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特開2023-176549情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023176549
(43)【公開日】2023-12-13
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 40/169 20200101AFI20231206BHJP
【FI】
G06F40/169
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022088887
(22)【出願日】2022-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】507039084
【氏名又は名称】株式会社テンダ
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100154748
【弁理士】
【氏名又は名称】菅沼 和弘
(72)【発明者】
【氏名】森本 清尚
【テーマコード(参考)】
5B109
【Fターム(参考)】
5B109NG02
5B109NH01
5B109TB13
5B109VC03
(57)【要約】
【課題】マルチデバイスで共有可能なPC操作マニュアルを効率的に作成可能にすると共に利用効果を向上させること。
【解決手段】キャプチャー部512は、操作者端末2における対象ソフトの実行画面に対して操作者による操作が行われたことをイベントとして、当該実行画面の画面キャプチャーを取得する。編集加工部513は、1以上の画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う。マニュアル生成部514は、編集又は加工されたものを含む1以上の画面キャプチャーを用いて、PC操作マニュアルを生成する。形式変換部515及びマニュアル管理部611は、P操作Cマニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して、インターネット上のマニュアルDB71に保存する。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラムを操作者が操作する操作者端末を含む情報処理システムにおいて、
前記操作者端末におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して前記操作者による操作が行われたことをイベントとして、当該画面の画面キャプチャーを取得するキャプチャー手段と、
1以上の前記画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う編集加工手段と、
前記編集又は加工されたものを含む前記1以上の画面キャプチャーを用いて、前記ソフトウェアプログラムの前記マニュアルを生成するマニュアル生成手段と、
を備える情報処理システム。
【請求項2】
前記マニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して、インターネット上の所定場所に保存する制御を実行するマニュアル変換保存手段
をさらに備える請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記インターネット上の前記所定場所に格納された前記マニュアルに対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する権限設定手段と、
前記閲覧権限又は前記編集権限を有するユーザが前記マルチデバイスを用いてアクセスしてきたとき、前記マニュアルを前記マルチデバイスに提示するマニュアル提示手段と、
をさらに備える請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラムを操作者が操作する操作者端末を含む情報処理システムが実行する情報処理方法において、
前記操作者端末におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して前記操作者による操作が行われたことをイベントとして、当該画面の画面キャプチャーを取得するキャプチャーステップと、
1以上の前記画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う編集加工ステップと、
前記編集又は加工されたものを含む前記1以上の画面キャプチャーを用いて、前記ソフトウェアプログラムの前記マニュアルを生成するマニュアル生成ステップと、
を含む情報処理方法。
【請求項5】
前記情報処理システムが実行するステップとして、
前記マニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して、インターネット上の所定場所に保存する制御を実行するマニュアル変換保存ステップ
をさらに含む請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記情報処理システムが実行するステップとして、
前記インターネット上の前記所定場所に格納された前記マニュアルに対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する権限設定ステップと、
前記閲覧権限又は前記編集権限を有するユーザが前記マルチデバイスを用いてアクセスしてきたとき、前記マニュアルを前記マルチデバイスに提示するマニュアル提示ステップと、
をさらに含む請求項5に記載の情報処理方法。
【請求項7】
マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラムを操作者が操作する操作者端末を含む1以上の情報処理装置からなる情報処理システムのうち、少なくとも1の情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記操作者端末におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して前記操作者による操作が行われたことをイベントとして、当該画面の画面キャプチャーを取得するキャプチャーステップと、
1以上の前記画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う編集加工ステップと、
前記編集又は加工されたものを含む前記1以上の画面キャプチャーを用いて、前記ソフトウェアプログラムの前記マニュアルを生成するマニュアル生成ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
【請求項8】
前記コンピュータに、
前記マニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して、インターネット上の所定場所に保存する制御を実行するマニュアル変換保存ステップ
をさらに含む制御処理を実行させる請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記コンピュータに、
前記インターネット上の前記所定場所に格納された前記マニュアルに対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する権限設定ステップと、
前記閲覧権限又は前記編集権限を有するユーザが前記マルチデバイスを用いてアクセスしてきたとき、前記マニュアルを前記マルチデバイスに提示するマニュアル提示ステップと、
をさらに含む制御処理を実行させる請求項8に記載のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、設備等の運用作業のための作業手順書の作成を支援する技術は存在する(例えば、特許文献1参照)。
また、パーソナルコンピュータやスマートフォンの端末において所定のソフトウェアプログラムを操作するためのマニュアル(以下、「PC操作マニュアル」と呼ぶ)の需要が存在している。
従来、このようなPC操作マニュアルを作成する場合、作成者は、画面キャプチャーを手順ごとに手動で取りながら電子文書(例えばWord(登録商標)やExcel(登録商標)に手動で張り付けて、手動で説明文を追記していた。
そして、作成者は、電子文書として作成したPC操作マニュアルをネットワーク共有システムにそのまま手動でアップロードし、編集権限や閲覧権限を個別設定していた。この場合、電子文章は、マルチデバイス閲覧に必要な最適化の変換は行われていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-27132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年、次のような要望が挙げられているが、特許文献1を含む従来の技術のみでは、このような要望に応えることができない状況である。
即ち、上述したように、PC操作マニュアルの作成に必要な画面キャプチャーを手動で取得し電子文書に操作手順ごとに転記する必要があるため、作業効率が低かった。また、作成された電子文書をマルチデバイス(スマートフォンやタブレット等)への最適化なしにネットワーク共有するため、マルチデバイス等でのPC操作マニュアルの活用効果が最大化しにくい。このため、マルチデバイスで共有可能なPC操作マニュアルを効率的に作成したという要望が近年挙げられるようになった。
しかしながら、このような要望に対して、特許文献1を含め従来の技術のみでは応えることができない状況である。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、マルチデバイスで共有可能なPC操作マニュアルを効率的に作成可能にすると共に利用効果を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムの一態様は、
マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラムを操作者が操作する操作者端末を含む情報処理システムにおいて、
前記操作者端末におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して前記操作者による操作が行われたことをイベントとして、当該画面の画面キャプチャーを取得するキャプチャー手段と、
1以上の前記画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う編集加工手段と、
前記編集又は加工されたものを含む前記1以上の画面キャプチャーを用いて、前記ソフトウェアプログラムの前記マニュアルを生成するマニュアル生成手段と、
を備える。
【0007】
また、本発明の一態様の情報処理システムの一態様は、
前記マニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して、インターネット上の所定場所に保存する制御を実行するマニュアル変換保存手段
をさらに備えてもよい。
【0008】
また、本発明の一態様の情報処理システムの一態様は、
前記インターネット上の前記所定場所に格納された前記マニュアルに対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する権限設定手段と、
前記閲覧権限又は前記編集権限を有するユーザが前記マルチデバイスを用いてアクセスしてきたとき、前記マニュアルを前記マルチデバイスに提示するマニュアル提示手段と、
をさらに備えてもよい。
【0009】
