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特開2023-17669衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ
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  • 特開-衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ 図1
  • 特開-衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ 図2
  • 特開-衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ 図3
  • 特開-衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ 図4
  • 特開-衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023017669
(43)【公開日】2023-02-07
(54)【発明の名称】衣服めくれと巻き込み防止、雨水浸入防止用固定式クリップ
(51)【国際特許分類】
   A41D 3/04 20060101AFI20230131BHJP
【FI】
A41D3/04 R
A41D3/04 B
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021140525
(22)【出願日】2021-07-26
(71)【出願人】
【識別番号】321007759
【氏名又は名称】本田 通子
(72)【発明者】
【氏名】本田 通子
【テーマコード(参考)】
3B031
【Fターム(参考)】
3B031AA14
3B031AC15
(57)【要約】
【課題】風やペタルをこぐ事で生じる衣服のめくれや、自転車への巻き込みにより注意力が散漫になり運転に支障をきたす。またレインコート等が濡れて足に絡みつき足元が濡れてしまう事を無くす。
【解決手段】クリップを弾性の紐で繋ぐ事により柔軟で安全に使用する事ができ、フックを使用する事によりワンタッチで二輪車と脱着出来る。本体ベルトに幅を持たせる事により様々な二輪車の車体に装着できる上、穴を3つ付ける事で幅広く裾を押さえることができるので強い風雨に対しても対応できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
二輪車のステムやフレーム、シートポストにベルトを巻き付けてそれぞれの部品を組み合わせて本体に固定する事により、どの衣服のめくれや巻き込みにも対応でき、レイン素材においてはひざ下が濡れる事も防げる物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は二輪車に乗った際の衣服やレインコートのめくり上がりや自転車への巻き込み、足元が濡れたりする事を防ぐ物。
【背景技術】
【0002】
従来の策として、二輪車自体に装着する巻き込み防止グッズや、クリップやゴム、ガーターベルトでスカートを留める等の対策が取られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開文献2014-084089号公報
【0004】
【特許文献2】実開平6-78188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の対策だと巻き込みは防げても二輪車本体に触れた部分の裾の汚れが気になってしまう。故に広がりをクリップで抑えるのだが、見た目を気にしてオシャレな物を付けたが外れてしまう、ペダルを漕いでいるうちに重さで落ちてしまう。更にしっかり留めても風によってクリップごと舞い上がってしまう等問題がまだある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つ以上のクリップで裾のめくれを抑え、巻き込みを防ぐ。かつ車体とクリップを繋ぐ事により強い風が吹いても舞い上がりを防ぐ。又、2つのクリップでレインコートの裾を広げて留める事により足元を広く雨から守ることもできる。
【発明の効果】
【0007】
二輪車利用の際もオシャレな衣服を着用する事ができ、運転中にスカートを気にして周囲への注意を怠ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本体ベルト 水に強い素材で柔軟な物
図2】フック 両サイドにガード付きフックがある
図3】弾性紐 ヘアゴムの様な物
図4】クリップ 目玉クリップの様な接続部の無い物
図5図1に装着する時の基本のつなぎ方
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1をハンドルポスト等前部に巻き付け、組み合わせた部品図5のフックを2に接続し一方のクリップで裾付近を挟む。繋ぎの紐が弾性の物なので乗降の際も衣服が破れる心配は無い。
【0010】
図5の部品を2つ作り1と3にそれぞれ接続すれば更に舞い上がりやすい裾も抑えられる上、レインコート着用時の使用で短めの物でもめくれずしかも、足元が雨から守られる。大きめのポンチョ等も足に引っかかる事無く安全である。
【0011】
近年ではパンツもオシャレな物があるのでワイドパンツやガウチョ、メンズガウチョも裾が広がる物は留める事は可能である。
【0012】
ひざ丈もしくは膝上であればシートポストに図1を取付け2より図5の部品で足の中央から裾を留めれば良い。膝上プリーツなども中央と両サイド3か所でしっかり留められる。
【0013】
マキシ丈等は、図5のクリップのもう一つの穴に弾性紐を2つ縦につなげてつける。両ひざ脇下部から中央へまとめクリップで留め、足の間に垂れた衣服をつなげてつけた外側の弾性紐でチェーンに巻き込まれない長さでまとめる。まとめた際のしわが気になる時は弾性紐1つとクリップに代え留めればしわがつきにくくなる。図1をハンドルポストにもつけ、まとめた裾をハンドル側クリップで巻き込まれないよう留める事もできる。
【0014】
ミニの場合は2に先に弾性紐を括り付けてからフックを接続しておく。ペダル幅の弾性紐の両サイドにクリップを付け、スカート前部から持ってきた裾部を足がきつくなり過ぎないように太もも裏で左右それぞれ留める。サドルに座ったらフックを裾に付けた弾性紐に引っ掛ける。
【0015】
もしタイトで挟めない時はハンカチやタオル等と一緒に中央で1つもしくは太もも上部辺りでそれぞれ留めればインナーが見えてしまう心配が無くなる。
【0016】
フック備え付けスクーターなら図5の部品だけで装着可能。
【実施例0017】
自転車の形態、個人の体格によって違いはあるが基本は変わらず、弾性紐の長さもしくは数を変えればどんな型でも使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0018】
普段着だけでなく学生や仕事着で移動しなくてはいけない時、自転車での営業など、自分で衣類を選べない時にはあって然るべき物。
【符号の説明】
【0019】
1 左穴 ハトメの様な物で補強あり
2 中央穴 同 上
3 右穴 同 上
4 5と互いに脱着可能な状態で結合する物
5 4と互いに脱着可能な状態で結合する物
図1
図2
図3
図4
図5