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特開2023-175914ホームPLMN構成変更によるUEのVPLMN構成更新の管理
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023175914
(43)【公開日】2023-12-12
(54)【発明の名称】ホームPLMN構成変更によるUEのVPLMN構成更新の管理
(51)【国際特許分類】
   H04W 76/20 20180101AFI20231205BHJP
   H04W 8/06 20090101ALI20231205BHJP
【FI】
H04W76/20
H04W8/06
【審査請求】有
【請求項の数】82
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023172635
(22)【出願日】2023-10-04
(62)【分割の表示】P 2020564921の分割
【原出願日】2019-05-21
(31)【優先権主張番号】62/674,465
(32)【優先日】2018-05-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
2.WCDMA
3.ZIGBEE
(71)【出願人】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100176418
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 嘉晃
(72)【発明者】
【氏名】カサチ,アレシオ
(57)【要約】
【課題】コンピュータプログラム製品を含む方法及び装置が、構成の更新を管理するために提供される。
【解決手段】一部の例示的な実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置が提供されてよく、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に少なくとも、ホームネットワークが装置の以前の構成情報に変更を加えるかどうかに関するインディケーションを受信させ、受信したインディケーションが変更が加えられたことを表すときは、装置に記憶された以前の構成情報を削除させるように構成される。関連するシステム、方法、及び製品の物品についても記載する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
を備える装置であって、前記少なくとも1つメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に少なくとも、
ホームネットワークが、前記装置のための前記ホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更を加えるかどうかに関するインディケーションを受信させ、
前記受信したインディケーションが前記変更が加えられたことを表すとき、前記装置に記憶されたネットワークスライス構成情報を削除させる、ように構成される、
前記装置。
【請求項2】
前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報は、前記装置に記憶された前記ネットワークスライス構成情報とは異なる、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記装置はさらに、少なくとも
前記受信したインディケーションが前記変更が加えられたことを表すとき、前記ホームネットワーク及び/または1つまたは複数の訪問先ネットワークに関連付けられた、前記装置に記憶されたネットワークスライス構成情報を削除する
ように引き起こされる、請求項1または2のいずれか一項に記載の装置。
【請求項4】
前記装置はさらに、少なくとも
前記インディケーションを含む、または前記インディケーションと共に、更新されたネットワークスライス構成情報を受信する
ように引き起こされる、請求項1~3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
前記装置に記憶された前記ネットワークスライス構成情報の前記削除は、前記ホームネットワークまたは訪問先ネットワークのうちの少なくとも1つに関連付けられた前記ネットワークスライス構成情報の削除を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記ネットワークスライス構成情報は、少なくとも1つのネットワークスライス識別子を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
前記削除は、前記装置が、少なくとも前記装置に現在サービスを提供している前記訪問先ネットワーク及び/または前記ホームネットワークの更新されたネットワークスライス構成情報を取得することを可能にする、請求項5または6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記装置はさらに、少なくとも
前記ホームネットワークに関連付けられた前記変更を表す前記インディケーションが受信されたとき、前記削除されたネットワークスライス構成情報を置き換えるために、少なくとも1つの他の訪問先ネットワークの更新されたネットワークスライス構成情報を受信する
ように引き起こされる、請求項1~7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記装置はさらに、少なくとも、
前記受信したネットワークスライス構成情報を取得した後、更新されたユーザ機器ルート及びアクセス選択ポリシーが受信されるまで、前記更新されたネットワークスライス構成情報を取得するための登録を実行することを待つ
ように構成される、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記装置はさらに、少なくとも
前記ホームネットワークに関連付けられた前記変更を表す前記インディケーションが受信されるとき、前記訪問先ネットワークのネットワークスライス構成情報を更新し、
前記ホームネットワークに関連付けられた前記変更が加えられたことを表すインディケーションが受信されないとき、前記訪問先ネットワークのネットワークスライス構成情報のみを更新する
ように引き起こされる、請求項5~9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記インディケーションは、前記ホームネットワークが、前記ユーザ機器に現在サービスを提供している前記訪問先ネットワークに、前記ホームネットワークの前記変更が前記訪問先ネットワークで前記装置を構成するために考慮されることになると示すことを表す、請求項5~10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
ユーザ機器で、ホームネットワークが、前記ユーザ機器のための前記ホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更を加えるかどうかに関するインディケーションを受信することと、
前記受信したインディケーションが前記変更が加えられたことを表すとき、前記ユーザ機器に記憶されたネットワークスライス構成情報を削除することと、
を備える、方法。
【請求項13】
前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報は、前記ユーザ機器に記憶された前記ネットワークスライス構成情報とは異なる、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
削除することは、前記受信したインディケーションが前記変更が加えられたことを表すとき、前記ホームネットワーク及び/または1つまたは複数の訪問先ネットワークに関連付けられた、前記ユーザ機器に記憶されたネットワークスライス構成情報を削除することを備える、請求項12または13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
前記インディケーションを含む、または前記インディケーションと共に、更新されたネットワークスライス構成情報を受信すること
をさらに備える、請求項12~14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記ネットワークスライス構成情報を前記削除することは、前記ホームネットワークまたは訪問先ネットワークの少なくとも1つに関連付けられた前記ネットワークスライス構成情報を削除することを含む、請求項12~15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記ユーザ機器に記憶された前記ネットワークスライス構成情報は、少なくとも1つのネットワークスライス識別子を含む、請求項12~16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記削除することは、少なくとも前記ユーザ機器に現在サービスを提供している前記訪問先ネットワーク及び/または前記ホームネットワークの更新されたネットワークスライス構成情報を取得することを可能にする、請求項12~17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記ホームネットワークに関連付けられた前記変更を表す前記インディケーションが受信されたとき、前記削除されたネットワークスライス構成情報を置き換えるために、少なくとも1つの他の訪問先ネットワークの更新されたネットワークスライス構成情報を受信すること
をさらに含む、請求項12~18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記受信したネットワークスライス構成情報を取得した後、更新されたユーザ機器ルート及びアクセス選択ポリシーが受信されるまで、前記更新されたネットワークスライス構成情報を取得するための登録を実行することを待つこと
をさらに含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記ホームネットワークに関連付けられた前記変更を表す前記インディケーションが受信されたとき、前記訪問先ネットワークのための前記ユーザ機器に記憶された前記ネットワークスライス構成情報を更新することと、
前記ホームネットワークに関連付けられた前記変更が加えられたことを表すインディケーションが受信されないとき、前記訪問先ネットワークのための前記ユーザ機器に記憶された前記ネットワークスライス構成情報のみを更新することと、
をさらに含む、請求項12~20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記インディケーションが、前記ホームネットワークが、前記ユーザ機器に現在サービスを提供している前記訪問先ネットワークに、前記ホームネットワークの前記変更が前記訪問先ネットワークで前記ユーザ機器を構成するために考慮されることになると示すことを表す、請求項12~21のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
ホームネットワークが、前記装置のための前記ホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更を加えるかどうかに関するインディケーションを受信する手段と、
前記受信したインディケーションが前記変更が加えられたことを表すとき、前記装置に記憶されたネットワークスライス構成情報を削除する手段と、
を備える、装置。
【請求項24】
請求項13~22のいずれか一項に記載の方法を実行する手段をさらに備える、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
プログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、実行されるとき、
ユーザ機器で、ホームネットワークが、前記ユーザ機器のための前記ホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更を加えるかどうかに関するインディケーションを受信することと、
前記受信したインディケーションが前記変更が加えられたことを表すとき、前記ユーザ機器に記憶されたネットワークスライス構成情報を削除することと、
を備える操作を引き起こす、前記非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項26】
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと
を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、少なくとも、
ユーザ機器のためのホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更が加えられたかどうかを判定させ、
前記ユーザ機器のための前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報に前記変更が加えられたかどうかに関するインディケーションを前記ユーザ機器に提供させる、ように構成される、
前記装置。
【請求項27】
前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つプロセッサと共に、前記装置に、少なくとも、
前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報への前記変更の前記インディケーションと共に、更新されたネットワークスライス構成情報を前記ユーザ機器に提供させる、ように構成される、
請求項26に記載の装置。
【請求項28】
ユーザ機器のためのホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更が加えられたと判定することと、
