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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023177619
(43)【公開日】2023-12-14
(54)【発明の名称】スクリーン装置
(51)【国際特許分類】
   E06B 9/78 20060101AFI20231207BHJP
【FI】
E06B9/78
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022090374
(22)【出願日】2022-06-02
(71)【出願人】
【識別番号】390020101
【氏名又は名称】セイキ住工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100119404
【弁理士】
【氏名又は名称】林 直生樹
(74)【代理人】
【識別番号】100177769
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100188743
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 誠
(72)【発明者】
【氏名】守谷 将人
(72)【発明者】
【氏名】杉山 登
【テーマコード(参考)】
2E042
【Fターム(参考)】
2E042AA06
2E042BA01
2E042CA03
2E042DA01
(57)【要約】
【課題】人等がコードに引っかかる虞がなく、且つスクリーンの開閉方向を取り違えることのない操作性が優れたスクリーン装置を提供する。
【解決手段】スクリーン装置1は、巻取軸11を備える巻取ボックス10と、巻取軸に連結されて巻取ボックスから導出されるスクリーン2と、この先端部に設けられた可動框3とを備え、さらに巻取軸に連結された第1プーリー13cと、巻取ボックスの端部から下方へ延びる第1収容枠体30と、第1プーリーに係合して第1収容枠体の上端部から第1収容枠体内に収容され、下方への操作でスクリーンを巻取方向に第1プーリーを回動させる第1コード35と、第1コードに取付けられて第1収容枠体に上下動可能であり下方への移動で第1コードを下方へ操作する操作部40とを有する。第1コードに第1重錘W1を取り付け、操作部は第1収容枠体の側壁31に開設された孔部に配されて第1コードの操作が可能な把手部41を有する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に回転自在に支持された巻取軸を備える巻取ボックスと、前記巻取軸に基端部が連結されて先端部が前記巻取ボックスから導出されて上下方向に移動可能なスクリーンと、前記スクリーンの先端部に連結された可動框と、を有し、前記巻取軸への前記スクリーンの巻取りによって、前記スクリーンが前記巻取ボックス内に収納され、前記巻取軸からの前記スクリーンの繰出しによって、前記スクリーンが前記巻取ボックスから下方へ導出されるように構成されたスクリーン装置であって、
前記巻取軸の軸方向の一端部に連結された第1回転伝達体と、
前記巻取ボックスにおける前記第1回転伝達体が配された側の端部から下方に向けて延設された中空の第1収容枠体と、
前記第1回転伝達体の軸周りに係合されていて前記第1収容枠体の上端部から前記第1収容枠体内に収容され、下方への操作により前記スクリーンを巻取る方向に前記第1回転伝達体を回動させる第1コードと、
前記第1コードに取り付けられて前記第1収容枠体に対して上下方向に移動可能であり、下方へ移動させることで前記第1コードを下方へ操作する操作部と、を有して、前記操作部の操作により前記スクリーンを巻取る方向に前記第1回転伝達体を回動させ、
前記第1コードには、前記操作部の操作時に、前記第1回転伝達体の回動を補助するための第1重錘が取り付けられ、
前記第1収容枠体の側壁には、上下方向に延びる孔部が開設され、
前記操作部は、前記孔部に配されて前記第1コードの操作に供される把手部を有している、
ことを特徴とするスクリーン装置。
【請求項2】
前記把手部は、前記孔部から前記第1収容枠体の外部へ突出している、
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
【請求項3】
前記スクリーン装置は、
前記巻取ボックスにおける前記巻取軸の軸方向の他端部に連結された第2回転伝達体と、
前記巻取ボックスにおける前記第2回転伝達体が配された側の端部から下方に向けて延設された中空の第2収容枠体と、
前記第2回転伝達体の軸周りに係合されていて前記第2収容枠体の上端部から前記第2収容枠体内に収容された第2コードと、を更に有し、
前記第2コードには、前記操作部の操作時に、前記第2回転伝達体の回動を補助するための第2重錘が取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
