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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023175956
(43)【公開日】2023-12-12
(54)【発明の名称】製品
(51)【国際特許分類】
   A24B 15/16 20200101AFI20231205BHJP
   A24B 15/167 20200101ALI20231205BHJP
   A24F 40/42 20200101ALI20231205BHJP
   A24F 40/44 20200101ALI20231205BHJP
   A24F 40/10 20200101ALI20231205BHJP
【FI】
A24B15/16
A24B15/167
A24F40/42
A24F40/44
A24F40/10
【審査請求】有
【請求項の数】31
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023174358
(22)【出願日】2023-10-06
(62)【分割の表示】P 2022078700の分割
【原出願日】2018-08-16
(31)【優先権主張番号】1713203.6
(32)【優先日】2017-08-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
(71)【出願人】
【識別番号】519138265
【氏名又は名称】ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Nicoventures Trading Limited
【住所又は居所原語表記】Globe House, 1 Water Street,WC2R 3LA London,United Kingdom
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100162352
【弁理士】
【氏名又は名称】酒巻 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100123995
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅一
(72)【発明者】
【氏名】スペンサー, アルフレッド ヴィンセント
(72)【発明者】
【氏名】リース, ケリー
(72)【発明者】
【氏名】ブルートン, コナー
(57)【要約】      (修正有)
【課題】エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品を提供する。
【解決手段】エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択され、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品がさらに提供される。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、前記エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品。
【請求項2】
前記エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択される、請求項1に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項3】
エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、
前記エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択され、
前記エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、
エアロゾル化可能な製品。
【請求項4】
前記植物材料が、タバコ、木材、植物性物質、カンナビス及びそれらの組合せから選択される、請求項3に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項5】
前記木材が、オーク材、サクラ材、ヒッコリー材、ブナ材及びそれらの組合せから選択される、請求項4に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項6】
ニコチンをさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項7】
ニコチンを、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、2wt.%以下の量で含む、請求項6に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項8】
ニコチンを、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、1.8wt.%以下の量で含む、請求項6に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項9】
水をさらに含む、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項10】
前記エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されており、木材由来の煙が注入されている、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項11】
前記エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されており、サクラ材由来の煙が注入されている、請求項10に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項12】
前記エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されており、オーク材由来の煙が注入されている、請求項10に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項13】
前記エアロゾル形成材料に未処理の煙が注入されている、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項14】
前記エアロゾル形成材料に1種又は複数の芳香族炭化水素が選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項15】
前記エアロゾル形成材料に、ベンゼン又はその誘導体が選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項16】
前記エアロゾル形成材料に、トルエンが選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項15に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項17】
前記エアロゾル形成材料に、4つ以上のベンゼン環を含有する1種又は複数の多環式芳香族炭化水素が選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項18】
前記エアロゾル形成材料に、ベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項17に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項19】
前記エアロゾル形成材料に、トルエン及びベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項20】
前記エアロゾルが、3.5~7.5のpHを有する、請求項1~19のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項21】
前記エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択される、請求項1~20のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項22】
前記エアロゾル形成材料が、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して少なくとも50wt.%の量で存在する、請求項1~21のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項23】
