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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023164306
(43)【公開日】2023-11-10
(54)【発明の名称】複合遊具
(51)【国際特許分類】
   A63B 17/00 20060101AFI20231102BHJP
   A63G 21/02 20060101ALI20231102BHJP
【FI】
A63B17/00 Z
A63G21/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023045176
(22)【出願日】2023-03-22
(31)【優先権主張番号】P 2022075308
(32)【優先日】2022-04-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】598139793
【氏名又は名称】アイデス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078950
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 忠
(72)【発明者】
【氏名】中井 範光
(57)【要約】
【課題】ジャングルジム様の枠体とボール落とし遊具の構成とを有機的に結合させた複合遊具を提供する。
【解決手段】複合遊具1は、管材13,14で組まれた立体格子状の枠体10と、それの一隅に設けられたボール落とし遊具20とを具備する。ボール落とし遊具20は、枠体10の一隅と一体に上方へ延びる支柱21と、これに上下方向に相互間隔を置いて取り付けられる複数の螺旋路形成部材22とを具備する。螺旋路形成部材22は、下端部に開口234を有する斜面板23と、それの周縁から起立する外周壁24と、支柱21への接続部25とを具備する。遊戯者が、上方に位置する螺旋路形成部材22上にボールBを載せ置き、順次下方に位置する他の螺旋路形成部材22へと開口234を通してボールBを落下させるように構成される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の水平管材と複数の鉛直管材とで組まれた立体格子状の枠体と、当該枠体に一体に設けられたボール落とし遊具とを具備し、
前記枠体は、2辺を構成する上下2本の水平管材と他の2辺を構成する2本の鉛直管材とで組まれ鉛直方向に配置される複数の矩形の鉛直格子枠と、4本の前記水平管材で4辺が組まれ水平方向に配置される複数の矩形の水平格子枠とが結合されて立体格子状に構成され、
前記ボール落とし遊具は、前記鉛直格子枠を構成する鉛直管材を含み上方へ延びる鉛直方向の支柱と、当該支柱に上下方向に相互間隔を置いて取り付けられ前記支柱の上部から順次下方へボールを転動させる螺旋路を形成する複数の螺旋路形成部材とを具備し、
前記螺旋路形成部材は、前記支柱への取り付け時に上位となる上端部とそれより下位となる下端部とを持つ螺旋斜面を有する斜面板と、当該斜面板の周縁から起立して前記螺旋斜面を囲む外周壁と、当該外周壁に設けられる前記支柱への接続部とを具備し、
前記斜面板は、下方に位置する他の螺旋路形成部材へ前記ボールを落下させるための開口を前記螺旋斜面の下端部側に有し、
前記接続部は、前記外周壁の前記支柱との対面部に設けられ、当該支柱に対して軸周り位置及び軸方向位置を変更可能に構成され、
遊戯者が、上方に位置する前記螺旋路形成部材の前記螺旋斜面上に前記ボールを載せ置き、順次下方に位置する他の螺旋路形成部材へと前記開口を通して前記ボールを落下させるように構成されることを特徴とする複合遊具。
【請求項2】
前記斜面板は、第1の螺旋斜面と、当該第1の螺旋斜面の反対側に設けられる第2の螺旋斜面とを具備し、
前記螺旋路形成部材は、前記第1又は第2の螺旋斜面のいずれかを上方に向けるように上下反転させて前記支柱に取り付け可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の複合遊具。
【請求項3】
前記枠体は、一隅が前記支柱の所定高さ位置に接続される少なくとも一の前記水平格子枠と、当該水平格子枠上に着脱自在に支持される踏み板部材とを具備し、
遊戯者が前記踏み板部材に乗って上方の前記螺旋路形成部材上に前記ボールを載せ置き可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の複合遊具。
【請求項4】
前記踏み板部材を取り付けるための前記一の水平格子枠の上方は、前記踏み板部材に乗った遊戯者が起立して上方の前記螺旋路形成部材上に前記ボールを載せ置き可能に構成されることを特徴とする請求項3に記載の複合遊具。
【請求項5】
前記踏み板部材を取り付けるための前記一の水平格子枠の2辺の上に、当該各2辺と前記支柱を共通辺とする2つの前記鉛直格子枠が互いに直角に設けられることを特徴とする請求項3に記載の複合遊具。
