IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 42ドット・インコーポレイテッドの特許一覧

特開2023-164391ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法
<>
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図1
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図2
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図3
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図4
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図5
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図6
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図7
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図8
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図9
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図10a
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図10b
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図11
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図12
  • 特開-ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法 図13
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023164391
(43)【公開日】2023-11-10
(54)【発明の名称】ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   G01C 21/34 20060101AFI20231102BHJP
   G08G 1/123 20060101ALI20231102BHJP
【FI】
G01C21/34
G08G1/123 A
【審査請求】有
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023074121
(22)【出願日】2023-04-28
(31)【優先権主張番号】10-2022-0053864
(32)【優先日】2022-04-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
(71)【出願人】
【識別番号】523045180
【氏名又は名称】42ドット・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】42dot Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 英隆
(72)【発明者】
【氏名】キム,ヒョンソク
(72)【発明者】
【氏名】キム,ミンチョル
(72)【発明者】
【氏名】チョン,セイル
【テーマコード(参考)】
2F129
5H181
【Fターム(参考)】
2F129AA03
2F129AA05
2F129AA06
2F129BB03
2F129CC06
2F129CC07
2F129CC13
2F129CC16
2F129CC17
2F129CC23
2F129CC25
2F129CC28
2F129DD09
2F129DD14
2F129DD20
2F129DD24
2F129DD26
2F129DD29
2F129DD31
2F129DD36
2F129DD37
2F129DD65
2F129DD66
2F129DD68
2F129EE02
2F129EE23
2F129EE52
2F129EE54
2F129EE56
2F129EE80
2F129FF02
2F129FF11
2F129FF14
2F129FF18
2F129FF20
2F129FF24
2F129FF32
2F129FF64
2F129GG02
2F129GG17
2F129HH12
2F129HH18
2F129HH19
2F129HH20
2F129HH21
5H181AA01
5H181AA05
5H181AA06
5H181AA07
5H181BB04
5H181BB05
5H181BB13
5H181BB20
5H181CC04
5H181FF05
5H181FF13
5H181FF14
5H181FF15
5H181FF17
5H181FF21
5H181MA28
(57)【要約】
【課題】ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法を提供すること。
【解決手段】本開示の一実施形態は、ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法において、マップ上の複数の地点に関する座標情報を取得するステップと、前記取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリアを設定するステップと、前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するステップとを含む、方法を提供することができる。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法において、
マップ上の複数の地点に関する座標情報を取得するステップと、
前記取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリアを設定するステップと、
前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するステップとを含む、方法。
【請求項2】
前記座標情報を取得するステップは、
前記マップ上に複数の地点を特定し、前記特定された複数の地点に対応する前記座標情報を取得するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ポリゴンサービスエリアを設定するステップは、
前記ポリゴンサービスエリアで運行可能な車種商品を登録するステップを含み、
前記方法は、
所定の車種商品を検索する入力を受信したことに応答して、設定された複数のポリゴンサービスエリアのうち、前記所定の車種商品が登録されたポリゴンサービスエリアを出力するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記ポリゴンサービスエリア内に停留場を設定するステップをさらに含み、
前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するステップは、
前記停留場を利用して前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記停留場を設定するステップは、
前記ポリゴンサービスエリア内の交通関連情報に基づいて、前記ポリゴンサービスエリア内の停留場を設定できる位置を推薦するステップを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記停留場を設定するステップは、
前記停留場で車両が最大で停車できる待機時間を設定するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記路線を設定するステップは、
前記路線の路線タイプのうち、停留場タイプを設定するステップを含み、
前記停留場タイプには、固定停留場(FIXED STOP)と自由停留場(FREE STOP)とが含まれるものである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記路線を設定するステップは、
前記路線の路線タイプのうち、経路タイプを設定するステップを含み、
