(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023169080
(43)【公開日】2023-11-29
(54)【発明の名称】自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム及びその自己適応調整方法
(51)【国際特許分類】
H05B 45/52 20200101AFI20231121BHJP
【FI】
H05B45/52
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022125178
(22)【出願日】2022-08-05
(31)【優先権主張番号】202210527708.7
(32)【優先日】2022-05-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】317016394
【氏名又は名称】厦門普為光電科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】盧福星
(72)【発明者】
【氏名】劉栄土
(72)【発明者】
【氏名】劉春明
【テーマコード(参考)】
3K273
【Fターム(参考)】
3K273AA10
3K273BA34
3K273BA37
3K273CA02
3K273EA07
3K273EA25
3K273EA35
3K273EA36
3K273EA41
3K273FA08
3K273FA14
3K273FA26
3K273GA25
3K273GA29
3K273HA14
3K273HA17
(57)【要約】
【課題】自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム及びその自己適応調整方法を提供する。
【解決手段】
インテリジェント照明装置制御システムは複数の照明装置とインテリジェント照明装置制御器を含む。インテリジェント照明装置制御器は検出モジュール、主電源モジュール及びインテリジェント制御モジュールを含む。検出モジュールは検出回路を有し、主電源モジュールは複数の第1電極コネクタと共通第2電極コネクタを有し、第1電極コネクタは検出回路に接続され、検出回路を介して照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、共通第2電極コネクタは照明装置の第2電極に接続され、電力信号を出力して照明装置を駆動し、検出回路に照明装置に対応する複数の検出信号を生成させる。インテリジェント制御モジュールは検出信号に応じてフィードバック信号を生成し、主電源モジュールがフィードバック信号に応じて自己適応調整機能を実行する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが第1電極及び第2電極を有する複数の照明装置と、
インテリジェント照明装置制御器と、
を備え、
前記インテリジェント照明装置制御器は、
検出回路を有する検出モジュールと、
複数の第1電極コネクタ及び共通第2電極コネクタを有し、前記複数の第1電極コネクタは、前記検出回路に接続され、前記検出回路を介して複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、前記共通第2電極コネクタは、前記複数の照明装置の第2電極に接続され、電力信号を出力して前記複数の照明装置を駆動し、前記検出回路に前記複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成させる主電源モジュールと、
前記検出モジュール及び前記主電源モジュールに接続され、前記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成して前記主電源モジュールに送信し、前記主電源モジュールが前記フィードバック信号に応じて前記電力信号を調整し、自己適応調整機能を実行するインテリジェント制御モジュールと、
を含むことを特徴とする自己適応型調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項2】
前記検出モジュールは、少なくとも1つの演算増幅器回路を更に含み、且つ前記検出回路は、前記複数の照明装置に対応する複数の検出器を含むことを特徴とする請求項1に記載の自己適応型調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項3】
前記インテリジェント照明装置制御器は、手動パワースイッチを更に含み、前記手動パワースイッチは、前記主電源モジュールの電力信号のパワーを調整することを特徴とする請求項1に記載の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項4】
更に低電圧電源モジュールを備え、前記主電源モジュールは、前記低電圧電源モジュールを介して前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールに接続され、前記低電圧電源モジュールは、低電圧出力を生成し、電圧安定化機能を提供し、前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールを駆動することを特徴とする請求項1に記載の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項5】
前記検出モジュールは、前記複数の検出信号を増幅し、前記インテリジェント制御モジュールは、増幅された前記複数の検出信号の総和を計算してフィードバック信号を生成し、前記フィードバック信号を前記主電源モジュールに送信することを特徴とする請求項1に記載の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項6】
複数の照明装置を提供する工程と、
検出モジュールの検出回路を前記複数の照明装置の第1電極に接続する工程と、
