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▶ 中尾 崇の特許一覧

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  • 特開-置配機能インターホン装置 図1
  • 特開-置配機能インターホン装置 図2
  • 特開-置配機能インターホン装置 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023174641
(43)【公開日】2023-12-08
(54)【発明の名称】置配機能インターホン装置
(51)【国際特許分類】
   H04M 9/00 20060101AFI20231201BHJP
【FI】
H04M9/00 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022103087
(22)【出願日】2022-06-27
(31)【優先権主張番号】P 2022087294
(32)【優先日】2022-05-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(31)【優先権主張番号】P 2022093356
(32)【優先日】2022-06-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】714002774
【氏名又は名称】中尾 崇
(72)【発明者】
【氏名】中尾 崇
【テーマコード(参考)】
5K038
【Fターム(参考)】
5K038AA06
5K038CC02
5K038DD14
5K038DD18
(57)【要約】      (修正有)
【解決手段】インターホン装置は、玄関のインターホン親機1に設けた置配ボタン4を押すと室内用のインターホン子機7の表示ランプを点灯及びまたはブザー6を小音量で音を鳴らす。また、暫く留守にする場合は「今、置配は受け取れません」との通知表示装置3も設置し、これをスマートフォン、親機1、専用親機9或いは子機7を操作することにより切替可能とする。さらに、人感センサー及びまたはカメラ8での検知により警告のブザー2を鳴らして、配達員に対して置配ボタン4を押すように注意喚起する。
【効果】今まで分からなかった置配された事が分かり、直ぐに荷物を取れるので盗まれる心配が減らすことができ、配達員も置配の確認や置配のミス等を防ぐことができ、置配されたら困る場合にも配達員に通知するとができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
置配専用のスイッチを室外に設置して、或いはインターホンに置配専用のスイッチを設けて室内の人間に置配された事を知らせる、インターホン装置。
【請求項2】
置配の受け取りができない時に配達員に知らせる、請求項1のインターホン装置。
【請求項3】
置配された時、及びまたはそれ以降親機のカメラで画像を記録する、請求項1乃至2のインターホン装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
荷物の置配に関するインターホン技術。
【背景技術】
【0002】
従来のインターホンでは最近の置配に対応が不十分或いは、対応出来ない。そしてインターホンの無い受取人に対しても置配装置の設置により、便利で盗難の可能性も低くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
置配は基本的にチャイムを鳴らさずに置いて行くだけであり、部屋に居てもいつ置かれたのかが分からない。大手の業者でさえインターネットで時々「配達済み」か確認しなければならない。
盗まれる心配を常にする事になる。しかしインターホンを鳴らされても困る場合もあり、結果置配ボタンも設置すれば解決する。また置配されたら困る場合にも対応する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以降、玄関のインターホン親機を親機、室内用のインターホン子機を子機と省略表記する。また親機1と本発明専用親機9も本発明の親機の説明としては同じものである。
また、インターホンとは別に本発明を設置、或いは本発明のみを設置する場合も玄関に設置する装置を親機、該親機の専用の室内用の子機も子機と省略表記する。
本発明の親機と子機の電気的接続は、従来のインターホンのように無線或いは有線でやる。

親機1の置配ボタン4を押すと子機7のスイッチと表示ランプ及びまたはブザー6を点灯及びまたはブザーを小音量で音を鳴らすのでも、子機7或いは親機1に無線機能或いはインターネット接続機能を設ける事によりスマートフォンに通知するのも良い。
勿論、子機7のインターホンの機能で子機7のディスプレイをオンにする機能を動作させるのも良い。

追加機能として暫く留守にする場合も考えて「今、置配は受け取れません」との通知表示装置3も設置する。これはスマートフォンから無線或いはインターネット経由で親機1或いは本発明専用親機9或いは子機7を操作、
或いは親機1や本発明専用親機9、及びまたは子機に該通知表示装置3を操作する切替スイッチ5を設ける。

その場合、置配ボタン4を押してしまう或いは、置配をしてしまう配達員に対して、人感センサー及びまたはカメラ8での検知により警告のブザー2も鳴らして知らせるのが良い。置配ボタン4を押さずに荷物を置く配達員に対してもこの機能で済む。