前記経路タイプには、固定経路(FIXED ROUTING)と自由経路(FREE ROUTING)とが含まれるものである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記路線を設定するステップは、
前記設定された路線を往復路線及び片道路線のいずれか1つに設定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記路線を設定するステップは、
前記停留場タイプとして固定停留場を選択する入力を受信したことに応答して、停留場選択をアクティブにするステップと、
前記ポリゴンサービスエリアに含まれる複数の停留場から少なくとも1つの停留場を選択するステップと、
前記選択された少なくとも1つの停留場に基づいて前記路線を設定するステップとをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記選択された少なくとも1つの停留場は、経由必須停留場及び経由選択停留場のいずれか1つの経由タイプに設定されるものである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記路線を設定するステップは、
前記経路タイプとして固定経路を選択する入力を受信したことに応答して、経路設定をアクティブにするステップと、
前記選択された少なくとも1つの停留場を互いにつなぐ経路を設定するための入力を受信し、前記受信した入力に基づいて前記路線を設定するステップとをさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記路線を設定するステップは、
経路設定が完了した地点から次の経路を設定するための候補経路が複数であると決定するステップと、
前記複数の候補経路のそれぞれに関する交通関連情報に基づいて、いずれかの経路を推薦するステップとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記路線を設定するステップは、
前記設定された経路のうちの所定の経路が他の路線の経路と重なる場合、前記所定の経路を代替できる迂回経路を決定するステップと、
前記迂回経路を利用して前記路線を設定するステップとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記路線を設定するステップは、
前記設定された経路の起点停留場と終点停留場とが同じ場合、前記設定された経路を含む路線を循環路線として決定するステップとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、
前記設定された路線に車両を配車するステップをさらに含み、
前記車両を配車するステップは、
データベースに登録された複数の走行可能車両のうち、前記設定された車種商品に対応する車両を識別するステップと、
前記識別された車両の少なくとも一部を前記設定された路線に配車するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記車両を配車するステップは、
前記設定された路線に車両を配車するための配車要求時間を取得するステップと、
前記配車要求時間と前記識別された車両の運行可能時間とを比較し、前記識別された車両を前記設定された路線に配車できるかを決定するステップとをさらに含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置において、
前記装置は、
少なくとも1つのプログラムが格納されたメモリと、
前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより演算を行うプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
マップ上の複数の地点に関する座標情報を取得し、
前記取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリアを設定し、
前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するものである、装置。
【請求項19】
請求項1に記載の方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の交通手段としては、バス、地下鉄、タクシーなどがあるが、バス、地下鉄は、料金は安いが、定められた区域に直接行って定められた時刻に乗らなければならない不便があり、タクシーは、搭乗客が希望する場所から乗って希望する場所で降りるが、料金が高いという欠点がある。
【0003】
一般的な都市では、バス、地下鉄、タクシーなどの交通手段を自由に利用することができるが、田舍などの僻地では、タクシーが運行されないか、バスが1日に3~4回しか運行されないので、従来の交通手段への接近性が劣る。
【0004】
このような従来の交通手段の利点と欠点を補う交通方式として、デマンド型交通(Demand Responsive Transportation,DRT)が台頭している。デマンド型交通とは、固定された路線がなく、ユーザの需要に応じて運行区間、運行回数、運行時間などを弾力的に運営可能な交通方式を意味する。
【0005】
近年、デマンド型交通システムをより効率的に運営する方法に関する研究が求められている。
【0006】
前述した背景技術は、発明者が本発明の導出のために保有していた、又は本発明の導出過程で習得した技術情報であって、必ずしも本発明の出願前に一般公衆に公開された公知技術であるとはいえない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置及び方法を提供することにある。本発明が解決しようとする課題は、以上で述べられている課題に限定されず、述べられていない本発明の他の課題及び利点は、以下の説明により理解され、本発明の実施形態によりさらに明らかに理解されるであろう。また、本発明が解決しようとする課題及び利点は、特許請求の範囲に示される手段及びその組み合わせにより実現できることが理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した技術的課題を解決するための技術的手段として、本開示の第1態様は、ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法において、マップ上の複数の地点に関する座標情報を取得するステップと、前記取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリアを設定するステップと、前記ポリゴンサービスエリア内に停留場を設定するステップと、前記停留場を利用して前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するステップとを含む、方法を提供することができる。
【0009】
本開示の第2態様は、ポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置において、前記装置は、少なくとも1つのプログラムが格納されたメモリと、前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより演算を行うプロセッサとを含み、前記プロセッサは、マップ上の複数の地点に関する座標情報を取得し、前記取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリアを設定し、前記ポリゴンサービスエリア内に停留場を設定し、前記停留場を利用して前記ポリゴンサービスエリア内に路線を設定するものである、装置を提供することができる。
【0010】
本開示の第3態様は、第1態様による方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
【0011】
それらに加えて、本発明を実現するための他の方法、他のシステム、及び前記方法を実行するためのコンピュータプログラムが格納されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をさらに提供することができる。
【0012】
上記以外の他の態様、特徴、利点は、添付の図面、特許請求の範囲、及び以下の発明の詳細な説明から明らかになるであろう。
【発明の効果】
【0013】
