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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023180209
(43)【公開日】2023-12-20
(54)【発明の名称】霧化構造及び電子霧化装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20231213BHJP
   A24F 40/30 20200101ALI20231213BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/30
【審査請求】有
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023056862
(22)【出願日】2023-03-31
(31)【優先権主張番号】202210638675.3
(32)【優先日】2022-06-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】517419906
【氏名又は名称】深▲せん▼麦克韋爾科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SMOORE TECHNOLOGY LIMITED
【住所又は居所原語表記】16#, Dongcai Industrial Park, Gushu Town, Xixiang Street, Baoan District, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(72)【発明者】
【氏名】楊興奎
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA05
4B162AA22
4B162AB01
4B162AB12
4B162AC04
4B162AC12
4B162AC17
4B162AC46
(57)【要約】      (修正有)
【課題】電子霧化装置において交換部品の着脱が簡単な霧化構造及び電子霧化装置を提供する。
【解決手段】霧化構造は、固体エアロゾル生成基質を収容する第1収容キャビティ15及び交換部品30を収容する第2収容キャビティが形成された霧化本体10と、霧化本体に対して可動的に設けられるロッキング部材50とを備え、ロッキング部材は、第1収容キャビティの開口部を開放し、交換部品と霧化本体とをロックするロック位置と、交換部品を分離し、第1収容キャビティの開口部を遮蔽するアンロック位置とを有する。交換部品を取り外す時は、ロッキング部材をロック位置からアンロック位置に切り替え、ロッキング部材と交換部品とを分離させて解放した後、交換部品を霧化本体から取り外すことができ、アンロック位置にあるロッキング部材によって開口部が遮蔽されることで、交換部品の取り外し中及び装着中に異物の第1収容キャビティへの侵入が防止される。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
固体エアロゾル生成基質を収容する第1収容キャビティと、交換部品を収容する第2収容キャビティと、が形成された霧化本体と、
前記霧化本体に対して可動的に設けられるロッキング部材と、を備え、
前記ロッキング部材は、前記第1収容キャビティの開口部を開放し、前記交換部品と前記霧化本体とをロックするロック位置と、前記交換部品と分離すると同時に前記第1収容キャビティの開口部を遮蔽するアンロック位置とを、有する
ことを特徴とする霧化構造。
【請求項2】
前記ロッキング部材は、前記霧化本体に摺動可能に設けられ、前記ロック位置と前記アンロック位置との間で操作可能に摺動する
ことを特徴とする請求項1に記載の霧化構造。
【請求項3】
前記ロック位置にある時に、前記ロッキング部材は、一部が前記霧化本体に接続され、もう一部が前記交換部品に接続され、
前記アンロック位置にある時に、前記ロッキング部材は完全に前記霧化本体まで摺動する
ことを特徴とする請求項2に記載の霧化構造。
【請求項4】
前記霧化本体及び前記交換部品には、それぞれ第1摺動溝及び第2摺動溝が設けられ、
前記アンロック位置にある時に、前記ロッキング部材は完全に前記第1摺動溝内まで摺動し、
前記ロック位置にある時に、前記第1摺動溝と前記第2摺動溝とは互いに連通され、前記ロッキング部材は、一部が前記第1摺動溝内に位置して前記霧化本体に接続され、もう一部が前記第2摺動溝内に位置して前記交換部品に接続される
