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特開2023-167870情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023167870
(43)【公開日】2023-11-24
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/06 20120101AFI20231116BHJP
   G06Q 30/0234 20230101ALI20231116BHJP
【FI】
G06Q40/06
G06Q30/02 368
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022079397
(22)【出願日】2022-05-13
(71)【出願人】
【識別番号】522190269
【氏名又は名称】小沼 智史
(74)【代理人】
【識別番号】110002055
【氏名又は名称】弁理士法人iRify国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小沼 智史
【テーマコード(参考)】
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
5L049BB07
5L049BB08
5L055BB55
(57)【要約】
【課題】消費者にお得感を与えつつ、当該消費者が貯蓄を定期的な支出に変換することを支援する技術を提供する。
【解決手段】本発明は、ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置としての運営サーバ装置1であって、ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部11bと、指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部11fと、振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部11lと、表示データをユーザ端末装置へと送信する送信部11nとを備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置であって、
前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部と、
前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部と、
前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部と、
前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する送信部と、を備えた
情報処理装置。
【請求項2】
振替を実行する振替部を更に備え、
前記受付処理部が前記ユーザ端末装置より振替要求を受け付けると、前記振替部が前記算出部の算出結果に基づいて振替を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
課税算出部を更に備え、
前記振替部は、預金に対して分割した振替乃至支払いを実行可能であり、
前記課税算出部は、所定の利率の課税額を算出し、
前記受付処理部は、前記分割分について、前記振替金額分のポイントを受け取るか、現金で受け取るかの指示を受け付けると、前記振替部が前記算出部の算出結果と前記課税額とに基づいて振替乃至支払いを実行する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
振替履歴を記憶する記憶部と、
前記記憶部の振替履歴を参照してユーザの嗜好性を分析し、前記嗜好性や属性にあった提携企業の広告が優先的に掲載されるように広告を割り当てる主制御部と、を更に有し、
前記生成部は、前記表示データに前記広告を含める
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置による方法であって、
受付処理部が、前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付け、
算出部が、前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出し、
生成部が、前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成し、
送信部が、前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する
情報処理方法。
【請求項6】
ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置により実行されるプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部、
