特開2023-174032IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

出力抑制運転時に所望の発電予備力を維持可能とした太陽光発電システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】必ずしも複数の太陽電池を必要とせずに、平均の発電予備力を所望の値に維持可能とした太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】一定の制御周期TCにより太陽電池10をMPPT動作させるようにPCS20を制御する太陽光発電システムにおいて、制御周期TCが、MPPT動作期間Tと太陽電池10が所定の発電予備力(1-a)を維持するように動作させる出力抑制期間(1-T)と、を有し、PCS20の制御回路80は、制御周期TC内の太陽電池の出力電力量、すなわちMPPT動作期間に太陽電池10から出力される電力量と出力抑制期間(1-T)に太陽電池10から出力される電力量との合計値が、平均的に所望の発電予備力を持った値になるように、出力抑制期間(1-T)における太陽電池10の平均出力xを算出する。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述した特許文献1~3には、予測した発電予備力に基づいて出力抑制期間における太陽光発電装置の出力を制御する具体的な方法が開示されていない。 特に、特許文献2は複数の太陽電池を備えたシステムを前提としているので、単一の太陽電池を有するシステムには適用することができない。 また、特許文献3は複数の需要家の売電機会損失を均等化することを目的としており、計算した発電抑制量に基づいて各需要家の発電出力を制御する具体的な方法は開示されていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、請求項1に係る発明は、太陽電池の出力を交流電力に変換する電力変換装置により、太陽電池を所定の制御周期でMPPT制御する太陽光発電システムにおいて、 前記電力変換装置の制御回路は、 太陽電池をMPPT制御するMPPT動作期間と、当該MPPT動作期間に探索した最大電力と、太陽電池の出力を最大電力未満に抑制して動作させる出力抑制期間と、前記制御周期における所望の発電・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、MPPT動作の制御周期、MPPT動作期間、及び、所望の発電予備力等に基づいて、出力抑制期間における太陽電池または電力変換装置の平均出力を算出し、この平均出力が得られるように電力変換装置を制御することより、所望の発電予備力を維持しながら太陽電池の出力抑制運転を行うことができる。
また、前述した従来技術のように、複数の太陽電池を用いて発電予備力を予測する方法とは異なるため、システム全体の簡略化やコストの低減が可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の太陽光発電システムの全体構成図である。
【図2】 本発明の第1実施例を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】 本発明の第1実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第2実施例を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】 本発明の第2実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第4実施例を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】 本発明の第6実施例を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】 本発明の第7実施例を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】 図8の期間ΔT2における他の動作例を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】 本発明の第6実施例及び第7実施例を実現するための制御システムの全体構成図である。
【図11】 MPPT制御を行う太陽電池の電圧-出力特性を示す図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

10:太陽電池 20:パワーコンディショニングシステム(PCS) 31:直流線路 32:電力系統 40:負荷 50:系統電源 60:DC/DC変換器 70:蓄電手段 80:制御回路 100A,100B,100C:太陽光発電装置 200:メイン制御装置 200A,200B,200C:ローカル制御装置

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