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  • 特開-電池冷却装置の組立方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023178754
(43)【公開日】2023-12-18
(54)【発明の名称】電池冷却装置の組立方法
(51)【国際特許分類】
   H01M 10/6556 20140101AFI20231211BHJP
   H01M 10/613 20140101ALI20231211BHJP
   H01M 10/625 20140101ALI20231211BHJP
   B60K 11/06 20060101ALI20231211BHJP
   H01M 10/6563 20140101ALI20231211BHJP
【FI】
H01M10/6556
H01M10/613
H01M10/625
B60K11/06
H01M10/6563
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022091623
(22)【出願日】2022-06-06
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】一澤 晃太
【テーマコード(参考)】
3D038
5H031
【Fターム(参考)】
3D038AA09
3D038AB01
3D038AC22
5H031AA09
5H031KK08
(57)【要約】
【課題】筐体内に収容された電池スタックへの空気流路を形成する板金部材を固定位置に保持するための治具を不要としつつ、板金部材を筐体に固定できるようにした電池冷却装置の組立方法を提供する。
【解決手段】電池冷却装置の組立方法は、筐体内に収容された電池スタックを有する電池パックに適用される。電池冷却装置は、電池スタックへの空気流路を形成する板金部材と、板金部材との嵌合部にスポンジ部材を有するダクトと、を備える。当該組立方法は、組付工程と、固定工程と、を備える。組付工程は、ダクトを筐体に組み付ける工程である。固定工程は、筐体に組み付けられたダクトに板金部材をスポンジ部材を介して重ね合わせることによって板金部材が固定位置に保持された状態で、固定具を介して板金部材を筐体に固定する工程である。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体内に収容された電池スタックを有する電池パックに適用される電池冷却装置の組立方法であって、
前記電池冷却装置は、
前記電池スタックへの空気流路を形成する板金部材と、
前記板金部材との嵌合部にスポンジ部材を有するダクトと、
を備え、
前記組立方法は、
前記ダクトを前記筐体に組み付ける組付工程と、
前記筐体に組み付けられた前記ダクトに前記板金部材を前記スポンジ部材を介して重ね合わせることによって前記板金部材が固定位置に保持された状態で、固定具を介して前記板金部材を前記筐体に固定する固定工程と、
を備える
電池冷却装置の組立方法。
【請求項2】
請求項1に記載の電池冷却装置の組立方法であって、
前記ダクトは、
ブロアの出口に接続される入口を有する第1下流ダクトと、
前記第1下流ダクトの出口と前記板金部材の入口との間を繋ぎ、前記スポンジ部材が設けられた前記嵌合部を有する第2下流ダクトと、
に分割して形成されており、
前記組付工程は、前記第2下流ダクトを前記筐体に組み付ける工程である
電池冷却装置の組立方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックに適用される電池冷却装置の組立方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、バッテリパック構造を開示している。このバッテリパック構造は、パックケースの内側においてバッテリモジュールへの空気流路となるチャンバと、パックケースの外側に配置される冷却ダクトと、チャンバと冷却ダクトとを連通するコネクタと、を含む。コネクタは、チャンバ及び冷却ダクトのそれぞれに対し、シール部材を介して接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-228495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のバッテリパック構造において、バッテリモジュールのケースにチャンバを固定具を用いて固定する際、チャンバを固定位置に保持するための治具が必要になる。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、筐体内に収容された電池スタックへの空気流路を形成する板金部材を固定位置に保持するための治具を不要としつつ、板金部材を筐体に固定できるようにした電池冷却装置の組立方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池冷却装置の組立方法は、筐体内に収容された電池スタックを有する電池パックに適用される。電池冷却装置は、電池スタックへの空気流路を形成する板金部材と、板金部材との嵌合部にスポンジ部材を有するダクトと、を備える。当該組立方法は、組付工程と、固定工程と、を備える。組付工程は、ダクトを筐体に組み付ける工程である。固定工程は、筐体に組み付けられたダクトに板金部材をスポンジ部材を介して重ね合わせることによって板金部材が固定位置に保持された状態で、固定具を介して板金部材を筐体に固定する工程である。