【請求項6】
前記踏み板部材上に、滑り台組み立て部材が着脱自在に接続され、
前記滑り台組み立て部材は、前記踏み板部材に重ねて着脱自在に固定される矩形の第1板部と、当該第1板部の一辺に蝶着され当該第1板部から床面に達する滑り斜面を形成する矩形の第2板部と、当該第2板部の一辺に蝶着され床面に敷き置かれる矩形の第3板部とを具備し、
前記第1板部ないし第3板部は、それぞれ保形性と柔軟性のある心材と当該心材を包むクッション材とを柔軟な外皮材で包んで構成されることを特徴とする請求項4に記載の複合遊具。
【請求項7】
前記ボール落とし遊具は、前記支柱又は他の前記鉛直管材に着脱自在に設けられ、前記ボールを側方へ転動させて落下させる渡り転路形成部材をさらに具備し、
前記渡り転路形成部材は、前記支柱又は他の前記鉛直管材への取り付け時に上位となる上端部とそれより下位となる下端部とを持つ樋状部と、当該樋状部の上端側に設けられる前記支柱又は他の前記鉛直管材への接続部とを具備し、
前記渡り転路形成部材の接続部は、前記支柱又は他の前記鉛直管材に対して軸周り位置及び軸方向位置を変更可能に構成され、
それにより、前記渡り転路形成部材は、上方に取り付けられた前記螺旋路形成部材又は他の前記渡り転路形成部材から落下する前記ボールを受けて側方へ転動させ、下方に隣接する他の前記螺旋路形成部材又は他の前記渡り転路形成部材へ前記ボールを受け渡し可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の複合遊具。
【請求項8】
請求項7に記載の複合遊具において、前記踏み板部材上に、滑り台組み立て部材が着脱自在に接続され、
前記滑り台組み立て部材は、合成樹脂の成形体で構成されることを特徴とする複合遊具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジャングルジムと、それへの上り下りの運動を動機づけるボール落とし遊具と複合させた幼児向けの遊具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ジャングルジム遊びとトランポリン遊びが一台でできる複合遊具として、特許文献1に記載されたものが提案されている。
この遊具は、前後左右上下方向に棒部材を連結して立体枠状に形成されたジャングルジムと、それの棒部材に、連結手段を介して連結されたトランポリンとを具備する。重心を低く、設置面積を広くして、設置状態の安定化を図るとともに、ジャングルジムの棒部材をトランポリンの手摺として利用できるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3031682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来の遊具とは異なる構成で、特に1歳から3歳の幼児が、ジャングルジム様の枠体への上り下りの運動を内発的に動機づけられように、枠体とボール落とし遊具の構成とを有機的に結合させた複合遊具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下の説明において添付図面の符号を参照するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の複合遊具1は、水平管材13と鉛直管材14で組まれた立体格子状の枠体10と、この枠体10と一体に設けられたボール落とし遊具20とを具備する。枠体10は、複数の矩形の鉛直格子枠11と、複数の矩形の水平格子枠12とが結合されて立体格子状に構成される。鉛直格子枠11は、2辺を構成する水平管材13と他の2辺を構成する鉛直管材14とで組まれ、鉛直方向に配置される。水平格子枠12は、4辺が、隣接する鉛直格子枠11の水平管材13で組まれ、水平方向に配置される。ボール落とし遊具20は、枠体10を構成する鉛直格子枠14を含んで上方へ延びる鉛直方向の支柱21と、この支柱21に上下方向に相互間隔を置いて取り付けられ、支柱21の上部から順次下方へボールを転動させる螺旋路を形成する複数の螺旋路形成部材22とを具備する。螺旋路形成部材22は、支柱21への取り付け時に上位となる上端部231とそれより下位となる下端部232とを持つ螺旋斜面233を有する斜面板23と、この斜面板23の周縁から起立して螺旋斜面233を囲む外周壁24と、この外周壁24に設けられる、支柱21への接続部25とを具備する。斜面板23は、下方に位置する他の螺旋路形成部材22へボールBを落下させるための開口234を螺旋斜面133の下端部232側に有する。接続部25は、外周壁24の、支柱21との対面部に設けられ、支柱21に対して軸周り位置及び軸方向位置を変更可能に構成される。遊戯者が、上方に位置する螺旋路形成部材22の螺旋斜面233上にボールBを載せ置き、順次下方に位置する他の螺旋路形成部材22へと開口234を通してボールBを落下させるように構成される。
【発明の効果】
【0006】
