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特開2023-172516姿勢矯正器具、及び姿勢矯正器具使用方法
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  • 特開-姿勢矯正器具、及び姿勢矯正器具使用方法 図1
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  • 特開-姿勢矯正器具、及び姿勢矯正器具使用方法 図22
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023172516
(43)【公開日】2023-12-06
(54)【発明の名称】姿勢矯正器具、及び姿勢矯正器具使用方法
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/00 20060101AFI20231129BHJP
   A47C 7/02 20060101ALI20231129BHJP
   A47C 27/15 20060101ALI20231129BHJP
【FI】
A61F5/00 Z
A47C7/02 Z
A47C27/15 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022084375
(22)【出願日】2022-05-24
(71)【出願人】
【識別番号】521348306
【氏名又は名称】水島 隆太
(74)【代理人】
【識別番号】100205523
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 浩也
(72)【発明者】
【氏名】水島 隆太
【テーマコード(参考)】
3B096
4C098
【Fターム(参考)】
3B096AA01
4C098BB01
4C098BB02
4C098BB05
4C098BB08
4C098BC28
4C098BC37
4C098BC45
(57)【要約】
【課題】従来の座版型姿勢矯正器具は、姿勢矯正力が乏しく、サイズも大きいため製造コストが効果となるだけでなく、持ち運びしづらく、使用できる場面が限られてしまい、気軽な実施に対し障壁が高い。
【解決手段】高さ15mm~40mm、奥行き20mm~150mm及び幅150mm~300mmであって、上面が、バナナ形状にカーブした座骨接触面と、下面が、船底状にカーブした椅子接触面と、前記上部臀部接触部の中央部には、40mm~60mmにわたり2mm~10mm陥没している陥没部と、を備えることを特徴とする矯正器具を用いて、前記矯正器具に左右の座骨を乗せるステップと、前記矯正器具から座骨を前方に滑り落とすことで臀部の皮筋を排除し、最大摩擦下にて前記矯正器具が座骨後方部に接触するステップと、を含む姿勢矯正器具使用法を行うことによって、簡単な姿勢矯正が可能となる。
【選択図】図8

【特許請求の範囲】
【請求項1】
座り姿の姿勢を矯正するための器具であって、
高さ15mm~40mm、奥行き20mm~150mm及び幅150mm~300mmであり、
上面が、バナナ形状にカーブした座骨接触面と、
下面が、船底状にカーブした椅子接触面と、
前記上部臀部接触部の中央部には、40mm~60mmにわたり2mm~10mm陥没している陥没部と、
を備えることを特徴とする姿勢矯正器具。
【請求項2】
請求項1の姿勢矯正器具であって、
前記手掌接触部の材質は木製、又は高分子材料製である、
ことを特徴とする姿勢矯正器具。
【請求項3】
座り姿勢を矯正するための器具を使用する方法であって、
高さ15mm~40mm、奥行き20mm~150mm及び幅150mm~300mmであって、上面が、バナナ形状にカーブした座骨接触面と、前記上部臀部接触部の中央部には、40mm~60mmにわたり2mm~10mm陥没している陥没部と、を備える姿勢矯正器具を用意するステップと、
前記矯正器具に左右の座骨を乗せるステップと、
前記矯正器具から座骨を前方に滑り落とすステップと、
前記矯正器具が座骨後方の臀部に接触するステップと、
を含む姿勢矯正器具使用法。
【請求項4】
請求項3の姿勢矯正器具使用法であって、
前記姿勢矯正器具は請求項1の姿勢矯正器具である、
を含む姿勢矯正器具使用方法。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明は立ち姿又は座り姿の姿勢を矯正する姿勢矯正器具、及び姿勢矯正器具使用方法に関する。
【0002】