【0007】
上記のダクトは、ブロアの出口に接続される入口を有する第1下流ダクトと、第1下流ダクトの出口と板金部材の入口との間を繋ぎ、スポンジ部材が設けられた嵌合部を有する第2下流ダクトと、に分割して形成されていてもよい。そして、組付工程は、第2下流ダクトを筐体に組み付ける工程であってもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る電池冷却装置10の組立方法によれば、ダクトを板金部材より先に筐体に組み付けておくことによって、当該ダクトの嵌合部に設けられたスポンジ部材の反力による摩擦力を利用して、板金部材を固定位置に保持(仮保持)することが可能となる。そして、板金部材がこのように保持された状態で、固定具を介して板金部材が筐体に固定される。これにより、板金部材を固定位置に保持するための治具を不要としつつ、板金部材を筐体に固定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施の形態に係る組立方法によって組み立てられる電池冷却装置の構成の一例を概略的に示す図である。
図2図1中のA-A断面を概略的に示す図である。
図3】実施の形態に係る電池冷却装置の組立方法を説明するための図である。
図4】比較例に係る電池冷却装置の組立方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本開示の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略又は簡略する。
【0011】
1.電池冷却装置の構成
図1は、実施の形態に係る組立方法によって組み立てられる電池冷却装置10の構成の一例を概略的に示す図である。図2は、図1中のA-A断面(後述の嵌合部28aの位置の断面)を概略的に示す図である。より詳細には、図1は、電池パック1を車両上方向から見下ろした図である。
【0012】
電池パック1は、ハイブリッド電気車両(HEV)又はバッテリ電気車両(BEV)等の電気車両に搭載される。電池パック1は、筐体2内に収容された電池スタック3を備える。筐体2は、例えば、略直方体形状を有する。
【0013】
電池冷却装置10は、上記の電池パック1に適用されている。電池冷却装置10は、電池スタック3を冷却するための装置であり、電池パック1とともに例えば車両の床上に搭載される。図1は、電池冷却装置10が電池パック1に取り付けられた状態を示している。電池冷却装置10は、板金部材12と、ブロア装置14と、を備える。
【0014】
板金部材12は、電池スタック3への空気流路4を形成するための部材である。より詳細には、空気流路4は、電池スタック3の冷却のために電池パック1に形成される空気流路のうちの入口流路に相当する。板金部材12は、固定具(例えば、ボルト)16を介して筐体2に固定されている。
【0015】
より詳細には、板金部材(チャンバカバー)12は、例えば、筐体2の側面2aとの間で空気流路4を形成している。側面2aは、例えば、車両前方側を向いている。一例として、板金部材12は側面2aを全体的に覆っており、板金部材12における車両左右方向の端部がそれぞれ入口12a及び12bとして開口している。また、一例として、板金部材12は、図2に示すように略コ字状の断面を有する。なお、電池パック1の内部には、空気流路4から導入される空気(冷却風)を電池スタック3の各部に流通させるための空気流路が形成されている。
【0016】
ブロア装置14は、空気を取り込み、且つ、取り込んだ空気を板金部材12を介して電池パック1の内部に送るための装置である。一例として、ブロア装置14は、電池パック1に対して車両前方側且つ車両左右方向の端にそれぞれ配置された一対のブロア装置20及び30として構成されている。
【0017】
一方のブロア装置20は、ブロア22と、上流ダクト24と、2つに分割して形成された第1下流ダクト26及び第2下流ダクト28と、を含む。上流ダクト24は、ブロア22の入口に接続されている。ブロア22の出口には、2つの下流ダクト26及び28のうちで上流側に位置する第1下流ダクト26の入口が接続されている。第2下流ダクト28は、第1下流ダクト26の出口と板金部材12の入口12aとの間を繋ぐように形成されている。このように構成されたブロア装置20によれば、ブロア22によって上流ダクト24から取り込んだ空気を第1及び第2下流ダクト26及び28を介して板金部材12の内側の空気流路4に導入することができる。上流ダクト24、第1下流ダクト26、及び第2下流ダクト28は、例えば樹脂製である。
