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特開2023-16744フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするための装置
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  • 特開-フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするための装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023016744
(43)【公開日】2023-02-02
(54)【発明の名称】フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするための装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 9/00 20060101AFI20230126BHJP
【FI】
B65H9/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022115342
(22)【出願日】2022-07-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-12-19
(31)【優先権主張番号】10 2021 118 805.9
(32)【優先日】2021-07-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(71)【出願人】
【識別番号】390009232
【氏名又は名称】ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト
【氏名又は名称原語表記】Heidelberger Druckmaschinen AG
【住所又は居所原語表記】Kurfuersten-Anlage 52-60, D-69115 Heidelberg, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】マークス メーリンガー
(72)【発明者】
【氏名】イェンス クロース
(72)【発明者】
【氏名】ローベアト フーペ
【テーマコード(参考)】
3F102
【Fターム(参考)】
3F102AA13
3F102AB01
3F102BA02
3F102BB01
3F102CA03
3F102DA11
3F102EA00
3F102FA08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするためのさらなる装置を提供する。
【解決手段】フィードテーブル(4)上で搬送されるシート(B)を位置合わせするための装置が、引張りレール(10)を有している。この引張りレール(10)は、シート(B)の様々な紙判幅に合わせて調節可能であってこの際に引張りレール(10)に対して相対的に摺動可能な2つのテンション装置(7)の間に配置されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィードテーブル(4)上で搬送されるシート(B)を位置合わせするための装置であって、引張りレール(10)を有している装置において、
前記引張りレール(10)は、前記シート(B)の様々な紙判幅に合わせて調節可能であってこの際に前記引張りレール(10)に対して相対的に摺動可能な2つのテンション装置(7)の間に配置されていることを特徴とする、装置。
【請求項2】
前記テンション装置(7)はケーシング(23)を有していて、前記ケーシングには、回転可能な吸引ディスク(9)が配置されている、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記ケーシング(23)には、前記吸引ディスク(9)をニューマチック式に駆動制御する回転弁(20)が配置されている、請求項2記載の装置。
【請求項4】
前記ケーシング(23)には、前記シート(B)の側縁を検出するラインセンサ(6)が配置されている、請求項2または3記載の装置。
【請求項5】
前記ラインセンサ(6)は、前記吸引ディスク(9)と共に、前記シート(B)の様々な紙判幅に合わせて調節可能である、請求項4記載の装置。
【請求項6】
前記引張りレール(10)は、前記引張りレール(10)の引張り運動(ZB)を駆動する電気的なリニアモータ(5)によって摺動可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
【請求項7】
前記リニアモータ(5)の一次部分(11)は、機械中央(MM)に配置されている、請求項6記載の装置。
【請求項8】
前記一次部分(11)は引張りマークケーシング(13)内に配置されていて、前記リニアモータ(5)の二次部分(12)は前記引張りレール(10)に配置されている、請求項7記載の装置。
【請求項9】
前記引張りマークケーシング(13)には、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する少なくとも1つの回転弁(15)が配置されている、請求項8記載の装置。
【請求項10】
前記引張りマークケーシング(13)には、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する別の回転弁(15)が配置されており、前記引張りマークケーシング(13)内に配置された前記両回転弁(15)は共に1つの駆動軸(16)上に装着されている、請求項9記載の装置。
