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  • 特開-縦型ミキサー用殺菌装置 図1
  • 特開-縦型ミキサー用殺菌装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023176742
(43)【公開日】2023-12-13
(54)【発明の名称】縦型ミキサー用殺菌装置
(51)【国際特許分類】
   A61L 2/10 20060101AFI20231206BHJP
   B01F 33/501 20220101ALI20231206BHJP
   B01F 35/10 20220101ALI20231206BHJP
   B01F 101/06 20220101ALN20231206BHJP
【FI】
A61L2/10
B01F33/501
B01F35/10
B01F101:06
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022089180
(22)【出願日】2022-05-31
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-09-11
(71)【出願人】
【識別番号】391020470
【氏名又は名称】関東混合機工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148792
【弁理士】
【氏名又は名称】三田 大智
(72)【発明者】
【氏名】木村 昌博
【テーマコード(参考)】
4C058
4G036
4G037
【Fターム(参考)】
4C058AA21
4C058AA24
4C058BB06
4C058CC05
4C058DD16
4C058KK02
4C058KK22
4G036AC70
4G037DA11
4G037EA04
(57)【要約】
【課題】 本発明は、縦型ミキサーの構造を利用しつつ、縦型ミキサーにおける容器(ボウル)直上の部位(プロダクトゾーン)を適切且つ確実に殺菌することができる殺菌装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る縦型ミキサー用殺菌装置は、ミキサーが有するボウル固定部に対して固定可能な本体と、該本体を支持する架台と、該架台の下端部に設けたキャスターを備え、上記本体は、ミキサーが有するガードと共に閉鎖空間を画成する丸皿部を設け、該丸皿部の底面に紫外線照射用の管状のランプを環状に配置し、該ランプで上記閉鎖空間内に紫外線を下から照射することにより、撹拌子取付部等の取り外し不可能なプロダクトゾーンの殺菌を適切且つ確実に行うことができる。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミキサーが有するボウル固定部に対して固定可能な本体と、該本体を支持する架台と、該架台の下端部に設けたキャスターを備え、上記本体は、ミキサーが有するガードと共に閉鎖空間を画成する丸皿部を設け、該丸皿部の底面に紫外線照射用の管状のランプを環状に配置し、該ランプで上記閉鎖空間内に紫外線を下から照射することを特徴とする縦型ミキサー用殺菌装置。
【請求項2】
上記ランプを透光性の保護カバーで覆ったことを特徴とする請求項1記載の縦型ミキサー用殺菌装置。
【請求項3】
上記保護カバーは、上記ランプの軸直交方向に沿って当該ランプを跨ぐアーチ状の第一線材と、上記ランプの軸方向に沿って延びる第二線材を組み合わせて成ることを特徴とする請求項2記載の縦型ミキサー用殺菌装置。
【請求項4】
上記丸皿部の内周面及び底面を紫外線反射面とすることを特徴とする請求項1記載の縦型ミキサー用殺菌装置。
【請求項5】
上記本体の移動を操作するハンドル部を設けたことを特徴とする請求項1記載の縦型ミキサー用殺菌装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品の撹拌等を行う業務用の縦型ミキサー、すなわち、撹拌軸が垂直方向に延びるタイプのミキサーに対して殺菌処理を施すことができる、殺菌装置に関する。なお、本書において、「殺菌」は、細菌を除去するだけでなく、ウィルスを除去することも含むものとする。
【背景技術】
【0002】
紫外線による殺菌、すなわち紫外線が細菌・ウィルスのDNA(deoxyribonucleic acid:デオキシリボ核酸)を直接破壊して、これら細菌・ウィルスを死滅させることは広く知られている。
【0003】
