(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023017461
(43)【公開日】2023-02-07
(54)【発明の名称】照明器具及び遮光部材
(51)【国際特許分類】
F21S 8/08 20060101AFI20230131BHJP
F21V 17/00 20060101ALI20230131BHJP
F21V 17/10 20060101ALI20230131BHJP
F21V 17/12 20060101ALI20230131BHJP
F21V 11/16 20060101ALI20230131BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20230131BHJP
F21Y 107/30 20160101ALN20230131BHJP
【FI】
F21S8/08 200
F21S8/08 120
F21V17/00 500
F21V17/10 500
F21V17/12
F21V11/16
F21Y115:10 300
F21Y107:30
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021121755
(22)【出願日】2021-07-26
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】弁理士法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】武内 芳夫
(72)【発明者】
【氏名】中川 賢人
(72)【発明者】
【氏名】岡崎 秀範
【テーマコード(参考)】
3K011
【Fターム(参考)】
3K011JA01
3K011LA06
(57)【要約】
【課題】遮光部材の取付け作業の作業性の向上を図る。
【解決手段】照明器具A1は、LEDモジュール30と、LEDモジュール30を支持する本体B1と、を備える。本体B1は、LEDモジュール30を挟んで対向する第1本体1と第2本体2を有している。第1本体1と第2本体2の少なくとも一方に複数の取付部(第1取付部112、第2取付部212)が設けられている。複数の取付部はそれぞれ、少なくとも1つの遮光部材6が着脱可能に取り付けられる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、
前記光源を支持する本体と、
を備え、
前記本体は、前記光源を挟んで対向する第1本体と第2本体を有し、
前記第1本体と前記第2本体の少なくとも一方に複数の取付部が設けられ、
前記複数の取付部はそれぞれ、少なくとも1つの遮光部材が着脱可能に取り付けられる、
照明器具。
【請求項2】
前記複数の取付部は、前記第1本体と前記第2本体のそれぞれに設けられている、
請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
透光性を有して前記光源の周囲を囲むグローブを更に備え、
前記複数の取付部は、前記グローブの外に位置するように前記遮光部材が取り付けられる、
請求項1又は2記載の照明器具。
【請求項4】
前記第1本体は、前記光源の上方に位置する天板部を有し、
前記複数の取付部は、前記天板部に設けられている、
請求項1-3のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項5】
前記第2本体は、前記光源の下方に位置するフランジ部を有し、
前記複数の取付部は、前記フランジ部に設けられている、
請求項4記載の照明器具。
【請求項6】
前記複数の取付部は、有底のねじ穴を有しており、
前記遮光部材は、前記ねじ穴にねじ込まれるねじを有する、
請求項1-5のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項7】
前記第1本体と前記第2本体の少なくとも一方は、前記遮光部材を位置決めする位置決め部を有している、
請求項1-6のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項8】
請求項1-7のいずれかの照明器具の前記本体に着脱可能に取り付けられる遮光部材であって、
前記光源から放射される光の一部を遮光する遮光板と、
前記複数の取付部のうちの少なくとも1つの取付部に対して着脱可能に取り付けられる被取付部と、
を備える、
遮光部材。
【請求項9】
前記遮光板の端部は、前記本体に取り付けられた状態で隣り合う別の前記遮光板の端部と部分的に重なり合うように構成されている、
請求項8記載の遮光部材。
【請求項10】
前記遮光板は、前記本体に取り付けられた状態で前記光源と対向する面を、前記光源から放射される光を吸収するように形成している、
