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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023168149
(43)【公開日】2023-11-24
(54)【発明の名称】全身麻酔用枕
(51)【国際特許分類】
   A61G 13/12 20060101AFI20231116BHJP
   A61M 16/01 20060101ALI20231116BHJP
   A47G 9/10 20060101ALI20231116BHJP
【FI】
A61G13/12 A
A61M16/01 Z
A47G9/10 P
A47G9/10 F
A47G9/10 M
A47G9/10 V
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022079821
(22)【出願日】2022-05-13
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-12-12
(71)【出願人】
【識別番号】522177525
【氏名又は名称】川▲崎▼ 健太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100134430
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 卓士
(72)【発明者】
【氏名】川▲崎▼ 健太郎
【テーマコード(参考)】
3B102
4C341
【Fターム(参考)】
3B102AC02
4C341MM04
4C341MN12
(57)【要約】
【課題】全身麻酔を受ける患者の頭の角度を簡易に調整すること。
【解決手段】ベッド120に仰臥した全身麻酔患者130の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方に接触する頭部接触部101と、ビーズが充填された密封袋体であって、頭部接触部101を支持する支持部102と、支持部102の密封袋体の内部の気体を排出するためのバルブ103と、を備えた全身麻酔用枕100により、全身麻酔を受ける患者の頭の角度を簡易に調整することが可能となる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッドに仰臥した全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方に接触する頭部接触部と、
ビーズが充填された密封袋体であって、前記頭部接触部を支持する支持部と、
前記密封袋体の内部の気体を排出するためのバルブと、
を備えた全身麻酔用枕。
【請求項2】
全身麻酔前の気管挿管時においては、前記バルブから前記密封袋体の内部の気体を排出し、前記密封袋体の内部を陰圧にすることにより、前記頭部接触部が前記ベッドの上面から第1距離だけ離れた状態で前記支持部を固化し、
全身麻酔中においては、前記バルブから前記密封袋体の内部に空気を導入して、前記ベッドの上面から前記第1距離よりも小さな第2距離だけ離れた状態で前記全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方を支える請求項1に記載の全身麻酔用枕。
【請求項3】
前記密封袋体は、前記頭部接触部側の第1領域と、前記ベッド側の第2領域とを含み、前記第1領域と前記第2領域との間では、前記ビーズが流動しないが、空気は導通する請求項1または2に記載の全身麻酔用枕。
【請求項4】
前記密封袋体は、前記ベッド側から前記頭部接触部側に向けて縦に少なくとも第1、第2袋体に分割されており、前記第1袋体は、前記頭部接触部側の第1領域と、前記ベッド側の第2領域とに分かれており、前記第2袋体は、前記第1領域と前記第2領域の境界位置とは異なる位置で前記頭部接触部側の第3領域と前記ベッド側の第4領域とに分かれており、前記第1~第4領域間では、前記ビーズは流動しないが、空気は流通する請求項1または2に記載の全身麻酔用枕。
【請求項5】
前記頭部接触部も前記ビーズが充填された密封袋体であって、前記支持部との間で空気が流通する請求項1または2に記載の全身麻酔用枕。
【請求項6】
前記バルブは、前記頭部接触部としての密封袋体に設けられ、前記バルブから前記頭部接触部としての密封袋体および前記支持部としての密封袋体の内部の気体を排出する請求項5に記載の全身麻酔用枕。
【請求項7】
前記支持部は、前記頭部接触部を挟んで2つ設けられ、
2つの前記支持部の一端は前記頭部接触部に延設され、
2つの前記支持部の他端に連結された底板をさらに備えた請求項1または2に記載の全身麻酔用枕。
【請求項8】
前記頭部接触部は、内部に頭部支持板を含む請求項1に記載の全身麻酔用枕。
【請求項9】
前記頭部支持板は、患者の後頭部を安定支持するための穴を有する請求項8に記載の全身麻酔用枕。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全身麻酔用枕に関する。
