(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023176650
(43)【公開日】2023-12-13
(54)【発明の名称】冷却ユニット
(51)【国際特許分類】
H05K 7/20 20060101AFI20231206BHJP
H01L 23/473 20060101ALI20231206BHJP
G06F 1/20 20060101ALI20231206BHJP
【FI】
H05K7/20 N
H01L23/46 Z
G06F1/20 A
G06F1/20 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022089061
(22)【出願日】2022-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】000232302
【氏名又は名称】ニデック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】奥野 喬也
(72)【発明者】
【氏名】今西 貴宏
【テーマコード(参考)】
5E322
5F136
【Fターム(参考)】
5E322AA05
5E322AA11
5E322AB11
5E322DA01
5E322DA04
5E322FA01
5F136CB06
5F136CB11
5F136CB13
5F136DA27
5F136FA02
5F136FA03
5F136FA51
(57)【要約】 (修正有)
【課題】破損を抑制できる冷却ユニットを提供する。
【解決手段】冷却ユニットは、第1熱交換部材110と、第1流路管10と、を備える。第1熱交換部材は、第1発熱部品(コンピュータに用いられるマイクロプロセッサ等)に接触する。第1流路管は、第1熱交換部材と接続される。第1流路管は、第1熱交換部材と接続された第1流路管の一端部11と、第1流路管の他端部12との間に位置する第1中間部13を備える。第1熱交換部材は、第1流路管の第1中間部を固定する第1固定部131を備える。第1熱交換部材は、第1発熱部品に接触する金属製のコールドプレートと、コールドプレートに対して第2方向X及び第3方向Yに対して直交する第1方向一方側(上方向)に配置された合成樹脂製のカバー部材とを備えることが好ましい。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1発熱部品に接触する第1熱交換部材と、
前記第1熱交換部材と接続される第1流路管と
を備え、
前記第1流路管は、前記第1熱交換部材と接続された前記第1流路管の一端部と、前記第1流路管の他端部との間に位置する第1中間部を備え、
前記第1熱交換部材は、前記第1流路管の前記第1中間部を固定する第1固定部を備える、冷却ユニット。
【請求項2】
前記第1熱交換部材と接続される第2流路管を更に備え、
前記第1熱交換部材は、
前記第1発熱部品に接触する金属製のコールドプレートと、
前記コールドプレートに対して第1方向一方側に配置された合成樹脂製のカバー部材と
を備え、
前記カバー部材は、
前記第1固定部と、
冷媒を流入する流入部と、
前記冷媒を流出する流出部と
を備え、
前記第1流路管の前記一端部と前記流入部とが接続され、
前記第2流路管の一端部と前記流出部とが接続される、請求項1に記載の冷却ユニット。
【請求項3】
前記第1固定部は、前記第1方向に沿って前記カバー部材を貫通する第1貫通孔を備え、
略環状の固定部材の一部が、前記第1貫通孔内に配置され、
前記第1流路管の前記第1中間部が、前記略環状の固定部材で形成された内部空間に配置される、請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項4】
前記第1固定部は、前記第1貫通孔の前記第1方向一方側に配置された傾斜部を更に備え、
前記傾斜部は、前記第1方向に直交する第2方向側に傾斜する、請求項3に記載の冷却ユニット。
【請求項5】
前記コールドプレートは、前記第1貫通孔と前記第1方向に少なくとも一部が重なる誘導部を備え、
前記誘導部は、前記第1貫通孔の前記第1方向他方側の端部と接続する、請求項3に記載の冷却ユニット。
【請求項6】
前記コールドプレートは、前記第1方向一方側に前記誘導部を備える、請求項5に記載の冷却ユニット。
【請求項7】
前記第1固定部は、略環状のフック部と、前記フック部の前記第1方向一方側に配置された開口部とを備える、請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項8】
第2発熱部品に接触する第2熱交換部材と、
第3発熱部品に接触する第3熱交換部材と
を更に備え、
前記第1熱交換部材は、前記第1方向に直交する第2方向において前記第2熱交換部材と前記第3熱交換部材との間に配置され、
前記第2熱交換部材と前記第3熱交換部材とが第3流路管を介して接続され、
