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特開2023-166145ゲームプログラム、記録媒体、ゲーム処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023166145
(43)【公開日】2023-11-21
(54)【発明の名称】ゲームプログラム、記録媒体、ゲーム処理方法
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/53 20140101AFI20231114BHJP
【FI】
A63F13/53
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022076964
(22)【出願日】2022-05-09
(71)【出願人】
【識別番号】595000427
【氏名又は名称】株式会社コーエーテクモゲームス
(74)【代理人】
【識別番号】110003096
【氏名又は名称】弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小久保 智史
(72)【発明者】
【氏名】中川 みなみ
(72)【発明者】
【氏名】園部 知子
(57)【要約】
【課題】ゲームの内容に関連する情報がウィンドウ形式でゲーム画面上に表示されるゲームにおいて、興趣性を向上することが可能なゲームプログラム、記録媒体、及びゲーム処理方法を提供する。
【解決手段】ゲームプログラムは、情報処理装置3を、互いに関連付けられた旧シナリオの情報及び新シナリオの情報を取得する第1情報取得処理部23、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に旧シナリオの情報を含む情報ウィンドウOS1,OS2,OS3が表示された状態と、ゲーム画面に新シナリオの情報を含む情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態と、を切り替える第1表示切替処理部25、として機能させる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置を、
互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得する第1情報取得処理部、
プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に前記第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える第1表示切替処理部、
として機能させるためのゲームプログラム。
【請求項2】
前記情報処理装置を、
前記第2の情報に関連付けられた前記第1の情報を非表示とするための所定の条件が満たされたか否かを判定する条件判定処理部、
としてさらに機能させ、
前記第1表示切替処理部は、
前記所定の条件が満たされたと判定された場合に、前記ゲーム画面に前記第2の情報ウィンドウが表示された状態とし、前記第1の情報ウィンドウへの切り替えを無効にする、
請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項3】
前記第1情報取得処理部は、
複数の前記第1の情報及び複数の第2の情報を取得し、
前記第1表示切替処理部は、
前記第1の切替操作に基づいて、前記ゲーム画面に複数の前記第1の情報のそれぞれを含む複数の前記第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に複数の前記第2の情報のそれぞれを含む複数の前記第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える、
請求項2に記載のゲームプログラム。
【請求項4】
前記条件判定処理部は、
複数の前記第2の情報の各々に対して個別に設定された前記所定の条件が満たされたか否かをそれぞれ判定し、
前記第1表示切替処理部は、
前記所定の条件が満たされたと判定された前記第2の情報がある場合に、前記ゲーム画面に当該第2の情報を含む前記第2の情報ウィンドウが表示された状態とし、対応する前記第1の情報ウィンドウへの切り替えを無効にする、
請求項3に記載のゲームプログラム。
【請求項5】
前記情報処理装置を、
前記第1の情報の詳細内容である第1の詳細情報及び前記第2の情報の詳細内容である第2の詳細情報を取得する第2情報取得処理部、
プレイヤによる第2の切替操作に基づいて、前記ゲーム画面に前記第1の情報ウィンドウ又は前記第2の情報ウィンドウのいずれか一方が表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第1の詳細情報を含む第1の詳細情報ウィンドウ及び前記第2の詳細情報を含む第2の詳細情報ウィンドウの少なくとも一方が表示された状態と、を切り替える第2表示切替処理部、
としてさらに機能させる、
請求項4に記載のゲームプログラム。
【請求項6】
前記第2表示切替処理部は、
前記第1の詳細情報と前記第2の詳細情報とが相違する部分の表示態様が当該相違する部分以外の部分と異なるように、前記第1の詳細情報ウィンドウ及び前記第2の詳細情報ウィンドウの少なくとも一方を前記ゲーム画面に表示させる、
請求項5に記載のゲームプログラム。
【請求項7】
前記第1の詳細情報は複数の前記第1の情報を包含した詳細内容であり、前記第2の詳細情報は複数の前記第2の情報を包含した詳細内容であり、
前記第2表示切替処理部は、
前記所定の条件が満たされたと判定された前記第2の情報がある場合に、当該第2の情報に対応した部分の内容を変更した前記第1の詳細情報を含む前記第1の詳細情報ウィンドウを前記ゲーム画面に表示させる、
請求項6に記載のゲームプログラム。
【請求項8】
前記第1表示切替処理部は、
前記第1の切替操作に基づいて、前記第1の情報ウィンドウを前記第2の情報ウィンドウの上に重ねて表示した状態と、前記第2の情報ウィンドウを前記第1の情報ウィンドウの上に重ねて表示した状態と、を切り替える、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載のゲームプログラム。
【請求項9】
情報処理装置を、
互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得する第1情報取得処理部、
プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に前記第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える第1表示切替処理部、
として機能させるためのゲームプログラムを記録した、前記情報処理装置が読み取り可能な記録媒体。
【請求項10】
情報処理装置によって実行されるゲーム処理方法であって、
互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得するステップと、
プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に前記第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替えるステップと、
