(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023168052
(43)【公開日】2023-11-24
(54)【発明の名称】徘徊者監視装置
(51)【国際特許分類】
G08B 25/04 20060101AFI20231116BHJP
G08B 25/00 20060101ALI20231116BHJP
H04N 7/18 20060101ALI20231116BHJP
G06Q 50/22 20180101ALI20231116BHJP
E05B 49/00 20060101ALI20231116BHJP
【FI】
G08B25/04 K
G08B25/00 510M
H04N7/18 D
G06Q50/22
E05B49/00 R
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022079672
(22)【出願日】2022-05-13
(71)【出願人】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100179833
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 将尚
(72)【発明者】
【氏名】前田 真吾
(72)【発明者】
【氏名】丸尾 広行
【テーマコード(参考)】
2E250
5C054
5C087
5L099
【Fターム(参考)】
2E250AA01
2E250BB05
2E250BB64
2E250DD08
2E250FF11
5C054CA04
5C054CC02
5C054CH07
5C054DA07
5C054DA08
5C054EA01
5C054EA07
5C054GB02
5C054GB05
5C054HA12
5C054HA19
5C087AA09
5C087AA10
5C087AA37
5C087DD03
5C087DD20
5C087EE14
5C087FF01
5C087FF02
5C087FF04
5C087FF25
5C087GG08
5C087GG09
5C087GG17
5C087GG70
5C087GG83
5L099AA13
(57)【要約】
【課題】外観情報を取得することが可能な徘徊者監視装置を提供する。
【解決手段】建屋の開口部に設けられ、建屋の内部を撮像する撮像装置と、開口部に臨む前記建屋の内部における人体を感知する人感センサーと、人体の感知情報の送信先に関する情報を保持する送信先保持部と、人体の感知情報を、通信回線を介して送受信する通信部と、人感センサーが人体を感知したときに、撮像装置に建屋の内部を撮像させ、撮像された画像を予め設定された保存部に保存させるとともに、送信先保持部に保持された送信先に少なくとも人体の感知情報を通信部に送信させる制御部と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建屋の開口部に設けられ、前記建屋の内部を撮像する撮像装置と、
前記開口部に臨む前記建屋の内部における人体を感知する人感センサーと、
前記人体の感知情報の送信先に関する情報を保持する送信先保持部と、
前記人体の感知情報を、通信回線を介して送受信する通信部と、
前記人感センサーが前記人体を感知したときに、前記撮像装置に前記建屋の内部を撮像させ、撮像された画像を予め設定された保存部に保存させるとともに、前記送信先保持部に保持された送信先に少なくとも前記人体の感知情報を前記通信部に送信させる制御部と、
を備える徘徊者監視装置。
【請求項2】
前記開口部が開状態か否かを感知する開閉センサーを有し、
前記制御部は、前記開閉センサーが前記開口部の開状態を感知したときに、前記送信先のうち、予め設定された特定の前記送信先に前記人体の感知情報及び前記開口部の開状態に関する情報を前記通信部に送信させる、
請求項1に記載の徘徊者監視装置。
【請求項3】
監視対象者の認証情報を保持する認証情報保持部と、
前記開口部を少なくとも施錠させる施錠操作部と、
を備え、
前記制御部は、保存された前記画像と、前記認証情報保持部が保持する前記認証情報とを照合し、前記人体が前記監視対象者であるときに前記施錠操作部に前記開口部を施錠させる、
請求項2に記載の徘徊者監視装置。
【請求項4】
前記建屋の内部に配置されたマイクとスピーカーを備え、
前記制御部は、前記マイクが取得した音声信号を前記通信部に送信させるとともに、前記通信部が受信した音声信号に基づく音声を前記スピーカーから発生させる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の徘徊者監視装置。
【請求項5】
前記保存部は、撮像された前記画像と、前記画像が撮像された日時に関する情報とを保存し、
前記制御部は、前記送信先に前記人体の感知情報と、前記日時に関する情報とを前記通信部に送信させる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の徘徊者監視装置。