【請求項11】
前記テンション装置(7)はケーシング(23)を有していて、前記ケーシングには回転可能な吸引ディスク(9)が配置されており、前記ケーシング(23)には、前記吸引ディスク(9)をニューマチック式に駆動制御する回転弁(20)が配置されており、
前記引張りレール(10)は引張りマークケーシング(13)に配置されていて、前記引張りマークケーシングには、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する少なくとも1つの回転弁(15)が配置されており、
前記吸引ディスク(9)をニューマチック式に駆動制御する前記回転弁(20)は、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する前記少なくとも1つの回転弁(15)と共に、1つの共通の駆動軸(16)上に装着されている、請求項1記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするための装置であって、引張りレールを有している装置に関する。
【0002】
独国特許出願公開第10136872号明細書には、シートを位置合わせするための装置が記載されており、この装置では、フィードテーブルに設けられた2つの側方引張り装置が、作動装置によって摺動可能なそれぞれ1つのキャリッジを有している。両作動装置はそれぞれリニアモータとして形成されていてよい。各キャリッジにおいて、回転可能な吸引体が支持されている。
【0003】
独国特許出願公開第10224374号明細書には、シートを位置合わせするための装置が記載されており、この装置では、フィードテーブルに、機械中心に対してほぼ対称に延在する1つの吸引引張りレールが設けられている。側縁センサが、搬送方向に対して横方向に延在する溝内で摺動可能であって、ロック可能に支持されていて、シートの様々な紙判に合わせて調節可能である。
【0004】
独国特許出願公開第19804120号明細書には、シートを側方で位置合わせするための装置が記載されていて、この装置では、吸引引張りレールの吸引孔が、吸引ボックスの負圧の作業サイクルで負荷される。吸引ボックスに対して吸引孔をカバーする位置と、吸引孔を解放する位置との間で、絞りプレートが旋回可能である。
【0005】
本発明の課題は、フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするためのさらなる装置を提供することである。
【0006】
この課題は、フィードテーブル上で搬送されるシートを位置合わせするための装置であって、引張りレールを有しており、この引張りレールは、シートの様々な紙判幅に合わせて調節可能であってこの際に引張りレールに対して相対的に摺動可能な2つのテンション装置の間に配置されていることを特徴とする装置により解決される。
【0007】
様々なさらなる構成が可能である。
【0008】
テンション装置はケーシングを有していてよく、このケーシングには、回転可能な吸引ディスクが配置されていてよい。
【0009】
このケーシングには、吸引ディスクをニューマチック式に駆動制御することができる回転弁が配置されていてよい。
【0010】
このケーシングには、シートの側縁を検出することができるラインセンサが配置されていてよい。
【0011】
ラインセンサは、吸引ディスクと共に、シートの様々な紙判幅に合わせて調節可能であってよい。
【0012】
引張りレールは、引張りレールの引張り運動を駆動することができる電気的なリニアモータによって摺動可能であってよい。
【0013】
リニアモータの一次部分は、機械中央に配置されていてよい。
【0014】
リニアモータの一次部分は引張りマークケーシング内に配置されていてよく、リニアモータの二次部分は引張りレールに配置されていてよい。
【0015】
引張りマークケーシングには、引張りレールをニューマチック式に駆動制御することができる少なくとも1つの回転弁が配置されていてよい。
【0016】
引張りマークケーシングには、引張りレールをニューマチック式に駆動制御することができる別の回転弁が配置されていてよく、引張りマークケーシング内に配置された両回転弁は共に1つの駆動軸上に装着されていてよい。
【0017】
別のさらなる構成では、テンション装置はケーシングを有していてよく、このケーシングには回転可能な吸引ディスクが配置されていてよく、このケーシングには、吸引ディスクをニューマチック式に駆動制御する回転弁が配置されていてよい。このさらなる構成では、引張りレールは引張りマークケーシングに配置されていてよく、引張りマークケーシングには、引張りレールをニューマチック式に駆動制御する少なくとも1つの回転弁が配置されていてよい。この場合、吸引ディスクをニューマチック式に駆動制御する回転弁は、引張りレールをニューマチック式に駆動制御する少なくとも1つの回転弁と共に、1つの共通の駆動軸上に装着されていてよい。
【0018】
別のさらなる構成は、実施例の以下の記載および対応する図面により明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】引張り装置の全体図を示す平面図である。
図2】引張り装置の引張りマークの一部を断面して示す側面図である。
図3】引張り装置のテンション装置の一部を断面して示す側面図である。
【0020】