前記ユーザ機器のための前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報に前記変更が加えられたこと関するインディケーションを前記ユーザ機器に提供することと、
を備える、方法。
【請求項29】
前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報への前記変更の前記インディケーションとともに、更新されたネットワークスライス構成情報を前記ユーザ機器に提供すること
をさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
ユーザ機器のためのホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更が加えられたことを判定する手段と、
前記ユーザ機器のための前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報への前記変更に関するインディケーションを前記ユーザ機器に提供する手段と
を備える、装置。
【請求項31】
前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報への前記変更の前記インディケーションと共に、更新されたネットワークスライス構成情報を前記ユーザ機器に提供する手段
をさらに備える、請求項30に記載の装置。
【請求項32】
プログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、実行されるとき、
ユーザ機器のためのホームネットワークに記憶されたネットワークスライス構成情報に変更が加えられたことを判定することと、
前記ユーザ機器のための前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報への前記変更に関するインディケーションを前記ユーザ機器に提供することと、
を備える操作を引き起こす、前記非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項33】
前記プログラムコードは、実行されるとき、
前記ホームネットワークに記憶された前記ネットワークスライス構成情報への前記変更の前記インディケーションと共に、更新されたネットワークスライス構成情報を前記ユーザ機器に提供すること
を備える操作を引き起こす、請求項32に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年5月21日に出願された米国仮出願第62/674,465号「Managing VPLMN Configuration Updates in the UE Due to Home PLMN Configuration Changes」の利益と優先権を主張し、その全内容はあらゆる目的のために参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本明細書に記載の主題は、ワイヤレス技術に関する。
【背景技術】
【0003】
第5世代(5G)システムを含むセルラーシステムは、帯域幅、待ち時間、信頼性の要件に関して幅広いユースケースと多様なニーズを有するアプリケーションを含む、増え続ける数のデバイスとサービスをサポートするので、セルラーシステムは、異なるサービス間の差別化をサポートするために、ワイヤレスアクセスネットワークとコアネットワーク全体のリソースに優先順位を付ける(及び/または、例えば、制御プレーンとユーザプレーン全体で優先順位を付ける)必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンピュータプログラム製品を含む方法及び装置が、構成の更新を管理するために提供される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の例示的な実施形態では、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含む装置が提供されてよく、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に少なくとも、ホームネットワークが装置の以前の構成情報に変更を加えるかどうかに関するインディケーションを受信させ、受信したインディケーションが変更が加えられたことを表すとき、装置に記憶された以前の構成情報を削除させるように構成される。
【0006】
一部の変形例では、以下の特徴を含む本明細書に開示される特徴の1つまたは複数は、任意選択で、任意の実行可能な組み合わせに含むことができる。装置はさらに、インディケーションを含む構成情報を少なくとも受信するようにされてよい。以前の構成情報の削除は、ホームネットワーク及び訪問ネットワークに関連付けられた以前の構成情報の削除を含む。以前の構成情報の削除は、少なくとも1つのネットワークスライス識別子を含み得る。削除によって、装置は、少なくとも現在装置にサービスを提供している訪問ネットワーク及び/またはホームネットワークの更新された構成情報を取得可能になり得る。ホームネットワークに関連付けられた変更を表すインディケーションが受信されたとき、装置はさらに、削除された以前の構成情報を置き換えるために少なくとも1つの他の訪問ネットワークの更新された構成情報を少なくとも受信させてもよい。装置はさらに、受信された構成情報を取得した後、更新されたユーザ機器ルート及びアクセス選択ポリシーが受信されるまで、更新された構成情報を取得するための登録を実行するのを少なくとも待つように構成されてよい。装置はさらに、少なくとも、ホームネットワークに関連付けられた変更を表すインディケーションが受信されたとき、訪問ネットワークの構成情報を更新させ、ホームネットワークに関連付けられた変更が加えられたことを表すインディケーションが受信されないとき、訪問ネットワークの構成情報のみを更新させてもよい。インディケーションは、ホームネットワークが、現在ユーザ機器にサービスを提供している訪問ネットワークに、ホームネットワークの変更が装置を構成するために訪問ネットワークで考慮されるべきであることを示すことを表してよい。
【0007】
上記の態様及び特徴は、所望の構成に応じて、システム、装置、方法、及び/または物品に実装されてよい。本明細書に記載される主題の1つまたは複数の変形の詳細が、添付の図面及び以下の記載で説明される。本明細書に記載される主題の特徴及び利点は、説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
【0008】
図面において、同様のラベルは、図面内の同じまたは類似のアイテムを参照するために使用される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】一部の例示的な実施形態による、5Gワイヤレスネットワークの一部分の例を示す。
図2】一部の例示的な実施形態による、VPLMN構成更新のためのプロセスフローの例を示す。
図3】一部の例示的な実施形態による、VPLMN構成更新のためのプロセスフローの別の例を示す。
図4】一部の例示的な実施形態による、ネットワークノードの例を示す。
図5】一部の例示的な実施形態による、装置の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
5Gシステムでは、ユーザ機器(UE)がホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)から訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)にローミングしている場合がある。この場合、UEは、例えば、VPLMNで利用可能な1つまたは複数のサービスへのアクセスを有効にするために、VPLMNで使用するための構成情報を有し得る。UEの構成情報は、例えばVPLMNでのローカル決定により変更される場合がある。代替的または追加的に、UEの構成情報は、例えば、HPLMNでのUEのサブスクリプション情報の変更によって変更され得る。
【0011】
さらに説明すると、UEは、UEの構成情報に基づいて、HPLMN及び/またはVPLMNのサービスにアクセスしてよく、UEの構成情報は、許可された及び/または利用可能なサービスを示すサブスクリプション情報に基づいてよい。UEのサブスクリプション情報は、例えば、HPLMNがUEのサブスクリプションに変更を加える、または変更を開始したために変更される場合があり、この場合、1つまたは複数のサービスのVPLMN関連の構成情報も更新してHPLMNでの変更(複数可)と一貫性をもたせる必要がある。したがって、(HPLMNの統一データ管理(UDM)ノードに記憶され得る)サブスクリプション情報の変更は、HPLMN及び/またはVPLMNで動作するためのUEの構成情報への変更をトリガし得る。
【0012】
VPLMNとHPLMNの構成情報は、異なる値を有する場合があり、VPLMN内でローカルに使用されている値をHPLMNが認識せずに、VPLMNによってマッピングが確立される場合がある。例えば、HPLMNがUEのサブスクリプションを変更する場合、VPLMNはサブスクリプション関連情報を含む構成情報を個別に更新することが必要があり得るため、UEは最新のVPLMN情報を有する。さらに説明すると、HPLMNのサブスクリプション情報は、ネットワークスライスのQoSもしくは別の態様を変更し得る、または、特定のスライスにアクセスできるという事実を完全に変更し得る、または、サブスクリプションは、UEが使用できる新しいスライスを含んでよい。この変更により、VPLMNを使用するための構成情報に対応する変更がトリガされてよい。
【0013】
例えば、UEのサブスクリプションの変更に関してHPLMN構成が変更された場合、UEのサブスクリプションに関するVPLMN構成の更新が必要になる場合がある。UEがVPLMNに登録されている間、HPLMNはVPLMNに更新のための構成情報をプッシュしてよい(構成情報は、前述のように、UDM(UDMは、この、及び他の構成及び/またはサブスクリプション情報を記憶するためのレポジトリとして機能してよい)などのネットワークノードに記憶される)。ただし、UEが別のVPLMNを訪問しているとき、新しいVPLMNはUEの最新の構成またはサブスクリプション情報を受信してよいが、VPLMNにはUEの構成またはサブスクリプション情報の状態情報を有していない場合があるため、情報が変更を表しているかどうかをVPLMNが検出できない可能性があり、よって、UEが変更または更新をトリガしない場合がある。
【0014】
一部の例示的な実施形態では、UEが、UEのサブスクリプションに関連する情報(例えば、ネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)等のネットワークスライス識別子)を含む構成情報の更新を受信するとき、UEは、更新の原因コードなどのインディケーションも受信してよい。更新がVPLMNのローカルな変更によるものである場合、UEは、VPLMN関連情報を更新してよく、その情報をUEに記憶し続ける。
【0015】
ただし、原因コードなどのインジケータが、更新がUEのサブスクリプションなどのHPLMN構成の変更によるものであることを表す場合、UEは受信した更新をVPLMN構成への変更及びHPLMN構成への変更として記憶してよい。他の一部の(全てではないにしても)VPLMN構成の場合、これらが、HPLMN構成の変更により、無効な可能性があることをUEは記録または示してよい。
【0016】
さらに、原因コードなどのインジケータが更新はHPLMN構成の変更によるものであることを表すとき、UEが他のVPLMNにアクセスすると、UEはVPLMNからの初期構成情報(例えば、UEが初めてVPLMNにアクセスしたかのような初期構成情報)を必要とするかのように動作する場合がある。例えば、UEは、VPLMN(複数可)の全てのUE構成情報を削除(例えば、除去、リセットなど)してよい。ネットワークスライシングVPLMN構成の場合、UEは、例えば、PLMN用に構成されたNSSAI及びHPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのそのマッピング、許可されたNSSAI及びHPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのそのマッピング、PLMNのあらゆる拒否されたS-NSSAIを除去してよい。この削除により、UEは、登録手順を実行するときに初期構成を必要とするUEとしてネットワークに見え、UEが登録の一部としてVPLMNにアクセスすると、ネットワークはUEに初期構成を提供し得る。
【0017】
さらに説明すると、原因コードなどのインジケータが、更新がHPLMN構成の変更によるものであることを表す場合、UEは、前述のように、全てではないにしても一部の他のVPLMNのネットワークスライシング構成情報などの特定の構成情報(例えば、上記のNSSAI)をローカルに削除してよい。したがって、UEがこれらの他のVPLMNで登録手順を実行するとき、UEは、NSSAI(複数可)の要求を送信せず、代わりに、ネットワークからVPLMNの構成を受信してよい。この受信した構成情報は、VPLMNで使用してHPLMN値にマッピングするためのS-NSSAIなどのスライス識別子を含み得る。
【0018】
一部の例示的な実施形態では、UEは、サービスを提供しているVPLMNで、ネットワークからURSP(UEルート及びアクセス選択ポリシー)など、更新されたポリシーを待ってから、新しい登録手順を実行してよいが、これはUEのS-NSSAIへのサブスクリプションが変更されたとき、URSPも変更され得るためである。
【0019】
図1は、一部の例示的な実施形態による、5Gワイヤレスネットワーク100の一部分の例を示す。
【0020】
5Gワイヤレスネットワーク100は、基地局、ワイヤレスローカルエリアネットワークアクセスポイント、ホーム基地局、及び/または他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどのワイヤレスアクセスポイントによってサービスを提供される無線アクセスネットワーク(RAN)152に無線で結合するように構成されたユーザ機器(UE)150を含んでよい。