請求項8又は9記載の遮光部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明器具及び遮光部材に関し、より詳細には、遮光部材が着脱可能である照明器具及び遮光部材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来例として特許文献1記載の照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具(以下、従来例という。)は、屋外の地面に立設されたポール(照明用ポール)と、ポールの上端部に固定された灯具本体と、灯具本体に着脱可能に取り付けられる遮光板(遮光部材)と、を備えている。
【0003】
灯具本体は、光源ユニットと、光源ユニットを覆う筒状のグローブと、グローブの上部を覆う着脱自在な蓋体としてのかさと、グローブ及びかさを支持する外郭と、を備えている。
【0004】
外郭は、環状の枠体と、底部と、枠体と底部との間を上下に延びる桟とを備えて構成されている。桟は、環状の枠体に略等間隔に複数設けられ、グローブに沿って延出している。
【0005】
遮光板は、隣り合う桟及びその間(灯具本体の周方向略90°の幅)を覆う大きさ及び形状に形成された薄平板状の遮光材であり、両側部がそれぞれ固定金具を介して桟に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上記従来例では、灯具本体に遮光板を取り付ける際、遮光板と別の部品である固定金具が必要であるため、遮光板の取付け作業の作業性の向上が求められていた。
【0008】
本開示の目的は、遮光部材の取付け作業の作業性の向上を図ることができる照明器具及び遮光部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る照明器具は、光源と、前記光源を支持する本体と、を備える。前記本体は、前記光源を挟んで対向する第1本体と第2本体を有している。前記第1本体と前記第2本体の少なくとも一方に複数の取付部が設けられている。前記複数の取付部はそれぞれ、少なくとも1つの遮光部材が着脱可能に取り付けられる。
【0010】
本開示の一態様に係る遮光部材は、前記照明器具の前記本体に着脱可能に取り付けられる。前記遮光部材は、前記光源から放射される光の一部を遮光する遮光板と、前記複数の取付部のうちの少なくとも1つの取付部に対して着脱可能に取り付けられる被取付部と、を備える。
【発明の効果】
【0011】
本開示の照明器具及び遮光部材は、遮光部材の取付け作業の作業性の向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本開示の実施形態に係る照明器具を示し、本開示の実施形態に係る遮光部材が取り付けられた状態の斜視図である。
【
図2】
図2は、同上の照明器具及び遮光部材の分解斜視図である。
【
図3】
図3は、同上の照明器具及び遮光部材の下面図である。
【
図5】
図5は、同上の照明器具の変形例1を示す正面図である。
【
図6】
図6は、同上の照明器具の変形例2を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本開示の実施形態に係る照明器具及び遮光部材について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0014】
(1)実施形態に係る照明器具及び遮光部材の概要
実施形態に係る照明器具A1は、LEDモジュール30と、本体B1と、を備える。本体B1は、LEDモジュール30を挟んで対向する第1本体1と第2本体2を有している。第1本体1と第2本体2の少なくとも一方に複数の取付部(第1取付部112、第2取付部212)が設けられている。複数の取付部はそれぞれ、少なくとも1つの遮光部材6が着脱可能に取り付けられる(
図1参照)。
【0015】
実施形態に係る遮光部材6は、LEDモジュール30から放射される光の一部を遮光する遮光板60と、複数の取付部のうちの少なくとも1つの取付部に対して着脱可能に取り付けられる被取付部(位置決め突部601、固定片611)と、を備える(
図2及び
図3参照)。
【0016】
例えば、実施形態に係る照明器具A1が街路灯のような屋外照明用の照明器具である場合、遮光部材6によってLEDモジュール30の光(照明光)を部分的に遮光することにより、照明光が住宅の窓に照射されるような不具合(光害)の発生を抑制できる。
【0017】
ここで、遮光すべき方向及び範囲は、実施形態に係る照明器具A1が設置される場所などの条件によって様々に変化する。そのため、実施形態に係る照明器具A1は、少なくとも1つの遮光部材6が着脱可能に取り付けられる取付部を、第1本体1と第2本体の少なくとも一方に複数設けている。一方、実施形態に係る遮光部材6は、複数の取付部のうちの少なくとも1つの取付部に対して着脱可能に取り付けられる被取付部を備えている。
【0018】
しかして、実施形態に係る照明器具A1は、実施形態に係る遮光部材6を、必要に応じて、かつ、必要な数だけ本体B1に取り付けることができる。また、実施形態に係る照明器具A1は、本体B1に設けられる複数の取付部のいずれかに、実施形態に係る遮光部材6の被取付部を取り付ければよいので、実施形態に係る遮光部材6の取付け作業の作業性の向上を図ることができる。
【0019】
(2)実施形態に係る照明器具の詳細
