(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023176792
(43)【公開日】2023-12-13
(54)【発明の名称】長経験者連
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/00 20230101AFI20231206BHJP
【FI】
G06Q10/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022089273
(22)【出願日】2022-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】000211569
【氏名又は名称】中松 義郎
(72)【発明者】
【氏名】中松 義郎
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA01
(57)【要約】
【課題】
多くの60歳以上の人に対して、就職の門戸は開いていたとしても、会社に就職となればかなり厳しい制限が掛けられ、仕方なく、長い経験を持ち合わせながらも、生きがいを得られずだらだらと生活している人がたくさんいる。長い経験を積んだ60歳以上の人達に生きがいと後進への指導と衰退しつつある企業の復活する社会経済活動、ひいては日本の復活をさせる。においても大切な位置づけであるべきである。
【解決手段】
「老人」と言わず「長経験者」、「超経験者」としてプラットフォーム等組織を構築する事を特徴とする。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
例えば60歳以上という年令により輪切りにしたグループを特徴とするプラットフォーム等組織。
【請求項2】
請求項1に於て、前記組織が若者への、悩み解決、将来指針の指導、歴史を語るヒストリーテラーのベネフィット、長経験者又は超経験者自らが生きがい、やりがい、人生改善、年金に代わるものがもらえる、アンチエイジング、老後の戦略、人生の終活に備えられるベネフィットがあり、業種の衰退しつつある事業を復活させ、SDGsに沿い得、ひいては日本を復活させ得る事を特徴とする超経験者と長経験者システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、組織のシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在労働組合や経団連等諸団体があるが、之等は年齢とは無関係に例えば労使で分割されている。
これまで、還暦の60歳を過ぎた人達は、「老人」「リタイア」「高齢者」などと過去の人の様に呼ばれ、衰え行く人とされていた。しかし実は「長い経験を積んだ人」という価値ある人なのであるという新しい解釈が本発明の基本である。
長い経験は、如何なるものにも勝る財産なのである。
そこで本発明者はこの人達を「長経験者」と呼ぶ発明をした。
例えば、新幹線を開発したのは平均90歳である技術者である。
60歳以上の人口は現在4100万人も居り、これは成人(有権者)の41%を占める。そこで、本発明者は、初めて年齢という概念で分割した「長経験者連」の発明をした。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
60歳を過ぎた人達は、それぞれの分野を極めた長い経験を有する人達であるにも関わらず、会社よりを停年でやめた人達は、組織的に協力し合った活動がなされていないのが現状である。
政府、企業は、70歳まで就労可能としながらも、それ以上の年齢の人は用なし人間となる。過去の経験は長くても会社が要望する事のスキルの低い人や、キャリアチェンジをする人や、無職の人等多くの60歳以上の人に対して、就職の門戸は開いていたとしても、会社に就職となればかなり厳しい制限が掛けられ、仕方なく、長い経験を持ち合わせながらも、生きがいを得られずだらだらと生活している人がたくさんいる。長い経験を積んだ60歳以上の人達は、社会経済活動においても大切な位置づけであるべきであり、この人々の組織を作り日本社会を盛り上げる一翼を担うべき組織とし、長経験者として必ず生きがいを感じるやるべきことがある。
この長経験者を組織化するという新しいコンセプトと、この集団により別途出願したワクワクテレビやスーパースマホやスーパーEVへ企業共同開発や、SDGsの実行や協力や、今や衰退しつつあるラジオ、テレビ、新聞、雑誌、銀行、保険、証券などの企業を復活する、長経験者連(略称:長経連)、Long Experiencers 略称LEOのプラットフォームを構築するのが本発明である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
かつて無かった前記の諸問題を解決す手段として、
長い経験を持つ人を輪切りにするプラットフォーム組織を構築する事を特徴とするのが本発明である。
長経験者で構成される60歳以上の組織は、若者に対し未来開拓指導、悩み解決、将来指針指導、ヒストリーテラーや、前記テレビ等衰退事業の復活や超経験者を含む長経験者自身に種々のベネフィットを与える一方、生きがい、やりがい、人生改善、年金に代わるもの、アンチエイジング、老後戦略、人生終活の自らへのベネフィットを得られる。
【発明の効果】
【0005】
1.本発明により、従来老人とされ過去の人とされ死を待つだけの人に、生きがい、やりがいを与え、人生改善、年金にかわるもの、アンチエイジング老後戦略、人生終活の助けとなる。