【請求項6】
前記開口部は、前記開口部を開閉可能に支持されたドアを含む、
請求項1から3のいずれか一項に記載の徘徊者監視装置。
【請求項7】
前記開口部は、前記開口部を開閉可能に支持されたサッシを含む、
請求項1から3のいずれか一項に記載の徘徊者監視装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、徘徊者監視装置に関する。
【背景技術】
【0002】
徘徊者を管理対象とする監視装置が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の徘徊者監視装置は、徘徊による外出や不審者が施設に入ってきた場合は、熱線センサーが検知し、連動装置内の受信部から制御部へ、さらにナースコール親機などの報知機器に信号を送り、音や表示などの手段によって介護者に報知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
徘徊者が家を出た場合には、早期発見の観点から家を出たことに関する情報に加えて、家を出た際の服装等の外観情報も重要であるが、特許文献1の徘徊者監視装置では外観情報を取得することができない。
【0005】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、外観情報を取得することが可能な徘徊者監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、建屋の開口部に設けられ、前記建屋の内部を撮像する撮像装置と、前記開口部に臨む前記建屋の内部における人体を感知する人感センサーと、前記人体の感知情報の送信先に関する情報を保持する送信先保持部と、前記人体の感知情報を、通信回線を介して送受信する通信部と、前記人感センサーが人体を感知したときに、前記撮像装置に前記建屋の内部を撮像させ、撮像された画像を予め設定された保存部に保存させるとともに、前記送信先保持部に保持された送信先に少なくとも前記人体の感知情報を前記通信部に送信させる制御部と、を備える徘徊者監視装置である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本開示の徘徊者監視装置が建屋に設けられた概略断面図である。
【
図2】本開示の徘徊者監視装置が設けられたドアユニットを屋内から見た正面図である。
【
図3】本開示の徘徊者監視装置における制御ブロック図である。
【
図4】本開示の徘徊者監視装置の動作フローを示す図である。
【
図5】本開示の徘徊者監視装置の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の徘徊者監視装置の実施の形態を、
図1から
図5を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
【0009】
図1及び
図2に示すように、徘徊者監視装置1は、建屋2の内部2Aにおける高齢者等の徘徊者Hの監視に用いられる。建屋2は、壁部8に設けられた開口部4を有する。開口部4は、枠部3と、枠部3に開口部4を開閉可能に支持されたドア5を有する。ドア5は、ロック部7によって施解錠される。ドア5としては、建屋2における内外の出入りが可能な玄関ドアの他に、建屋2の内部において部屋の開口部に設けられるドアに適用できる。
【0010】
徘徊者監視装置1は、撮像装置11と、保存部12と、人感センサー13と、送信先保持部14と、開閉センサー15と、施錠操作部16と、認証情報保持部17と、通信部18と、マイク19と、スピーカー20と、制御部CONTを有する。送信先保持部14と、認証情報保持部17と、通信部18と、制御部CONTは、宅内ユニット10に配置される。
【0011】
撮像装置11は、開口部4の枠部3に設けられている。撮像装置11は、枠部3の内部に埋め込まれている。撮像装置11が枠部3の内部に埋め込まれていることによって、撮像装置11の存在が目立たなくなる。撮像装置11の存在が目立たなくなることによって、徘徊者Hに対する威圧感を軽減できる。撮像装置11は、制御部CONTの制御によって起動する。撮像装置11は、枠部3に設けられた開口3Aを介して撮像する。撮像装置11は、ドア5に臨む建屋2の内部2Aの画像を開口3Aを介して撮像する。撮像装置11が撮像した画像は、
図3に示すように、保存部12に保存される。
【0012】
保存部12は、撮像装置11が有するSDカード等の記憶部であってもよいし、宅内ユニット10に設けられる記憶部であってもよいし、クラウドBであってもよい。クラウドBは、外部通信回線に設けられた記憶部であってもよい。保存部12が宅内ユニット10に設けられる記憶部及びクラウドBのいずれかである場合、撮像装置11が撮像した画像は、
図3に破線で示すように、制御部CONTを介して保存される。
【0013】