実施形態に係る照明器具A1(以下、照明器具A1と略す。)は、本体B1と、4つのLEDユニット3と、グローブ4と、支持部材5と、を備える(
図1及び
図2参照)。
【0020】
(2-1)LEDユニット
4つのLEDユニット3は全て共通の構成を有している。LEDユニット3は、LEDモジュール30と、LEDホルダ31と、LED取付板32と、を有している(
図2参照)。
【0021】
LEDモジュール30は、略正方形の基板の一表面に複数個のLEDチップが実装され、かつ、それら複数個のLEDチップが封止樹脂で封止された、いわゆるCOB(Chip On Board)タイプのLEDモジュールである。LEDモジュール30は、正極(アノード)から負極(カソード)に直流電流が流れることにより、平面視円形の発光部300から照明光を放射する。
【0022】
LEDホルダ31は、合成樹脂材料によって長方形の枠状に形成されている。LEDホルダ31は、LEDモジュール30の発光部300を露出させた状態でLEDモジュール30を保持する。
【0023】
LED取付板32は、金属材料によって平たんな板状に形成されている。LED取付板32の表面にLEDホルダ31が取り付けられる。LED取付板32は、LEDホルダ31を介してLEDモジュール30と熱的に接続される。つまり、LED取付板32は、LEDモジュール30の放熱板の役割を担っている。
【0024】
(2-2)本体
本体B1は、第1本体1と、第2本体2と、を有する。第1本体1と第2本体2は、第1本体1を上にして上下に並べるように結合される。つまり、本体B1は、第1本体1と第2本体2が上下方向に並べて結合されて構成されている。
【0025】
(2-2-1)第1本体
第1本体1は、光源支持部10と、天板部11と、カバー17と、を有する。なお、光源支持部10と天板部11は、アルミニウム合金ダイカストによって一体に形成されている。
【0026】
光源支持部10は、下面が開放された有底角筒状に形成されている。光源支持部10の4つの側面100に、LEDユニット3が1つずつねじ止めされている。
【0027】
天板部11は、円板状に形成されている。天板部11の下面における外周端に、天板部11の下面の全周に渡って凹部110が形成されている(
図3参照)。この凹部110には、封止部材を介してグローブ4の上端部が収容される。封止部材は、例えば、シリコーン樹脂によって円環状に形成されている。
【0028】
天板部11の上面における周縁に、4本のねじ13が起立した状態で配置されている(
図2参照)。これら4本のねじ13は、天板部11の上にカバー17を固定する役割を担っている。
【0029】
天板部11の外周面には、複数(図示例では8つ)の第1取付部112が設けられている(
図2参照)。8つの第1取付部112はそれぞれ、天板部11の外周面から天板部11の内部に向かって凹んだ位置決め部113と、位置決め部113の底面に開口した有底のねじ穴と、ねじ穴にねじ込まれる第1取付ねじ114と、を有している。なお、8つの第1取付部112は、天板部11の外周面において、天板部11の中心(天板部11の外形である円の中心)に対して45度ずつ離れた位置に設けられている。つまり、8つの第1取付部112は、天板部11の外周面において周方向に等間隔に並んでいる。
【0030】
カバー17は、アルミニウム合金ダイカストによって半球殻状に形成されている。なお、カバー17の直径は、天板部11の直径とほぼ等しい。カバー17の内周面には4つのボスが設けられている。これら4つのボスは、カバー17の周方向に沿って等間隔に並んでいる。また、4つのボスのそれぞれにねじ穴が設けられている。しかして、カバー17は、4つのボスの各々のねじ穴に、天板部11の上面における周縁に配置されている4本のねじ13が1本ずつねじ込まれることによって、天板部11と結合される。なお、カバー17の開口端において、天板部11の8つの位置決め部113と対向する位置に、位置決め部113を露出させるための切欠170がそれぞれ設けられている(
図1及び
図2参照)。
【0031】
(2-2-2)第2本体
第2本体2は、アダプタ部20、フランジ部21、及び縮径部22を有している。なお、アダプタ部20、フランジ部21、及び縮径部22は、アルミニウム合金ダイカストによって一体に形成されている。
【0032】
アダプタ部20は、下面に開口部200を有する有底円筒状に形成されている(
図3参照)。アダプタ部20の内部空間は、開口部200とつながっている。内部空間の上部は、上に向かって縮径する円すい台形状である。内部空間の上部の内周面には、3つのポール受け部23が設けられている(
図3参照)。3つのポール受け部23はそれぞれ、3段の受け面231、232、233を有する階段状に形成されている。なお、第1の受け面231が最下段であり、第3の受け面233が最上段である。これら3段の受け面231、232、233は、外径の異なる3種類の照明用ポールのそれぞれの先端に当たる。例えば、第1の受け面231は、最も外径の大きい照明用ポールP1の先端に当たる。
【0033】