ことを特徴とする請求項3に記載の霧化構造。
【請求項5】
前記第1摺動溝の側壁には第1係止溝が設けられ、前記第2摺動溝の側壁には第2係止溝が設けられ、
前記ロッキング部材は、本体と前記本体に突設される係止保持部とを含み、
前記アンロック位置にある時に、前記係止保持部は完全に前記第1係止溝内に位置し、
前記ロック位置にある時に、前記係止保持部は、一部が前記第1係止溝内に位置し、もう一部が前記第2係止溝内に位置する
ことを特徴とする請求項4に記載の霧化構造。
【請求項6】
前記霧化構造は、前記霧化本体に設けられるセルフロッキングアセンブリを更に含み、
前記第2収容キャビティが空いている時、前記セルフロッキングアセンブリは、前記ロッキング部材を前記アンロック位置に受け止める第1状態にあり、
前記第2収容キャビティ内に前記交換部品が装着されている時、前記セルフロッキングアセンブリは、前記ロッキング部材が前記アンロック位置から前記ロック位置に切り替えられることを可能とする第2状態にある
ことを特徴とする請求項2に記載の霧化構造。
【請求項7】
前記セルフロッキングアセンブリは、前記霧化本体に昇降可能に設けられるセルフロッキングブラケットを含み、
前記第1状態にある時、前記セルフロッキングブラケットは、前記交換部品に拘束されなくなり、前記ロッキング部材の摺動経路に差し込まれ、
前記第2状態にある時、前記セルフロッキングブラケットは、前記交換部品の作用により前記ロッキング部材の摺動経路から離脱する
ことを特徴とする請求項6に記載の霧化構造。
【請求項8】
前記セルフロッキングブラケットは、本体と、少なくとも一部が前記霧化本体から突出するドッキング部とを含み、
前記ドッキング部は、前記霧化本体に装着された交換部品に押されると、前記ロッキング部材から離れる方向に移動し、
前記ドッキング部は、前記霧化本体から分離された前記交換部品に解放されると、前記ロッキング部材に近づく方向に移動する
ことを特徴とする請求項7に記載の霧化構造。
【請求項9】
前記セルフロッキングブラケットは、前記本体に設けられる受け止め部を更に含み、前記受け止め部は、前記ロッキング部材の摺動経路に差し込まれ又は該摺動経路から離脱することが可能である
ことを特徴とする請求項8に記載の霧化構造。
【請求項10】
前記セルフロッキングアセンブリは、弾性部材を更に含み、前記弾性部材は、前記セルフロッキングブラケットと前記霧化本体との間に弾性的に当接され、前記セルフロッキングブラケットを前記ロッキング部材の摺動経路に差し込ませるための弾性位置エネルギーを蓄積するために用いられる
ことを特徴とする請求項7に記載の霧化構造。
【請求項11】
前記霧化構造は、補助アセンブリを更に含み、前記補助アセンブリは、前記アンロック位置にある前記ロッキング部材と前記霧化本体とを固定するために用いられ、且つ前記ロック位置にある前記ロッキング部材と前記霧化本体とを固定するために用いられる
ことを特徴とする請求項2に記載の霧化構造。
【請求項12】
前記補助アセンブリは、第1磁性部材と第2磁性部材と第3磁性部材とを含み、前記第1磁性部材は、前記霧化本体の前記交換部品に近い一端に設けられ、前記第2磁性部材と前記第3磁性部材は、前記ロッキング部材の摺動方向に沿って間隔をあけて前記ロッキング部材に設けられ、
前記ロッキング部材が前記アンロック位置にある時に、前記第2磁性部材と前記第1磁性部材とが吸着し、
前記ロッキング部材が前記ロック位置にある時に、前記第3磁性部材と前記第1磁性部材とが吸着する
ことを特徴とする請求項11に記載の霧化構造。
【請求項13】
交換部品と、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の霧化構造と、を備え、
前記交換部品は、前記第2収容キャビティ内に着脱可能に装着される
ことを特徴とする電子霧化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧化の技術分野に関し、特に、霧化構造及び電子霧化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾルは、固体又は液体の小さな粒子が気体媒体中に分散し懸濁して形成されるコロイド分散体である。エアロゾルが呼吸器系を介して人体に吸収され得るので、ユーザに新しい代替吸収手段が提供され、例えば、草本類又はペースト状のエアロゾル生成基質を焼けて加熱することでエアロゾルを生成できる霧化装置は、様々な分野に適用され、従来の製品形態及び吸収手段の代わりに、ユーザに吸入可能なエアロゾルを供給する。