主電源モジュールの共通第2電極コネクタを前記複数の照明装置の第2電極に接続し、且つ主電源モジュールの複数の第1電極コネクタを、前記検出回路を介して前記複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続し、前記主電源モジュールから電力信号を出力して前記複数の照明装置を駆動する工程と、
前記検出回路を介して前記複数の照明装置に対応する複数の検出信号を生成する工程と、
インテリジェント制御モジュールを介して前記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成し、前記主電源モジュールに送信する工程と、
前記複数の主電源モジュールによって前記フィードバック信号に応じて前記複数の照明装置のいずれか1つが故障した場合に前記電力信号を調整し、自己適応調整機能を実行する工程と、
を含むことを特徴とするインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項7】
検出モジュールは、少なくとも1つの演算増幅器回路を更に含み、且つ前記検出回路は、前記複数の照明装置に対応する複数の検出器を含むことを特徴とする請求項6に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項8】
手動パワースイッチを介して前記主電源モジュールの電力信号のパワーを調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項6に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項9】
前記主電源モジュールを介して低電圧電源モジュールによって前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールに給電し、前記低電圧電源モジュールに低電圧出力を生成させ、電圧安定化機能を提供し、前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールを駆動する工程を更に含むことを特徴とする請求項6に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項10】
前記検出モジュールによって前記複数の検出信号を増幅する工程と、
前記インテリジェント制御モジュールを介して増幅された検出信号の総和を計算して前記フィードバック信号を生成する工程と、
前記インテリジェント制御モジュールを介して前記フィードバック信号を前記主電源モジュールに送信する工程と、
を更に含むことを特徴とする請求項6に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インテリジェント照明装置制御システム、特に自己適応型調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システムに関する。本発明は、また、インテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法に関する。
【背景技術】
【0002】
地球温暖化とエネルギー危機により、省エネは、全ての照明装置メーカーの共通の目標となっている。省エネや節電のニーズに応えるため、多種の省エネ照明装置が開発されてきた。しかしながら、従来の照明制御システムは、効果的な自己適応調整機能を提供することができないため、照明制御システムのいずれかのランプが損壊すると、他のランプも損壊する可能性がある。このような状況が発生した場合、使用者は、照明制御システムのランプ又は電源の交換又は修理が必要になり、使用上非常に不便であり、照明制御システムのメンテナンスコストが大幅に増加する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム及びその自己適応調整方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施形態によれば、複数の照明装置と、インテリジェント照明装置制御器と、を備えるインテリジェント照明装置制御システムを提供する。インテリジェント照明装置制御器は、検出モジュールと、主電源モジュールと、インテリジェント制御モジュールと、を含む。検出モジュールは、検出回路を有する。主電源モジュールは、複数の第1電極コネクタ及び共通第2電極コネクタを有し、前記複数の第1電極コネクタは、前記検出回路に接続され、前記検出回路を介して複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、前記共通第2電極コネクタは、前記複数の照明装置の第2電極に接続され、電力信号を出力して前記複数の照明装置を駆動し、前記検出回路に前記複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成させる。インテリジェント制御モジュールは、前記検出モジュール及び前記主電源モジュールに接続され、前記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成して前記主電源モジュールに送信し、前記主電源モジュールが前記フィードバック信号に応じて前記電力信号を調整し、自己適応調整機能を実行する。
【0005】
一実施形態において、前記検出モジュールは、少なくとも1つの演算増幅器回路を更に含み、且つ前記検出回路は、前記複数の照明装置に対応する複数の検出器を含む。
【0006】
一実施形態において、前記インテリジェント照明装置制御器は、手動パワースイッチを更に含み、前記手動パワースイッチは、前記主電源モジュールの電力信号のパワーを調整する。
【0007】