前記第3熱交換部材と前記第1流路管の前記他端部とが接続される、請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項9】
前記第1流路管が、前記第2方向において前記第1熱交換部材と前記第3熱交換部材との間に配置される、請求項8に記載の冷却ユニット。
【請求項10】
第4発熱部品に接触する第4熱交換部材と、
第5発熱部品に接触する第5熱交換部材と
を更に備え、
前記第1流路管は、
前記第4熱交換部材に接続された第1管と、
前記第4熱交換部材と前記第5熱交換部材との間に配置された第2管と、
前記第5熱交換部材と前記第1熱交換部材との間に配置された第3管と
を備える、請求項1に記載の冷却ユニット。
【請求項11】
第6発熱部品に接触する第6熱交換部材と、
前記第6熱交換部材と接続される第4流路管と
を更に備え、
前記第1流路管は、前記第1流路管の前記一端部と、前記第1流路管の前記他端部との間に第2中間部を更に備え、
前記第6熱交換部材は、前記第1流路管の前記第2中間部を固定する第2固定部を備え、
前記第2流路管の前記他端部と前記第6熱交換部材とが接続される、請求項2に記載の冷却ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
冷却構造は、支持板と、複数の冷却板と、柔軟性を有する冷媒配管とを備える(例えば、特許文献1)。複数の冷却板は、内部に冷媒流路が設けられている。冷媒配管は、冷却板の隣り合ったものの冷媒流路を接続する。集積回路の個々を冷却板の個々のものにより独立して押し付けて冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の冷却構造では、冷却ユニットを集積回路に対して設置する時、及び、集積回路に対して設置された冷却構造と新たな冷却構造とを交換する時に、冷媒配管が集積回路等にひっかかることがあった。そのため、冷却構造及び集積回路等が破損することがあった。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、破損を抑制できる冷却ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的な冷却ユニットは、第1熱交換部材と、第1流路管とを備える。前記第1熱交換部材は、第1発熱部品に接触する。前記第1流路管は、前記第1熱交換部材と接続される。前記第1流路管は、前記第1熱交換部材と接続された前記第1流路管の一端部と、前記第1流路管の他端部との間に位置する第1中間部を備える。前記第1熱交換部材は、前記第1流路管の前記第1中間部を固定する第1固定部を備える。
【発明の効果】
【0007】
例示的な本開示によれば、破損を抑制できる冷却ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、本開示の第1実施形態の冷却ユニットの全体斜視図である。
【
図2】
図2は、第1実施形態の冷却ユニットの全体平面図である。
【
図3】
図3は、第1実施形態に係る第1熱交換部材を第1方向及び第2方向に沿って切断したときの断面図である。
【
図4】
図4は、第1実施形態に係る第1熱交換部材を第1方向及び第3方向に沿って切断したときの断面図である。
【
図5】
図5は、第1実施形態に係るコールドプレートの裏面図である。
【
図6】
図6は、本開示の第2実施形態に係る第1熱交換部材を第1方向及び第3方向に沿って切断したときの断面図である。
【
図7】
図7は、第2実施形態に係るコールドプレートの表面図である。
【
図8】
図8は、本開示の第3実施形態に係る第1熱交換部材を第1方向及び第3方向に沿って切断したときの断面図である。
【
図9】
図9は、本開示の第4実施形態に係る第1熱交換部材を第1方向及び第3方向に沿って切断したときの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書では、理解の容易のため、互いに直交する第1方向Z、第2方向X及び第3方向Yを適宜記載している。ここでは、コールドプレートからカバー部材に向かう方向を「第1方向Z」と称する。また、第1方向Zに対して直交する方向を「第2方向X」と称する。更に、第1方向Z及び第2方向Xに対して直交する方向を「第3方向Y」と称する。
【0010】
また、第1方向Zの一方側の方向を「第1方向一方側(+Z方向)」、他方側の方向を「第1方向他方側(-Z方向)」と称する。第2方向Xの一方側の方向を「第2方向一方側(+X方向)」、他方側の方向を「第2方向他方側(-X方向)」と称する。そして、第3方向Yの一方側の方向を「第3方向一方側(+Y方向)」、他方側の方向を「第3方向他方側(-Y方向)」と称する。
【0011】