【0003】
一般的に、電子霧化装置は、加熱されるとエアロゾルを生成できる基質材料であるエアロゾル生成基質を加熱する。ユーザには、使用する過程において、味わい又はエアロゾル基質の種類などに対する異なるニーズがある。交換の必要がある交換部品を備える電子霧化装置もあり、交換部品は固定装置によって霧化本体との接続及び分離が実現されるが、関連技術では交換部品をマニュアルにほじって開けたり工具を使って交換したりする必要がある場合が多く、ユーザに使用される時に煩雑で不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに鑑みて、電子霧化装置において交換部品の着脱が不便であるという問題に対して、霧化構造及び電子霧化装置を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
霧化構造であって、
固体エアロゾル生成基質を収容する第1収容キャビティと、交換部品を収容する第2収容キャビティと、が形成された霧化本体と、
前記霧化本体に対して可動的に設けられるロッキング部材と、を備え、
そのうち、前記ロッキング部材は、前記第1収容キャビティの開口部を開放し、前記交換部品と前記霧化本体とをロックするロック位置と、前記交換部品と分離すると同時に前記第1収容キャビティの開口部を遮蔽するアンロック位置とを、有する。
【0006】
上記の霧化構造において、ロッキング部材がロック位置にある時に、交換部品と霧化本体とがロックされ、交換部品が霧化本体に固定され、そして、ロッキング部材によって第1収容キャビティの開口部が開放され、固体エアロゾル生成基質を第1収容キャビティの開口部を介して第1収容キャビティ内に装入することができる。このように、ロッキング部材がロック位置にある時に、第2収容キャビティ内に位置する交換部品が固定され、固体エアロゾル生成基質の第1収容キャビティ内への挿入が可能とされ、霧化本体により交換部品内の液体エアロゾル生成基質と第1収容キャビティ内の固体エアロゾル生成基質とを混合して霧化させることができる。
【0007】
ユーザは、交換部品を取り外す必要がある時に、ロッキング部材を操作して、ロッキング部材をロック位置からアンロック位置に切り替えることで、ロッキング部材と交換部品とを分離させて交換部品を解放することができる。こうした後、ユーザは交換部品を霧化本体から取り外すことができる。これと同時に、アンロック位置にあるロッキング部材により第1収容キャビティの開口部が遮蔽され、これにより、交換部品の取り外し中及び装着中に異物が第1収容キャビティに侵入することは防止される。このように、ユーザは、ロッキング部材を操作することで交換部品のロック及びアンロックを行い、それにより交換部品の装着及び取り外しが便利になり、操作が簡単で便利である。
【0008】
一実施例において、前記ロッキング部材は、前記霧化本体に摺動可能に設けられ、前記ロック位置と前記アンロック位置との間で操作可能に摺動する。
【0009】
一実施例において、前記ロック位置にある時に、前記ロッキング部材は、一部が前記霧化本体に接続され、もう一部が前記交換部品に接続され、前記アンロック位置にある時に、前記ロッキング部材は完全に前記霧化本体まで摺動する。
【0010】
一実施例において、前記霧化本体及び前記交換部品には、それぞれ第1摺動溝及び第2摺動溝が設けられ、
前記アンロック位置にある時に、前記ロッキング部材は完全に前記第1摺動溝内にまで摺動し、前記ロック位置にある時に、前記第1摺動溝と前記第2摺動溝とは互いに連通され、前記ロッキング部材は、一部が前記第1摺動溝内に位置して前記霧化本体に接続され、もう一部が前記第2摺動溝内に位置して前記交換部品に接続される。
【0011】
一実施例において、前記第1摺動溝の側壁には第1係止溝が設けられ、前記第2摺動溝の側壁には第2係止溝が設けられ、
前記ロッキング部材は、本体と前記本体に突設される係止保持部とを含み、前記アンロック位置にある時に、前記係止保持部は完全に前記第1係止溝内に位置し、前記ロック位置にある時に、前記係止保持部は、一部が前記第1係止溝内に位置し、もう一部が前記第2係止溝内に位置する。
【0012】
一実施例において、前記霧化構造は、前記霧化本体に設けられるセルフロッキングアセンブリを更に含み、
