構造体BLSは半導体基板100上でワードラインWLを横切って第2方向D2に延びることができる。
【0034】
ビットライン構造体BLSは順に積層されたポリシリコンパターン141、金属パターン151、及びハードマスクパターン153を含むことができる。ポリシリコンパターン141と第1及び第2パッド絶縁パターン121、123の間に第1及び第2バッファ絶縁膜131、133が介在されることができる。ポリシリコンパターン141は第1導電パッド113a上で省略されることができる。金属パターン151は導電性金属窒化物(例えば、窒化チタン、窒化タンタル等)及び金属(例えば、タングステン、チタニウム、タンタル等)を含むことができる。ハードマスクパターン153はシリコン窒化物又はシリコン酸窒化物と絶縁材料を含むことができる。
【0035】
図3Aを参照すれば、ビットライン構造体BLSはポリシリコンパターン141と金属パターン151との間にシリサイドパターン149を含むことができる。シリサイドパターン149はチタニウムシリサイド、コバルトシリサイド、又はニッケルシリサイドのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0036】
ビットラインコンタクトパターン147が第1導電パッド113aとビットライン構造体の金属パターン151との間に配置されることができる。ビットラインコンタクトパターン147は不純物がドーピングされたポリシリコンを含むことができる。ビットラインコンタクトパターン147の上面はビットライン構造体BLSのポリシリコンパターン141の上面と実質的に同一なレベルに位置することができる。
【0037】
図4Aを参照すれば、ビットラインコンタクトパターン147は第1及び第2バッファ絶縁膜131、133に定義されるオープニングOP内に配置されることができる。これと異なり、
図4Bを参照すれば、ビットラインコンタクトパターン147は第1及び第2バッファ絶縁膜131、133に定義されるオープニングOPの間に配置されることができる。
【0038】
実施形態で、ビットラインコンタクトパターン147は金属パターン151の側壁及び第1導電パッド113aの側壁に整列された側壁を有することができる。言い換えれば、ビットラインコンタクトパターン147は第1方向D1に、ビットライン構造体BLSの幅及び第1導電パッド113aの幅と実質的に同一な幅を有することができる。第2方向D2に、ビットラインコンタクトパターン147の長さは第1導電パッド113aの長さより大きいことができる。
【0039】
ビットラインコンタクトスペーサー162が第1導電パッド113aの両側壁上に配置されることができる。ビットラインコンタクトスペーサー162は絶縁物質で形成されることができる。例えば、ビットラインコンタクトスペーサー162はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸窒化膜を含むことができ、多層膜で成されることができる。
【0040】
図3A及び
図3Cを参照すれば、ビットラインコンタクトスペーサー162は実質的に平坦な底面を有することができる。ビットラインコンタクトスペーサー162の底面は第1導電パッド113aの両測で実質的に同一なレベルに位置することができる。
【0041】
図3Cを参照すれば、第1導電パッド113aの第1側壁S1上のビットラインコンタクトスペーサー162の幅は第1導電パッド113aの第2側壁S2上のビットラインコンタクトスペーサー162の幅と異なることができる。
【0042】
これと異なり、
図3D及び
図3Eに図示された実施形態によれば、ビットラインコンタクトスペーサー162の底面は第1導電パッド113aの底面より低いレベルに位置することができる。
図3Dを参照すれば、第1導電パッド113aの第1側壁側のビットラインコンタクトスペーサー162の底面が第1導電パッド113aの第2側壁側のビットラインコンタクトスペーサー162の底面より低いレベルに位置することができる。また、
図3Eを参照すれば、ビットラインコンタクトスペーサー162はラウンドになった底面を有してもよい。ビットラインコンタクトスペーサー162の中で少なくとも1つは活性部(即ち、第1不純物領域1a)上の第1厚さと素子分離膜101上の第2厚さを有することができ、第2厚さは第1厚さと異なることができる。
【0043】
実施形態によれば、ビットラインスペーサーSSがビットライン構造体BLSの両側壁上に配置されることができる。ビットラインスペーサーSSはビットライン構造体BLSの一側壁に沿って第2方向D2に延びることができる。ビットラインスペーサーSSはビットライン構造体BLSの側壁と埋め込みコンタクトパターンBCとの間、そしてビットライン構造体BLSの側壁とフェンスパターン175との間に配置されることができる。
【0044】
ビットラインスペーサーSSはシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸窒化膜を含むことができ、多層膜で成されることができる。一例として、ビットラインスペーサーSSはビットライン構造体BLSの側壁上に順に形成された第1及び第2スペーサー161、163を含むことができる。第1及び第2スペーサー161、163は互いにエッチング選択性を有する絶縁材料を含むことができる。例えば、第1スペーサー161はシリコン酸化物を含むことができ、第2スペーサー163はシリコン窒化物を含むことができる。ここで、第1スペーサー161はビットラインコンタクトパターン147の側壁及び第1導電パッド113aの側壁を覆うこともできる。さらに、ビットラインスペーサーSSは絶縁膜の間のエアギャップを含んでもよい。
【0045】
埋め込みコンタクトパターンBCが第2導電パッド113b上に各々配置されることができる。埋め込みコンタクトパターンBCが互いに隣接するビットライン構造体BLSの間に配置されることができる。埋め込みコンタクトパターンBCは不純物がドーピングされたポリシリコン又は金属物質を含むことができる。埋め込みコンタクトパターンBCは第2不純物領域1bと各々電気的に連結することができる。埋め込みコンタクトパターンBCは、平面視においてワードラインWLの間、そしてビットライン構造体BLSの間に各々配置されることができる。
【0046】
埋め込みコンタクトパターンBCは、平面視において2次元に互いに離隔されて配置されることができる。一例として、第1方向D1に沿って配列された埋め込みコンタクトパターンBCはビットライン構造体BLSを介して離隔されることができる。第2方向D2に沿って配列された埋め込みコンタクトパターンBCはフェンスパターン175を介して離隔されることができる。埋め込みコンタクトパターンBCは第1方向D1に隣接するビットライン構造体BLSと第2方向D2に隣接するフェンスパターン175によって定義される空間を満たすことができる。埋め込みコンタクトパターンBCの上面はフェンスパターン175の上面及びビットライン構造体BLSの上面より低いレベルに位置することができる。埋め込みコンタクトパターンBCの上面はビットライン構造体BLSの金属パターン125の上面より下に位置することができる。
【0047】
埋め込みコンタクトパターンBCの底面は第2導電パッド113bの上面と直接接触することができる。また、埋め込みコンタクトパターンBCはビットラインコンタクトスペーサー162によって第1導電パッド113a及びビットラインコンタクトパターン147と絶縁されることができる。フェンスパターン175がビットライン構造体BLSの間で第2方向D2に離隔されて配置されることができる。フェンスパターン175は第2方向D2に互いに隣接する埋め込みコンタクトパターンBCの間に各々配置されることができる。フェンスパターン175は、平面視においてワードライン構造体WLSと重畳されることができ、フェンスパターン175は第2パッド絶縁パターン123上に配置されることができる。フェンスパターン175はビットライン構造体BLSの上面と実質的に同一なレベルに上面を有することができる。フェンスパターン175はシリコン窒化物のような絶縁材料を含むことができる。
【0048】
ランディングパッドLPが埋め込みコンタクトパターンBC上に各々配置されることができる。ランディングパッドLPは埋め込みコンタクトパターンBCと各々電気的に連結されることができる。
【0049】
各ランディングパッドLPはビットライン構造体BLSの間とフェンスパターン175の間に満たされる下部(lower portion)と下部でビットライン構造体BLSの一部分上に延長された上部(upper portion)を含むことができる。即ち、ランディングパッドLPの上部は、平面視においてビットライン構造体BLSの一部分と重畳されることができる。ランディングパッドLPの上部の各々はビットライン構造体BLSのハードマスクパターン153の上面を覆うことができ、埋め込みコンタクトパターンBCより広い幅を有することができる。言い換えれば、ランディングパッドLPの上部幅はビットライン構造体BLSの間の距離又はビットライン構造体BLSの幅より大きいことができる。このように、ランディングパッドLPの上部がビットライン構造体BLS上に延長されるので、ランディングパッドLPの上面の面積が増加されることができる。
【0050】
ランディングパッドLPの上面はビットライン構造体BLSの上面より上に位置することができ、ランディングパッドLPの下面はビットライン構造体BLSの上面より下に位置することができる。一例として、ランディングパッドLPの下面はビットライン構造体BLSの金属パターン151の上面より下に位置することができる。
【0051】