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、上述の本発明の一態様の情報処理システムに対応する情報処理方法及びプログラムの夫々である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、マルチデバイスで共有可能なPC操作マニュアルを効率的に作成可能にすると共に利用効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の情報処理システムの一実施形態により実現可能となる本サービスの概要を示す図である。
図2図1の本サービスが適用される情報処理システム、即ち、本発明の情報処理システムの一実施形態の構成の一例を示す図である。
図3図2に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4図2の情報処理システムの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図5図4の機能的構成を有する図2の情報処理システムが実行するマニュアル作成使用処理の一例の流れを説明するフローチャートである。
図6図5のステップS1において、対象ソフトに対して、操作者が行う操作の具体例を示す図である。
図7図5のステップS3において、キャプチャー画面の編集や加工を行う具体例を示す図である。
図8図5のステップS4において生成される、対象ソフトのPC操作マニュアルの一例を示す図である。
図9図5のステップS5において実行される、PC操作マニュアルのウェブマニュアルへの変換方法の具体例を説明する図である。
図10図5のステップS6において設定される、PC操作マニュアルの編集権限と閲覧権限の設定方法の具体例を説明する図である。
図11図5のステップS7において提示される、インターネット等のネットワーク上に展開されたウェブマニュアル(PC操作マニュアル)のマルチデバイスでの閲覧画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
【0013】
まず、図1を参照して、本発明の情報処理システムの一実施形態により実現可能となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要について説明する。
【0014】
図1は、本発明の情報処理システムの一実施形態により実現可能となる本サービスの概要を示す図である。
【0015】
本サービスは、マルチデバイスで共有可能なPC操作マニュアルを効率的に作成可能にすると共に利用効果を向上させることができるものである。
【0016】
即ち、図1に示すように、ステップSS1において、PC操作マニュアルの自動作成が行われる。
具体的には例えば、操作者は、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の所定端末(以下、「操作者端末」と呼ぶ)において、PC操作マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラムを実行させて操作をする。
このように操作者端末におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して操作者による操作が行われたことをイベントとして、当該画面の画面キャプチャーが取得される。
1以上の画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして操作者により指定された画面キャプチャーに対して、操作者による操作に基づいて編集又は加工が行われる。
編集又は加工されたものを含む1以上の画面キャプチャーを用いて、ソフトウェアプログラムについてのPC操作マニュアルが生成される。例えば、動画マニュアルMDや文章マニュアルMBが生成される。
【0017】
ステップSS2において、PC操作マニュアルはマルチデバイスで閲覧可能な形式に変換されてウェブマニュアルMWとして、インターネット等のネットワークN上の所定のデータベース71(以下、「マニュアルDB71」と呼ぶ)に保存される。即ち、ウェブマニュアルMWはクラウドで管理される。
【0018】
ステップSS3において、ウェブマニュアルMWはマルチデバイス共有される。
即ち、インターネット等のネットワークN上のマニュアルDB71(クラウド)に格納されたウェブマニュアルMWに対して、編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方が、所定のユーザに設定される。
閲覧権限又は編集権限を有するユーザがマルチデバイス(図1においては、スマートフォンで構成されるユーザ端末3-1と、タブレットで構成されるユーザ端末3-2が示されている)を用いてマニュアルDB71にアクセスしてきたとき、ウェブマニュアルMWがマルチデバイスに提示される。
これにより、閲覧権限を有するユーザは、ウェブマニュアルMWを閲覧したり、当該ウェブマニュアルMWを用いてソフトウェアプログラムの操作方法等を学習したりすることができる。
また、編集権限を有するユーザは、ウェブマニュアルMWを編集することができる。
【0019】
以上説明したように、本サービスによれば、PC操作マニュアルが自動的に作成され、インターネット等のネットワークで展開されて共有まで行えるようになり、マルチデバイス(スマートフォンやタブレット等)で閲覧できるようになる。このようにして、PC操作マニュアルの作成効率及び利用効果が大きく向上する。
【0020】
次に、図2を参照して、上述した本サービスの提供を実現化させる情報処理システム、即ち本発明の情報処理システムの一実施形態の構成について説明する。
図2は、図1の本サービスが適用される情報処理システム、即ち、本発明の情報処理システムの一実施形態の構成の一例を示す図である。
【0021】