【背景技術】
【0002】
上記技術分野において、特許文献1には、患者位置決め装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2018-503408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記文献に記載の技術では、患者の頭の角度を簡易に調整することができなかった。
【0005】
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明にかかる全身麻酔用枕は、
ベッドに仰臥した全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方に接触する頭部接触部と、
ビーズが充填された密封袋体であって、前記頭部接触部を支持する支持部と、
前記密封袋体の内部の気体を排出するためのバルブと、
を備えた全身麻酔用枕である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、全身麻酔を受ける患者の頭の角度を簡易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1実施形態に係る全身麻酔用枕の構成を示す概略図である。
図2】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の構成を示す斜視図である。
図3】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の形状変化の方法を示す図である。
図4】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の構成を示す斜視図である。
図5】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の使用状態を示す図である。
図6】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の使用状態を示す図である。
図7】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の他の形状を示す図である。
図8】第2実施形態に係る全身麻酔用枕のさらに他の形状を示す図である。
図9】第2実施形態に係る全身麻酔用枕の使用状態を示す図である。
図10】第3実施形態に係る全身麻酔用枕の構成を示す斜視図である。
図11】第3実施形態に係る全身麻酔用枕の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての全身麻酔用枕100について、図1を用いて説明する。図1に示すように全身麻酔用枕100は、ベッド120に仰臥した全身麻酔患者130の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方に接触する頭部接触部101と、ビーズが充填された密封袋体であって、頭部接触部101を支持する支持部102と、密封袋体の内部の気体を排出するためのバルブ103と、を備える。
【0011】
なお、図1では、支持部102を2つ描いているが、支持部102は、1つでも3つ以上でもよい。また、バルブ103は、支持部102としての密封袋体と連通しており、支持部102内部の気体を排出することができる。バルブ103は、1つとは限らず、複数備えてもよい。
【0012】
以上の構成によれば、密封袋体の内部を陰圧にすることにより、中のビーズを凝集させて支持部102を固くすることができる。頭部接触部101の角度を最適化した後にバルブ103から吸気するだけで簡単に、患者130の頭部の角度を調整することができる。
【0013】
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る全身麻酔用枕200について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る全身麻酔用枕200の構成を説明するための斜視図である。
【0014】
全身麻酔用枕200は、ビーズが充填され逆U字型に折りたたまれた密封袋体201と、密封袋体201に取り付けられたバルブ202と、底板203と、頭部支持板204とを備える。本実施形態では、一つの密封袋体201が、頭部接触部と支持部の役割を果たす。つまり、頭部接触部もビーズが充填された密封袋体であって、支持部との間で空気が流通する。支持部は、頭部接触部を挟んで2つ設けられ、2つの支持部の一端は頭部接触部に延設され、2つの支持部の他端は、底板203に連結されている。頭部支持板204は、患者の後頭部を安定支持するための円形状の穴241を有する。
図3に示すように、ベッド220に患者が仰臥した状態で、右手を頭部支持板204と底板203との間に差し込み、患者頭部ごと頭部支持板204を持ち上げながら、バルブ202から密封袋体201の空気を排出すると、図4に示すように、ベッドから離れた位置に頭部接触部を維持することが可能となる。