ランディングパッドLPの上部は、平面視において長軸と短軸を有する楕円形状を有することができ、ランディングパッドLPの上部は第1方向D1及び第2方向D2に対して斜線方向で長軸を有することができる。実施形態によれば、ランディングパッドLPの上部は丸い斜方形、丸い台形、又は丸い四角形を有することができる。
【0052】
ランディングパッドLPの各々はバリアー金属パターン181、及び金属パターン183を含むことができる。バリアー金属パターン181は導電性金属窒化物(例えば、窒化チタン、窒化タンタル、窒化タングステン等)を含むことができる。金属パターン183は金属(例えば、タングステン、チタニウム、タンタル等)を含むことができる。
【0053】
バリアー金属パターン181と埋め込みコンタクトパターンBCとの間にチタニウムシリサイド、コバルトシリサイド、ニッケルシリサイド、タングステンシリサイド、白金シリサイド、又はモリブデンシリサイドのような金属シリサイド膜(図示せず)が介在されることができる。
【0054】
リセス絶縁パターン190がランディングパッドLPの上部の間を満たすことができる。リセス絶縁パターン190の各々はラウンドになった下面を有することができ、リセス絶縁パターン190の下面はビットラインスペーサーSSの一部分と接触することができる。リセス絶縁パターン190の上面はランディングパッドLPの上面と共面をなすことができる。
【0055】
リセス絶縁パターン190はランディングパッドLP及びビットライン構造体BLSのハードマスクパターン153と直接接触することができる。リセス絶縁パターン190はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸窒化膜を含むことができる。リセス絶縁パターン190は単一膜又は多層膜で成されることができる。
【0056】
データ格納パターンDSPがランディングパッドLP上に各々配置されることができる。データ格納パターンDSPはランディングパッドLP及び埋め込みコンタクトパターンBCを通じて第2不純物領域1bと各々電気的に連結されることができる。データ格納パターンDSPの各々はランディングパッドLPの各々の下部とはずれて配置されることができ、ランディングパッドLPの各々の一部分と接触することができる。一例で、データ格納パターンDSPは、平面視において蜂の巣(honeycomb)形状又はジグザグ(zigzag)形状に配置されることができる。
【0057】
一例によれば、データ格納パターンDSPはキャパシタであり、下部及び上部電極の間に介在される誘電膜を含むことができる。これと異なり、データ格納パターンDSPはメモリ要素に印加される電気パルスによって、2つの抵抗状態にスイッチングされることができる可変抵抗パターンであり得る。例えば、データ格納パターンDSPは電流量に応じて結晶状態が変化する相変化物質(phase-change material)、ペロブスカイト(perovskite)化合物、遷移金属酸化物(transition metal oxide)、磁性体物質(magnetic materials)、強磁性(ferromagnetic)物質又は反強磁性(antiferromagnetic)物質を含むことができる。
【0058】
【0059】
図5A、
図5B、及び
図5Cを参照すれば、半導体基板100に活性部ACTを定義する素子分離膜101が形成されることができる。
【0060】
素子分離膜101を形成することは半導体基板100上にエッチングマスク(図示せず)を形成すること、前記エッチングマスクを利用して半導体基板100をエッチングしてトレンチを形成すること、及びトレンチを満たす絶縁膜を形成すること、前記絶縁膜を平坦化して半導体基板100の上面を露出させることを含むことができる。素子分離膜101は絶縁材料を含むことができる。素子分離膜101は、例えばシリコン酸化物、シリコン窒化物、又はシリコン酸化窒化物のうち少なくとも1つを含むことができる。半導体基板100はシリコン又はゲルマニウムのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0061】
一例によれば、活性部ACTは長方形(又はバー(bar)形状)を有し、第1方向D1及び第2方向D2に沿って2次元に配列されることができる。活性部ACTは、平面視においてジグザグ形状に配列されることができ、第1方向D1及び第2方向D2に対して斜線方向に沿って長軸を有することができる。
【0062】
半導体基板100上に第1方向D1に延びる複数のワードライン構造体WLSが形成されることができる。
【0063】
詳細に、活性部ACT及び素子分離膜101をパターニングして第1方向D1に延びるゲートリセス領域102が形成されることができ、ゲートリセス領域102内にゲート絶縁膜103を介在してワードラインWLが形成されることができる。ゲートリセス領域102の下面は素子分離膜101の下面より上に位置することができる。ワードラインWLの上面は素子分離膜101の上面より下に位置することができる。
【0064】
