(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023174806
(43)【公開日】2023-12-08
(54)【発明の名称】バッテリーパック
(51)【国際特許分類】
H01M 50/242 20210101AFI20231201BHJP
H01M 50/35 20210101ALI20231201BHJP
H01M 10/613 20140101ALI20231201BHJP
H01M 10/655 20140101ALI20231201BHJP
H01M 50/342 20210101ALI20231201BHJP
H01M 10/656 20140101ALI20231201BHJP
【FI】
H01M50/242
H01M50/35 201
H01M10/613
H01M10/655
H01M50/342 101
H01M50/342 201
H01M10/656
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2023176750
(22)【出願日】2023-10-12
(31)【優先権主張番号】202310730179.5
(32)【優先日】2023-06-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202321571433.3
(32)【優先日】2023-06-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518405050
【氏名又は名称】恵州億緯▲リ▼能股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】EVE ENERGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 38, Huifeng 7th Road, Zhongkai Hi-Tech Zone Huizhou, Guangdong 516006, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ホンクアン・ジョウ
【テーマコード(参考)】
5H012
5H031
5H040
【Fターム(参考)】
5H012BB01
5H012DD05
5H031KK01
5H040AA03
5H040AA14
5H040AY08
(57)【要約】
【課題】システムの構造強度を高め、熱的及び電気的分離を達成することができるバッテリーパックを提供すること。
【解決手段】本出願は、ボックスと、複数のセルを含む複数のセル群と、前記ボックスに接続され、前記セル群の第1の側を押し付ける圧力リリーフアセンブリと、隣接する2つの前記セル群の境界部に位置する支持部材が設けられ、前記支持部材の一方側は、隣接する2つの前記セル群のうち一方の前記セル群の前記第2の側を支持し、前記支持部材の他方側は、隣接する2つの前記セル群のうち他方の前記セル群の前記第2の側を支持する液冷プレートと、を含むバッテリーパックを開示する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボックス(1)と、
複数のセル(32)を含む複数のセル群(3)と、
前記ボックス(1)に接続され、前記セル(32)の防爆バルブ(31)に対向し、前記セル群(3)の第1の側(34)を押し付ける圧力リリーフアセンブリ(2)と、
前記ボックス(1)に接続され、前記セル群(3)の第2の側(35)に当接し、前記第2の側(35)は、前記第1の側(34)の反対側であり、隣接する2つの前記セル群(3)の境界部に位置する支持部材(42)が設けられ、前記支持部材(42)の一方側は、隣接する2つの前記セル群(3)のうち一方の前記セル群(3)の前記第2の側(35)を支持し、前記支持部材(42)の他方側は、隣接する2つの前記セル群(3)のうち他方の前記セル群(3)の前記第2の側(35)を支持する液冷プレート(4)と、を含むバッテリーパック。
【請求項2】
前記圧力リリーフアセンブリ(2)は、圧力リリーフパイプ(21)を含み、前記圧力リリーフパイプ(21)には脆弱部(22)が設けられ、前記脆弱部(22)は前記防爆バルブ(31)に対向して設けられる請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項3】
前記圧力リリーフパイプ(21)と防爆バルブ(31)との間にトリガーチャンネル(23)が形成され、前記トリガーチャンネル(23)には、トリガーガスケット(24)が装着されている請求項2に記載のバッテリーパック。
【請求項4】
前記トリガーガスケット(24)は、高温耐性の絶縁材料で作られる請求項3に記載のバッテリーパック。
【請求項5】
前記圧力リリーフパイプ(21)の側部は、前記セル群(3)に向かって延び、セル群(3)に当接するプレスエッジ(25)を形成する請求項2に記載のバッテリーパック。
【請求項6】