また、本願では、便宜上、第1方向Zを上下方向として説明する場合がある。例えば、第1方向Zの一方側(+Z方向)は上方向を示し、第1方向Zの他方側(-Z方向)は下方向を示す。ただし、上下方向、上方向及び下方向は、説明の便宜上定めるものであり、鉛直方向に一致する必要はない。また、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義するのにすぎず、本開示に係る冷却ユニットの使用時の向きを限定しない。なお、本明細書において「直交する方向」とは、厳密な意味での直交を表すのではなく、例えば本開示における効果を奏する程度に直交である場合を含む。
【0012】
<第1実施形態>
本開示の例示的な第1実施形態の冷却ユニットAについて説明する。
図1は、第1実施形態の冷却ユニットAの全体斜視図である。
図2は、第1実施形態の冷却ユニットAの全体平面図である。
図1及び
図2に示すように、冷却ユニットAは、第1熱交換部材110と、第1流路管10と、第2流路管20とを備える。
【0013】
冷却液は、ポンプ(図示せず)により、第1流路管10から第1熱交換部材110を通って第2流路管20を流れる。冷却液は、「冷媒」の一例である。ポンプは、例えば、第1流路管10又は第2流路管20に接続される。第1実施形態において、冷却液は液体である。冷却液として、例えば、エチレングリコール水溶液或いはプロピレングリコール水溶液のような不凍液、又は、純水等が使用される。
【0014】
第1熱交換部材110は、第1発熱部品に接触する。詳細には、第1熱交換部材110は、熱源である第1発熱部品と接し、第1発熱部品からの熱を吸収する。第1熱交換部材110において熱を吸収した冷却液は、第2流路管20を流れる。例示的な第1発熱部品としては、コンピュータに用いられるマイクロプロセッサ等が挙げられる。
【0015】
第1流路管10は、第1熱交換部材110と接続される。第1流路管10は、合成樹脂製の管状の部品である。第1流路管10は、一端部11と、他端部12と、第1中間部13とを備える。第1中間部13は、一端部11と他端部12との間に位置する。第1流路管10の一端部11は、第1熱交換部材110と接続される。
【0016】
第1熱交換部材110は、第1固定部131を備える。第1固定部131は、第1流路管10の第1中間部13を固定する。第1実施形態では、第1熱交換部材110は、2個の第1固定部131を備える。2個の第1固定部131は、それぞれ異なる2個の第1中間部13を固定する。
【0017】
第2流路管20は、第1熱交換部材110と接続される。第2流路管20は、合成樹脂製の管状の部品である。第2流路管20は、一端部21と、他端部22とを備える。第2流路管20の一端部21は、第1熱交換部材110と接続される。
【0018】
その結果、
図2のF1に沿って冷却液が流れる。具体的には、冷却液は、第1流路管10を通って、第1熱交換部材110へと流れる。冷却液が、第1熱交換部材110を流れる際に、第1発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第2流路管20へと流れる。
【0019】
以上、
図1及び
図2を参照して説明したように、第1実施形態では、第1固定部131は、第1流路管10の第1中間部13を固定する。その結果、第1流路管10が第1熱交換部材110から離隔することを抑制できる。よって、冷却ユニットAを第1発熱部品に対して設置する時、及び、第1発熱部品に対して設置された冷却ユニットAを新たな冷却ユニットAとを交換する時に、第1流路管10が第1発熱部品等の他部材にひっかかることを抑制できる。その結果、冷却ユニットA及び第1発熱部品等が破損することを抑制できる。
【0020】
続けて
図1~
図3を参照して、第1熱交換部材110の構造について説明をする。
図3は、本開示の例示的な第1実施形態に係る第1熱交換部材110を第1方向Z及び第3方向Yに沿って切断したときの断面図である。
図3に示すように、第1熱交換部材110は、金属製のコールドプレート120と、合成樹脂製のカバー部材130とを備える。
【0021】
コールドプレート120は、第1発熱部品に接触する。コールドプレート120は、銅又はアルミニウム製の板材である。コールドプレート120は、第1発熱部品からの熱を吸収し、冷却液に熱を伝達する。例えば、コールドプレート120は、第1方向Zに対して垂直な板材である。コールドプレート120は、第1発熱部品に対して第1方向Z一方側に配置される。換言すれば、第1発熱部品の上面が、コールドプレート120の下面と接する。
【0022】
カバー部材130は、コールドプレート120に対して第1方向Z一方側に配置される。例えば、カバー部材130は、第1方向Zに対して垂直な板材である。第1方向Zにおいて、コールドプレート120の上面とカバー部材130の下面との間に、冷媒流路140が形成される。
【0023】
カバー部材130は、流入部138と、流出部139とを備える。流入部138と流出部139とは、カバー部材130の第1方向Z一方側に配置される。換言すれば、流入部138と流出部139とは、カバー部材130の上面に配置される。詳細には、流入部138は、カバー部材130の上面の中央部に配置される。
