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▶ 石黒 稜人の特許一覧

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  • 特開-道路のなみなみの線 図1
  • 特開-道路のなみなみの線 図2
  • 特開-道路のなみなみの線 図3
  • 特開-道路のなみなみの線 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023164618
(43)【公開日】2023-11-10
(54)【発明の名称】道路のなみなみの線
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/00 20060101AFI20231102BHJP
   E01F 9/518 20160101ALI20231102BHJP
【FI】
G08G1/00 X
E01F9/518
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2023151777
(22)【出願日】2023-09-19
(71)【出願人】
【識別番号】522043747
【氏名又は名称】石黒 稜人
(72)【発明者】
【氏名】石黒 稜人
(57)【要約】
【課題】レベル3の技術しか無い状態でレベル5の自動運転車を実現したい。
【解決手段】道路の中央に速度制限に応じて振幅または周波数を変えたなみなみを描いた消雪パイプが設置された道路を用意する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1車線以上の車線内の、1つ以上の車線に、
線の、周期、振幅、波の種類、線の太さ、線の色、反射率、模様、素材、のいずれか1以上が変化する、または1つも変化しない、
方形波、台形波、三角波、のこぎり波のうちのいずれか1種類以上で構成される、
2周期以上のなみなみの線を有する道路。
【請求項2】
前記なみなみの線は、
かどが階段状に欠けていたり、
かどがフィレットしていたり、
かどが面取りしていたり、
かどが四角か三角に塗りつぶしていたり、
かどが三角の突起を追加していたり、といった、
かどがいずれか1以上の特徴を有していても良い、請求項1に記載の道路。
【請求項3】
前記なみなみの線は、
たくさんの線を重ねて、もしくは直列や並列に複数並べて、
一本の大きななみなみの線にしても良い、請求項1または請求項2に記載の道路。
【請求項4】
前記なみなみの線は、
消雪パイプを有していても良い、請求項1~請求項3に記載の道路。
【請求項5】
前記なみなみの線は、
輪郭線の、線の色、反射率、模様、素材が変化しても良い、請求項1~請求項4に記載の道路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は道路の線の種類についてである。
【背景技術】
【0002】
レベル5の自動運転車の場合、一般人が今までの交通マナーを守って行動しても事故が起こる可能性が有る。
大量の自動運転車が走行した場合にリーダー同士で誰の発射した光か認識できない問題や、大雨の日に道路が見えにくい問題、雪で線が見えにくくなっていて景色を認識できない問題などがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2022-195491
【0004】
【特許文献2】特願2023-91455
【0005】
【特許文献3】特願2023-130625
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
レベル3の技術しか無い状態で事故率が限りなく少ないレベル5の自動運転車を実現したい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
レベル5の自動運転車を実現する上で、道路の各車線の中央に速度制限に応じて振幅を変えたなみなみを描いた消雪パイプが設置された道路を用意する。
車両の下で読み取る線に従って運転することで、雨や雪や太陽の影響を極力排除した自動運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】なみなみの線の例
図2】かどが少し変わったなみなみの例
図3】なみなみを直列や並列に複数並べた例
図4】方形波のなみなみを曲げた例
【発明を実施するための形態】
【0010】
道路の中央に速度制限に応じて振幅や周波数を変えたなみなみを描いた消雪パイプが設置された道路を用意する。
なみなみの例を図1に示す。
なみなみのかどを階段状にしてり塗りつぶしたりする理由としては、線の向きを判別するためである。線の方向で走行方向が正しいか判断する。正しくない方向に進んでいることが分かった場合、後ろに向かって進むことで事故を回避できる。
消雪パイプがあることで道路の線が雪で消えることを防ぐことができる。また、雪が降りたくさん積もった場合に車両が十分に通れる様に消雪パイプを横2列等にしても良いと思われる。雪が全く降らない場所は消雪パイプが無くても問題ない。
制限速度をなみなみの周波数か振幅で表すと良い。交差点などにタグが埋め込まれていて、タグを読み取るために速度を落とす必要がある場合は振幅を大きくするか周波数を高くする。例えば特定の速度以上は速度無制限ゾーンとし、追従走行できる範囲内の車の最高速度で走行するようにすると線の種類を少なくできる。
なみなみの周期を変更にする場合、自動車自体の速度が変化しても、カメラに映るなみなみの周波数が一定になるように周波数を変更すると良い。例えば、制限速度が10km/hの場所でのなみなみの周期を0.1mとすると、制限速度が100km/hの場所ではなみなみの周期を1mとする。そうすることで常に一定周期にカメラで見えるように速度を調節すれば良いことになり、プログラムでの制御が単純化できる。また、なみなみの幅も一定にできる。
請求項にあるように、なみなみは輪郭部分だけ別の色にして読み取りやすくしても良い。
なみなみをカーブに沿って書く際は、図4のように横線は真っすぐとし、縦線を曲げた方が読み取りやすい。
なみなみを直列や並列に複数並べた例を図3に示す。
かどを面取りしたり塗りつぶしたり突起を追加したなみなみの例を図2に示す。
【0011】
線を引くための道具やロボット、線を引くロボットのプログラム、線を認識するプログラム、車両のシステム、タグの読み取るプログラム、順番に青にする信号機、などは書くの飽きたのでご自由にどうぞ。
【符号の説明】
【0012】
1 なし
図1
図2
図3
図4