前記第2収容キャビティが空いている時、前記セルフロッキングアセンブリは、前記ロッキング部材を前記アンロック位置に受け止める第1状態にあり、前記第2収容キャビティ内に前記交換部品が装着されている時、前記セルフロッキングアセンブリは、前記ロッキング部材が前記アンロック位置から前記ロック位置に切り替えられることを可能とする第2状態にある。
【0013】
一実施例において、前記セルフロッキングアセンブリは、前記霧化本体に昇降可能に設けられるセルフロッキングブラケットを含み、
前記第1状態にある時、前記セルフロッキングブラケットは、前記交換部品に拘束されなくなり、前記ロッキング部材の摺動経路に差し込まれ、前記第2状態にある時、前記セルフロッキングブラケットは、前記交換部品の作用により前記ロッキング部材の摺動経路から離脱する。
【0014】
一実施例において、前記セルフロッキングブラケットは、本体と、少なくとも一部が前記霧化本体から突出するドッキング部とを含み、
そのうち、前記ドッキング部は、前記霧化本体に装着された交換部品に押されると、前記ロッキング部材から離れる方向に移動し、前記ドッキング部は、前記霧化本体から分離された前記交換部品に解放されると、前記ロッキング部材に近づく方向に移動する。
【0015】
一実施例において、前記セルフロッキングブラケットは、前記本体に設けられる受け止め部を更に含み、前記受け止め部は、前記ロッキング部材の摺動経路に差し込まれ又は該摺動経路から離脱することが可能である。
【0016】
一実施例において、前記セルフロッキングアセンブリは、弾性部材を更に含み、前記弾性部材は、前記セルフロッキングブラケットと前記霧化本体との間に弾性的に当接され、前記セルフロッキングブラケットを前記ロッキング部材の摺動経路に差し込ませるための弾性位置エネルギーを蓄積するために用いられる。
【0017】
一実施例において、前記霧化構造は、補助アセンブリを更に含み、前記補助アセンブリは、前記アンロック位置にある前記ロッキング部材と前記霧化本体とを固定するために用いられ、且つ前記ロック位置にある前記ロッキング部材と前記霧化本体とを固定するために用いられる。
【0018】
一実施例において、前記補助アセンブリは、第1磁性部材と第2磁性部材と第3磁性部材とを含み、前記第1磁性部材は、前記霧化本体の前記交換部品に近い一端に設けられ、前記第2磁性部材と前記第3磁性部材は、前記ロッキング部材の摺動方向に沿って間隔をあけて前記ロッキング部材に設けられ、
前記ロッキング部材が前記アンロック位置にある時に、前記第2磁性部材と前記第1磁性部材とが吸着し、前記ロッキング部材が前記ロック位置にある時に、前記第3磁性部材と前記第1磁性部材とが吸着する。
【0019】
電子霧化装置であって、交換部品と上記霧化構造とを備え、前記交換部品は、前記第2収容キャビティ内に着脱可能に装着される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の一実施例における電子霧化装置のアンロック状態での構造模式図である。
図2図1に示す電子霧化装置のロック状態での構造模式図である。
図3図1に示す電子霧化装置の交換部品が装着されていない時の構造模式図である。
図4図1に示す電子霧化装置の分解模式図である。
図5図1に示す電子霧化装置における霧化本体の構造模式図である。
図6図1に示す電子霧化装置における交換部品の構造模式図である。
図7図1に示す電子霧化装置におけるロッキング部材とセルフロッキングアセンブリの協働の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の上記目的、特徴及び利点がより明確に理解されるように、以下は図面を参照しながら本発明の具体的な実施形態について詳細に説明する。以下の説明において、本発明が十分に理解されるように、多くの具体的な細部を説明したが、本発明は、ここで説明された実施形態とは異なる多くの他の形態で実施されることが可能であり、当業者は、本発明の趣旨から逸脱することなく類似な改善を行うことができる。したがって、本発明は以下に開示される具体的な実施例に限定されない。
【0022】
本発明の説明において、理解すべきものとして、用語である「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などに指示される方位又は位置関係は、図面に基づいて示されるものであり、本発明を説明しやすいようにして説明を簡略化するためのものだけであり、言及される装置又は要素が特定の方位を有し、特定の方位で構造され操作されなければならないことを意味又は示唆するものではないので、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