隣接する前記セル(32)は、構造部材(33)を介して接着されて一体化されている請求項1~5のいずれか1項に記載のバッテリーパック。
【請求項7】
前記液冷プレート(4)の内部には冷媒を収容する冷却キャビティ(41)が設けられている請求項1~5のいずれか1項に記載のバッテリーパック。
【請求項8】
前記支持部材(42)は冷却キャビティ(41)内に設けられる請求項7に記載のバッテリーパック。
【請求項9】
前記液冷プレート(4)には回避凹部(43)が設けられ、前記支持部材(42)は前記回避凹部(43)に嵌合される請求項7に記載のバッテリーパック。
【請求項10】
前記ボックス(1)の側壁(14)は、前記セル群(3)の前記第2の側(35)に向かって延びて載置部(11)を形成し、前記載置部(11)及び前記支持部材(42)はそれぞれ前記セル群(3)の前記第2の側(35)における異なる位置を支持する請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項11】
セル群(3)の外側に設けられるブラケット(13)をさらに含み、前記ブラケット(13)の端部は前記ボックス(1)の側壁(14)に固定的に接続され、前記圧力リリーフアセンブリ(2)は前記ブラケット(13)に固定的に接続される請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項12】
前記圧力リリーフアセンブリ(2)と前記ブラケット(13)の間には、ベース(15)が固定的に接続される請求項11に記載のバッテリーパック。
【請求項13】
前記ボックス(1)の前記第2の側(35)に近い側にはボトムガード(12)が設けられ、前記液冷プレート(4)は、前記ボトムガード(12)とセル群(3)との間に設けられる請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項14】
前記ボトムガード(12)の前記第2の側(35)に近い側は、前記液冷プレート(4)の前記第2の側(35)から離れた側に固定的に接続される請求項13に記載のバッテリーパック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2023年06月19日に中国特許庁に提出された、出願番号が2023215714333である中国特許出願と、2023年06月19日に中国特許庁に提出された、出願番号が2023107301795である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容のすべてを本願に援用する。
【0002】
本出願は、バッテリー技術の分野に関し、特にバッテリーパックに関する。
【背景技術】
【0003】
バッテリーパックのCTPグループ化技術は、高比エネルギーと低コストという市場の需要に応えており、CTP技術はCTP3.0まで発展しましたが、システム設計が複雑でコストが高く、システムのグループ化が難しく非効率的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術では、CTPバッテリーパックのモジュールレス化に伴い、モジュールレスのニースに応えるためにセル群の構造強度の向上が求められており、通常は、セル群を固定する構造が別体となるため、CTPバッテリーパックの構造が複雑化している。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の従来技術の少なくとも1つの欠点を克服するために、本出願は、システムの構造強度を高め、熱的及び電気的分離を達成することができるバッテリーパックを提供する。
出願の実施例に係るバッテリーパックは、ボックスと、複数のセルを含む複数のセル群と、前記ボックスに接続され、前記セルの防爆バルブに対向し、前記セル群の第1の側を押し付ける圧力リリーフアセンブリと、前記ボックスに接続され、前記セル群の第2の側に当接し、前記第2の側は、前記第1の側の反対側であり、隣接する2つの前記セル群の境界部に位置する支持部材が設けられ、前記支持部材の一方側は、隣接する2つの前記セル群のうち一方の前記セル群の前記第2の側を支持し、前記支持部材の他方側は、隣接する2つの前記セル群のうち他方の前記セル群の前記第2の側を支持する液冷プレートと、を含む。
【0006】
このバッテリーパックでは、液冷プレート上に支持部材を設けて、隣接する2つのセル群を同時に支持することにより、セル群による液冷プレートの変形が防止され、同時に、前記セル群の第1の側には、圧力リリーフアセンブリが押し付けられ、前記圧力リリーフアセンブリは、前記セルの防爆バルブに対向し、圧力リリーフアセンブリを使用して、防爆バルブから噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行うとともに、圧力リリーフアセンブリがセル群に圧力をかけることにより、周期的な膨張力によるセル群の上方への移動が防止され、セルの圧力リリーフチャンネルとしての圧力リリーフアセンブリとセルの冷却源としての液冷プレートがモジュールレスバッテリーパックの固定構造を形成し、圧力リリーフアセンブリ、液冷プレート、及びボックスの機械構造の組み合わせを実現し、モジュールレスバッテリーパックの構造を最適化し、プロセスを簡素化し、システムの剛性を高める。