【請求項4】
前記第1重錘と前記第2重錘とを足し合わせた重量は、前記操作部の非操作時に前記スクリーンの上下移動を停止させるような重量を有している、
ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
【請求項5】
前記操作部は、前記第1コード及び前記第2コードに対して着脱可能であり、
それにより、前記操作部を前記第1収容枠体又は前記第2収容枠体に選択的に取り付け可能である、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のスクリーン装置。
【請求項6】
前記第1コードは、その一端部が前記巻取ボックスに連結されて前記第1収容枠体内に吊下され、さらに前記第1重錘が取り付けられた前記把手部に設けられた滑車で折り返されることにより、上方へ延びて前記第1回転伝達体に掛け回されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防虫、遮光、断熱、目隠し等のために建物開口部に取り付けて使用する巻取式スクリーン装置に関するものであり、特に、スクリーンを巻取軸に巻き取ったり巻取軸から繰出したりすることによって上下方向に開閉する縦開き式の巻取式スクリーン装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
スクリーンを巻取軸に巻き取ったり巻取軸から繰出したりすることによって上下方向に開閉する縦開き式の巻取式スクリーン装置は、例えば特許文献1に開示されているように公知である。この種のスクリーン装置は、上方に回転自在に支持された巻取軸と、巻取軸に巻き付けられたスクリーンと、巻取軸を回転操作してスクリーンを開閉させるコードとを有している。
【0003】
特許文献1に開示されたスクリーン装置は、巻取軸の一端にスプロケットを取り付け、このスプロケットにコードをループ状にして巻き掛け、コードの前方側部分又は後方側部分を選択的に下方に操作すると、スプロケットを介して巻取軸を正又は逆方向に回転させ、それによってスクリーンを開閉させるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8-177350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に開示されたスクリーン装置においては、コードの前方側部分と後方側部分との選択を間違えて巻取軸を逆方向に回転させることがあるなど、操作性が悪く、また、ループ状をしたコードにペットや人が引っかかり易い。
【0006】
そこで、本発明の技術的課題は、人等がコードに引っかかる虞がなく、しかもスクリーンの開閉方向を取り違えることのない操作性が優れたスクリーン装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係わるスクリーン装置は、内部に回転自在に支持された巻取軸を備える巻取ボックスと、前記巻取軸に基端部が連結されて先端部が前記巻取ボックスから導出されて上下方向に移動可能なスクリーンと、前記スクリーンの先端部に連結された可動框と、を有し、前記巻取軸への前記スクリーンの巻取りによって、前記スクリーンが前記巻取ボックス内に収納され、前記巻取軸からの前記スクリーンの繰出しによって、前記スクリーンが前記巻取ボックスから下方へ導出されるように構成されたスクリーン装置であって、前記巻取軸の軸方向の一端部に連結された第1回転伝達体と、前記巻取ボックスにおける前記第1回転伝達体が配された側の端部から下方に向けて延設された中空の第1収容枠体と、前記第1回転伝達体の軸周りに係合されていて前記第1収容枠体の上端部から前記第1収容枠体内に収容され、下方への操作により前記スクリーンを巻取る方向に前記第1回転伝達体を回動させる第1コードと、前記第1コードに取り付けられて前記第1収容枠体に対して上下方向に移動可能であり、下方へ移動させることで前記第1コードを下方へ操作する操作部と、を有して、前記操作部の操作により前記スクリーンを巻取る方向に前記第1回転伝達体を回動させ、前記第1コードには、前記操作部の操作時に、前記第1回転伝達体の回動を補助するための第1重錘が取り付けられ、前記第1収容枠体の側壁には、上下方向に延びる孔部が開設され、前記操作部は、前記孔部に配されて前記第1コードの操作に供される把手部を有している、ことを特徴とする。
【0008】
この場合において、好ましくは、前記把手部は、前記孔部から前記第1収容枠体の外部へ突出している。
【0009】
また、好ましくは、前記スクリーン装置は、前記巻取ボックスにおける前記巻取軸の軸方向の他端部に連結された第2回転伝達体と、前記巻取ボックスにおける前記第2回転伝達体が配された側の端部から下方に向けて延設された中空の第2収容枠体と、前記第2回転伝達体の軸周りに係合されていて前記第2収容枠体の上端部から前記第2収容枠体内に収容された第2コードと、を更に有し、前記第2コードには、前記操作部の操作時に、前記第2回転伝達体の回動を補助するための第2重錘が取り付けられている。
