(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023166304
(43)【公開日】2023-11-21
(54)【発明の名称】非電動式自動扉装置
(51)【国際特許分類】
E06B 7/18 20060101AFI20231114BHJP
E05F 13/04 20060101ALI20231114BHJP
【FI】
E06B7/18 B
E05F13/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022085603
(22)【出願日】2022-05-09
(71)【出願人】
【識別番号】522205725
【氏名又は名称】佐竹 洋
(71)【出願人】
【識別番号】522205736
【氏名又は名称】ピーコン・リアルエステイト株式会社
(72)【発明者】
【氏名】金丸 正徳
(72)【発明者】
【氏名】廣石 和朗
(72)【発明者】
【氏名】佐竹 洋
【テーマコード(参考)】
2E036
【Fターム(参考)】
2E036AA02
2E036BA01
2E036CA00
2E036DA02
2E036DA16
2E036EB02
2E036EC05
2E036GA02
2E036HB02
(57)【要約】
【課題】外部の駆動電源または駆動動力を具備していない非電動式自動扉においても効果的な気密を実現できる気密機構を提案する。
【解決手段】人の荷重の有無によって、降下、上昇復帰する可動式床機構に連動して、移動扉を開閉させる機能を備えた非電動式自動扉装置において、
可動床下部に空気袋を配置し可動床の上下により空気が排出、吸気することにより移動扉端面部のチュウブに空気を送ることにより移動扉の閉時に気密性が保たれることを特徴とする非電動式自動扉装置。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人の荷重の有無によって、降下、上昇復帰する可動式床機構に連動して、移動扉を開閉させる機能を備えた非電動式自動扉装置において、
可動床下部に空気袋を配置し可動床の上下により空気を排出、吸気することにより移動扉の端面部に設けられたチュウブに空気を送り、当該チュウブを膨張させることにより、移動扉の閉時に気密性が保たれることを特徴とする非電動式自動扉装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動扉の前に立った人の荷重の有無によって開閉動作させる非電動式自動扉装置の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
以下の特許文献には、自動扉の気密性に関する例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献1】特開平06-137033号公報
【特許文献2】特開2004-270343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1では開閉扉を壁に押し付ける機構が紹介されている。この機構では、扉が閉まったときに扉を壁に押し付ける為に電磁石を用いて吸着しているため、吸着のための動力源が必要となり、非電動式自動開閉扉への応用が難しい。
また特許文献2では、扉の上と左右に弾力性を有するパッキン部材を設け、また、扉の下側にパッキン部材を設けることで気密性を確保している。さらに、扉を完全に閉じた場合に、パッキン部材の弾力で、扉が僅かに押し戻される場合があるが、このような場合には、モータに電流を与えることでモータの逆回転を防止し、扉を全閉位置に維持している。
【0004】
このように、特許文献1と2は、気密性を維持するために、外部の駆動電源または駆動動力が必要であり、このような駆動電源や駆動動力を有していない、非電動式自動扉には適用できるものではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、外部の駆動電源または駆動動力を具備していない非電動式自動扉においても効果的な気密を実現できる気密機構を提案することにある。
【0006】
本発明は、非電動式自動扉の開閉運動のみから気密性を実現させるものであり、本発明は、以下の通りである。
【0007】
すなわち、人の荷重の有無によって、降下、上昇復帰する可動式床機構に連動して、移動扉を開閉させる機能を備えた非電動式自動扉装置において、
可動床下部に空気袋を配置し、可動床の上下により空気を排出、吸気することにより移動扉の端面部に設けられたチュウブに空気を送り、当該チュウブを膨張させて移動扉の閉時に気密性が保たれることを特徴とする非電動式自動扉装置である。
【0008】