ゲート絶縁膜103は、例えば高誘電膜、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸化窒化膜の中で選択された1つの単一膜又はこれらの組み合わせを含むことができる。ここで、高誘電膜は、例えばハフニウム酸化物、ハフニウムシリコン酸化物、ランタン酸化物、ジルコニウム酸化物、ジルコニウムシリコン酸化物、タンタル酸化物、チタニウム酸化物、バリウムストロンチウムチタニウム酸化物、バリウムチタニウム酸化物、ストロンチウムチタニウム酸化物、リチウム酸化物、アルミニウム酸化物、鉛スカンジウムタンタル酸化物、及び鉛亜鉛ニオブ酸塩のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0065】
ゲートキャッピングパターン105はワードラインWLが形成されたゲートリセス領域102内に形成されることができる。ゲートキャッピングパターン105の上面は半導体基板100の上面及び素子分離膜101の上面と実質的に同一なレベルに位置することができる。ゲートキャッピングパターン105は素子分離膜101と異なる絶縁物質で成されることができる。ゲートキャッピングパターン105は、例えばシリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸化窒化膜を含むことができる。
【0066】
ワードライン構造体WLSを形成した後、ワードライン構造体WLSの両側の活性部ACT内に第1及び第2不純物領域1a、1bが形成されることができる。第1及び第2不純物領域1a、1bはイオン注入工程を遂行して形成されることができ、活性部ACTと反対の導電型を有することができる。第1不純物領域1aは各活性部ACTの中心部分に提供されることができ、第2不純物領域1bは各活性部ACTの端部に提供されることができる。
【0067】
図6A、
図6B、及び
図6Cを参照すれば、半導体基板100の上にパッド導電膜110が形成されることができる。パッド導電膜110は半導体基板100の上面、素子分離膜101の上面、ワードライン構造体WLSの上面上に直接堆積されることができる。パッド導電膜110は不純物がドーピングされた半導体膜(例えば、ドーピングされたポリシリコン膜)で形成されることができる。
【0068】
続いて、パッド導電膜110を貫通する第1パッド絶縁パターン121が形成されることができる。第1パッド絶縁パターン121を形成することは、パッド導電膜110上にマスクパターン(図示せず)を形成すること、前記マスクパターンをエッチングマスクとして利用してパッド導電膜110を異方性エッチングして素子分離膜101の上面を露出させるホールを形成すること、前記ホールを満たす絶縁膜を形成すること、及び絶縁膜を平坦化してパッド導電膜110の上面を露出させることを含むことができる。ここで、パッド導電膜110に対する異方性エッチング工程の時、ホールに露出される素子分離膜の上面の一部がリセスされてもよい。したがって、第1パッド絶縁パターン121の底面が半導体基板100の上面及び素子分離膜101の上面より低いレベルに位置することができる。第1パッド絶縁パターン121の上面は平坦化工程によってパッド導電膜110の上面と実質的に共面をなすことができる。第1パッド絶縁パターン121は、例えばシリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸化窒化膜を含むことができる。
【0069】
第1パッド絶縁パターン121は、平面視においてジグザグ形状又は蜂の巣(honeycomb)形状に配列されることができる。第1パッド絶縁パターン121は第1方向D1に隣接する第2不純物領域1bの間に配置されることができる。また、第1パッド絶縁パターン121は互いに隣接するワードライン構造体WLSの間に配置されることができる。
【0070】
一方、
図6Dを参照すれば、第1パッド絶縁パターン121は第1方向D1及び第2方向D2に対して斜線である方向に延びるライン形状を有することができる。第1パッド絶縁パターン121の各々は互いに隣接する第2不純物領域1bの間を通過するように配置されることができる。
【0071】
図7A、
図7B、及び
図7Cを参照すれば、第1パッド絶縁パターン121を形成した後、パッド導電膜110をパターニングして複数のパッド導電パターン111が形成されることができる。パッド導電パターン111は第1方向D1及び第2方向D2に互いに離隔されるように形成されることができる。
【0072】
パッド導電パターン111を形成することは、パッド導電膜110上に第1方向D1に延びるマスクパターン(図示せず)を形成すること、マスクパターンをエッチングマスクとして利用してゲートキャッピングパターン105の上面を露出させるようにパッド導電膜110を異方性エッチングしてライン開口部を形成することを含むことができる。パッド導電膜110に対する異方性エッチング工程の時、ライン開口部に露出されるゲートキャッピングパターン105の上面の一部がリセスされてもよい。