【0010】
また、好ましくは、前記第1重錘と前記第2重錘とを足し合わせた重量は、前記操作部の非操作時に前記スクリーンの上下移動を停止させるような重量を有している。また、好ましくは、前記操作部は、前記第1コード及び前記第2コードに対して着脱可能であり、それにより、前記操作部を前記第1収容枠体又は前記第2収容枠体に選択的に取り付け可能である。
【0011】
また、好ましくは、前記第1コードは、その一端部が前記巻取ボックスに連結されて前記第1収容枠体内に吊下され、さらに前記第1重錘が取り付けられた前記把手部に設けられた滑車で折り返されることにより、上方へ延びて前記第1回転伝達体に掛け回されている。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、人等がコードに引っかかる虞がなく、しかもスクリーンの開閉方向を取り違えることのない操作性が優れたスクリーン装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態に係わるスクリーン装置の部分断面正面図である。
図2】スクリーン装置の底面図である。
図3図3(a)は巻取キャップの正面図であり、図3(b)は巻取キャップの側面図である。
図4図3(a)のIV-IV矢視に相当する巻取キャップの断面図である。
図5図5(a)はプーリーボックスの側面図であり、図5(b)は図5(a)のV-V矢視に相当するプーリーボックスの断面図である。
図6図6(a)は操作部の左側面図であり、図6(b)は操作部の正面図である。
図7図7(a)は操作部の平面図であり、図7(b)は操作部の右側面図である。
図8図8(a)はウェイトホルダーの平面図であり、図8(b)はウェイトホルダーの左側面図であり、図8(c)はウェイトホルダーの正面図である。
図9】スクリーンが閉じた状態にあるときの図1のIX-IX矢視に相当するスクリーン装置の断面説明図である。
図10】スクリーンが開閉の途中位置に移動した状態にあるときの図1のIX-IX矢視に相当するスクリーン装置の断面説明図である。
図11】第1収容枠体を巻取ボックスから取り外す場合のスクリーン装置の断面説明図である。
図12】巻取ボックスから第1収容枠体を取り外した状態のスクリーン装置の部分断面説明図である。
図13】第1コードから操作部及び第1重錘が取り外された状態のスクリーン装置の部分断面説明図である。
図14】第1コードから操作部を取り外す他の方法を説明するためのスクリーン装置の部分断面説明図である。
図15図15(a)は他の操作部の平面図であり、図15(b)は他の操作部の左側面図であり、図15(c)は他の操作部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明の一実施形態に係るスクリーン装置について説明する。本実施形態のスクリーン装置は、防虫、遮光、目隠しあるいは断熱等のためのスクリーンを巻取軸から繰出し・巻取ることによって上下方向に開閉する縦開き式のスクリーン装置である。
【0015】
スクリーン装置1は、図1に示すように、軸方向(以下、「左右方向」と記す。)に延びる軸線L1周りに回転可能に支持され、軸方向一端を左端とし、軸方向他端を右端とした巻取軸11を備える巻取ボックス10と、巻取軸11に基端部が連結されて先端部が巻取ボックス10から導出されて上下方向に移動可能なスクリーン2と、スクリーン2の先端部に連結された可動框3と、巻取軸11の右端部に連結された第1プーリー(第1回転伝達体)13cと、巻取ボックス10における第1プーリー13cが配された側の端部から下方に向けて延設された中空の第1収容枠体30と、第1プーリー13cの軸周りに係合して下方へ延びて第1収容枠体30内に移動自在に収容され、下方への操作によりスクリーン2を巻取る方向に第1プーリー13cを回動させる第1コード35と、第1コード35に取り付けられて第1収容枠体30に対して上下方向に移動可能であり、下方へ移動させることで第1コード35を下方へ操作する操作部40と、を有して構成される。本実施形態では、スクリーン装置1は、建物開口部60に取り付けられた窓枠61に支持された状態で、巻取軸11は水平方向に延びている。
【0016】
スクリーン2は、図2に示すように、その左右両端部のそれぞれを後述する第1枠体5及び第2枠体6にガイドさせることにより上下方向に移動して開閉を行うものであり、スクリーン2の左右端部の側縁には、衣服等に使用するファスナーの半体等で構成される多数の係合部材2aが取り付けられている。これら係合部材2aは、第1及び第2枠体5、6のそれぞれのスリット5a、6aに移動自在に係合されており、それによりスクリーン2が第1及び第2枠体5、6に沿って上下方向に移動可能に形成されている。また、スクリーン2の基端部は巻取軸11に取り付けられ、スクリーン2の先端部には重錘としての機能を有する可動框3が取り付けられている。
