(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023174425
(43)【公開日】2023-12-07
(54)【発明の名称】野菜調理器
(51)【国際特許分類】
A47J 43/20 20060101AFI20231130BHJP
【FI】
A47J43/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022096113
(22)【出願日】2022-05-27
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(71)【出願人】
【識別番号】522236556
【氏名又は名称】菊池 一己
(71)【出願人】
【識別番号】522236567
【氏名又は名称】小野瀬 裕子
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
【テーマコード(参考)】
4B053
【Fターム(参考)】
4B053AA01
4B053BA01
4B053BA19
4B053BL01
4B053BL20
(57)【要約】
【課題】 従来の料理は、 包丁により野菜を総て行うという状態であった。 そして手足の不自由な人たちとっては大きな労力を要し大儀なことであり簡単に料理できるものを要望しているものである。
【解決手段】 収移室の野菜は、 定決装置で汁用より菜用のものまで複数に設けた令子により、 前記収移室に移送され出口に突出止された時において、 回転しておる切刃体の切刃において切設されるようにした野菜調理機を設けて構成した。 これにより、 令子を所要のものに切替えては切設して料理を全うすることができ、 産生度の高い野菜調理機を提供できるとともに、 手足の不自由な人にたちにとっても気楽に料理を実行できることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
野菜を移送する移送板を有する移送室と、 野菜を連送する連送筒体と、 野菜を所用の薄厚のものに決めて送出する令子板を有する定決体と、 野菜を切刃により切設する切刃体と配備した野菜調理機本体と、 前記定決板の軸と切刃体の軸の後端部において交差するところに、 モーターを有する歯車、 かさ歯車を設け、 定決装置と切刃体が係合稼働し野菜を切設できるように設けた野菜調理機。
【請求項2】
定決装置の令子を所要のものに用いて野菜を切設して、料理を全うできるようにもうけた請求項1記載の野菜調理機
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、料理の単速化を図った野菜調理器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の一般家庭の料理には、 包丁を持って行っていたものである。
【0003】
また、 手足の不自由な人たちには硬いものなど細かく切設することには、 大儀なことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた従来の包丁を用いる料理では手足の不自由な人たちのこの苦労は大きなものであった。
【0005】
本発明は、 このような従来の状況が有していた問題を解決しようとするものであり、 労力を解消し料理を効果的に実施し、 確かな野菜調理機を実現することを目的とするものである。
【0006】
また、 手足が不自由であっても安易に料理を全うし得ることができるように設けたものである。 要求しておるからである。
【課題を選択するための手段】
【0007】
そして、 本発明は上記目的を達成するために、 野菜を移送する送板と連送車を有する収移室と、 汁用より菜まで所要数に分けて単品板に設けて各押送する令子板を有する定決体で、 前記移送室の前部に野菜を切刃により切設する切刃体とを配備して有する野菜調理機本体と、 前記野菜調理を定決体とを歯車を介して連絡して設けるとともに、 同時回転可能なるように軸架して設け、 モーターにより稼働するように設けたものである。
【0008】
また、 第2の課題手段は、 令子板の軸を筒体嵌合して伸縮可能なるように設けて、 所要の令子板により、 収移室の送板を押動する構成としたものである。
【0009】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。 すなわち、 定決体の令子板により移送室内に移送されて、 前記移送の前部に突出着された野菜は、 回転する切刃体の切刃により、 確か切設されて設けることができる。また、 定決体と切刃体の各1回の回転で複数の野菜が切設されて設けられるという効果を発揮する。
【0010】
また、 第2の課題解決手段により作用は上記令子板を汁用のものより菜用のものまでの所要と望むものを個々に板にそれぞれ設けておいて、 所望とするものを取出付して設け、 これを稼働して、 所望の野菜を得ることができるという効果を発揮する。また、 手足が不自由であっても安易に使用でき、 料理を全うすることができるというさらなる効果を発揮する。
【発明の効果】
【0011】
上述したように本発明の野菜調理機は、 数種に設けてある令子板を使用することで、 料理に所要のものが自在にして切刃により切設され料理することができ、 活用度の高い野菜調理機を提供できる。
【0012】
また、 歯車、 かさ歯車を用いて、 収移室の定決体と切刃体とを、 歯車を介して回転可能なるように設けたことで、 野菜は粍単位で料理用のものが得ることができるという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】 本発明の実施形態を示す野菜調理機の部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、 本発明の実施形態を
図1~
図3に基づいて説明する。
【0015】
図において、 1は野菜を移送する収移室で、 前記移送室室内に野菜を移送する移送板2を設けて、 表面部を開口してその連送する連送輪3を有する連送体4を備いた野菜調理機本体5A[以下本体]の収移室1の後再端部に、 野菜を汁用のものより菜用のものにして数種に切設して各令子6を有する定決装置7を設け用意して前記切刃体9と回転可能なるように軸架して設けられてあり、 料理室に控基されてある。8は押筒である。
【0016】
上記定決装置7は、 円板10に3ミリより20ミリ程にして任意数各押出11にして設けた上記令子6を設け用意して、 上記野菜の所要する令子6板を角筒に嵌合し有して回転可能なるように軸架して設けた支持軸13に脱着可能に設着されてある。
【0017】
また、 14は 着体で、上記令子板 の中央に縦長の小穴16と左右に小円形の小穴17を設け、 前設小穴16に表面に取手17と裏面に上下に止子18と発条19とを設けて、 前記発条19を上記定決装置7の角筒12に固着して取付した令子を止着するものである。また上記切刃体9に切刃11が取付けられてある。
【0018】
また、20は歯単、 ホーム歯車で、 上記定決装置7と、 上記切刃体9とに複数の各歯車で連設され係合されて、 一体となって、 送る、 切る、 と稼働され料理を全うするように設けられてある。 21、21Aは、軸受である、 22は発条である。
【0019】
ここで、 手足の不自由の人たちにとって、 令子6を取替、 取付して料理を楽しみながら実行できるものである。
【0020】
以下、 上記構成の動作を説明する。 収移室の野菜は定決装置に押送されて、 前記収移室の室外に突出止されるが、 このとき、 回転されて切刃体の切刃により速切設されるという効果を発揮する。 また、 定決装置の令子を料理に合わせて、 汁用のものより菜用のものなら所要のものを取付して切設して設けて料理を全うすることができる。
【0021】
また、 定決装置と切刃体は、 数種の歯車により連結されてあり、 野菜を送る、 切ることが全く順序よく行われるという効果を発揮するものである。
【0022】
また、 手足の不自由な人たちにおいても、 令子で簡単に取付して料理ができるという効果をはっきする。 以上のように、 本実施形態によれば産生効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0023】
1 収移室
2 移送板
4 連送体
5 野菜調理機
6 令子
7 定送装置
9 切刃体
10 円板
12 角筒
13 支持軸
14 固着体
15 円板体
20 歯車