【0021】
ネットワーク100は、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)154、訪問セッション管理機能(V-SMF)156、訪問ポリシー制御機能(v-PCF)160、訪問ネットワークスライス選択機能(v-NSSF)164、及び/または訪問先ユーザプレーン機能(V-UPF)158を含み得るコアネットワークを含んでよい。図1の例では、デバイス152~164は、訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)166に関連付けられてよい。
【0022】
ネットワーク100及び/またはコアネットワークは、ホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)170をサポートする機能を有するデバイスも含んでよい。例えば、HPLMN170内のこれらのデバイスは、「ホーム」ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセス、オフロード、及び/または非3GPPアクセスのためのデバイス及び対応する機能を含んでよい。これらのデバイスは、ホームSMF172、ホームPCF174、ホームNSSF176、統合データ管理178、認証サーバ機能(AUSF)180、アプリケーション機能(AF)182、ホームユーザプレーン機能(H-UPF)184、及びデータネットワーク(DN)186を含んでよい。
【0023】
図1はまた、N1、N2、N3、N4、N6、N7、N11、N15、N18、N24などのサービスインタフェースを示す。アーキテクチャ、ノード(AMF、V-PCF、H-PCF、H-SMF、V-SMF、及び図1に示す他のデバイスを含む)、及びサービスインタフェースは、3GPP TS 23.501等の規格に従って規定されてよいが、他の規格や独自インタフェースを使用してもよい。
【0024】
ネットワークスライスとは、特定のネットワーク機能とネットワーク特性を提供する論理ネットワークを指す。ネットワークスライスは、動的に作成できる論理的なエンドツーエンドネットワークと見なされてよいので、所与のUEは、同じ無線アクセスネットワークを介して(例えば、同じ無線インタフェースを介して)異なるネットワークスライスにアクセスし得る。ネットワークスライスは、様々なサービスを提供し、及び/または様々なQoSニーズ/要件を有することができる。5Gシステムのシステムアーキテクチャ3GPP TS 23.501で、ネットワークスライスの例を記載する。
【0025】
UEのサブスクリプション情報は、ネットワークスライスの量、QoSタイプ、及び/またはアイデンティティに関連する構成情報を示し得る。UEの構成情報(VPLMN及び/またはHPLMNなどのPLMNに登録するときにネットワークによって提供される)は、1つまたは複数の単一NSSAI(S-NSSAI)などの1つまたは複数のネットワークスライス識別子を含み得る。S-NSSAIは、次のものから構成されてよいa)スライス/サービスタイプ(SST)、これは、機能とサービスの観点から予測されるネットワークスライスの動作を指す、及び/またはb)スライス区別情報(SD)、これは、スライス/サービスタイプ(複数可)を補完して、同じスライス/サービスタイプの複数のネットワークスライスを区別するオプションの情報である。
【0026】
図2は、一部の例示的な実施形態による、プロセス200の例を示す。図2の説明は、図1も参照する。
【0027】
一部の例示的な実施形態によると、205で、ユーザ機器150は、ネットワークから、構成情報、及び/または構成情報が(UEに現在サービスを提供している)VPLMNにローカルな更新もしくは修正などの変更を表すかどうか、またはHPLMNに関連付けられた変更を表すかどうかに関するインディケーションを受信し得る。一部の例示的な実施形態では、構成情報は、登録承諾などのメッセージまたはUE構成更新メッセージで受信されてよい。インディケーションは、構成情報に含まれるか、またはUEに個別に通知されてよい。インディケーションの存在は、UEのHPLMNが、VPLMNでのUEの構成に適用する必要のある構成変更を行ったことを示している場合がある。一部の実施形態では、インディケーション(または、インディケーションがないこと)は、他のVPLMN(またはHPLMN)ではなく、現在サービスを提供しているVPLMNでのUEの構成のみに影響を与えるように、UEの構成情報をローカルで更新すべきであることを示す場合がある。一部の例示的な実施形態では、インディケーションは構成情報に含まれる。例えば、構成情報は、現在サービスを提供しているVPLMNの構成情報を表してよく、UEの構成情報に変更が必要かどうかをUEに通知するためのインディケーションを含んでよい。代替的または追加的に、インディケーションは、構成情報とは別にUEに提供されてよい。
【0028】
インディケーションが、(例えば、UEのサブスクリプション情報の変更によって引き起こされ得る)HPLMN構成の変更を表すとき、UEは、UEにローカルに記憶された以前の構成情報を削除してよい(例えば、208、210において)。削除される構成情報は、PLMN用に構成されたNSSAI及びPLMN用に構成されたNSSAIからHLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのマッピング、許可されたNSSAI及び許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのマッピング、PLMNのあらゆる拒否されたS-NSSAIなど、ネットワークスライシング構成情報を含んでよい。さらに、削除される構成情報は、全てではないにしても、一部の他のVPLMNのための構成情報であってよい。例えば、UEは、全てのVPLMNについて記憶された以前に記憶されたネットワークスライシング構成情報を削除してよい。より具体的には、UEは、現在サービスを提供しているVPLMNについて205で受信したあらゆる「現在の」構成を保持しながら、他の全てのPLMNのスライシング情報を削除してよい。
【0029】
ネットワークへの登録中、UE150は、別のVPLMNに登録してよく、その場合、インディケーションがHPLMN構成の変更を表すとき、UEは、NSSAI(複数可)の要求を送信せず、代わりに、220で、ネットワークから、VPLMNのネットワークスライシング構成情報を含む構成情報を受信してよい。この構成情報は、VPLMNで使用するためのS-NSSAIなどのスライス識別子と、そのスライス識別子のHPLMNで使用される値へのマッピングとを含んでよい。
【0030】
一部の例示的な実施形態では、S-NSSAIへのUEのサブスクリプションが変更されたとき、URSP(UEルート及びアクセス選択ポリシー)も変更され得るので、UEは、サービスを提供しているPLMNにおいて、ネットワークからURSPなどの更新されたポリシーを待ってから、220で新しい登録手順を実行してよい。
【0031】
インディケーションがローカルのVPLMN構成変更を表すとき、UEは、他のPLMNの構成に影響を与える(例えば、削除、更新など)ことなく、サービスを提供しているVPLMNのネットワークスライシング情報を含む記憶された構成情報を更新してよい(208、230で、いいえ)。一部の例示的な実施形態では、UEは、UEの構成変更が、インディケーションを受信しないことに基づいてローカルなものであると判定してよい。
【0032】
図3は、一部の例示的な実施形態による、プロセス300の例を示す。図3の説明は、図1も参照する。
【0033】
一部の例示的な実施形態によると、310で、基地局152などのネットワークノードは、構成情報、及び/または構成情報が、VPLMNにローカルな更新もしくは修正などの変更を表すかどうか、または、HPLMNに関連付けられた変更を表すかどうかに関するインディケーションをAMF154から受信してよい。320で、ネットワークノードは、構成情報、及び/または構成情報が、VPLMNにローカルな更新もしくは修正などの変更が加えられたことを表すかどうか、またはHPLMNに関連付けられた変更を表すかどうかに関するインディケーションをUE150に提供してよい。
【0034】
一部の例示的な実施形態では、AMF154などのAMFがUE150を更新するとき、AMFは、更新がサブスクライブされたS-NSSAIの変更によるものであるかどうかを(基地局152を介して)UEに示してよい。AMFが、UDM178から更新されたデータを受信するため、または、AMFが、UEのネットワークスライシングサブスクリプションが変更されたというインディケーションをUDMから受信するため、AMFは、この更新または変更を検出し得る。
【0035】
ネットワークスライシングサブスクリプション情報が変更されたことがUEに通知された場合、UEは、前述のように、UEが他の全てのPLMNに関して有するネットワークスライシング情報をローカルで削除してよい(すなわち、UEが、他のPLMNに登録するとき、要求されたNSSAIを送信せず、サービスを提供しているPLMNが、サービスを提供しているPLMNのUE構成を更新してよい)。また、UEは、任意の受信した値で現在のPLMN情報を更新する。また、URSPが必要な場合は、新しい登録手順を実行する前に、更新されたURSP(UEルート及びアクセス選択ポリシー)を待つ。
【0036】
一部の例示的な実施形態では、サブスクライブされたS-NSSAIが変更され、変更時にUEに到達できない場合、ユニバーサルデータリポジトリ(UDR)フラグをHPLMNに設定して、UEが到達可能になり、UEがPLMNにAMFで登録するとき、サブスクリプションデータが更新されたS-NSSAIのセットを含むことがAMFに通知されることを確実にしてよい。AMFはUEを正常に更新するので、UEは、UDM178を更新してこのフラグをリセットするAMFへのインディケーションと共に登録するように要求されてよい。
【0037】
さらに説明すると、S-NSSAI(HPLMN用に構成されたNSSAIにあってよい)は、それらがUEに提供されるときに、UE用にサブスクライブされたS-NSSAIと一致し得る。サブスクライブされたS-NSSAI(複数可)が、UE150が登録されているサービスを提供しているPLMNに対して(例えば、古いS-NSSAIを除去する、及び/または新しいS-NSSAIを追加することによって)更新されると、AMF154は(「(R)AN」とラベル付けされた基地局152を介して)UEを、サービスを提供しているVPLMN用に構成されたNSSAI、許可されたNSSAI、及び/またはHPLMN用に構成されたNSSAIに関連するマッピングで更新してよい。ただし、上記のように、現在サービスを提供しているVPLMN用に構成されたNSSAIのみが、新しいサブスクリプション情報と一致するように更新される。そのため、UEがHPLMNとは異なる別のVPLMNにアクセスし、このVPLMN用に構成されたNSSAIが記憶されている場合、この情報は古くなる。UEは、現在サービスを提供しているVPLMNに加えて、幾つかのVPLMN用に構成されたNSSAIを記憶し得るので、UEは、これらのVPLMNに戻るときに、構成されたNSSAIを用いて構成することが必要ない場合がある。
【0038】
サービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAIは、S-NSSAI値を含み、S-NSSAI値は、サービスを提供しているPLMNで使用することができ、HPLMN用に構成されたNSSAIの1つまたは複数の対応するS-NSSAI値への構成されたNSSAIの各S-NSSAIのマッピングに関連付けられてよい。登録時に、要求されたNSSAIをネットワークに提供するとき、所与のPLMNのUEは、このPLMNに適用されるS-NSSAIを含んでよく、かつ、使用してよい(これは、このPLMNに適用可能な構成済み及び/または許可済みのNSSAIの一部であるHPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへの要求されたNSSAIの各S-NSSAIのマッピングを含んでよい、及び/または関連付けられてよい)。無線アクセスタイプを介したUEの登録手順が正常に完了すると、UEは、このアクセスタイプに対して許可されたNSSAIを取得してよく、許可されたNSSAIは、AMFからの1つまたは複数のS-NSSAIを含む(これは、許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへのマッピングに関連付けることを含んでよい)。これらのS-NSSAIは、UEが登録したAMFによって提供される現在の登録エリアとアクセスタイプに対して有効であり、(所与の数の同時ネットワークスライスまたはPDUセッションまで)UEによって使用されてよい。
【0039】
UEが、PLMN用に構成されたNSSAI及び/またはこの構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングでプロビジョニングされるとき、両方の構成されたNSSAI(及び/または存在する場合は、関連するマッピング)は、このPLMN用に新しく構成されたNSSAI(及び/または関連するマッピング)がUEにプロビジョニングされるまでUEに記憶されてよい。
【0040】
UEが、PLMN用に新しく構成されたNSSAI(及び/またはこの構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの新しい関連するマッピング)でプロビジョニングされるとき、UEは、前述のように、このPLMN用に記憶された(古い)構成済みNSSAIをこのPLMN用に新しく構成されたNSSAIで置き換えてよく、UEは、このPLMN用のこの古い構成済みNSSAIからHPLMN用の構成済みNSSAIへのあらゆる記憶された関連するマッピングを削除し、存在する場合は、この新しい構成済みNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングを記憶してよく、また、UEは、記憶されている許可済みNSSAI及び関連するマッピングと、このPLMN用の拒否されたS-NSSAIとを削除してよい。