(a)容器と、
(b)請求項1~22のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品と
を含む容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項24】
前記容器が、電子エアロゾル供給システムへ係合するように構成されている、請求項23に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項25】
(i)電子エアロゾル供給システムの使用者が吸入するためにエアロゾル化可能な製品をエアロゾル化するためのエアロゾル化装置と、
(ii)エアロゾル化装置に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(iii)請求項1~22のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品と
を含む電子エアロゾル供給システム。
【請求項26】
エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)エアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙を注入するステップと
を含む、方法。
【請求項27】
エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択されるエアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)前記エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙を注入するステップと
を含む、方法。
【請求項28】
前記エアロゾル化可能な製品が、請求項6~22のいずれか一項に記載のものである、請求項26又は27に記載の方法。
【請求項29】
エアロゾル形成材料の知覚特性を改善するための煙の使用。
【発明の詳細な説明】
【発明の分野】
【0001】
本開示は、エアロゾル化可能な製品、エアロゾル化可能な製品が含有された容器、及び前記エアロゾル化可能な製品を組み込む電子蒸気供給システム、例えば、電子送達システム(例えば、eシガレット)に関する。
【発明の背景】
【0002】
eシガレットなどの電子蒸気供給システムは、一般に、典型的にはニコチンを含有する、気化されることになる液体のリザーバを含有する。使用者がデバイスで吸入した場合、ヒーターが活性化されて少量の液体が気化し、したがって、使用者に吸入される。
【0003】
UKにおいてeシガレットの使用は急速に増えており、今やUKにおいてeシガレットを使用する人はほぼ300万人存在すると推定されている。
【0004】
そのようなシステムを提供する際に直面する1つの課題は、蒸気供給デバイスから、消費者が満足する経験をもたらす、吸入されることになる蒸気を提供することである。一部の消費者は、紙巻タバコなどのタバコ製品から吸入される煙を忠実に「模倣する」エアロゾルを生成するeシガレットを好むことがある。eシガレットからのエアロゾル及び紙巻タバコなどのタバコ製品からの煙は、使用者の口内で香味の複雑な連鎖をもたらす。これらの様々な態様は、香味、強度/質、インパクト及び刺激/滑らかさに関して使用者によって説明される。これらの要素の各々及びそれらのバランスは、eシガレットの消費者の満足感に強く寄与し得る。したがって、eシガレット喫煙経験全体を最適化する手段を提供することは、eシガレット製造業者にとって望ましい。これらの要求に対処するため、大部分の「eリキッド」には、特定の香味料をeリキッドに添加することによって香味/香りが付与される。しかしながら、これらの基材がもたらす香味/香りに関してこれらの基材を改善し得ることがなお考慮される。
【概要】
【0005】
一態様では、エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品が提供される。
【0006】
一態様では、エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択され[エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されることが好ましく]、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品が提供される。
【0007】
エアロゾル生成手段は、エアロゾル形成手段を含むことが好ましく、例えば、多価アルコール、例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール、又はエステル、例えば、クエン酸トリエチル若しくはトリアセチン、又は高沸点炭化水素、又は非ポリオール、例えば、グリコール、ソルビトール若しくは乳酸であってもよい。
【0008】
一態様では、
(a)容器と、
(b)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む容器入りのエアロゾル化可能な製品が提供される。
【0009】
一態様では、
(a)容器と、
(b)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択され[エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されることが好ましく]、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む容器入りのエアロゾル化可能な製品が提供される。
【0010】
一態様では、
(i)電子エアロゾル供給システムの使用者が吸入するためにエアロゾル化可能な製品をエアロゾル化するためのエアロゾル化装置と、
(ii)エアロゾル化装置に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(iii)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む電子エアロゾル供給システムが提供される。
【0011】
一態様では、
(i)電子エアロゾル供給システムの使用者が吸入するためにエアロゾル化可能な製品をエアロゾル化するためのエアロゾル化装置と、
(ii)エアロゾル化装置に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(iii)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択され[エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されることが好ましく]、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む電子エアロゾル供給システムが提供される。
【0012】
一態様では、エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)エアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙を注入するステップと
を含む、方法が提供される。
【0013】
一態様では、エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択される[エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されることが好ましい]、エアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙を注入するステップと
を含む、方法が提供される。
【0014】
一態様では、エアロゾル形成材料の知覚特性を改善するための煙の使用が提供される。
【詳細な説明】
【0015】
本明細書で論じられる通り、本発明は、エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品を提供し、本発明は、エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択され[エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されることが好ましく]、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品を提供する。
【0016】