前述した本開示の課題解決手段によれば、サービスエリア、停留場及び路線を簡単かつ効率的に設定できるインタフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】一実施形態による自律走行方式を説明するための図である。
図2】一実施形態による自律走行装置に含まれるハードウェアを示すブロック図である。
図3】一実施形態によるデマンド型交通システムを説明するための図である。
図4】一実施形態による管制サーバで実行される管制機能を説明するための例示図である。
図5】一実施形態によるポリゴンサービスエリアを設定する方法を説明するための例示図である。
図6】一実施形態によるポリゴンサービスエリア毎に設定される情報を説明するための例示図である。
図7】一実施形態によるポリゴンサービスエリア内に停留場を設定する方法を説明するための例示図である。
図8】一実施形態による停留場を利用してポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法を説明するための例示図である。
図9】一実施形態によるポリゴンサービスエリア内の路線の路線タイプを設定する方法を説明するための例示図である。
図10a】一実施形態による経路を設定する方法を説明するための例示図である。
図10b】一実施形態による経路を設定する方法を説明するための例示図である。
図11】一実施形態による設定された路線に車両を配車する方法を説明するための例示図である。
図12】一実施形態によるポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法を説明するためのフローチャートである。
図13】一実施形態による路線設定装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の利点及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に説明される実施形態を参照することによって明らかになるであろう。しかし、本発明は、以下に提示される実施形態に限定されるものではなく、様々な形態で実現することができ、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変換、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。以下に提示される実施形態は、本発明の開示を完全にし、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に理解させるために提供されるものである。本発明を説明するにあたり、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0016】
本出願で用いられる用語は、単に特定の実施形態を説明するために用いられるものであり、本発明の限定を意図するものではない。単数の表現は、文脈上明らかに他の意味を表さない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」や「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はそれらの組み合わせが存在することを指定するものであり、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はそれらの組み合わせの存在や追加の可能性を予め排除するものではないと理解されるべきである。
【0017】
本開示の一部の実施形態は、機能ブロック構成及び様々な処理ステップで示すことができる。そのような機能ブロックの一部又は全部は、特定の機能を実行する様々な数のハードウェア及び/又はソフトウェア構成で実現することができる。例えば、本開示の機能ブロックは、1つ以上のマイクロプロセッサにより実現するか、又は所定の機能のための回路構成により実現することができる。また、例えば、本開示の機能ブロックは、様々なプログラミング又はスクリプト言語で実現することができる。機能ブロックは、1つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで実現することができる。さらに、本開示は、電子的な環境設定、信号処理及び/又はデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」などの用語は広く用いることができ、機械的及び物理的な構成に限定されるものではない。
【0018】
なお、図面に示す構成要素間の連結線又は連結部材は、機能的連結及び/又は物理的連結もしくは回路接続を例示的に示すものに過ぎない。実際の装置では、代替可能又は追加の様々な機能的連結、物理的連結又は回路接続により構成要素間の連結を示すことができる。
【0019】
以下、「車両」とは、自動車、バス、バイク、キックボード又はトラックのように、機関を有して人や物を移動させるために用いられるあらゆる種類の運送手段を意味し得る。
【0020】
以下、「路線(line)」は、「経路(route)」及び「停留場(stop)」を含む。すなわち、「経路」には「停留場」が含まれない。
【0021】
以下、添付図面を参照して本開示を詳細に説明する。
【0022】
図1は一実施形態による自律走行方式を説明するための図である。
【0023】
図1を参照すると、本発明の一実施形態による自律走行装置は、車両に装着されて自律走行車両10を実現することができる。自律走行車両10に装着される自律走行装置は、周辺の状況情報を収集するための様々なセンサを含み得る。一例として、自律走行装置は、自律走行車両10の前面に装着されたイメージセンサ及び/又はイベントセンサにより、前方を運行中の先行車両20の動きを検知することができる。自律走行装置は、自律走行車両10の前方はもとより、隣の車路を運行中の他の走行車両30や、自律走行車両10周辺の歩行者などを検知するためのセンサをさらに含んでもよい。
【0024】
自律走行車両周辺の状況情報を収集するためのセンサの少なくとも1つは、図1に示すように、所定の画角(FoV)を有してもよい。一例として、自律走行車両10の前面に装着されたセンサが図1に示すような画角(FoV)を有する場合、センサの中央で検出される情報が相対的に高い重要度を有することができる。これは、センサの中央で検出される情報に、先行車両20の動きに対応する情報のほとんどが含まれているからである。
【0025】
自律走行装置は、自律走行車両10のセンサが収集した情報をリアルタイムで処理して自律走行車両10の動きを制御する一方、センサが収集した情報の少なくとも一部はメモリ装置に保存することができる。
【0026】
図2は一実施形態による自律走行装置に含まれるハードウェアを示すブロック図である。
【0027】
図2を参照すると、自律走行装置40は、センサ部41、プロセッサ46、メモリシステム47、車体制御モジュール48などを含んでもよい。センサ部41は、複数のセンサ42~45を含み、複数のセンサ42~45は、イメージセンサ、イベントセンサ、照度センサ、GPS装置、加速度センサなどを含んでもよい。
【0028】
センサ42~45が収集したデータは、プロセッサ46に伝達され得る。プロセッサ46は、センサ42~45が収集したデータをメモリシステム47に保存し、センサ42~45が収集したデータに基づいて車体制御モジュール48を制御して車両の動きを決定することができる。メモリシステム47は、2つ以上のメモリ装置と、メモリ装置を制御するためのシステムコントローラとを含んでもよい。メモリ装置のそれぞれは、1つの半導体チップとして提供されてもよい。
【0029】
メモリシステム47のシステムコントローラの他に、メモリシステム47に含まれるメモリ装置のそれぞれは、メモリコントローラを含んでもよく、メモリコントローラは、ニューラルネットワークなどの人工知能(AI)演算回路を含んでもよい。メモリコントローラは、センサ42~45又はプロセッサ46から受信したデータに所定の重みを付けて演算データを生成し、演算データをメモリチップに保存することができる。
【0030】
図3は一実施形態によるデマンド型交通システムを説明するための図である。
【0031】
デマンド型交通(Demand Responsive Transportation,DRT)とは、固定された路線がなく、ユーザの需要に応じて運行区間、運行回数、運行時間などを弾力的に運営可能な交通方式を意味する。
【0032】
