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特開2023-166947放射性廃棄物発電廃棄物タンクpart3
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  • 特開-放射性廃棄物発電廃棄物タンクpart3 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023166947
(43)【公開日】2023-11-22
(54)【発明の名称】放射性廃棄物発電廃棄物タンクpart3
(51)【国際特許分類】
   G21F 9/36 20060101AFI20231115BHJP
   G21H 1/02 20060101ALI20231115BHJP
【FI】
G21F9/36 501H
G21H1/02
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022087237
(22)【出願日】2022-05-10
(71)【出願人】
【識別番号】517406401
【氏名又は名称】坂上 功
(72)【発明者】
【氏名】坂上 功
(57)【要約】      (修正有)
【課題】核種同士の干渉により、所要の電荷を得られない。
【解決手段】絶縁体・導体でセットし、セットとセットのスキマ1cmを理想として
、このスキマに放射性廃棄物を敷き詰める。放射性廃棄物発電装置の廃棄物タンクの構造の設計に関して、廃棄物同士の干渉を避けて、通電効率を上げる為に、スキマ1cmを理想として、バーを方眼状に立てて、このスキマに放射性廃棄物を詰めて、バーを絶縁体コーティングし、横壁、底面もコーティングして、絶縁体コーティングは1mm程度とし、廃棄物の干渉を避けて、通電効率を上げる為の構造。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射性廃棄物発電装置で廃棄物タンクの構造の設計に関して、廃棄物同士の干渉を避けて、通電効率を上げる為に、スキマ1cmを理想として、製作限界にて決定し、廃棄物の大きさに合わせて、バー間隔を方眼状に立てて、このスキマに放射性廃棄物を詰めて、絶縁体・導体で構造を組み、廃棄物を正極とし、導線を差し込んで、絶縁体の内側で直接廃棄物に接しない導体を負極とし、水タンクに放電し、水タンクと廃棄物間を回路で繋いで通電し、この様な通電効率を上げる為の構造物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は放射性廃棄物発電装置の廃棄物タンク内よりの発電効率に関する
【背景技術】
【0002】
現在放射性廃棄物処理で廃棄物タンク内での各種核種の干渉を避けるために、構造的発案にて、通電効率をアップさせる。
【先行文献】
【0003】
モーズリーの放射線による高電圧の測定実験より
放射性廃棄物発電装置
ベータ線のエネルギーと遮蔽密度ベータ線の飛程の計算ツールより
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
廃棄物タンクに放射性廃棄物をただ投入するだけでは、核種同士で、β線を遮断してしまい、電子を内部で止めてしまい外壁に電子を供給出来るのは、外壁に接している1部の核種で1~2%に過ぎず、内部はほとんど干渉されて、β線の高速電子は内部で停止して、β核種の陽子核による正極に引き込まれるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
β線が0.5MeVで5mmで遮断される事に着目してβ核種から5mm以内であれば、β線は通り抜けて来るだろうと思われ、放射性廃棄物を1cm(製作限界により決定)位のスキマに詰める様にして、廃棄物を正極として、絶縁体・導体の構造のバーで絶縁体コーティング1mm以下にして、β線を通して、最後の導体で遮断される様に設計し、導体に電子が帯電する様にする。
【発明の効果】
【0006】
通電効率が1~2%だった物が、製作限界などとの兼合いもありますが、70~80%以上の通電効率があると思われます。
【発明を実施するための形態】
【0007】
スキマ1cmを理想として、製作限界にて決定して、ある高さに導体を立て負極とし、導体バーに絶縁体コーティングし、方眼状にバーを立てて、このバーとバーのスキマに放射性廃棄物を敷き詰める。
絶縁体コーティングは、β-線のエネルギーと遮断密度より、平均的な放射性廃棄物のβ崩壊による原子では、0.5MeV平均であり、0.5g/cm3をギリギリ通す様な実験データであるので、絶縁体を0.3g/cm3で5mm以下でギリギリ電子を通すので、絶縁体の厚さ5mm以下で使用する。
導体バーは、ss材の丸棒で電子を受けて、タンク外壁、底面に伝えて、負極とし、水タンクに沈めるので、水に放電、廃棄物を正極として、水の電離負イオンより繋げて、通電し、発電する。底面、壁にも針葉樹を敷き詰めて、β-線を受ける。
【産業上の利用の可能性】
【0008】
放射性廃棄物発電装置の通電効率上重要な発明であり、その装置には欠かせないものであり、産業上も発電及びエネルギー供給に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】 断面立面図
図2】 断面平面図 矢視A―A
図3】 断面拡大図 a部詳細
図4】 断面拡大図 b部詳細
図5】 全図に渡り印の物質名の列記
図1】は、棒状にたてた負極導体バーに絶縁体コーティングし、廃棄物を正極とし、導線を差し込む。底も、タンク外壁(底面)も負極導体とし、内側を絶縁体コーティングなどで絶縁し、底面と接する様に丸軸加工でf7/H7加工して、負極導体(バーと底面)とし、底面も絶縁体コーティングし、正極廃棄物と負極導体バーを絶縁する。側壁も同様に、内側を絶縁体コーティングする。放射性廃棄物は、正極を担い、コーティングで絶縁し、負極導体でβ線の電子の運動エネルギーを失わせて、自由電子として、負に帯電させる。この図はそのイメージ図です。 バーを方眼的に並べて、バーとバーの間を1cm程度とし、設計する。外壁は円筒でも角でも良い。
【符号の説明】
【0010】
矢視A-Aは断面平面図で[図1]で見る方向と何処を切って見ているかを表している。
a部詳細は断面拡大図で[図1]でどの部分の拡大図かを示している。
b部詳細は断面拡大図で[図1]でどの部分の拡大図かを示している。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2022-06-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
図1】 断面立面図 棒状にたてた負極導体バーに絶縁体コーティングし、廃棄物を正極とし、導線を差し込む。底も、タンク外壁(底面)も負極導体とし、内側を絶縁体コーティングなどで絶縁し、底面と接する様に丸軸加工でf7/H7加工して、負極導体(バーと底面)とし、底面も絶縁体コーティングし、正極廃棄物と負極導体バーを絶縁する。側壁も同様に、内側を絶縁体コーティングする。放射性廃棄物は、正極を担い、コーティングで絶縁し、負極導体でβ線の電子の運動エネルギーを失わせて、自由電子として、負に帯電させる。この図はそのイメージ図です。バーを方眼的に並べて、バーとバーの間を1cm程度とし、設計する。外壁は円筒でも角でも良い。
図2】 断面平面図 矢視A―A
図3】 断面拡大図 a部詳細
図4】 断面拡大図 b部詳細
図5】 全図に渡り印の物質名の列記
【手続補正書】
【提出日】2023-06-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
放射性廃棄物発電装置廃棄物タンクの構造の設計に関して、廃棄物同士の干渉を避けて、通電効率を上げる為に、スキマ1cmを理想として、バー方眼状に立てて、このスキマに放射性廃棄物を詰めて、バーを絶縁体コーティングし、横壁、底面もコーティングして、絶縁体コーティングは1mm程度とし、廃棄物の干渉を避けて、通電効率を上げる為の構造。