特開2023-172730IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、炭化珪素半導体装置の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】コストを低減させることができる炭化珪素半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】SiC支持基板1のおもて面に形成した複数のトレンチをSiC膜5で塞ぐことで、互いに隣り合うトレンチ同士が連結されてなる複数の空洞6を含むSiCONウェハ22を作製する。互いに隣り合う空洞6間には、SiC膜5が柱状に残ってなるSiCピラー7が形成される。SiC膜5におもて面素子構造8を形成した後、SiCONウェハ22のSiC膜5側の面をガラス支持基板24に接着して固定する。その後、SiCピラー7を上下に分断して、SiCONウェハ22を、ガラス支持基板24に固定された部分と、SiC支持基板1と、に分離する。SiCONウェハ22のうち、ガラス支持基板24に固定された部分は、SiC膜5で構成され、所定デバイスが作製されるSiCウェハ25となる。分離後のSiC支持基板26(SiC支持基板1)は再利用される。
【選択図】図8

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、炭化珪素単結晶は、原料を2000℃に近い高温度で昇華させて気相から直接固相を得る昇華法によって成長させるため、シリコン(Si)のような液相成長(液相から固相を得る)と比べて成長速度が遅い。また、昇華法による単結晶成長では、炉内の温度勾配を大きくすることで成長速度を早くすることができるが、炭化珪素単結晶の成長において炉内の温度勾配を大きくすると結晶品質が悪くなるため、成長速度を早めることができない。このため、炭化珪素単結晶基板の単価が高く、製造コストが高くなる。特許文献1では、半導体ウェハから分離した半導体チップの厚さが薄くなりすぎることで、その後、半導体チップの裏面に行う製造工程や、半導体チップの試験工程において半導体チップに割れや折れ、クラック等の破損が生じやすく、チップ単価が高くなる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、次の特徴を有する。炭化珪素からなる半導体支持基板におもて面から所定深さの複数のトレンチを形成する第1工程を行う。前記半導体支持基板のおもて面に炭化珪素膜をエピタキシャル成長させて、前記トレンチの開口部を塞ぐとともに、複数の前記トレンチ同士を連結させることで空洞を形成し、前記空洞を含むSiCONウ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、コストを低減させることができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法の概要を示すフローチャートである(その1)。
【図2】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す平面図である。
【図3】 図2の領域区分内のレイアウト例を示す平面図である。
【図4】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その1)。
【図5】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その2)。
【図6】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その3)。
【図7】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その4)。
【図8】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その5)。
【図9】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その6)。
【図10】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その7)。
【図11】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その8)。
【図12】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その9)。
【図13】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その10)。
【図14】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その11)。
【図15】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その12)。
【図16】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その13)。
【図17】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その14)。
【図18】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その15)。
【図19】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法の概要を示すフローチャートである(その2)。
【図20】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その16)。
【図21】 実施の形態2にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法の概要を示すフローチャートである。
【図22】 実施の形態2にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その1)。
【図23】 実施の形態2にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を模式的に示す断面図である(その2)。
【図24】 実施の形態3にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す平面図である。
【図25】 図24の切断線B-B’における断面構造を示す断面図である。
【図26】 実施の形態3にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態の別例を示す平面図である。
【図27】 図26のSiC膜のエピタキシャル成長時の状態を模式的に示す平面図である。
【図28】 図27の切断線C-C’における断面構造を示す断面図である。
【図29】 実施の形態4にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法の概要を示すフローチャートである。
【図30】 実施の形態4にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す平面図である(その1)。
【図31】 実施の形態4にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す平面図である(その2)。
【図32】 実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の構造例を示す断面図である。

選択図 図8出願人が指定した本件の代表的な図

1 SiC支持基板 2 オリエンテーションフラット 3 トレンチ 4 SiC支持基板の領域区分 5 SiC膜 6 SiCONウェハの空洞 7 SiCピラー 8 おもて面素子構造 9 金属膜 10 炭化珪素半導体装置 11 Al支持基板 12,18 Ni膜 13,14 半田層 15 導電性板 16 絶縁基板 17 回路基板 21 酸化膜(酸化膜マスク) 22 SiCONウェハ 23 接着剤層 24,29 ガラス支持基板 25 SiCウェハ 26 分離後のSiC支持基板 27 再生後のSiC支持基板 27a SiC貼り合わせ基板の上部基板 27b SiC貼り合わせ基板の下部基板 28 ガラス支持基板の凹部 30 SiCチップ 31 n+型エピタキシャル層 32 n-型エピタキシャル層 40 SiCONウェハの回転 41,44 ノズル 42,45 ノズルの開口部 43 ノズルの開口部から噴出する水 46 平板 47 平板のスリット 48 高さ調整のためのスペーサー 51 SiC支持基板の基底面転位 52 SiC支持基板の貫通転位 53 トレンチピラー 53a トレンチピラーのSiC支持基板の部分 53b トレンチピラーのSiC膜の部分 54 トレンチピラーの側面 55 ボイド 61 SiC貼り合わせ基板 62 SiC貼り合わせ基板のマーカー 71 n+型ドレイン領域 72 n-型ドリフト領域 73 p型ベース領域 74 n+型ソース領域 75 p++型コンタクト領域 76 ゲートトレンチ 77 ゲート絶縁膜 78 ゲート電極 79 層間絶縁膜 80 n型電流拡散領域 81,82 p+型領域 83 n+型領域 84 バリアメタル 85 ソース電極 86 ドレイン電極 DEPI トレンチピラーのエピ高さ DTRN SiC膜のエピタキシャル成長前のトレンチピラーの高さ WPIL トレンチピラーの短手方向の幅 d1 トレンチの深さ t1,t12 SiC支持基板の厚さ t2 SiC膜の空洞上の部分の厚さ t3 空洞の高さ t4 Al支持基板の厚さ t10 SiC支持基板の総消失量 t11 SiC支持基板の総研磨量 w3 互いに隣り合う領域区分同士のトレンチ間の最短距離 α トレンチピラーの側面と結晶方位<11-20>とのなす角度 β SiC支持基板のオフ角 θ 所定角度

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