本発明の複合遊具によれば、ボールを持って枠体へ登り、ボール落とし遊具の螺旋路形成部材へボールを置いてこれを落下させ、枠体から下りてボールを拾い、再び枠体へ上るという運動を内発的に動機づけられ、幼児が飽きることなく楽しく遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の複合遊具の斜視図である。
図2図1の複合遊具の別方向の斜視図である。
図3】(A)、(B)は、それぞれ図1の複合遊具におけるボール落とし遊具部分の別角度から見た斜視図であり、(B)はボールの経路を破線で示している。
図4】(A)、(B)は、それぞれ図1の複合遊具のボール落とし遊具における螺旋路形成部材の配置を変更した状態を示す別角度から見た斜視図であり、(B)はボールの経路を破線で示している。
図5図1の遊具における螺旋路形成部材の斜視図であり、(A)は第1の螺旋斜面を上に向けた状態、(B)は裏面側の第2の螺旋斜面を上に向けた状態をそれぞれ示す。
図6(A)】図1の遊具における螺旋路形成部材の正面図である。
図6(B)】図1の遊具における螺旋路形成部材の背面図である。
図6(C)】図1の遊具における螺旋路形成部材の平面図である。
図6(D)】図1の遊具における螺旋路形成部材の底面図である。
図7図6(C)におけるVII-VII断面図である。
図8】本発明の他の実施形態の斜視図である。
図9】本発明のさらに他の実施形態の斜視図である。
図10図9の遊具における渡り転路形成部材を示すもので、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1,2において、複合遊具1は、水平及び鉛直の管材13,14で組まれた立体格子状の枠体10と、それの一隅に一体に設けられたボール落とし遊具20とを具備する。
【0009】
枠体10は、複数の矩形の鉛直格子枠11と、複数の矩形の水平格子枠12を結合してなる。
【0010】
鉛直格子枠11は、2辺を構成する水平管材13と他の2辺を構成する鉛直管材14とで組まれ、鉛直方向に配置される。水平格子枠12は、4辺が鉛直格子枠11と共通の水平管材13で組まれ、水平方向に配置される。
【0011】
ボール落とし遊具20は、枠体10の一隅において鉛直格子枠11の1辺を構成する鉛直管材14を含んで上方へ延びる鉛直方向の支柱21と、この支柱21に上下方向に相互間隔を置いて取り付けられ、支柱21の上部から順次下方へボールを転動させる螺旋路を形成する複数の螺旋路形成部材22とを具備する。
【0012】
支柱21の所定高さ位置に接続される一の水平格子枠12a上には、矩形の踏み板部材15aが着脱自在に固着される。踏み板部材15aを取り付けるための水平格子枠12aの上方は開放しており、遊戯者が起立してボール落とし遊具20の上方へアクセスできるように構成される。
【0013】
また、水平格子枠12aの2辺の上に、この2辺と支柱21を共通辺とする2つの鉛直格子枠11aが互いに直角に設けられる。この2つの鉛直格子枠11aは、踏み板部材15a上に起立する遊戯者に、身体を支える手摺を提供するものである。
【0014】
水平格子枠12aに隣接してこれより下位にある他の水平格子枠12b上には、他の踏み板部材15bが着脱自在に固着される。この踏み板部材15bは、遊戯者に、上位の踏み板部材15aへ上るためのステップを提供するものである。
【0015】
図3ないし図7を参照して、ボール落とし遊具20について説明する。図5ないし図7によく示すように、ボール落とし遊具20の螺旋路形成部材22は、斜面板23と、それの周縁から起立して斜面板23を囲む外周壁24と、この外周壁24に設けられる接続部25とを具備する。
【0016】
斜面板23は、第1の螺旋斜面233aと、これと反対側(裏面側)の第2の螺旋斜面233bとを具備する。螺旋路形成部材22は、第1又は第2の螺旋斜面233a,233bのいずれかを上方に向けるように上下反転させて支柱21に取り付け可能である。
【0017】
いずれの螺旋斜面233a,233bも、支柱21への装着状態において上位となる上端部231から下位となる下端部232へボールBを転動させるように、支柱21周りに湾曲して傾斜している。螺旋斜面233a,233bの下端部232側に、下方に配置される他の螺旋路形成部材22へボールBを落下させるための開口234が形成される。
【0018】
第2の螺旋斜面233bは、斜面板23に相互間隔を置いて形成された複数のリブ235の上端面により構成される。リブ235は、支柱21の外周に沿うように湾曲して斜面板23の一端部231側から、他端部232側へ連続し、それらの上端面が、ボールBを開口234に向かって転動させる螺旋斜面233bを構成する。
【0019】
接続部25は、外周壁24の支柱21との対面部241に設けられ、支柱21に対して軸周り位置及び軸方向位置を変更可能に構成される。図示の実施例において、接続部25は、支柱21の外周を弾性的に着脱自在に挟持する一対の挟持片251を具備する。
【0020】