人感センサー13は、開口部4に臨む建屋2の内部2Aにおける人体の存在を感知する。以下の説明では、徘徊者Hを人体Hと呼ぶ場合がある。人感センサー13は、建屋2の内部2Aに臨む壁部9の上側に配置されている。人感センサー13は、例えば人体Hが発する赤外線を感知する赤外線センサーである。人感センサー13が感知した感知情報は、制御部CONTに送信される。
【0014】
送信先保持部14は、人体Hの感知情報について登録された送信先に関する情報を保持する。送信先に関する情報は、通常送信先と特定送信先を含む。通常送信先に関する情報としては、氏名、メールアドレス、住所及び電話番号等が挙げられる。特定送信先としては、自治体、町内会等の地域サポーターが挙げられる。特定送信先に関する情報としては、通常送信先に関する情報に加えて、団体名称等が挙げられる。
【0015】
開閉センサー15は、開口部4が開状態か否かを感知する。開閉センサー15は、開口部4におけるドア5が開状態か否かを感知する。開閉センサー15は、ドア5の屋内側に設けられたマグネット15Aを感知したときに閉状態を感知し、マグネット15Aを感知しないときに開状態を感知する。開閉センサー15は、壁部9におけるマグネット15Aと対向可能な位置に配置される。ドア5寄りの壁部9に配置されている。開閉センサー15が感知した開口部4の開閉状態に関する開閉情報は、制御部CONTに送信される。
【0016】
施錠操作部16は、ロック部7を少なくとも施錠させる。施錠操作部16は、ロック部7を施錠及び解錠させてもよい。施錠操作部16の動作は、制御部CONTによって制御される。
【0017】
認証情報保持部17は、監視対象者である人体Hの認証情報を保持する。認証情報としては、例えば、生体認証を実施するために、撮像装置11が撮像した画像と照合される画像情報である。認証情報は、例えば、顔認証に用いられる顔を含む画像である。認証情報保持部17は、制御部CONTの指示に応じて認証情報を制御部CONTに送信する。認証情報は、生体認証の他に、タグ及びGPSチップを用いるための情報であってもよい。
【0018】
マイク19は、建屋2の内部2Aに配置される。マイク19は、一例として、開口部4寄りの壁部9における上側に配置される。マイク19は、建屋2の内部2Aにおける音声を取得する。マイク19が取得した音声信号は、制御部CONTに送信される。
【0019】
スピーカー20は、建屋2の内部2Aに配置される。マイク19は、一例として、開口部4寄りの壁部9における上側に配置される。マイク19とスピーカー20は、一体化されている。マイク19とスピーカー20は、撮像装置11に設けられる構成であってもよい。スピーカー20は、受信した音声信号に基づく音声を発生させる。
【0020】
通信部18は、人体Hの感知情報及び開口部4の開閉情報の少なくともいずれか一方を通信回線を介して送受信する。保存部12がクラウドBである場合、通信部18は、制御部CONTの制御下において外部通信回線を介して人体Hの感知情報及び開口部4の開閉情報をクラウドBに送信する。通信部18は、マイク19が取得した音声信号を制御部CONTの制御下で外部通信回線及び宅内通信回線の少なくともいずれか一方を介して送信する。外部通信回線及び宅内通信回線の少なくともいずれか一方を介して音声信号を送信する送信先は、例えば、携帯情報端末Sである。
【0021】
徘徊者監視装置1において、建屋2の内部2Aに配置された機器同士の信号の送受信は、宅内通信回線を用いて行われる。宅内通信回線における通信規格は、一例として、登録商標のBluetoothである。宅内通信回線における通信規格は、登録商標の「Bluetooth」の他に、登録商標の「ZigBee」等であってもよい。
【0022】
制御部CONTは、徘徊者監視装置1において感知された情報を統括的に制御する。
図3に示される矢印は、徘徊者監視装置1の各機器間において信号が送信される方向を示している。以下では、制御部CONTの制御下で行われる徘徊者監視装置1の動作フローについて、
図4を用いて説明する。
【0023】
図4に示すように、ステップS1において、人感センサー13が人体Hの存在を感知した信号を制御部CONTが受信すると、ステップS2において、制御部CONTは、撮像装置11を起動させて撮像させる。ステップS3において、制御部CONTは、人体Hの感知情報を送信先保持部14に保持された通常送信先に通信部18を介して送信させる。通信部18から送信された感知情報は、例えば、携帯情報端末Sにメールとして送信され通知される。送信先保持部14にユーザ登録されたユーザは、携帯情報端末Sによって受信したメールによって、建屋2の内部2Aにおける人体Hの存在を認識できる。
【0024】
人体Hの存在を認識したユーザが携帯情報端末Sを操作した場合には、徘徊者Hとの双方向会話が可能である。ステップS4において、携帯情報端末Sから送信された音声信号を通信部18が受信すると、制御部CONTは受信した音声信号に基づく音声をスピーカー20から発生させる。徘徊者Hの音声を取得したマイク19は、音声信号を制御部CONTに送信する。音声信号を受信した制御部CONTは、通信部18を介してユーザの携帯情報端末Sに送信する。ユーザは、携帯情報端末Sを介して自身の音声を送信しつつ、徘徊者Hの音声を聴取する双方向会話を実施できる。