図1は、印刷機のシートフィーダの引張り装置1を示している。引張り装置1には、フィードテーブル4の真ん中に配置されているシートBを保持し引っ張るための中央の引張りマーク3の吸引プレート2が設けられている。既に位置合わせされたシートBを、符号「B1」で示しており、その後に進入するまだ位置合わせされていないシートBを符号「B2」で示している。引張り運動ZBを行わせるためのリニアモータ5は、両吸引プレート2の下側で機械中央MMに位置している。シート側縁を検出するためのラインセンサ6は、2つの別個の構成群を形成するテンション装置7に取り付けられている。これらの2つの構成群は、引張りマーク3の側方の左右に位置していて、紙判幅調節のために、側方に摺動させることができる。シートBは、搬送方向TRで、中心合わせされずに進入し、次いで、引張りマーク3によって、機械中央MMへと引っ張られる。印刷機の操作側BSで位置合わせが行われる場合には、シートは、フィードテーブル4の左側で進入しなければならず、駆動側ASで位置合わせが行われる場合には、右側で進入しなければならない。シートBがフロントマーク8に当接した後、位置合わせ側のラインセンサ6は、位置合わせすべきシートBの側縁が「仮想の側方マーク」からどの程度離れているかを測定し、この値をリニアモータ5もしくは制御装置に伝達する。必要な負圧が吸引プレート2で形成されるとすぐに、この吸引プレートは引張り運動ZBを実施する。引張り工程中、シート側縁の位置は、ラインセンサ6によって永続的にチェックされ、リニアモータ5はその制御装置によって相応に再調整される。これにより、シートBが、静止状態で確実に位置合わせされることが保証される。テンション装置7の吸引ディスク9によって、引張り工程中、特にラインセンサ6の測定領域において、シートBができるだけ平らに、フィードテーブル4上に載置されることが保証される。図面に矢印Pで示されているように、両吸引ディスク9は互いに逆方向に回転する。回転する両吸引ディスク9では、機械中央に面している前側の1/4(四分円)のみがそれぞれ、負圧によって負荷される吸引領域25を形成している。これにより、シートBには、搬送方向TRに対して斜め外側に向けられた、発散する力が作用し、この力は引張り工程中、一方では、シートBを前に進めるために、他方ではシートBにテンションをかけるために働く。
【0021】
図2には、リニアモータ5によって駆動される1つの共通の引張りレール10上に両吸引プレート2が取り付けられていて、したがってこれが1つの吸引引張りレールであることが示されている。リニアモータ5は、一次部分11と二次部分12とから成っている。一次部分11(ステータ)は、コイルを有する固定子である。二次部分12(ロータ)は、磁石板の形態の永久磁石である。二次部分12は、引張りレール10に位置していて、一次部分11はその下方で、引張りマークケーシング13内に位置している。一次部分11と二次部分12との間のギャップは、引張りレール10に対して垂直に延びる4つのレールガイド14によって形成され、これらのレールガイドは、引張りレール10を両側で引張りマークケーシング13に支持している。各レールガイド14は、上側レール14.1と下側レール14.2とから成っている。各レールガイド14の上側レール14.1と下側レール14.2との間の予荷重力は、この場合、専ら、リニアモータ5の磁力によって発生させられる。できるだけ大きな吸引面を短い切換時間に組み合わせるために、両吸引プレート2のために2つの別個の回転弁15が設けられている。両回転弁15は、1つの駆動軸16によって駆動させられる。吸引プレート2から回転弁15への吸引空気搬送は、2つのレールガイド14の間で、各側(操作側BS、駆動側AS)に延在している通路17を介して行われる。引張りマークケーシング13と可動の引張りレール10との間の各移行部には、シール部材18が設けられている。リニアモータ5の調整のために、できるだけ摩擦のないシステムが望ましいので、シール部材18と引張りレール10との間のシール面は、ギャップシール19として形成されるのが望ましい。圧縮空気損失をできるだけ僅かにするために、ギャップは極めて小さく、したがってシール部材18を数100分の1ミリメートルの精度で調節することができる。
【0022】
図3には、テンション装置7の構造が、左側のテンション装置7の例で示されている。右側のテンション装置7は、これに対して鏡像対称的に形成されているので、別途説明する必要はない。引張りマーク3の吸引プレート2の場合と同様に、テンション装置7における吸引ディスク9では永続的に負圧が形成されているのではなく、シートBが引っ張られる場合にのみ、負圧が形成される。したがって、テンション装置7のためにも回転弁20が設けられていて、その切換時点は、引張りマーク3における回転弁15と同じである。接続される吸引空気は、吸引ディスク9の上面から、吸引ディスクに設けられた孔21と、テンション装置7のケーシング23における吸引通路22とを通って回転弁20へと流れる。回転弁20および吸引ディスク9の駆動は、駆動軸16によって行われる。駆動軸16の回転軸線DAと吸引ディスク9の回転軸線DSとは互いに垂直に延びているので、この場合、回転運動は傘歯車伝動装置24を介して伝達される。傘歯車伝動装置24は、駆動軸16上に装着された駆動側の傘歯車24.1と、吸引ディスク9に、吸引ディスクと同軸に取り付けられた被駆動側の傘歯車24.2とを含む。シート側縁を検出するためのラインセンサ6は、吸引ディスク9の後方に隠れて位置しているので図3には示されていない。ラインセンサの測定領域MBのみが示されている。テンション装置7のための作動駆動装置による紙判幅調節は、図示されていない。テンション装置7と引張りマーク3との間には、折り畳みエプロン26が配置されていて、この折り畳みエプロンによって、各シート紙判における中間室がカバーされる。