一実施形態において、インテリジェント照明装置制御器は、低電圧電源モジュールを更に備え、前記主電源モジュールは、前記低電圧電源モジュールを介して前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールに接続され、前記低電圧電源モジュールは、低電圧出力を生成し、電圧安定化機能を提供し、前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールを駆動する。
【0008】
一実施形態において、前記検出モジュールは、前記複数の検出信号を増幅し、前記インテリジェント制御モジュールは、増幅された前記複数の検出信号の総和を計算してフィードバック信号を生成し、前記フィードバック信号を前記主電源モジュールに送信する。
【0009】
本発明のもう1つの実施形態によれば、複数の照明装置を提供する工程と、検出モジュールの検出回路を前記複数の照明装置の第1電極に接続する工程と、主電源モジュールの共通第2電極コネクタを前記複数の照明装置の第2電極に接続し、且つ主電源モジュールの複数の第1電極コネクタを、前記検出回路を介して前記複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続し、前記主電源モジュールから電力信号を出力して前記複数の照明装置を駆動する工程と、前記検出回路を介して前記複数の照明装置に対応する複数の検出信号を生成する工程と、インテリジェント制御モジュールを介して前記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成し、前記主電源モジュールに送信する工程と、前記複数の主電源モジュールによって前記フィードバック信号に応じて前記複数の照明装置のいずれか1つが故障した場合に前記電力信号を調整し、自己適応調整機能を実行する工程と、を含むインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法を提供する。
【0010】
一実施形態において、検出モジュールは、少なくとも1つの演算増幅器回路を更に含み、且つ前記検出回路は、前記複数の照明装置に対応する複数の検出器を含む。
【0011】
一実施形態において、インテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法は、手動パワースイッチを介して前記主電源モジュールの電力信号のパワーを調整する工程を更に含む。
【0012】
一実施形態において、インテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法は、前記主電源モジュールを介して低電圧電源モジュールによって前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールに給電し、前記低電圧電源モジュールに低電圧出力を生成させ、電圧安定化機能を提供し、前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールを駆動する工程を更に含む。
【0013】
一実施形態において、インテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法は、前記検出モジュールによって前記複数の検出信号を増幅する工程と、前記インテリジェント制御モジュールを介して増幅された検出信号の総和を計算して前記フィードバック信号を生成する工程と、前記インテリジェント制御モジュールを介して前記フィードバック信号を前記主電源モジュールに送信する工程と、を更に含む。
【発明の効果】
【0014】
上記を受けて、本発明の実施形態による自己適応調整機能を有するインテリジェント照明装置制御システム及びその方法は、以下の利点を1つ以上有することができる。
(1)本発明の一実施形態では、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、検出モジュールとインテリジェント制御モジュールとを有し、インテリジェント制御モジュールに検出モジュールが提供する検出信号に応じてフィードバック信号を生成させ、主電源モジュールに送信し、主電源モジュールにフィードバック信号に応じて電力信号を調整させ、自己適応型調整機能を実行させる。従って、いずれか1つの照明装置が損壊した場合、主電源モジュールは、自己適応調整機能によって電力信号を調整し、過剰な電力信号による他の照明装置又は主電源モジュールの損壊を回避することができるため、これらの照明装置は、常に高効率で動作し、高い信頼性を実現し、照明システムのメンテナンスコストを大幅に削減する。
(2)本発明の一実施形態では、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、特殊な設計の検出モジュールを有する。検出モジュールは、複数の第1電極コネクタ、共通第2電極コネクタ及び検出回路を有し、複数の第1電極コネクタが検出回路に接続され、且つ上記の複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、共通の第2電極コネクタは、上記の複数の照明装置の第2電極に接続される。検出回路は、上記の複数の照明装置に対応する複数の検出器を含む。従って、検出回路は、上記の複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成し、検出回路の精度を向上させ、インテリジェント照明装置制御システムの効率を大幅に向上させることができる。
(3)本発明の一実施形態では、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、特殊な設計の検出モジュールを有し、検出モジュールは、上記の複数の検出信号を増幅し、インテリジェント制御モジュールは、増幅された上記の複数の検出信号の総和を計算してフィードバック信号を生成し、フィードバック信号を主電源モジュールに送信する。上記のメカニズムは、検出回路の精度を更に向上させ、インテリジェント照明装置制御システムの効率を更に向上させることができる。