【0041】
UEは、別のPLMNに登録するときでさえ、PLMN用の受信した構成済みNSSAIと、HPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングを記憶し続けてよい。ただし、HPLMN以外のPLMN用にUEに記憶し続ける構成済みNSSAI及び関連するマッピングの数は、UEの実装次第であってよい。
【0042】
VPLMNが、(例えば、サブスクライブされたS-NSSAI(複数可)の変更のため)VPLMNに登録されたUEの構成更新を実行する場合、これにより、サービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAI及び/またはサービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングに対する更新が起こってよい。構成の更新が現在許可されているNSSAIのS-NSSAI(複数可)に影響を与える場合、許可されたNSSAI及び/または許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングへの更新が実施されてよい。
【0043】
構成されたNSSAIが変更されるとき、UEは、現在のPLMN用に構成されたNSSAIのみを置き換えてよい。これは、変更がVPLMN用のVPLMN決定によるものであるときの正しい動作である。ただし、変更がサブスクリプションの変更によるものであるとき、他のPLMNのための記憶された(STORED)構成済みNSSAIと、HPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAI値へのマッピングも無効で古くなる。ただし、他のPLMNのAMFは更新された構成を受信していない場合がある(また、他のPLMNもこの変更を認識していない)ので、これらのPLMNは、サブスクリプションの変更による構成済みNSSAIの変更をトリガしない。これは、これらのPLMNに戻るときにUEが適切に構成されないことを意味する。
【0044】
要求されたNSSAIが含まれていなかったとき、またはS-NSSAIがPLMNで拒否されたとき、AMFはPLMNのUEスライス構成情報を更新してよい。
【0045】
UEは、VPLMN用の構成がないとき、要求されたNSSAIをVPLMN登録要求に含めない場合がある。その場合、VPLMNは、該当する場合、PLMN用に構成されたNSSAIを使用してUEを構成してよい。PLMNがUE用に構成されたNSSAIを更新するとき、PLMNは、前述のように、変更がローカルの構成変更によるものかどうか、または、HPLMN構成の変更によるものかどうかをUEに明示的に示してよい。変更がHPLMN構成の変更によるものである場合、(1)UEは、他の全てのPLMNに関して有するネットワークスライシング構成情報をローカルで削除してよく、S-NSSAIへのEUのサブスクリプションが変更されるとき、URSPも変更されるので、更新されたURSPを待ってから、新しい登録手順を実行してよい。また、変更がローカルのサービスを提供しているPLMNの理由のみによるものである場合、UEは、他のPLMNの構成に影響を与えることなく、サービスを提供しているPLMNの情報を更新してよい。
【0046】
前述のように、UEは、ネットワークスライス構成情報を使用してHPLMNによって構成されてよい。例えば、HPLMNは、構成情報をUDMにプッシュしてよく、構成情報は、AMF及び基地局を介してUEに提供されてよい。ネットワークスライス構成情報は、1つまたは複数の構成済みNSSAI(複数可)を含み得る。構成済みNSSAIは、1つのPLMNまたは特定の構成済みNSSAIを持たない全てのPLMNのいずれかに適用されてよい(例えば、これは、標準値を持つS-NSSAIのみを含むNSSAIで可能ある。例えば、3GPP TS 23.501、5.15.2.1節を参照)。PLMNごとに最大1つのNSSAIが構成される。PLMNの構成されたNSSAIは、標準値またはPLMN固有の値を有するS-NSSAIを含み得る。サービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAIは、S-NSSAI値を含んでよく、S-NSSAI値は、サービスを提供しているPLMNで使用することができ、構成されたNSSAIの各S-NSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIの1つまたは複数の対応するS-NSSAI値へのマッピングに関連付けられてよい。
【0047】
HPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIは、それらがUEに提供されるときに、前述のように、UE用にサブスクライブされたS-NSSAIと一致し得る。サブスクライブされたS-NSSAI(複数可)が更新され(例えば、古いものを除去及び/または新しいものを追加)、UEが登録されているサービスを提供しているPLMNに適用できる場合、AMFは、サービスを提供しているPLMNの構成されたNSSAI及び/または許可されたNSSAI及び/またはHPLMN用に構成されたNSSAIとの関連するマッピングでUEを更新してよい。
【0048】
UEが、登録時に要求されたNSSAIをネットワークに提供するとき、所与のPLMNでUEは、このPLMNに適用可能なS-NSSAIを含み、使用するのみでよく(また、場合によっては、このPLMNに適用可能な構成済み及び/または許可済みのNSSAIの一部であるHPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへの要求されたNSSAIの各S-NSSAIからのマッピングに関連付けられてよい)。アクセスタイプを介したUEの登録手順が正常に完了すると、UEは、このアクセスタイプの許可されたNSSAIを取得してよく、許可されたNSSAIは、場合によっては、許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへのマッピングに関連付けられた、AMFからの1つまたは複数のS-NSSAIを含む。これらのS-NSSAIは、UEが登録したAMFによって提供される現在の登録エリアとアクセスタイプに対して有効であってよく、(同時ネットワークスライスまたはPDUセッションの最大数まで)UEによって同時に使用されてよい。UEは、AMFからの拒否の原因と妥当性と共に、1つまたは複数の拒否されたS-NSSAIを取得する場合もある。S-NSSAIは、PLMN全体に対して、または、現在の登録エリアに対して拒否される場合がある。
【0049】
UEはPLMNでアクセスタイプに関係なくRM-REGISTEREDのままであり、この拒否されたS-NSSAIが削除されるまで、UEはPLMN全体に対して拒否されたS-NSSAIへの登録を再試行できない。UEはPLMNでRM-REGISTEREDのままであるが、UEは、現在の登録エリアから移動するまで、現在の登録エリアで拒否されたS-NSSAIへの登録を再試行できない。
【0050】
UEは、以下のように(S-)NSSAIを記憶してよい。UEが、PLMN用に構成されたNSSAI、及び/またはこの構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングでプロビジョニングされるとき、構成されたNSSAI(及び/または、存在する場合、関連するマッピング)は、このPLMN用に新しく構成されたNSSAI、及び/または関連するマッピングがUEにプロビジョニングされる(またはHPLMN構成が変更されるとき)まで、UEに記憶されてよい。PLMN用に新しく構成されたNSSAI、及び/またはこの構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの新しい関連するマッピングでプロビジョニングされるとき、または、HPLMN構成の変更によりPLMNの構成を除去するように要求されたとき、UEは、このPLMN用に記憶されている(例えば、古い)あらゆる構成済みNSSAIを、(該当する場合)このPLMN用に新しく構成されたNSSAIで置き換えてよく、UEは、このPLMN用のこの古い構成済みNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの記憶されたあらゆる関連するマッピングを削除してよく、存在し、該当する場合、この新しく構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングを記憶してよく、また、UEは、あらゆる記憶されている許可されたNSSAI及び関連するマッピングと、このPLMNの拒否されたS-NSSAIを削除してよい。
【0051】
PLMNの許可されたNSSAIとアクセスタイプ(及び、この許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへのあらゆる関連するマッピング)は、受信された場合、UEに記憶されてよい。UEは、この許可されたNSSAI、及び許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへのあらゆる関連するマッピングを記憶してよい(これは、UEがオフにされたときにも保持されてよい)。
【0052】
UEは、許可されたNSSAI、及び許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへのあらゆる関連するマッピングを永続的に記憶してよい。
【0053】
PLMN全体に対して拒否されたS-NSSAIは、受信された場合、アクセスタイプに関係なく、または削除されるまで、このPLMNでRM-REGISTEREDの状態で、UEに記憶されてよい。
【0054】
現在の登録エリアに対して拒否されたS-NSSAIは、受信された場合、UEが現在の登録エリアから移動するまで、またはUEが削除されるまで、RM-REGISTEREDの状態でUEに記憶されてよい。
【0055】
UEに提供される許可されたNSSAIの1つまたは複数のS-NSSAIは、サービスを提供しているPLMNのためのUEのスライス構成情報の一部ではない値を有してよい。この場合、許可されたNSSAIは、許可されたNSSAIの各S-NSSAIがHPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAI(複数可)にどのように対応するかに関するマッピング情報に関連付けられる。このマッピング情報は、UEが、所与のアプリケーションに関して、URSPルール(例えば、TS23.503で定義されたルールを参照)のネットワークスライス選択ポリシー(NSSP)に従ってS-NSSAIを許可されたNSSAIからの対応するS-NSSAIに関連付けるのを可能にするのに十分であってよい。
【0056】
いつでも、AMFは、構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへのマッピングに関連付けられたサービスを提供しているPLMN用に新しく構成されたNSSAIをUEに提供してよい。サービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAI及びマッピング情報は、AMFで決定されてよい(AMFは、構成に基づいている場合、PLMN全体のネットワークスライス構成を決定できる)、または、NSSFによって決定されてよい。AMFは、UE構成更新手順の一部として、新しく構成されたNSSAIを提供してよい。
【0057】
HPLMNがHPLMNに登録されたUEの構成更新を実行する場合(例えば、サブスクライブされたS-NSSAIの変更のため)、これにより、HPLMN用に構成されたNSSAIが更新される場合がある。構成の更新が現在許可されているNSSAIのS-NSSAIに影響を与える場合は、許可されたNSSAI、及び/または存在する場合は、許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングへの更新も起こり得る。
【0058】
VPLMNが、(例えば、サブスクライブされたS-NSSAI(複数可)の変更のため)VPLMNに登録されたUEの構成の更新を実行する場合、これにより、サービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAI、及び/またはサービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングに対する更新が起こってよい。構成の更新が現在許可されているNSSAIのS-NSSAI(複数可)に影響を与える場合は、許可されたNSSAI及び/または許可されたNSSAIからHPLMN用に構成されたNSSAIへの関連するマッピングへの更新も実施されてよい。
【0059】
サービスを提供しているPLMN用に構成されたNSSAIが更新され、記憶した許可されたNSSAIを削除したUEは、前述のように、登録手順を開始して、新しい有効な許可されたNSSAIを受信してよい。
【0060】
図4は、一部の例示的な実施形態による、ネットワークノード400のブロック図を示す。ネットワークノード400は、例えば、図3に関して記載したように、1つまたは複数のネットワーク側動作を提供するように構成されてよい。また、モバイルワイヤレスネットワークも、同様に、複数のネットワークノード400を有してよい。例えば、ネットワークノードは、デバイス152~180の1つまたは複数に組み込まれてよい。
【0061】
ネットワークノード400は、一部の例示的な実施形態によると、ネットワークインタフェース402、プロセッサ420、及びメモリ404を含み得る。ネットワークインタフェース402は、有線及び/または無線トランシーバを含み、基地局、デバイス152~180、インターネット、及び/または他のノードを含む他のノードへのアクセスを可能にしてよい。メモリ404は、プログラムコードを含む揮発性及び/または不揮発性メモリを含んでよく、少なくとも1つのプロセッサ420によって実行されると、とりわけ、プロセス200、300、400などを含む本明細書に開示されるプロセスを提供する。