古来より座しての作業は多く存在してきた。作業は上肢によって行うため、上肢は前方に持ち上げることになり、座位重心は前方へ偏差させることになる。そのため、脊柱は片持ちの棚に重量物を乗せられた時の壁のような力学が働く。この力に耐えきれないと脊柱は支持力の弱い場所を支点に前のめりになる。前のめりのままでは作業ができないので、骨盤を後ろに倒し(後方回転)、脊柱支持力ではなく背面の軟部組織の張力限界によって座位姿勢を保とうとする、いわゆる猫背の姿勢をとる。この姿勢が日常化することで、骨盤の後方回転が体の癖となり、作業の有無にかかわらず座り姿勢の際には常に猫背の姿勢を取る癖がついてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録3003229号
【特許文献2】特開2020-028553公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
健康医療器具の一種である健康椅子(例えば、特許文献1参照)は、臀部が固定位置に定着するため、腰が曲がらない設計とされているが、体のバランスは考慮さていない。
【0005】
そこで、特許文献2は座り心地が良く安定感を有する座面を有する着座用クッション(例えば、特許文献2参照)は、複数の切れ込みを有する複雑な形状とすることによって正しい着座位置を提供している。しかし、当該発明は構造や製造方法が複雑であり、生産コストも高価となるばかりでなく、気軽に持ち運んでの実施に対し障壁が高い。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は座り姿勢を矯正するための器具であって、高さ15mm~40mm、奥行き20mm~150mm及び幅150mm~300mmであり、上面が、バナナ形状にカーブした座骨接触面と、下面が、船底状にカーブした椅子接触面と、前記上部臀部接触部の中央部には、40mm~60mmにわたり2mm~10mm陥没している陥没部と、を備えることを特徴としている。
【0007】
請求項4の発明は、座り姿勢を矯正するための器具を使用する方法であって、高さ15mm~40mm、奥行き20mm~150mm及び幅150mm~300mmであって、上面が、バナナ形状にカーブした座骨接触面と、前記上部臀部接触部の中央部には、40mm~60mmにわたり2mm~10mm陥没している陥没部と、を備える姿勢矯正器具を用意するステップと、前記矯正器具に左右の座骨を乗せるステップと、前記矯正器具から座骨を前方に滑り落とすステップと、前記矯正器具が座骨後方の臀部に接触するステップと、を含むことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、人の意識のみでは困難である姿勢の矯正が、正しい使用法を行うだけで実施することが可能となり、また小型軽量のため持ち運びにも適しており、場所を選ばずに使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】理想的な座位姿勢時の骨格の図である。
図2】身体の上肢の重量配分を説明した図である。
図3】前後の重量配分がほぼ同様になる上肢の姿位の図である。
図4】上肢を前に伸ばした際のモーメントアームの図である。
図5図3を踏まえて、姿勢を崩さずにテレビゲームを行う理想的な姿勢である。
図6図4を踏まえて、前腕の重量によって脊柱にトルク力が発生した状態の図である。
図7図6を踏まえて、前方に発生した脊柱曲げによる視界の下降を打ち消すために骨盤を後傾させた図である。
図8】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の斜面図である。
図9】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の正面図である。
図10】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の背面図である。
図11】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の上面図である。
図12】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の底面図である。
図13】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の左側面図である。
図14】発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の右側面図である。
図15】本発明の実施形態に係る姿勢矯正方法のステップについて示した図である。
図16】本発明の実施形態に係る姿勢矯正方法のステップについて示した図である。
図17】本発明の実施形態に係る姿勢矯正方法のステップについて示した図である。
図18】本発明の実施形態に係る姿勢矯正方法のステップについて示した図である。
図19】本発明と同様の力学を用いた車輪止めの模式図である。
図20】下から見た骨盤と座骨位置を示した図である。
図21図21に仮想の曲線320を加えた図である。