本発明者らは、グリセロールなどのエアロゾル形成材料を、植物材料由来の煙、特にタバコ由来の煙に供することによって、エアロゾル化可能な製品中のエアロゾル形成材料によってもたらされる香味及び/又は香りを強めることができることを見出した。植物材料の様々な組合せ、例えば、タバコのみ、タバコと木材の組合せ、及び木材のみを使用して、煙を生成することができる。次いで、生成された煙は、グリセロールなどのエアロゾル形成材料と接触する。
【0017】
参照を容易にするために、以下、本発明のこれらの及びさらなる態様を、適切なセクション見出しの下で論じる。しかしながら、各セクションにおける教示は、必ずしも各特定のセクションに限定されるものではない。
【0018】
エアロゾル形成材料
【0019】
本明細書で論じられる通り、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入される場合、エアロゾル形成材料は、任意の好適な材料であってよい。本明細書で論じられる通り、エアロゾル化可能な製品は、エアロゾル形成材料を含む。当業者により理解されるように、「エアロゾル化可能な製品は、エアロゾル形成材料を含む」とは、エアロゾル化可能な製品が少なくとも1種のエアロゾル形成材料を含有することを意味する。本明細書において、エアロゾル形成材料への言及は、少なくとも1種のエアロゾル形成材料に関すると読み取ることができる。
【0020】
エアロゾル形成材料は、水、多価アルコール、例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール、又はエステル、例えば、クエン酸トリエチル若しくはトリアセチン、又は高沸点炭化水素、又は非ポリオール、例えば、グリコール、ソルビトール若しくは乳酸から選択することができる。エアロゾル形成材料は、多価アルコール、例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール、又はエステル、例えば、クエン酸トリエチル若しくはトリアセチン、又は高沸点炭化水素、又は非ポリオール、例えば、グリコール、ソルビトール若しくは乳酸から選択することができる。一態様では、エアロゾル形成材料は、多価アルコール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコール)、エステル(例えば、クエン酸トリエチル及びトリアセチン)、高沸点炭化水素、非ポリオール(例えば、グリコール、ソルビトール及び乳酸)、並びにそれらの混合物から選択される[エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されることが好ましい]。
【0021】
エアロゾル形成材料は、水、トリエチレングリコール、クエン酸トリエチル、トリアセチン、グリコール、ソルビトール、乳酸、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択することができる。エアロゾル形成材料は、トリエチレングリコール、クエン酸トリエチル、トリアセチン、グリコール、ソルビトール、乳酸、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択することができる。
【0022】
一態様では、エアロゾル形成材料は、水、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択される。一態様では、エアロゾル形成材料は、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択される。
【0023】
一態様では、エアロゾル形成材料は、少なくとも水である。この態様では、さらなるエアロゾル形成材料が存在してもよく、存在しなくてもよい。さらなる態様では、エアロゾル形成材料は、水及び水以外の少なくとも1種のエアロゾル形成材料を含む。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、(a)水及び(b)グリセロール、プロピレングリコール又はそれらの混合物の混合物である。
【0024】
エアロゾル形成材料は、任意の好適な物理形態で提供され得る。一態様では、エアロゾル形成材料は、ゲル、液体又はペーストの形態である。一態様では、エアロゾル形成材料は、液体の形態である。
【0025】
1種又は複数のエアロゾル形成材料は、任意の好適な量で、エアロゾル化可能な製品中に存在してもよい。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも30wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも35wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも40wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも45wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも50wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも55wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも60wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも65wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも70wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも75wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも80wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも85wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも90wt.%の総量で存在する。
【0026】
一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して5~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して10~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して15~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して20~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して25~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して30~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して35~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して40~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して45~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して50~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して55~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して60~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して65~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して70~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して75~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して80~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して85~99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して90~99wt.%の総量で存在する。
【0027】
