技術分野
エンジンにおける吸気バルブの動作異常を検知する技術
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】低負荷での車両走行中においても吸気バルブとバルブシート間のデポジットの噛み込みを検出する。
【解決手段】車両走行中常にエアフローセンサからの検出値afから最小値af_min(S32)と平均値af_mav(S33)とを算出し、算出された最小値af_minと平均値af_mavに基づいて判定指標ind_diagを算出(S34)する。当該判定指標ind_diagとエンジンの運転状態から算出(S35)される判定閾値ind_failとを比較(S36)し、判定指標ind_diagが判定閾値ind_failを下回った場合、デポジットが噛み込んでいると診断する。
【選択図】図7
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1に記載の手法は減速燃料カット中における検出である。しかしながら、吸気通路内に流れが発生する状況下であればデポジットの噛み込みによる吸気バルブの閉鎖不良は生じるため、車両走行中のいかなる状況においても吸気バルブの閉鎖不良を検知する必要がある。そこで、特許文献1に記載の手法を燃焼中にも用いることが考えられる。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本件発明者は、課題の解決に向け、まず吸気バルブの閉鎖不良を起こした車両から異常発生前所定期間の各センサの出力データを収集した。そのデータを解析した結果、吸気バルブの閉鎖不良発生時にエアフローセンサが出力する吸気流量値が著しく低下するという現象を発見した。当該現象について以下のように考察をした。本来、吸気バルブが正常に閉鎖している場合、エアフローセンサの出力するデータは吸気行程にある気筒が・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
以上述べたように、本発明によれば、低負荷での車両走行中においても、吸気バルブの閉鎖不良を正確に診断することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の一制御装置が適用されたエンジンの全体構成を示すシステム図である。
【図2】
吸排気弁及びその動弁機構の詳細を示す断面図である。
【図3】
エンジンと車輪との間の動力伝達系の構造を概略的に示す平面図である。
【図4】
エンジン及び自動変速機の制御系統を示す機能ブロック図である。
【図5】
(a)は吸気流量検出値af、(b)は(a)の一部を拡大したタイムチャートである。
【図6】
PMCが実行する吸気バルブ閉鎖不良診断の各制御方法を示すフローチャートである。
【図7】
図6のステップS3の制御の詳細を示すフローチャートである。
【図8】
(a)は最小値af_min、(b)は平均値af_mav、(c)は判定指標 ind_diag及び判定閾値ind_failを示すタイムチャートである。
【図9】
図7のステップS31のマスクフラグにおけるエンジン回転数マスクの詳細を示すフローチャートである。
【図10】
図7のステップS31のマスクフラグにおける吸気スロットル開度マスクの詳細を示すフローチャートである。
【図11】
図7のステップS31のマスクフラグにおける始動時マスクの詳細を示すフローチャートである。
【図12】
図7のステップS31のマスクフラグにおけるEGRバルブ開度マスクの詳細を示すフローチャートである。
1 :エンジン
C :燃焼室
7 :クランク軸(出力軸)
9 :燃料噴射弁
10 :グロープラグ
11 :吸気ポート
12 :排気ポート
13 :吸気弁
14 :排気弁
18 :オルタネータ(発電機;補機)
30 :吸気通路
40 :排気通路
50 :EGR通路
53 :EGR弁
70 :PCM(コントローラ、圧縮漏れ検出部)
SN3 :エアフローセンサ(吸気流量検出部、圧縮漏れ検出部)
101 :自動変速機
115 :ロックアップクラッチ
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