【0024】
流入部138は、冷却液を流入する。第1流路管10の一端部11と流入部138とが接続される。流入部138は、冷媒流路140と繋がる。その結果、第1流路管10の冷却液は、流入部138から冷媒流路140に流入する。
【0025】
流出部139は、冷却液を流出する。第2流路管20の一端部21と流出部139とが接続される。流出部139は、冷媒流路140と繋がる。その結果、冷媒流路140の冷却液は、流出部139から第2流路管20に流出する。
【0026】
続けて
図4及び
図5を参照して、第1固定部131の構造について説明をする。
図4は、本開示の例示的な第1実施形態に係る第1熱交換部材110を第1方向Z及び第2方向Xに沿って切断したときの断面図である。
図5は、第1実施形態に係るコールドプレート120の裏面図である。
図4及び
図5に示すように、カバー部材130は、2個の第1固定部131を備える。
【0027】
2個の第1固定部131の各々は、第1貫通孔141を備える。第1貫通孔141は、第1方向Zに沿ってカバー部材130を貫通する。
【0028】
2個の第1固定部131の一方の第1固定部131aは、カバー部材130の第2方向X一方側に配置される。2個の第1固定部131の他方の第1固定部131bは、カバー部材130の第2方向X他方側に配置される。
【0029】
第1固定部131は、第1貫通孔141の第1方向Z一方側に配置された傾斜部151を更に有する。傾斜部151は、第1貫通孔141の第1方向Z一方側に配置される。傾斜部151は、第2方向X側に傾斜する。詳細には、第1固定部131aの傾斜部151は、第2方向X他方側に傾斜する。また、第1固定部131bの傾斜部151は、第2方向X一方側に傾斜する。
【0030】
コールドプレート120は、2個の誘導部121を有する。誘導部121は、第1貫通孔141と第1方向Zに少なくとも一部が重なる。誘導部121は、第1貫通孔141の第1方向Z他方側の端部と接続する。例えば、誘導部121は、第2貫通孔122を備える。第2貫通孔122は、第1方向Zに沿ってコールドプレート120を貫通する。
【0031】
第1流路管10は、第1管1と、第2管2と、第3管3と、2個の第1中間部13とを備える。第1管1と第2管2と第3管3とは、この順番に第1流路管10の上流から下流に向かって配置される。第1流路管10の一端部11は、第3管3の下流側に配置される。第1流路管10の他端部12は、第1管1の上流側に配置される。2個の第1中間部13の一方の第1中間部13bは、第1管1の中間部に配置される。2個の第1中間部13の他方の第1中間部13aは、第2管2の中間部に配置される。
【0032】
第2管2は、カバー部材130の第2方向X一方側に配置される。第1中間部13aは、第1固定部131aに固定される。詳細には、第1中間部13aは、略環状の固定部材150を用いて第1貫通孔141に固定される。固定部材150は、例えば、結束バンド、C字状の部材である。略環状の固定部材150の一部が、第1貫通孔141内に配置される。略環状の固定部材150の一部が、誘導部121内に配置される。第1中間部13aが、略環状の固定部材150で形成された内部空間に配置される。つまり、第1固定部131aを第1貫通孔141内及び誘導部121内に挿入することで、第1中間部13aを容易に固定できる。
【0033】
第1管1は、カバー部材130の第2方向X他方側に配置される。第1中間部13bは、第1固定部131bに固定される。詳細には、第1中間部13bは、略環状の固定部材150を用いて第1貫通孔141に固定される。略環状の固定部材150の一部が、第1貫通孔141内に配置される。略環状の固定部材150の一部が、誘導部121内に配置される。第1中間部13bが、略環状の固定部材150で形成された内部空間に配置される。つまり、第1固定部131bを第1貫通孔141内及び誘導部121内に挿入することで、第1中間部13bを容易に固定できる。
【0034】
第3管3は、カバー部材130の第1方向Z一方側に配置される。第1流路管10の一端部11と流入部138とが接続される。
【0035】
以上、
図4及び
図5を参照して説明したように、第1実施形態では、カバー部材130は、合成樹脂製である。その結果、カバー部材130に第1固定部131と流入部138と流出部139とを容易に形成できる。
【0036】
また、第1固定部131は、傾斜部151を更に有する。その結果、固定部材150を第1貫通孔141に挿入しやすくできる。
【0037】
再び
図1を参照して、第1実施形態の冷却ユニットAについて説明する。
図1に示すように、冷却ユニットAは、第2熱交換部材200と、第3熱交換部材300と、第3流路管30とを更に備える。
【0038】