デマンド型交通は、路線運行方法によって様々なタイプに分けられる。例えば、固定路線型タイプは、運行時刻、停留場、起点・終点が全て固定されているタイプである。経路離脱型タイプは、運行時刻、起点・終点は固定されているが、停留場の場合、ユーザの予約に応じて、固定された停留場以外にも新たな停留場を設定できるタイプである。準ダイナミック型タイプは、起点・終点は固定されているが、運行時刻は出発時刻及び到着時刻のみ固定されており、停留場も起点・終点以外には停留場を自由に設定できるタイプである。ダイナミック型タイプは、運行時刻、停留場、起点・終点が全て固定されていないタイプである。
【0033】
また、デマンド型交通は、起点・終点によって様々なタイプに分けられる。例えば、1対1タイプは、一地点から出発して他の一地点に移動するタイプである。また、1対多タイプは、1つの出発地から複数の到着地に移動するタイプであり、多対一タイプは、複数の出発地から1つの到着地に移動するタイプである。さらに、多対多タイプは、起点・終点がなく、状況や要求に応じて変更可能なタイプである。
【0034】
図3を参照すると、デマンド型交通システム300は、ユーザ端末310、管制サーバ320及びデマンド型車両330を含んでもよい。
【0035】
ユーザ端末310は、スマートフォン、タブレットPC、PC、スマートテレビ、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤ、マイクロサーバ、GPS(global positioning system)装置、電子書籍端末、デジタル放送用端末、ナビゲーション、キオスク、MP3プレーヤ、デジタルカメラ、家電機器、カメラ付きデバイス、及びその他のモバイル又は非モバイルコンピューティング装置であってもよいが、それらに限定されるものではない。また、ユーザ端末310は、通信機能及びデータ処理機能を備えた時計、メガネ、ヘッドバンド、指輪などのウェアラブルデバイスであってもよい。しかし、それらに限定されるものではない。
【0036】
管制サーバ320とは、デマンド型交通を運営するための管制機能を実行するサーバを意味する。デマンド型車両330とは、ユーザの需要に応じて配車され、デマンド型交通の運営方式によって運行区間、運行回数、運行時間などが定められる車両を意味する。
【0037】
ユーザ端末310、管制サーバ320及びデマンド型車両330は、ネットワークを用いて通信を行うことができる。例えば、ネットワークは、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network;LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(Wide Area Network;WAN)、付加価値通信網(Value Added Network;VAN)、移動無線通信ネットワーク(mobile radio communication network)、衛星通信ネットワーク、及びそれらの相互の組み合わせを含み、図3に示す各ネットワークの構成主体が互いに円滑に通信を行えるようにする包括的な意味のデータ通信ネットワークであり、有線インターネット、無線インターネット及びモバイル無線通信ネットワークを含んでもよい。また、無線通信は、例えば無線LAN(Wi-Fi)、ブルートゥース(登録商標)、ブルートゥース・ロー・エナジー(Bluetooth low energy)、ZigBee、WFD(Wi-Fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA,infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0038】
ユーザ端末310は、ネットワークを介して管制サーバ320に接続し、出発時刻、出発地、到着地などの情報を管制サーバ320に送信することができる。管制サーバ320は、登録されたデマンド型車両330の情報を確認し、配車プロセスを行うことができる。例えば、管制サーバ320は、ユーザ端末310の出発地とデマンド型車両330の現在位置とを比較し、ユーザ端末310の出発地に最も早く到着できるデマンド型車両330を配車することができる。管制サーバ320は、ネットワークを介して配車情報をユーザ端末310及びデマンド型車両330に送信することができる。
【0039】
図4は一実施形態による管制サーバで実行される管制機能を説明するための例示図である。
【0040】
管制サーバは、デマンド型交通システムの下で運営される複数のデマンド型車両を管制できるサーバである。管制サーバには、デマンド型交通サービスを提供する複数の会社情報を登録することができる。また、管制サーバには、会社毎に運営されている複数の車両情報、及び各会社に登録された複数の運転手情報を登録することができる。
【0041】
図4は管制サーバが管理者に提供するユーザインタフェース400を示す。ユーザインタフェース400を参照すると、管理者は、第1領域410に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、デマンド型車両を検索するための様々な条件を設定することができる。例えば、管理者は、第1領域410に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、運行地域、運営会社、車種商品、路線及び管制状態に関する条件を設定することができる。また、管理者は、第1領域410に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、運転手情報、車両情報、運行情報に関する条件を設定することができる。
【0042】
管制サーバは、管理者がデマンド型車両を検索するための条件を設定したことに応答して、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する詳細情報を第2領域420に表示することができる。第2領域420には、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する、会社名、運転手名、車両番号、運行状態及び路線に関する情報を表示することができるが、第2領域420に表示される情報はそれらに限定されない。例えば、管理者が運行地域を「世宗」にし、会社名を「ABC」にして条件を設定したことに応答して、管制サーバは、「世宗」で運行中の「ABC」会社のデマンド型車両に関する、運転手名、車両番号、管制状態及び路線に関する情報を表示することができる。
【0043】
また、管制サーバは、管理者がデマンド型車両を検索するための条件を設定したことに応答して、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する運行情報を第3領域430に表示することができる。第3領域430には、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する、運行状態(配車待機、配車中止、運行中、休憩など)、移動経路及び現在位置に関する情報を表示することができるが、第3領域430に表示される情報はそれらに限定されない。
【0044】
一方、管理者は、第2領域420に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、所定のデマンド型車両を選択することができる。管制サーバは、管理者が所定のデマンド型車両を選択したことに応答して、選択されたデマンド型車両の乗車地点、下車地点及び残りの移動経路を第3領域430に表示することができる。
【0045】
管制サーバは、デマンド型交通サービスを提供する会社情報、会社毎に運営されている複数の車両情報、及び各会社に登録された複数の運転手情報を保存することができる。また、管制サーバは、保存された情報を加工してユーザインタフェースの形態で管制サーバを利用する管理者に提供することにより、管理者の管制の正確性と利便性を高めることができる。
【0046】
一方、図4においては、説明の便宜上、第1領域410、第2領域420及び第3領域430が1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域は互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0047】
以下で説明するポリゴンサービスエリア内に路線を設定する装置(以下、「路線設定装置」という)は、管制サーバを意味し得る。