前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部、
前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部、及び
前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する送信部、として機能させる
プログラム。
【請求項7】
ユーザ端末装置と情報処理装置とからなる情報処理システムであって、
前記ユーザ端末装置は、
前記情報処理装置に指定振替先に係る算出要求を送信する送信部と、
前記情報処理装置からの表示データを受信する受信部と、
前記表示データに基づく表示を行う表示部と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部と、
前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部と、
前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部と、
前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する送信部と、を備えた
情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消費者にお得感を与えつつ、当該消費者が貯蓄を定期的な支出に変換することを支援する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、経済が停滞すると、消費者は将来的不安から収入を過度に貯蓄にまわし、支出を控えるようになる。その結果、消費は喚起されず、経済はなかなか回復しない状況となる。貯蓄のほかに、消費者は、金融商品に対する投資を行うこともあるが、そのような投資は、定期的な支出とは言えないので、消費の喚起には、直接的には影響を与えない。
【0003】
このようなスパイラルを解消するためには、消費者に定期的なお金を使う目的を与え、尚且つ消費者にお得感を与える必要があると考える。
【0004】
ここで、消費者にお得感を与えるサービスとしては、ポイントの付与が一般的になされている。例えば、特許文献1では、サービスポイント運用システムが開示されている。同システムでは、クレジットカード会員は、自身が保有するサービスポイントのうち、有効期限が迫っているポイントを運用することをサービスポイント運用システムに対して要求することができ、運用期間の経過後、会員は、運用期間、及びその期間中のクレジットカードの利用状況に応じた利息ポイントが付帯された運用ポイントの払い戻しを受けることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010-92281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、単にサービスポイントの運用についての仕組みを開示しているにすぎず、消費者にお金を使う目的を与え、定期的な支出を促し、消費を喚起するものではない。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、消費者にお得感を与えつつ、当該消費者が貯蓄を定期的な支出に変換することを支援する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る情報処理装置は、ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置であって、前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部と、前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部と、前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部と、前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する送信部と、を備える。
【0009】
本発明の他の態様に係る情報処理方法は、ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置による方法であって、受付処理部が、前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付け、算出部が、前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出し、生成部が、前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成し、送信部が、前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する。