【0023】
引張り装置1は様々な利点を提供する。引張り装置は、リニアモータ5による直接駆動により摩耗が少ない。さらに、引張り装置は、容易に取外し可能であることにより、例えば、軸受個所の潤滑のための整備作業を迅速に実施することができるので、保守整備がしやすい。引張り装置1は、フィードテーブル4から比較的容易に取り外すことができる。さらなる利点は、シート側縁検出のためのラインセンサ6の使用であり、これにより機械的な側方マークを省くことが可能となり、これにより側方マークへの衝突の結果としてシートBのねじれや傾きが生じることがないため、横方向のシート位置合わせの信頼性が著しく向上することである。引張り装置1を旧型の機械に後付けすることも考えられる。
【符号の説明】
【0024】
1 引張り装置
2 吸引プレート
3 引張りマーク
4 フィードテーブル
5 リニアモータ
6 ラインセンサ
7 テンション装置
8 フロントマーク
9 吸引ディスク
10 引張りレール
11 一次部分
12 二次部分
13 引張りマークケーシング
14 レールガイド
14.1 上側レール
14.2 下側レール
15 回転弁
16 駆動軸
17 通路
18 シール部材
19 ギャップシール
20 回転弁
21 孔
22 吸引通路
23 ケーシング
24 傘歯車伝動装置
24.1 傘歯車
24.2 傘歯車
25 吸引領域
26 折り畳みエプロン
AS 駆動側
BS 操作側
B シート
B1 位置合わせされたシート
B2 進入するシート
DA 回転軸線(駆動軸)
DS 回転軸線(吸引ディスク)
MB 測定領域
MM 機械中央
P 矢印
TR 搬送方向
ZB 引張り運動
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2022-07-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィードテーブル(4)上で搬送されるシート(B)を位置合わせするための装置であって、引張りレール(10)を有している装置において、
前記引張りレール(10)は、前記シート(B)の様々な紙判幅に合わせて調節可能であってこの際に前記引張りレール(10)に対して相対的に摺動可能な2つのテンション装置(7)の間に配置されていることを特徴とする、装置。
【請求項2】
前記テンション装置(7)はケーシング(23)を有していて、前記ケーシングには、回転可能な吸引ディスク(9)が配置されている、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記ケーシング(23)には、前記吸引ディスク(9)をニューマチック式に駆動制御する回転弁(20)が配置されている、請求項2記載の装置。
【請求項4】
前記ケーシング(23)には、前記シート(B)の側縁を検出するラインセンサ(6)が配置されている、請求項2または3記載の装置。
【請求項5】
前記ラインセンサ(6)は、前記吸引ディスク(9)と共に、前記シート(B)の様々な紙判幅に合わせて調節可能である、請求項4記載の装置。
【請求項6】
前記引張りレール(10)は、前記引張りレール(10)の引張り運動(ZB)を駆動する電気的なリニアモータ(5)によって摺動可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
【請求項7】
前記リニアモータ(5)の一次部分(11)は、機械中央(MM)に配置されている、請求項6記載の装置。
【請求項8】
前記一次部分(11)は引張りマークケーシング(13)内に配置されていて、前記リニアモータ(5)の二次部分(12)は前記引張りレール(10)に配置されている、請求項7記載の装置。
【請求項9】
前記引張りマークケーシング(13)には、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する少なくとも1つの回転弁(15)が配置されている、請求項8記載の装置。
【請求項10】
前記引張りマークケーシング(13)には、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する別の回転弁(15)が配置されており、前記引張りマークケーシング(13)内に配置された前記両回転弁(15)は共に1つの駆動軸(16)上に装着されている、請求項9記載の装置。
【請求項11】
前記テンション装置(7)はケーシング(23)を有していて、前記ケーシングには回転可能な吸引ディスク(9)が配置されており、前記ケーシング(23)には、前記吸引ディスク(9)をニューマチック式に駆動制御する回転弁(20)が配置されており、
前記引張りレール(10)は引張りマークケーシング(13)に配置されていて、前記引張りマークケーシングには、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する少なくとも1つの回転弁(15)が配置されており、
前記吸引ディスク(9)をニューマチック式に駆動制御する前記回転弁(20)は、前記引張りレール(10)をニューマチック式に駆動制御する前記少なくとも1つの回転弁(15)と共に、1つの共通の駆動軸(16)上に装着されている、請求項1記載の装置。
【外国語明細書】