【0007】
本出願の幾つかの実施例によれば、前記圧力リリーフパイプにはいくつかの脆弱部が設けられ、前記脆弱部は前記防爆バルブに対向して設けられる。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記圧力リリーフパイプと防爆バルブとの間にトリガーチャンネルが形成され、前記トリガーチャンネルには、トリガーガスケットが装着されている。
【0008】
本出願の幾つかの実施例によれば、前記トリガーガスケットは、高温耐性の絶縁材料で作られる。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記圧力リリーフパイプの側部は、前記セル群に向かって延びて、セル群に当接するプレスエッジを形成する。
本出願の幾つかの実施例によれば、隣接する前記セルは、構造部材を介して接着されて一体化されている。
【0009】
本出願の幾つかの実施例によれば、前記液冷プレートの内部には冷媒を収容する冷却キャビティが設けられている。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記支持部材は冷却キャビティ内に設けられる。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記液冷プレートには回避凹部が設けられており、前記支持部材は前記回避凹部に嵌合される。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記ボックスの側壁は、前記セル群の前記第2の側に向かって延びて載置部を形成し、前記載置部及び前記支持部材はそれぞれ前記セル群の前記第2の側における異なる位置を支持する。
【0010】
本出願の幾つかの実施例によれば、セル群の外側に設けられるブラケットをさらに含み、前記ブラケットの端部は前記ボックスの側壁に固定的に接続され、前記圧力リリーフアセンブリは前記ブラケットに固定的に接続される。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記圧力リリーフアセンブリと前記ブラケットの間には、ベースが固定的に接続される。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記ボックスの前記第2の側に近い側にはボトムガードが設けられ、前記液冷プレートは、前記ボトムガードとセル群との間に設けられる。
本出願の幾つかの実施例によれば、前記ボトムガードの前記第2の側に近い側は、前記液冷プレートの前記第2の側から離れた側に固定的に接続される。
【0011】
要約すると、本出願に提供されるバッテリーパックは、以下の技術的効果を有する。
1)液冷プレート上に支持部材を設けて、隣接する2つのセル群を同時に支持することにより、セル群による液冷プレートの変形が防止され、同時に、前記セル群の第1の側には、圧力リリーフアセンブリが押し付けられ、前記圧力リリーフアセンブリは、前記セルの防爆バルブに対向し、圧力リリーフアセンブリを使用して、防爆バルブから噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行うとともに、圧力リリーフアセンブリがセル群に圧力をかけることにより、周期的な膨張力によるセル群の上方への移動が防止され、セルの圧力リリーフチャンネルとしての圧力リリーフアセンブリとセルの冷却源としての液冷プレートがモジュールレスバッテリーパックの固定構造を形成し、圧力リリーフアセンブリ、液冷プレート、及びボックスの機械構造の組み合わせを実現し、モジュールレスバッテリーパックの構造を最適化し、プロセスを簡素化し、システムの剛性を高める。
【0012】
2)圧力リリーフパイプとセルの防爆バルブとの間にトリガーチャンネルを形成し、前記トリガーチャンネルにトリガーガスケットを装着することにより、セルの防爆バルブが噴射すると、この防爆バルブに対応するトリガーガスケットの位置が噴出物により突破され、噴出物はトリガーガスケットを通過して圧力リリーフパイプ内に進入し、他の位置のトリガーガスケットは影響を受けず、トリガーチャンネルの残りの部分を閉じ続け、セルの防爆バルブから噴出する噴出物が周囲のセルに飛散したり、圧力リリーフパイプ内の噴出物が周囲のセルの防爆バルブに逆流したりすることを防止し、周囲のセルへの影響を防止する。
【0013】