アダプタ部20の下端部には、アダプタ部20の径方向(アダプタ部20の周壁の厚み方向)に貫通するねじ穴が設けられている。そして、これら3つのねじ穴に1本ずつねじ込まれる3本の固定ねじ24により、アダプタ部20が照明用ポールP1に固定される(
図1参照)。なお、3本の固定ねじ24には、六角穴付き止めねじが用いられることが好ましい。
【0034】
縮径部22は、アダプタ部20の外周面の上部に設けられている。縮径部22は、アダプタ部20の外周面を上に向かって縮径させるように構成されている。縮径部22の外周面には、合計8つの傾斜面220、221が形成されている(
図1及び
図2参照)。これらの傾斜面220、221は、いずれも放物線のような輪郭を持った平たん面であって、上に向かってアダプタ部20の中央に近付く向きに傾斜している。ただし、4つの傾斜面220は、他の4つの傾斜面221よりも大きく形成されている。そして、4つの傾斜面220はそれぞれ、傾斜面221を1つずつ間に挟み、かつ、縮径部22の外周面の周方向に並ぶように配置されている。
【0035】
また、縮径部22の上面には、台部25が設けられている。台部25は、上方から見て8角形の平板状に形成されている。そして、台部25の中央に、アダプタ部20の内部空間とつながる円形の穴222が貫通している(
図2参照)。さらに、台部25における穴222の周囲に、4つのねじ挿通穴が設けられている。これら4つのねじ挿通穴は、穴222の周囲を囲むように等間隔に配置されている。これら4つのねじ挿通穴はそれぞれ、アダプタ部20の内部空間まで貫通している。そして、4つのねじ挿通穴のそれぞれに、下から上に向けて取付ねじ26が1本ずつ挿通される(
図2及び
図3参照)。
【0036】
フランジ部21は、アダプタ部20の外周面から外向きに突出するように円環状に形成されている(
図2参照)。フランジ部21の上面における外周端に、フランジ部21の上面の全周に渡って凹部が形成されている。この凹部には、封止部材を介してグローブ4の円筒部(後述する)が収容される(
図1及び
図2参照)。封止部材は、例えば、シリコーン樹脂によって円環状に形成されている。
【0037】
また、フランジ部21の上面には、4つのめねじ部が設けられている。これら4つのめねじ部は、フランジ部21の中心(フランジ部21の外形である円の中心。以下、同じ。)に対して90度ずつ離れた位置に設けられている。つまり、4つのめねじ部は、フランジ部21の上面において周方向に等間隔に並んでいる。
【0038】
フランジ部21の下面には、複数(図示例では4つ)の第2取付部212が設けられている(
図3参照)。4つの第2取付部212はそれぞれ、フランジ部21の下面に開口した有底のねじ穴と、これらのねじ穴にねじ込まれる第2取付ねじ213と、を有している。ただし、これらのねじ穴は、第2取付ねじ213がねじ込まれない場合、皿頭ねじからなるダミーねじ214がねじ込まれている(
図3参照)。なお、4つの第2取付部212は、フランジ部21の下面において、フランジ部21の中心に対して90度ずつ離れた位置に設けられている。つまり、4つの第2取付部212は、フランジ部21の下面において周方向に等間隔に並んでいる。
【0039】
(2-3)支持部材
支持部材5は、主部50、一対の側部51、第1電線支持部52、第2電線支持部53、及び接続部を有している(
図2参照)。なお、主部50と一対の側部51は、導電性を有する材料、例えば、溶融亜鉛めっき鋼板などの金属板によって一体に形成されている。
【0040】
主部50は、長尺の長方形状に形成されている。一対の側部51は、主部50の長手方向(上下方向)に沿った両端からそれぞれ同じ向きに曲げ起こされている。
【0041】
第1電線支持部52は、主部50の下端部に取り付けられている。第1電線支持部52は、4つのLEDモジュール30に給電するための口出し線を支持する。
【0042】
第2電線支持部53は、主部50の上端部に取り付けられている。第2電線支持部53は、照明用ポールP1内に収容される電源装置からLEDモジュール30への給電用の電源線と、接続部に電気的に接続される接地線と、を支持する。
【0043】
接続部は、主部50の下端部であって、第1電線支持部52の上方に設けられている。接続部は、接地線を介して接地される。
【0044】
支持部材5は、主部50の上端が第1本体1にねじ止めされることで第1本体1と機械的かつ電気的に接続される。
【0045】
(2-4)グローブ
グローブ4は、アクリル樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって半球殻状に形成されている(
図2参照)。ただし、グローブ4の底部には円形の穴が開口している。また、グローブ4の外周面における穴の周囲から円筒部が突出している。円筒部は、封止部材を介してフランジ部21の凹部210に収容される。さらに、グローブ4の底部における穴の周縁には、4つの切欠が設けられている。これら4つの切欠は、穴の周方向に沿って等間隔に並んでいる。
【0046】
グローブ4は、透明であってもよいし、合成樹脂にフィラーが混入されることなどによって半透明に形成されてもよい。また、グローブ4は、石英ガラスのような合成樹脂以外の透光性を有する材料で形成されても構わない。