【0062】
図5は、一部の例示的な実施形態による、装置10のブロック図を示す。
【0063】
装置10は、ユーザ機器150などのユーザ機器を表してよい。装置10またはその一部は、基地局/WLANアクセスポイントを含む他のネットワークノード、ならびに他のネットワークノード(例えば、デバイス152~184)で実装されてよい。
【0064】
装置10は、送信機14及び受信機16と通信する少なくとも1つのアンテナ12を含み得る。あるいは、送信アンテナと受信アンテナは分離されてよい。装置10はまた、送信機及び受信機のそれぞれと信号を送受信するように、また、装置の機能を制御するように構成されたプロセッサ20を含み得る。プロセッサ20は、送信機及び受信機への電気リードを介して制御信号を発することによって、送信機及び受信機の機能を制御するように構成されてよい。同様に、プロセッサ20は、プロセッサ20をディスプレイまたはメモリなどの他の要素に接続する電気リードを介して制御信号を発することによって、装置10の他の要素を制御するように構成されてよい。プロセッサ20は、例えば、回路、少なくとも1つの処理コア、付属のデジタル信号プロセッサ(複数可)を備えた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、付属のデジタル信号プロセッサを備えていない1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコプロセッサ、1つまたは複数のマルチコアプロセッサ、1つまたは複数のコントローラ、処理回路、1つまたは複数のコンピュータ、集積回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など)を含む様々な他の処理要素、またはこれらの幾つかの組み合わせを含む様々な方法で具体化されてよい。したがって、図5には、単一のプロセッサとして示されているが、一部の例示的な実施形態では、プロセッサ20は、複数のプロセッサまたは処理コアを含み得る。
【0065】
装置10は、1つまたは複数のエアインタフェース規格、通信プロトコル、変調タイプ、アクセスタイプなどで動作することができてよい。プロセッサ20によって送受信される信号は、適用可能なセルラーシステムのエアインタフェース規格、及び/または電気電子技術者協会(IEEE)802.11、802.16、802.3、ADSL、DOCSISなどのWi-Fi、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)技術を含むがこれらに限定されない任意の数の異なる有線または無線ネットワーク技術に従った信号情報を含み得る。さらに、これらの信号は、音声データ、ユーザ生成データ、ユーザ要求データなどを含み得る。
【0066】
例えば、装置10及び/またはその中のセルラーモデムは、様々な第1世代(1G)通信プロトコル、第2世代(2Gまたは2.5G)通信プロトコル、第3世代(3G)通信プロトコル、第4世代(4G)通信プロトコル、第5世代(5G)通信プロトコル、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)通信プロトコル(例えば、セッション開始プロトコル(SIP))などに従って動作可能であってよい。例えば、装置10は、2G無線通信プロトコルIS-136、時分割多元接続(TDMA)、移動体通信用グローバルシステム、GSM、IS-95、符号分割多元接続(CDMA)などに従って動作可能であってよい。さらに、例えば、装置10は、2.5G無線通信プロトコルの汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張データGSM環境(EDGE)などに従って動作可能であってよい。さらに、例えば、装置10は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、符号分割多元接続2000(CDMA2000)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)など、3G無線通信プロトコルに従って動作可能であってよい。装置10はさらに、ロングタームエボリューション(LTE)、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)など、3.9G無線通信プロトコルに従って動作可能であってよい。さらに、例えば、装置10は、LTE Advanced、5Gなどの4G無線通信プロトコル、ならびにその後に開発され得る同様の無線通信プロトコルに従って動作可能であってよい。
【0067】
プロセッサ20は、装置10のオーディオ/ビデオ及び論理機能を実装するための回路を含み得ることが理解される。例えば、プロセッサ20は、デジタル信号プロセッサデバイス、マイクロプロセッサデバイス、アナログ-デジタル変換器、デジタル-アナログ変換器などを含み得る。装置10の制御及び信号処理機能は、デバイスの各能力に従ってデバイス間に割り当てられてよい。プロセッサ20は、内部音声コーダ(VC)20a、内部データモデム(DM)20bなどをさらに備えてよい。さらに、プロセッサ20は、メモリに記憶され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラムを動作させる機能を含み得る。一般に、プロセッサ20及び記憶されたソフトウェア命令は、装置10にアクションを実行させるように構成されてよい。例えば、プロセッサ20は、ウェブブラウザなどの接続プログラムを操作可能であってよい。接続プログラムは、装置10が、ワイヤレスアプリケーションプロトコル、WAP、ハイパーテキスト転送プロトコル、HTTPなどのプロトコルに従って、ロケーションベースのコンテンツなどのウェブコンテンツを送受信することを可能にし得る。
【0068】
装置10はまた、例えば、イヤホンまたはスピーカ24、リンガ22、マイクロフォン26、ディスプレイ28、ユーザ入力インタフェースなどを含むユーザインタフェースを備えてよく、これらは、プロセッサ20に動作可能に結合されてよい。ディスプレイ28は、上記のように、タッチセンシティブディスプレイを含んでよく、ユーザは、タッチ及び/またはジェスチャによって、選択、値の入力などを行ってよい。プロセッサ20はまた、スピーカ24、リンガ22、マイクロフォン26、ディスプレイ28などのユーザインタフェースの1つまたは複数の要素の少なくとも一部の機能を制御するように構成されたユーザインタフェース回路を含んでよい。プロセッサ20及び/またはプロセッサ20を含むユーザインタフェース回路は、プロセッサ20がアクセス可能なメモリ、例えば、揮発性メモリ40、不揮発性メモリ42などに記憶されたコンピュータプログラム命令、例えば、ソフトウェア及び/またはファームウェアを介して、ユーザインタフェースの1つまたは複数の要素の1つまたは複数の機能を制御するように構成されてよい。装置10は、移動端末に関連する様々な回路、例えば、検出可能な出力として機械的振動を提供する回路に電力を供給するための電池を含み得る。ユーザ入力インタフェースは、キーパッド30(ディスプレイ28に提示される仮想キーボードまたは外部結合キーボードであってよい)及び/または他の入力デバイスなどの、装置20がデータを受信することを可能にするデバイスを含み得る。
【0069】
図5に示すように、装置10はまた、データを共有及び/または取得するための1つまたは複数の機構を含み得る。例えば、装置10は、短距離無線周波数(RF)トランシーバ及び/または質問器64を含んでよく、その結果、データは、RF技術に従って、電子デバイスと共有されてよい、及び/または電子デバイスから取得されてよい。装置10は、赤外線(IR)トランシーバ66、ブルートゥース(商標)無線技術を使用して動作するブルートゥース(商標)(BT)トランシーバ68、ワイヤレスユニバーサルシリアルバス(USB)トランシーバ70、ブルーストゥース(商標)低エネルギートランシーバ、ZigBeeトランシーバ、ANTトランシーバ、セルラーデバイス間トランシーバ、ワイヤレスローカルエリアリンクトランシーバ、及び/または任意の他の短距離無線技術などの、他の短距離トランシーバを含み得る。装置10、特に、短距離トランシーバは、例えば10メートル以内など、装置の近くにある電子デバイスにデータを送信し、及び/または電子デバイスからデータを受信することができてよい。Wi-Fiまたはワイヤレスローカルエリアネットワークモデムを含む装置10はまた、6LoWpan、Wi-Fi、Wi-Fi低電力、IEEE802.11技術、IEEE802.15技術、IEEE802.16技術などWLAN技術を含む様々なワイヤレスネットワーク技術に従って、電子デバイスからデータを送信及び/または受信することができてよい。
【0070】
装置10は、加入者識別モジュール(SIM)38、リムーバブルユーザ識別モジュール(R-UIM)、eUICC、UICCなどの、メモリを含んでよく、これらは、モバイル加入者に関連する情報要素を記憶してよい。SIMに加えて、装置10は、他の取り外し可能及び/または固定メモリを含み得る。装置10は、揮発性メモリ40及び/または不揮発性メモリ42を含み得る。例えば、揮発性メモリ40は、動的及び/または静的RAM、オンチップまたはオフチップキャッシュメモリなどを含むランダムアクセスメモリ(RAM)を含み得る。埋め込み型及び/または取り外し可能であり得る不揮発性メモリ42は、例えば、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリ、磁気記憶装置、例えば、ハードディスク、フロッピーディスクドライブ、磁気テープ、光ディスクドライブ、及び/または媒体、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)などを含み得る。揮発性メモリ40と同様に、不揮発性メモリ42は、データの一時的な記憶のためのキャッシュ領域を含み得る。揮発性及び/または不揮発性メモリの少なくとも一部は、プロセッサ20に埋め込まれてよい。メモリは、本明細書に開示される操作を実行するために装置によって使用され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラム、命令、情報、データなどを記憶してよい。代替的または追加的に、装置は、基地局/WLANアクセスポイント及びUEを含むネットワークノードに関して本明細書に開示される動作を引き起こすように構成されてよい。
【0071】
メモリは、装置10を一意に識別することができる、国際移動機器識別(IMEI)コードなどの識別子を含み得る。例示的な実施形態では、プロセッサ20は、メモリ40及び/または42に記憶されたコンピュータコードを使用して構成されて、基地局/WLANアクセスポイント及びUEを含むネットワークノードに関して本明細書に開示される動作を提供してよい(例えば、プロセス200及び/または300を参照)。
【0072】
本明細書に開示される実施形態の一部は、ソフトウェア、ハードウェア、アプリケーションロジック、またはソフトウェア、ハードウェア、及びアプリケーションロジックの組み合わせで実装されてよい。ソフトウェア、アプリケーションロジック、及び/またはハードウェアは、例えば、メモリ40、制御装置20、または電子部品上に常駐してよい。一部の例示的な実施形態では、アプリケーションロジック、ソフトウェア、または命令セットは、様々な従来のコンピュータ可読媒体のいずれか1つで維持される。本文書の文脈において、「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータまたはデータプロセッサ回路などの、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはそれらに関連して使用するための命令を含み、記憶し、通信し、伝播し、または送信することができる任意の非一時的媒体であってよく、図5に示す例では、コンピュータ可読媒体は、コンピュータなどの命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはそれらに関連して使用するための命令を含むまたは記憶することができる任意の媒体であり得る非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。
【0073】
以下に示す特許請求の範囲、解釈、または適用を決して制限することなく、本明細書に開示される例示的な実施形態の1つまたは複数の技術的効果は、改善されたUE構成であってよい。
【0074】
本明細書に記載の主題は、所望の構成に応じて、システム、装置、方法、及び/または物品に具体化されてよい。例えば、基地局及びユーザ機器(またはその中の1つまたは複数のコンポーネント)及び/または本明細書に記載のプロセスは、プログラムコードを実行するプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、組み込みプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及び/またはこれらの組み合わせのうちの1つまたは複数を使用して実装することができる。これらの様々な実施態様は、データ及び命令の送受信のために、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び、少なくとも1つの出力装置に結合された、専用または汎用目的であってよい少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを含むプログラム可能なシステム上で実行可能及び/または解釈可能な1つまたは複数のコンピュータプログラムでの実装を含み得る。これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、アプリケーション、コンポーネント、プログラムコード、またはコードとしても知られる)は、プログラム可能なプロセッサのための機械命令を含み、かつ高水準手続き型及び/またはオブジェクト指向プログラミング言語、及び/またはアセンブリ/機械言語で実装されてよい。本明細書で使用される場合、「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械命令を受信する機械可読媒体を含む、機械命令及び/またはデータをプログラム可能プロセッサに提供するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、機械可読媒体、コンピュータ可読媒体、装置、及び/またはデバイス(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラム可能論理回路(PLD))を指す。同様に、プロセッサ及びプロセッサに結合されたメモリを含み得るシステムも本明細書に記載されている。メモリは、プロセッサに本明細書に記載の動作の1つまたは複数を実行させる1つまたは複数のプログラムを含み得る。