【0017】
可動框3は、スクリーン2の開閉を行う場合に使用者に把手される把手部としての機能も有している。
【0018】
巻取軸11は、図1に示すように、巻取ボックス10に対して回転可能に支持され、その左右両端には後述するエンドキャップ16、17に支持されるフランジ13b、14bを有している。巻取軸11は、筒状の巻取軸本体12と、巻取軸本体12の左右両端に取り付けられた巻取キャップ13、14とを有しており、左右の巻取キャップ13、14は同一形状である。
【0019】
このため、巻取キャップ13、14については、軸方向の右側に設けられた巻取キャップ13について説明し、軸方向の左側に配設された巻取キャップ14については、巻取キャップ13と同一態様部分については対応する符号を付して説明を省略する。巻取キャップ13は、図1図3(a)、図3(b)、図4に示すように、巻取軸本体12の右端側に内嵌された嵌合部13aと、嵌合部13aの右側端部に形成された円盤状のフランジ13bと、フランジ13bの右側端面に形成されて第1コード35が係合される第1プーリー13cと、を有している。嵌合部13aとフランジ13bと第1プーリー13cとは、同一の中心軸L2上に配設されるとともに、巻取軸11の軸線L1と同軸上に配置されている。
【0020】
フランジ13b及び第1プーリー13cは、巻取ボックス10の右側端部に取り付けられたエンドキャップ16内に回動可能に挿入されている。第1プーリー13cは、その中心軸L2に沿って貫通する孔部13dを有し、この孔部13dに挿入された滑り軸受け9に後述するエンドキャップ16に設けられた支持部材26が挿入されており、これにより、巻取軸11の右側端が支持部材26の軸周りに回動可能に支持されている。なお、軸方向の左側に設けられた巻取キャップ14において、第1プーリー13cに対応するプーリーを第2プーリー14cと記載する。
【0021】
巻取キャップ14の第2プーリー14cは、第1プーリー13cと同様に、その中心軸L2に沿って貫通する孔部14dを有し、この孔部14dに挿入された滑り軸受け9に後述するエンドキャップ17に設けられた支持部材26が挿入されている。これにより、巻取軸11の左側端が支持部材26の軸周りに回動可能に支持されている。
【0022】
巻取ボックス10は、図1及び図9に示すように、内部が中空な四角柱状に形成されており、矩形の断面形状を有して水平方向に延びる中空の巻取ボックス本体15と、巻取ボックス本体15の両端にそれぞれ設けられ、巻取ボックス本体15に対してネジ止めされた一対のエンドキャップ16、17とを備えている。巻取ボックス本体15の背面側の下面には左右方向に延びるスクリーン導出口15aが形成されており、巻取ボックス10に収容されている巻取軸11が軸線L1を中心に回転すると、巻取軸11に巻回されているスクリーン2がスクリーン導出口15aから繰り出されたり巻取軸11に巻取られたりするように構成されている。
【0023】
エンドキャップ16、17は、図1図5(a)、図5(b)に示すように、いずれも巻取ボックス本体15の両端の開口と略同形同大に形成されており、巻取軸11の左端及び右端をそれぞれ回転可能に支持している。エンドキャップ16、17は、その中心Sを通って上下方向に延びる平面に対して対象に構成されているので、エンドキャップ16について説明し、エンドキャップ17については同一態様部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
エンドキャップ16は、巻取キャップ13のフランジ13b及び第1プーリー13cを回動可能に収容し、第1コード35の第1端35a側(図10参照)及び第2端35b側(図10参照)を巻取ボックス10内から外部に導出することができるように形成されている。
【0025】
エンドキャップ16は、板状のキャップ本体18と、キャップ本体18の内面に設けられ、巻取キャップ13のフランジ13b及び第1プーリー13cを収容する第1収容部19及び第2収容部20と、キャップ本体18の正面側に開設され、第1コード35の第1端35a側をエンドキャップ16から導出する第1導出路21と、キャップ本体18の背面側に開設され、第1コード35の第2端35b側をエンドキャップ16から導出するための第2導出路22とを備えている。
【0026】
第1及び第2収容部19,20は、軸線L1とキャップ本体18との交わる点を中心Sとして、キャップ本体18の内面に環状に立設された外周壁23と、この外周壁23よりも径方向内側に位置して中心Sから環状に立設された内周壁24と、キャップ本体18とによって形成されている。
【0027】