【0047】
(2-5)組立て手順
次に、照明器具A1の組立て手順を説明する。ただし、以下に説明する組立て手順は一例であり、幾つかの手順の順序を入れ替えることも可能である。
【0048】
まず、照明器具A1の組立て作業を行う作業者は、光源支持部10の4つの側面100にそれぞれLEDユニット3を1つずつねじ止めする。
【0049】
続いて、作業者は、第2本体2のフランジ部21の凹部210に封止部材を収容したのち、グローブ4の円筒部を封止部材の上から凹部210に挿入する。そして、作業者は、フランジ部21の上面に設けられている4つのめねじ部のそれぞれに、グローブ4に設けられている4つの切欠を通してねじ27を1本ずつねじ込む。各ねじ27はワッシャ28に通されているので、ワッシャ28とフランジ部21の間でグローブ4の底部が挟み込まれてグローブ4がフランジ部21に固定される(
図2参照)。
【0050】
そして、作業者は、天板部11の凹部110に封止部材を収容したのち、支持部材5を第2本体2の上から縮径部22の穴222に差し込むとともに、グローブ4の上端部を封止部材の下から凹部110に挿入する。
【0051】
それから、作業者は、第2本体2の台部25に設けられている4つのねじ挿通穴に取付ねじ26を1本ずつ挿通し、これら4本の取付ねじ26を、第1本体1に設けられている4つのねじ穴に1本ずつねじ込む(
図3参照)。その結果、第1本体1と第2本体2が4本の取付ねじ26によって締結される。
【0052】
以上の手順で照明器具A1の組立てが完了する。
【0053】
(2-6)施工手順
次に、照明器具A1を照明用ポールP1に設置する施工手順を説明する。ただし、以下に説明する施工手順は一例であり、幾つかの手順の順序を入れ替えることも可能である。
【0054】
まず、施工作業を行う作業者は、照明用ポールP1の内部に収容した電源装置とLEDユニット3を電気的に接続するための配線(口出し線と電源線)を、支持部材5の第1電線支持部52及び第2電線支持部53に支持させる。
【0055】
続いて、作業者は、照明用ポールP1の先端が第2本体2のポール受け部23に当たるまで、第2本体2のアダプタ部20内に照明用ポールP1の先端部分を挿入する。ただし、図示例においては、最も径の太い照明用ポールP1に取り付ける場合を示しているので、照明用ポールP1の先端は、最下段の第1の受け面231に当たっている。そして、作業者は、アダプタ部20の下端部に設けられている3箇所のねじ穴に固定ねじ24を1本ずつねじ込むことにより、アダプタ部20を照明用ポールP1に固定する(
図1参照)。
【0056】
以上の手順で照明器具A1の施工が完了する。
【0057】
(2-7)照明器具の動作
照明器具A1は、照明用ポールP1の内部に設置された電源装置から直流電流が供給される。電源装置から供給される直流電流は、口出し線を介して直列接続された4つのLEDモジュール30に流れる。その結果、4つのLEDモジュール30が点灯する。これら4つのLEDモジュール30から放射される照明光の大部分は、直接グローブ4を通過して照明空間に照射される。また、4つのLEDモジュール30から放射される照明光の一部は、第2本体2の縮径部22の表面(傾斜面220、221)及び第1本体1の天板部11の下面に反射したのち、グローブ4を通過して地面に照射される。
【0058】
(3)実施形態に係る遮光部材の詳細
実施形態に係る遮光部材6(以下、遮光部材6と略す。)は、遮光板60と、取付具61と、を有している。
【0059】
(3-1)遮光板
遮光板60は、遮光板本体600、位置決め突部601、取付突部602、及び側縁部603を有している。なお、遮光板本体600、位置決め突部601、取付突部602、及び側縁部603は、アルミニウム合金ダイカストによって一体に形成されている。
【0060】
遮光板本体600は、台形が球面に沿って湾曲したような形状に形成されている(
図2参照)。遮光板本体600は、その表裏両面が灰色又は黒色などの無彩色の塗料で塗装されることが好ましい。なお、遮光板本体600の裏面とは、後述するように遮光部材6が本体B1に取り付けられた状態でグローブ4と対向する面である。一方、遮光板本体600の表面は、遮光板本体600の裏面と反対側の面であって、遮光部材6が本体B1に取り付けられた状態で露出する面である。
【0061】
しかして、遮光板本体600の裏面が無彩色に塗装されている場合、遮光板本体600のLEDモジュール30との対向面が照明光を吸収することにより、遮光板本体600に反射した照明光でLEDモジュール30の温度が上昇することを抑制できる。
【0062】
一方、遮光板本体600の裏面に白色塗装又は鏡面仕上げ等が施される場合、遮光板本体600の裏面で照明光を反射することによって、遮光方向と反対方向へ効率的に照明光を取り出し、遮光板60を反射板として有効活用することが可能である。
【0063】
