(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023167497
(43)【公開日】2023-11-24
(54)【発明の名称】レバー入力装置
(51)【国際特許分類】
B60K 20/06 20060101AFI20231116BHJP
B60K 20/00 20060101ALI20231116BHJP
【FI】
B60K20/06
B60K20/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022078737
(22)【出願日】2022-05-12
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109210
【弁理士】
【氏名又は名称】新居 広守
(74)【代理人】
【識別番号】100137235
【弁理士】
【氏名又は名称】寺谷 英作
(74)【代理人】
【識別番号】100131417
【弁理士】
【氏名又は名称】道坂 伸一
(72)【発明者】
【氏名】善積 亮太
(72)【発明者】
【氏名】鏑木 大樹
(72)【発明者】
【氏名】鹿子木 智章
(72)【発明者】
【氏名】井村 円香
(72)【発明者】
【氏名】中島 知範
【テーマコード(参考)】
3D040
【Fターム(参考)】
3D040AA01
3D040AA03
3D040AA10
3D040AA13
3D040AA22
3D040AA24
3D040AB01
3D040AC02
3D040AC04
3D040AC07
3D040AC12
3D040AC36
3D040AC57
3D040AD05
3D040AD15
(57)【要約】
【課題】ステアリングコラム周辺のスペースを確保する。
【解決手段】上下方向に操作されることにより車両の方向指示器、およびワイパーの少なくとも一方を切換え可能なレバー入力装置100において、レバー部110と、レバー部110に設けられ、車両のシフトレンジに対応するシフト位置に回動可能な操作部120と、を備えるレバー入力装置100。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一方向に操作されることにより車両の方向指示器、およびワイパーの少なくとも一方を切換え可能なレバー入力装置において、
レバー部と、
前記レバー部に設けられ、前記車両のシフトレンジに対応するシフト位置に回動可能な操作部と、
を備えるレバー入力装置。
【請求項2】
前記レバー部の先端にプッシュスイッチを備え、
前記プッシュスイッチは、前記車両のパーキングレンジに対応する
請求項1に記載のレバー入力装置。
【請求項3】
前記シフト位置は、ホームポジションを含む複数のシフト位置を含み、
前記操作部は、前記ホームポジション以外のシフト位置に回動された場合、前記ホームポジションに戻るように構成される、
請求項1または2に記載のレバー入力装置。
【請求項4】
前記操作部の回動を規制する規制部を備え、
前記規制部は、前記操作部の回動以外の所定の動作に基づき規制が解除される
請求項1または2に記載のレバー入力装置。
【請求項5】
前記規制部は、前記操作部が前記操作部の回動軸方向に沿って、前記レバー部の先端方向に移動された場合に規制が解除される
請求項4に記載のレバー入力装置。
【請求項6】
前記操作部の回動を規制する規制部を備え、
前記規制部は、前記操作部の回動以外の所定の動作に基づき規制が解除される
請求項3に記載のレバー入力装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のシフトレンジを切り替えるレバー入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ステアリングコラムに取り付けられたシフトレバーを備えた車両が存在している。この位置にシフトレバーを配置することにより、運転席と助手席との間の空間を広く確保することが可能となる。特許文献1には、レバー状のウインカー・ライトスイッチとレバー状のワイパースイッチが取り付けられたステアリングコラムにウインカー・ライトスイッチと同様のシフトレバーを取り付ける技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、自動車の自動化や電動化などの進化に伴い、運転席と助手席との間の空間(例えば、センターコンソール周辺のスペース)を確保することに加え、ステアリングコラム周辺のスペース確保が望まれる場合がある。ところが、従来の技術ではウインカー・ライトスイッチ、ワイパースイッチ、シフトレバーがステアリングコラム周辺に存在するためスペース確保に改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、車載機器を搭載可能なスペース確保に寄与するレバー入力装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の1つであるレバー入力装置は、第一方向に操作されることにより車両の方向指示器、およびワイパーの少なくとも一方を切換え可能なレバー入力装置において、レバー部と、前記レバー部に設けられ、前記車両のシフトレンジに対応するシフト位置に回動可能な操作部と、を備えるレバー入力装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車載機器を搭載可能なスペースを確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】レバー入力装置を備えたコンビスイッチユニットを示す正面図である。