遊戯者が、上方に位置する螺旋路形成部材22の螺旋斜面233a、233b上にボールBを載せ置くと、ボールBは、斜面を転がって、開口234を通して順次下方に位置する他の螺旋路形成部材22へと落下する。
【0021】
図3に示す実施形態においては、螺旋路形成部材22が、交互に上下の向きを変え、上位のものの開口234が、それの直下のものの螺旋斜面233a、233bの上端231側に対向するように支柱21に取り付けられている。この場合、最上部の螺旋路形成部材22に投入されたボールBは、図3(B)に破線Lで示す経路をたどって順次下方へ転動し、床に落下する。
【0022】
図4に示す実施形態においては、螺旋路形成部材22が、すべて螺旋斜面233aを上に向け、上位のものの開口234が、それの直下のものの螺旋斜面233aの上端部231側に対向するように支柱3に取り付けられている。この場合、最上部の螺旋路形成部材22に投入されたボールBは、図4(B)に破線Lで示す経路をたどって順次下方へ転動し、床に落下する。
【0023】
図示しないが、この他、螺旋路形成部材22の上下の向きの組み合わせ及び支柱21周りの位置は種々変更可能で、それにより、遊戯者がボールBの転動経路の変化を楽しみながら、ボールBを持って枠体10の踏み板部材15へ上り、立ち上がってボールBを上方の螺旋路形成部材22上に置くという、ボールBの移動動作を繰り返す運動を促される。
【0024】
なお、支柱21の断面形状、接続部25の構造は図示のものに限定されることなく、適宜変更可能である。
【0025】
図8に示す他の実施形態においては、図1,2に示す実施形態の遊具1に滑り台組み立て部材16が付加されたものである。図8において、図1,2に示す実施形態と同一の構成部には同一の符号を付して説明を省略する。
【0026】
滑り台組み立て部材16は、踏み板部材15a上に、着脱自在に接続される。滑り台組み立て部材16は、踏み板部材15aに重ねて着脱自在に固定される矩形の第1板部161と、それの一辺に蝶着され、第1板部161から床面に達する滑り斜面を形成する矩形の第2板部162と、それの一辺に蝶着され床面に敷き置かれる矩形の第3板部163とを具備する。第1板部161を踏み板部材15aに固定する構成例としては、ベルトで締め付け固定する構成のほか、任意に選択可能である。
【0027】
第1板部ないし第3板部161,162,163は、それぞれ保形性と柔軟性のある心材と、これを包むクッション材とを柔軟な外皮材で包んで構成される。
【0028】
この実施形態では、遊戯者が、ボールBの移動動作に加え、滑り台からの滑り降り動作を楽しむことができる。
【0029】
図9,10に本発明のさらに別の実施形態を示す。なお、図9,10において、先の実施形態と同一の構成部には同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】
この実施形態におけるボール落とし遊具20は、螺旋路形成部材22に加え、ボールを側方へ転動させて落下させる渡り転路形成部材26を含んでいる。螺旋路形成部材22及び渡り転路形成部材26は、支柱21又は他の鉛直管材14に着脱自在に設けられる。
【0031】
渡り転路形成部材26は、支柱21又は他の鉛直管材14への取り付け時に上位となる上端部27aとそれより下位となる下端部27bとを持つ樋状部27と、当該樋状部27の上端部27a側に設けられる接続部28とを具備する。
【0032】
接続部28は、樋状部27の上端部27aに、支柱21又は他の鉛直管材14に対して軸周り位置及び軸方向位置を変更可能に構成される。図示の実施例において、接続部28は、支柱21又は他の鉛直管材14の外周を弾性的に着脱自在に挟持する一対の断面概略円弧状の挟持片281を具備する。
【0033】
それにより、渡り転路形成部材26は、図9に示すように、上方に取り付けられた螺旋路形成部材22から落下するボールBを受けて側方へ転動させ、下方に隣接する他の螺旋路形成部材22へボールBを受け渡すように、ボールBの進路を多様に変更することができる。ボールBの受け渡しは、渡り転路形成部材26の取り付け位置や方向の変更により、渡り転路形成部材26間でも可能である。渡り転路形成部材26の追加により、ボール落とし遊具20による幼児の遊びの多様性が一層高まる。
【符号の説明】
【0034】
1 複合遊具
10 枠体
11 鉛直格子枠
12 水平格子枠
12a 足場用水平格子枠
12b 足場用水平格子枠
13 水平管材
14 鉛直管材
15 踏み板部材
16 滑り台組み立て部材
20 ボール落とし遊具
21 支柱
22 転炉形成部材
23 斜面板
231 上端部
232 下端部
233a 第1の螺旋斜面
233b 第2の螺旋斜面
234 開口
235 リブ
24 外周壁
25 接続部
251 挟持片
26 渡り転路形成部材
27 樋状部
27a 上端部
27b 下端部
28 接続部
281 挟持片
B ボール
図1
図2
図3
図4
図5
図6(A)】
図6(B)】
図6(C)】
図6(D)】
図7
図8
図9
図10