【0010】
本発明の他の態様に係るプログラムは、ユーザ端末装置と通信自在な情報処理装置により実行されるプログラムであって、前記情報処理装置を、前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部、前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部、前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部、及び前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する送信部、として機能させる。
【0011】
本発明の他の態様に係る情報処理システムは、ユーザ端末装置と情報処理装置とからなる情報処理システムであって、前記ユーザ端末装置は、前記情報処理装置に指定振替先に係る算出要求を送信する送信部と、前記情報処理装置からの表示データを受信する受信部と、前記表示データに基づく表示を行う表示部と、を備え、前記情報処理装置は、前記ユーザ端末装置からの指定振替先に係る算出要求を受け付ける受付処理部と、前記指定振替先に関わるポイント及び振替金額を算出する算出部と、前記振替金額分のポイントを受け取る場合と、現金で受け取る場合の金額を対比して比較可能に提示する表示データを生成する生成部と、前記表示データを前記ユーザ端末装置へと送信する送信部と、を備える。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、消費者にお得感を与えつつ、当該消費者が貯蓄を定期的な支出に変換することを支援する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成図である。
図2】同システムによる処理の流れを示す概念図である。
図3】運営サーバ装置の構成図である。
図4】ユーザ情報DBの一例を示す図である。
図5】資金情報DBの一例を示す図である。
図6】振替情報DBの一例を示す図である。
図7】提携企業DBの一例を示す図である。
図8】代理店企業DBの一例を示す図である。
図9】端末装置の構成図である。
図10】同システムによる処理流れを詳細に示す概念図である。
図11】ユーザ端末装置による画面表示例を示す図である。
図12】ユーザ端末装置による画面表示例を示す図である。
図13】ユーザ端末装置による画面表示例を示す図である。
図14】ユーザ端末装置による画面表示例を示す図である。
図15】提携企業端末装置による画面表示例を示す図である。
図16】提携企業端末装置による画面表示例を示す図である。
図17】提携企業端末装置による画面表示例を示す図である。
図18】同システムによる特徴的な処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【0015】
図1には、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示し、図2には同システムによる処理の流れを示し、説明する。
【0016】
図1に示されるように、本実施形態に係る情報処理システムは、運営サーバ装置1、ユーザ端末装置2、代理店端末装置3、提携企業端末装置4、資産運用サーバ装置5、代理店サーバ装置6、及び提携企業サーバ装置7により構成されている。ユーザ端末装置2、代理店端末装置3、提携企業端末装置4としては、ノート型パーソナルコンピュータ、デスクトップ型パーソナルコンピュータのほか、スマートフォンやタブレット端末等、各種のものを採用することができる。運営サーバ装置1は、単独で、あるいは資産運用サーバ装置5と共に、情報処理装置となる。この情報処理装置が、消費者にお得感を与えつつ、資産を使用する目的を与え、貯蓄を定期的な支出に変換するよう支援する。
【0017】
図2に示されるように、ユーザは、ユーザ端末装置2を操作することで、代理店に対して本サービスの申し込みを行う(S1)。この申込は、代理店サーバ装置6が提供するWebサイト等にアクセスして、Web経由で行うこともできる。あるいは、ユーザは、運営サーバ1が提供するWebサイト等にアクセスして、自身で直接、申込を行うこともできる。代理店は、本サービスの申し込みを受け付けると、代理店端末装置3により、申込情報を運営サーバ装置1に送信すると共に(S2)、申込に際してユーザより預かった契約金を運営サーバ装置1に対して電子納付する(S3)。運営サーバ装置1は、資金管理機能により、代理店に対して手数料の電子納付を行う(S4)。また、運営サーバ装置1は、契約管理機能により、申込情報等を管理する。また、資産管理機能により、資産運用サーバ装置5との間で、金融商品の購入/売却を行うことで、資産運用を行う(S4,S5)。
【0018】