【
図2】レバー入力装置の先端部を示す斜視図である。
【
図3】レバー入力装置のステアリングコラムに対する取り付け態様を模式的に示す上面図である。
【
図5】回動が規制された操作部を外周部などの一部を切り欠いて示す斜視図である。
【
図6】回動の規制が解除された操作部を外周部などの一部を切り欠いて示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係るレバー入力装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
【0010】
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。また、図中に示す場合があるX軸、Y軸、Z軸は、図の説明のために任意に設定した直交座標を示している。つまりZ軸は、鉛直方向に沿う軸とは限らず、X軸、Y軸は、水平面内に存在するとは限らない。
【0011】
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
【0012】
図1は、レバー入力装置100を備えたコンビスイッチユニット200を示す正面図である。
図2は、レバー入力装置100の先端部を示す斜視図である。
図2は、
図1中に示す囲みAの部分に対応した図である。
図3は、レバー入力装置100のステアリングコラムに対する取り付け態様を模式的に示す上面図である。
【0013】
コンビスイッチユニット200は、レバー入力装置100と、レバースイッチ220と、固定板210とを備えている。固定板210は、レバー入力装置100とレバースイッチ200をステアリングコラムに取り付けるための部材である。固定板210は、ステアリングシャフトが刺し通される貫通孔211を備えている。固定板210は、貫通孔211にステアリングシャフトが刺し通された状態でステアリングコラムに固定される。コンビスイッチユニット200は、レバー入力装置100以外にもレバースイッチ220を備えている。本実施の形態の場合、レバースイッチ220は、ワイパースイッチとして機能する。
【0014】
レバー入力装置100は、第一方向の一例である上下方向に操作されることにより車両の方向指示器を切換え可能な棒状のスイッチである。なお、レバー入力装置100は、上下方向に操作されることにより車両のワイパーを切換え可能なスイッチとして機能してもよく、方向指示器の切り替えスイッチ、およびワイパーの切り替えスイッチとして機能してもよい。レバー入力装置100は、レバー部110と、操作部120とを備えている。本実施の形態の場合、レバー入力装置100は、プッシュスイッチ130と、復帰部140と、規制部150と、を備えている。
【0015】
レバー部110は、コンビスイッチユニット200の固定板210に揺動可能に取り付けられる棒状の構造部材である。本実施の形態の場合、レバー部110は、
図3に示すように、ステアリングホイール230の近傍に至るまで固定板210から突出状態で配置されている。これにより運転者300は、ステアリングホイール230を持った状態から直ぐにレバー部110を操作することができる。なお、運転者300は、先端が上方向に移動するようにレバー部110を揺動させると左に曲がる方向指示器の動作に切り替えることができ、先端が下方向に移動するようにレバー部110を揺動させると右に曲がる方向指示器の動作に切り替えることができる。また、運転者300は、先端がステアリングホイール230から遠ざかる方向に移動するようにレバー部110を揺動させると前照灯を上向きに切り替えることができ、先端がステアリングホイール230に近づく方向に移動するようにレバー部110を揺動させるとパッシングをすることができる。なお、レバー部110の揺動による車両の動作は限定されるものではなく、任意に選択することができる。
【0016】
操作部120は、レバー部110の先端部に配置され、車両のシフトレンジに対応するシフト位置に回動可能にレバー部110に取り付けられている。
【0017】
操作部120は、例えば、レバー部110の軸方向に沿った回動軸を中心として回動可能であり、レバー入力装置100は、操作部120(後述する外周部121)の運転者300側の面が下に移動するように回動された場合、ドライブレンジ(D)に対応する信号を出力するように構成され、操作部120(後述する外周部121)の運転者300側の面が上に移動するように回動させるとバックレンジ(R)に対応する信号を出力するように構成されることができる。操作部120の具体的構造については後述する。
【0018】
プッシュスイッチ130は、車両のパーキングレンジに対応する信号を出力するスイッチである。プッシュスイッチ130は、レバー部110の先端面に操作部120の回動軸に交差する(本実施の形態では直交する)ように配置されている。プッシュスイッチ130は、操作部120の外周部121(後述)の内側に配置されている。プッシュスイッチ130は、操作部120の回動軸に沿う方向に押下することができる。レバー入力装置100の先端面に配置されるプッシュスイッチ130をパーキングレンジに対応させ、操作部120の回動操作とプッシュスイッチ130の押下動作とを明確に区別することにより、運転者300の意思を持ってプッシュスイッチ130を操作できるようになり、パーキング機能の 意図しない操作の防止に寄与することができる。