3)圧力リリーフパイプの側部をセル群の方向に延長して、セル群と当接するプレスエッジを形成してセル群を押さえ、圧力リリーフパイプ及びシステムの剛性を向上させて、セル群の噴出時にセル群と圧力リリーフパイプとが直接に当接することが防止され、セル群と圧力リリーフパイプとの間の力が緩衝され、同時に、プレスエッジにより、セル群の側方から噴出物が溢れ出ることを効果的に防止でき、セル群から噴出する噴出物が周囲のセル群に影響を与えることを防止し、延長されたプレスエッジは、圧力リリーフパイプと防爆バルブとの間に隙間を形成し、それによってトリガーチャンネルを形成し、モジュールレスバッテリーパックの構造を完全に最適化する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本出願の実施例に係るバッテリーパックの構造概略図である。
【
図2】本出願の実施例に係るバッテリーパックの別の構造概略図である。
【
図4】本出願の実施例に係るバッテリーパックのさらに別の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本出願の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「上側」、「下側」、「内側」、「外側」等の用語で示される向きや位置関係は、図面に示す向きや位置関係に基づくものであり、本出願の説明を容易にし、説明を簡略化するためだけのものであり、言及される装置又は要素が特定の向きを有し、特定の向きで構築され、動作しなければならないことを示したり暗示したりすることを意図したものではなく、したがって、本出願を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0016】
本出願において、前記第1の側34はセル群3の垂直方向の上側を指し、前記第2の側35はセル群3の垂直方向の下側を指す。
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6及び
図7を参照すると、本出願の実施例において、バッテリーパックは、ボックス1、圧力リリーフアセンブリ2、液冷プレート4、及び複数のセル群3を含み、幾つかの実施例では、前記セル群3は、複数のセル32を含み、圧力リリーフアセンブリ2は、前記ボックス1に接続され、前記セル32の防爆バルブ31に対向し、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル群3の第1の側34を押し付け、液冷プレート4は、前記ボックス1に接続され、前記セル群3の第2の側35に当接し、前記第2の側35は、前記第1の側34の反対側であり、前記液冷プレート4には、支持部材42が設けられており、前記支持部材42は、隣接する2つの前記セル群3の境界部に位置し、前記支持部材42の一方側は、隣接する2つの前記セル群3のうち一方の前記セル群3の前記第2の側35を支持し、前記支持部材42の他方側は、隣接する2つの前記セル群3のうち他方の前記セル群3の前記第2の側35を支持する。幾つかの実施例では、液冷プレート4上に支持部材42を設けて、隣接する2つのセル群3を同時に支持することにより、セル群3による液冷プレート4の変形が防止され、同時に、前記セル群3の前記第1の側34には、圧力リリーフアセンブリ2が押し付けられ、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル32の防爆バルブ31に対向し、圧力リリーフアセンブリ2を使用して、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行うとともに、圧力リリーフアセンブリ2がセル群3に圧力をかけることにより、周期的な膨張力によるセル群3の上方への移動が防止され、セル32の圧力リリーフチャンネルとしての圧力リリーフアセンブリ2とセル32の冷却源としての液冷プレート4がモジュールレスバッテリーパックの固定構造を形成し、圧力リリーフアセンブリ2、液冷プレート4、及びボックス1の機械構造の組み合わせを実現し、バッテリーパックの構造を最適化し、プロセスを簡素化し、システムの剛性を高める。
【0017】
幾つかの実施例では、少なくとも1つの前記セル群3は、前記圧力リリーフアセンブリ2の長さ方向に沿って前記圧力リリーフアセンブリ2の下に配置され、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル群3の前記第1の側34を押し付けて、セル32を液冷プレート4に圧接し、セル32が上方に移動することを防止し、一実施例では、セル群3の外側に設けられるブラケット13をさらに含み、前記ブラケット13の端部は前記ボックス1の側壁14に固定的に接続され、前記圧力リリーフアセンブリ2は前記ブラケット13に固定的に接続される。さらに、前記圧力リリーフアセンブリ2と前記ブラケット13の間には、ベース15が固定的に接続される。具体的に、前記固定接続に使用される接続方法は、溶接又はボルト接続であってもよい。一実施例では、前記ブラケット13の端部はボルトを介して前記ボックス1の側壁14に接続され、前記ベース15はボルトを介して前記ブラケット13に接続され、前記圧力リリーフアセンブリ2はボルトを介して前記ベース15に接続される。