第2熱交換部材200は、第2発熱部品に接触する。詳細には、第2熱交換部材200は、熱源である第2発熱部品と接し、第2発熱部品からの熱を吸収する。例示的な第2発熱部品としては、コンピュータに用いられるメモリ等が挙げられる。
【0039】
第2熱交換部材200は、第3方向Yに沿って延びる。第2熱交換部材200は、複数の冷媒管を備える。複数の冷媒管の各々は、第3方向Yに沿って延びる。複数の冷媒管は、第2方向Xにおいて間隔を空けて並べられている。複数の冷媒管の各々は、銅やアルミニウム等の熱伝導性に優れる金属材の板状部品である。
【0040】
第3熱交換部材300は、第3発熱部品に接触する。詳細には、第3熱交換部材300は、熱源である第3発熱部品と接し、第3発熱部品からの熱を吸収する。例示的な第3発熱部品としては、コンピュータに用いられるメモリ等が挙げられる。
【0041】
第3熱交換部材300は、第2熱交換部材200と同様な構成であり、第3方向Yに沿って延びる。第3熱交換部材300は、複数の冷媒管を備える。複数の冷媒管の各々は、第3方向Yに沿って延びる。複数の冷媒管は、第2方向Xにおいて間隔を空けて並べられている。複数の冷媒管の各々は、銅やアルミニウム等の熱伝導性に優れる金属材の板状部品である。
【0042】
第1熱交換部材110は、第2方向Xにおいて第2熱交換部材200と第3熱交換部材300との間に配置される。第2熱交換部材200と第3熱交換部材300とが第3流路管30を介して接続される。第3流路管30は、第2方向Xに沿って延びる。第3流路管30は、樹脂製の管状の部品である。第3熱交換部材300と第1流路管10の他端部12とが接続される。
【0043】
その結果、
図2のF1に沿って冷却液が流れる。具体的には、冷却液は、第2熱交換部材200へと流れる。冷却液が、第2熱交換部材200を流れる際に、第2発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第3流路管30へと流れる。冷却液は、第3流路管30を通って、第3熱交換部材300へと流れる。冷却液が、第3熱交換部材300を流れる際に、第3発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第1流路管10へと流れる。冷却液は、第1流路管10を通って、第1熱交換部材110へと流れる。冷却液が、第1熱交換部材110を流れる際に、第1発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第2流路管20へと流れる。
【0044】
その結果、第1実施形態では、複数の発熱部品を冷却できる。例えば、コンピュータに用いられるマイクロプロセッサと複数のメモリとを冷却できる。
【0045】
再び
図1及び
図2を参照して、第1実施形態の冷却ユニットAについて説明する。
図1及び
図2に示すように、冷却ユニットAは、第4熱交換部材400と、第5熱交換部材500とを更に備える。
【0046】
第4熱交換部材400は、第4発熱部品に接触する。詳細には、第4熱交換部材400は、熱源である第4発熱部品と接し、第4発熱部品からの熱を吸収する。例示的な第4発熱部品としては、インバータ等に用いられるパワー半導体等が挙げられる。
【0047】
第4熱交換部材400は、第2方向Xに沿って延びる。第4熱交換部材400は、銅又はアルミニウム等の熱伝導性に優れる金属材の管状の部品である。
【0048】
第5熱交換部材500は、第5発熱部品に接触する。詳細には、第5熱交換部材500は、熱源である第5発熱部品と接し、第5発熱部品からの熱を吸収する。例示的な第5発熱部品としては、インバータ等に用いられるパワー半導体等が挙げられる。
【0049】
第5熱交換部材500は、第4熱交換部材400と同様な構成であり、第2方向Xに沿って延びる。第5熱交換部材500は、銅又はアルミニウム等の熱伝導性に優れる金属材の管状の部品である。
【0050】
第1熱交換部材110は、第3方向Yにおいて第4熱交換部材400と第5熱交換部材500との間に配置される。
【0051】
第1管1は、第4熱交換部材400に接続される。第2管2は、第4熱交換部材400と第5熱交換部材500との間に配置される。第3管3は、第5熱交換部材500と第1熱交換部材110との間に配置される。
【0052】
第1管1が、第2方向Xにおいて第1熱交換部材110と第3熱交換部材300との間に配置される。よって、第1流路管10が第1発熱部品等の他部材にひっかかることを、より抑制できる。また、第2管2が、第2方向Xにおいて第1熱交換部材110と第2熱交換部材200との間に配置される。よって、第1流路管10が第1発熱部品等の他部材にひっかかることを、より抑制できる。
【0053】
その結果、
図2のF1に沿って冷却液が流れる。具体的には、冷却液は、第2熱交換部材200へと流れる。冷却液が、第2熱交換部材200を流れる際に、第2発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第3流路管30へと流れる。冷却液は、第3流路管30を通って、第3熱交換部材300へと流れる。冷却液が、第3熱交換部材300を流れる際に、第3発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第1流路管10の第1管1へと流れる。