(4)本発明の一実施形態では、インテリジェント照明装置制御システムは、他の機能回路と統合してより多くの機能を提供することもできるため、使用上更に柔軟性を有し、実際の応用の必要をより良く満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の一実施形態による自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システムのブロック図である。
【
図2】本発明の一実施形態による自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器の検出モジュールの回路図である。
【
図3】本発明の一実施形態によるインテリジェント照明装置制御システムの説明図である。
【
図4】本発明の一実施形態によるインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下の実施形態では、本発明の詳細な特徴及び利点を説明し、その内容は、当業者に本発明の技術内容を理解し、それに応じて実施可能にさせるのに十分であり、且つ本明細書の開示内容、特許請求の範囲及び図面により、当業者が本発明に関する目的及び利点を容易に理解できるようにする。
【0017】
以下では、関連する図面を参照し、本発明の照度補償機能を備えた照明装置及び照明装置の照度補償方法の実施形態について説明するが、分かり易く且つ図面で説明し易くするために、図面内の各部材は、寸法及び比率を誇張又は縮小して示し得る。以下の説明及び/又は特許請求の範囲において、部材が別の部材に「接続」又は「結合」すると述べる場合、それは、当該別の部材に直接的な接続又は結合してもよく、仲介する部材が存在してもよい。部材が別の部材に「直接接続」又は「直接結合」すると述べる場合、仲介する部材が存在せず、部材又は層間の関係を説明するための他の用語についても同様に解釈されるべきである。理解し易くするため、以下の実施形態における同じ部材は、同じ符号で示して説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態による自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システムのブロック図である。図に示すように、インテリジェント照明装置制御システム3は、インテリジェント照明装置制御器1及び複数の照明装置2とを含む。インテリジェント照明装置制御器1は、主電源モジュール11、検出モジュール12、インテリジェント制御モジュール13及び低電圧電源モジュール14を含む。
【0019】
主電源モジュール11は、検出モジュール12、インテリジェント制御モジュール13及び低電圧電源モジュール14に接続され、検出モジュール12を介して複数の照明装置2に接続される。ここで、主電源モジュール11は、整流回路、フィルタ回路、EMI回路及びアンチサージ回路のうちの1つ又は複数を含むことができ、インテリジェント照明装置制御器1を安定して動作させることができる。主電源モジュール11は、低電圧電源モジュール14及び上記の複数の照明装置2に給電することができる。一実施形態では、上記の複数の照明装置2は、発光ダイオード(LED)ランプであってよく、この発光ダイオードランプは、ストロボの割合が10%未満であり、その両端が正負極性に関係なく動作電圧に接続されており、正常に動作することができる。
【0020】
低電圧電源モジュール14は、検出モジュール12、インテリジェント制御モジュール13に接続される。低電圧電源モジュール14は、低電圧出力(例えば、12V及び/又は5V)を生成し、電圧安定化機能を提供して、検出モジュール12及びインテリジェント制御モジュール13を駆動して、検出モジュール12及びインテリジェント制御モジュール13を正常に動作させることができる。
【0021】
インテリジェント制御モジュール13は、検出モジュール12に接続され、検出モジュール12によって生成された信号に応じて自己適応調整機能を実行する。一実施形態では、インテリジェント制御モジュール13は、マイクロコントローラ(MCU)、CPU、特定用途向け集積回路(ASIC)又は他の類似の構成要素であってよい。
【0022】
検出モジュール12は、上記の複数の照明装置2に接続され、上記の複数の照明装置2に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成する。検出モジュール12は、上記の複数の照明装置2の動作を監視し、いずれか1つの照明装置2が故障した場合に照明装置2の故障状態を分析する。
【0023】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって、本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システムに基づいて行われる均等の修正又は変更は、依然として本発明の特許範囲内に含まれるべきである。
【0024】
図2及び
図3は、本発明の一実施形態による自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器の検出モジュールの回路図及びインテリジェント照明装置制御システムの説明図である。
図2及び
図3に示すように、主電源モジュール11は、複数の第1電極コネクタE1及び共通第2電極コネクタE2を有する。検出モジュール12は、検出回路Csと演算増幅器回路K1、K2とを有する。上記の複数の第1電極コネクタE1は、検出回路Csに接続され、4つの照明装置2の第1電極LED1f~LED4fにそれぞれ接続され、共通第2電極コネクタE2は、上記の4つの照明装置2の第2電極LED1s~LED4sに接続される。演算増幅器回路K1は、抵抗R1~R10、コンデンサC1~C4及び演算増幅器OPを含み、2つの照明装置2の第1電極LED1f~LED2fに接続される。演算増幅器回路K1は、抵抗R1~R10、コンデンサC1~C4及び演算増幅器OPを含み、2つの照明装置2の第1電極LED3f~LED4fに接続される(Vdは動作電圧である)。当然ながら、上記の複数の照明装置2は、実際の必要に応じて変更することができる。