【0015】
具体的には、全身麻酔前の気管挿管時においては、バルブ202から密封袋体201の内部の気体を排出し、密封袋体201内部を陰圧にすることにより、頭部接触部がベッドの上面から第1距離だけ離れた状態で支持部を固化する(袋体のビーズを凝集させる)。バルブ202は、頭部接触部としての密封袋体201に設けられ、バルブ202から頭部接触部としての密封袋体および支持部としての密封袋体の内部の気体を排出する。
【0016】
図5に示すように、頭部接触部を最適な高さとすることにより、患者の頭部を、気管挿管に最適な角度Aとすることができる。具体的には、医師150が、患者の喉の奥を覗き見たときに、気管と食道の区別がはっきりつく角度に、患者の頭部を固定できれば、気管の挿管をスムーズに行うことが可能となる。
【0017】
気管内に直接チューブを挿入して留置する気管挿管は、心肺蘇生や長期人工呼吸管理,そして全身麻酔には必須の手技であるが、挿管に際して、チューブは口腔、咽頭、喉頭を経由して声門から気管に挿入される。挿管が確実に行われるためには、口腔、咽頭、喉頭の軸が一致して、声門が見えることが必要となる。通常の仰臥位では、口腔軸と咽頭・喉頭軸はほぼ直角を形成しており咽頭軸と喉頭軸もずれている。そこで、本実施形態では、枕の高さを調整して頭の角度を変えることによって咽頭軸と喉頭軸のなす角度を小さくする(いわゆるsniffing positionにする)ことができる。
【0018】
一方、全身麻酔中においては、バルブ202から密封袋体201内部に空気を導入して、ベッドの上面から第1距離よりも小さな第2距離だけ離れた状態で全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方を支える。全身麻酔中は、手術等が行われるため、患者の体を動かす場合がある。挿管時は、挿管を確実に行うために枕を高くし、挿管後に枕を低くすることにより、より確実に全身麻酔中の患者頭部の安定化を図ることが可能となる。
【0019】
すなわち、図6に示すように、挿管前と、挿管時と、全身麻酔中とで枕の高さを自在に変える(例えば、6cm→15cm→6cm)ことにより、非常にスムーズに挿管を行うことが可能となり、かつ全身麻酔中の患者の姿勢を安定化させることができる。
【0020】
なお、本実施形態にかかる枕によれば、図7図8に示すように、様々な形状に変化させることができ、図9に示すようにより患者の状態や体型に合った形状で使うことができる。なお、以上の実施形態では、密封袋体201は、平板を逆U字型に折りたたんだ形状となっているが、本発明においては、その形状は限定されない。例えば、円筒状に形成された袋体でもよい。支持部のみがビーズの充填された密封袋体で、頭部接触部はクッション材でもよい。つまり、支持部が陰圧により硬化することで、頭部接触部の高さや角度が自在になることが重要である。
【0021】
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る全身麻酔用枕について、図10図11を用いて説明する。図10図11は、本実施形態に係る全身麻酔用枕の構成を説明するための斜視図である。本実施形態に係る全身麻酔用枕は、上記第2実施形態と比べると、密封袋体が領域分割されている点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0022】
密封袋体1001は、頭部接触部側の第1領域1011、1012と、ベッド側の第2領域1013、1014とを含み、第1領域1011、1012と第2領域1013、1014との間では、ビーズが流動しないが、空気は導通する仕切り部1015が設けられている。これらの領域分割と仕切り部は、逆側の支持部にも設けられている。
【0023】
密封袋体1001は、ベッド側から頭部接触部側に向けて縦に4つの袋体1021~1024に分割されている。
【0024】
袋体1022、1023は、頭部接触部側の第1領域1011、1012と、ベッド側の第2領域1013,1014とに分かれている。第2袋体1021は、第1領域と第2領域の境界位置1015とは異なる位置の仕切り部1021、1022で頭部接触部側の第3領域1016、1017とベッド側の第4領域1018、1019とに分かれている。第1~第4領域間の仕切りおよび上述の仕切り部1015、1021、1022では、ビーズは流動しないが、空気を流通させる小さな穴が開いている。
【0025】
図11は、本実施形態の全身麻酔用枕1000について、頭部接触部がベッドから十分に離れた状態で密封袋体を陰圧にして凝固させた状態を示す斜視図である。
【0026】
このような形状にしても、仕切り部1015があるため、全てのビーズが下方に流れるということを防止することができる。また、仕切り部1015と、仕切り部1021,1022との位置が異なるため、仕切り部を折り目として支持部が折れ曲がることは回避できる。すなわち、形状安定性が向上する。