【0054】
冷却液は、第1管1を通って、第4熱交換部材400へと流れる。冷却液が、第4熱交換部材400を流れる際に、第4発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第2管2へと流れる。冷却液は、第2管2を通って、第5熱交換部材500へと流れる。冷却液が、第5熱交換部材500を流れる際に、第5発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第3管3へと流れる。冷却液は、第3管3を通って、第1熱交換部材110へと流れる。冷却液が、第1熱交換部材110を流れる際に、第1発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第2流路管20へと流れる。
【0055】
その結果、第1実施形態では、複数の発熱部品を冷却できる。例えば、コンピュータに用いられるマイクロプロセッサと複数のパワー半導体とを冷却できる。
【0056】
再び
図1及び
図2を参照して、第1実施形態の冷却ユニットAについて説明する。
図1及び
図2に示すように、冷却ユニットAは、第6熱交換部材600と、第4流路管40とを更に備える。
【0057】
第6熱交換部材600は、第6発熱部品に接触する。詳細には、第6熱交換部材600は、熱源である第6発熱部品と接し、第6発熱部品からの熱を吸収する。第6熱交換部材600において熱を吸収した冷却液は、第4流路管40を流れる。例示的な第6発熱部品としては、コンピュータに用いられるマイクロプロセッサ等が挙げられる。
【0058】
第6熱交換部材600は、第1熱交換部材110と同様な構成であり、金属製のコールドプレート120と、合成樹脂製のカバー部材130とを備える。
【0059】
カバー部材130は、2個の第2固定部132と、流入部138と、流出部139とを備える。2個の第2固定部132の各々は、第1貫通孔141を備える。第1貫通孔141は、第1方向Zに沿ってカバー部材130を貫通する。
【0060】
2個の第2固定部132の一方の第2固定部132aは、カバー部材130の第2方向X一方側に配置される。2個の第2固定部132の他方の第2固定部132bは、カバー部材130の第2方向X他方側に配置される。
【0061】
第1流路管10は、2個の第2中間部14を更に備える。2個の第2中間部14の一方の第2中間部14aは、第2管2の中間部に配置される。2個の第2中間部14の他方の第2中間部14bは、第1管1の中間部に配置される。
【0062】
第2中間部14aは、第2固定部132aに固定される。詳細には、第2中間部14aは、略環状の固定部材150を用いて第1貫通孔141に固定される。略環状の固定部材150の一部が、第1貫通孔141内に配置される。第2中間部14aが、略環状の固定部材150で形成された内部空間に配置される。その結果、第2管2は、カバー部材130から離隔することを抑制できる。よって、第1流路管10が第6発熱部品等の他部材にひっかかることを抑制できる。また、第2管2が、第2方向Xにおいて第6熱交換部材600と第2熱交換部材200との間に配置される。よって、第1流路管10が第6発熱部品等の他部材にひっかかることを、より抑制できる。
【0063】
第2中間部14bは、第2固定部132bに固定される。詳細には、第2中間部14bは、略環状の固定部材150を用いて第1貫通孔141に固定される。略環状の固定部材150の一部が、第1貫通孔141内に配置される。第2中間部14bが、略環状の固定部材150で形成された内部空間に配置される。その結果、第1管1は、カバー部材130から離隔することを抑制できる。よって、第1流路管10が第6発熱部品等の他部材にひっかかることを抑制できる。また、第1管1が、第2方向Xにおいて第6熱交換部材600と第3熱交換部材300との間に配置される。よって、第1流路管10が第6発熱部品等の他部材にひっかかることを、より抑制できる。
【0064】
第6熱交換部材600は、第1熱交換部材110の第3方向Y他方側に位置し、第1熱交換部材110は、第6熱交換部材600の第3方向Y一方側に位置する。第2流路管20の他端部22と第6熱交換部材600とが接続される。
【0065】
第4流路管40は、第6熱交換部材600と接続される。第4流路管40は、樹脂製の管状の部品である。第4流路管40は、一端部41と、他端部42とを備える。第4流路管40の一端部41は、第6熱交換部材600と接続される。
【0066】
その結果、