紫外線による殺菌は、殺菌対象部位に紫外線を照射するだけでよく、薬品を使用しない安全な殺菌であるため、食品を取り扱うツールやマシンの殺菌に適している。食品用のミキサーにおいても、下記特許文献1に示すように、紫外線による殺菌が利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開昭61-265036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の殺菌装置は、横型ミキサー、すなわち、撹拌軸が水平方向に延びるタイプのミキサー用の殺菌装置であり、容器(ドラム)内に紫外線照射用ランプを配する機構を有しており、容器内部や撹拌子等、食品に直接触れる部分に紫外線を照射して殺菌を行うことができるが、縦型ミキサーへの対応は一切考慮されていない。
【0006】
他方、縦型ミキサーにおいては、容器(ボウル)や撹拌子等の食品に直接触れる部分は、取り外し可能として別途洗浄できる構造とすることが主流となっている。当該部分の衛生管理は殺菌処理だけでは足りず、食品残滓を取り除くための洗浄が必要であるためである。
【0007】
したがって、縦型ミキサーにおける紫外線による殺菌は、食品が直接触れる部位よりもむしろ、たとえば、容器直上の部位である、撹拌子取付部等、プロダクトゾーン(食品への異物混入の可能性のある部位)でありながら取り外すことができない部位に対して有効に殺菌できることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、縦型ミキサーの構造を利用しつつ、縦型ミキサーにおける容器(ボウル)直上の部位(プロダクトゾーン)を適切且つ確実に殺菌することができる殺菌装置を提供する。
【0009】
要述すると、本発明に係る縦型ミキサー用殺菌装置は、ミキサーが有するボウル固定部に対して固定可能な本体と、該本体を支持する架台と、該架台の下端部に設けたキャスターを備え、上記本体は、ミキサーが有するガードと共に閉鎖空間を画成する丸皿部を設け、該丸皿部の底面に紫外線照射用の管状のランプを環状に配置し、該ランプで上記閉鎖空間内に紫外線を下から照射することにより、撹拌子取付部等の取り外し不可能なプロダクトゾーンの殺菌を適切且つ確実に行うことができる。
【0010】
好ましくは、上記ランプを透光性の保護カバーで覆うことにより、紫外線は通しつつ上記ランプを保護することができる。
【0011】
より好ましくは、上記保護カバーは、上記ランプの軸直交方向に沿って当該ランプを跨ぐアーチ状の第一線材と、上記ランプの軸方向に沿って延びる第二線材を組み合わせて成る構造とすることにより、簡易構造ながら上記ランプの保護と紫外線通過の両立を図ることができる。
【0012】
また、上記丸皿部の内周面及び底面を紫外線反射面とすることにより、効果的に紫外線を上方に照射することができる。
【0013】
好ましくは、上記本体の移動を操作するハンドル部を設けることにより、縦型ミキサーへの固定作業及びその解除作業が容易になるので、生地替えの際などの数分の空き時間に素早く殺菌作業を行うことができる。さらに、移動も容易となるので、複数の縦型ミキサーに対する殺菌作業も容易となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る縦型ミキサー用殺菌装置(以下、単に「殺菌装置」という。)によれば、縦型ミキサーにおける容器(ボウル)直上の部位(プロダクトゾーン)に適切且つ確実に紫外線を照射して殺菌することができる。
【0015】
また、縦型ミキサーへの固定及び解除作業を容易に行うことができ、数分間の空き時間で殺菌作業を行うことができる。
【0016】
加えて、特定の縦型ミキサーだけではなく、複数の縦型ミキサーに対して殺菌作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明に係る殺菌装置の斜視図である。
図2】本発明に係る殺菌装置の平面図である。
図3】本発明に係る殺菌装置を縦型ミキサーにセットした状態を示す側面図である。
図4】紫外線照射用ランプを拡大して示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係る殺菌装置の最適な実施例を図1乃至図4に基づき説明する。
【0019】
本発明に係る殺菌装置1は、図3に示すように、一般的な縦型ミキサーMのボウル固定部Maに固定して使用するものである。
【0020】
<縦型ミキサーについて>
ここで縦型ミキサーM(以下、単に「ミキサーM」という。)について説明すると、ミキサーMは、食品を撹拌・混練するための撹拌子を縦方向(垂直方向)に沿って設けられたミキサーであり、ボウル固定部Maに固定されたボウル内の食品を撹拌・混練する装置である。なお、ボウル固定部Maはボウルの外周部を抱持するように設けられた一対のアーム体から成る。