一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して5~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して10~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して15~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して20~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して25~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して30~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して35~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して40~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して45~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して50~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して55~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して60~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して65~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して70~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して75~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して80~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して85~95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のエアロゾル形成材料は、エアロゾル化可能な製品に対して90~95wt.%の総量で存在する。
【0028】
本明細書で論じられる通り、一態様では、エアロゾル形成材料は、少なくとも水である。水は、任意の好適な量で、エアロゾル化可能な製品中に存在してもよい。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。
【0029】
一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して5~30wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して10~30wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して15~30wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して20~30wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、エアロゾル化可能な製品に対して25~30wt.%の総量で存在する。
【0030】
本明細書で論じられる通り、一態様では、エアロゾル形成材料は、少なくともグリセロールである。グリセロールは、任意の好適な量で、エアロゾル化可能な製品中に存在してもよい。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも30wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも35wt.%の総量で存在する。
【0031】
一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して5~40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して10~40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して15~40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して20~40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して25~40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して30~40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、エアロゾル化可能な製品に対して35~40wt.%の総量で存在する。
【0032】
本明細書で論じられる通り、一態様では、エアロゾル形成材料は、少なくともプロピレングリコールである。プロピレングリコールは、任意の好適な量で、エアロゾル化可能な製品中に存在してもよい。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも30wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して少なくとも35wt.%の総量で存在する。
【0033】
一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して5~40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して10~40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して15~40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して20~40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して25~40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して30~40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、エアロゾル化可能な製品に対して35~40wt.%の総量で存在する。
【0034】
【0035】
本明細書で論じられる通り、エアロゾル形成材料には、植物材料由来の煙が注入される。
【0036】
一態様では、植物材料は、タバコ、木材、植物性物質、カンナビス及びそれらの組合せから選択される。
【0037】
一態様では、植物材料は、タバコ、木材及びそれらの組合せから選択される。
【0038】
一態様では、植物材料は、少なくとも木材である。一態様では、植物材料は、木材のみである。
【0039】
一態様では、植物材料は、少なくともタバコである。一態様では、植物材料は、タバコのみである。
【0040】
一態様では、植物材料は、少なくともタバコ及び木材である。一態様では、植物材料は、タバコ及び木材のみである。
【0041】
一態様では、木材は、オーク材、サクラ材、ヒッコリー材、ブナ材及びそれらの組合せから選択される。
【0042】
エアロゾル形成材料には、1種の植物材料由来の煙又は2種以上の植物材料由来の煙を注入することができる。エアロゾル形成材料に2種以上の植物材料由来の煙が注入される場合、注入は連続して行われてもよく、又は煙を合わせ、合わせた煙をエアロゾル形成材料に注入することによって行われてもよい。
【0043】
一態様では、エアロゾル形成材料には、タバコ由来の煙が注入され、木材由来の煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料には、タバコ由来の煙が注入され、サクラ材由来の煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料には、タバコ由来の煙が注入され、オーク材由来の煙が注入される。
【0044】
一態様では、煙には、国際公開第2015/007742号に記載されている通りの方法に従って、煙が注入される。
【0045】