本発明の非電動式自動扉装置では、可動床下部に空気袋を配置し、可動床降下時に空気が排出され、また上昇復帰時に空気が吸気される機構を持つ。また押し出された空気が一旦中間保持容器に保持され、扉閉時に中間保持容器に圧力がかかり、当該中間保持容器から移動扉の端面部に設けられたチュウブに空気が送りこまれて体積が膨張し、この膨張したチュウブがパッキン部材として作用して、移動扉が嵌めこまれる閉時気密枠体の内壁面と接触し、気密性が保たれるのである。
【0009】
本発明の非電動式自動扉装置では、可動床下部に設けられた空気袋と移動扉の端面部に設けられたチュウブとの間に配管を介して連結した中間保持容器が設けられ、当該中間保持容器内には、逆流防止弁を備え、可動床の降下、上昇と連動して可動し、弾性体により保持されたシリンダーが配設されていることが望ましい。可動床が降下することにより、中間保持容器内に空気を溜めるための空間が形成される方向にシリンダーが摺動するとともに、空気袋が圧縮され、空気袋内の空気がシリンダーの逆流防止弁を押し上げて、中間保持容器内の空間に流入する。次に、可動床が上昇すると、シリンダーは弾性体の力で空気が溜められた空間が失われる方向に摺動し、中間保持容器内に溜められた空気がチュウブに流入することで当該チュウブが膨張する。このように、中間保持容器および逆止弁を備えたシリンダーを用いることで、可動床の動きと連動して空気を移動扉の端面部に設けられたチュウブに送ることができるのである。
【0010】
また、本発明の非電動式自動扉装置においては、前記中間保持容器には、当該中間保持容器とチュウブとを連結する配管の入口を塞ぐための中間保持容器上部弁が設けられていることが望ましい。扉開時に空気がチュウブに流入することを防ぐことができるからである。さらに、本発明の非電動式自動扉装置においては、可動床に結合して設けられ、移動扉の閉時にチュウブから空気が抜けないように封止するチュウブ接触弁を備えることが望ましい。
本発明の非電動式自動扉装置においては、可動床の下降方向の動きを、移動扉の開方向の動きに変換する移動扉開作動機構を備えることが望ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、人の荷重の有無によって、降下、上昇復帰する可動式床機構に連動して、移動扉を開閉させる機能を備えた非電動式自動扉装置の基本構造を逸脱、または余分な機械的及び電気機構の構造を追加することなく、可動床に配置された空気袋より移動扉の上下および側面の端面部に配置されたチュウブに扉が閉じた際に空気が送り込まれて体積膨張し、これがパッキン部材として作用することにより、移動扉が嵌めこまれる閉時気密枠体の内壁面とで移動扉の気密性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本発明にかかる一実施形態の要部縦断面説明図であり、室外側から見たときの移動扉を閉じた状態を示す図
【
図2】
図2は、
図1に示す実施形態において、移動扉が開きつつある状態を示す要部縦断面説明図である。
【
図3】
図3(a)は、
図1における移動扉閉時および移動扉開時におけるA-A断面図であり、
図3(b)は、
図1におけるA‘―A’断面図である。
図3(c)は、
図1におけるB-B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1にて説明される機構は、移動扉1、可動床である床踏み台2、移動扉1の主面下部に設けられた傾斜ガイド受部13、傾斜ガイド受部13と連動する移動扉開閉機構14、移動扉1を閉めるための移動扉自動閉復帰手段15、床踏み台2の下、すなわち可動床下部に設けられた空気袋3、当該空気袋3およびチュウブ11と配管を介して連結し、空気袋3から押し出されて排出された空気が溜められる中間保持容器5、中間保持容器5から空気が抜けないようにするための逆流防止弁4、移動扉1と扉閉時気密枠17との間の気密を確保するためのチュウブ11、チュウブ11から中間保持容器5へ空気が逆流することを防止するための中間保持容器上部弁6、中間保持容器上部弁6と連動するプーリー7、中間保持容器5からチュウブ11へ空気を送るためのシリンダー10、シリンダー10と移動扉開閉機構14を連動させるためのシリンダー降下作動機構16、移動扉1が開いた場合にチュウブ11から空気を抜き、逆に移動扉1が閉じた場合にチュウブから空気が抜けない様に封止するためのチュウブ接触弁12、移動扉1が嵌めこまれ、チュウブ11と接触して気密を確保するための扉閉時気密枠17、移動扉1の上部に取り付けられ、移動扉1を可動せしめるための吊り下アームおよび滑車19、滑車19が掛けられるレール18、移動扉1が閉まった場合に、チュウブ11が設けられていない領域の気密を確保するためのパッキン20から構成される。なお、上記シリンダー10は、中間保持容器5内に弾性体(