【0018】
もう一方のブロア装置30は、ブロア32と、上流ダクト34と、2つに分割された第1下流ダクト36及び第2下流ダクト38と、を含む。ブロア装置30の構成は、上述したブロア装置20の構成と同様であるため、その詳細な説明は省略される。
【0019】
図1に示すように、第2下流ダクト28は、その出口側に、板金部材12との嵌合部28aを有する。そして、図1及び図2に示すように、第2下流ダクト28は、嵌合部28aにスポンジ部材(シールスポンジ)40を有する。
【0020】
より詳細には、嵌合部28aと板金部材12とは、板金部材12が第2下流ダクト28を電池パック1の外側から覆うように重ね合わされている。嵌合部28aは、板金部材12を掛け留める掛け留め部28a1を含む。また、図2に示すように、スポンジ部材40は、嵌合部28aの全周に及ぶように当該嵌合部28aに接着されている。嵌合部28aは、スポンジ部材40を介して板金部材12の入口部と密着している(軸シール構造)。なお、嵌合部28aにおいて筐体2と対向している側(図2の右側)の部位では、嵌合部28aは、スポンジ部材40を介して筐体2の側面2aと密着している。
【0021】
もう一方の第2下流ダクト38は、板金部材12との嵌合部38aにスポンジ部材40を有する。嵌合部38aの構成は、上述した嵌合部28aと同様である。なお、第1下流ダクト26と第2下流ダクト28との接続部、及び、第1下流ダクト36と第2下流ダクト38との接続部のそれぞれには、例えば、スポンジ部材40と同様のシール部材42が設けられている。
【0022】
2.電池冷却装置の組立方法
図3は、実施の形態に係る電池冷却装置10の組立方法を説明するための図である。この組立方法は、次の「組付工程」と「固定工程」とを含む。なお、組付工程は、例えば、電池パック1の生産ラインにおいて行われる。
【0023】
図3(A)に示すように、「組付工程」は、第2下流ダクト28及び38のそれぞれを筐体2の側面2aに組み付ける工程である。より詳細には、スポンジ部材40は、組付工程より前の工程において、第2下流ダクト28及び38の嵌合部28a及び38aのそれぞれに対して接着により取り付けられている。そして、組付工程において、スポンジ部材40が取り付けられている第2下流ダクト28及び38が、例えば、ボルト等の固定具(図示省略)を用いて筐体2の側面2aに組み付けられる(固定される)。
【0024】
次に、図3(B)~図3(D)は、「固定工程」に対応している。固定工程は、筐体2に既に組み付けられている第2下流ダクト28及び38のそれぞれに板金部材12をスポンジ部材40を介して重ね合わせることによって当該板金部材12が固定位置に保持された状態で、ボルト等の固定具16を介して板金部材12を筐体2に固定する工程である。
【0025】
より具体的には、まず、図3(B)に示すように、板金部材12より先に筐体2に組み付けられている第2下流ダクト28及び38の嵌合部28a及び38aのそれぞれの上に覆い被さるように、板金部材12がスポンジ部材40を介して重ね合わされる。
【0026】
図2に示すように、板金部材12は、第2下流ダクト28(及び38)のそれぞれに沿う形状を有している。このような関係にある板金部材12と第2下流ダクト28及び38のそれぞれとをスポンジ部材40を介して重ね合わせることにより、スポンジ部材40の反力による摩擦力を利用して、板金部材12を第2下流ダクト28及び38のそれぞれに嵌まり込ませる(換言すると、掛け留める)ことができる。その結果、図3(C)に示すように、先に組み付けられた第2下流ダクト28及び38のそれぞれによって板金部材12を固定位置で仮保持させることが可能となる。付け加えると、第2下流ダクト28及び38は、樹脂製であるため、仮保持のための反力を生じさせ易い形状に形成し易い。
【0027】
そのうえで、固定工程では、図3(D)に示すように、上記の仮保持状態において、ボルト等の固定具16を介して板金部材12が筐体2の側面2aに固定される。
【0028】
なお、上述の固定工程より後の工程(より詳細には、車両工場において、車両に対して電池パック1を搭載した後の工程)において、第2下流ダクト28を除くブロア装置20の構成部品であるブロア22、上流ダクト24、及び第1下流ダクト26の組み付けが行われる。付け加えると、これらのブロア22、上流ダクト24、及び第1下流ダクト26は、事前にブロアアッシーとして一体的に組み付けられていてもよいし、或いは、当該工程において順に組み付けられてもよい。以上のことは、ブロア装置30についても同様である。
【0029】
3.効果
図4は、比較例に係る電池冷却装置100の組立方法を説明するための図である。比較例に係る電池冷却装置100の組立方法と対比しつつ、実施の形態に係る電池冷却装置10の組立方法の効果について説明する。
【0030】