外周壁23は、その背面側であって外周壁23の中心Sよりも下方の位置と、正面側であって外周壁23の中心Sよりも下方の位置に開口を有しており、また、内周壁24は背面側であってこの内周壁24の中心よりも下方の位置と正面側であってこの内周壁24の中心よりも下方の位置に開口を有している。背面側及び正面側のそれぞれの開口部分には、第1及び第2導出路21、22を形成するガイド壁25が設けられている。キャップ本体18の内周壁24の中心Sには、円柱状からなる支持部材26が突出して設けられている。
【0028】
外周壁23の内径は、フランジ13bの外径よりも僅かに大きな寸法を有し、外周壁23の高さは内周壁24の高さよりも高く、且つ外周壁23と内周壁24との高さの差は、フランジ13bの厚さと略同一の大きさを有している。このため、外周壁23の内側にはフランジ13bを収容可能な第1収容部19が形成され、内周壁24の内側には第1プーリー13cを収容可能な第2収容部20が形成されている。
【0029】
第1導出路21は、図10を更に追加して説明すると、第1コード35の第1端35a側を巻取ボックス10から外部に導出するための通路であり、第1プーリー13cの正面側の外周面の下部に位置するように配置されている。また、第1導出路21の通路の幅は、後述するボール部材36の直径よりも少し大きくなるように形成されていて、この通路の先端には下向きに形成された開口27が設けられている。この開口27よりも背面側には、ボール部材36を係止するための係止部としての係止溝28bを有したボール収容室28が形成されている。係止溝28b及びボール収容室28は、巻取軸11の左端側へ向けて開口し、ボール収容室28はボール部材36を収容可能な大きさを有している。この係止溝28bは、その幅がボール部材36の径よりも小さく、かつ、後述する第1コード35の連結細条37の径よりも大きく形成されているため、第1コード35の第1端35aを係止溝28bに着脱可能に係止させることができる。
【0030】
第2導出路22は第1コード35の第2端35b側を巻取ボックス10から外部に導出するための通路であり、第1プーリー13cの背面側の外周面の下部に位置するように配置されている。第2導出路22は下方に向かって背面側に傾斜し、第2導出路22の通路の幅は第1コード導出路と同様にボール部材36の直径よりも少し大きくなるように形成されている。この通路の先端には下向きに形成された開口29が設けられている。
【0031】
第1コード35は、図10に示すように、多数のボール部材36をそれぞれ連結細条37により一定間隔で連結することにより構成されていて、その両端が相互に連結されることなく第1端35a及び第2端35bを有する有端状に形成された可撓性を有するコードである。第1コード35は、この第1端35a(一端部)がエンドキャップ16の係止溝28aに連結(係止)されて後述する第1収容枠体30内に吊下され、さらに滑車48で折り返されることにより、上方へ延びて第1プーリー13cに掛け回される。一方、第1コード35の第2端35b側は第1プーリー13cから後述する第1枠体5の第2室5e(図2参照)内に吊下されている。なお、第2プーリー14cに掛け回されるコードは、前述した第1コード35と同様であり、以下、第2コード38と記す。
【0032】
第1収容枠体30は、図1及び図2に示すように、中空に形成され、巻取ボックス10における第1プーリー13cが配された側の端部から下方に向けて延設されている。本実施形態では、第1収容枠体30は、巻取ボックス10の正面側の右側端から下方へ延びている。第1収容枠体30は、横断面視において矩形状に形成されて上端部が開口し、内側を向く側壁31の幅方向の中央部には上下方向に延びる孔部31aが形成されている。この孔部31aは、側壁31の上端から下端に亘って延びており、この孔部31aにスクリーン2の上下動を操作するための操作部40が配されている。
【0033】
また、巻取ボックス10の正面側の左側端には、下方へ延びる第2収容枠体32が配設されている。第2収容枠体32は、第1収容枠体30と同様に形成されており、内側を向く側壁33の幅方向の中央部には上下方向に延びる孔部33aが形成されている。
【0034】
操作部40は、図1及び図9に示すように、第1コード35に取り付けられて第1収容枠体30に対して上下方向に移動可能であり、下方へ移動させることで第1コード35を下方へ操作してスクリーン2を上方へ移動させるものである。本実施形態では、操作部40は、孔部31aに沿って移動可能であって操作に供される把手部41と、把手部41において第1収容枠体30内で連結された滑車ホルダー45と、滑車ホルダー45に回動可能に支持された滑車48とを、有してなる。
【0035】
把手部41は、図1図2図6(a)、図6(b)、図7(a)、図7(b)に示すように、左右方向に対して直交する方向(以下、「前後方向」と記す。)に延びる取手42と、取手42の右側端部から上下方向に延びて側壁31上をスライド移動可能なスライド板43と、スライド板43の裏面から孔部31a内を通って第1収容枠体30内に突出して滑車ホルダー45と繋がる突出部材44と、を有してなる。スライド板43は、取手42の幅方向中央に対して上下及び前後方向に対称に形成された縦長の長方形状に形成されており、突出部材44は孔部31aに沿って上下方向に延びている。このため、突出部材44を孔部31a内に挿入した状態で、取手42を上下方向に操作することで、滑車ホルダー45を上下方向に移動させることができる。