図3に示すように、配線W1は、交流電源(商用電源等)に接続され、配線W2及び配線W3は、上記の複数の第1電極コネクタE1及び共有第2電極コネクタE2に対応し、上記の4つの照明装置2に接続される。また、上記から分かるように、検出モジュール12は、共通第2電極コネクタE2を採用し、上記の複数の照明装置2の第2電極LED1s~LED4sに共通第2電極コネクタE2を共有させることができ、材料コストを低減させる。前述の第1電極が、負極で、第2電極が、正極であってよく、又は第1電極が、正極で、第2電極が、負極であってよく、照明装置Ld及び主電源モジュール11は、正負極を問わないものとする。当然ながら、上記の複数の第1電極コネクタE1は、検出回路Csに接続され、且つ4つの照明装置Ldの第2電極LED1s~LED4sにそれぞれ接続され、共通第2電極コネクタE2は、上記の4つの照明装置の電極Ldの第1電極LED1f~LED4fに接続されてもよい。このようにして、インテリジェント照明装置制御器1は、依然として正常に動作することができる。このほか、インテリジェント照明装置制御器1は、手動パワースイッチ15を更に含む。ユーザが異なるパワーでランプを構成する場合、手動パワースイッチ15を自分で設定して、主電源モジュール11の電力信号の電力を調整し、主電源モジュール11の出力電力が負荷(上記の複数の照明装置2)が必要とするパワーを満たすようにし、負荷が高効率で動作できるようにする。
【0025】
図2に示すように、主電源モジュール11は、上記の複数の第1電極コネクタE1、共通第2電極コネクタE2及び検出回路12を介して上記の複数の照明装置2に接続され、電力信号を出力して上記の複数の照明装置2を駆動する。ここで、主電源モジュール11は、上記の複数の第1電極コネクタE1、共通第2電極コネクタE2を介して上記の複数の照明装置2に接続される。
【0026】
主電源モジュール11は、電力信号を出力して、上記の複数の照明装置2を駆動する。検出回路Csは、検出器Rt1~Rt4を含む。電力信号が検出器Rt1~Rt4をそれぞれ経た後、検出回路Csは、上記の複数の照明装置2に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成し、インテリジェント制御モジュール13は、上記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成し、主電源モジュール11に送信する。検出器Rt1~Rt4は、抵抗又は他の電流検出部材であってよい。検出モジュール12の演算増幅器回路K1、K2は、上記の複数の検出信号を増幅し、増幅された上記の複数の検出信号AD1_IN~AD4_INをインテリジェント制御モジュール13に送信する。インテリジェント制御モジュール13は、増幅された上記の複数の検出信号AD1_IN~AD4_INの総和を計算してフィードバック信号を生成し、フィードバック信号を主電源モジュール11に送信し、主電源モジュール11にフィードバック信号に応じて電力信号を調整させ、自己適応調整機能を実行する。以上から、検出モジュール12は、上記の複数の検出信号を増幅することができ、インテリジェント制御モジュール13は増幅された上記の複数の検出信号AD1_IN~AD4_INの総和を計算してフィードバック信号を生成し、フィードバック信号を主電源モジュール11に送信することができることが分かる。上記のメカニズムは、検出回路12の精度を更に向上させ、インテリジェント照明装置制御システム3の効率を更に向上させることができる。
【0027】
従って、いずれか1つの照明装置2が故障によって正常に動作しない場合、主電源モジュール11は、フィードバック信号に応じて電力信号を調整して、故障していない照明装置2が高効率及び高信頼性を有して動作できるように確保する。例えば、4つの照明装置2(10W)が正常に動作している場合、消費電力の総和は、4*10W=40Wである。1つの照明装置2が故障した場合、主電源モジュール11は、フィードバック信号に応じて電力信号を調整して自己適応調整機能を実行する。このとき、主電源モジュール11は、電力信号を調整して3*10W=30Wを出力する。同様に、2つの照明装置2が故障した場合、主電源モジュール11は、フィードバック信号に応じて電力信号を調整して自己適応調整機能を実行する。この時、主電源モジュール11は、電力信号を調整して2*10W=20Wを出力する。
【0028】
また、インテリジェント制御モジュール13は、パワーコーディングスイッチ131を更に含むことができる(
図1参照)。以下の表1に示すように、ユーザは、パワーコーディングスイッチを介して制御信号をインテリジェント制御モジュール13に出力し、インテリジェント制御モジュール13に主電源モジュール11の電力信号のパワーを制御するパルス幅変調信号を出力することができる。
【0029】
【0030】
インテリジェント制御モジュール13によって出力されるパルス幅変調信号は、以下の式(1)で表すことができる。
PWM-Out=n*P1/Pt*Duty*100%.........(1)
ここで、PWM‐Outは、インテリジェント制御モジュール13によって出力されるパルス幅変調信号を表す。P1は、照明装置2のパワータイプを表す。nは照明装置2の数を表す。Ptは、主電源モジュール11の最大パワーを表す。Dutyは、事前設定された調光信号のデューティサイクルを表す。このようにして、ユーザは、特殊なパワーコーディングスイッチを介して主電源モジュール11の電力信号の電力を調整し、この照明装置Ldを常に高効率で動作させることができる。
【0031】