【0048】
図5は一実施形態によるポリゴンサービスエリアを設定する方法を説明するための例示図である。
【0049】
路線設定装置は、マップ500上の複数の地点に関する座標情報を取得することができる。路線設定装置は、取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリア510を設定することができる。
【0050】
一実施形態において、路線設定装置は、マップ上に複数の地点を特定するユーザ入力を受信することができる。路線設定装置は、特定された複数の地点に対応する座標情報を取得し、取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリア510を設定することができる。
【0051】
他の実施形態において、路線設定装置は、特定地域(例えば、市、郡、区など)を選択するユーザ入力を受信することができる。路線設定装置は、選択された特定地域に対応する座標情報を取得し、取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリア510を設定することができる。
【0052】
図5を参照すると、マップ500上にポリゴンサービスエリア510が陰影で表示されている。ポリゴンサービスエリア510は、取得された座標情報に応じて様々なサイズ及び形状に設定することができる。
【0053】
以下で説明するように、路線設定装置は、マップ500上に設定された複数のポリゴンサービスエリア510のそれぞれに対して、複数の停留場及び複数の路線を設定することができる。その後、路線設定装置は、ユーザ端末から搭乗要求メッセージを受信したことに応答して、搭乗要求メッセージに含まれるユーザ端末の位置情報を取得することができる。路線設定装置は、複数のポリゴンサービスエリア510のうち、ユーザ端末の位置に対応する所定のポリゴンサービスエリア510を決定することができる。また、路線決定装置は、所定のポリゴンサービスエリア510に設定された複数の停留場及び複数の路線に基づいて配車情報を決定し、決定された配車情報をユーザ端末に送信することができる。
【0054】
図6は一実施形態によるポリゴンサービスエリア毎に設定される情報を説明するための例示図である。
【0055】
図6を参照すると、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリアに設定された情報を検索及び表示できる第1インタフェース600を提供することができる。第1インタフェース600には、第1-1領域610、第1-2領域620及び第1-3領域630の少なくとも1つの領域が含まれてもよい。
【0056】
第1-1領域610には、ポリゴンサービスエリアを検索するための様々な条件を設定できる入力ウィンドウが含まれてもよい。路線設定装置は、第1-1領域610により、地域、サービスエリア名、車種商品及び登録時点の少なくとも1つを検索する入力を受信することができる。
【0057】
第1-2領域620及び第1-3領域630には、第1-1領域610により受信した入力に対応するポリゴンサービスエリアに関する情報を表示することができる。具体的には、第1-2領域620には、ポリゴンサービスエリアに関する詳細情報を表示し、第1-3領域630には、ポリゴンサービスエリアに関するマップ情報を表示することができる。
【0058】
路線設定装置は、データベースに保存された複数のポリゴンサービスエリアのうち、第1-1領域610により受信した入力に対応するポリゴンサービスエリアを決定することができる。例えば、路線設定装置は、車種商品として「DRT」を検索する入力を受信したことに応答して、設定された複数のポリゴンサービスエリアのうち、車種商品として「DRT」が登録されたポリゴンサービスエリアを出力して第1-2領域620に表示することができる。
【0059】
路線設定装置は、決定されたポリゴンサービスエリアに関する詳細情報を第1-2領域620に表示することができる。第1-2領域620には、決定されたポリゴンサービスエリアに関する、サービスエリア名、車種商品及び登録時点に関する情報を表示することができる。
【0060】
また、路線設定装置は、決定されたポリゴンサービスエリアに関するマップ情報を第1-3領域630に表示することができる。第1-3領域630には、決定されたポリゴンサービスエリアに対応する領域をマップ上に表示することができる。図6の第1-3領域630を参照すると、マップ上に、決定されたポリゴンサービスエリアに対応する領域が陰影で表示される。
【0061】
一方、第1-3領域630によっても、ポリゴンサービスエリアを検索することができる。一実施形態において、路線設定装置は、第1-3領域630に表示されたマップ上の少なくとも一部の領域631を選択する領域指定入力を受信することができる。例えば、領域指定入力は、マウスドラッグ入力であり得る。路線設定装置は、少なくとも一部の領域631に含まれる予め設定されたポリゴンサービスエリアを識別することができる。路線設定装置は、データベースに保存された複数のポリゴンサービスエリアのうち、識別されたポリゴンサービスエリアに関する詳細情報を第1-2領域620に表示することができる。
【0062】
図7は一実施形態によるポリゴンサービスエリア内に停留場を設定する方法を説明するための例示図である。
【0063】
図7を参照すると、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア711に停留場を設定できる第2インタフェース700を提供することができる。第2インタフェース700には、第2-1領域710及び第2-2領域720の少なくとも1つの領域が含まれてもよい。
【0064】
第2-1領域710には、図6において上述した方法により設定されたポリゴンサービスエリア711をマップ上に表示することができる。
【0065】
路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア711内に複数の停留場を設定することができる。路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア711内の任意の一地点を選択する入力を受信し、選択された任意の一地点を停留場712に設定することができる。
【0066】
第2-2領域720には、停留場712に関する停留場情報を入力できる入力ウィンドウが含まれてもよい。路線設定装置は、第2-2領域720により、停留場712に関する詳細情報として、地域、サービスエリア、位置、停留場名、地図表示名及び待機時間の少なくとも1つを設定することができる。具体的には、地域情報には行政洞が設定され、サービスエリア情報には行政洞地域に属するサービスエリアが設定され、位置情報には停留場712の位置座標値が設定され、地図表示名にはユーザ端末に表示される停留場名が設定され、待機時間には停留場712で車両が最大で停車できる停車可能時間が設定されるようにすることができる。
【0067】
図7を参照すると、ポリゴンサービスエリア711内の任意の一地点が停留場712として選択され、停留場712に関する詳細情報として、地域は「世宗市」、サービスエリアは「世宗市A区域」、位置座標値はGPS(X/Y)値、停留場名は「ABC駅1番出口」、地図表示名は「ABC駅1番出口の前方20m」、そして待機時間は「1分」に設定され得る。
【0068】
一実施形態において、路線設定装置は、所定の基準に基づいて、ポリゴンサービスエリア711内の停留場を設定できる位置を推薦することができる。具体的には、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア内の交通関連情報に基づいて、ポリゴンサービスエリア内の停留場を設定できる位置を推薦することができる。例えば、交通関連情報は、時間別/曜日別の交通量、時間別/曜日別の車両の需要、交通信号及び車線情報を含んでもよい。路線設定装置は、時間別/曜日別の交通量に基づいて交通量の少ない地点を推薦するか、時間別/曜日別の呼び出し車両の需要に基づいて呼び出し車両の需要の多い地点を推薦するか、交通信号の影響を少なくするために交通信号から所定距離離れた地点を推薦するか、交通の邪魔を防止するために車線の数が所定数以上である地点などを推薦することができる。
【0069】