一実施例では、前記ブラケット13と前記ベース15は一体的に形成することができ、前記圧力リリーフアセンブリ2はボルトを介して前記ベース15に接続され、前記ブラケット13の端部はボルトを介して前記ボックス1の側壁14に接続され、これにより、圧力リリーフアセンブリ2がボックス1に接続され、ボックス1の強度を向上させるためのボックス1の補強構造として使用することができる。同時に、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル32の防爆バルブ31に対向し、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行って熱的及び電気的分離を実現し、周期的な膨張力によるセル群3の上方への移動によって引き起こされる接続不良を回避できるため、圧力リリーフアセンブリ2は、熱的及び電気的分離のための専用の圧力リリーフチャンネルとして機能するとともに、ボックス1の強度を向上させるためのボックス1の補強構造としても機能し、圧力リリーフアセンブリ2とボックス1の機械構造を組み合わせて、システムの熱安全圧力リリーフを解決するとともに、システム構造を最適化し、システムの剛性を向上させることで、モジュールレスバッテリーパックの製造コストを削減し、プロセスを簡素化し、歩留まりと効率を向上させることができる。
【0018】
さらに、複数の前記セル群3は、ボックス1の長さ方向又は幅方向に沿って配置することができ、各前記セル群3の前記第1の側34には、一つの圧力リリーフアセンブリ2が押し付けられており、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル32の防爆バルブ31に対向し、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行って、システムの熱安全圧力リリーフを解決するとともに、圧力リリーフアセンブリ2を介してセル32を液冷プレート4に圧接し、セル32が上方に移動することを防止し、液冷プレート4がセル32に接触して効果的に冷却できるようにし、複数の前記セル群3に設けられた圧力リリーフアセンブリ2は、ボックス1の強度を向上させるためのボックス1の補強構造としても機能し、圧力リリーフアセンブリ2とボックス1の機械構造を組み合わせて、システムの熱安全圧力リリーフを解決するとともに、システム構造を最適化し、システムの剛性を向上させることで、コストを削減し、プロセスを簡素化し、歩留まりと効率を向上させることができ、さらに、前記セル群3の前記第1の側34に押し付けられる圧力リリーフアセンブリ2と、前記セル群3の前記第2の側35に当接する液冷プレート4とによりバッテリーパックの鉛直方向に沿う固定構造を形成し、液冷プレート4上に支持部材42を設けて、隣接する2つのセル群3を同時に支持することにより、液冷プレート4の変形が防止され、圧力リリーフアセンブリ2、液冷プレート4、及びボックス1の機械構造の組み合わせを実現し、モジュールレスバッテリーパックの構造を最適化し、プロセスを簡素化し、システムの剛性を高める。
【0019】
図7を参照すると、幾つかの実施例では、前記圧力リリーフアセンブリ2は、圧力リリーフパイプ21を含み、前記セル32の防爆バルブ31は前記圧力リリーフパイプ21に対向して設けられており、セル32の防爆バルブ31から噴出する高温高圧の噴出物は圧力リリーフパイプ21に入り、圧力リリーフパイプ21に沿って指向性浚渫が行われ、高温高圧の噴出物が周辺部品やセル32に飛散して、周辺部品やセル32が損傷することを防止し、一実施例では、前記圧力リリーフパイプ21にはいくつかの脆弱部22が設けられ、前記脆弱部22は前記防爆バルブ31に対向して設けられる。一実施例では、前記セル32の防爆バルブ31は、圧力リリーフパイプ21の脆弱部22の下方に対応して設けられており、セル32の防爆バルブ31が開いたときに放出される高温高圧のガスは、それに対向している脆弱部22を通って圧力リリーフパイプ21に直接に入ることができ、圧力リリーフパイプ21の他の位置の脆弱部22は閉じたままであるため、圧力リリーフパイプ21内の噴出物が周囲のセル32の防爆バルブ31に逆流することを効果的に防止することができ、さらに、前記脆弱部22は前記防爆バルブ31に密封接続されており、防爆バルブ31が開いたときに噴出する高温高圧の噴出物が溢れ出て周辺部品やセル32に飛散し、周辺部品やセル32が損傷することを防止し、さらに、前記セル32には、前記圧力リリーフパイプ21に対応して対応する溝を設けることができ、前記圧力リリーフパイプ21は溝内にクランプされて、圧力リリーフパイプ21とセル32との間により強力な接続を形成し、同時に、圧力リリーフパイプ21の脆弱部22は、セル群3の防爆バルブ31に密着、又は導管等のガイド部材を介してセル32の防爆バルブ31と密封接続されており、防爆バルブ31が開いたときに噴出する高温高圧のガスが溢れ出ることを防止し、防爆バルブ31が開いたときに噴出する高温高圧の噴出物を効果的に圧力リリーフパイプ21に導き、圧力リリーフパイプ21に沿って指向性浚渫を行うことができる。