【0021】
また、ボウル内の食品に異物が混入しないように、又は、撹拌・混練時にボウル内の食品(粉等)が飛び散らないように、ガードMbが設けられている。該ガードMbは、一対の湾曲したステンレス板から成り、一方のステンレス板がボウル開口の後半分の上位をカバーするように固定され、他方のステンレス板が上記一方のステンレス板と重なる位置(開位置)からボウル開口の前半分の上位をカバーする位置(閉位置)までスライド可能となっている。そして、上記他方のステンレス板が閉位置までスライドしたときに、図3に示すように、截頭円錐筒体となり、ボウル開口の上位を360度覆い、ボウルと共に閉鎖空間を画成する。
【0022】
<本発明に係る殺菌装置1の基本構成>
本発明に係る殺菌装置1は、上記説明したミキサーMのボウル固定部Maに対して固定可能な本体2と、該本体2を支持するために複数本の柱3aと梁3bで構築された架台3と、該架台3の柱3aの下端部に設けたキャスター4を備える基本構成を有している。よって、殺菌対象の縦型ミキサーMの設置場所までキャスター4により容易に本体2を移動させることができ、移動させた本体2をボウル固定部Maにセットするだけで使用に供することができる。
【0023】
好ましくは、本体2にハンドル部9を設けることにより、本体2の移動や操作、ひいては殺菌装置1の移動や操作を容易にすることができる。したがって、縦型ミキサーMへの固定作業及びその解除作業が容易になるので、生地替えの際などの数分の空き時間に素早く殺菌作業を行うことができる。さらに、移動も容易となるので、複数の縦型ミキサーMに順に殺菌作業を行うことも可能である。
【0024】
なお、本発明に係る殺菌装置1における本体2、架台3は、衛生面の観点からオールステンレスで構築することが望ましい。ただし、後述するように、紫外線照射用のランプ6を適切に配設することができれば、ステンレス以外の金属や合成樹脂等の材料を用いることも実施に応じ任意である。
【0025】
<本発明に係る殺菌装置1の具体的構成>
本体2は、図1図2に示すように、丸皿部5を設け、該丸皿部5の底面5bには紫外線照射用の管状のランプ6を環状に配置すると共に、該丸皿部5の外周面5cに制御部7を設け、該制御部7のスイッチ7aによってランプ6による紫外線照射を制御できるようになっている。なお、図中の8は、丸皿部5の外周面5cに設けられた固定用片であり、ミキサーMのボウル固定部Maに固定するために設けられるものである。
【0026】
本体2の丸皿部5は、撹拌・混練作業時にミキサーMのボウル固定部Maにセットされるボウルと略同じ大きさの開口5aを有しており、本体2をボウル固定部MaにセットしてガードMbを閉じれば、該ガードMbと本体2の丸皿部5が協働して閉鎖空間Cを画成することとなる。なお、図中のSは、ガードMbがしっかりと閉じられているか否かを確認するためのセンサーであり、これらセンサーSによってガードMbが閉じられていることが確認できない限り、ランプ6による紫外線照射を開始できないように制御されている。安全のためと効果的な殺菌のためである。センサーSとしては、既知の光センサーの他、距離センサーを用いることができ、丸皿部5の内周面5d等、後に閉鎖空間C内に存する部分や、ハンドル支持部9a等、ガードMb外側近傍の部分に設置する。
【0027】
上述した、ガードMbと丸皿部5によって画成された閉鎖空間C内に下から紫外線を照射するために、ランプ6が丸皿部5の底面5bに設けられている。好ましくは、ランプ6は、図1図2図4に示すように、底面5bの中央部に環状に配置する。横断面円形状の閉鎖空間C内や攪拌子取付部Mcに万遍なく紫外線を照射するためである。ランプ6を環状に配置するためには、図示の如く、棒状の4本のランプ6をロの字状に配置する他、具体的には図示しないが、ランプ6自体を平面視円環状又はC字状に形成して配置しても良い。
【0028】
また、ランプ6はグロースタータ式、ラピットスタート式又はインバーター式の何れの点灯方式の紫外線蛍光灯をも用いることができる。好ましくは、紫外線殺菌に有効な波長である250nm~260nmの紫外線を照射できるものを用いる。なお、図中の6aは安定器内臓の照明器具を示しており、当該照明器具6aの上面側にランプ6を配すると共に、当該照明器具6aの上面は紫外線照射面とする。
【0029】