一方、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア711に対して登録された車種商品によって、設定できる待機時間の範囲を異なるように指定することができる。車種商品毎にサイズが異なるので、交通を邪魔しないために、停留場712で車両が最大で停車できる停車可能時間が異なるようにしてもよい。例えば、ポリゴンサービスエリア711に対して登録された車種商品が5人乗りのDRT車両の場合、路線設定装置は、待機時間が1分~10分間に設定されるように待機時間の範囲を指定することができる。それに対して、ポリゴンサービスエリア711に対して登録された車種商品が16人乗りのマイクロバスの場合、路線設定装置は、待機時間が1分~2分間に設定されるように待機時間の範囲を指定することができる。
【0070】
図8は一実施形態による停留場を利用してポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法を説明するための例示図である。
【0071】
図8を参照すると、路線設定装置は、停留場を利用してポリゴンサービスエリア内に路線を設定できる第3インタフェース800を提供することができる。第3インタフェース800には、第3-1領域810、第3-2領域820及び第3-3領域830の少なくとも1つの領域が含まれてもよい。
【0072】
第3-1領域810には、路線が指定されるポリゴンサービスエリアが含まれるマップを表示することができる。
【0073】
第3-2領域820には、路線の基本情報を設定できる入力ウィンドウが含まれてもよい。路線設定装置は、第3-2領域820により、サービスエリア、車種商品、路線名及び路線説明を設定する入力を受信することができる。例えば、路線設定装置は、特定路線を走行できる車種商品を「DRT」に設定することができる。
【0074】
第3-3領域830には、路線のポリシーを設定できる入力ウィンドウが含まれてもよい。路線設定装置は、第3-3領域830により、路線タイプ、経路設定、時間設定及び料金設定の少なくとも1つの設定を行うことができる。
【0075】
具体的には、路線設定装置は、路線タイプを停留場タイプと経路タイプとの組み合わせに設定することができる。停留場タイプは、固定停留場(FIXED STOP)と自由停留場(FREE STOP)とに分けられ、経路タイプは、固定経路(FIXED ROUTING)と自由経路(FREE ROUTING)とに分けられるようにしてもよい。例えば、固定停留場と固定経路との組み合わせとは、定められた経路に沿って定められた停留場にのみ停車する路線タイプを意味し、固定停留場と自由経路との組み合わせは、定められた経路はないが、定められた停留場にのみ停車する路線タイプを意味し、自由停留場と固定経路との組み合わせは、定められた経路であればどこでも停車できる路線タイプを意味し、自由停留場と自由経路との組み合わせは、指定されたポリゴンサービスエリアで自由に移動及び停車できる路線タイプを意味する。
【0076】
また、路線設定装置は、経路設定のために、路線の起点停留場及び終点停留場、並びにその間の経由停留場を設定することができる。経路設定の詳細については図9図10a及び図10bにおいて後述する。
【0077】
さらに、路線設定装置は、時間設定のために、特定路線の運営時間及び休憩時間を設定することができる。
【0078】
さらに、路線設定装置は、料金設定のために、標準料金及び年齢帯別料金を設定することができる。具体的には、標準料金には、基本料金及び追加料金が含まれるようにしてもよい。年齢帯別料金には、大人料金、青少年料金及び子供料金が含まれるようにしてもよい。
【0079】
図9は一実施形態によるポリゴンサービスエリア内の路線の路線タイプを設定する方法を説明するための例示図である。
【0080】
図9を参照すると、図8の第3インタフェース800に示される路線のポリシーを設定できる入力ウィンドウの少なくとも一部の領域が示される。
【0081】
路線設定装置は、路線タイプ910を停留場タイプと経路タイプとの組み合わせに設定することができる。停留場タイプは、固定停留場(FIXED STOP)と自由停留場(FREE STOP)とに分けられ、経路タイプは、固定経路(FIXED ROUTING)と自由経路(FREE ROUTING)とに分けられるようにしてもよい。
【0082】
路線設定装置は、路線タイプ910のうちの停留場タイプとして固定停留場を選択する入力を受信したことに応答して、停留場選択920をアクティブにすることができる。停留場選択920がアクティブになった後、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア931に含まれる複数の停留場から少なくとも1つの停留場を選択することができる。
【0083】
一実施形態において、路線設定装置は、選択された停留場毎に運営条件を設定することができる。運営条件は、特定停留場の運営曜日及び運営時間を含んでもよい。路線設定装置は、特定停留場の曜日別/時間別の搭乗統計に基づいて、特定停留場の運営条件を推薦することができる。
【0084】
一実施形態において、路線設定装置は、選択された少なくとも1つの停留場を、経由必須停留場及び経由選択停留場のいずれか1つの経由タイプに設定することができる。路線設定装置は、特定停留場に対して設定された運営条件と、特定停留場の曜日別/時間別の搭乗統計に基づいて、特定停留場を選択停留場として推薦することができる。
【0085】
図9を参照すると、路線設定装置は、路線タイプ910のうちの停留場タイプとして固定停留場を選択する入力を受信したことに応答して、ポリゴンサービスエリア931に含まれる複数の停留場である「A駅1番出口」、「Bマンション入口」及び「C中学校」の選択をアクティブにすることができる。また、路線設定装置は、各停留場に関する運営条件及び経由タイプを設定することができる。
【0086】
路線設定装置は、路線タイプ910のうちの経路タイプとして固定経路を選択する入力を受信したことに応答して、経路設定をアクティブにすることができる。経路設定がアクティブになった後、路線設定装置は、選択された少なくとも1つの停留場を互いにつなぐ経路を設定するための入力を受信し、受信した入力に基づいて路線を設定することができる。
【0087】
図9を参照すると、路線設定装置は、経路設定を選択する入力を受信したことに応答して、第4インタフェース930を提供することができる。第4インタフェース930には、マップ上にポリゴンサービスエリア931が表示され、ポリゴンサービスエリア931に含まれる複数の停留場から選択された停留場932~935が表示されてもよい。
【0088】
路線設定装置は、起点停留場932と経由停留場933~934と終点停留場935を互いにつなぐ経路を設定することができる。経路設定が完了すると、路線設定装置は、停留場と停留場をつなぐ経路を含む路線を設定することができる。経路を設定する具体的な方法については図10a及び図10bにおいて後述する。
【0089】
一方、路線タイプ910のうち、停留場タイプとして固定停留場が、経路タイプとして自由経路が選択された場合、路線設定装置は、停留場選択920のみをアクティブにし、経路設定は非アクティブ状態で維持することができる。
【0090】
また、路線タイプ910のうち、停留場タイプとして自由停留場が、経路タイプとして固定経路が選択された場合、路線設定装置は、経路設定のみをアクティブにし、停留場選択920は非アクティブ状態で維持することができる。
【0091】
図10a及び図10bは一実施形態による経路を設定する方法を説明するための例示図である。
【0092】
路線設定装置は、路線タイプのうちの経路タイプとして固定経路を選択する入力を受信したことに応答して、経路設定をアクティブにすることができる。経路設定がアクティブになった後、路線設定装置は、選択された少なくとも1つの停留場を互いにつなぐ経路を設定するための入力を受信し、受信した入力に基づいて路線を設定することができる。
【0093】
図10aを参照すると、路線設定装置は、経路設定を選択する入力を受信したことに応答して、第4インタフェース1010を提供することができる。第4インタフェース1010には、マップ上にポリゴンサービスエリア1011が表示され、ポリゴンサービスエリア1011に含まれる複数の停留場から選択された停留場1012~1015が表示されてもよい。
【0094】
路線設定装置は、起点停留場1012と経由停留場1013~1014と終点停留場1015を互いにつなぐ経路を設定することができる。
【0095】