図2に示す情報処理システムは、サーバ1と、操作者端末2と、n人(nは1以上の整数値)のユーザの夫々により操作されるユーザ端末3-1乃至3-nとを含むように構成されている。
サーバ1、操作者端末2、及びユーザ端末3-1乃至3-nは、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
【0022】
サーバ1は、サービス提供者により管理される情報処理装置である。サーバ1は、操作者端末2及びユーザ端末3-1乃至3-nと適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
【0023】
操作者端末2は、操作者が操作する情報処理装置であって、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。
操作者端末2は、例えば操作者による各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。
【0024】
ユーザ端末3-1乃至3-nの夫々は、n人のユーザの夫々が操作するマルチデバイス、即ち、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。
ここで、ユーザ端末3-1乃至3-nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末3」と呼ぶ。
ユーザ端末3は、例えばユーザによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。
【0025】
図3は、図2に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0026】
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
【0027】
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
【0028】
CPU11、ROM12、及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
【0029】
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を入力する。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(例えば図2の操作者端末2及びユーザ端末3-1乃至3-n)との間で通信を行う。
【0030】
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア40が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア40から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア40は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
【0031】
なお、図示はしないが、図2の操作者端末2及びユーザ端末3も、図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、操作者端末2及びユーザ端末3のハードウェア構成についての説明は省略する。
なお、以下、サーバ1、操作者端末2、及びユーザ端末3の夫々のハードウェア構成部品を区別して説明する際には、その符号の後にハイフォン(-)をつけて1、2、及び3の夫々を付するものとする。例えば、サーバ1のCPU11についてはCPU11-1と記述する一方、操作者端末2のCPU11についてはCPU11-2と記述するものとする。
【0032】
このような図2のサーバ1、操作者端末2、及びユーザ端末3の各種ハードウェア(図3)と各種ソフトウェアとの協働により、各種処理の実行が可能になる。その結果、上述の本サービスを提供することができる。
以下、図2の情報処理システムの機能的構成について説明する。
図4は、図2の情報処理システムの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
【0033】
図4に示すように、操作者端末2のCPU11-2においては、マニュアル自動作成部51が機能する。
マニュアル自動作成部51においては、操作受付部511と、キャプチャー部512と、編集加工部513と、マニュアル生成部514と、形式変換部515と、権限設定部516とが設けられている。
【0034】
サーバ1のCPU11-1においては、マルチデバイス共有部61が機能する。
マルチデバイス共有部61においては、マニュアル管理部611と、マニュアル提示部612とが設けられている。
また、記憶部18-1には、1以上のPC操作マニュアル(ウェブマニュアルMW)が格納されるマニュアルDB71が配置されている。
【0035】
操作者端末2のマニュアル自動作成部51のうち操作受付部511乃至形式変換部515の各機能は次の通りである。
操作受付部511は、PC操作マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラムに対する操作者の操作(入力部16-2に対する操作)を受け付ける。
キャプチャー部512は、操作者端末2におけるソフトウェアプログラムを実行する画面(出力部17-2)に対して操作者による操作が行われたことをイベントとして、即ち操作受付部511により操作が受け付けられたことをイベントとして、当該画面の画面キャプチャーを取得する。
編集加工部513は、1以上の画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して、編集又は加工を行う。
マニュアル生成部514は、編集又は加工されたものを含む1以上の画面キャプチャーを用いて、ソフトウェアプログラムのPC操作マニュアルを生成する。