位置決め突部601は、遮光板本体600の上端部における左右方向の中央に設けられている。位置決め突部601は、全体として直方体の箱状に形成されている。ただし、位置決め突部601の前面と上面が開放されている。さらに、位置決め突部601の後方の壁面には、円形のねじ挿通穴605が設けられている。このねじ挿通穴605には第1取付ねじ114が前方から挿通される。
【0064】
取付突部602は、遮光板本体600の下端から下向きに突出している。取付突部602の中央に円形のねじ挿通穴606が設けられている。
【0065】
側縁部603は、遮光板本体600の表面を正面から見たときの遮光板本体600と取付突部602の各々の左側の側縁の裏面側に設けられている(
図2参照)。側縁部603は、上下方向を長手方向とする角柱状に形成されている。側縁部603は、遮光板本体600の裏面において、幅方向の約半分の部分を、遮光板本体600及び取付突部602の縁から遮光板本体600及び取付突部602の外側にはみ出させている。
【0066】
(3-2)取付具
取付具61は、主片610と、固定片611と、取付片612と、ねじ613と、を有する(
図2及び
図3参照)。なお、主片610、固定片611、及び取付片612は、金属板が打ち抜き加工及び曲げ加工されることで一体に形成されている。
【0067】
主片610は、半円弧状に形成されている。主片610の内周縁から台形状の突片が複数突出している。これら複数の突片のうち、主片610の両端からそれぞれ2番目の突片にねじ挿通穴6110が設けられている。しかして、ねじ挿通穴6110が設けられている2つの突片が、それぞれ固定片611である(
図4参照)。
【0068】
取付片612は、主片610の外周縁に複数(図示例では4つ)設けられている。4つの取付片612は、いずれも逆L字形に形成され、主片610の外周縁から外向きに突出している。また、各取付片612にはめねじ部が設けられている。
【0069】
取付具61は、遮光板60の取付突部602に取り付けられる。すなわち、取付突部602に設けられているねじ挿通穴606に挿通されたねじ613が、取付片612に設けられているめねじ部にねじ込まれることにより、取付具61と遮光板60がねじ止めされる(
図2及び
図3参照)。また、1つの取付具61には4つの取付片612が設けられているので、1つの取付具61には、最大で4つの遮光板60が取付可能である。
【0070】
ここで、取付具61の隣り合う2つの取付片612にそれぞれ遮光板60が取り付けられる場合、一方の遮光板60の側縁の後方に他方の遮光板60の側縁部603が配置される。つまり、隣り合う2つの遮光板60の間の隙間が、一方の遮光板60の側縁部603によって遮光板60の裏面側から塞がれることになる(
図2参照)。
【0071】
(3-3)遮光部材の施工手順
次に、照明用ポールP1に設置された照明器具A1に遮光部材6を取り付ける作業の施工手順を説明する。ただし、以下に説明する施工手順は一例であり、幾つかの手順の順序を入れ替えることも可能である。
【0072】
まず、作業者は、照明器具A1の照明光を遮光する範囲に合わせて、必要な数の遮光板60を取付具61に取り付ける。
【0073】
続いて、作業者は、取付具61に必要な数の遮光板60を取り付けた遮光部材6を、照明器具A1の本体B1に取り付ける。まず、作業者は、複数の第1取付部112のうちで遮光板60が取り付けられる第1取付部112において、第1取付ねじ114を取り外す。それから、作業者は、第1取付ねじ114を取り外した第1取付部112の位置決め部113に、遮光板60の位置決め突部601を嵌め込むことで遮光板60を本体B1に位置決めする。そして、作業者は、外しておいた第1取付ねじ114を、位置決め突部601のねじ挿通穴を通して、位置決め部113の底面に設けられたねじ穴にねじ込む。
【0074】
次に、作業者は、フランジ部21の8つの第2取付部212のうち、遮光部材6の取付具61の2つの固定片611に対応する2つの第2取付部212のねじ穴からダミーねじ214を取り外す。そして、作業者は、2つの固定片611のねじ挿通穴6110に挿通した第2取付ねじ213を、ダミーねじ214を取り外した2つの第2取付部212のねじ穴に1本ずつねじ込む(
図3参照)。
【0075】
以上の手順で照明器具A1に対する遮光部材6の取付作業が完了する。
【0076】
(3-4)遮光部材の機能
照明器具A1は、グローブ4の全周に照明光を照射することができる。しかしながら、照明器具A1が設置される環境によっては、照明光が光害となる場合がある。
【0077】
そこで、照明器具A1が照射する照明光の範囲及び方向を遮光部材6によって制限することにより、照明光による光害の抑制を図ることができる。
【0078】
また、照明器具A1及び遮光部材6では、複数の遮光部材6が照明器具A1に取り付けられる場合、隣り合う複数の遮光部材6同士の隙間を側縁部603で覆っている。そのため、照明器具A1及び遮光部材6は、隣り合う複数の遮光部材6同士の隙間からの照明光の漏れを低減し、照明光による光害の更なる抑制を図ることができる。
【0079】
(4)変形例