提携企業は、提携企業端末装置4を操作することで、運営サーバ装置1に、広告・ポイントの上乗せの設定を行うことができる(S7)。運営サーバ装置1は、広告(上乗せ)管理機能により、この設定に基づく広告、ポイントの上乗せの設定情報を管理する。この際に、運営サーバ装置1で、所定の条件を満たした広告・ポイントの上乗せの設定のみを受け付けて管理するようにしてもよい。尚、広告・ポイントの設定主体は、提携企業端末装置4には限定されないことは勿論である。
【0019】
ユーザに対して、年額を支払うタイミングになると、ユーザは、貯蓄に対して所定利率の金額を上乗せした年額か、貯蓄の年額と所定のポイントかの、いずれかを選択して振替先指示を行うことができる。例えば、契約金額が100万円で20年満期の場合を想定すると、年額は基本5万円となるが、ユーザは、基本5万円に所定利率、例えば1%分を上乗せした5万500円の現金を受け取るか、基本5万円分のポイントに提携企業側が設定した上乗せ率、例えば5~20%分を上乗せしたポイント、即ち約52500円~60000円相当のポイントを受け取るか、を選択することができる。尚、貯蓄の一部を年額で受け取り、他をポイントで受け取るような選択も可能である。
【0020】
ユーザが、ユーザ端末装置2を操作して、振替先指定を行うと(S8)、運営サーバ装置1は、契約管理機能により、振替先を確認し、広告(上乗せ)管理機能により振替を実行する。そして、ユーザ端末装置2に対して、振替通知を送信する(S9)。ユーザによりポイントの付与が振替で指定された場合には、年額相当金額が提携企業サーバ装置7に対して電子納付される(S10)。例えば、年額が5万円で、上乗せ率が20%の場合、運営サーバ装置1からは5万円が提携企業サーバ装置7に電子納付され、上乗せ分は提携企業側の負担となる。尚、提携企業端末装置4によれば、自社が設定した上乗せ情報に対する実行状況をいつでもリアルタイムで確認することができる。
【0021】
図3には、運営サーバ装置1の構成を示し説明する。
【0022】
同図に示されるように、運営サーバ装置1は、制御部11と、通信部12と、記憶部13とを有する。制御部11と、通信部12と、記憶部13とは、バスライン19を介して通信可能に接続されている。これら構成のほか、キーボードやマウス等の入力部や、各種表示を行う液晶ディスプレイ等の表示部を有してもよい。
【0023】
通信部12は、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC;Network Interface Card)等により実現されるもので、インターネット等の通信網8と有線又は無線で接続され、ユーザ端末装置2等との間で通信を行う通信インタフェースである。記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disc Drive)、又は光ディスク装置等で実現されるもので、制御部11で実行されるプログラムを予め記憶している。また、記憶部13は、ユーザ情報DB14、資産情報DB15、振替情報DB16、提携企業情報DB17、及び代理店情報DB18を有する。
【0024】
すなわち、より詳細には、ユーザ情報DB14では、図4に示されるように、ユーザ名(漢字表記、フリガナ)、ユーザID、パスワード、契約情報(性別、生年月日、住所、年収、契約金額、分割回数等)等の属性情報のほか、口座情報(銀行コード、支店コード、口座番号、口座名)が対応付けられて記憶されている。資産情報DB15では、図5に示されるように、ユーザ名(漢字表記)、ユーザID、契約金額、分割期間、分割回数、設定金利、1回あたり支払い額、支払いステータス(1回目、2回目、・・・20回目)、解約控除、解約金額が対応付けられて記憶されている。振替情報DB16では、図6に示されるように、ユーザ名(漢字表記)、ユーザID、各回の振替情報(支払日、選択先、企業コード、上乗せ率、振替額など)が対応付けられて記憶されている。提携企業情報DB17は、図7に示されるように、提携企業名、フリガナ、企業コード、パスワード、住所、ポイント情報(例えば上乗せ率設定情報)広告設定情報等が対応付けられて記憶されている。そして、代理店情報DB18では、図8に示されるように、代理店名、フリガナ、銀行コード、パスワード、及び住所等が対応付けられて記憶されている。
【0025】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等で実現され、記憶部13に記憶されているプログラムを実行することで、例えば、主制御部11a、受付処理部11b、契約管理部11c、広告管理部11d、資金管理部11e、算出部11f(振替算出部11g、手数料算出部11h、課税算出部11i、上乗せポイント算出部11jを含む)、振替部11k、認証部11l、生成部11m、及び送信部11nとして機能する。尚、制御部11は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Array)等の集積回路で構成されてよい。
【0026】