形式変換部515は、PC操作マニュアルを通信部19-2を介して、インターネット等のネットワークN上のサーバ1にアップロードして、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換してウェブマニュアルMWとしてサーバ1に保存させる。
【0036】
サーバ1のマニュアル管理部611は、操作者端末2から送信されてきたPC操作マニュアルを通信部19-1を介して受信して、マルチデバイスで閲覧可能な形式のPC操作マニュアル(ウェブマニュアルMW)に変換したうえでマニュアルDB71に格納して管理する。即ち、マニュアル管理部611は、ウェブマニュアルMW(マルチデバイスで閲覧可能な形式のPC操作マニュアル)をクラウドで管理する。
即ち、ウェブマニュアルMWとは、ユーザが、マルチデバイスたるユーザ端末3でインターネット等のネットワークNにアクセスして、文章マニュアルMBや動画マニュアルMDを閲覧したり学習したりすることができるようになされたものである。
【0037】
操作者端末2の権限設定部516は、操作者による操作に基づいて、ウェブマニュアルMW(マルチデバイスで閲覧可能な形式のPC操作マニュアル)に対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する指示をサーバ1に送信する。
サーバ1のマニュアル管理部611は、当該指示にもとづいて、ウェブマニュアルMW(マルチデバイスで閲覧可能な形式のPC操作マニュアル)に対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する。
【0038】
サーバ1のマニュアル提示部612は、閲覧権限又は編集権限を有するユーザがマルチデバイスたるユーザ端末3を用いてアクセスしてきたとき、PC操作マニュアルをマニュアルDB71から抽出して通信部19-1から送信することで、マルチデバイスたるユーザ端末3にPC操作マニュアルを提示する。
【0039】
次に、このような図4の機能的構成を有する図2の情報処理システムが、図1の本サービスの流れ(ステップSS1乃至SS3の流れ)を実現化するための一連の処理(以下、「マニュアル作成使用処理」と呼ぶ)の一例について、図5のフローチャート及び図6乃至図11の具体例を用いて説明する。
【0040】
図5は、図4の機能的構成を有する図2の情報処理システムが実行するマニュアル作成使用処理の一例の流れを説明するフローチャートである。
【0041】
ステップS1において、操作者端末2の操作受付部511は、PC操作マニュアルを作成する対象のソフトウェアプログラム(以下、「対象ソフト」と略記する)に対する操作者の操作を受け付ける。
ステップS2において、キャプチャー部512は、操作者端末2におけるソフトウェアプログラムを実行する画面(出力部17-2)に対する操作者の操作(以下、画面操作)、例えばマウスクリックやキーボード入力等をイベントとして、当該画面の画面キャプチャーを取得する。
【0042】
以下、ステップS1及びS2の処理の具体例について、図6を参照して説明する。
図6は、対象ソフトに対して、操作者が行う操作の具体例を示している。
図6の例の対象ソフトは、検索条件としてパラメータを入力して、検索ボタンを押下すると、検索結果を表示するものである。
【0043】
図6の例では、操作者は、画面G1において、複数のメニューの中から、対象ソフトを起動させる操作SM1、即ちメニュークリックの操作SM1を実行する。
すると、ステップS1において、操作受付部511は、メニュークリックの操作SM1を受け付ける。
ステップS2において、キャプチャー部512は、メニュークリックの操作SM1をイベントとして、画面G1の画面キャプチャーを取得する。
具体的には例えば、操作者端末2のオペレーティングシステムがWindows(登録商標)であるとする。この場合、メニュークリックの操作SM1という画面操作イベント、及びクリック座標等がオペレーティングシステムに通知される。すると、Windowsグローバルフック機能により、キャプチャー部512に対してコールバックがなされる。そこで、キャプチャー部512は、クリック座標、ウィンドウオブジェクトID等から該当ウィンドウ(ここでは画面G1)をキャプチャーして、画面キャプチャーとして保持する。なお、このような一連の処理は、後述の操作SM2乃至SM4においても同様に実行される。
【0044】
次に、操作者は、画面G2において、ソフトウェアプログラムSWにおいて検索条件としてパラメータを入力する操作SM2を実行する。
すると、ステップS1において、操作受付部511は、パラメータ入力の操作SM2を受け付ける。
ステップS2において、キャプチャー部512は、パラメータ入力の操作SM2をイベントとして、画面G2の画面キャプチャーを取得する。
【0045】
次に、操作者は、画面G2において、ソフトウェアプログラムSWにおいて「検索」と表示されたボタンをクリックする操作SM3を実行する。
すると、ステップS1において、操作受付部511は、ボタンクリックの操作SM3を受け付ける。
ステップS2において、キャプチャー部512は、ボタンクリックの操作SM3をイベントとして、画面G2の画面キャプチャーを取得する。
【0046】
これにより、ソフトウェアプログラムSWは、検索結果を含む画面G3の表示SM4を実行する。
この場合においても、ステップS1において、操作受付部511は、検索結果表示SM4を操作の一種として受け付ける。
ステップS2において、キャプチャー部512は、検索結果表示SM4をイベントとして、画面G3の画面キャプチャーを取得する。
【0047】
図5に戻り、ステップS3において、操作者端末2の編集加工部513は、1以上の画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして操作者により指定された画面キャプチャーに対して、操作者による操作に基づいて編集又は加工を行う。