比較例に係る電池冷却装置100は、下流ダクトの構成において、実施の形態に係る電池冷却装置10と相違している。具体的には、比較例に係る下流ダクト(便宜上、「下流ダクトA」と称する)は、2つに分割されずにブロア22の出口と板金部材12の入口12a(又は12b)との間を繋いでいる。そして、比較例に係る組立方法によれば、下流ダクトAが筐体2に組み付けられていない状態で、板金部材12が図4に示すように筐体2に固定される。すなわち、下流ダクトAを差し込む部分を電池パック1側で用意しておくために、電池パック1側の板金部材12が事前に筐体2に組み付けられる。そのうえで、下流ダクトAは、板金部材12が筐体2に固定されている状態で、板金部材12の入口12a(又は12b)に差し込まれたうえで筐体2に組み付けられる。
【0031】
上述した比較例では、下流ダクトAより先に板金部材12が筐体2に組み付けられるため、板金部材12を固定位置(図4参照)に保持するために治具が必要になる。より詳細には、ボルト等の固定具16によって板金部材12を筐体2に固定するために、作業者は、片方の手に工具を持ち、もう片方の手に固定具16を持つために、両手を板金部材12から離す必要がある。このため、板金部材12の落下を防止するための治具が必要となる。このことは、治具設定等の設備投資の発生に起因するコストの増加を招いたり、板金部材12の組み付け時の治具セットに起因するタクトタイムの増加を招いたりする。付け加えると、組み付け時の板金部材12の落下防止に関する治具の設定以外の対策として、例えば、両側がネジとなっているスタッドボルト又はピン等の追加が考えられる。しかしながら、このような対策では、部品費が増加したり、組付専用工具が必要になったりという大きい背反がある。
【0032】
これに対し、本実施形態に係る電池冷却装置10の組立方法は、上述した「組付工程」及び「固定工程」を備える。その結果、第2下流ダクト28及び38を板金部材12より先に筐体2に組み付けておくことによって、嵌合部28a及び38aに設けられたスポンジ部材40の反力による摩擦力を利用して、板金部材12を固定位置に仮保持することが可能となる。そして、板金部材12がこのように仮保持された状態で、固定具16を介して板金部材12が筐体2に固定される。これにより、板金部材12を固定位置に保持するための治具を不要としつつ、板金部材12を筐体2に固定できるようになる。
【0033】
このため、本実施形態によれば、比較例とは異なり、治具設定等の設備投資の発生に起因するコストの増加を回避できる。より具体的には、板金部材12の組み付けのための治具が不要になることで、次のような効果が得られる。すなわち、治具の開発及び製造コストが不要となる。治具のメンテナンスコストが不要となる。工程内の治具置き場の確保が不要となる。また、本実施形態によれば、板金部材12の組み付け時の治具セットが不要となるため、比較例と比べて、タクトタイムを短縮できる。
【0034】
また、板金部材12の仮保持のために利用されるブロア22の下流側のダクト(本開示に係る「ダクト」)は、必ずしも、ブロア22に繋がる(換言すると、電池パック1外の)第1下流ダクトと板金部材12に繋がる(換言すると、電池パック1側の)第2下流ダクトという態様で2つに分割されていなくてもよい。しかしながら、本実施形態に係る電池冷却装置10のように、上記態様で2つに分割された第1下流ダクト26及び36と第2下流ダクト28及び38を備えることにより、次のような効果が得られる。すなわち、板金部材12に繋がる第2下流ダクト28及び38を当該板金部材12の仮保持のために先に筐体2に組み付ける構造としながら、その後の工程において残りの(すなわち、ブロア22に繋がる)第1下流ダクト26及び36を含むブロアアッシーを車両に組み付ける構造を採用することが可能となる。
【0035】
付け加えると、また、ブロア22の下流側のダクトの分割化により、第2下流ダクト28及び38を車種毎に変更する必要なしに、その上流側の第1下流ダクト26及び36の形状変更によって車種の違いに対応できるようになる。このため、異なる車種間で電池パック1を流用する際に、電池パック品番の共通化が可能となる。
【0036】
4.電池冷却装置の構成の他の例
本実施形態に係る組立方法の対象となる電池冷却装置は、上述の電池冷却装置10の例に代え、例えば、次のように構成されていてもよい。
【0037】
例えば一対のブロア装置20及び30のように複数のブロア装置を備える場合、電池スタックへの空気流路を形成する「板金部材」は、複数のブロア装置によって共用されていなくてもよく、例えば複数のブロア装置のそれぞれに対して個別に備えられてもよい。
【0038】
また、電池冷却装置が備えるブロア装置の数は、1つであってもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 電池パック、2 筐体、3 電池スタック、4 空気流路、10 電池冷却装置、12 板金部材、14(20、30) ブロア装置、16 固定具、22、32 ブロア、24、34 上流ダクト、26、36 第1下流ダクト、28、38 第2下流ダクト、28a、38a 嵌合部、40 スポンジ部材、100 電池冷却装置(比較例)
図1
図2
図3
図4