【0023】
なお、用語である「第1」、「第2」は説明のためのものだけであり、相対的な重要性を示す又は示唆し、又は示される技術的特徴の数を示唆するものと理解されるべきではない。これにより、「第1」、「第2」で限定される特徴は、少なくとも一つの該特徴を明示的又は暗黙的に含むことができる。本発明の説明において、「複数」とは、特に明示的かつ具体的に限定されない限り、少なくとも2つ、例えば2つ、3つなどを意味する。
【0024】
本発明において、特に明確な規定及び限定がない限り、「装着」、「つながる」、「接続」、「固定」などの用語は、広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよいし、着脱可能な接続であってもよいし、一体になってもよい。また、机械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよい。また、特に明確に限定されない限り、直接につながってもよいし、中間媒体を介して間接的につながってもよいし、2つの要素の内部の連通又は2つの要素の互いの作用関係であってもよい。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記の用語の本発明における具体的な意味を理解することができる。
【0025】
本発明において、特に明確な規定及び限定がない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にあることは、第1特徴と第2特徴とが直接に接触してもよいし、第1特徴と第2特徴が中間媒体を介して間接的に接触してもよい。また、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」、及び「上面」にあることは、第1特徴が第2特徴の真上又は斜め上にあるか、あるいは第1特徴の水平高さが第2特徴よりも大きいことを示すだけであってもよい。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」、及び「下面」にあることは、第1特徴が第2特徴の直下又は斜め下にあるか、あるいは第1特徴の水平高さが第2特徴よりも小さいことを示すだけであってもよい。
【0026】
説明すべきものとして、一つの要素が、他の要素に「固定される」または「設けられる」と呼ばれる場合、他の要素に直接配置されてもよく、又は介在する要素が存在してもよい。一つの要素が他の要素に「接続される」と考えられる場合、他の要素に直接接続されてもよく、又は介在する要素が存在してもよい。本明細書で使用される用語である「垂直」、「水平」、「上」、「下」、「左」、「右」及び類似の表現は、説明のためのものだけであり、唯一の実施形態を示すものではない。
【0027】
図1乃至図3を参照すると、本発明の一実施例において、エアロゾル生成基質を加熱して霧化させてユーザに使用される煙霧を形成するための霧化構造100と、交換部品30と、を備える電子霧化装置を提供する。
【0028】
霧化構造100は霧化本体10を含み、霧化本体10には、固体エアロゾル生成基質を収容する第1収容キャビティ15と、交換部品30を収容する第2収容キャビティ17とが形成され、第2収容キャビティ17を介して交換部品30が霧化構造100に着脱可能に装着される。ユーザが電子霧化装置を使用する過程において、交換部品30内に液体エアロゾル生成基質が収容され得、且つ固体エアロゾル生成基質が霧化本体10の第1収容キャビティ15内に設けられ、交換部品30が霧化本体10の第2収容キャビティ17内に設けられ、霧化本体10の作業中には固体エアロゾル生成基質と交換部品30内の液体エアロゾル生成基質はいずれも加熱されて霧化し、ユーザが吸えるように混合煙霧を形成する。
【0029】
また、交換部品30内の液体エアロゾル生成基質が使い尽くされた時、別の交換部品30を第2収容キャビティ17内に交換して、交換部品30が第1収容キャビティ15内の固体エアロゾル生成基質に適合し混合して霧化を継続するようにすることができる。選択的に、交換部品30はカートリッジである。
【0030】
更に選択的に、交換部品30は、第1方向に沿って霧化本体10に着脱可能に装着され、即ち第1方向に沿って交換部品30を移動すると、交換部品30と霧化本体10との着脱を実現することができる。図1に示すように、第1方向は鉛直方向であり、第1方向に沿って交換部品30を上方に移動すれば、交換部品30を霧化本体10に装着することができる。また、交換される交換部品30を装着する必要がある時に、第1方向に沿って交換部品30を下方に移動すれば、必要な交換部品30を霧化本体10に装着することができる。