を有する、ゲーム処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームプログラム、当該ゲームプログラムが記録された記録媒体、及びゲーム処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ゲーム画面には、ゲームの内容に関連する様々な情報が表示される。例えば特許文献1には、ゲームの内容に関連する情報がウィンドウ形式でゲーム画面に表示されるゲームが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-3530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ゲームの内容に関連する情報がウィンドウ形式でゲーム画面上に表示されるゲームにおいて、興趣性を向上することが可能なゲームが要望されていた。
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ゲームの内容に関連する情報がウィンドウ形式でゲーム画面上に表示されるゲームにおいて、興趣性を向上することが可能なゲームプログラム、記録媒体、及びゲーム処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のゲームプログラムは、情報処理装置を、互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得する第1情報取得処理部、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に前記第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える第1表示切替処理部、として機能させる。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明の記録媒体は、情報処理装置を、互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得する第1情報取得処理部、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に前記第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える第1表示切替処理部、として機能させるゲームプログラムを記録した、前記情報処理装置が読み取り可能な記録媒体である。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明のゲーム処理方法は、情報処理装置によって実行されるゲーム処理方法であって、互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得するステップと、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に前記第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、前記ゲーム画面に前記第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替えるステップと、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明のゲームプログラム等によれば、ゲームの内容に関連する情報がウィンドウ形式でゲーム画面上に表示されるゲームにおいて、興趣性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施形態に係るゲームシステムの全体構成の一例を表す図である。
図2】戦闘中のゲーム画面の一例を表す図である。
図3】情報処理装置の機能的構成の一例を表すブロック図である。
図4】第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図5】第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図6】旧シナリオの1つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図7】旧シナリオの1つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図8】旧シナリオの2つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図9】旧シナリオの2つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図10】旧シナリオの3つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図11】旧シナリオの3つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第1表示切替処理部による情報ウィンドウの表示切替の一例を表す図である。
図12】第2表示切替処理部による詳細情報ウィンドウの表示の一例を表す図である。
図13】旧シナリオの1つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第2表示切替処理部による詳細情報ウィンドウの表示の一例を表す図である。
図14】旧シナリオの2つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第2表示切替処理部による詳細情報ウィンドウの表示の一例を表す図である。
図15】旧シナリオの3つ目の工程を新シナリオに書き換えるための書換条件が満たされた場合の、第2表示切替処理部による詳細情報ウィンドウの表示の一例を表す図である。
図16】情報処理装置が実行する処理手順の一例を表すフローチャートである。
図17】詳細情報表示処理の処理手順の一例を表すフローチャートである。
図18】情報処理装置のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0012】
<1.ゲームシステムの全体構成>
図1を用いて、実施形態に係るゲームシステム1の全体構成の一例について説明する。図1に示すように、ゲームシステム1は、情報処理装置3と、ゲームコントローラ5と、表示装置7とを有する。ゲームコントローラ5及び表示装置7は、情報処理装置3と有線又は無線により通信可能に接続されている。
【0013】
情報処理装置3は、例えば据え置き型のゲーム機である。但しこれに限定されるものではなく、例えば入力部や表示部等を一体に備えた携帯型のゲーム機でもよい。また、ゲーム機以外にも、例えば、サーバコンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータ等のコンピュータ機器や、スマートフォン、携帯電話、ファブレット等の電話機能を有する機器でもよい。
【0014】
プレイヤは、ゲームコントローラ5を用いて各種の操作入力を行う。図1に示す例では、ゲームコントローラ5は、例えば十字キー9、操作ボタン11、操作レバー13、操作パッド15等を有する。
【0015】
<2.ゲームの概略内容>