このような構成において、受付処理部11bは、本サービスに関わる契約の申込み等を受け付け処理する。契約管理部11cは、受付処理部11bが処理した契約情報等をユーザ情報DB14に記憶し、適宜更新することで管理する。また、契約管理部11cは、本サービスに関わるポイントへの振替等の実行を司り、振替を実行する度に、振替情報DB16の振替情報を更新し、管理する。
【0027】
広告管理部11dは、提携企業側が設定したポイント情報(例えば、上乗せ率設定情報等)を提携企業情報DB17に記憶、更新し管理する。広告管理部11dは、更に提携企業等が設定した広告設定情報を提携企業情報DB17に記憶、更新し管理してもよい。この広告設定について、その主体は提携企業には限定されない。ポイント情報には、上乗せ率設定情報、上乗せ率設定セグメント情報(例えば、年齢層、性別など)が含まれる。広告設定情報には、広告掲載エリア設定情報、広告掲載期間設定情報、及び広告配信セグメント情報(例えば、年齢層、性別など)が含まれる。
【0028】
資金管理部11eは、各ユーザの資金情報を資金情報DB15に記憶、更新することで管理する。資金情報には、契約金額、分割期間、分割回数、設定金利等のほか、各回の支払い、振替のステータスも含まれている。算出部11fは、本サービスの契約申し込みのタイミング、振替のタイミング、及び提携企業によるポイント設定のタイミングで、各種算出を行う。即ち、振替算出部11gは、振替金額、及び振替ポイントを算出する。このシステムでは、ユーザが振替先を検討する際に、所望とする振替先に係るポイントと振替金額とを提示することで、比較検討できるようになっているが、振替算出部11gは、その基礎となる振替金額と振替ポイントを算出する。手数料算出部11hは、本サービスへの契約申し込みに際しての代理店等への支払い手数料や、提携企業による公告設定等に伴う広告手数料等を算出する。課税算出部11iは、所定の税率に基づいて、振替実行時に課税される額を算出する。そして、上乗せポイント算出部11jは、提携企業側の上乗せ率設定情報、上乗せ設定セグメント情報等に基づいて、振替を実行するユーザの属性等をふまえた上乗せポイントを算出する。振替部11kは、上記算出結果に基づいて、振替を実行する。詳細には、振替部11kは、預金に対して分割した振替乃至支払いを実行可能であり、受付処理部は、前記分割分について、振替金額分のポイントを受け取るか、現金で受け取るかの指示を受け付けると、振替部11kが課税算出部11iの算出結果に基づいて振替乃至支払いを実行する。課税処理は所定の利率を課税算出部11iによって算出し、源泉分離課税により税務支払を行う。また、課税算出結果をユーザ情報DB14に蓄積し、ユーザ端末表示から確認することができる。
【0029】
認証部11lは、ユーザ端末装置2、代理店端末装置3、又は提携企業端末装置4により運営サーバ装置1の提供するWebサイトにアクセスする際に、所定の認証を行う。生成部11mは、各種表示データを生成する。そして、送信部11nは、表示データをリクエストのあった各端末2,3,4に送信する。そして、主制御部11aは、振替情報DB16の振替履歴等を参照して、ユーザの嗜好性等を分析し、当該ユーザの振替時期の到来に伴って、当該嗜好性等に合致した企業を算出し、当該企業の提供する上乗せポイント等を提示するプッシュ通知を実施することで、支出への誘導を行う。これと共に、広告管理部11dは、上記主制御部11aが分析した嗜好性に合致した企業の広告を、ユーザに優先して提示するようにしてもよい。
【0030】
図9には、本発明の実施形態に係る情報処理システムにおける端末装置の構成を示し説明する。ここでは、ユーザ端末装置2の構成を例示するが、代理店端末装置3、提携企業端末装置4についても、同種の構成である。
【0031】
同図に示されるように、端末装置2(3,4も同様)は、制御部21、通信部22、操作部23、表示部24、及び記憶部25を有する。各部21~25は、バスライン26を介して通信自在に接続されている。通信部22は、例えば、NIC等により実現されるもので、インターネット等の通信網8と有線又は無線で接続され、運営サーバ装置1等との間で通信を行う通信インタフェースである。操作部23は、マウスやキーボード等で実現され、ユーザによる各種操作入力を受け付ける。表示部24は、液晶ディスプレイ等により実現され、各種表示を行う。尚、操作部23と表示部24とをタッチパネルとして一体に構成してもよい。記憶部25は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、HDD、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部21で実行されるプログラムを記憶している。
【0032】
制御部21は、CPUやMPU等で実現され、記憶部25に記憶されているプログラムを実行することで、主制御部21a、送信部21b、受信部21c、及び表示制御部21dとして機能する。なお、制御部21は、ASICやFPGA等の集積回路で構成されてよいことは勿論である。