【0025】
人体Hの感知情報に応じて起動した撮像装置11は、ステップS5において、開口部4に臨む建屋2の内部2Aを撮像する。撮像装置11が撮像することで、人体Hの画像が取得される。ステップS6において、人体Hの画像は、保存部12に送信されて保存される。保存部12がクラウドBの場合、制御部CONTは、通信部18に人体Hの画像を送信させて保存させる。人体Hの画像が保存部12に保存される際に、制御部CONTは、画像と対応付けて画像の取得日時を保存部12に保存させる。
【0026】
人体Hの画像を保存した後には、ステップS7において、双方向会話の際にユーザの指示に応じて人体Hの画像データをユーザに転送できる。制御部CONTは、ユーザの指示信号を通信部18を介して受信すると、保存部12に保存された画像を画像取得日時とともにユーザに転送する。画像を受信したユーザは、取得した画像に応じて人体Hが誰であるか、建屋2の内部2Aの様子等を視認することが可能になる。
【0027】
人体Hの画像と、画像の取得日時を保存することによって、徘徊者Hの所在が不明となったときに、建屋2から出た日時と、徘徊者Hの服装等の外観情報を確認できる。徘徊者Hの服装等を確認することによって、徘徊者Hを知らない人が行う捜索活動を容易にするとともに、徘徊者Hが建屋2の外において確保されたときに、該当者が徘徊者Hであることを確認しやすくなる。
【0028】
人体Hの画像が保存された後に、例えば、ユーザが携帯情報端末Sを操作して開口部4の施錠を指示する信号を送信した場合、ステップS8において、開口部4の施錠信号を受信した制御部CONTは、施錠操作部16を制御してロック部7を施錠させる。ロック部7を施錠することによって、徘徊者Hが開口部4を開けて建屋2から出ることを防ぎやすくなる。
【0029】
人体Hの画像が保存された後には、設定に応じて生体認証が可能である。生体認証を実施する場合、ステップS9において、制御部CONTは、認証情報保持部17に保持されている画像を照会認証情報として用い、人体Hの画像と照合する。人体Hの画像と生体認証用の画像とを照合することによって、撮像された人体Hが生体認証用の画像の人物と同一人物であるか否かを判別できる。生体認証が設定され、撮像された人体Hが生体認証用の画像の人物と同一人物でない場合には、ステップS10以降の動作を実施しない設定とすることも可能である。
【0030】
ステップS10において、開閉センサー15が開口部4の開閉情報のうち開状態を感知した信号を制御部CONTが受信すると、ステップS11において、制御部CONTは、開口部4の開情報を送信先保持部14に保持された通常送信先に通信部18を介して送信させる。開状態を感知したときに特定送信先にメール送信する設定がされている場合、ステップS12において、制御部CONTは、特定送信先に対しても開口部4の開情報を、通信部18を介してメール送信させる。開状態を感知して人体Hが建屋2の外に出た可能性が高い場合には、予め登録された通常送信先に加えて、特定送信先に対しても情報を通知できるため、迅速な対応が可能になる。例えば、特定送信先に対してメール送信する際に、人体Hの画像を転送することも設定可能である。人体Hの画像を転送することによって、特定送信先に登録された登録者は撮像された人物を正確に捜索及び確保することができる。
【0031】
実施形態の徘徊者監視装置1を用いたときには、撮像した人体Hの画像によって、人体Hの外観情報を取得できる。実施形態の徘徊者監視装置1を用いたときには、人体Hの外観情報を取得することによって、徘徊者Hを正確に捜索及び確保することができる。
【0032】
以上、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態について説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0033】
徘徊者監視装置1においては、撮像装置11が開口部4のうち枠部3に設けられる構成を例示したが、ドア5に設けられる構成であってもよい。開口部4は、ドア5を含む構成を例示したが、開口部4を開閉可能に支持されたサッシを含む構成であってもよい。開口部4は、ドア5及びサッシを含む概念である。
【0034】
徘徊者監視装置1においては、ドアが開き戸である構成を例示したが、ドア引き戸であってもよい。ドアが引き戸の場合は、
図5に示されるように、引き戸5A,5Bのうち、屋内側の引き戸5Aにマグネット15Aを配置し、枠部3B、3Cのうち引き戸5A側の枠部3Bに開閉センサー15を配置すればよい。
【符号の説明】
【0035】
1…徘徊者監視装置、2…建屋、2A…内部、3…枠部、4…開口部、3…枠部、5…ドア、11…撮像装置、12…保存部、13…人感センサー、14…送信先保持部、15…開閉センサー、16…施錠操作部、17…認証情報保持部、18…通信部、19…マイク、20…スピーカー、CONT…制御部、H…人体(徘徊者)