次に、本実施形態に係るゲーム、すなわち、本発明のゲームプログラム又はゲーム処理方法が情報処理装置3によって実行されることにより提供されるゲームの概略内容の一例について説明する。
【0016】
本実施形態に係るゲームでは、例えば旧シナリオと新シナリオが予め設定されており、プレイヤがゲームを進行するにつれて旧シナリオが徐々に書き換えられ、最終的に旧シナリオの全体を新シナリオの内容に書き換えることを目標とする。シナリオの内容は特に限定されるものではないが、本実施形態では例えば旧シナリオが戦国時代の史実に基づいたシナリオであり、プレイヤがストーリーを進めることにより、オリジナルの歴史に書き換えられる場合を一例として説明する。
【0017】
本発明が適用されるゲームのジャンルは特に限定されるものではないが、例えば味方のゲームキャラクタと敵のゲームキャラクタとが戦闘を行いつつシナリオを進めていき、戦闘中はプレイヤが味方のゲームキャラクタをリアルタイムに操作してアクションを行わせる、いわゆるアクションロールプレイングゲームに適用してもよい。ゲームに登場するゲームキャラクタは、典型的には人間の男性キャラクタ又は女性キャラクタであるが、人間以外でもよい。例えば、動物、人間や動物以外の生物、仮想的な生物、ロボットや機械、物品や物体などのオブジェクト等でもよい。
【0018】
図2に、戦闘中のゲーム画面の一例を示す。図2に示すように、例えば3次元の仮想空間であるゲームフィールドGF上で、例えば3Dモデルである味方キャラクタ(白色で図示)と敵キャラクタ(ハッチングで図示)とが対戦を実行する。味方キャラクタは、プレイヤにより操作されるプレイヤキャラクタ17を含む。敵キャラクタは、例えばボスキャラクタ19と多数のザコキャラクタ21等を含む。戦闘は、プレイヤキャラクタ17が敵キャラクタと遭遇すると、ゲームフィールドGF上で直接行われる。プレイヤキャラクタ17は、プレイヤの操作に連動してリアルタイムに動作し、ゲームフィールドGF上を移動して敵キャラクタへの攻撃等を行う。敵キャラクタは、ゲームプログラムにより規定される所定のアルゴリズム(いわゆるゲームAI)により自動制御され、ゲームフィールドGF上を移動して味方キャラクタへの攻撃等を行う。
【0019】
本実施形態に係るゲームでは、例えば戦闘を開始する前に表示される戦闘準備画面、又は、例えば戦闘を終えた後に表示される戦闘結果画面等において、当該戦闘に関わる旧シナリオ及び新シナリオが表示される。以下、この内容について詳細に説明する。
【0020】
<3.情報処理装置の機能的構成>
次に、図3及び図4図15を用いて、情報処理装置3の機能的構成の一例について説明する。
【0021】
図3に示すように、情報処理装置3は、第1情報取得処理部23と、第1表示切替処理部25と、条件判定処理部27と、第2情報取得処理部29と、第2表示切替処理部31とを有する。
【0022】
第1情報取得処理部23は、互いに関連付けられた第1の情報及び第2の情報を取得する。第1の情報及び第2の情報は、それぞれ1つでもよいし複数でもよい。複数の場合、第1情報取得処理部23は、複数の第1の情報及び複数の第2の情報を取得する。「第1の情報」は例えば旧シナリオの情報であり、「第2の情報」は例えば新シナリオの情報である。旧シナリオと新シナリオは互いに関連付けられており、どの旧シナリオがどの新シナリオに対応しているかが予め設定されている。なお、本実施形態では第1の情報及び第2の情報の全部がテキスト情報である場合について説明するが、その一部又は全部をテキスト以外の記号、マーク、イラスト等としてもよい。
【0023】
第1表示切替処理部25は、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に第1の情報を含む第1の情報ウィンドウが表示された状態と、ゲーム画面に第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える。「第1の切替操作」の種類は特に限定されるものではないが、例えばゲームコントローラ5のいずれかの操作ボタン11を押す操作や、十字キー9又は操作レバー13をいずれかの方向に押したり倒したりする操作等である。「情報ウィンドウ」は閉じられた枠の内側に情報を表示した表示領域である。情報と情報ウィンドウとは一対一に対応しており、情報ウィンドウの数は情報の数と一致している。すなわち、情報が1つである場合は1つの情報ウィンドウが表示され、情報が複数である場合には複数の情報ウィンドウが表示される。情報ウィンドウが複数である場合、第1表示切替処理部25は、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に複数の第1の情報のそれぞれを含む複数の第1の情報ウィンドウが表示された状態と、ゲーム画面に複数の第2の情報のそれぞれを含む複数の第2の情報ウィンドウが表示された状態と、を切り替える。
【0024】
第1の情報ウィンドウと第2の情報ウィンドウの表示の態様や切替の態様は特に限定されるものではない。例えば、第1の情報ウィンドウと第2の情報ウィンドウの表示態様(例えばウィンドウの色や形、文字のフォント等)を異ならせてもよい。また例えば、ゲーム画面に第1の情報ウィンドウの全体が表示されると共に第2の情報ウィンドウの少なくとも一部が表示された状態と、第2の情報ウィンドウの全体が表示されると共に第1の情報ウィンドウの少なくとも一部が表示された状態と、を切り替えてもよい。また例えば、ゲーム画面に第2の情報ウィンドウが表示されずに第1の情報ウィンドウの全体が表示された状態と、第1の情報ウィンドウが表示されずに第2の情報ウィンドウの全体が表示された状態と、を切り替えてもよい。前者の場合、第1表示切替処理部25は、第1の切替操作に基づいて、例えば第1の情報ウィンドウを第2の情報ウィンドウの上に重ねて表示した状態と、第2の情報ウィンドウを第1の情報ウィンドウの上に重ねて表示した状態と、を切り替えてもよい。また、例えば第1の情報ウィンドウと第2の情報ウィンドウとが回るように移動して切り替わる等、適宜の演出を加えてもよい。
【0025】
図4及び図5に、第1表示切替処理部25による情報ウィンドウの表示切替の一例を示す。これらの情報ウィンドウは、例えば戦闘を開始する前にプレイヤが戦闘の準備をするための戦闘準備画面(図示省略)において表示される。図4及び図5では、旧シナリオが例えば中国の三国志に基づくシナリオとなっており、プレイヤが例えば曹操又は曹操の配下となってプレイする場合を一例として示している。図4に示すように、旧シナリオは例えば「郭嘉の死」、「赤壁の戦いで敗北」、「魏・呉・蜀の三国鼎立へ」という3つの工程で構成されており、各工程の情報がそれぞれ情報ウィンドウOS1,OS2,OS3に表示されている。各工程の情報が複数の第1の情報の一例であり、情報ウィンドウOS1,OS2,OS3の各々が第1の情報ウィンドウの一例である。
【0026】
図4に示す表示において、プレイヤにより第1の切替操作がなされると、図5に示す表示に切り替えられる。図5に示すように、新シナリオは例えば「郭嘉の生存」、「赤壁の戦いで勝利」、「曹操が天下統一」という3つの工程で構成されており、各工程の情報がそれぞれ情報ウィンドウNS1,NS2,NS3に表示されている。各工程の情報が複数の第2の情報の一例であり、情報ウィンドウNS1,NS2,NS3の各々が第2の情報ウィンドウの一例である。