【0019】
図4は、操作部120を分解して示す斜視図である。
図5は、回動が規制された操作部120を外周部121などの一部を切り欠いて示す斜視図である。
図6は、回動の規制が解除された操作部120を外周部121などの一部を切り欠いて示す斜視図である。
図7は、操作部120を切断して示す断面図である。これらの図に示すように、操作部120は、外周部121と、ローター123とを備えている。
【0020】
操作部120は、レバー部110の先端部に配置され、車両のシフトレンジに対応するシフト位置に回動可能にレバー部110に取り付けられている。操作部120の外周部121は、円筒状であり、操作部120の外周面とレバー部110の外周面とが面一となる形状である。外周部121は、レバー入力装置100の先端に至るまで延在している。外周部121は、レバー部110内部に埋め込まれた回動軸体122を中心としてローター123とともに回動する。また、外周部121は、回動軸体122の回動軸方向にローター123とともに移動する。なお、外周部121、およびローター123の回動軸方向の移動は、回動軸体122の先端に固定される節度体141(後述)により規制される。
【0021】
レバー入力装置100は、外周部121の運転者300側の面が下に移動するように回動させるとドライブレンジ(D)に対応する信号を出力し、外周部121の運転者300側の面が上に移動するように回動させるとバックレンジ(R)に対応する信号を出力することができる。操作部120は、全ポジションモーメンタリー構造(具体的構造は後述)が採用されており、運転者300の操作が解除されればホームポジション(H)に戻る自己復帰構造となっている。これにより車両の始動時には必ずホームポジション(H)から開始することが可能となる。なお、ホームポジション(H)は、ニュートラルレンジに対応する。また、ホームポジション(H)を示すHの表記は、ニュートラルレンジ(N)を示すNの表記であってもよい。
【0022】
復帰部140は、操作部120がホームポジション以外のシフト位置に回動された場合、ホームポジション(H)に操作部120を戻す機構である。復帰部140の具体的な構造は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、復帰部140は、節度体141と、ボール142と、バネ143とを備えている。節度体141は、操作部120の回動方向に並ぶ節度山144を備え、回動方向において回動軸体122に固定的に取り付けられている。バネ143、およびバネ143の付勢力により節度山144に押し付けられるボール142は、ローター123に取り付けられ、ローター123の回動とともに回動する。操作部120がホームポジション(H)に在るときは、隣り合う節度山144の谷の部分にボール142が押し付けられた状態となる。操作部120が回動されると、バネ143およびボール142はローター123とともに回動し、ボール142は一方の節度山144の斜面に当接した状態となる。運転者300による操作部120への操作が解除されると、バネ143の付勢力によりボール142は節度山144の谷の部分に戻る方向に移動し、これに伴い、ローター123、および外周部121がホームポジション(H)に戻る方向に回動する。以上により、操作部120は、運転者300により操作されない限り常にホームポジション(H)に配置される。
【0023】
規制部150は、操作部120の回動を規制する機構である。規制部150は、操作部120の回動を規制している。つまり、通常は操作部120によるシフトチェンジができない状態となっている。また規制部150は、操作部120の回動以外の所定の動作に基づき規制が解除される。つまり、操作部120に対し運転者300が所定の動作を実行すると操作部120によるシフトチェンジが可能となる。操作部120の回動以外の所定の動作は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、規制部150は、操作部120が操作部120の回動軸方向に沿って、レバー部110の先端方向にスライド移動された場合に規制が解除される。
【0024】
規制部150の構造を具体的に例示すると、規制部150は、第一ストッパ151と、第二ストッパ152と、固定部153とを備えている。第一ストッパ151と、第二ストッパ152とは、全体視円筒状のローター123の外周部分の一部を、回動軸を中心とする扇形環状に切り欠いた溝の対向するそれぞれの面で構成されている。固定部153は、レバー部110に固定された部分であり、第一ストッパ151と第二ストッパ152との間隔を埋める扇形環状の突出部である。
【0025】
操作部120に所定の動作が実行されていない場合、
図5に示すように第一ストッパ151と第二ストッパ152との間に固定部153がはまり込み、操作部120の回動は規制される。第一ストッパ151および第二ストッパ152と固定部153との間には、第一ストッパ151と第二ストッパ152との間に固定部153がはまり込む方向の付勢力が付与されている。次に、