【0031】
いくつかの実施例において、霧化構造100は、ロッキング部材50を更に含み、ロッキング部材50は、霧化本体10に対して可動的に設けられる。そのうち、ロッキング部材50は、第1収容キャビティ15の開口部を開放し、交換部品30と霧化本体10とをロックするロック位置と、交換部品30と分離すると同時に第1収容キャビティ15の開口部を遮蔽するアンロック位置と、を有する。つまり、ロッキング部材50がロック位置にある時に、交換部品30と霧化本体10とがロックされ、交換部品30が霧化本体10に固定され、そして、ロッキング部材50によって第1収容キャビティ15の開口部が開放され、固体エアロゾル生成基質を第1収容キャビティ15の開口部を介して第1収容キャビティ15内に装入することができる。このように、ロッキング部材50がロック位置にある時に、第2収容キャビティ17内に位置する交換部品30が固定され、固体エアロゾル生成基質の第1収容キャビティ15内への挿入が可能とされ、霧化本体10により交換部品30内の液体エアロゾル生成基質と第1収容キャビティ15内の固体エアロゾル生成基質を混合して霧化させることができる。
【0032】
ユーザは、交換部品30を取り外す必要がある時に、ロッキング部材50を操作して、ロッキング部材50をロック位置からアンロック位置に切り替えることで、ロッキング部材50と交換部品30とを分離させて交換部品30を解放することができる。こうした後、ユーザは交換部品30を霧化本体10から取り外すことができる。これと同時に、アンロック位置にあるロッキング部材50によって第1収容キャビティ15の開口部が遮蔽され、これにより、交換部品30の取り外し中及び装着中に異物が第1収容キャビティ15に侵入することは防止される。このように、ユーザは、ロッキング部材50を操作することで交換部品30のロック及びアンロックを行い、それにより交換部品30の装着及び取り外しが便利になり、操作が簡単で便利である。
【0033】
更に、ロッキング部材50は、霧化本体10に摺動可能に設けられ、ロック位置とアンロック位置との間で操作可能に摺動する。そのうち、ロッキング部材50が霧化本体10に摺動可能に設けられるとは、ロッキング部材50が霧化本体10上で摺動可能であり、且つ摺動して一部が霧化本体10から引き出される可能であることをいう。このように、ロッキング部材50を霧化本体10に摺動可能に設けることにより、ユーザはロッキング部材50を摺動させることで交換部品30のロック及びアンロックを行うことができる。
【0034】
もっと更に、ロッキング部材50は、ロック位置にある時に、一部が霧化本体10に接続され、もう一部が交換部品30に接続されることにより、交換部品30を霧化本体10にロックする。ロッキング部材50は、アンロック位置にある時に、完全に霧化本体10まで摺動することで、交換部品30と完全に分離して交換部品30を解放し、交換部品30を霧化本体10から取り外して分離させることが可能とされる。
【0035】
具体的に、本実施例において、ロッキング部材50は、第1方向と交差する第2方向に沿って摺動可能に設けられ、ロッキング部材50は、第2方向に沿って摺動すると、交換部品30と接続され又は分離される可能であり、これにより交換部品30のロック又はアンロックを行うことができる。図1に示すように、第2方向は、水平方向である。
【0036】
いくつかの実施例において、霧化本体10及び交換部品30には、それぞれ第1摺動溝11及び第2摺動溝31が設けられ、ロッキング部材50は、アンロック位置にある時に、完全に第1摺動溝11内まで摺動し、即ち、ロッキング部材50は全体として霧化本体10まで摺動し、これにより、交換部品30と分離して交換部品30を解放でき、交換部品30の霧化本体10に対する移動が可能とされて取り外しを実現することができる。ロッキング部材50は、ロック位置にある時に、一部が第1摺動溝11内に位置して霧化本体10に接続され、もう一部が第2摺動溝31内に位置して交換部品30に接続され、即ち、ロッキング部材50の一部が霧化本体10に位置して霧化本体10に接続され、ロッキング部材50のもう一部が交換部品30上に位置して交換部品30に接続され、ロッキング部材50によって交換部品30と霧化本体10とが接続されることで、交換部品30が霧化本体10から離脱することが防止される。