【0027】
なお、本実施形態では、大きな密封袋体に仕切り部を設けて領域を分割したが、大きな密封袋体に、小さな袋体を複数内包させる方法により、同様の構成を実現してもよい。
【0028】
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の技術的範囲で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の技術的範囲に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2022-10-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッドに仰臥した全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方に接触する頭部接触部と、
前記頭部接触部を支持する支持部と、
を備えた全身麻酔用枕であって、
前記支持部及び前記頭部接触部は、ビーズが充填された密封袋体であって、
前記密封袋体の内部の気体を排出するためのバルブを更に有し、
前記密封袋体は、少なくとも第1、第2袋体を含み、
前記第1袋体は、第1仕切り部により、前記頭部接触部側の第1領域と、前記ベッド側の第2領域とに分かれており、
前記第2袋体は、第1仕切り部とは異なる位置の第2仕切り部により、前記頭部接触部側の第3領域と前記ベッド側の第4領域とに分かれており、
前記第1~第4領域間では、前記ビーズは流動しないが、空気は流通する全身麻酔用枕。
【請求項2】
全身麻酔前の気管挿管時においては、前記バルブから前記密封袋体の内部の気体を排出し、前記密封袋体の内部を陰圧にすることにより、前記頭部接触部が前記ベッドの上面から第1距離だけ離れた状態で前記支持部を固化し、
全身麻酔中においては、前記バルブから前記密封袋体の内部に空気を導入して、前記ベッドの上面から前記第1距離よりも小さな第2距離だけ離れた状態で前記全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方を支える請求項1に記載の全身麻酔用枕。
【請求項3】
前記支持部は、前記頭部接触部を挟んで2つ設けられ、
2つの前記支持部の一端は前記頭部接触部に延設され、
2つの前記支持部の他端に連結された底板をさらに備えた請求項1または2に記載の全身麻酔用枕。
【請求項4】
前記頭部接触部は、内部に頭部支持板を含む請求項1に記載の全身麻酔用枕。
【請求項5】
前記頭部支持板は、患者の後頭部を安定支持するための穴を有する請求項に記載の全身麻酔用枕。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明にかかる全身麻酔用枕は、
ベッドに仰臥した全身麻酔患者の後頭部および後頚部の少なくともいずれか一方に接触する頭部接触部と、
前記頭部接触部を支持する支持部と、
を備えた全身麻酔用枕であって、
前記支持部及び前記頭部接触部は、ビーズが充填された密封袋体であって、
前記密封袋体の内部の気体を排出するためのバルブを更に有し、
前記密封袋体は、少なくとも第1、第2袋体を含み、
前記第1袋体は、第1仕切り部により、前記頭部接触部側の第1領域と、前記ベッド側の第2領域とに分かれており、
前記第2袋体は、第1仕切り部とは異なる位置の第2仕切り部により、前記頭部接触部側の第3領域と前記ベッド側の第4領域とに分かれており、
前記第1~第4領域間では、前記ビーズは流動しないが、空気は流通する全身麻酔用枕である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
密封袋体1001は、頭部接触部側の第1領域1011、1012と、ベッド側の第2領域1013、1014とを含み、第1領域1011、1012と第2領域1013、1014との間では、ビーズが流動しないが、空気は導通する第1仕切り部1015が設けられている。これらの領域分割と仕切り部は、逆側の支持部にも設けられている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
第1袋体1022、1023は、頭部接触部側の第1領域1011、1012と、ベッド側の第2領域1013,1014とに分かれている。第2袋体1021、1024は、第1領域と第2領域の境界位置1015とは異なる位置の第2仕切り部1025、1026で頭部接触部側の第3領域1016、1017とベッド側の第4領域1018、1019とに分かれている。第1~第4領域間の仕切りおよび上述の第1仕切り部1015、第2仕切り部1025、1026では、ビーズは流動しないが、空気を流通させる小さな穴が開いている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正の内容】
図10
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正の内容】
図11