【0027】
図5に示す表示において、プレイヤにより第1の切替操作がなされると、再び図4に示す表示に切り替えられる。すなわち、図4に示す表示と図5に示す表示とが、第1の切替操作がなされる度に切り替えられる。
【0028】
図4及び図5に示す例では、情報ウィンドウOS1,OS2,OS3と情報ウィンドウNS1,NS2,NS3とは、例えば文字やウィンドウの色が異なる等、表示態様を異ならせることにより、区別し易くなっている。なお、ウィンドウの形状を異ならせたり、文字のフォントを異ならせる等、他の表示態様を異ならせてもよい。また、情報ウィンドウOS1,NS1と、情報ウィンドウOS2,NS2と、情報ウィンドウOS3,NS3とが、互いに重ねて表示されることにより、旧シナリオのどの工程と新シナリオのどの工程とが対応しているのかが明確となっている。
【0029】
また図5に示すように、情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示される際に、書換条件を含む情報ウィンドウRC1,RC2,RC3が表示される。書換条件は、第1のシナリオを第2のシナリオに書き換えるための条件(所定の条件の一例)であり、シナリオの各工程ごとに個別に設定されている。図5に示す例では、例えば1つ目の工程である「郭嘉の死」を「郭嘉の生存」に書き換えるための条件として、「郭嘉の体力が半分以上残っている状態で白狼山の戦いに勝利」することが設定されている。また、例えば2つ目の工程である「赤壁の戦いで敗北」を「赤壁の戦いで勝利」に書き換えるための条件として、「赤壁の戦いに勝利」することが設定されている。また、例えば3つ目の工程である「魏・呉・蜀の三国鼎立へ」を「曹操が天下統一」に書き換えるための条件として、「2つの条件を満たしてストーリーを進行」させることが設定されている。なお、後述するように、いずれかの工程の書換条件が満たされると、旧シナリオの対応する工程部分の情報ウィンドウOS1,OS2,OS3が表示されなくなる。したがって、書換条件は旧シナリオを非表示とするための条件でもある。
【0030】
なお、本実施形態のゲームは、前述のように、プレイヤがゲームを進行するにつれて旧シナリオが新シナリオに書き換えられていくゲームである。このため、旧シナリオの情報を含む情報ウィンドウOS1,OS2,OS3がまず最初に表示され、その後にプレイヤが任意に表示を切り替え可能なように演出されてもよい。また、上記の書換条件を含む情報ウィンドウRC1,RC2,RC3は、情報ウィンドウNS1,NS2,NS3への切り替えと共に自動的に表示されるのではなく、プレイヤによる所定の操作によって表示されるようにしてもよい。また、図4及び図5ではシナリオが複数の工程を含む場合を図示したが、シナリオが1つの工程で構成されてもよい。
【0031】
図3に戻り、条件判定処理部27は、第2の情報に関連付けられた第1の情報を非表示とするための所定の条件が満たされたか否かを判定する。「所定の条件」は、例えば前述した書換条件であり、第2の情報が複数である場合には各々に対して個別に設定されている。この場合、条件判定処理部27は、複数の第2の情報の各々に対して個別に設定された所定の条件が満たされたか否かをそれぞれ判定する。前述の第1表示切替処理部25は、条件判定処理部27により所定の条件が満たされたと判定された場合には、ゲーム画面に第2の情報ウィンドウが表示された状態とし、第1の情報ウィンドウへの切り替えを無効にする。第2の情報が複数である場合には、第1表示切替処理部25は、所定の条件が満たされたと判定された第2の情報があるか否かを判定し、当該第2の情報がある場合には、ゲーム画面に当該第2の情報を含む第2の情報ウィンドウが表示された状態とし、対応する第1の情報ウィンドウへの切り替えを無効にする。
【0032】
図6図11に、条件判定処理部27の判定結果に応じた第1表示切替処理部25による情報ウィンドウの表示切替の一例を示す。図6及び図7は、条件判定処理部27がゲームの進捗情報を読み出し、当該進捗情報に基づいて1つ目の工程の書換条件が満たされたと判定した場合の例である。図6及び図7に示す情報ウィンドウは、例えば2つ目の工程における戦闘準備画面において表示される。この場合、図6及び図7に示すように、第1表示切替処理部25が、1つ目の工程に対して新シナリオの情報を含む情報ウィンドウNS1のみが表示された状態とし、旧シナリオの情報を含む情報ウィンドウOS1への切り替えを無効にする。その結果、図7に示すように、旧シナリオの情報ウィンドウに切り替えられた場合でも、情報ウィンドウOS1は表示されなくなる。また図6に示すように、既に満たされた書換条件である情報ウィンドウRC1は表示されなくなる。
【0033】
図8及び図9は、条件判定処理部27がゲームの進捗情報を読み出し、当該進捗情報に基づいて2つ目の工程の書換条件が満たされたと判定した場合の例である。図8及び図9に示す情報ウィンドウは、例えば3つ目の工程における戦闘準備画面等において表示される。この場合、図8及び図9に示すように、第1表示切替処理部25が、2つ目の工程に対して新シナリオの情報を含む情報ウィンドウNS2のみが表示された状態とし、旧シナリオの情報を含む対応する情報ウィンドウOS2への切り替えを無効にする。その結果、図9に示すように、旧シナリオの情報ウィンドウに切り替えられた場合でも、情報ウィンドウOS2は表示されなくなる。また図8に示すように、既に満たされた書換条件である情報ウィンドウRC2は表示されなくなる。
【0034】
図10及び図11は、条件判定処理部27がゲームの進捗情報を読み出し、当該進捗情報に基づいて3つ目の工程の書換条件が満たされたと判定した場合の例である。図10及び図11に示す情報ウィンドウは、例えば3つ目の工程における戦闘結果画面等において表示される。この場合、図10及び図11に示すように、第1表示切替処理部25が、3つ目の工程に対して新シナリオの情報を含む情報ウィンドウNS3のみが表示された状態とし、旧シナリオの情報を含む情報ウィンドウOS3への切り替えを無効にする。その結果、図11に示すように、旧シナリオの情報ウィンドウに切り替えられた場合でも、情報ウィンドウOS3は表示されなくなる。また図10に示すように、既に満たされた書換条件である情報ウィンドウRC3は表示されなくなる。
【0035】
図3に戻り、第2情報取得処理部29は、第1の情報の詳細内容である第1の詳細情報及び第2の情報の詳細内容である第2の詳細情報を取得する。「第1の詳細情報」は、例えば第1の情報が旧シナリオの内容の要約程度の情報であるのに対し、旧シナリオの詳細内容を表す情報である。「第2の詳細情報」も同様である。詳細情報の数は、情報が複数の場合でも1つである。すなわち、例えばシナリオが複数の工程で構成される場合等、第1の情報又は第2の情報が複数ある場合でも、第1の詳細情報又は第2の詳細情報はそれら複数の工程の内容を包含した1つの情報となる。なお、詳細情報と情報とを一対一として、詳細情報の数と情報の数を一致させてもよい。
【0036】