【0037】
更に、第1摺動溝11の側壁には第1係止溝13が設けられ、第2摺動溝31の側壁には第2係止溝33が設けられる。ロッキング部材50は、本体52と、本体52に突設される係止保持部54と、を備える。係止保持部54は、アンロック位置にある時に、完全に第1係止溝13内に位置し、これにより、第1係止溝13内に係止される係止保持部54によって、ロッキング部材50と霧化本体10とが接続される。係止保持部54は、ロック位置にある時に、一部が第1係止溝13内に位置し、もう一部が第2係止溝33内に位置し、これにより、ロッキング部材50は霧化本体10だけでなく交換部品30にも接続されるので、交換部品30と霧化本体10との接続が実現されて、交換部品30が霧化本体10から分離されることが防止される。
【0038】
図4乃至図7を参照すると、いくつかの実施例において、霧化構造100は、霧化本体10に設けられるセルフロッキングアセンブリ70を更に含む。第2収容キャビティ17が空いている時には、交換部品30と霧化本体10とは分離され、セルフロッキングアセンブリ70は、ロッキング部材50をアンロック位置に受け止める第1状態にある。第2収容キャビティ17内に交換部品30が装着されている時には、セルフロッキングアセンブリ70は、ロッキング部材50がアンロック位置からロック位置に切り替えられることを可能とする第2状態にある。
【0039】
このように、第2収容キャビティ17が空き、交換部品30と霧化本体10とが分離される場合、ロッキング部材50は既にアンロック位置に切り替えられて自身が霧化本体10に位置しており、この時、セルフロッキングアセンブリ70は第1状態にあってロッキング部材50を受け止めて位置制限することができ、よってロッキング部材50が霧化本体10から離脱することは防止される。交換部品30が霧化本体10に装着された時、交換部品30が霧化本体10の第2収容キャビティ17内に収容され、セルフロッキングアセンブリ70は第2状態に切り替えられて、ロッキング部材50が摺動して位置の切り替えを行うことが可能とされ、これにより、ユーザはロッキング部材50をアンロック位置からロック位置に切り替えて、ロッキング部材50によって交換部品30と霧化本体10とを接続して固定し、交換部品30の装着を完了することができる。
【0040】
第1摺動溝11及び第2摺動溝31は、いずれもドッキング開口部を有し、交換部品30が霧化本体10に装着された時に、第1摺動溝11及び第2摺動溝31の両方のドッキング開口部は互いにドッキングして連通されることで、第1摺動溝11と第2摺動溝31とが連通される。交換部品30を霧化本体10から取り外した後、第1摺動溝11のドッキング開口部は開放されて外部に連通され、この時に第1摺動溝11内のロッキング部材50が第1摺動溝11内から外れやすいことになる。このような状況を回避するために、本発明では、交換部品30が霧化本体10から分離された後、セルフロッキングアセンブリ70によってアンロック位置にあるロッキング部材50を霧化本体10に位置制限して受け止めることで、ロッキング部材50が第1摺動溝11内から外れることを防止する。
【0041】
つまり、第1状態にあるセルフロッキングアセンブリ70は、ロッキング部材50を霧化本体10の第1摺動溝11内に受け止めることで、ロッキング部材50が第1摺動溝11のドッキング開口部を介して霧化本体10から離脱することを防止できる。
【0042】
更に、セルフロッキングアセンブリ70は、霧化本体10に昇降可能に設けられるセルフロッキングブラケット72を備える。セルフロッキングブラケット72は、第1状態にある時には、交換部品30に拘束されなくなり、ロッキング部材50の摺動経路に差し込まれ、第2状態にある時には、交換部品30の作用によりロッキング部材50の摺動経路から押し出される。交換部品30が霧化本体10に装着された時、セルフロッキングブラケット72がロッキング部材50の摺動経路から離脱するまで降下するように、交換部品30からセルフロッキングブラケット72に対して作用力が印加され、これにより、ロッキング部材50がアンロック位置からロック位置に移動して交換部品30を霧化本体10に固定することが可能となる。交換部品30が霧化本体10から分離された時、セルフロッキングブラケット72は、ロッキング部材50を受け止めるようにロッキング部材50の摺動経路に差し込まれるまで上昇し、これにより、ロッキング部材50が霧化本体10から離脱するまで摺動することは防止される。