図22図22で示した仮想曲線に沿って設置した姿勢制御装置120を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。さらに、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
<作用効果の原理>
図1を用いて、座位姿勢における理想的な骨格の状態を説明する。図1は脊柱が生理的な前後弯を有し、骨盤の角度も生理的な角度とする。
【0012】
図1に示す通り、骨盤は仙腸関節30で脊柱と連続していることから、理想的な脊柱の湾曲20を発生させられる角度を理想的な骨盤角度と設定し、図内では鉛直線10を用いて表現した。
【0013】
次に図2図3及び図4を用いて、上肢の姿位によって体幹にかかる重量バランスが変わることを説明する。図2は身体の上肢の重量お配分を説明した図、図3及び図4は上肢の姿位により変わる重量バランスを説明した図である。
【0014】
図2に示す通り、上肢の重量バランスは肩関節部40から肘部50までの間である上腕部U、肘部50から手部60までの間である前腕部M、手部Lの重量バランスはU:M:L=3:2:1である。
【0015】
これを図3に示す通り、肘部50を後方に引くことによって、肩関節部40から垂直方向に延長したラインSLを介して2:1の配置とすると、上肢の身体の重量バランスはラインSLを介して1:1となり、立位や座位において姿勢を崩す因子とはならない。しかし、図4に示す通り、肩関節部40から垂直方向に延長したラインSLに対して上肢の位置が2:1よりも前に移動すると、体の重心バランスも前方比重が大きくなり、体は前方に傾こうとする。
【0016】
図5は上記を踏まえて、ゲームをする際に理想的な姿勢の図である。上肢の姿位は図3に則って、体幹への前後の重量バランスを変えてしまう影響が出づらい姿勢になっている。
【0017】
図6は、もしも図4の上肢の姿位で座った場合、上肢重量によって脊柱にトルク力がかかることで経時的に脊柱の生理的前後弯を消失させてしまった図である。しかし、この姿勢ではゲーム画面のある正面を見ることはできないので、図7のように対応する。
【0018】
図7は、脊柱と仙腸関節で連結している骨盤を後方に倒すことで、脊柱が前に倒れてきたことで生じる視線の問題を打ち消している図である。しかしこの姿勢は仙腸関節及び脊柱に対しトルク力を持続させ、運動器系の問題を惹起する。これは、日常的に座位姿勢において、骨盤を後方回転させる癖を持った人ほど、座位姿勢で上肢を前に出した時の骨盤後方回転による姿勢不良が顕著である。本発明は骨盤の後方回転を防ぐことで、図5の理想的な座位姿勢を保つことを目的とした。
【0019】
<実施形態>
次に図8乃至14図を用いて、本発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100を説明する。図8は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の斜視図、図9は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の正面図、図10は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の背面図、図11は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の上面図、図12は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の底面図、図13は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の左側面図、及び図14は発明の実施形態に係る姿勢矯正器具100の右側面図である。図中にある黒い線は模様ではなく発明品の表面の曲率の変化を表す模式的な線である。
【0020】
図8乃至14に示す通り、姿勢矯正器具100は、上面はバナナ形状にカーブした座骨接触面101、底面は船底状にカーブした椅子接触面102、両側面は前方へは緩斜面、後方へは急斜面の三角形状103、及び正面は中央に陥凹部104からなり、使用時は姿勢矯正具100の上に骨盤の座骨部が乗るように座り姿勢を正す。そこから姿勢を維持しながら座骨を姿勢矯正器具100の前に滑りおとし、椅子の座面まで到達させる。その時に発生する姿勢矯正器具100と臀部の摩擦によって骨盤の後方回転を阻止し、理想的な骨盤角度を維持することができる。また、姿勢矯正器具底面の船底状カーブを有した椅子接触面102により、左右の座骨の機構的な形状差から発生する接触圧力差を緩衝し、姿勢矯正器具100から左右の座骨に対しての入力を均等にすることで、使用中の持続的な整体効果を生む。また、骨盤中央には尾骨が吊るされる形で存在しており、尾骨への圧迫を避けるために姿勢矯正器具100の中央部は陥凹している。