【0075】
幾つかの変形形態を上記に記載したが、他の修正または追加も可能である。特に、本明細書に記載されたものに加えて、さらなる特徴及び/または変形が提供され得る。さらに、上記の実施態様は、開示された特徴の様々な組み合わせ及びサブコンビネーション、及び/または上記に開示された幾つかのさらなる特徴の組み合わせ及びサブコンビネーションを対象としてよい。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内にあってよい。
【0076】
必要に応じて、本明細書で論じられる異なる機能は、異なる順序で、及び/または互いに同時に実行されてよい。さらに、必要に応じて、上記の機能の1つまたは複数は、任意であるか、または組み合わされてよい。実施形態の一部の様々な態様は、独立請求項に記載されているが、実施形態の一部の他の態様は、特許請求の範囲に明示的に記載されている組み合わせだけではなく、記載した実施形態及び/または従属請求項の特徴と独立請求項の特徴との他の組み合わせを含む。上記は例示的な実施形態を記載しているが、本明細書では、これらの記載は限定的な意味で見なされるべきではないことにも留意されたい。むしろ、添付の特許請求の範囲で規定される実施形態の一部の範囲から逸脱することなく行うことができる幾つかの変形及び修正が存在する。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内にあってよい。「に基づいて」という用語には、「少なくともに基づいて」が含まれる。「など」の句の使用は、特に明記しない限り、「例えば、など」を意味する。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2023-10-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器によって実行される方法であって、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除した後、前記第2のVPLMNに登録する際に、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために構成された別のNSSAIを受信することと
を含む方法。
【請求項2】
前記ユーザ機器の前記HPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNに対する初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記第2のVPLMNのために初期NSSAIを必要とすることに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するかのように動作することによって引き起こされる、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記構成されたNSSAIを削除することは、前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIと、前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除することと、
前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することと
を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新すること
をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
ユーザ機器であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき、前記ユーザ機器に少なくとも、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除した後、前記第2のVPLMNに登録する際に、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために構成された別のNSSAIを受信することと
を実行させる命令を記憶する少なくとも1つのメモリと
を備えるユーザ機器。
【請求項9】
前記ユーザ機器の前記HPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNに対する初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させる、請求項8に記載のユーザ機器。
【請求項10】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記第2のVPLMNのために初期NSSAIを必要とすることに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するかのように動作することによって引き起こされる、請求項8又は9に記載のユーザ機器。
【請求項11】
前記構成されたNSSAIを削除することは、前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIと、前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除することと、
前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することと
を含む、請求項8から10のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項12】
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記ユーザ機器に、
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新することと
をさらに実行させる、請求項8から11のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項13】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項8から12のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項14】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに実行させる、請求項8から13のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項15】
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、ユーザ機器によって実行されると、前記命令は前記ユーザ機器に少なくとも、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除した後、前記第2のVPLMNに登録する際に、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために構成された別のNSSAIを受信することと
を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項16】
前記ユーザ機器の前記HPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNに対する初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ装置を動作させる、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記第2のVPLMNのために初期NSSAIを必要とすることに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するかのように動作することによって引き起こされる、
請求項15又は16に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記構成されたNSSAIを削除することは、前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIと、前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除することと、
前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することと
を含む、請求項15から17のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に少なくとも、
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新することと
をさらに実行させる、請求項15から18のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項15から19のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項21】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に少なくとも、
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに実行させる、請求項15から19のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項22】
ユーザ機器によって実行される方法であって、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することに応答して、その後に、前記第2のVPLMNにローミングする際に、初期NSSAIを要求することに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するときに動作するのと同じように、前記第2のVPLMNに登録することと
を含む方法。
【請求項23】
前記初期NSSAIを要求することに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するときに動作するのと同じように、前記第2のVPLMNに登録することとは、
前記ユーザ機器を前記第2のVPLMNに登録するための登録要求を含むメッセージを生成することと、
前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを、前記メッセージに追加することを控えることと、
前記登録要求メッセージを前記第2のVPLMNに送信することと
を含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのための初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させること
を含む、請求項22又は23に記載の方法。
【請求項25】
前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIと前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除することと、
前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することと
を含む、請求項22から24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新すること
をさらに含む、請求項22から25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項22から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに含む、請求項22から27のいずれか一項に記載の方法。
【請求項29】
ユーザ機器であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるとき、前記ユーザ機器に少なくとも、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することに応答して、その後に、前記第2のVPLMNにローミングする際に、初期NSSAIを要求することに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するときに動作するのと同じように、前記第2のVPLMNに登録することと
を実行させる命令を記憶する少なくとも1つのメモリと
を備えるユーザ機器。
【請求項30】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、さらに、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器を前記第2のVPLMNに登録するための登録要求を含むメッセージを生成することと、