路線設定装置は、経路設定が完了した地点1013から次の経路を設定するための候補経路を表示することができる。
【0096】
一実施形態において、候補経路は、道路ID単位で定められてもよい。路線設定装置は、同じ道路属性情報を有する道路区域を同じ道路IDに設定することができる。道路属性情報には、車線数、走行方向(直進,左折,右折)、交差点、停止線などの情報が含まれてもよい。例えば、第1交差点から第2交差点まで車線数が同じ場合、第1交差点と第2交差点との間の道路には同じ道路IDが与えられるようにしてもよい。それに対して、第1交差点と第2交差点との間で車線数が変更される場合、車線数変更前までの道路と車線数変更後の道路とには異なる道路IDが与えられるようにしてもよい。
【0097】
一実施形態において、路線設定装置は、経路設定が完了した地点1013から次の経路を設定するための候補経路を2つ以上表示することができる。図10aを参照すると、第1経由停留場1013と第2経由停留場1014を互いにつなぐ経路は複数存在し得る。例えば、路線設定装置は、経路設定が完了した地点1013に対する候補経路として、第1候補経路1032及び第2候補経路1033を表示することができる。路線設定装置は、第1候補経路1032及び第2候補経路1033からいずれかを選択する入力を受信したことに応答して、次の経路を設定することができる。
【0098】
一実施形態において、路線設定装置は、経路設定が完了した地点1013から次の経路を設定するための候補経路が複数であると決定し、複数の候補経路のそれぞれに関する交通関連情報に基づいて、いずれかの経路を推薦することができる。具体的には、路線設定装置は、現在設定中の路線の運営時間情報、(現在設定中の)路線に含まれる停留場の運営条件情報と、複数の候補経路のそれぞれに関する交通関連情報とを比較し、いずれかの経路を推薦することができる。例えば、現在設定中の路線が午前8時~11時にのみ運営される路線である場合、路線設定装置は、複数の候補経路のうち当該時間帯に交通量がより少ない候補経路を推薦することができる。
【0099】
一実施形態において、路線設定装置は、第1路線に対して設定された経路のうちの所定の経路が第2路線の経路と重なる場合、所定の経路を代替できる迂回経路を決定することができる。路線設定装置は、経路設定が完了した地点から次の経路を設定するための候補経路として、迂回経路を推薦することができる。路線設定装置は、迂回経路が選択されたことに応答して、迂回経路を利用して路線を設定することができる。
【0100】
一実施形態において、路線設定装置は、路線を設定した後、設定された路線を往復路線及び片道路線のいずれか1つに設定することができる。
【0101】
図10bを参照すると、循環路線が設定される例が示される。設定された経路の起点停留場と終点停留場とが同じ場合、路線設定装置は、当該経路を含む路線を循環路線として決定することができる。路線設定装置は、設定された路線が循環路線であることを通知するメッセージを提供することができる。
【0102】
図11は一実施形態による設定された路線に車両を配車する方法を説明するための例示図である。
【0103】
路線設定装置は、上述した方法により設定された路線に車両を配車することができる。図11を参照すると、路線設定装置は、設定された路線に車両を配車できる第4インタフェース1100を提供することができる。第4インタフェース1100には、第4-1領域1110及び第4-2領域1120が含まれてもよい。
【0104】
第4-1領域1110には、データベースに登録された複数の走行可能車両が表示されてもよい。図6を参照すると、路線設定装置は、所定のポリゴンサービスエリアで運行可能な車種商品を設定することができる。路線設定装置は、データベースに登録された複数の走行可能車両のうち、所定のポリゴンサービスエリアで運行可能な車種商品に対応する車両を識別することができる。図11を参照すると、路線設定装置は、所定のポリゴンサービスエリアで運行可能な車種商品を「Bus」として決定し、複数の走行可能車両のうち車種商品が「Bus」でない車両は非アクティブにすることができる。
【0105】
路線設定装置は、識別された車両の少なくとも一部を設定された路線に配車することができる。図11を参照すると、識別された車両ID0001~0005のうち、車両ID0001~0003が設定された路線に配車される。
【0106】
一実施形態において、路線設定装置は、設定された路線に車両を配車するための配車要求時間を取得することができる。配車要求時間と識別された車両の運行可能時間とを比較し、識別された車両を前記設定された路線に配車できるかを決定することができる。
【0107】
図12は一実施形態によるポリゴンサービスエリア内に路線を設定する方法を説明するためのフローチャートである。
【0108】
図12を参照すると、ステップ1210において、路線設定装置は、マップ上の複数の地点に関する座標情報を取得することができる。
【0109】
一実施形態において、路線設定装置は、マップ上に複数の地点を特定し、特定された複数の地点に対応する座標情報を取得することができる。
【0110】
ステップ1220において、路線設定装置は、取得された座標情報を用いてポリゴンサービスエリアを設定することができる。
【0111】
一実施形態において、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリアで運行可能な車種商品を登録することができる。路線設定装置は、所定の車種商品を検索する入力を受信したことに応答して、設定された複数のポリゴンサービスエリアのうち、所定の車種商品が登録されたポリゴンサービスエリアを出力することができる。
【0112】
ステップ1230において、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア内に路線を設定することができる。
【0113】
一実施形態において、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア内に停留場を設定することができる。また、路線設定装置は、停留場を利用してポリゴンサービスエリア内に路線を設定することができる。
【0114】
一実施形態において、路線設定装置は、ポリゴンサービスエリア内の交通関連情報に基づいて、ポリゴンサービスエリア内の停留場を設定できる位置を推薦することができる。
【0115】
一実施形態において、路線設定装置は、停留場で車両が最大で停車できる待機時間を設定することができる。
【0116】
一実施形態において、路線設定装置は、路線の路線タイプを停留場タイプと経路タイプとの組み合わせに設定することができる。停留場タイプには、固定停留場(FIXED STOP)と自由停留場(FREE STOP)とが含まれ、経路タイプには、固定経路(FIXED ROUTING)と自由経路(FREE ROUTING)とが含まれるようにしてもよい。
【0117】
一実施形態において、路線設定装置は、路線の料金設定を標準料金及び年齢帯別料金に設定することができる。
【0118】
一実施形態において、路線設定装置は、路線タイプのうちの停留場タイプとして固定停留場を選択する入力を受信したことに応答して、停留場選択をアクティブにすることができる。路線設定装置は、ポリゴンサービスエリアに含まれる複数の停留場から少なくとも1つの停留場を選択することができる。路線設定装置は、選択された少なくとも1つの停留場に基づいて路線を設定することができる。
【0119】
一実施形態において、選択された少なくとも1つの停留場は、経由必須停留場及び経由選択停留場のいずれか1つの経由タイプに設定されてもよい。
【0120】
一実施形態において、路線設定装置は、路線タイプのうちの経路タイプとして固定経路を選択する入力を受信したことに応答して、経路設定をアクティブにすることができる。路線設定装置は、選択された少なくとも1つの停留場を互いにつなぐ経路を設定するための入力を受信し、受信した入力に基づいて路線を設定することができる。
【0121】
一実施形態において、路線設定装置は、経路設定が完了した地点から次の経路を設定するための候補経路が複数であると決定し、複数の候補経路のそれぞれに関する交通関連情報に基づいて、いずれかの経路を推薦することができる。
【0122】
一実施形態において、路線設定装置は、設定された経路のうちの所定の経路が他の路線の経路と重なる場合、所定の経路を代替できる迂回経路を決定し、迂回経路を利用して前記路線を設定することができる。