また、人感センサー及びまたはカメラ8の人感センサーにより、切替スイッチ5に限らず置配ボタン4を押すように注意喚起もできる。
人感センサー及びまたはカメラ8のカメラが置配時及びまたはその後もカメラ記録を続けて、置配のトラブルを防ぐ、解決する。その際には通知表示装置3に「録画中」と表示してもよく、または録画ランプを別に設置しても良い。

今までの玄関ベル或いはインターホンはそのままに、本発明専用親機9を玄関に設置しても良い。その場合、子機7は本発明専用の物となる。

また、解決手段として従来のインターホンにサイレントモードの設定を設ける事も一つの手段にもなる。この場合は親機の呼び出しボタンにサイレントモードを設定したのが分かるように表示をしても.及びまたは呼び出しボタンの周囲にサイレントモードと分かるように表示装置を設けても良い。この場合子機は通常の呼び出し音は鳴らさずに極小音量で鳴らしたり、間欠で小さな音を鳴らす、及びまたはバイブレーターで知らせたり、表示ランプにより知らせたりしても良い。
このサイレントモードの機能は上記のサイレントモードの通知以外にも、「今、置配は受け取れません」との通知手段を設ける事も出来る。例えば呼び出しボタンに「サイレントモード」、「置配モード」、「荷物は置配も含めて受け取れません」とかの表示手段を設ければ良い。
このバイブレーター機能であるが、スマートフォンに通知をしても良いし、スマートフォンのバイブレーターを動作させても良いし、専用の通知端末を用意してそれに表示ランプやバイブレーターを振動させても良い。
この場合の該通知機能の切替操作に付いては、他に記載しているインターホン装置の説明の全てに準じる。詰まり、この段落に記載している「「今、置配は受け取れません」との通知表示装置3も設置する。これはスマートフォンから無線或いはインターネット経由で親機1或いは本発明専用親機9或いは子機7を操作、或いは親機1や本発明専用親機9、及びまたは子機に該通知表示装置3を操作する切替スイッチ5を設ける。」これのことである。

詰まり、本発明は従来のインターホンを前記のように改良しても可能ではある。しかし、本発明の専用装置の場合は従来のインターホンに追加で設置したり、インターホンが無い家庭にも対応出来る。
【発明の効果】
【0005】
今まで分からなかった置配された事が分かる。
【0006】
直ぐに荷物を取れるので盗まれる心配が減る。
【0007】
配達員も置配の確認や置配のミス等を防げる。
【0008】
置配されたら困る場合にも配達員に通知できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】インターホンの親機の正面図。インターホンの部品は省略している。
図2】本発明だけの装置、親機
図3】子機の図。親機1と本発明専用親機9の子機であるが、インターホンの子機としてのインターホンの部品は省略している。
【発明を実施するための形態】
【実施例0010】
図1。本発明をインターホンの親機の設置した例である。
図1に限らず全ての図は本発明の説明に不要な、インターホンの装置は省略している、マイクやスピーカー、カメラ、ライト等である。
符号2-5がインターホンに本発明を追加した図である。符号の説明と機能は別に記載する。
【実施例0011】
図2。本発明の親機の専用装置である。別に記載してるが、既存のインターホンに別途本発明を設置したり、本発明のみを設置する場合の一例である。

符号2-5の説明と機能は別に記載する。
【実施例0012】
図3。子機の例である。インターホンの子機に本発明を設置した場合と、本発明のみの子機の例とする。インターホンの子機であればディスプレイやチャイム等の機能が付いてるが省略している。

符号2-5の説明と機能は別に記載するが、スイッチと表示ランプ及びまたはブザー6とは置配がされたらランプが点灯する、ブザーの場合は小さい音で鳴らすのと数秒間隔で鳴らし続ける。スイッチの機能は置配を受け取った場合に押すことで表示ランプは消し、ブザーは鳴らすのを止める。
【符号の説明】
【0013】
1..親機
2..ブザー
3.通知表示装置
4..置配ボタン
5..切替スイッチ
6..スイッチと表示ランプ及びまたはブザー
7..子機
8..人感センサー及びまたはカメラ
9..本発明専用親機
図1
図2
図3