エアロゾル形成材料への煙の注入の前に、煙は、その形成と注入の間に処理されてもよい。しかしながら、一態様では、煙は、煙の形成と注入の間、未処理のままであり得る。煙が処理される場合、処理は、望ましくない成分を除去するためであり得る。一態様では、煙は、毒性物質が選択的に除去されるように処理される。一態様では、エアロゾル形成材料に、毒性物質が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、1種又は複数の芳香族炭化水素が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、ベンゼン又はその誘導体が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、トルエンが選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、フェノールが選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、4つ以上のベンゼン環を含有する1種又は複数の多環式芳香族炭化水素が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、ベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、トルエン、フェノール及び4つ以上のベンゼン環を含有する多環式芳香族炭化水素から選択される1種又は複数の毒性物質が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、トルエン、フェノール及びベンゾ(a)ピレンから選択される1種又は複数の毒性物質が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、トルエン及びベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、トルエン、フェノール及び4つ以上のベンゼン環を含有する多環式芳香族炭化水素が選択的に除去されるように処理された煙が注入される。一態様では、エアロゾル形成材料に、トルエン、フェノール及びベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入される。
【0046】
一態様では、煙は、国際公開第2015/007742号に記載されている通りの方法に従って処理され得る。
【0047】
エアロゾル化可能な製品
【0048】
本発明のエアロゾル化可能な製品は、1種又は複数のさらなる成分を含有してもよい。これらの成分は、配合物の性質に応じて、選択することができる。一態様では、エアロゾル化可能な製品は、活性剤をさらに含む。「活性剤」とは蒸気が吸入された場合、対象に対して生物学的作用を有する薬剤を意味する。1種又は複数の活性剤は、ニコチン、植物性物質、カンナビノイド及びそれらの混合物から選択することができる。
【0049】
一態様では、活性剤は、少なくともニコチンである。ニコチンは、使用者によって吸入される所望の用量に応じて、任意の好適な量で提供されてもよい。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、6wt.%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~6wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~6wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~6wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1.8~6wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~5wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~5wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~5wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1.8~5wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、4wt.%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~4wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~4wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~4wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1.8~4wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、3wt.%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~3wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~3wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~3wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1.8~3wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、1.9wt.%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、1.8wt.%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~1.9wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~1.8wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.5~1.9wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.5~1.8wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~1.9wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~1.8wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~1.9wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~1.8wt.%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、1.9wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、1.8wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~1.9wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.4~1.8wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.5~1.9wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.5~1.8wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~1.9wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して0.8~1.8wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~1.9wt.%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して1~1.8wt.%未満の量で存在する。
【0050】
エアロゾル化可能な製品から形成されるエアロゾルは、3.5~7.5のpHを有し得る。
【0051】
方法
【0052】
本発明は、蒸気を形成するための方法であって、
(a)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品を用意するステップであり、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入される、ステップと、
(b)エアロゾル化可能な製品を蒸気にするステップと
を含む、方法をさらに提供する。
【0053】