【0073】
パッド導電パターン111を形成した後、パッド導電パターン111の間に絶縁材料を堆積し、パッド導電パターン111の上面が露出されるように平坦化工程を遂行することによって第2パッド絶縁パターン123が形成されることができる。第2パッド絶縁パターン123は、例えばシリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸化窒化膜を含むことができる。
【0074】
第2パッド絶縁パターン123の上面はパッド導電パターン111の上面及び第1パッド絶縁パターン121の上面と実質的に共面をなすことができる。第2パッド絶縁パターン123は第1方向D1に沿って延びるライン形状を有することができる。第2パッド絶縁パターン123はワードライン構造体WLSのゲートキャッピングパターン105上に各々配置されることができる。
【0075】
パッド導電パターン111の各々は第1方向D1において第1パッド絶縁パターン121の間に配置されることができ、第2方向D2において第2パッド絶縁パターン123の間に配置されることができる。パッド導電パターン111の各々は、平面視において長方形状を有することができる。これと異なり、
図7Dを参照すれば、パッド導電パターン111の各々は、平面視において斜方形状又は平行四辺形状を有することができる。
【0076】
図8A、
図8B、
図8C、及び
図8Dを参照すれば、半導体基板100の上に第1及び第2バッファ絶縁膜131、133、及び第1導電膜135が順に形成されることができる。
【0077】
第1バッファ絶縁膜131はパッド導電パターンの上面、第1及び第2パッド絶縁パターン121、123の上面を覆うことができる。第2バッファ絶縁膜133は第1バッファ絶縁膜131より厚い。第1及び第2バッファ絶縁膜131、133は、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及び/又はシリコン酸化窒化膜を含むことができる。一例として、第1バッファ絶縁膜131はシリコン酸化膜であり、第2バッファ絶縁膜133はシリコン窒化膜であり得る。他の例として、第1バッファ絶縁膜131及び第2バッファ絶縁膜133のうち1つは省略されてもよい。
【0078】
第1導電膜135は不純物がドーピングされた半導体膜(例えば、ドーピングされたポリシリコン膜)で形成されることができる。他の例で、第1導電膜135は省略されてもよい。
【0079】
第1導電膜135上に第1マスクパターンMP1が形成されることができる。第1マスクパターンMP1は第1不純物領域1aに対応する開口部を有することができる。開口部の各々は活性部ACTの幅より大きい幅を有することができる。
【0080】
続いて、第1マスクパターンMP1を利用して第1導電膜135、第1及び第2バッファ絶縁膜131、133を異方性エッチングしてパッド導電パターン111を露出させるオープニングOPが形成されることができる。オープニングOPは第1導電膜135及び第1及び第2バッファ絶縁膜131、133を順にエッチングして形成されるので、オープニングOPによってパッド導電パターン111の平坦な上面が露出されることができる。一例で、オープニングOPは円形又は楕円形状を有することができる。また、オープニングOPは、平面視においてジグザグ形状又は蜂の巣(honeycomb)形状に配列されることができる。
【0081】
オープニングOPは第1不純物領域1aに各々対応することができる。オープニングOPを形成する時、パッド導電パターン111の上面の一部がリセスされてもよい。一方、他の例として、オープニングOPは
図4Bに図示されたように、互いに隣接する一対の第2不純物領域1bに対応して形成されてもよい。
【0082】
オープニングOPを形成した後、第1マスクパターンMP1は除去されることができる。
【0083】
図9A、
図9B、
図9C、及び
図9Dを参照すれば、オープニングOPを満たす第2導電膜145が形成されることができる。第2導電膜145はオープニングOPを満たすように導電物質を堆積した後、第1導電膜135の上面が露出されるように平坦化工程を遂行して形成されることができる。第2導電膜145は不純物がドーピングされた半導体膜(例えば、ドーピングされたポリシリコン膜)で形成されることができる。
【0084】
第1及び第2導電膜135、145上に第3導電膜150及びハードマスク膜152が順に形成されることができる。
【0085】
ハードマスク膜152上に第2マスクパターンMP2が形成されることができる。第2マスクパターンMP2は第2方向D2に延びるライン形状を有することができる。第2マスクパターンMP2はワードライン構造体WLS及びパッド導電パターン111を横切ることができる。
【0086】
図10A、