第2表示切替処理部31は、プレイヤによる第2の切替操作に基づいて、ゲーム画面に第1の情報ウィンドウ又は第2の情報ウィンドウのいずれか一方が表示された状態と、ゲーム画面に第1の詳細情報を含む第1の詳細情報ウィンドウ及び第2の詳細情報を含む第2の詳細情報ウィンドウの少なくとも一方が表示された状態と、を切り替える。「第2の切替操作」の種類は前述の「第1の切替操作」と異なれば特に限定されるものではないが、例えばゲームコントローラ5のいずれかの操作ボタン11を押す操作や、十字キー9又は操作レバー13をいずれかの方向に押したり倒したりする操作等である。「詳細情報ウィンドウ」は閉じられた枠の内側に詳細情報を表示した表示領域である。
【0037】
第1の詳細情報ウィンドウと第2の詳細情報ウィンドウは、一度に両方のウィンドウが表示されてもよいし、片方ずつ表示されてもよい。前者の場合には、第2表示切替処理部31は、プレイヤによる第2の切替操作に基づいて、第1の情報ウィンドウ又は第2の情報ウィンドウのいずれか一方が表示された状態と、第1の詳細情報ウィンドウ及び2の詳細情報ウィンドウの両方が表示された状態とを切り替える。後者の場合には、第2表示切替処理部31は、プレイヤによる第2の切替操作に基づいて、第1の情報ウィンドウが表示された状態と第1の詳細情報ウィンドウが表示された状態とを切り替えると共に、第2の情報ウィンドウが表示された状態と第2の詳細情報ウィンドウが表示された状態とを切り替えてもよい。
【0038】
また、第2表示切替処理部31は、第1の詳細情報と第2の詳細情報とが相違する部分の表示態様が当該相違する部分以外の部分と異なるように、第1の詳細情報ウィンドウ及び第2の詳細情報ウィンドウの少なくとも一方をゲーム画面に表示させる。「表示態様」の種類は特に限定されるものではないが、例えば文字色、フォント、背景色、網掛け等である。
【0039】
また、第1の詳細情報が複数の第1の情報を包含した詳細内容であり、第2の詳細情報が複数の第2の情報を包含した詳細内容である場合には、第2表示切替処理部31は、前述の条件判定処理部27により複数の第2の情報の中に所定の条件が満たされたと判定された第2の情報がある場合に、当該第2の情報に対応した部分の内容を変更した第1の詳細情報を含む第1の詳細情報ウィンドウをゲーム画面に表示させる。なお、第2表示切替処理部31は、第1の詳細情報の内容の一部を変更する変更処理を実行してもよいし、一部が変更された内容の第1の詳細情報を取得してもよい。また、第2表示切替処理部31は、プレイヤが変更された部分を視認できるように、変更した部分とその他の部分の表示態様を変更してもよい。「表示態様」の種類は特に限定されるものではないが、例えば文字色、フォント、背景色、網掛け等である。
【0040】
図12図15に、第2表示切替処理部31による詳細情報ウィンドウの表示の一例を示す。図12は、前述の図4及び図5に対応しており、いずれの工程の書換条件も満たされていない場合の例である。図12に示す詳細情報ウィンドウODS,NDSは、図4に示す情報ウィンドウOS1,OS2,OS3が表示された状態、又は、図5に示す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態において、プレイヤにより第2の切替操作が行われた場合に表示される。図12に示すように、詳細情報ウィンドウODS(第1の詳細情報ウィンドウの一例)には、旧シナリオに含まれる「郭嘉の死」、「赤壁の戦いで敗北」、「魏・呉・蜀の三国鼎立へ」の3つの工程の詳細内容を全て包含した詳細な情報(第1の詳細情報の一例)が表示されている。また、詳細情報ウィンドウNDS(第2の詳細情報ウィンドウの一例)には、新シナリオに含まれる「郭嘉の生存」、「赤壁の戦いで勝利」、「曹操が天下統一」の3つの工程の詳細内容を全て包含した詳細な情報(第2の詳細情報の一例)が表示されている。
【0041】
また図12に示すように、詳細情報ウィンドウODSの旧シナリオにおいて、新シナリオと内容が相違する部分の表示態様(この例では文字色及び背景色)が、その他の部分、すなわち新シナリオと内容が共通する部分の表示態様と異なるように表示されている。これにより、旧シナリオと新シナリオとの相違点が分かり易くなる。
【0042】
図13は、前述の図6及び図7に対応しており、1つ目の工程の書換条件が満たされたと判定した場合の例である。図13に示す詳細情報ウィンドウODS,NDSは、図6に示す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態、又は、図7に示す情報ウィンドウNS1,OS2,OS3が表示された状態において、プレイヤにより第2の切替操作が行われた場合に表示される。図13に示すように、詳細情報ウィンドウODSの旧シナリオにおいて、書換条件が満たされた1つ目の工程に対応した部分の内容が、新シナリオに対応する内容に変更されている。併せて、上記内容の変更に伴う文章の微調整(例えば句読点の追加や接続詞の変更等)も行われる。また、当該変更された部分の表示態様(この例では斜字及び太字)が、その他の部分と異なるように表示されている。
【0043】
図14は、前述の図8及び図9に対応しており、2つ目の工程の書換条件が満たされたと判定した場合の例である。図14に示す詳細情報ウィンドウODS,NDSは、図8に示す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態、又は、図9に示す情報ウィンドウNS1,NS2,OS3が表示された状態において、プレイヤにより第2の切替操作が行われた場合に表示される。図14に示すように、詳細情報ウィンドウODSの旧シナリオにおいて、書換条件が満たされた2つ目の工程に対応した部分の内容が、新シナリオに対応する内容に変更されている。併せて、上記内容の変更に伴う文章の微調整も行われる。また、当該変更された部分の表示態様(この例では斜字及び太字)が、その他の部分と異なるように表示されている。
【0044】
図15は、前述の図10及び図11に対応しており、3つ目の工程の書換条件が満たされたと判定した場合の例である。図15に示す詳細情報ウィンドウODS,NDSは、図10又は図11に示す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態において、プレイヤにより第2の切替操作が行われた場合に表示される。図15に示すように、詳細情報ウィンドウODSの旧シナリオにおいて、書換条件が満たされた3つ目の工程に対応した部分の内容が、新シナリオに対応する内容に変更されている。併せて、上記内容の変更に伴う文章の微調整も行われる。また、当該変更された部分の表示態様(この例では斜字及び太字)が、その他の部分と異なるように表示されている。
【0045】
なお、以上説明した各処理部における処理等は、これらの処理の分担の例に限定されるものではなく、例えば、更に少ない数の処理部(例えば1つの処理部)で処理されてもよく、また、更に細分化された処理部により処理されてもよい。また、上述した各処理部の機能は、後述するCPU301(後述の図18参照)が実行するゲームプログラムにより実装されるものであるが、例えばその一部がASICやFPGA等の専用集積回路、その他の電気回路等の実際の装置により実装されてもよい。
【0046】
<4.情報処理装置が実行する処理手順>
次に、図16及び図17を用いて、情報処理装置3によって実行される処理手順の一例について説明する。
【0047】
図16に示すように、ステップS5では、情報処理装置3は、戦闘を開始する前にプレイヤが戦闘の準備をするための戦闘準備画面を表示する。