図2のF1に沿って冷却液が流れる。具体的には、冷却液は、第2熱交換部材200へと流れる。冷却液が、第2熱交換部材200を流れる際に、第2発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第3流路管30へと流れる。冷却液は、第3流路管30を通って、第3熱交換部材300へと流れる。冷却液が、第3熱交換部材300を流れる際に、第3発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第1流路管10の第1管1へと流れる。
【0067】
冷却液は、第1管1を通って、第4熱交換部材400へと流れる。冷却液が、第4熱交換部材400を流れる際に、第4発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第2管2へと流れる。冷却液は、第2管2を通って、第5熱交換部材500へと流れる。冷却液が、第5熱交換部材500を流れる際に、第5発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第3管3へと流れる。冷却液は、第3管3を通って、第1熱交換部材110へと流れる。冷却液が、第1熱交換部材110を流れる際に、第1発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第2流路管20へと流れる。
【0068】
冷却液は、第2流路管20を通って、第6熱交換部材600へと流れる。冷却液が、第6熱交換部材600を流れる際に、第6発熱部品から熱を吸収する。熱を吸収した冷却液は、第4流路管40へと流れる。
【0069】
その結果、第1実施形態では、複数の発熱部品を冷却できる。例えば、複数のマイクロプロセッサを冷却できる。
【0070】
<第2実施形態>
図6及び
図7を参照して、本開示の例示的な第2実施形態に係る冷却ユニットAを説明する。
図6は、本開示の例示的な第2実施形態に係る第1熱交換部材110を第1方向Z及び第2方向Xに沿って切断したときの断面図である。
図7は、第2実施形態に係るコールドプレート2120の表面図である。実施形態2に係るコールドプレート2120は、2個の切欠部2122を有する点で実施形態1と異なる。以下、実施形態2が実施形態1と異なる点を主に説明する。
【0071】
図6及び
図7に示すように、コールドプレート2120は、2個の誘導部121を備える。誘導部121は、第1貫通孔141と第1方向Zに少なくとも一部が重なる。誘導部121は、第1貫通孔141の第1方向Z他方側の端部と接続する。例えば、誘導部121は、切欠部2122を備える。切欠部2122は、第2方向Xに沿ってコールドプレート120を切り欠く。その結果、固定部材150を第2方向Xに逃がすことができ、第1発熱部品等の他部材と固定部材150との接触を抑制できる。
【0072】
<第3実施形態>
図8を参照して、本開示の例示的な第3実施形態に係る冷却ユニットAを説明する。
図8は、本開示の例示的な第3実施形態に係る第1熱交換部材110を第1方向Z及び第2方向Xに沿って切断したときの断面図である。実施形態3に係るコールドプレート3120は、2個の溝部3122を有する点で実施形態1と異なる。以下、実施形態3が実施形態1と異なる点を主に説明する。
【0073】
図8に示すように、コールドプレート3120は、2個の誘導部121を備える。誘導部121は、第1貫通孔141と第1方向Zに少なくとも一部が重なる。誘導部121は、第1貫通孔141の第1方向Z他方側の端部と接続する。例えば、誘導部121は、コールドプレート2120の第1方向Z一方側に溝部3122を備える。溝部3122は、第2方向Xに沿って延びる。その結果、固定部材150を第2方向Xに逃がすことができ、第1発熱部品等の他部材と固定部材150との接触を抑制できる。また、固定部材150の中心位置をコールドプレート2120側に寄せることができ、第1流路管10の固定位置をコールドプレート2120側に寄せることができる。
【0074】
<第4実施形態>
図9を参照して、本開示の例示的な第4実施形態に係る冷却ユニットAを説明する。
図9は、本開示の例示的な第4実施形態に係る第1熱交換部材110を第1方向Z及び第2方向Xに沿って切断したときの断面図である。実施形態4に係る第1固定部131は、フック部145及び開口部146を備える点で実施形態1と異なる。以下、実施形態4が実施形態1と異なる点を主に説明する。
【0075】
図9に示すように、第1固定部131は、略環状のフック部145と、開口部146とを有する。開口部146は、フック部145の第1方向Z一方側に配置される。開口部146は、フック部145の上面の一部に設けられていてもよく、全面に設けられていてもよい。
【0076】
第1中間部13aは、フック部145に固定される。第1中間部13aが、フック部145で形成された内部空間に配置される。その結果、第2管2は、カバー部材130から離隔することを抑制できる。よって、第1流路管10が第1発熱部品等の他部材にひっかかることを抑制できる。その結果、第1中間部13aを容易に固定できる。