【0021】
姿勢矯正器具100の椅子接触面102は硬素材で、それ以外を柔軟性のある高分子素材を使用するか、全体が同一素材でも良い。全体が同一素材の場合、姿勢矯正器具100に人体の座荷重が乗っても上記のような形状的特性が維持できる程度の硬度をもったものに限る。木製、金属製、ゴム、ポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン、またはアクリルの発泡体が好ましい。
【0022】
姿勢矯正器具100は、骨盤の座骨部と接触することから座骨の左右幅を超えるだけの幅を有する必要があること、使用時に姿勢矯正器具100に対して人体の接触部分である座骨を器具の頂点から前方座面に滑り落とすこと、タイヤの車どめの要領で骨盤の後方回転を防ぐこと、椅子の上に設置することを考慮し、幅Wは150mm~300mm、好ましくは170mm~250mmであり、高さHは15mm~40mm、好ましくは20mm~30mmであり、奥行きDは20mm~150mm、好ましくは30~45mmである。
【0023】
<実施形態1>
図15乃至図19を用いて、本発明の実施形態に係る姿勢矯正方について説明する。図15乃至図19は本発明の実施形態に係る姿勢矯正方法のステップについて示した図である
【0024】
(ステップS1)
まず、図15に示すように、椅子210の座面上に矯正器具200を設置する。矯正器具200は姿勢矯正器具100でも良いし、単なる凸部でも良い。椅子210の種類は通常の事務椅子、勉強机用椅子、ソファ、食卓、車のシート、電車や航空機の座席、床、地面といった、設置可能で着座可能なあらゆる場所に該当する。矯正器具200は座面とは独立していても良いし、座面に固定されていても良い。矯正器具200の幅Wは150mm~300mm、好ましくは170mm~250mm、さらに好ましくは200mm~210mmであり、高さHは15mm~40mm、好ましくは20mm~30mm、さらに好ましくは20mm~25mmであり、奥行きDは20mm~150mm、好ましくは30~45mm、さらに好ましくは35mm~40mmである。矯正器具200は座面に対し正中、理想的座位姿勢時の座骨の座面接触部の位置よりも30mm後方に置くことが好ましい(座骨で接触してから、座骨を前方へ約30mm滑り落とすため)。
【0025】
(ステップS2)
次に、側面断面から現した図16に示すように、骨盤の鉛直軸線10が理想的な角度で座骨が矯正器具110の上に乗るように着座する。
【0026】
(ステップS3)
次に、図17に示すように、図16の状態から、骨盤の鉛直軸線10を保ったまま、座骨を前下方に滑りおとし、座骨後方は矯正器具110との接触を保ちながら座骨下方を座面210に接触させる。
【0027】
(ステップS4)
座位姿勢が進むに従い、姿勢が崩れることで骨盤の鉛直軸線10が後方に倒れ始める。
【0028】
(ステップS5)
図18に示すように、ステップS4で掛かった後方回転の荷重が矯正器具110から反作用力を得て、荷重と逆方向に力が加わる。この反作用力により姿勢が矯正され、骨盤の鉛直軸線10と生理的な脊柱の湾曲20は保たれ、図1の理想的な座位姿勢時の骨格が維持される。
【0029】
図19は、同様のメカニズムで姿勢制御している例である。車などの車輪80の回転を、車輪止め90にて回転抑止している。矯正器具200は、座骨の曲率を利用した車の車輪止めと言える。
【0030】
<実地形態2>
次に図20乃至図23を用いて、本発明の実施形態に係る姿勢制御装置100の底面部120を用いて、本発明の形状理由を説明する。
【0031】
図20は骨盤底面300の図であり、座骨310が存在する。
【0032】
図21図20に、左右の座骨の向きを踏まえた仮想の曲線320を加えたものである。
【0033】
図22は仮想の曲線320に沿うように設置された姿勢矯正器具120である。姿勢矯正器具が曲線であることで、仮想の曲線320内に存在する座骨310に対して常に垂直に接触することができ、骨盤300への反作用力をロスなく強制力として伝えることができる。
【0034】
1 人の骨格
2 椅子
10 骨盤の鉛直軸線
20 生理的な脊柱の湾曲
30 仙腸関節(脊柱と骨盤の関節)
40 肩関節部
50 肘部
60 手部
70 テレビゲームのコントローラー
80 車輪
90 車輪止め
100 姿勢制御器具
110 姿勢矯正器具(側面断面)
120 姿勢矯正器具(底面部)
200 矯正器具
210 椅子
300 骨盤底面
310 座骨
320 仮想の曲線
U 上腕部
M 前腕部
L 手部
SL 肩関節部40から垂直方向に延長したライン

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22