上記から分かるように、インテリジェント照明装置制御システム3のインテリジェント照明装置制御器1は、検出モジュール12とインテリジェント制御モジュール13とを有し、インテリジェント制御モジュール13に検出モジュール12によって提供される検出信号に応じてフィードバック信号を生成させ、主電源モジュール11に送信させ、主電源モジュール11に、フィードバック信号に応じて電力信号を調整させ、自己適応調整機能を実行させる。従って、いずれか1つの照明装置2が損壊した場合、主電源モジュール11は、自己適応調整機能を介して電力信号を調整し、過剰な電力信号による他の照明装置2又は主電源モジュール11の損壊を回避することができるため、これらの照明装置2は、常に高効率で動作し、高い信頼性を実現し、照明システムのメンテナンスコストを大幅に低減することができる。
【0032】
インテリジェント照明装置制御システム3のインテリジェント照明装置制御器1は、特殊な設計の検出モジュール12を有する。検出モジュール12は検出回路Csを有し、主電源モジュール11の複数の第1電極コネクタE1が検出回路Csに接続され、上記の複数の照明装置2の第1電極LED1f~LED4fにそれぞれ接続され、主電源モジュール11の共通第2電極コネクタE2は、上記の複数の照明装置の第2電極LED1~LED4に接続される。検出回路12は、上記の複数の照明装置2に対応する複数の検出器Rt1~Rt4を含む。従って、検出回路12は、上記の複数の照明装置2に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成し、検出回路Csの精度が向上させ、インテリジェント照明装置制御システム3の効率が大幅に向上させることができる。
【0033】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって、本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態のインテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器に基づいて行われる均等の修正又は変更は、依然として本発明の特許範囲内に含まれるべきである。
【0034】
尚、従来の照明制御システムは、効果的な自己適応調整機能を提供することができないため、照明制御システムのいずれか1つのランプが損壊した場合、他のランプも損壊する可能性がある。上記のような状況が発生した場合、使用者は、照明制御システムのランプ又は電源の交換又は修理が必要になる場合があり、使用上非常に不便であり、照明制御システムのメンテナンスコストが大幅に増加する。反対に、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、検出モジュールとインテリジェント制御モジュールとを有し、インテリジェント制御モジュールに検出モジュールが提供する検出信号に応じてフィードバック信号を生成させ、主電源モジュールに送信し、主電源モジュールにフィードバック信号に応じて電力信号を調整させ、自己適応型調整機能を実行させる。従って、いずれか1つの照明装置が損壊した場合、主電源モジュールは、自己適応調整機能によって電力信号を調整し、過剰な電力信号による他の照明装置又は主電源モジュールの損壊を回避することができるため、これらの照明装置は、常に高効率で動作し、高い信頼性を実現し、照明システムのメンテナンスコストを大幅に削減する。
【0035】
また、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、特殊な設計の検出モジュールを有する。検出モジュールは、検出回路を有し、主電源モジュールの複数の第1電極コネクタが検出回路に接続され、且つ上記の複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、主電源モジュールの共通第2電極コネクタは、上記の複数の照明装置の第2電極に接続される。検出回路は、上記の複数の照明装置に対応する複数の検出器を含む。従って、検出回路は、上記の複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成し、検出回路の精度を向上させ、インテリジェント照明装置制御システムの効率を大幅に向上させることができる。
【0036】
また、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、特殊な設計の検出モジュールを有し、検出モジュールは、上記の複数の検出信号を増幅し、インテリジェント制御モジュールは、増幅された上記の複数の検出信号の総和を計算してフィードバック信号を生成し、フィードバック信号を主電源モジュールに送信する。上記のメカニズムは、検出回路の精度を更に向上させ、インテリジェント照明装置制御システムの効率を更に向上させることができる。
【0037】
また、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムは、他の機能回路と統合してより多くの機能を提供することもできるため、使用上更に柔軟性を有し、実際の応用の必要をより良く満たすことができる。以上のことから、本発明の実施形態によるインテリジェント照明装置制御システムは、確かに優れた技術的効果を達成できることが分かる。
【0038】
図4は、本発明の一実施形態によるインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法のフローチャートである。図に示すように、本実施形態のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法は、以下の工程を含む。
工程S41:複数の照明装置を提供する。
工程S42:検出モジュールの検出回路を複数の照明装置の第1電極に接続する。