【0077】
以上、図面を参照しながら本開示の実施形態を説明した。但し、上記実施形態は、本開示の例示にすぎず、本開示は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本開示の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。実施形態の構成は、本開示の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されてもよい。また、実施形態は、可能な範囲で組み合わせて実施されてもよい。
【0078】
なお、本技術は、以下のような構成を採用することも可能である。
【0079】
(1)第1発熱部品に接触する第1熱交換部材と、
前記第1熱交換部材と接続される第1流路管と
を備え、
前記第1流路管は、前記第1熱交換部材と接続された前記第1流路管の一端部と、前記第1流路管の他端部との間に位置する第1中間部を備え、
前記第1熱交換部材は、前記第1流路管の前記第1中間部を固定する第1固定部を備える、冷却ユニット。
【0080】
(2)前記第1熱交換部材と接続される第2流路管を更に備え、
前記第1熱交換部材は、
前記第1発熱部品に接触する金属製のコールドプレートと、
前記コールドプレートに対して第1方向一方側に配置された合成樹脂製のカバー部材と
を備え、
前記カバー部材は、
前記第1固定部と、
冷媒を流入する流入部と、
前記冷媒を流出する流出部と
を備え、
前記第1流路管の前記一端部と前記流入部とが接続され、
前記第2流路管の一端部と前記流出部とが接続される、(1)に記載の冷却ユニット。
【0081】
(3)前記第1固定部は、前記第1方向に沿って前記カバー部材を貫通する第1貫通孔を備え、
略環状の固定部材の一部が、前記第1貫通孔内に配置され、
前記第1流路管の前記第1中間部が、前記略環状の固定部材で形成された内部空間に配置される、(2)に記載の冷却ユニット。
【0082】
(4)前記第1固定部は、前記第1貫通孔の前記第1方向一方側に配置された傾斜部を更に備え、
前記傾斜部は、前記第1方向に直交する第2方向側に傾斜する、(3)に記載の冷却ユニット。
【0083】
(5)前記コールドプレートは、前記第1貫通孔と前記第1方向に少なくとも一部が重なる誘導部を備え、
前記誘導部は、前記第1貫通孔の前記第1方向他方側の端部と接続する、(3)又は(4)に記載の冷却ユニット。
【0084】
(6)前記コールドプレートは、前記第1方向一方側に前記誘導部を備える、(5)に記載の冷却ユニット。
【0085】
(7)前記第1固定部は、略環状のフック部と、前記フック部の前記第1方向一方側に配置された開口部とを備える、(2)から(6)のいずれかに記載の冷却ユニット。
【0086】
(8)第2発熱部品に接触する第2熱交換部材と、
第3発熱部品に接触する第3熱交換部材と
を更に備え、
前記第1熱交換部材は、前記第1方向に直交する第2方向において前記第2熱交換部材と前記第3熱交換部材との間に配置され、
前記第2熱交換部材と前記第3熱交換部材とが第3流路管を介して接続され、
前記第3熱交換部材と前記第1流路管の前記他端部とが接続される、(2)から(7)のいずれかに記載の冷却ユニット。
【0087】
(9)前記第1流路管が、前記第2方向において前記第1熱交換部材と前記第3熱交換部材との間に配置される、(8)に記載の冷却ユニット。
【0088】
(10)第4発熱部品に接触する第4熱交換部材と、
第5発熱部品に接触する第5熱交換部材と
を更に備え、
前記第1流路管は、
前記第4熱交換部材に接続された第1管と、
前記第4熱交換部材と前記第5熱交換部材との間に配置された第2管と、
前記第5熱交換部材と前記第1熱交換部材との間に配置された第3管と
を備える、(1)から(9)のいずれかに記載の冷却ユニット。
【0089】
(11)第6発熱部品に接触する第6熱交換部材と、
前記第6熱交換部材と接続される第4流路管と
を更に備え、
前記第1流路管は、前記第1流路管の前記一端部と、前記第1流路管の前記他端部との間に第2中間部を更に備え、
前記第6熱交換部材は、前記第1流路管の前記第2中間部を固定する第2固定部を備え、
前記第2流路管の前記他端部と前記第6熱交換部材とが接続される、(2)から(6)のいずれかに記載の冷却ユニット。
【符号の説明】
【0090】
A・・・冷却ユニット
10・・・第1流路管
11・・・一端部
12・・・他端部
13・・・第1中間部
20・・・第2流路管
110・・・第1熱交換部材
120・・・コールドプレート
121・・・誘導部
130・・・カバー部材
131・・・第1固定部
138・・・流入部
139・・・流出部
141・・・第1貫通孔
151・・・傾斜部
200・・・第2熱交換部材
300・・・第3熱交換部材
400・・・第4熱交換部材
500・・・第5熱交換部材
600・・・第6熱交換部材