【0036】
滑車ホルダー45は、側面視において円形であり、左右方向に厚みを有した円盤状に形成されている。滑車ホルダー45の上端は開口して内部に滑車48を収容可能な穴部46が形成されている。穴部46の上部は上端の他に前後方向の端部も開口し、穴部46の下部はその底面が下方へ向かって突出した半円状に湾曲している。滑車ホルダー45は、側面視において、その中央部に左右方向(厚さ方向)に貫通する貫通孔47が形成されており、穴部46内に滑車48を挿入した状態でピン49(図13参照)を貫通孔47及び滑車48の孔部48a(図13参照)に挿通することにより、滑車48が滑車ホルダー45内においてピン49の軸周りに回動可能に支持されている(図9参照)。本実施形態では、ピン49は、貫通孔47及び滑車の孔部48aに対して着脱可能に嵌合している。滑車48は、図9に示すように、第1コード35に係合可能なプーリーである。滑車48の外周面には、滑車48からの力を第1コード35に伝達するための爪48bが軸回りに等間隔を有して突出して形成され、軸回りに隣接する爪48b間に第1コード35のボール部材36が係合している。このため、操作部40の上下操作に伴って滑車48を上下方向に移動させると、滑車48が回転して第1コード35を上下方向に操作することができる。なお、滑車48はプーリーに限るものではなく、滑車の外周面に軸回りに第1コード35が摺動可能な溝を有したものでもよい。
【0037】
滑車ホルダー45の下部には、ビスによってウェイトホルダー50を着脱可能に取り付けるための取付部45aが形成されている。ウェイトホルダー50は、図1図8(a)、図8(b)、図8(c)に示すように内部が中空で上下方向に延びた直方体状に形成されており、その下部と一方側(左側)の側面が開口して内部に第1重錘W1が収容可能な空間部51が形成されている。この空間部51に第1錘重W1が装着される。本実施形態では、第1錘重W1は、粘着テープを介してウェイトホルダー50の空間部51に着脱可能に取り付けられている。第1重錘W1は、スクリーン2を巻取軸11に巻き取る際の操作部40の操作時に、第1プーリー13cの回動を補助可能な重量を有している。本実施形態では、第1重錘W1は、操作部40の非操作時に、スクリーン2の上下移動が停止するような重量を有している。
【0038】
次に、第1枠体5及び第2枠体6について説明する。第1枠体5は、図1及び図2に示すように、巻取ボックス10の背面側における巻取軸11の右端部に着脱可能に接続され、第2枠体6は、巻取ボックス10の背面側における巻取軸11の左端部に着脱可能に接続されている。第1枠体5は巻取ボックス10の背面側の右側端から下方に延び、第2枠体6は巻取ボックス10の背面側の左側端から下方に延びている。第1及び第2枠体5、6は、それぞれが巻取ボックス10側の上端に開口を有する中空の枠であり、その横断面形状が長方形状をなしている。本実施形態では、第1枠体5はその正面側の側面に第1収容枠体30が接続されており、また第2枠体6その正面側の側面に第2収容枠体32が接続されている。
【0039】
また、これら第1及び第2枠体5、6のそれぞれの内部には、上下方向に延びる隔壁5d、6dが設けられており、これら隔壁5d、6dによって、第1枠体5と第2枠体6の内部は、スクリーン2の左右方向端部と対向して上下方向に延びる第1室5b、6bと、この第1室5b、6bのそれぞれの外側に設けられ上下方向に延びる第2室5e、6eとに区画されている。第1及び第2枠体5、6の互いに対向する側壁には、上下方向に延びてスクリーン2の係合部材2aが抜脱しないよう摺動自在に係合するスリット5a、6aが開設されている。これらスリット5a、6aは第1枠体5、6のそれぞれの第1室5b、6bに連通しており、それにより係合部材2aの頭部が第1室5b、6bに摺動自在に収容されている。
【0040】
第1枠体5の第2室5eは、第1コード35の第2端35bが第1枠体5の上端から第2室5e内に収容されている。本実施形態では、第1枠体5は、第1プーリー13cの背面側の外周面が第2室5eの上方に位置するように配置されている。これにより、第1コード35の第2端35bは、ガイド壁25(図5参照)によってガイドされて第2室5eに収容される。また、第2枠体6の第2室6eも第1枠体5の第2室5eと同様に、第2コード38の第2端側が第2枠体6の上端から第2室6e内に収容されている。
【0041】