【0048】
ステップS10では、情報処理装置3は、第1情報取得処理部23により、互いに関連付けられた旧シナリオ情報及び新シナリオ情報を取得する。
【0049】
ステップS15では、情報処理装置3は、条件判定処理部27により、ゲームの進捗情報を読み出し、旧シナリオ情報及び新シナリオ情報を構成する各工程の中に、書換条件を満たす工程があるか否かを判定する。書換条件を満たす工程がない場合には(ステップS15:NO)、後述のステップS25に移る。一方、書換条件を満たす工程がある場合には(ステップS15:YES)、次のステップS20に移る。
【0050】
ステップS20では、情報処理装置3は、第1表示切替処理部25により、書換条件を満たす工程に対しては、新シナリオ情報の情報ウィンドウのみが表示された状態とし、旧シナリオ情報の情報ウィンドウへの切り替えを無効にするように設定する。
【0051】
ステップS25では、情報処理装置3は、第1表示切替処理部25により、旧シナリオ情報を含む情報ウィンドウOS1,OS2,OS3を表示する。なお、本ステップS25における情報ウィンドウの表示には、上記ステップS20の設定が反映される。
【0052】
ステップS30では、情報処理装置3は、第1表示切替処理部25により、プレイヤにより第1の切替操作がなされたか否かを判定する。第1の切替操作がなされた場合には(ステップS30:YES)、次のステップS35に移る。
【0053】
ステップS35では、情報処理装置3は、第1表示切替処理部25により、新シナリオ情報を含む情報ウィンドウNS1,NS2,NS3を表示する。なお、本ステップS35における情報ウィンドウの表示には、上記ステップS20の設定が反映される。
【0054】
ステップS40では、情報処理装置3は、第1表示切替処理部25により、プレイヤにより第1の切替操作がなされたか否かを判定する。第1の切替操作がなされた場合には(ステップS40:YES)、前述のステップS25に戻る。一方、第1の切替操作がなされていない場合には(ステップS40:NO)、次のステップS45に移る。
【0055】
ステップS45では、情報処理装置3は、第2表示切替処理部31により、プレイヤにより第2の切替操作がなされたか否かを判定する。第2の切替操作がなされた場合には(ステップS45:YES)、次のステップS100に移る。
【0056】
ステップS100では、情報処理装置3は、詳細情報表示処理を実行する。詳細情報表示処理の内容については後述する(図17参照)。その後、前述のステップS35に戻る。
【0057】
一方、上記ステップS45において、プレイヤにより第2の切替操作がなされていない場合には(ステップS45:NO)、次のステップS50に移る。
【0058】
ステップS50では、情報処理装置3は、例えばプレイヤにより所定の戦闘開始指示がなされたか否か等に基づいて、戦闘を開始するか否かを判定する。戦闘を開始しない場合には(ステップS50:NO)、前述のステップS35に戻る。一方、戦闘を開始する場合には(ステップS50:YES)、本フローチャートを終了する。
【0059】
なお、上記ステップS30において、プレイヤにより第1の切替操作がなされていない場合には(ステップS30:NO)、次のステップS55に移る。
【0060】
ステップS55では、情報処理装置3は、第2表示切替処理部31により、プレイヤにより第2の切替操作がなされたか否かを判定する。第2の切替操作がなされた場合には(ステップS55:YES)、次のステップS100に移る。
【0061】
ステップS100では、情報処理装置3は、詳細情報表示処理を実行する。詳細情報表示処理の内容については後述する(図17参照)。その後、前述のステップS25に戻る。
【0062】
一方、上記ステップS55において、プレイヤにより第2の切替操作がなされていない場合には(ステップS55:NO)、次のステップS60に移る。
【0063】
ステップS60では、情報処理装置3は、例えばプレイヤにより所定の戦闘開始指示がなされたか否か等に基づいて、戦闘を開始するか否かを判定する。戦闘を開始しない場合には(ステップS60:NO)、前述のステップS25に戻る。一方、戦闘を開始する場合には(ステップS60:YES)、本フローチャートを終了する。
【0064】
図17に、上記ステップS100の詳細情報表示処理における処理手順の一例を示す。
【0065】
図17に示すように、ステップS110では、情報処理装置3は、第2情報取得処理部29により、旧シナリオの詳細情報及び新シナリオの詳細情報を取得する。
【0066】
ステップS120では、情報処理装置3は、条件判定処理部27により、ゲームの進捗情報を読み出し、旧シナリオ情報及び新シナリオ情報を構成する各工程の中に、書換条件を満たす工程があるか否かを判定する。書換条件を満たす工程がない場合には(ステップS120:NO)、後述のステップS140に移る。一方、書換条件を満たす工程がある場合には(ステップS120:YES)、次のステップS130に移る。
【0067】
ステップS130では、情報処理装置3は、第2表示切替処理部31により、旧シナリオの詳細情報のうち、書換条件を満たす工程に対応した部分の内容を変更する。なお、当該変更は、旧シナリオの詳細情報の一部を変更する処理により実行されてもよいし、一部が変更された内容の旧シナリオの詳細情報が読み出されてもよい。
【0068】
ステップS140では、情報処理装置3は、第2表示切替処理部31により、旧シナリオの詳細情報を含む詳細情報ウィンドウODSと、新シナリオの詳細情報を含む詳細情報ウィンドウNDSとを表示する。
【0069】
ステップS150では、情報処理装置3は、第2表示切替処理部31により、プレイヤにより第2の切替操作がなされたか否かを判定する。第2切替操作がなされていない場合には(ステップS150:NO)、上記ステップS140に戻る。一方、第2の切替操作がなされた場合には(ステップS150:YES)、図16のステップS25又はステップS35に移る。以上により、本フローチャートを終了する。
【0070】
なお、上述した処理手順は一例であって、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で、上記手順の少なくとも一部を削除又は変更してもよいし、上記以外の手順を追加してもよい。また、上記手順の少なくとも一部の順番を変更してもよいし、複数の手順が単一の手順にまとめられたり、並行して実行されてもよい。
【0071】
<5.実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態に係るゲームでは、互いに関連付けられた旧シナリオの情報と新シナリオの情報が取得され、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に旧シナリオの情報を含む情報ウィンドウOS1,OS2,OS3が表示された状態と、ゲーム画面に新シナリオの情報を含む情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態と、が切り替えられる。
【0072】