【0033】
このような構成において、送信部21bは、ユーザ端末装置2であれば、振替のリクエスト等を、代理店端末装置3であれば、契約申し込みのリクエスト等を、提携企業端末装置4であれば、広告設定、上乗せポイント設定に係るリクエスト等を、運営サーバ装置1に送信する。受信部21cは、上記リクエストに伴う運営サーバ装置1からの返信、例えば表示データ等を受信する。表示制御部21dは、所謂ブラウザ機能により、上記表示データに基づく、表示部24での表示を制御する。そして、主制御部21は、操作部23の操作に基づいて、運営サーバ装置1に送信すべきリクエスト等を生成する。
【0034】
以下、図10の概念図を参照して、本システムによる処理の流れを詳細に説明する。ここでは、図11乃至図17の画面表示例を適宜参照する。
【0035】
同図に示されるように、代理店は、代理店端末装置3により、運営サーバ装置1が提供する代理店管理サイトにログインすることができる。代理店端末装置3より、ログインのリクエストがあると、運営サーバ装置1側では、認証部11lが所定の認証を行う。この認証の結果、ログインがなされると、代理店端末装置3は、代理店管理サイトにおいて契約の申込みや各種表示(契約成立状況、保有契約情報、代理店手数用など)を行うことが可能となる。代理店端末装置3により代理店管理サイトにて契約申し込みのリクエストがなされると、運営サーバ装置1では、受付処理部11bが、それを処理し、契約管理部11cがユーザ情報DB14等に契約情報等を記憶、更新する。それに伴い、手数料算出部11hが、代理店の手数料を算出し、代理店サーバ装置6に電子納付される。
【0036】
ユーザは、ユーザ端末装置2により、運営サーバ装置1が提供するユーザ管理サイトにログインすることができる。ユーザ端末装置2より、ログインのリクエストがあると、運営サーバ装置1側では、認証部11lが所定の認証を行う。この認証の結果、ログインがなされると、ユーザ端末装置2は、ユーザ管理サイトにおいて振替の申込みや各種表示(契約内容、分割金付与日、提携企業広告、運用状況管理など)を行うことが可能となる。ユーザ端末装置2によりユーザ管理サイトにて振替申し込みのリクエストがなされると、運営サーバ装置1では、受付処理部11bが、それを処理し、振替部11kが振替を実行した後、契約管理部11cが、資産情報DB15、振替情報DB16の情報等を記憶、更新することになる。
【0037】
より詳細には、運営サーバ装置1は、主制御部11aの制御の元、広告管理部11dが管理している提携企業情報DB17の設定情報に基づいて、生成部11mが広告を掲載した表示データを生成し、送信部11nが、表示データをユーザ端末装置2に送信することで図11乃至図14の表示を促すことが可能となっている。
【0038】
図11の画面表示例では、予め設けられた広告エリアに、提携企業の設定した情報に基づいて広告が割り当てられ選択可能に表示されると共に、画面中段では、提携企業のカテゴリ別にポイントサービスを閲覧すべく選択できるようになっている。このほか、一般的なバナー広告やリスティング広告等、多様な広告を掲載してもよい。
【0039】
図12の画面表示例は、実際に振替先が選択された場合の表示例であり、画面上段から順に、振替予定日、振替先、付与予定上乗率、付与予定ポイント額が提示され、振替実行を指示できるようになっている。この画面生成に際しては、運営サーバ装置1は、主制御部11aの制御の下、振替算出部11gが算出した振替額や課税算出部11iが算出した課税額等をふまえて、現金で年額受け取る場合とポイントに換算して受け取る場合との金額を対比して比較可能に提示するような表示データを生成部11mが生成している。この画面によれば、ユーザは、現金で年額を受け取る場合に比べて、ポイント換算で受け取る場合に、どの程度、メリットがあるかを一目で確認することが可能となる。
【0040】
図13の画面表示例は、振替実行後の確認画面の表示例である。振替実行時までの支払い金額と、その上乗せ率、更には次回支払い予定日、支払い履歴等が確認可能となっている。運営サーバ装置1は、ユーザの嗜好等に基づく広告に関わるプッシュ通知を行うこともあるが、その場合、図14に示されるような画面で、ユーザに通知の確認を促す。
【0041】
一方、提携企業は、提携企業端末装置4により、運営サーバ装置1が提供する提携企業管理サイトにログインすることができる。提携企業端末装置4より、ログインのリクエストがあると、運営サーバ装置1側では、認証部11lが所定の認証を行う。この認証の結果、ログインがなされると、提携企業端末装置4は、提携企業管理サイトにおいて広告設定(セグメント管理、期間管理、表示設定)、上乗せポイント設定(セグメント管理、期間管理、上乗せ率設定)、売上管理・分析(売上管理、手数料管理、ユーザ分析)を行うことが可能となる。提携企業端末装置4により提携企業管理サイトにて広告設定、上乗せポイント設定等のリクエストがなされると、運営サーバ装置1では、受付処理部11bが、それを処理し、広告管理部11dが、ポイント情報や広告設定情報を、提携企業情報DB17に記憶、更新する。このとき、運営サーバ装置1側では、広告管理部11dが、広告設定、上乗せポイントの設定が所定の条件を満たす場合にのみ記憶、更新し、条件を満たさない場合には、拒絶するような仕様とすることも可能である。