次に、本実施形態のスクリーン装置1におけるスクリーン2の開閉について説明する。スクリーン装置1は、図1図9図10に示すように、操作部40の上下方向の操作によって、スクリーン2が巻取軸11に巻き取られてスクリーン2が開き、スクリーン2が巻取軸11から繰り出されてスクリーン2が閉じる装置である。スクリーン2を開ける場合には、図10に示すように、操作部40の把手部41を下方へ移動させることで、第1プーリー13cが回動し、この第1プーリー13cの回動によって巻取軸11が回動して、スクリーン2が巻取軸11に巻き取られながら上方へ移動し、これによりスクリーン2が開いた状態となる。このとき、第1コード35には、操作部40を介して第1重錘W1が取り付けられているので、操作部40における下方操作の負担を軽減することができる。なお、スクリーン2を開ける際に、可動框3を把持して上方へ移動させてもよい。この場合でも、第1コード35に取り付けられた第1重錘W1により、可動框3における上方操作の負担を軽減することができる。
【0042】
一方で、スクリーン2を閉じる場合には、図9に示すように、操作部40の把手部41を上方へ移動させることで、第1プーリー13cが回動し、この第1プーリー13cの回動によって巻取軸11が回動して、スクリーン2が巻取軸11から繰り出されて下方へ移動し、これによりスクリーン2が閉じた状態となる。このとき、第1コード35には、操作部40を介して第1重錘W1が取り付けられているので、可動框3の自重でスクリーン2が下方へ急激に移動するのを防止することができる。なお、スクリーン2を閉じる際に、可動框3を把持して下方へ移動させてもよい。この場合でも、第1コード35に取り付けられた第1重錘W1により、可動框3の自重でスクリーン2の急激な下方への移動を防止することができる。
【0043】
さらに、第1コードは、図9及び図10に示すように、その第1端35aがエンドキャップ16(巻取ボックス)10に連結されて第1収容枠体30内に吊下され、さらに第1重錘W1が取り付けられた把手部41に設けられた滑車48で折り返されることにより、上方へ延びて第1プーリー13cに掛け回されている。このため、把手部41が上下方向に移動した際に、把手部41の上下移動量の約2倍の移動量でスクリーン2を上下方向に移動させることができる。これにより、操作部40の少ない操作でスクリーン2の開閉をより迅速に行うことができる。
【0044】
このように、本実施形態に係わるスクリーン装置1によれば、第1コード35が巻取ボックス10の端部から下方へ延設された第1収容枠30内に収容され、この第1収容枠体30に第1コード35に連結された操作部40が上下動可能に設けられ、操作部40の上下操作に伴ってスクリーン2を巻取り及び繰り出す方向に第1プーリー13cを回転させるので、操作部40の操作時に人等が第1コード35に引っかかる虞を防止することができる。また、スクリーン2を開閉する操作は、いずれも操作部40のみで行うことができるので、スクリーン2の開閉操作に応じた操作部40の選択が不要である。さらに、第1コード35に第1重錘W1が取り付けられているので、スクリーン2を巻取軸11に巻き取る際の操作部40の操作負担を軽減することができる。よって、人等がコードに引っかかる虞がなく、しかもスクリーン2の開閉方向を取り違えることのない操作性が優れたスクリーン装置1を提供することができる。
【0045】
以上において本発明に係るスクリーン装置1について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されることない。スクリーン2の上下方向の長さが長いものや、スクリーン2の幅と可動框3の幅(左右方向)が大きいものでは、第1コード35に取り付けた第1重錘W1だけでは、スクリーン2を巻き取る際の操作部40の操作負担が増大する場合がある。そこで、第2コード38に第2プーリー14cの回動を補助するための第2重錘W2を取り付けてもよい。この場合には、第2収容枠体32内に収容された第2コード38に、図1に示すように、前述した操作部40から把手部41が省略されたウェイトホルダー支持部53を取り付ける。このウェイトホルダー支持部53は、滑車48とこれを支持する滑車ホルダー45とを有して構成され、ウェイトホルダー支持部53の下部には、第2重錘W2が装着されたウェイトホルダー50が取り付けられている。
【0046】
このように、第2収容枠体32内に収容された第2コード38にウェイトホルダー支持部53を介して第2重錘W2を取り付けることにより、第1重錘W1と第2重錘W2とが相まって、スクリーン2を巻き取る方向に移動させる際の操作部40の操作負担を軽減することができる。なお、第1重錘W1と第2重錘W2とを足し合わせた重量は、操作部40の非操作時にスクリーン2の上下移動を停止させるような重量を有していてもよい。このようにすると、スクリーン2を巻き取る方向に移動させる際の操作部40の操作負担をより軽減することができる。
【0047】