好ましくは、透光性を有する保護カバー10でランプ6を保護する。殺菌装置1の移動時や保管時に落下物等によってランプ6が破損するのを防ぐためである。保護カバー10は、透光性を有し、ランプ6を覆うことができれば、特に限定はないが、図4に示すように、ランプ6の軸直交方向に沿って当該ランプ6を跨ぐアーチ状の第一線材10aと、ランプ6の軸方向に沿って延びる第二線材10bを組み合わせて成る構造とすることにより、簡易構造ながらランプ6の保護と紫外線通過の両立を図ることができる。
【0030】
本発明にあっては、丸皿部5の底面5b及び内周面5dを紫外線反射面とすることにより、効果的に紫外線を上方に照射することができる。たとえば、丸皿部5をステンレスで形成し、その底面5b及び内周面5dを紫外線反射面とする。又は、丸皿部5の底面5b及び内周面5dを鏡面仕上げして紫外線反射面とする。
【0031】
さらに、ランプ6の照明器具6aの露出面を紫外線反射面とすることにより、効果的に紫外線を拡散することができる。
【0032】
<本発明に係る殺菌装置1による殺菌作業>
上記説明した構成の本発明に係る殺菌装置1による殺菌作業について説明する。図3に示すように、殺菌装置1の本体2はボウル開口と同等の開口5aを有する丸皿部5を備え、当該本体2がミキサーMのボウル固定部Maにて固定、すなわち、ボウルと同じ位置にセットされる。
【0033】
そして、センサーSにて、殺菌装置1の本体2とミキサーMのガードMbによって適切に閉鎖空間Cが画成されたかを確認し、本体2の丸皿部5の底面5bに存するランプ6から上方に向けて紫外線を照射する。照射された紫外線は、殺菌対象の撹拌子取付部Mcに届いて当該箇所を殺菌すると共に、ガードMbの内面にも到達し、当該面をも殺菌する。
【0034】
加えて、ガードMbがステンレス板から成ることから、ガードMbの内面に到達した紫外線は反射して更に拡散され、閉鎖空間C内及び閉鎖空間Cを画成する部位の至る所に到達して殺菌を図ることとなる。また、丸皿部5の底面5bや内周面5d、ランプ6の照明器具6aの露出面をも紫外線反射面とすることにより、さらに万遍なく閉鎖空間C内及び閉鎖空間Cを画成する部位を殺菌することができる。
【0035】
このように、本発明に係る殺菌装置1によれば、ランプ6で閉鎖空間C内に紫外線を下から照射することにより、撹拌子取付部Mc等の取り外し不可能なプロダクトゾーンの殺菌を適切且つ確実に行うことができる。
【0036】
以上のように、本発明に係る殺菌装置1によれば、ミキサーMにおける容器(ボウル)直上の部位(プロダクトゾーン)に適切且つ確実に紫外線を照射して殺菌することができる。よって、特に生クリーム等の生食を目的とした食品を扱う場合に有用である。
【0037】
また、ミキサーMへの固定及び解除作業を容易に行うことができ、数分間の空き時間で殺菌作業ができる。
【0038】
加えて、特定の縦型ミキサーだけではなく、複数の縦型ミキサーに対して殺菌作業を行うことができる。
【符号の説明】
【0039】
1…殺菌装置、2…本体、3…架台、3a…柱、3b…梁、4…キャスター、5…丸皿部、5a…開口、5b‥底面、5c…外周面、5d…内周面、6…ランプ、6a…照明器具、7…制御部、7a…スイッチ、8…固定用片、9…ハンドル部、9a…ハンドル支持部、10…保護カバー、10a…第一線材、10b…第二線材、C…閉鎖空間、S…センサー、M…縦型ミキサー、Ma…ボウル固定部、Mb…ガード、Mc…攪拌子取付部。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2023-07-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ミキサーが有するボウル固定部に対してボウルの代わりに固定可能な本体と、該本体を支持する架台と、該架台の下端部に設けたキャスターを備え、上記本体は、ミキサーが有するガードと共に閉鎖空間を画成する丸皿部を設け、該丸皿部の底面に紫外線照射用の管状のランプを環状に配置し、該ランプで上記閉鎖空間内に紫外線を下から照射して当該閉鎖空間内の取り外し不可能なプロダクトゾーンの殺菌を行うことを特徴とする縦型ミキサー用殺菌装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
要述すると、本発明に係る縦型ミキサー用殺菌装置は、ミキサーが有するボウル固定部に対してボウルの代わりに固定可能な本体と、該本体を支持する架台と、該架台の下端部に設けたキャスターを備え、上記本体は、ミキサーが有するガードと共に閉鎖空間を画成する丸皿部を設け、該丸皿部の底面に紫外線照射用の管状のランプを環状に配置し、該ランプで上記閉鎖空間内に紫外線を下から照射して当該閉鎖空間内の取り外し不可能なプロダクトゾーンの殺菌を行うことにより、撹拌子取付部等の取り外し不可能なプロダクトゾーンの殺菌を適切且つ確実に行うことができる。