これにより、プレイヤは、ゲーム画面において情報ウィンドウOS1,OS2,OS3と情報ウィンドウNS1,NS2,NS3とを自身の操作により任意のタイミングで切り替えながら、旧シナリオの情報と新シナリオの情報の両方を参照したり比較することができる。このようにして、2つの関連付けられた情報を参照するのにプレイヤによる操作を介在させることができるので、プレイヤへの情報の提供に能動性を持たせることができる。また、各情報ウィンドウの表示の態様や切り替え動作等において適宜の演出を行うことも可能となる。したがって、ゲームの内容に関連する情報がウィンドウ形式でゲーム画面上に表示されるゲームにおいて、興趣性を向上することができる。
【0073】
また本実施形態において、新シナリオに関連付けられた旧シナリオの情報を非表示とするための書換条件が満たされたか否かを判定してもよく、書換条件が満たされたと判定された場合には、ゲーム画面に新シナリオの情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態とし、旧シナリオの情報ウィンドウOS1,OS2,OS3への切り替えを無効にしてもよい。
【0074】
この場合、次のような効果を得ることができる。例えば、ゲーム内の現在の状態(例えば旧シナリオ)を表す情報ウィンドウOS1,OS2,OS3と、所定のミッション(例えば敵キャラクタとの戦闘)をクリアした後の変化した状態(例えば新シナリオ)を表す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3と、をプレイヤの操作により切り替え可能に表示することで、プレイヤはミッションの目的や効果等を把握でき、モチベーションを高めることができる。そして、ミッションをクリアすると、クリア後の変化した状態を表す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3のみが表示され、クリア前の元の状態を表す情報ウィンドウOS1,OS2,OS3に切り替わらなくなることで、プレイヤにミッションをクリアしたことを実感させることができ、達成感を与えることができる。
【0075】
また本実施形態において、互いに関連付けられた、複数の旧シナリオの情報と複数の新シナリオの情報が取得されてもよく、その場合には、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、ゲーム画面に複数の旧シナリオの情報のそれぞれを含む複数の情報ウィンドウOS1,OS2,OS3が表示された状態と、ゲーム画面に複数の新シナリオの情報のそれぞれを含む複数の情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態と、が切り替えられてもよい。
【0076】
この場合、次のような効果を得ることができる。例えば、旧シナリオの流れを表す複数の情報ウィンドウOS1,OS2,OS3と、所定のミッションをクリアした後の変化した新シナリオの流れを表す複数の情報ウィンドウNS1,NS2,NS3と、をプレイヤの操作により切り替え可能に表示することで、プレイヤはシナリオの流れの変化と共にミッションの目的や効果等を把握でき、モチベーションを高めることができる。
【0077】
また本実施形態において、複数の新シナリオの情報の各々に対して個別に設定された書換条件が満たされたか否かをそれぞれ判定してもよく、所定の条件が満たされたと判定された新シナリオの情報がある場合には、ゲーム画面に当該新シナリオの情報を含む情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態とし、対応する情報ウィンドウOS1,OS2,OS3への切り替えを無効にしてもよい。
【0078】
この場合、次のような効果を得ることができる。例えば、旧シナリオの流れを表す複数の情報ウィンドウOS1,OS2,OS3と、所定のミッションをクリアした後の変化した新シナリオの流れを表す複数の情報ウィンドウNS1,NS2,NS3と、をプレイヤの操作により切り替え可能に表示する。そして、複数の新シナリオの情報の各々に対して個別に設定されたミッションをクリアする度に、クリア後の変化した新シナリオを表す情報ウィンドウNS1,NS2,NS3のみが表示され、クリア前の旧シナリオを表す情報ウィンドウOS1,OS2,OS3に切り替わらなくなる。これにより、プレイヤにミッションをクリアしたことを実感させることができ、達成感を与えることができると共に、シナリオのどの段階まで進んだかが一目瞭然となるので、プレイヤがゲームの進捗を容易に把握できる。
【0079】
また本実施形態において、旧シナリオの詳細内容である旧シナリオの詳細情報及び新シナリオの詳細内容である新シナリオの詳細情報を取得してもよく、その場合には、プレイヤによる第2の切替操作に基づいて、ゲーム画面に情報ウィンドウOS1,OS2,OS3又は情報ウィンドウNS1,NS2,NS3のいずれか一方が表示された状態と、ゲーム画面に旧シナリオの詳細情報を含む詳細情報ウィンドウODS及び新シナリオの詳細情報を含む詳細情報ウィンドウNDSが表示された状態と、を切り替えてもよい。
【0080】
この場合、プレイヤは、ゲーム画面において情報ウィンドウOS1,OS2,OS3又は情報ウィンドウNS1,NS2,NS3が表示された状態から、自身の操作により任意のタイミングで詳細情報ウィンドウODS,NDSが表示された状態に切り替えることができ、旧シナリオと新シナリオの詳細内容を参照することができる。これにより、例えばゲームのシナリオが特定の歴史等に関係があり、プレイヤがその歴史に詳しくないような場合でも、詳細情報を参照することでシナリオが分かり易くなり、ユーザーフレンドリーなインターフェースを実現できる。
【0081】
また本実施形態において、ゲーム画面に詳細情報ウィンドウODS,NDSが表示された状態に切り替えられた場合に、旧シナリオの詳細情報と新シナリオの詳細情報とが相違する部分の表示態様が当該相違する部分以外の部分と異なるように表示させてもよい。
【0082】
この場合、プレイヤは旧シナリオの詳細情報と新シナリオの詳細情報とが相違する部分を視認し易くなるので、例えば所定のミッションをクリアすることでシナリオがどのように変化するのか等を容易に把握できる。
【0083】
また本実施形態において、旧シナリオの詳細情報は旧シナリオの複数の工程を包含した詳細内容であり、新シナリオの詳細情報は新シナリオの複数の工程を包含した詳細内容であり、所定の条件が満たされたと判定された新シナリオの工程がある場合に、当該工程に対応した部分の内容を変更した旧シナリオの詳細情報を含む詳細情報ウィンドウODSをゲーム画面に表示させてもよい。
【0084】
この場合、次のような効果を得ることができる。例えば、旧シナリオの流れを表す情報ウィンドウOS1,OS2,OS3と、所定のミッションをクリアした後の変化した新シナリオの流れを表す複数の情報ウィンドウNS1,NS2,NS3と、をプレイヤの操作により切り替え可能に表示する。そして、新シナリオの各工程に対して個別に設定されたミッションをクリアする度に、詳細情報ウィンドウODSの旧シナリオの内容がクリア後の新シナリオに対応するように変化する。これにより、プレイヤにミッションをクリアしたことを実感させることができ、達成感を与えることができると共に、シナリオのどの段階まで進んだかが一目瞭然となるので、プレイヤがゲームの進捗を容易に把握できる。
【0085】