図1、2ではバネ)によって保持されている。また、中間保持容器上部弁6は、配線8により牽引されない限り、図示しないバネの力で中間保持容器5から空気が流出しないように、中間保持容器5を閉塞している。また、扉閉時気密枠17は、壁を貫通して設けられ、移動扉によって閉鎖される開口の内周縁に固設されている。移動扉1は扉閉時気密枠17に嵌め込まれ、移動扉1の閉時には開口を閉鎖する。
【0014】
本実施形態にかかる非電動式自動扉装置は、人の荷重の有無によって降下し、人の荷重がなくなると上昇復帰する床踏み台2を備え、この床踏み台2を人の荷重の有無によって、降下、上昇復帰させて、移動扉1を開、閉する構成になっている。
図1に示す非電動式自動扉装置は、引戸などの移動扉1の正面の床面に設けられ、人が乗ると降下し、降りると上昇復帰する床踏み台2と、移動扉1の内部で移動扉1の移動方向に沿って設けられたレール状の傾斜ガイド受部13と、床踏み台2に人の荷重がないときに移動扉1を閉方向に付勢して移動扉11を閉じるための錘を有した移動扉自動閉復帰手段15と、床踏み台2の下降時の変位を傾斜ガイド受部13に伝達して前記移動扉1を開かせる移動扉開作動機構14とを備えている。
【0015】
移動扉1は、
図1、
図2に示すように、入口が形成された壁面に沿って自由に水平移動できるように、上方に延出して設けた車輪付きの吊下アームを壁面の上部に固定されたレール18に掛けた状態で吊り下げ保持されている。
移動扉1の主面下部には一本のレール状の傾斜ガイド受部13を設けている。ここに、傾斜ガイド受部13は、移動扉1の閉方向に下降する斜面状のレール構造になっているが、後述する移動扉開作動機構14のローラーによって上向きの押圧(
図1の矢印C方向)を受け止めるため堅牢な造りになっている。
【0016】
床踏み台2は、
図1、2に示すように、床板を備え、床板は床面に形成された凹所内を昇降可能とされ、通常は、図示しない弾性部材等によって床面と同水準に保持されている。その上に人が乗ると、人の荷重によって
図1の矢印A方向に下降するが、人が降りてその荷重がなくなると床面と同水準まで上昇し自動復帰する。
【0017】
移動扉自動閉復帰手段15は、
図1、
図2に示すように、錘の荷重によって移動扉1を常時閉方向に付勢する構成としている。具体的には、移動扉1から上方に延出して設けられたアームからワイヤーを伸ばし、そのワイヤーをプーリーによって垂下させ、その先端に錘を吊るした構成になっている。そのため、移動扉1は、床踏み台2に人が乗っていない状態では、錘の重力によって常時閉方向に付勢され、錘の重力で移動扉1を自動的に閉じる構造になっている。
【0018】
一方の移動扉開動作動機構14は、
図1、
図2に示すように床面に固定された移動扉開作動の回転軸(支点)14eを有するリンク機構を有しており、踏み床台2に人が乗ったときに降下する変位を床踏み床踏み台と接続するバー14aおよび傾斜ガイド受け部に接続するバー14bによって上方向の変位(
図1のC方向)に変換して傾斜ガイド受部13に伝達するようになっている。リンクの自由端にはローラーを設け、そのローラーを傾斜ガイド受部13に接触させている。そのため、人が踏み床台2に乗ったときには、このローラーが傾斜ガイド受部13を上方(
図1のC方向)に押圧し、その押圧力が傾斜ガイド受部13の斜面と直交する方向に作用する結果、移動扉1は傾斜ガイド受部13にガイドされて
図2に示したように開方向に移動して開くのである。
【0019】
ついで、本実施形態の非電動式自動扉装置における気密性確保のための機構を説明する。
図1は、移動扉1が閉まっており、床踏み台2に人が乗る前の状態で、床踏み台2が上昇点にある。この時、床下の空気袋3が最大体積を保つ状態にあり、空気袋3内に空気が吸気されて溜められる。また、中間保持容器5からはシリンダー10が空気を押し出した状態にある。移動扉1が閉まるときに、移動扉1に延設して設けられたアームの先端のプーリー7から牽引される配線8により、中間保持容器弁6が引き上げられ、当該中間保持容器弁6が開いた状態になり、中間保持容器5に溜められていた空気が配管9を経由してチュウブ11に送られる。この中間保持容器5から送られた空気により、チュウブ11が膨張し、当該チュウブ11は、移動扉1の端面(端面部)および端部両側面を三方から覆う扉閉時気密枠17の内壁に接触して、移動扉1の気密性を保つ。
図3(a)はA―A部の断面図を示し、チュウブ11が膨張して扉閉時気密枠17内にて気密効果を達成していることを説明している。扉閉時気密枠17は、壁に貫通して設けられた開口の内周縁に固定されている。固定方法は、接着剤やビスなどの公知の方法を採用できる。
【0020】
図2は、移動扉1が開いた状態を示し、床踏み台2に人が乗ると体重で該床踏み台2が降下し、その時移動扉開作動機構14に連動し、床踏み台2に接続されているバー14aにより移動扉開作業機構軸14eに反時計周り(