図7は、キャプチャー画面の編集や加工を行う具体例を示している。
図7の例では、図6のメニュークリックの操作SM1をイベントとして取得された画面G1の画面キャプチャーに対して、当該操作SM1を行うべきメニューに対して、当該操作SM1の説明等が記載された吹き出しOPが追加されている。なお、このような追加説明が必要か否かの判断や、追加の処理は、操作者による操作者端末2に対する操作(手動)に基づくものであってもよいし、操作者端末2による自律的な判断(自動)に基づくものであってもよい。
【0048】
図5に戻り、ステップS4において、マニュアル生成部514は、編集又は加工されたものを含む1以上の画面キャプチャーを用いて、対象ソフトのPC操作マニュアル(文章マニュアルMBや動画マニュアルMD)を生成する。
図8は、対象ソフトのPC操作マニュアルの一例を示している。図8の左方には、動画マニュアルMDの具体例が示されており、図8の右方には、文章マニュアルMBの具体例が示されている。
【0049】
図5に戻り、ステップS5において、操作者端末2の形式変換部515及びサーバ1のマニュアル管理部611は、PC操作マニュアルをインターネット等のネットワークN上にアップロードし、マルチデバイスで閲覧できるように変換して保存させる。
即ち、マルチデバイスで閲覧可能な形式のPC操作マニュアル(ウェブマニュアルMW)は、サーバ1のマニュアルDB71に格納されることで、クラウドで管理される。
【0050】
図9は、PC操作マニュアルのウェブマニュアルへの変換方法の具体例を説明する図である。
図9に示すように、ステップSM1において、PC操作マニュアルの表紙とコメントが設定される。
ステップSM2において、動画マニュアルMD(HTML5)と文章マニュアルMBが添付ファイルとしてサーバ1に対してアップロードされる(ダウンロード可能なようにアップロードされる)。
ステップSM3において、HTML5オプションにチェックして動画マニュアルMDがアップロードされた場合、さらにそのアップロード場所のリンク(本例ではマニュアルDB71の存在場所を示すURLへのリンク)も追加される。この場合、リンクのコピー&ペーストも可能とされる。これにより、当該リンクがクリックされると、別ウィンドウが開き、動画マニュアルの実行が可能になる。
【0051】
図5に戻り、ステップS6において、操作者端末2の権限設定部516及びサーバ1のマニュアル管理部611は、事前設定された権限パラメータを利用してPC操作マニュアルの編集権限と閲覧権限との設定を各ユーザに行う。
【0052】
図10は、PC操作マニュアルの編集権限と閲覧権限の設定方法の具体例を説明する図である。
図10の左方には、閲覧権限を設定する画面が表示されている。即ち、当該左方の画面において、PC操作マニュアルの閲覧権限が設定され、閲覧権限が設定されたユーザはその名称が表示されることになる。
一方、図10の右方には、編集権限を設定する画面が表示されている。即ち、ステップS6で、当該右方の画面において、PC操作マニュアルの編集権限が設定され、編集権限が設定されたユーザはその名称が表示されることになる。
なお、図10に示すように、閲覧権限及び編集権限の設定は、ユーザ(個人)単位のみならず、グループ単位でも行えるようになされている。
【0053】
図5に戻り、ステップS7において、サーバ1のマニュアル提示部612は、インターネット等のネットワークN上に展開されたウェブマニュアルMWをユーザがマルチデバイスたるユーザ端末3(スマートフォンやタブレット)を使って閲覧や学習ができるように、当該ウェブマニュアルMWをユーザ端末3に提示する。
【0054】
図11は、インターネット等のネットワーク上に展開されたウェブマニュアル(PC操作マニュアル)のマルチデバイスでの閲覧画面の一例を示している。
図11の左方には、ウェブマニュアルMWの表紙の画面例が表示されている。
図11の中央には、ウェブマニュアルMWのうち動画マニュアルMDを閲覧するための画面例が表示されている。
図11の右方には、ウェブマニュアルMWのうち文章マニュアルMBを閲覧するための画面例が表示されている。
【0055】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものとみなす。
【0056】
例えば、図2に示すシステム構成、及び図3に示すサーバ1(操作者端末2、及びユーザ端末3)のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
【0057】
また、図4に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が図2の情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは、特に図4の例に限定されない。
【0058】
また、機能ブロックの存在場所も、図4に限定されず、任意でよい。
例えば操作者端末2側に配置された機能ブロックの少なくとも一部を、サーバ1側、ユーザ端末3側、又は図示せぬ他の情報処理装置が備える構成としてもよい。
同様に、マニュアルDB71の存在場所も、サーバ1に限定されず、インターネット等のネットワークN上の任意の場所とすることができる。
【0059】
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
【0060】
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
【0061】
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
【0062】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0063】