前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを、前記メッセージに追加することを控えることと、
前記登録要求メッセージを前記第2のVPLMNに送信することと
によって、前記初期NSSAIを要求することに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するときに動作するのと同じように、前記第2のVPLMNに登録すること
を行わせる、請求項29に記載のユーザ機器。
【請求項31】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することに基づいて、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのための初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させる、請求項29又は30に記載のユーザ機器。
【請求項32】
前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIと前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除することと、
前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することと
を含む、請求項29から31のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項33】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新すること
をさらに実行させる、請求項29から32のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項34】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項29から33のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項35】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに実行させる、請求項29から34のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項36】
命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、ユーザ機器によって実行されると、前記命令は前記ユーザ機器に少なくとも、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することに応答して、その後に、前記第2のVPLMNにローミングする際に、初期NSSAIを要求することに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するときに動作するのと同じように、前記第2のVPLMNに登録することと
を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項37】
前記初期NSSAIを要求することに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するときに動作するのと同じように、前記第2のVPLMNに登録することとは、
前記ユーザ機器を前記第2のVPLMNに登録するための登録要求を含むメッセージを生成することと、
前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを、前記メッセージに追加することを控えることと、
前記登録要求メッセージを前記第2のVPLMNに送信することと
を含む、請求項36に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項38】
前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのための初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させること
を含む、請求項36又は37に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項39】
前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIと前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除することと、
前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することと
を含む、請求項36から38のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項40】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に少なくとも、
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新することと
をさらに実行させる、請求項36から39のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項41】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項36から40のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項42】
前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に少なくとも、
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに実行させる、請求項36から41のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項43】
ユーザ機器であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記ユーザ機器に少なくとも、
第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除した後、前記第2のVPLMNに登録する際に、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために構成された別のNSSAIを受信することと、
前記ユーザ機器に記憶され、前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを、前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIと置き換えることと
を実行させる命令を記憶する少なくとも1つのメモリと、
を備えるユーザ機器。
【請求項44】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのために初期構成情報を必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させること
を含む、請求項43に記載のユーザ機器。
【請求項45】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記ユーザ機器に、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを、構成情報を必要とすることに関して、初めて訪問しているかのように動作させること
を含む、請求項43又は44に記載のユーザ機器。
【請求項46】
前記構成されたNSSAIを削除することは、前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIと、前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除すること
を含む、請求項43から45のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項47】
前記少なくとも1つのメモリ上に記憶された命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新することと
をさらに実行させる、請求項43から46のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項48】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項43から47のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項49】
前記少なくとも1つのメモリ上に記憶された命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに実行させる、請求項43から48のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項50】
前記少なくとも1つのメモリ上に記憶された命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器に記憶され、前記ユーザ機器の前記HPLMNに関連付けられたNSSAIを削除すること
をさらに実行させる、請求項43から49のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項51】
前記少なくとも1つのメモリ上に記憶された命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
他の構成されたNSSAIを受信した後、更新されたユーザ機器ルート及びアクセス選択ポリシーが受信されるまで、前記第2のVPLMNとの登録手順の実行を待つこと
をさらに実行させる、請求項43から50のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項52】
方法であって、
ユーザ機器を用いて、第1の訪問先パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記第1のVPLMNに登録されている間に、前記ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたというインディケーションを受信することと、
前記インディケーションの受信に応答して、前記ユーザ機器に記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除することと、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除した後、前記第2のVPLMNに登録する際に、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために構成された別のNSSAIを受信することと、
前記ユーザ機器に記憶され、前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを、前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIと置き換えることと
を含む、方法。
【請求項53】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのために初期構成情報を必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させること
を含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを受信することは、前記ユーザ機器に、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを、構成情報を必要とすることに関して、初めて訪問しているかのように動作させること
を含む、請求項52又は53に記載の方法。
【請求項55】
前記構成されたNSSAIを削除することは、前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIと、前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除すること
を含む、請求項52から54のいずれか一項に記載の方法。
【請求項56】
前記ユーザ機器において、前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを受信することと、
前記インディケーションに加えて受信された前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのNSSAIを更新することと
をさらに含む、請求項52から55のいずれか一項に記載の方法。
【請求項57】
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIを削除することは、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除することを含む、請求項52から56のいずれか一項に記載の方法。
【請求項58】
前記ユーザ機器において前記インディケーションを受信したことに応答して、前記ユーザ機器に以前に記憶された他の全てのパブリックランドモバイルネットワークのために構成されたNSSAIを削除すること
をさらに含む、請求項52から57のいずれか一項に記載の方法。
【請求項59】
前記ユーザ機器に記憶され、前記ユーザ機器の前記HPLMNに関連付けられたNSSAIを削除すること
をさらに含む、請求項52から58のいずれか一項に記載の方法。
【請求項60】
他の構成されたNSSAIを受信した後、更新されたユーザ機器ルート及びアクセス選択ポリシーが受信されるまで、前記第2のVPLMNとの登録手順の実行を待つこと
をさらに含む、請求項52から59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項61】