【0042】
より詳細には、運営サーバ装置1は、主制御部11aの制御の下、生成部11mが表示データを生成し、送信部11nが、表示データを提携企業端末装置4に送信することで図15乃至図17の表示を促すことが可能となっている。
【0043】
図15の画面表示例では、広告設定が可能となる。即ち、画面上段から、広告掲載エリア設定(エリアA、B・・・F、エリアA,B,Cについては動画も設定可)、広告掲載期間設定(掲載開始日から終了日)、広告配信セグメント(年齢、性別など)が設定可能であり、設定されると当該設定に基づく広告掲載予定金額が提示され、申込の実行が選択できる。この広告掲載予定金額については、運営サーバ装置1の主制御部11aが、提携企業情報DB17のポイント情報、広告設定情報に基づいて算出する。例えば、上乗せポイントが大きい場合には、減額するなど、所定のルールの下で、算出することができる。
【0044】
図16の画面表示例では、上乗せポイント設定が可能となる。即ち、画面上段から、上乗せ率設定(期間一律/期間任意/均等逓減/フリー設定)、上乗せ率設定セグメント(年齢、性別等)が設定可能であり、設定の実行が選択できるようになっている。
【0045】
図17の画面表示例では、管理・分析の条件等を設定することが可能となっている。即ち、画面上段から、管理・分析項目(収入/支払金額/上乗せポイント合計/手数料/選択者分析/選択者数/選択日時)、管理・分析期間設定(開始日から終了日)、管理・分析セグメント(年齢、性別など)を選択可能であり、算出実行が選択できるようになっている。この算出実行を受けて、運営サーバ装置1では、算出部11fが該当する算出を実行し、生成部11mが算出結果に基づく表示データを生成し、送信部11nが、表示データを提携企業端末装置4に送信する。これにより、提携企業端末装置4では、管理・分析結果を確認することが可能となる。
【0046】
次に、図18のフローチャートを参照して、本システムによる特徴的な振替時の処理手順を詳細に説明する。
【0047】
ユーザ端末装置2の主制御部21aの制御の下、送信部21bがユーザ管理サイトへのログイン要求を送信すると(S11)、運営サーバ装置1は、受付処理部11bが、ログイン要求を受け付け、認証部11lがユーザ情報DB14を参照して、所定の認証を行う(S12)。そして、認証成立の場合には、主制御部11aが、振替情報DB16を参照して当該ユーザの振替履歴を参照し、当該ユーザの嗜好性等を分析し、嗜好性にあった提携企業の広告が優先的に掲載されるように広告を割り当て、生成部11lが、表示データを生成して、送信部11mが表示データをユーザ端末装置2に送信する(S13)。
【0048】
ユーザ端末装置2では、受信部21cが表示データを受信し、表示制御部21dが、表示部24に当該表示データに基づく表示を行う(S14)。この表示の様子は、先に図11に示した通りである。ユーザ端末装置2では、主制御部21aが、図11の画面にて詳細確認を所望とする振替先の指定がなされたか否かを判断し(S15)、振替先の指定がなされるまで待機し(S15をNoに分岐)、振替先の指定がなされると(S15をYesに分岐)、送信部21bが算出要求を運営サーバ装置1に送信する(S16)。
【0049】
運営サーバ装置1では、受付処理部11bが、算出要求を受け付け(S17)、算出部11fが、振替に関わる各種の算出を行う(S18)。より詳細には、振替算出部11gは、振替金額、及び振替ポイントを算出する。手数料算出部11hは、本サービスへの契約申し込みに際しての代理店等への支払い手数料や、提携企業による公告設定等に伴う広告手数料等を算出する。課税算出部11iは、所定の税率に基づいて、振替実行時に課税される額を算出する。そして、上乗せポイント算出部11jは、提携企業側の上乗せ率設定情報、上乗せ設定セグメント情報等に基づいて、振替を実行するユーザの属性情報(ユーザ情報DB)等をふまえた上乗せポイントを算出する。
【0050】
続いて、運営サーバ装置1では、主制御部11aの制御の下、振替算出部11gが算出した振替額や課税算出部11iが算出した課税額等をふまえて、生成部11mが、現金で年額受け取る場合とポイントに換算して受け取る場合との金額を対比して比較可能に提示するような表示データを生成し、送信部11nが当該表示データをユーザ端末装置2へと送信する(S19)。
【0051】