本発明は、蒸気を形成するための方法であって、
(a)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品を用意するステップであり、エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択され、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入される、ステップと、
(b)エアロゾル化可能な製品を蒸気にするステップと
を含む、方法をさらに提供する。
【0054】
本発明は、エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)エアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙を注入するステップと
を含む、方法をさらに提供する。
【0055】
本発明は、エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択されるエアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙を注入するステップと
を含む、方法をさらに提供する。
【0056】
さらなる態様
【0057】
エアロゾル化可能な製品は、任意の手段で含有又は送達されてもよい。一態様では、本発明は、
(a)容器と、
(b)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む容器入りのエアロゾル化可能な製品を提供する。
【0058】
さらなる態様では、本発明は、
(a)容器と、
(b)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択され、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む容器入りのエアロゾル化可能な製品を提供する。
【0059】
容器は、例えば、エアロゾル化可能な製品の保存又は送達を可能にする任意の好適な容器であってよい。一態様では、容器は、電子蒸気供給システムへ係合するように構成されている。容器は、エアロゾル化可能な製品が電子蒸気供給システムに送達され得るように、電子蒸気供給システムと流体連通するように構成されてもよい。上記の通り、本開示は、eシガレットなどの電子蒸気供給システムにおいて使用することができる容器に関する。以下の説明全体を通して、「eシガレット」という用語が使用されるが、しかしながらこの用語は、電子蒸気供給システムと互換的に使用することができる。
【0060】
本明細書で論じられる通り、本発明の容器は、典型的には、eシガレットに又はeシガレット内にエアロゾル化可能な製品を送達するために提供される。エアロゾル化可能な製品は、eシガレット内に保持されてもよく、又はeシガレットと共に若しくはeシガレット内でその後使用するための別個の容器として販売されてもよい。当業者により理解される通り、eシガレットは、取外し式カートマイザーとして公知のユニットを含有し得、これは、典型的には、エアロゾル化可能な製品のリザーバ、ウィック材料及びエアロゾル化可能な製品を蒸気にするためのデバイスを備える。一部のeシガレットでは、カートマイザーは、単一部品デバイスの一部であり、取外しできない。一態様では、容器は、カートマイザーであるか又はカートマイザーの一部である。一態様では、容器は、カートマイザーでもカートマイザーの一部でもなく、タンクなどの容器であり、これは、eシガレットに又はeシガレット内にエアロゾル化可能な製品を送達するために使用することができる。
【0061】
一態様では、容器は、eシガレットの一部である。一態様では、本発明は、
(a)電子蒸気供給システムの使用者が吸入するために液体を蒸気にするためのヴェポライザーと、
(b)ヴェポライザーに電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(c)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む電子蒸気供給システムをさらに提供する。
【0062】
さらなる態様では、本発明は、
(a)電子蒸気供給システムの使用者が吸入するために液体を蒸気にするためのヴェポライザーと、
(b)ヴェポライザーに電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(c)エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択され、エアロゾル形成材料に植物材料由来の煙が注入されている、エアロゾル化可能な製品と
を含む電子蒸気供給システムをさらに提供する。
【0063】
本発明の方法は、列挙したステップの前、列挙したステップの後又は列挙したステップのうちの1つ又は複数の間のいずれかに追加のステップを含んでもよい。
【0064】
本発明のエアロゾル化可能な製品、並びにこれを含有する容器及び電子エアロゾル供給システムなどのシステムに加えて、本発明は、エアロゾル形成材料の知覚特性を改善するための煙の使用を提供する。
【0065】
ここで本発明を、以下の非限定例を参照して説明する。
【実施例0066】
配合物
【0067】
加香液を調製するために、500gのタバコ(バージニア)を500gの選択した木材(オーク)と共に合計4時間燻した。次いで、生じた煙を2つのサンプルに分けた。一方のサンプルを、国際公開第2015/007742号に記載されている通りの方法に従ってろ過し、他方のサンプルはろ過しなかった。次いで、選択したエアロゾル化可能な材料(プロピレングリコール)に煙サンプルを曝露した。
【0068】
サンプルAは、国際公開第2015/007742号に従って処理したサンプルであった。サンプルBは、エアロゾル化可能な材料(プロピレングリコール)に曝露する前にろ過工程を通さなかったサンプルであった。
【0069】
サンプル分析
【0070】
目的の化合物を定量するために一連の分析試験が必要であった。液体を、ニコチン、水、グリセロール、N-ニトロソノルニコチン(NNN)、N’-ニトロソアナタビン(NAT)、N-ニトロソアナバシン(NAB)、ニコチン由来ニトロソアミンケトン(NNK、4-(メチルニトロソアミノ)-1-(3-ピリジル)-1-ブタノンとしても公知)、ベンゾ(a)ピレン、トルエン、フェノール及びプロピレングリコールに関して試験した。エアロゾルを、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アセトン、プロピオンアルデヒド、イソブチルアルデヒド、メチルエチルケトン、アセトール、グリオキサール、メチルグリオキサール、2,3-ブタンジオン、アクロレイン、n-ブチルアルデヒド、クロトンアルデヒド、グリコールアルデヒド、アセトイン、2,3-ぺンタンジオン、2,3-ヘキサンジオン及び2,3-ヘプタンジオンに関して試験した。
【0071】
排出試験のために、以下の配合物マトリックスを使用して、Vype e-Tankデバイスを充填した。上の1に列挙したカルボニルの存在及びレベルを試験した。
【0072】
植物グリセロール 47% w/w
プロピレングリコール(処理した煙) 35% w/w
水 18% w/w
【0073】
次いで、サンプルA及びBを含有するデバイスを、80/3/30レジームを使用する線形スモークマシーンで吹き出させた。合計で100回吹き出し、両方のサンプルについて25個の吹出しブロックに捕捉した。得られた平均で吹出しブロックあたり3repを測定した。
【0074】
液体試験
【0075】
以下の分析物は、いずれのサンプル液(A又はB)でも検出されなかった:
ニコチン、グリセロール、NNN、NAT、NAB及びNNK。
【0076】
以下のこともまた特記される。
サンプルA - サンプルBに対してベンゾ(a)ピレン(<LOD)
サンプルA - サンプルBに対してトルエン(<LOD)
サンプルA - サンプルBに対してフェノールレベルが有意に低い
【0077】
エアロゾル試験
【0078】
以下の分析物は、いずれのサンプル(A又はB)から形成されたエアロゾルでも検出されなかった:
アクロレイン、n-ブチルアルデヒド、クロトンアルデヒド、グリコールアルデヒド、アセトイン、2,3-ペンタンジオン、2,3-ヘキサンジオン及び2,3-ヘプタンジオン。
【0079】
使用者試験
【0080】
サンプルA及びBの各々を、使用者パネルによって試験し、心地よい経験をもたらすことが見出される。サンプルA及びBの各々は、燻さなかった製品と比較して強化された香味及び香りを有するエアロゾルをもたらすことが見出だされる。