ところで、前述した巻取軸11の左右両端部に掛け回された第1及び第2コード35,38のそれぞれに第1及び第2重錘W1、W2を設けたスクリーン装置1では、操作部40が第1収容枠体30に取り付けられているが、この操作部40を第2収容枠体32に取り付けてもよい。操作部40を第2収容枠体32に取り付けるには、図11図13に示すように、先ず、第1収容枠体30及び第1枠体5の上端部を巻取ボックス10から取り外し(図11参照)、そして、第1収容枠体30内に収容されている操作部40、ウェイトホルダー50、第1重錘W1を第1収容枠体30から引き抜くとともに、スクリーン2を第1枠体5から引き抜く(図12参照)。そして、滑車ホルダー45からピン49を抜脱して滑車48と滑車ホルダー45を分離する(図13参照)。なお、本実施形態では、滑車48は第1コード35に残しておく。
【0048】
一方、第2収容枠体32及び第2枠体6の上端部を巻取ボックス10から取り外し、そして、第2収容枠体32内に収容されている第2コード38、ウェイトホルダー支持部53、第2重錘W2を第2収容枠体32から引き抜くとともに、スクリーン2を第2枠体6から引き抜く。そして、滑車ホルダー45からピン49を抜脱して滑車48と滑車ホルダー45とを分離する。なお、本実施形態では、滑車48は第2コード38に残しておく。
【0049】
そして、第1コード35から取り外された操作部40(滑車48を除く)、ウェイトホルダー50、第1重錘W1を、第2収容枠体32内の第2コード38に取り付ける。操作部40(滑車48を除く)、ウェイトホルダー50、第1重錘W1を第2コード38に取り付ける作業は、これらを第1コード35から取り外した作業と逆の作業を行えばよいので、作業の説明は省略する。また、スクリーン2を第2枠体6に挿入し、そして、第2収容枠体32及び第2枠体6の上端部を巻取ボックス10に取り付ける。
【0050】
一方、第2コード38から取り外されたウェイトホルダー支持部53(滑車48を除く)、ウェイトホルダー50、第2重錘W2を、第1収容枠体30内の第1コード35に取り付ける。ウェイトホルダー支持部53(滑車48を除く)、ウェイトホルダー50、第2重錘W2を第1コード35に取り付ける作業は、これらを第2コード38から取り外した作業と逆の作業を行えばよいので、作業の説明は省略する。また、第1枠体5から引き抜かれたスクリーン2を第1枠体5に挿入する。そして、第1収容枠体30及び第1枠体5の上端部を巻取ボックス10に取り付けて、操作部40の取り付け位置の交換を終了する。
【0051】
ところで、第1コード35から操作部40、ウェイトホルダー50、第1重錘W1を取り外す作業は、ピン49を滑車ホルダー45から抜脱する場合に限るものではなく、図14に示すように、第1コード35の第1端35aをエンドキャップ16から取り外して第1コード35の一端側を自由な状態にし、そして、滑車48(図12参照)に掛け回されている第1コード35の一端側を引き抜くことで、第1コード35から操作部40を取り外してもよい。なお、第2コード38からウェイトホルダー支持部53、ウェイトホルダー50、第2重錘W2を取り外す作業も同様である。
【0052】
また、前述した実施形態の操作部40は、滑車48を収容可能な滑車ホルダー45を有したものであるが、これに限るものではない。操作部40´は、図15(a)、図15(b)、図15(c)に示すように、突出部材44の先端にスライド板43に沿って延びる支持板55を形成し、この支持板55の裏面に第1コード35を着脱可能に係止する係止部56が形成されたものでもよい。本実施形態では、係止部56は、支持板55の裏面に上下方向に間隔を有して突設された一対の突起部56a、56aを有し、これら突起部56a、56aの各先端部には、第1コード35の連結細条37が係止可能な凹溝56bが形成されている。また、一対の突起部56a、56a間の隙間は、第1コード35のボール部材36が収容可能な大きさを有している。この操作部40´は、第1収容枠体30内に挿入される第1コード35の第1端35a側のうち、上下方向に操作される前側(正面側)に位置する前側操作部部分35cに取り付けられる(図10参照)。
【0053】
このように、操作部40を第1収容枠体30又は第2収容枠体32に選択的に取り付け可能にすることで、スクリーン装置1が設置された環境や操作部40を操作する作業者の操作のし易さ等により、操作部40を第1収容枠体30又は第2収容枠体32に取り付けることができる。よって、スクリーン装置1の操作性をより向上させることができる。
【符号の説明】
【0054】
1 スクリーン装置
2 スクリーン
3 可動框
10 巻取ボックス
11 巻取軸
13c 第1プーリー(第1回転伝達体)
14c 第2プーリー(第2回転伝達体)
30 第1収容枠体
31 側壁
31a 孔部
32 第2収容枠体
35 第1コード
38 第2コード
40 操作部
41 把手部
48 滑車
W1 第1重錘
W2 第2重錘
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図10
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