図1の矢印B方向)の力が生じるとともに、シリンダー降下作動機構に接続されるバー14cおよびこれに接続しているシリンダー降下作動時引き上げレバー14dが、移動扉開作業機構軸14eを中心に、反時計周り(
図1の矢印B)の方向に回動する。この回動により前述したシリンダー降下作動時引き上げレバー14dはシリンダー下降作動機構16を通してシリンダー10を降下させて中間保持容器5に空気を充填させる。床踏み台2の下部にある空気袋3が、当該床踏み台2が下がることにより圧縮され、空気袋3に溜まっている空気が配管を通り中間保持容器5に向けて押し出される。シリンダー10上部には、逆流防止弁4が設けられており、この逆流防止弁4は、中間保持容器5の内部側へ開き、外側には開かない構造となっている。
空気袋3から押し出された空気の力で逆流防止弁4は内部側に開いた状態になっており、中間保持容器5内に空気が溜められる。中間保持容器5に空気が溜められる時は、移動扉1が開いているため、配線8によって中間保持容器上部弁6が牽引されることはなく、中間保持容器上部弁6は閉じているので、チュウブ11の側へは、空気は流れない。
移動扉1が開き始める時、床踏み台2に結合して設けられ、移動扉1の閉時にチュウブ11から空気が抜けないように封止するチュウブ接触弁12aが、該床踏み台2の降下と同時に下がり、チュウブ空気流出入部12bから離れ、チュウブ11から空気が抜けるので、チュウブ11と扉閉時気密枠17との気密が解放される。チュウブ11の気密が解放されると、
図3(a)の扉開時の図にあるように、チュウブ11が萎み、移動扉1の端面および端部両側面を三方から覆う扉閉時気密枠17の内壁との間に隙間が生じて移動扉1が移動可能となる。
【0021】
なお、
図3(a)は、A―A断面における移動扉1、チュウブ11および扉閉時気密枠17を説明している。すなわち、移動扉1の開時にチュウブ11から空気が抜けて移動扉1と扉閉時気密枠17との間の気密が失われた場合と、移動扉1の閉時にチュウブ11に空気が充填されて、移動扉1と扉閉時気密枠17との間の気密性が確保された場合の状態をそれぞれ示した断面図である。
【0022】
図3(b)は、吊り下げアームと滑車19の取り付け構造を示す。移動扉1の真上は気密性を確保する構造が必要である為、チュウブ11と扉閉時気密枠17が移動扉1の真上に配置されている。このため、移動扉1と吊り下げ滑車19を移動扉1の真上に設けることができず、A‘-A’断面に示すように、移動扉1の上端部側面に吊り下げアームと滑車19を取りつける必要がある。
【0023】
図3(c)にて説明される機構は、移動扉1の引き戸後方側(移動扉開時移動方向側)にはチュウブ11が無く気密性が確保できないため、断面B―Bで見た場合、移動扉1の両主面と対面する壁(図示しない)との間に断面が半円状で移動扉1の上下方向に長尺の柔軟性のあるパッキン20を配設して気密性を確保する構造となっている。パッキン20は、移動扉1の両主面と対面する壁側に固定されている。
【0024】
図4は、チュウブ接触弁12aの説明図である。チュウブ11に充填された空気を移動扉1が開く時に開放し、また移動扉1が閉まっている時にチュウブ11内の空気の充填を維持する為に、移動扉1の閉時進行側先端下部に、チュウブ接触弁12aが設けられている。
移動扉1が閉まった時に、床踏み台2に連結して設けられたチュウブ接触弁12aが、上昇し、チュウプ11に取り付けられているチュウブ空気流出入部12bに嵌め合わされ、チュウブ11内に充填された空気が保持される状態になり、移動扉1が開く時は、床踏み台2が降下と同時にチュウブ接触弁12aも降下し、チュウブ11内に充填された空気が抜ける。
以上説明したように、本実施形態にかかる非電動式自動扉装置は、可動床下部の上下動により、移動扉の端面部に設けられたチュウブに空気が送りこまれて、その体積膨張によりチュウブがパッキン部材として作用し、移動扉と閉時気密枠体との気密性が保たれるのである。
【符号の説明】
【0025】
1・・・扉
2・・・床踏み台
3・・・空気袋
4・・・逆流防止弁
5・・・中間保持容器
6・・・中間保持容器上部弁
7・・・プーリー
8・・・配線
9・・・配管
10・・・シリンダー
11・・・チュウブ
12a・・・チュウブ接触弁
12b・・・チュウブ空気流出入部
13・・・傾斜ガイド受部
14・・・移動扉開作動機構
14a・・・床踏み台と接続するバー
14b・・・傾斜ガイド受部に接続するバー
14c・・・シリンダー降下作動機構に接続されるバー
14d・・・シリンダー降下作動時引き上げレバー
14e・・・移動扉開作動の回転軸
15・・・移動扉自動閉復帰手段
16・・・シリンダー降下作動機構
17・・・扉閉時気密枠
18・・・レール
19・・・吊り下げアーム及び滑車
20・・・パッキン