図10B、
図10C、及び
図10Dを参照すれば、第2マスクパターンMP2を利用してパッド導電パターン111、第1及び第2導電膜135、145、第3導電膜150、及びハードマスク膜152を順にエッチングすることができる。したがって、ビットライン構造体BLS及びビットラインコンタクトパターン147が形成されることができ、パッド導電パターン111が分離されて第1及び第2導電パッド113a、113bが形成されることができる。このようにビットライン構造体BLSを形成することによって、ビットライン構造体BLSは順に積層されたポリシリコンパターン141、金属パターン151、及びハードマスクパターン153を含むことができる。ここで、ビットラインコンタクトパターン147の側壁はオープニングOPの側壁と離隔されることができ、第1導電パッド113aの側壁はビットラインコンタクトパターン147の側壁に自己整列(セルフアライン)されることができる。
【0087】
ビットライン構造体BLS形成のためのエッチング工程の時、半導体基板100の上面及び素子分離膜101の上面が露出されることができる。一部の実施形態で、ビットライン構造体BLS形成のためのエッチング工程の時、第1導電パッド113aと第2導電パッド113bとの間の距離が非対称であり、このような場合にも半導体基板100の平坦な上面又は素子分離膜101の平坦な上面が露出されることができる。
【0088】
ビットライン構造体BLSを形成するためのエッチング工程の時、ビットライン構造体BLSの両測でエッチング深さは実質的に同一であることができる。これと異なり、ビットライン構造体BLSが
図4Aに図示されたように誤整列(ミスアライメント)される場合、ビットライン構造体BLSの両測でエッチング深さが互いに異なることができる。このような場合にも、ビットライン構造体BLSの両側に同一な物質(パッド導電パターン(111)ポリシリコン)が存在するので、ビットライン構造体BLSの両測でエッチング深さの差は減少されることができる。したがって、後続工程で形成される埋め込みコンタクトパターンBCと第1導電パッド113aとの間の離隔距離を確保することができる。また、第1及び第2導電パッド113a、113bを形成する時、半導体基板100と素子分離膜101のエッチング選択性によって半導体基板100の上面と素子分離膜101の上面が互いに異なるレベルに位置してもよい。
【0089】
【0090】
ビットラインスペーサーSSはビットライン構造体BLSの一側壁に沿って第2方向D2に延びることができる。一例によれば、ビットラインスペーサーSSの一部分はオープニングOPを満たすことができる。
【0091】
一例として、ビットラインスペーサーSSは第1及び第2スペーサー161、163を含むことができる。第2スペーサー163は第1スペーサー161に対してエッチング選択性を有する絶縁材料を含むことができる。一例として、第1スペーサー161はシリコン酸化膜であり、第2スペーサー163はシリコン窒化膜であり得る。他の例として、ビットラインスペーサーSSは第2スペーサー163上の第3スペーサーをさらに含んでもよい。
【0092】
より詳細に、ビットラインスペーサーSSを形成することは、ビットライン構造体BLSをコンフォーマルに覆う第1及び第2スペーサー膜を順に堆積すること、第1及び第2スペーサー膜を順に異方性エッチングして第1及び第2スペーサー161、163を形成することを含むことができる。ここで、第2スペーサー膜を異方性エッチングする時、第2バッファ絶縁膜133がエッチング停止膜として利用されることができる。
【0093】
第2スペーサー163を形成する前に、第1スペーサー膜が形成されたオープニングを満たすビットラインコンタクトスペーサー162が形成されることができる。ビットラインコンタクトスペーサー162は第2スペーサー163に対してエッチング選択性を有する絶縁物質で成されることができる。
【0094】
ビットラインスペーサーSSを形成した後、ビットライン構造体BLSの間に第2方向D2に沿って延びるライン形状のギャップ領域GRが形成されることができる。ギャップ領域GRは第2バッファ絶縁膜133の上面を露出させることができる。
【0095】
図12A、
図12B、及び
図12Cを参照すれば、ビットラインスペーサーSS及びビットライン構造体BLSをエッチングマスクとして利用して第1及び第2バッファ絶縁膜131、133に対する異方性エッチング工程が遂行されることができる。
【0096】
第1及び第2バッファ絶縁膜131、133を異方性エッチングすることによって、ビットライン構造体BLSの間に第2方向D2に沿って延びるライン形状のギャップ領域GRが形成されることができる。ライン形状のギャップ領域GRに第2導電パッド113bの上面が露出されることができる。
【0097】