【0020】
幾つかの実施例では、液冷プレート4と圧力リリーフパイプ21を使用して鉛直方向に沿う固定構造を形成しセル群3に対して位置決めを行い、複数の前記セル32は、前記圧力リリーフパイプ21の長さ方向に沿って配置され、前記圧力リリーフパイプ21の下方に押し付けられる。あるセル32の防爆バルブ31が開いて高温高圧の噴出物を噴出する場合、噴出物にはセル32の電解液等の物質が含まれる可能性があり、各圧力リリーフパイプ21は複数のセル32の防爆バルブ31に同時に接続されているため、噴出物は圧力リリーフパイプ21に入った後、圧力リリーフパイプ21に沿って流れて他のセル32の防爆バルブ31に逆流する恐れがあり、その結果、他のセル32の防爆バルブ31が汚染されたり、高温の影響を受けて開いたりして連鎖効果が発生し、したがって、
図3及び
図6を参照すると、幾つかの実施例では、前記圧力リリーフパイプ21と防爆バルブ31との間には、トリガーチャンネル23が設けられており、前記トリガーチャンネル23には、トリガーガスケット24が装着されている。一実施例では、セル群3と、前記セル群3の前記第1の側34に押し付けられた圧力リリーフパイプ21とにはトリガーチャンネル23が形成されており、トリガーガスケット24は前記トリガーチャンネル23に装着され、セル32の防爆バルブ31が噴射すると、この防爆バルブ31に対応するトリガーガスケット24の位置が噴出物により突破され、噴出物はトリガーガスケット24及び圧力リリーフパイプ21の脆弱部22を順次に通過して圧力リリーフパイプ21内に進入し、防爆バルブ31が開いたときの衝撃力は上向きに作用するため、他の位置のトリガーガスケット24は影響を受けず、トリガーチャンネル23の残りの部分を閉じ続け、セル32の防爆バルブ31から噴出する噴出物が周囲のセル32に飛散したり、圧力リリーフパイプ21内の噴出物が周囲のセル32の防爆バルブ31に逆流したりすることを防止して、周囲のセル32への影響を防止する。一実施例では、前記トリガーガスケット24は、高温耐性の絶縁材料で作られ、高温噴出物によるトリガーガスケット24の溶解を防止し、高温噴出物が他のセル32の防爆バルブ31に逆流することを効果的に防止することができる。さらに、前記トリガーガスケット24は、マイカペーパーであることが好ましく、具体的に、マイカペーパーは、圧力リリーフパイプ21と防爆バルブ31との間のトリガーチャンネル23に装着されているため、トリガーチャンネル23は閉状態となり、即ち、このとき、隣接するセル32の防爆バルブ31はマイカペーパーにより遮断し密閉されており、圧力リリーフパイプ21及び防爆バルブ31も、それぞれ自身の脆弱部22とマイカペーパーによって遮断し密閉されており、隣接するセル32の防爆バルブ31から噴出する噴出物は周囲のセル32に飛散することができず、圧力リリーフパイプ21内を流れる噴出物はマイカペーパーが設けられたトリガーチャンネル23を通過することができず、これにより、噴出物が周囲のセル32の防爆バルブ31に逆流する現象が回避され、あるセル32の防爆バルブ31が開いて高圧高温の噴出物が噴出されると、噴出物の衝撃により、この防爆バルブ31に対応するマイカペーパー上の位置が噴出物により突破されるが、マイカペーパーの他の部分は影響を受けず、開いた防爆バルブ31を他の防爆バルブ31から遮断し密閉し続け、その後、噴出物は圧力リリーフパイプ21の脆弱部22を突き破って圧力リリーフパイプ21内に入り、圧力リリーフパイプ21に沿って流れ、他の位置ではマイカペーパーがまだ密封されており、圧力リリーフパイプ21の他の位置の脆弱部22は突破されない可能性があるため、噴出物は圧力リリーフパイプ21に沿って流れ続けるだけであり、周囲の防爆バルブ31に逆流することができず、周囲のセル群3への影響を効果的に防ぐことができる。
【0021】
幾つかの実施例では、前記圧力リリーフパイプ21の側部は、セル群3に向かって延びて、セル群3に当接するプレスエッジ25を形成する。一実施例では、前記圧力リリーフパイプ21の2つの側部は、セル群3に向かって延びてプレスエッジ25を形成し、前記プレスエッジ25は、前記セル群3と当接して前記セル群3を固定し、圧力リリーフパイプ21及びシステムの剛性を向上させ、セル群3の噴出時にセル群3と圧力リリーフパイプ21とが直接に当接することが防止され、セル群3と圧力リリーフパイプ21との間の力が緩衝され、同時に、プレスエッジ25により、セル群3の側方から噴出物が溢れ出ることを効果的に防止でき、セル群3から噴出する噴出物が周囲のセル群3に影響を与えることを防止し、延長されたプレスエッジ25は、圧力リリーフパイプ21と防爆バルブ31との間に隙間を形成し、それによってトリガーチャンネル23を形成し、モジュールレスバッテリーパックの構造を完全に最適化する。