【0081】
本発明の様々な改変及び変形例が、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、当業者に明らかとなる。本発明は、特定の好ましい実施形態と関連して記載されているが、特許請求されている通りの本発明は、そのような特定の実施形態に過度に制限されるべきではないことが理解されるべきである。実際、化学又は関連する分野の当業者に明らかである、記載されている本発明を実施するためのモードの様々な改変は、以下の特許請求の範囲内であることが意図される。
【手続補正書】
【提出日】2023-10-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル形成材料を含むエアロゾル化可能な製品であって、前記エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙が注入されており、前記煙が処理されている、エアロゾル化可能な製品。
【請求項2】
前記煙がその形成と注入の間に処理される、請求項1に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項3】
前記煙がその形成と注入の間未処理のままである、請求項1に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項4】
前記エアロゾル形成材料が、多価アルコール、エステル、高沸点炭化水素、非ポリオール、並びにそれらの混合物から選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項5】
前記多価アルコールが、グリセロール、プロピレングリコール及びトリエチレングリコールから選択され、前記エステルが、クエン酸トリエチル及びトリアセチンから選択され、前記非ポリオールが、グリコール、ソルビトール及び乳酸から選択される、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項6】
ニコチンをさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項7】
ニコチンを、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、2wt.%以下の量で含む、請求項6に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項8】
ニコチンを、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して、1.8wt.%以下の量で含む、請求項6に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項9】
水をさらに含む、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項10】
前記煙が、望ましくない成分が選択的に除去されるように処理されている、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項11】
前記煙が、毒性物質が選択的に除去されるように処理されている、請求項1~10のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項12】
前記エアロゾル形成材料に、ベンゼン又はその誘導体が選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項13】
前記エアロゾル形成材料に、トルエンが選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項12に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項14】
前記エアロゾル形成材料に、4つ以上のベンゼン環を含有する1種又は複数の多環式芳香族炭化水素が選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項15】
前記エアロゾル形成材料に、ベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項14に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項16】
前記エアロゾル形成材料に、トルエン及びベンゾ(a)ピレンが選択的に除去されるように処理された煙が注入されている、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項17】
前記エアロゾルが、3.5~7.5のpHを有する、請求項1~16のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項18】
前記エアロゾル形成材料が、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択される、請求項1~17のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項19】
前記エアロゾル形成材料が、エアロゾル化可能な製品の総重量に対して少なくともwt.%の量で存在する、請求項1~18のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品。
【請求項20】
(a)容器と、
(b)請求項1~19のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品と
を含む容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項21】
前記容器が、電子エアロゾル供給システムへ係合するように構成されている、請求項20に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項22】
前記電子エアロゾル供給システムが、電子蒸気供給システムである、請求項21に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項23】
前記容器が、カートマイザーであるか又はカートマイザーの一部である、請求項21に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項24】
前記カートマイザーが、ウィック材料及びエアロゾル化可能な製品を蒸気にするためのデバイスを備える、請求項23に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項25】
前記カートマイザーが、取外し式カートマイザーである、請求項23に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項26】
前記カートマイザーが、単一部品デバイスの一部である、請求項23に記載の容器入りのエアロゾル化可能な製品。
【請求項27】
(i)電子エアロゾル供給システムの使用者が吸入するためにエアロゾル化可能な製品をエアロゾル化するためのエアロゾル化装置と、
(ii)エアロゾル化装置に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(iii)請求項1~19のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品と
を含む電子エアロゾル供給システム。
【請求項28】
(a)電子蒸気供給システムの使用者が吸入するために液体を蒸気にするためのヴェポライザーと、
(b)ヴェポライザーに電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(c)請求項1~19のいずれか一項に記載のエアロゾル化可能な製品と
を含む電子蒸気供給システム。
【請求項29】
エアロゾル化可能な製品の知覚特性を改善するための方法であって、
(a)エアロゾル形成材料を用意するステップと、
(b)エアロゾル形成材料にタバコ由来の煙を注入するステップと
を含み、前記煙が処理されている、方法。
【請求項30】
前記エアロゾル化可能な製品が、請求項19のいずれか一項に記載のものである、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
エアロゾル形成材料の知覚特性を改善するための煙の使用であって、前記煙は前記エアロゾル形成材料に注入されるように用いられ、前記煙は処理されており、前記煙はその形成と注入の間に処理されるか又はその形成と注入の間未処理のままである、使用
【外国語明細書】