ライン形状のギャップ領域GR内にコンタクト導電膜が形成されることができる。コンタクト導電膜は第2導電パッド113bの上面と直接接触することができる。コンタクト導電膜は、例えばドーパントでドーピングされた半導体物質(ex、ドーピングされたシリコン等)、金属(ex、タングステン、アルミニウム、チタニウム及び/又はタンタル)、導電性金属窒化物(ex、チタニウム窒化物、タンタル窒化物及び/又はタングステン窒化物)、及び金属-半導体化合物(ex、金属シリサイド)のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0098】
一例で、コンタクト導電膜を形成することは不純物がドーピングされたポリシリコン膜を堆積すること及びビットライン構造体BLSの上面が露出されるように平坦化工程をポリシリコン膜に遂行することを含むことができる。コンタクト導電膜はライン形状のギャップ領域に満たされることができる。
【0099】
ビットライン構造体BLS及びコンタクト導電膜上に第1方向D1に延びる第3マスクパターン173が形成されることができる。第3マスクパターン173の各々は、平面視においてワードライン構造体WLSの間に配置されることができる。
【0100】
第3マスクパターン173をエッチングマスクとして利用してコンタクト導電膜を異方性エッチングすることによって、ゲートキャッピングパターン105を露出させるコンタクトパターン171が形成されることができる。コンタクトパターン171はビットライン構造体BLSの間で第2方向D2に互いに離隔されることができる。コンタクト導電膜に対する異方性エッチング工程の時、ビットライン構造体BLSの一部及びビットラインスペーサーSSの一部がエッチングされてもよい。
【0101】
図13A、
図13B、及び
図13Cを参照すれば、第2方向D2に隣接するコンタクトパターン171の間にフェンスパターン175が形成されることができる。フェンスパターン175は、平面視においてワードラインWLと重畳されることができる。フェンスパターン175はコンタクトパターン171に対してエッチング選択性を有する絶縁物質で形成されることができ、例えばシリコン酸化物、シリコン窒化物、及び/又はシリコン酸窒化物で形成されることができる。
【0102】
フェンスパターン175を形成した後、コンタクトパターン171の上面をリセスしてコンタクト領域の下部を満たす埋め込みコンタクトパターンBCが形成されることができる。一例によれば、埋め込みコンタクトパターンBCの上面はビットライン構造体BLSのハードマスクパターン153の上面の下に位置することができる。このように形成された埋め込みコンタクトパターンBCは第2導電パッド113bの上面と各々接触されることができる。
【0103】
図14A、
図14B、及び
図14Cを参照すれば、埋め込みコンタクトパターンBCと各々連結されるランディングパッドLPが形成されることができる。
【0104】
ランディングパッドLPを形成することは、半導体基板100の全面にバリアー金属膜181をコンフォーマルに堆積すること、バリアー金属膜181上にコンタクト領域を満たす金属膜183を形成すること、金属膜183上にマスクパターン(図示せず)を形成すること、及びマスクパターンをエッチングマスクとして利用して金属膜183及びバリアー金属膜181を順にエッチングしてパッドリセス領域を形成することを含むことができる。ランディングパッドLPを形成する時、埋め込みコンタクトパターンBCの上面とランディングパッドLPとの間にコンタクトシリサイドパターンが各々形成されてもよい。
【0105】
パッドリセス領域を形成する時、ランディングパッドLPが互いに分離されるようにパッドリセス領域はビットライン構造体BLSの上面の下に位置する下面を有することができる。さらに、パッドリセス領域を形成する間に、ハードマスクパターン153の一部、ビットラインスペーサーSSの一部がエッチングされることができる。
【0106】
ランディングパッドLPの各々はビットライン構造体BLSの間を満たす下部とビットライン構造体BLSの上端に延長される上部を含むことができる。ランディングパッドLPの上部は、平面視において楕円形状を有することができ、楕円形状のランディングパッドLPは第1及び第2方向D1、D2に対して斜線方向に沿って長軸を有するように形成されることができる。
【0107】
その後、パッドリセス領域内に絶縁物質で成されたリセス絶縁パターン190が満たされることができる。
【0108】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更しなくとも他の具体的な形態に実施されることができることを理解することができる。したがって、以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的ではないことと理解しなければならない。
【符号の説明】
【0109】
100 半導体基板
101 素子分離膜
102 ゲートリセス領域
103 ゲート絶縁膜
105 ゲートキャッピングパターン
110 パッド導電膜
113a、113b 導電パッド
131、133 バッファ絶縁膜
147 ビットラインコンタクトパターン
161、163 スペーサー
162 ビットラインコンタクトスペーサー
ACT 活性部
BLS ビットライン構造体
LP ランディングパッド
OP オープニング
SS ビットラインスペーサー
WLS ワードライン構造体
【手続補正書】
【提出日】2023-05-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
【
図1】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の平面図である。
【
図2A】
図1のA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を示す。
【
図2B】
図1のC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を示す。
【
図4A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の一部分を示す平面図である。
【
図4B】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の一部分を示す平面図である。
【
図5A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図5B】
図5AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図5C】
図5AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図6A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図6B】
図6AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図6C】
図6AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図6D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図7A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図7B】
図7AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図7C】
図7AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図7D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図8A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図8B】
図8AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図8C】
図8AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図8D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図9A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図9B】
図9AのA-A’線及びB-B’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図9C】
図9AのC-C’線及びD-D’線に沿って切断した断面を各々示す。
【
図9D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図10A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図10D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図11A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図11D】本発明の様々な実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図12A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図13A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。
【
図14A】本発明の実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための平面図である。