次に、実施形態に係る照明器具及び遮光部材の幾つかの変形例を説明する。ただし、以下に説明する各変形例において、実施形態に係る照明器具A1及び遮光部材6と共通の構成については、同一の符号を付して図示及び説明を適宜省略する。
【0080】
(4-1)変形例1
変形例1の照明器具A2は、
図5に示すように、実施形態に係る照明器具A1からカバー17をなくして全体が半球状に形成されている。なお、変形例1の照明器具A2には、実施形態に係る遮光部材6が取付可能である。
【0081】
(4-2)変形例2
変形例2の照明器具A3は、
図6に示すように、全体が円柱状に形成されている。変形例2において、グローブ4は、アクリル樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって、両端が開放された円筒状に形成されている。また、第1本体1の天板部11はグローブ4の直径と同程度の直径を有する円板状に形成されている。そして、天板部11の上面に複数の第1取付部112が設けられている。
【0082】
変形例2の遮光部材6における遮光板本体600は、円筒面を周方向に分割した形状に形成されている。変形例2の遮光部材6の取付突部は、天板部11の上面に設けられている第1取付部112に取り付けられる。
【0083】
(5)実施形態に係る照明器具及び遮光部材の利点
実施形態に係る照明器具A1(変形例1-2の照明器具A2、A3を含む。以下、同じ。)は、第1本体1と第2本体2のそれぞれに複数の取付部(第1取付部112、第2取付部212)が設けられている。複数の取付部はそれぞれ、少なくとも1つの遮光部材6が着脱可能に取り付けられる。
【0084】
また、実施形態に係る遮光部材6は、LEDモジュール30から放射される光の一部を遮光する遮光板60と、複数の取付部に対して着脱可能に取り付けられる被取付部(位置決め突部601、固定片611)と、を備える。
【0085】
実施形態に係る照明器具A1及び遮光部材6は、必要な数の遮光部材6を複数の取付部に取り付けることができるので、1つの遮光部材6で遮光可能な範囲を狭くして、本体B1に取り付けられる遮光部材6で遮光される範囲をより細かく調整することができる。しかも、実施形態に係る照明器具A1は、複数の取付部が第1本体1と第2本体2のそれぞれに設けられているので、第1本体1と第2本体2の一方のみに複数の取付部が設けられている場合に比べて、本体B1に対する遮光部材6の取付強度を向上できる。
【0086】
(6)まとめ
本開示の第1の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、光源(LEDモジュール30)と、光源を支持する本体(B1)と、を備える。本体(B1)は、光源を挟んで対向する第1本体(1)と第2本体(2)を有している。第1本体(1)と第2本体(2)の少なくとも一方に複数の取付部(第1取付部112、第2取付部212)が設けられている。複数の取付部はそれぞれ、少なくとも1つの遮光部材(6)が着脱可能に取り付けられる。
【0087】
第1の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、本体(B1)に設けられる複数の取付部のいずれかに、遮光部材(6)を取り付ければよいので、遮光部材(6)の取付け作業の作業性の向上を図ることができる。
【0088】
本開示の第2の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)において、複数の取付部は、第1本体(1)と第2本体(2)のそれぞれに設けられていることが好ましい。
【0089】
第2の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第1本体(1)と第2本体(2)の一方のみに取付部が設けられる場合に比べて、本体(B1)に対する遮光部材(6)の取付強度の向上を図ることができる。
【0090】
本開示の第3の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第1又は第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、透光性を有して光源の周囲を囲むグローブ(4)を更に備えることが好ましい。複数の取付部は、グローブ(4)の外に位置するように遮光部材(6)が取り付けられることが好ましい。
【0091】
第3の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、グローブ(4)を取り外すことなく、本体(B1)に遮光部材(6)を取り付けることができるので、遮光部材(6)の取付け作業の作業性の更なる向上を図ることができる。
【0092】
本開示の第4の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第1-第3のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)において、第1本体(1)は、光源の上方に位置する天板部(11)を有することが好ましい。複数の取付部(第1取付部112)は、天板部(11)に設けられていることが好ましい。