また本実施形態において、プレイヤによる第1の切替操作に基づいて、情報ウィンドウOS1,OS2,OS3を情報ウィンドウNS1,NS2,NS3の上に重ねて表示した状態と、情報ウィンドウNS1,NS2,NS3を情報ウィンドウOS1,OS2,OS3の上に重ねて表示した状態と、を切り替えてもよい。
【0086】
この場合、旧シナリオのどの工程と新シナリオのどの工程とが対応しているのかが明確となり、分かり易くなる。また本実施形態のように、例えば予め定められたシナリオ(例えば特定の歴史等)をプレイヤが所定のミッションをクリアすることでオリジナルのシナリオに書き換えていくようなゲームの場合に、まず最初に情報ウィンドウOS1,OS2,OS3を表示し、その後情報ウィンドウOS1,OS2,OS3の上に情報ウィンドウNS1,NS2,NS3を重ねて表示し、条件を満たした部分について情報ウィンドウOS1,OS2,OS3を非表示としていくことで、シナリオが書き換えられたことを効果的に演出できる。
【0087】
<6.変形例等>
なお、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
【0088】
例えば、上記実施形態では、互いに関連付けられた2つの情報を切り替えて表示する場合について説明したが、互いに関連付けられた3つ以上の情報を切り替えて表示する場合に、本発明を適用してもよい。
【0089】
また、以上では一例として2つのシナリオを切り替えて表示する場合を説明したが、互いに関連付けられた複数の情報を切り替えて表示する場面であれば、本発明は様々な場面に適用可能である。例えば、アドベンチャーゲーム等におけるシナリオの分岐場面において、複数のシナリオの選択肢を表示してプレイヤに選択させる際に本発明を適用してもよい。この場合、プレイヤによる切替操作に応じて、各シナリオが表示された複数のウィンドウが切り替えられるようにすればよい。さらに、所定の条件が満たされた場合に、特定のシナリオのウィンドウへの切り替えが無効(ウィンドウが非表示となる)とされてもよい。
【0090】
また例えば、恋愛シミュレーションゲーム等において、プレイヤが操作するキャラクタが他のキャラクタの心を読めるスキルを得たような場合に、プレイヤによる切替操作に応じて、セリフのウィンドウと心の内容を表すウィンドウとが切り替えられてもよい。さらに、心の内容を複数種類用意しておき、例えば相手キャラクタとの親密度が一定以上となる等、所定の条件が満たされた場合に、心の内容がより親密な内容に書き換えられるようにしてもよい。
【0091】
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
【0092】
以上説明した実施形態や変形例等が解決しようとする課題や効果は、上述した内容に限定されるものではない。実施形態や変形例等によって、上述されていない課題を解決したり、上述されていない効果を奏することもでき、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
【0093】
<7.情報処理装置のハードウェア構成>
次に、図18を用いて、上記で説明したCPU301等が実行するプログラムにより実装された各処理部を実現する情報処理装置3のハードウェア構成の一例について説明する。
【0094】
図18に示すように、情報処理装置3は、例えば、CPU301と、ROM303と、RAM305と、GPU306と、例えばASIC又はFPGA等の特定の用途向けに構築された専用集積回路307と、入力装置313と、出力装置315と、記録装置317と、ドライブ319と、接続ポート321と、通信装置323を有する。これらの構成は、バス309や入出力インターフェース311等を介し相互に信号を伝達可能に接続されている。
【0095】
ゲームプログラムは、例えば、ROM303やRAM305、ハードディスク等の記録装置317等に記録しておくことができる。
【0096】
また、ゲームプログラムは、例えば、フレキシブルディスクなどの磁気ディスク、各種のCD、MOディスク、DVD等の光ディスク、半導体メモリ等のリムーバブルな記録媒体325に、一時的又は永続的(非一時的)に記録しておくこともできる。このような記録媒体325は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することもできる。この場合、これらの記録媒体325に記録されたゲームプログラムは、ドライブ319により読み出されて、入出力インターフェース311やバス309等を介し上記記録装置317に記録されてもよい。
【0097】
また、ゲームプログラムは、例えば、ダウンロードサイト、他のコンピュータ、他の記録装置等(図示せず)に記録しておくこともできる。この場合、ゲームプログラムは、LANやインターネット等のネットワークNWを介し転送され、通信装置323がこのプログラムを受信する。そして、通信装置323が受信したプログラムは、入出力インターフェース311やバス309等を介し上記記録装置317に記録されてもよい。
【0098】
また、ゲームプログラムは、例えば、適宜の外部接続機器327に記録しておくこともできる。この場合、ゲームプログラムは、適宜の接続ポート321を介し転送され、入出力インターフェース311やバス309等を介し上記記録装置317に記録されてもよい。
【0099】
そして、CPU301が、上記記録装置317に記録されたプログラムに従い各種の処理を実行することにより、前述の第1情報取得処理部23、第1表示切替処理部25、条件判定処理部27、第2情報取得処理部29、第2表示切替処理部31等による処理が実現される。この際、CPU301は、例えば、上記記録装置317からプログラムを、直接読み出して実行してもよく、RAM305に一旦ロードした上で実行してもよい。更にCPU301は、例えば、プログラムを通信装置323やドライブ319、接続ポート321を介し受信する場合、受信したプログラムを記録装置317に記録せずに直接実行してもよい。
【0100】
また、CPU301は、必要に応じて、前述のゲームコントローラ5を含む、例えばマイク、マウス、キーボード等(図示せず)の入力装置313から入力する信号や情報に基づいて各種の処理を行ってもよい。
【0101】
GPU306は、CPU301からの指示に応じて例えばレンダリング処理などの画像表示のための処理を行う。
【0102】
そして、CPU301及びGPU306は、上記の処理を実行した結果を、例えば前述の表示装置7を含む、出力装置315から出力する。さらにCPU301及びGPU306は、必要に応じてこの処理結果を通信装置323や接続ポート321を介し送信してもよく、上記記録装置317や記録媒体325に記録させてもよい。
【符号の説明】
【0103】
1 ゲームシステム
3 情報処理装置
5 ゲームコントローラ
7 表示装置
23 第1情報取得処理部
25 第1表示切替処理部
27 条件判定処理部
29 第2情報取得処理部
31 第2表示切替処理部
325 記録媒体
NDS 詳細情報ウィンドウ(第2の詳細情報ウィンドウ)
NS1~NS3 情報ウィンドウ(第2の情報ウィンドウ)
ODS 詳細情報ウィンドウ(第1の詳細情報ウィンドウ)
OS1~OS3 情報ウィンドウ(第1の情報ウィンドウ)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18