【0022】
図2、
図3、
図4、
図5及び
図6を参照すると、幾つかの実施例では、前記液冷プレート4の内部には、冷媒を収容する冷却キャビティ41が設けられている。一実施例では、前記液冷プレート4の内部には、液冷プレート4の上方に設けられたセル群3を冷却するための冷媒を収容する中空の冷却キャビティ41が設けられており、一実施例では、前記冷却キャビティ41には、冷媒が出入りするための入口と出口が設けられていてもよく、幾つかの実施例では、液冷プレート4の冷却効果を確保するために、冷却キャビティ41の入口と出口を通じて冷却キャビティ41内の冷媒を交換する。実際の応用では、前記液冷プレート4の内部には冷媒を収容する冷却キャビティ41が設けられているため、前記液冷プレート4の耐荷重能力が弱くなり、電源モジュールの強い圧力が長時間にかかると、前記液冷プレート4は変形しやすく、特に液冷プレート4の中央部分は下方へのへこみ等の問題が非常に発生しやすく、電源モジュールの本来のレイアウトを破壊し、システム全体の構造の安定性に大きな影響を与え、したがって、セル群3を支持するために、前記冷却キャビティ41内に支持部材42が設けられており、一実施例では、前記支持部材42は、冷却キャビティ41内の冷媒の流れに影響を与えることなくセル群3を支持できる格子状構造を有してもよい。さらに、前記支持部材42は、液冷プレート4の冷却キャビティ41内の冷却流路を囲むこともでき、支持部材42を介してセル群3を支持するとともに、冷媒の流路も制限され、液冷プレート4の耐荷重能力と冷却効果が向上する。
図4を参照すると、一実施例では、前記ボックス1の側壁14は、前記セル群3の前記第2の側35に向かって延びて載置部11を形成する。即ち、セル群3のボックス1の側壁14に近い端部は、ボックス1の側壁14から延出して形成された載置部11によって支持され、セル群3の残りの部分は、冷却キャビティ41内に設けられた支持部材42によって支持され、即ち、前記載置部11及び前記支持部材42はそれぞれ前記セル群3の前記第2の側35における異なる位置を支持し、これにより、モジュールレスバッテリーパックの全体構造の安定性を確保する。
【0023】
幾つかの実施例では、前記ボックス1の前記第2の側35に近い側にはボトムガード12が設けられ、前記液冷プレート4は、前記ボトムガード12とセル群3との間に設けられ、一実施例では、前記ボトムガード12は、ボルトによってボックス1の前記第2の側35に近い側に接続され、一実施例では、前記ボトムガード12の前記第2の側35に近い側は、前記液冷プレート4の前記第2の側35から離れた側に固定的に接続され、一実施例では、前記ボトムガード12の前記第2の側35に近い側と、前記液冷プレート4の前記第2の側35から離れた側とは、摩擦撹拌溶接プロセス又はFDSプロセスを通じて固定的に接続され、さらに、前記セル群3の前記第2の側35は、熱伝導性の構造用接着剤を介して前記液冷プレート4の前記第2の側35に近い側に接着されており、通常の熱伝達に影響を与えることなくセル群3が液冷プレート4に固定的に接続され、同時に、前記液冷プレート4のボックス1に近い側には保護コーティングが設けられ、液冷プレート4を保護し、液冷プレート4のボックス1に近い側から外部の熱が流入し、液冷プレート4によるセル群3の冷却効果に影響を与えることを防ぐことができる。
【0024】
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6及び
図7を参照すると、幾つかの実施例では、隣接する前記セル群3は、構造部材33を介して接着されて一体化されている。具体的に、隣接する前記セル32の互いに近接する側は、構造部材33を介して互いに接着され、全体の構造の安定性が向上し、一実施例では、前記支持部材42は、液冷プレート4の冷却キャビティ41内に設けられ、隣接する2つの前記セル群3の境界部に位置し、前記支持部材42の一方側は、隣接する2つの前記セル群3のうち一方の前記セル群3の前記第2の側35を支持し、前記支持部材42の他方側は、隣接する2つの前記セル群3のうち他方の前記セル群3の前記第2の側35を支持し、即ち、前記支持部材42は、隣接する2つの前記セル群3を同時に支持し、液冷プレート4の中央部分の下方へのへこみ等の問題を効果的に回避し、同時に、前記セル群3の第1の側34には、圧力リリーフアセンブリ2が押し付けられ、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル32の防爆バルブ31に対向し、圧力リリーフアセンブリ2を使用して、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行うとともに、圧力リリーフアセンブリ2がセル群3に圧力をかけることにより、周期的な膨張力によるセル群3の上方への移動が防止され、セル32の圧力リリーフチャンネルとしての圧力リリーフアセンブリ2とセル32の冷却源としての液冷プレート4がバッテリーパックの固定構造を形成し、圧力リリーフアセンブリ2、液冷プレート4、及びボックス1の機械構造の組み合わせを実現し、モジュールレスバッテリーパックの構造を最適化し、プロセスを簡素化し、システムの剛性を高める。