【0093】
第4の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、複数の取付部が天板部(11)に設けられるので、光源から放射される光が複数の取付部にけられる可能性を低下させることができる。
【0094】
本開示の第5の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第4の態様との組合せにより実現され得る。第5の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)において、第2本体(2)は、光源の下方に位置するフランジ部(21)を有することが好ましい。複数の取付部(第2取付部212)は、フランジ部(21)に設けられていることが好ましい。
【0095】
第5の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、複数の取付部がフランジ部(21)に設けられるので、光源から放射される光が複数の取付部にけられる可能性を低下させることができる。
【0096】
本開示の第6の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第1-第5のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第6の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)において、複数の取付部は、有底のねじ穴を有していることが好ましい。遮光部材(6)は、ねじ穴にねじ込まれるねじ(第1取付ねじ114、第2取付ねじ213)を有することが好ましい。
【0097】
第6の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、複数の取付部に対して遮光部材(6)をねじ止めすることにより、本体(B1)に対する遮光部材(6)の取付強度の向上を図ることができる。
【0098】
本開示の第7の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、第1-第6のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第7の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)において、第1本体(1)と第2本体(2)の少なくとも一方は、遮光部材(6)を位置決めする位置決め部(113)を有していることが好ましい。
【0099】
第7の態様に係る照明器具(A1;A2;A3)は、位置決め部(113)によって第1本体(1)又は第2本体(2)に遮光部材(6)を位置決めすることにより、遮光部材(6)の取付け作業の作業性の更なる向上を図ることができる。
【0100】
本開示の第8の態様に係る遮光部材(6)は、第1-第7の態様に係るいずれかの照明器具(A1;A2;A3)の本体(B1)に着脱可能に取り付けられる。第8の態様に係る遮光部材(6)は、光源から放射される光の一部を遮光する遮光板(60)と、複数の取付部のうちの少なくとも1つの取付部に対して着脱可能に取り付けられる被取付部(位置決め突部601、固定片611)と、を備える。
【0101】
第8の態様に係る遮光部材(6)は、本体(B1)に設けられる複数の取付部のいずれかに、被取付部が取り付けられればよいので、照明器具(A1;A2;A3)に対する取付け作業の作業性の向上を図ることができる。
【0102】
本開示の第9の態様に係る遮光部材(6)は、第8の態様との組合せにより実現され得る。第9の態様に係る遮光部材(6)において、遮光板(60)の端部は、本体(B1)に取り付けられた状態で隣り合う別の遮光板(60)の端部と部分的に重なり合うように構成されていることが好ましい。
【0103】
第9の態様に係る遮光部材(6)は、隣り合って本体(B1)に取り付けられた別の遮光部材(6)の端部との間から光が漏れることを抑制できる。
【0104】
本開示の第10の態様に係る遮光部材(6)は、第8又は9の態様との組合せにより実現され得る。第10の態様に係る遮光部材(6)において、遮光板(60)は、本体(B1)に取り付けられた状態で光源と対向する面(遮光板60の裏面)を、光源から放射される光を吸収するように形成していることが好ましい。
【0105】
第10の態様に係る遮光部材(6)は、遮光板(60)の光源との対向面が光を吸収するように形成されるので、遮光板(60)に反射した光で光源の温度が上昇することを抑制できる。
【符号の説明】
【0106】
A1 照明器具
A2 照明器具
A3 照明器具
B1 本体
1 第1本体
2 第2本体
4 グローブ
6 遮光部材
11 天板部
21 フランジ部
30 LEDモジュール(光源)
60 遮光板
112 第1取付部(取付部)
113 位置決め部
114 第1取付ねじ(ねじ)
212 第2取付部(取付部)
213 第2取付ねじ(ねじ)
601 位置決め突部(被取付部)
611 固定片(被取付部)