以上をまとめると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
マニュアル(例えば上述のPC操作マニュアル)を作成する対象のソフトウェアプログラム(例えば上述の対象ソフト)を操作者が操作する操作者端末(例えば図2図4の操作者端末2)を含む情報処理システムにおいて、
前記操作者端末におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して前記操作者による操作(例えば図6の画面G1に対する操作SM1)が行われたことをイベントとして、当該画面(例えば図6の画面G1)の画面キャプチャーを取得するキャプチャー手段(例えば図4のキャプチャー部512)と、
1以上の前記画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う(例えば図7の吹き出しOPを追加する)編集加工手段(例えば図4の編集加工部513)と、
前記編集又は加工されたものを含む前記1以上の画面キャプチャーを用いて、前記ソフトウェアプログラムの前記マニュアル(例えば図8の動画マニュアルMDや文章マニュアルMB)を生成するマニュアル生成手段(例えば図4のマニュアル生成部514)と、
を備えることができる。
【0064】
また、情報処理システムは、
前記マニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して(例えば図9のような方法でウェブマニュアルMWに変換して)、インターネット上の所定場所(例えばサーバ1のマニュアルDB71)に保存する制御を実行するマニュアル変換保存手段(例えば図4の形式変換部515及びマニュアル管理部611)
をさらに備えることができる。
【0065】
また、情報処理システムは、
前記インターネット上の前記所定場所に格納された前記マニュアルに対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する(例えば図10のように設定する)権限設定手段(例えば図4の権限設定部516及びマニュアル管理部611)と、
前記閲覧権限又は前記編集権限を有するユーザが前記マルチデバイス(例えば図2図4のユーザ端末3)を用いて前記マニュアルにアクセスしてきたとき、前記マニュアルを前記マルチデバイスに提示するマニュアル提示手段(例えば図4のマニュアル提示部612)と、
をさらに備えることができる。
【0066】
また、本発明が適用される情報処理方法又はプログラムは、次のようなステップを含む構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理方法又はプログラムとして構成されるステップは、
操作者端末(例えば図2図4の操作者端末2)におけるソフトウェアプログラムを実行する画面に対して前記操作者による操作(例えば図6の画面G1に対する操作SM1)が行われたことをイベントとして、当該画面(例えば図6の画面G1)の画面キャプチャーを取得するキャプチャーステップ(例えば図5のステップS2)と、
1以上の前記画面キャプチャーのうち、追加説明が必要なものとして判断された画面キャプチャーに対して編集又は加工を行う(例えば図7の吹き出しOPを追加する)編集加工ステップ(例えば図5のステップS3)と、
前記編集又は加工されたものを含む前記1以上の画面キャプチャーを用いて、前記ソフトウェアプログラムの前記マニュアル(例えば図8の動画マニュアルMDや文章マニュアルMB)を生成するマニュアル生成ステップ(例えば図5のステップS3)と、
を含むことができる。
【0067】
また、本発明が適用される情報処理方法又はプログラムとして構成されるステップは、
前記マニュアルを、マルチデバイスで閲覧可能な形式に変換して(例えば図9のような方法でウェブマニュアルMWに変換して)、インターネット上の所定場所(例えばサーバ1のマニュアルDB71)に保存する制御を実行するマニュアル変換保存ステップ(例えば図5のステップS5)
をさらに含むことができる。
【0068】
また、本発明が適用される情報処理方法又はプログラムとして構成されるステップは、
前記インターネット上の前記所定場所に格納された前記マニュアルに対する編集権限と閲覧権限とのうち少なくとも一方を、所定のユーザに設定する(例えば図10のように設定する)権限設定ステップ(例えば図5のステップS6)と、
前記閲覧権限又は前記編集権限を有するユーザが前記マルチデバイス(例えば図2図4のユーザ端末3)を用いて前記マニュアルにアクセスしてきたとき、前記マニュアルを前記マルチデバイスに提示するマニュアル提示手段(例えば図6のステップS7)と、
をさらに含むことができる。
【符号の説明】
【0069】
1・・・サーバ、2・・・操作者端末、3、3-1乃至3-n・・・ユーザ端末、11、111-1、11-2・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16、16-2・・・入力部、17、17-2・・・出力部、18、18-1・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、40・・・リムーバブルメディア、51・・・マニュアル自動作成部、61・・・マルチデバイス共有部、71・・・マニュアルDB、511・・・操作受付部、512・・・キャプチャー部、513・・・編集加工部、514・・・マニュアル生成部、515・・・形式変換部、516・・・権限設定部、611・・・マニュアル管理部、612・・・マニュアル提示部、MB・・・文章マニュアル、MD・・・動画マニュアル、MW・・・ウェブマニュアル

図1
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