ユーザ端末装置2では、受信部21cが表示データを受信し、表示制御部21dの制御の下、表示部24に当該表示データに基づく表示がなされる(S20)。この表示の様子は先に図12に示した通りである。この画面によれば、ユーザは、現金で年額を受け取る場合に比べて、ポイント換算で受け取る場合に、どの程度、メリットがあるかを一目で確認することが可能となる。続いて、ユーザ端末装置2では、主制御部21aが、図12の画面において振替実行が選択されたかを判断し(S21)、振替実行が選択されずキャンセルが選択された場合には、S14に戻り、上記処理繰り返し(S21をNoに分岐)、振替実行が選択された場合には(S21をYesに分岐)、主制御部21aの制御の下、送信部21bが振替要求を運営サーバ装置1に送信する(S22)。
【0052】
運営サーバ装置1では、受付処理部11bが振替要求を受け付け(S23)、振替部11kが振替を実行し(S24)、資産管理部11eが、資金情報DB15や振替情報DB16の内容を更新し(S25)、主制御部11aの制御の下、生成部11mが振替完了に係る表示データを生成し、送信部11nが、振替完了に係る表示データをユーザ端末装置2に送信する(S26)。
【0053】
ユーザ端末装置2では、受信部21cが表示データを受信し、表示制御部21dの制御の下、表示部24に当該表示データに基づく表示がなされる(S27)。その様子は、先に図13に示した通りである。こうして、振替に関わる一連の処理を終了する。
【0054】
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、以下の効果が奏される。
【0055】
(1)資金拠出時と資金利用時の比較対象商品が相違
資金拠出時は現預金、定期預金との比較で利息が有意であること、受取の選択肢に現金があることが重要となる。仮にポイントのみの選択肢であった場合、100万円を拠出することは抵抗が生じるが、現金が選択肢にあることにより定期預金が比較対象とすることが可能となる。半年に1回の受け取り選択時は現金か提携企業が提示するポイントの上乗せ率との比較となる。
【0056】
(2)お得基準による消費前の購買意思決定
ポイント交換先の選択はお得感である上乗せ率が選択基準となり、ポイントに変換された後に実際の消費につながる。
【0057】
(3)ポイントの事前付与
企業がポイントプログラムを採用する理由はポイント付与による「消費ニーズ喚起」「顧客の囲い込み」「新規顧客の獲得」「顧客情報の獲得」であるが、一般的に購買後の事後に付与されることに対し、「事前付与」であったとしてもこれらの採用理由は全て網羅され、さらに上乗せ率が強力なニーズ喚起要因となる。
【0058】
(4)資金拠出時、交換先選択時、消費行動時の時間差
購入したいものが決まっている際に、資金拠出と上乗せポイントの交換が同時に行われると、上乗せポイント分だけ企業の収益が減ることになる。資金拠出時には交換先が「決まっていない」ことが重要な要素であり、「決まっていない資金」を企業が獲得するために販売促進費としてのポイント上乗せをする理由となり、本システムの収益源である広告料を支払う動機となる。また、交換の2か月前等から選択通知を出し、交換先の選択がなされると「消費の計画」が設定されることになり、将来の消費行動に対する追加購買行動が誘引される。例えば旅行が計画されるとその旅行に向けて鞄を新調する等の購買が誘引されるのである。これは、前述したレコメンと機能によるものである。
【0059】
(5)割引よりも上乗せ
消費の喚起のために一般的には「割引」するが、割引は収益性を犠牲にしてなされる。これに対し「上乗せ」は上乗せ分だけ販売促進費が生じるが、それ以上に売り上げが立つため割引よりも収益性は高くなる。
【0060】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
【0061】
例えば、ユーザへの広告については、過去の振替実績(履歴)等に基づいて、当該ユーザの嗜好性を分析し、嗜好に合致したカテゴリの提携企業の広告を優先的に掲載するようにしてもよいことは勿論である。
【符号の説明】
【0062】
1…運営サーバ装置、2…ユーザ端末装置、3…代理店端末装置、4…提携企業端末装置、5…資産運用サーバ装置、6…代理店サーバ装置、7…提携企業サーバ装置、8…通信網、11…制御部、11a…主制御部、11b…受付処理部、11c…契約管理部、11d…広告管理部、11e…資金管理部、11f…算出部、11g…振替算出部、11h…手数料算出部、11i…課税算出部、11j…上乗せポイント算出部、11k…振替部、11l…認証部、11m…生成部、11n…送信部、12…通信部、13…記憶部、14…ユーザ情報DB、15…資産情報DB、16…振替情報DB、17…提携企業情報DB、18…代理店情報DB、19…バスライン、21…制御部、21a…主制御部、21b…送信部、21c…受信部、21d…表示制御部、22…通信部、23…操作部、24…表示部、25…記憶部、26…バスライン。
図1
図2
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