実行されると、請求項52~60のいずれか一項に記載の方法を備える動作を引き起こすプログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項62】
方法であって、
ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたことを判定することと、
前記ユーザ機器の前記HPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたことを示すインディケーションを前記ユーザ機器に提供することと
を含み、
前記ユーザ機器が第1のパブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録されている間に、前記ユーザ機器において前記インディケーションが受信されたインスタンスにおいて、前記インディケーションは、前記ユーザ機器に、前記ユーザ機器によって記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除させるように動作可能であり、
前記ユーザ機器によって前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIの削除した後、前記ユーザ機器を前記第2のVPLMNに登録すると、前記ユーザ機器は、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために別に設定されたNSSAIを受信する、
ように動作可能である、方法。
【請求項63】
前記ユーザ機器のHPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されているとのインディケーションは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのための初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させる、
請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記ユーザ機器が、前記第2のVPLMNのためのNSSAIを必要とすることに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するかのように動作することに応答して、前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを前記ユーザ機器に提供すること
をさらに含む、請求項62又は63に記載の方法。
【請求項65】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIと前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除させ、
前記HPLMNのために構成されたNSSAIを削除させるように動作可能である、
請求項62から64のいずれか一項に記載の方法。
【請求項66】
前記ユーザ機器に、前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを提供することをさらに含み、
前記インディケーションは、前記ユーザ機器に、前記インディケーションに加えて前記ユーザ機器に提供された、前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのために、前記ユーザ機器に記憶されたNSSAIを更新させるように動作可能である、
請求項62から65のいずれか一項に記載の方法。
【請求項67】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除させるように動作可能である、
請求項62から66のいずれか一項に記載の方法。
【請求項68】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器に記憶され、任意のパブリックランドモバイルネットワークのために、構成された全てのNSSAIを削除させるように動作可能である、
請求項62から67のいずれか一項に記載の方法。
【請求項69】
ユーザ機器であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記ユーザ機器に少なくとも
ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたことを判定することと、
前記ユーザ機器の前記HPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたことを示すインディケーションを前記ユーザ機器に提供することと
を行わせる命令を記憶する少なくとも1つのメモリと
を含み、
前記ユーザ機器が第1のパブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録されている間に、前記ユーザ機器において前記インディケーションが受信されたインスタンスにおいて、前記インディケーションは、前記ユーザ機器に、前記ユーザ機器によって記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除させるように動作可能であり、
前記ユーザ機器によって前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIの削除した後、前記ユーザ機器を前記第2のVPLMNに登録すると、前記ユーザ機器は、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために別に設定されたNSSAIを受信する、
ように動作可能である、ユーザ機器。
【請求項70】
前記ユーザ機器のHPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されているとのインディケーションは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのための初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させる、
請求項69に記載のユーザ機器。
【請求項71】
前記少なくとも1つのメモリ上に記憶された命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器が、前記第2のVPLMNのためのNSSAIを必要とすることに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するかのように動作することに応答して、前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを前記ユーザ機器に提供すること
を行わせる、請求項69又は70に記載のユーザ機器。
【請求項72】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIと前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除させ、
前記HPLMNのために構成されたNSSAIを削除させるように動作可能である、
請求項69から71のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項73】
前記少なくとも1つのメモリ上に記憶された命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ユーザ機器に、
記ユーザ機器に、前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを提供することを行わせ、
前記インディケーションは、前記ユーザ機器に、前記インディケーションに加えて前記ユーザ機器に提供された、前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのために、前記ユーザ機器に記憶されたNSSAIを更新させるように動作可能である、
請求項69から72のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項74】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除させるように動作可能である、
請求項69から73のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項75】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器に記憶され、任意のパブリックランドモバイルネットワークのために、構成された全てのNSSAIを削除させるように動作可能である、
請求項69から74のいずれか一項に記載のユーザ機器。
【請求項76】
プログラムコードを含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードが実行されると、少なくとも、
ユーザ機器のホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)において前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたことを判定することと、
前記ユーザ機器の前記HPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されたことを示すインディケーションを前記ユーザ機器に提供することと
を引き起こし、
前記ユーザ機器が第1のパブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録されている間に、前記ユーザ機器において前記インディケーションが受信されたインスタンスにおいて、前記インディケーションは、前記ユーザ機器に、前記ユーザ機器によって記憶され、前記第1のVPLMNとは異なる第2のVPLMNのために構成されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)を削除させるように動作可能であり、
前記ユーザ機器によって前記第2のVPLMNのために構成されたNSSAIの削除した後、前記ユーザ機器を前記第2のVPLMNに登録すると、前記ユーザ機器は、前記第2のVPLMNのために要求されたNSSAIを送信することなく、前記第2のVPLMNのために別に設定されたNSSAIを受信する、
ように動作可能である、
非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項77】
前記ユーザ機器のHPLMNにおいて前記ユーザ機器のサブスクリプション情報が変更されているとのインディケーションは、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNのための初期NSSAIを必要とするかのように前記ユーザ機器を動作させる、
請求項76に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項78】
前記ユーザ機器が、前記第2のVPLMNのためのNSSAIを必要とすることに関して、前記ユーザ機器が前記第2のVPLMNを初めて訪問するかのように動作することに応答して、前記第2のVPLMNのために別に構成されたNSSAIを前記ユーザ機器に提供すること
をさらに含む、請求項76又は77に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項79】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記第2のVPLMNのために前記構成されたNSSAIと前記HPLMNのために構成されたNSSAIとのマッピングを削除させ、
前記HPLMNのために構成されたNSSAIを削除させるように動作可能である、
請求項76から78のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項80】
前記非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶された前記プログラムコードが実行されると、
前記ユーザ機器に、前記インディケーションに加えて、前記第1のVPLMNのために構成されたNSSAIを提供することをさらに実行させ、
前記インディケーションは、前記ユーザ機器に、前記インディケーションに加えて前記ユーザ機器に提供された、前記構成されたNSSAIに基づいて、前記第1のVPLMNのために、前記ユーザ機器に記憶されたNSSAIを更新させるように動作可能である、
請求項76から79のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項81】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記第2のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIと、
前記第1のVPLMNに適用された、前記構成されたNSSAIの、前記HPLMNのために構成されたNSSAIにおける単一NSSAI(S-NSSAI)へのマッピングと、
前記第1のVPLMNにおける許可されたNSSAIと、
前記許可されたNSSAIの、前記HPLMNのために前記構成されたNSSAIにおける前記S-NSSAIへのマッピング、又は、前記第1のVPLMNにおける拒否されたS-NSSAIと
を削除させるように動作可能である、
請求項76から80のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項82】
前記インディケーションは、さらに、前記ユーザ機器に、
前記ユーザ機器に記憶され、任意のパブリックランドモバイルネットワークのために、構成された全てのNSSAIを削除させるように動作可能である、
請求項76から81のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。