工程S43:主電源モジュールの共通第2電極コネクタを上記の複数の照明装置の第2電極に接続し、主電源モジュールの複数の第1電極コネクタを検出回路を介して上記の複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続し、主電源モジュールから電力信号を出力して上記の複数の照明装置を駆動する。
工程S44:検出回路を介して上記の複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成する。
工程S45:検出モジュールによって上記の複数の検出信号を増幅する。
工程S46:インテリジェント制御モジュールを介して増幅された上記の複数の検出信号の総和を計算し、フィードバック信号を生成する。
工程S47:インテリジェント制御モジュールを介してフィードバック信号を主電源モジュールに送信する。
工程S48:主電源モジュールによってフィードバック信号に応じて上記の複数の照明装置のいずれか1つが故障した場合に電力信号を調整し、自己適応型調整機能を実行する。
【0039】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって、本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法に基づいて行われる均等の修正又は変更は、依然として本発明の特許範囲内に含まれるべきである。
【0040】
本発明が説明する方法の工程は、特定の順序で示されて説明されているが、各方法の操作順序は、変更可能であり、幾つかの工程を反対の順序で実行してもよく、又は幾つかの工程をその他の工程と同時に実行してもよい。別の実施形態において、異なる工程が間歇及び/又は交替に実施されてもよい。
【0041】
まとめると、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、検出モジュールとインテリジェント制御モジュールとを有し、インテリジェント制御モジュールに検出モジュールが提供する検出信号に応じてフィードバック信号を生成させ、主電源モジュールに送信し、主電源モジュールにフィードバック信号に応じて電力信号を調整させ、自己適応型調整機能を実行させる。従って、いずれか1つの照明装置が損壊した場合、主電源モジュールは、自己適応調整機能によって電力信号を調整し、過剰な電力信号による他の照明装置又は主電源モジュールの損壊を回避することができるため、これらの照明装置は、常に高効率で動作し、高い信頼性を実現し、照明システムのメンテナンスコストを大幅に削減する。
【0042】
また、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、特殊な設計の検出モジュールを有する。検出モジュールは、検出回路を有し、主電源モジュールの複数の第1電極コネクタが検出回路に接続され、且つ上記の複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、主電源モジュールの共通第2電極コネクタは、上記の複数の照明装置の第2電極に接続される。検出回路は、上記の複数の照明装置に対応する複数の検出器を含む。従って、検出回路は、上記の複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成し、検出回路の精度を向上させ、インテリジェント照明装置制御システムの効率を大幅に向上させることができる。
【0043】
また、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムのインテリジェント照明装置制御器は、特殊な設計の検出モジュールを有し、検出モジュールは、上記の複数の検出信号を増幅し、インテリジェント制御モジュールは、増幅された上記の複数の検出信号の総和を計算してフィードバック信号を生成し、フィードバック信号を主電源モジュールに送信する。上記のメカニズムは、検出回路の精度を更に向上させ、インテリジェント照明装置制御システムの効率を更に向上させることができる。
【0044】
また、本発明の実施形態によれば、インテリジェント照明装置制御システムは、他の機能回路と統合してより多くの機能を提供することもできるため、使用上更に柔軟性を有し、実際の応用の必要をより良く満たすことができる。
【0045】
本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更及び修正、又は本発明の明細書及び図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等のプロセスの置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0046】
3 インテリジェント照明装置制御システム
2 照明装置
1 インテリジェント照明装置制御器
11 主電源モジュール
12 検出モジュール
13 インテリジェント制御モジュール
131 電源コーディングスイッチ
14 低電圧電源モジュール
15 手動パワースイッチ
LED1f 照明装置の第1電極
LED2f 照明装置の第1電極
LED3f 照明装置の第1電極
LED4f 照明装置の第1電極
LED1s 照明装置の第2電極
LED2s 照明装置の第2電極
LED3s 照明装置の第2電極
LED4s 照明装置の第2電極
E1 第1電極コネクタ
E2 共通第2電極コネクタ
Cs 検出回路
Rt1 検出器
Rt2 検出器
Rt3 検出器
Rt4 検出器
K1 演算増幅器回路
K2 演算増幅器回路
R1 抵抗
R2 抵抗
R3 抵抗
R4 抵抗
R5 抵抗
R6 抵抗
R7 抵抗
R8 抵抗
R9 抵抗
R10 抵抗
C1 コンデンサ
C2 コンデンサ
C3 コンデンサ
C4 コンデンサ
OP 演算増幅器
Vd 動作電圧
W1 配線
W2 配線
W3 配線
AD1_IN 増幅された検出信号
AD2_IN 増幅された検出信号
AD3_IN 増幅された検出信号
AD4_IN 増幅された検出信号