2.本発明により、若者に未来開拓、悩み解決、将来指針、ヒストリーテラーとなる。
3.本発明により、新聞、テレビ、銀行など衰退企業が復活でき、ひいて日本も復活出来る。
4.本発明により長経験者の衆智を集め新型EV、新型スマホ等を共同で創るなどして日本そのものを復活させる事も出来る。
5.本発明によりSDGsを実施、協力する事が出来る。
6.本発明と別に出願したワクワクテレビと連動することによりSDGsに興味を持っている企業のPRや節税を行う事が出来る。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】は公知の集団の分け方は例えば
図1の如く労働組合、経団連は、経営者とその命令で働く労働者という分け方で、年令で分けるコンセプトは無かった公知例を示す。
【
図2】は総務省の人口と年令統計が本発明の重要性を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0008】
図1は、公知の団体、組織3 の構成のコンセプトを示す図である。
労働組合31は会社社員を束ねて経営者との対応をし、よりよい労働環境、労働条件、適正労働報酬や地位を求める為に組織されている。そして会社間でも労働組合31として団結して、例えば春闘等でベースアップ等の交渉を経営団体と実施している。
しかしながら、個々の会社利益、組合員利益のみを問題視する組織であり、社会貢献や世の中をよくするという思想は無い。
経団連32は各会社の経営者を結合する組織で、自社とか他社の労組と団体交渉とか行う。
公知の団体作りは経営者対従業員や、趣味を中心とした趣味サークル等であったが、職種や趣味サークルを無視して年令のみにより輪切りするというコンセプトは皆無であった。
図2は、総務省の人口推計をヒストグラムにした図である。横軸を年齢幅、縦軸(左)で各年齢幅での人数(単位:千人)を表し、累計人数比率を縦軸(右)で表す。60歳以上の人数は、成人(20歳以上)の人数の41%を占める。
本発明は、例えば
図3に示す如く、60才以上を輪切りにして年令により切り取った集団を作る全く新しい発明のプラットフォームであり、この新しいパワーにより、衰退しつつある業種を活性化させる。古くからの伝統や歴史を継承出来たり、人の悩みを解決し、世のためになり、人間生活を豊かにする事が出来、又長経験者自身の生きがいも得られる発明である。
【0009】
本発明は、
図3に示す如く、全ての職種の例えば60歳以上の各種業界やすべての人々を対象とし、これを長経験者と称し、老人という過去の人、衰えた人というコンセプトでなく、長い経験、優れた経験を持つ人としてリスペクトする。そして、属する組織として、「長経験者連」(略称 長経連、英文名Long Experiencers、英名略称LEO)とする。
【0010】
前記、長経験者連が若者に与えるベネフィットは、未来開拓、悩み解決、将来指針指導、歴史を語る(ヒストリーテラー)であり、長経験者自身へのベネフィットは、生きがい、やりがい、人生改善、年金に代わるものをもらえる、アンチエイジング、老後戦略、人生の終活に備えられる事などである。
【0011】
更に、衰退しつつある企業を復活させる事が出来る。これは、
図4に示す如くラジオ、新聞、雑誌、テレビ、銀行、保険、証券、日本、特に今やスマホ等に抑され衰退しつつあり、従って日本自身も衰退しつつある。
各々の業界に精通するベテランが集まった長経験者が、すごい底力パワーを発揮して、上記を活性化する。
又、本発明者が発明した次世代電気自動車(新EV)、次世代携帯型データ端末(新スマホ)、次世代テレビ放送も長経験者連が行う事業により日本や日本の産業が復活する。
【0012】
前記の新発明テレビは、別に特許出願しているので詳細は述べないが、本発明超経験者、長経験者との関連について述べる。
テレビで長経験者が楽しめ、リモコンで簡単に操作でき、スマホが苦手の長経験者でも使用出来、長経験者が活性され、若者もさらに元気になるものである。
(1)従来、テレビ番組は若者向けに作られていたが、60歳以上長経験者にターゲットを当てた、番組編成とする。
(2)スマホが使えない人でも容易にテレビ操作できる。
(3)スマホでは見られない、テレビ番組構成。
(4)スマホとテレビを連携出来る。
(5)老人の見張りも出来る。
(6)邪魔なコマーシャルで分断されない。
(7)芸能プロダクションから出された、又はいやな、芸人を無理に見させられるのではなく自ら出演可能な番組。(以上、前に特許出願したカメオワクワクテレビ)。
【0013】
前記長経験者のうち、学歴識見等が特に優れた者を超経験者と称する。英文ではSuperExperiencersである。略称はSXである。
本発明SXのSの意味はSuperとSDGsの両方の意味があり、SDGsに協力又は実行出来る。
従って、本発明長経連と前記「ワクワクテレビ」、SDGsと結合する事により更に本発明「長経連」の価値と効果が高まる。
英文ではSuperExperiencersで略号はSXである。今DXが声高に言われているがDXよりSXである。このSの意味はSuperとSDGsの意味も含んでいる。
【0014】
【0015】
図5は、前記SXの説明で、従来デジタル化DXが強調されているがDXよりSXが重要という事を述べている。
【産業上の利用可能性】
【0016】
画期的な長経験者、超経験者による日本全体を復興させる方法の発明であり、産業上の利用可能性極めて大である。
【符号の説明】
【0017】
1 各業界会社
2 地位や目的
3 公知団体
31 労働組合等
32 経団連等
4 色々な人
5 年齢
6 長経験者連