【0123】
一実施形態において、路線設定装置は、設定された経路の起点停留場と終点停留場とが同じ場合、設定された経路を含む路線を循環路線として決定することができる。
【0124】
一実施形態において、路線設定装置は、設定された路線に車両を配車することができる。路線設定装置は、データベースに登録された複数の走行可能車両のうち、設定された車種商品に対応する車両を識別し、識別された車両の少なくとも一部を設定された路線に配車することができる。
【0125】
一実施形態において、路線設定装置は、設定された路線に車両を配車するための配車要求時間を取得し、配車要求時間と識別された車両の運行可能時間とを比較し、識別された車両を設定された路線に配車できるかを決定することができる。
【0126】
図13は一実施形態による路線設定装置のブロック図である。
【0127】
図13を参照すると、路線設定装置1300は、通信部1310、プロセッサ1320及びDB1330を含んでもよい。図13の路線設定装置1300には、実施形態に関連する構成要素のみ示されている。よって、図13に示す構成要素に加えて他の汎用の構成要素をさらに含み得ることは、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば理解するであろう。
【0128】
通信部1310は、外部サーバ又は外部装置との有線/無線通信を可能にする1つ以上の構成要素を含み得る。例えば、通信部1310は、近距離通信部(図示せず)、移動通信部(図示せず)及び放送受信部(図示せず)の少なくとも1つを含み得る。
【0129】
DB1330は、路線設定装置1300内で処理される各種データを保存するハードウェアであって、プロセッサ1320の処理及び制御のためのプログラムを保存することができる。
【0130】
DB1330は、DRAM(dynamic random access memory)、SRAM(static random access memory)などのRAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、CD-ROM、ブルーレイ又は他の光ディスクストレージ、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、又はフラッシュメモリを含み得る。
【0131】
プロセッサ1320は、路線設定装置1300の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ1320は、DB1330に保存されたプログラムを実行することにより、入力部(図示せず)、ディスプレイ(図示せず)、通信部1310、DB1330などを全般的に制御することができる。プロセッサ1320は、DB1330に保存されたプログラムを実行することにより、路線設定装置1300の動作を制御することができる。
【0132】
プロセッサ1320は、図1図12において上述した路線設定装置1300の動作の少なくとも一部を制御することができる。
【0133】
プロセッサ1320は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他の機能の実行のための電気ユニットの少なくとも1つを用いて実現することができる。
【0134】
一実施形態において、路線設定装置1300は、移動性を有する電子デバイスであり得る。例えば、路線設定装置1300は、スマートフォン、タブレットPC、PC、スマートテレビ、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤ、ナビゲーション、カメラ付きデバイス、及びその他のモバイル電子デバイスで実現することができる。また、路線設定装置1300は、通信機能及びデータ処理機能を備えた時計、メガネ、ヘッドバンド、指輪などのウェアラブルデバイスで実現することができる。
【0135】
他の実施形態において、路線設定装置1300は、車両に組み込まれる電子デバイスであり得る。例えば、路線設定装置1300は、製造過程後にチューニング(tuning)により車両に挿入される電子デバイスであり得る。
【0136】
さらに他の実施形態において、路線設定装置1300は、車両の外部に位置するサーバであり得る。サーバは、ネットワークを介して通信を行って命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピュータ装置又は複数のコンピュータ装置で実現することができる。サーバは、車両に搭載された装置から車両の移動経路を決定するために必要なデータを受信し、受信したデータに基づいて車両の移動経路を決定することができる。
【0137】
さらに他の実施形態において、路線設定装置1300で実行されるプロセスは、移動性を有する電子デバイス、車両に組み込まれる電子デバイス、及び車両の外部に位置するサーバの少なくとも一部により実行することができる。
【0138】
本発明による実施形態は、コンピュータ上で様々な構成要素により実行できるコンピュータプログラムの形態で実現することができ、このようなコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録することができる。ここで、媒体には、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気テープなどの磁気媒体、CD-ROM、DVDなどの光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)などの光磁気記録媒体(magneto-optical medium)、ROM、RAM、フラッシュメモリなどのプログラム命令を記憶して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。
【0139】
一方、前記コンピュータプログラムは、本発明のために特別に設計及び構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータプログラムの例には、コンパイラにより生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータにより実行される高級言語コードも含まれる。
【0140】
一実施形態によれば、本開示の様々な実施形態による方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれて提供されるようにしてもよい。コンピュータプログラム製品は、商品として販売者と購入者との間で取引されるようにしてもよい。コンピュータプログラム製品は、機器で読み取り可能な記憶媒体(例えば、compact disc read only memory(CD-ROM))の形態で配布されるか、又はアプリケーションストア(例えば、プレイストアTM)を介して、もしくは2つのユーザ装置間で直接、オンラインで配布(例えば、ダウンロード又はアップロード)されるようにしてもよい。オンライン配布の場合、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部は、メーカーのサーバ、アプリケーションストアのサーバ、又は中継サーバのメモリなどの機器で読み取り可能な記憶媒体に少なくとも一時的に記憶されるか、一時的に生成されるようにしてもよい。
【0141】
本発明による方法を構成するステップに関して、明白な順序の記載又はそれに反する記載がなければ、上記ステップは適切な順序で行うことができる。本発明は、必ずしも上記ステップの記載順序に限定されるものではない。本発明における全ての例又は例示的な用語(例えば、など)の使用は、単に本発明を詳細に説明するためのものであり、特許請求の範囲により限定されない限り、上記例又は例示的な用語により本発明の範囲が限定されるわけではない。また、当業者は、様々な修正、組み合わせ及び変更が加えられた特許請求の範囲又はその均等物の範疇内で設計条件及び要因に応じて構成できることを理解するであろう。
【0142】
よって、本発明の思想は、上述した実施形態に限定されて定められてはならず、添付の特許請求の範囲だけでなく、その特許請求の範囲と均等な又はそれから等価的に変更された全ての範囲は、本発明の思想の範疇に属するといえる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10a
図10b
図11
図12
図13