S41 工程
S42 工程
S43 工程
S44 工程
S45 工程
S46 工程
S47 工程
S48 工程
【手続補正書】
【提出日】2023-11-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが第1電極及び第2電極を有する複数の照明装置と、
インテリジェント照明装置制御器と、
を備え、
前記インテリジェント照明装置制御器は、
検出回路を有する検出モジュールと、
複数の第1電極コネクタ及び共通第2電極コネクタを有し、前記複数の第1電極コネクタは、前記検出回路に接続され、前記検出回路を介して複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続され、前記共通第2電極コネクタは、前記複数の照明装置の第2電極に接続され、電力信号を出力して前記複数の照明装置を駆動し、前記検出回路に前記複数の照明装置に対応する複数の検出信号をそれぞれ生成させる主電源モジュールと、
前記検出モジュール及び前記主電源モジュールに接続され、前記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成して前記主電源モジュールに送信し、前記主電源モジュールが前記フィードバック信号に応じて前記電力信号を調整し、自己適応調整機能を実行するインテリジェント制御モジュールと、
を含み、
前記検出モジュールは、少なくとも2つの演算増幅器回路を更に含み、且つ前記検出回路は、前記複数の照明装置に対応する複数の検出器を含み、前記演算増幅器回路は演算増幅器を含み、前記演算増幅器は少なくとも2つの前記第1電極コネクタに接続され、かつ前記第1電極コネクタを介して前記検出器に接続されていることを特徴とする自己適応型調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
。
【請求項2】
前記インテリジェント照明装置制御器は、手動パワースイッチを更に含み、前記手動パワースイッチは、前記主電源モジュールの電力信号のパワーを調整することを特徴とする請求項1に記載の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項3】
更に低電圧電源モジュールを備え、前記主電源モジュールは、前記低電圧電源モジュールを介して前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールに接続され、前記低電圧電源モジュールは、低電圧出力を生成し、電圧安定化機能を提供し、前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールを駆動することを特徴とする請求項1に記載の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項4】
前記検出モジュールは、前記複数の検出信号を増幅し、前記インテリジェント制御モジュールは、増幅された前記複数の検出信号の総和を計算してフィードバック信号を生成し、前記フィードバック信号を前記主電源モジュールに送信することを特徴とする請求項1に記載の自己適応調整機能を備えたインテリジェント照明装置制御システム。
【請求項5】
複数の照明装置を提供する工程と、
検出モジュールの検出回路を前記複数の照明装置の第1電極に接続する工程と、
主電源モジュールの共通第2電極コネクタを前記複数の照明装置の第2電極に接続し、且つ主電源モジュールの複数の第1電極コネクタを、前記検出回路を介して前記複数の照明装置の第1電極にそれぞれ接続し、前記主電源モジュールから電力信号を出力して前記複数の照明装置を駆動する工程と、
前記検出回路を介して前記複数の照明装置に対応する複数の検出信号を生成する工程と、
インテリジェント制御モジュールを介して前記複数の検出信号に応じてフィードバック信号を生成し、前記主電源モジュールに送信する工程と、
前記複数の主電源モジュールによって前記フィードバック信号に応じて前記複数の照明装置のいずれか1つが故障した場合に前記電力信号を調整し、自己適応調整機能を実行する工程と、
を含み、
前記検出モジュールは、少なくとも2つの演算増幅器回路を更に含み、且つ前記検出回路は、前記複数の照明装置に対応する複数の検出器を含み、前記演算増幅器回路は演算増幅器を含み、前記演算増幅器は少なくとも2つの前記第1電極コネクタに接続され、かつ前記第1電極コネクタを介して前記検出器に接続されていることを特徴とするインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項6】
手動パワースイッチを介して前記主電源モジュールの電力信号のパワーを調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項5に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項7】
前記主電源モジュールを介して低電圧電源モジュールによって前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールに給電し、前記低電圧電源モジュールに低電圧出力を生成させ、電圧安定化機能を提供し、前記検出モジュール及び前記インテリジェント制御モジュールを駆動する工程を更に含むことを特徴とする請求項5に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。
【請求項8】
前記検出モジュールによって前記複数の検出信号を増幅する工程と、
前記インテリジェント制御モジュールを介して増幅された検出信号の総和を計算して前記フィードバック信号を生成する工程と、
前記インテリジェント制御モジュールを介して前記フィードバック信号を前記主電源モジュールに送信する工程と、
を更に含むことを特徴とする請求項5に記載のインテリジェント照明装置制御システムの自己適応調整方法。