一実施例では、前記圧力リリーフアセンブリ2は、圧力リリーフパイプ21を含み、前記圧力リリーフパイプ21とセル群3の防爆バルブ31との間には、トリガーチャンネル23が設けられており、前記トリガーチャンネル23には、トリガーガスケット24が装着されている。セル32の防爆バルブ31が噴射すると、この防爆バルブ31に対応するトリガーガスケット24の位置が噴出物により突破され、噴出物は圧力リリーフパイプ21の脆弱部22を通過して圧力リリーフパイプ21内に進入し、防爆バルブ31が開いたときの衝撃力は上向きに作用するため、他の位置のトリガーガスケット24や圧力リリーフパイプ21の他の位置の脆弱部22は影響を受けず、トリガーチャンネル23の残りの部分を閉じ続け、セル32の防爆バルブ31から噴出する噴出物が周囲のセル32に飛散したり、圧力リリーフパイプ21内の噴出物が周囲のセル32の防爆バルブ31に逆流したりすることを防止して、周囲のセル32への影響を防止し、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対する圧力リリーフパイプ21の指向性浚渫を実現し、モジュールレスバッテリーパックの熱安全圧力リリーフを解決する。
【0025】
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6及び
図7を参照すると、幾つかの実施例では、隣接する前記セル群3は、構造部材33を介して接着されて一体化されている。具体的に、隣接する前記セル32の互いに近接する側は、構造部材33を介して互いに接着され、全体の構造の安定性が向上し、一実施例では、前記液冷プレート4には回避凹部43が設けられており、前記支持部材42は前記回避凹部43に嵌合され、前記支持部材42は、隣接する2つの前記セル群3の境界部に位置し、前記支持部材42の一方側は、隣接する2つの前記セル群3のうち一方の前記セル群3の前記第2の側35を支持し、前記支持部材42の他方側は、隣接する2つの前記セル群3のうち他方の前記セル群3の前記第2の側35を支持し、即ち、前記支持部材42は、隣接する2つの前記セル群3を同時に支持し、液冷プレート4の下方へのへこみ等の問題を効果的に回避し、同時に、前記セル群3の前記第1の側34には、圧力リリーフアセンブリ2が押し付けられ、前記圧力リリーフアセンブリ2は、前記セル32の防爆バルブ31に対向し、圧力リリーフアセンブリ2を使用して、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対して指向性浚渫を行うとともに、圧力リリーフアセンブリ2がセル群3に圧力をかけることにより、周期的な膨張力によるセル群3の上方への移動が防止され、セル32の圧力リリーフチャンネルとしての圧力リリーフアセンブリ2とセル32の冷却源としての液冷プレート4がバッテリーパックの固定構造を形成し、圧力リリーフアセンブリ2、液冷プレート4、及びボックス1の機械構造の組み合わせを実現し、モジュールレスバッテリーパックの構造を最適化し、プロセスを簡素化し、システムの剛性を高める。一実施例では、前記圧力リリーフアセンブリ2は、圧力リリーフパイプ21を含み、前記圧力リリーフパイプ21とセル群3の防爆バルブ31との間には、トリガーチャンネル23が設けられており、前記トリガーチャンネル23には、トリガーガスケット24が装着されている。セル32の防爆バルブ31が噴射すると、この防爆バルブ31に対応するトリガーガスケット24の位置が噴出物により突破され、噴出物は圧力リリーフパイプ21の脆弱部22を通過して圧力リリーフパイプ21内に進入し、防爆バルブ31が開いたときの衝撃力は上向きに作用するため、他の位置のトリガーガスケット24や圧力リリーフパイプ21の他の位置の脆弱部22は影響を受けず、トリガーチャンネル23の残りの部分を閉じ続け、セル32の防爆バルブ31から噴出する噴出物が周囲のセル32に飛散したり、圧力リリーフパイプ21内の噴出物が周囲のセル32の防爆バルブ31に逆流したりすることを防止して、周囲のセル32への影響を防止し、防爆バルブ31から噴出する噴出物に対する圧力リリーフパイプ21の指向性浚渫を実現し、モジュールレスバッテリーパックの熱安全圧力リリーフを解決する。
【符号の説明】
【0026】
ここで、図面符号の意味は次のとおりである。
1:ボックス
11:載置部
12:ボトムガード
13:ブラケット
14:側壁
15:ベース
2:圧力リリーフアセンブリ
21:圧力リリーフパイプ
22:脆弱部
23:トリガーチャンネル
24:トリガーガスケット
25:プレスエッジ
3:セル群
31:防爆バルブ
32:セル
33:構造部材
34:第1の側
35:第2の側
4:液冷プレート
41:冷却キャビティ
42:支持部材
43:回避凹部