図6に示すように、運転者300が操作部120をレバー入力装置100の先端に向かって付勢力に抗してスライド移動させることにより、第一ストッパ151および第二ストッパ152と固定部153との係合が解除され、操作部120が回動可能となる。運転者300からの力が解除されると、操作部120の回動方向において復帰部140により第一ストッパ151と第二ストッパ152との間に固定部153がはまり込む位置にローター123が回動し、付勢力により第一ストッパ151と第二ストッパ152との間に固定部153がはまり込む。
【0026】
以上のように操作部120を引きながらでなければ回動操作できないように規制する構造的な規制部150を設けることにより、運転者300の意図しない操作部120の回動操作の防止に寄与することができる。
【0027】
上記実施の形態に係るレバー入力装置100によれば、車両のヘッドライトの自動点灯消灯機能などの自動的な制御が行われることにより使用頻度が減少するコンビスイッチ(例えば、車両のヘッドライトの点灯消灯を切り替えるライトスイッチ)にシフター機能を統合させることができる。これにより、ウインカー・ライトスイッチ、ワイパースイッチ、シフトレバーの3本のレバーを少なくとも2本にすることができ、ステアリングホイール230とインパネとの間の領域を広く確保することができる。また、フロアやインパネに独立して設けられていたシフトレバーも廃することができ、運転席周りの空間も広くすることができる。これにより、車載機器を搭載可能なスペースを確保することが可能となる。
【0028】
また、運転者300が常時操作するステアリングホイールの近傍にレバー入力装置100を配置することができ、シフトチェンジ操作の操作性の向上に寄与することができる。さらに、シフトチェンジ操作時にブラインド操作が可能になり、視線移動が減少することで、運転者300の疲労を軽減して安全性の向上にも寄与することができる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
【0030】
例えば、規制部150の規制を解除する機構として、操作部120をレバー部110の軸方向に外周部121、およびローター123をレバー部110の先端に向かってスライドさせることにより操作部120の回動の規制を解除する機構を例示したが、規制を解除する機構は、これに限定されるものではない。例えば、外周部121などをレバー部110の基端に向かってスライドさせることにより回動の規制を解除する機構であってもかまわない。また、規制部150は、操作部120の回動の規制を解除する押しボタンを備え、運転者300が押しボタンを押しているときにのみ操作部120を回動させることができる機構を備えていてもかまわない。
【0031】
また、復帰部140を節度山144とボール142とのカム機構として説明したが、復帰部140は、これに限定されるものではない。例えば、復帰部140は、ねじりバネなどを備えたバネ機構に基づき操作部120をホームポジション(H)に戻す機構であってもかまわない。
【0032】
また、例えば、車両に搭載されるステアリングホイールが車両の進行方向に対して左側に搭載される場合などには、コンビスイッチユニット200の正面視において、レバー入力装置100が固定板210の左側に配置され、レバースイッチ220(ワイパースイッチ)が固定板210の右側に配置されてもよい。
【0033】
また、コンビスイッチユニット200の正面視において、固定板210の左側に配置されるレバースイッチ220(ワイパースイッチ)が、操作部120を備えるレバー入力装置100であってもよい。この場合、レバー入力装置100は、上下方向に操作されることにより車両のワイパーを切換え可能に構成される。
【0034】
また、パーキングレンジに対応する信号を出力するスイッチはレバー部110の先端に備えられたプッシュスイッチであるとして説明したが、パーキングレンジに対応する信号を出力するスイッチは、これに限定されるものではない。例えば、レバー部110の先端および操作部120以外のレバー部110に備えられたプッシュスイッチであってもよい。また、プッシュスイッチに限定されるものではなく、つまみを傾倒させることでオン/オフを切り替え可能な傾倒スイッチ等で構成されてもよい。
【0035】
また、プッシュスイッチは、コンビスイッチユニット200のレバー入力装置100に備えられると説明したが、これに限定されるものではない。例えば、コンビスイッチユニット200のレバースイッチ220に備えられてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明に係る入力装置は、自動車、トラック、バス、建設機械、農業機械などの車両におけるマンマシンインターフェースとして利用可能である。
【符号の説明】
【0037】
100 レバー入力装置
110 レバー部
120 操作部
121 外周部
122 回動軸体
123 ローター
130 プッシュスイッチ
140 復帰部
141 節度体
142 ボール
143 バネ
144 節度山
150 規制部
151 第一ストッパ
152 第二ストッパ
153 固定部
200 コンビスイッチユニット
210 固定板
211 貫通孔
220 レバースイッチ
230 ステアリングホイール
300 運転者