【0043】
具体的に、セルフロッキングブラケット72は、本体721とドッキング部723とを含み、ドッキング部723は、少なくとも一部が霧化本体10から突出している。そのうち、ドッキング部723は、霧化本体10に装着された交換部品30に押されると、ロッキング部材50から離れる方向に移動して、セルフロッキングブラケット72を連れてロッキング部材50の摺動経路から離脱させる。ドッキング部723は、霧化本体10から分離された交換部品30に解放されると、ロッキング部材50に近づく方向に移動して、セルフロッキングブラケット72を連れてロッキング部材50の摺動経路を遮断させる。即ち、交換部品30は、霧化本体10に装着された時、ドッキング部723と協働して、セルフロッキングブラケット72がロッキング部材50の摺動経路から離脱するまで降下するように、ドッキング部723及びセルフロッキングブラケット72を押し下げ、これにより、ロッキング部材50がロック位置に切り替えられることが可能になる。
【0044】
選択的に、交換部品30の外側壁には作用部32が突設され、交換部品30が霧化本体10に装着された時、作用部32はセルフロッキングブラケット72のドッキング部723に支持されて、セルフロッキングブラケット72を押し下げるようになる。
【0045】
より具体的には、セルフロッキングブラケット72は、本体721に設けられる受け止め部725を更に含み、受け止め部725は、ロッキング部材50が受け止め部725によって受け止められ又は解放されるように、ロッキング部材50の摺動経路に差し込まれ又は該摺動経路から離脱することが可能である。選択的に、受け止め部725は2つ設けられており、2つの受け止め部725が同期的に昇降することによって、より効果的にロッキング部材50を受け止めることができる。
【0046】
いくつかの実施例において、セルフロッキングアセンブリ70は、弾性部材74を更に含み、弾性部材74は、セルフロッキングブラケット72と霧化本体10との間に弾性的に当接され、セルフロッキングブラケット72をロッキング部材50の摺動経路に差し込ませる弾性位置エネルギーを蓄積するためのものである。セルフロッキングブラケット72が交換部品30に押されて降下した時、弾性部材74は圧縮されて弾性位置エネルギーを蓄積する。交換部品30が霧化本体10から分離されると、セルフロッキングブラケット72は拘束されなくなり、弾性部材74自身の弾性位置エネルギーは解放されてセルフロッキングブラケット72をロッキング部材50の摺動経路に差し込むまで上昇させ、これによって、ロッキング部材50を霧化本体10に位置制限して受け止める。
【0047】
いくつかの実施例において、霧化構造100は、補助アセンブリ90を更に含み、補助アセンブリ90は、アンロック位置にあるロッキング部材50と霧化本体10とを固定し、ロッキング部材50をアンロック位置に固定するために用いられ、そして、ロック位置にあるロッキング部材50と霧化本体10とを固定するために用いられる。このように、ロッキング部材50がアンロック位置にある時、補助アセンブリ90によってロッキング部材50が霧化本体10に固定され、これにより、ロッキング部材50がアンロック位置から外れることを防止することができる。また、ロッキング部材50がロック位置に切り替えられた時も、補助アセンブリ90によってロッキング部材50が霧化本体10に固定され、これにより、ロッキング部材50がロック位置から外れることを防止することができる。
【0048】
更に、補助アセンブリ90は、第1磁性部材92と第2磁性部材94と第3磁性部材96とを含み、第1磁性部材92は、霧化本体10の交換部品30に近い一端に設けられ、第2磁性部材94及び第3磁性部材96は、ロッキング部材50の摺動方向に沿って間隔をあけてロッキング部材50に設けられる。ロッキング部材50がアンロック位置にある時、第2磁性部材94と第1磁性部材92とが吸着して、ロッキング部材50をアンロック位置に固定させる。ロッキング部材50がロック位置にある時に、第3磁性部材96と第1磁性部材92とが吸着して、ロッキング部材50をロック位置に固定させる。ロッキング部材50がアンロック位置とロック位置との間で切り替えられる時、ロッキング部材50の移動に応じて、第1磁性部材92は第2磁性部材94及び第3磁性部材96の両方ともずれて、ロッキング部材50は磁気吸引力を受けなくなって自由に位置を切り替える可能になる。
【0049】
本発明の一実施例において、上記の霧化構造100を提供する。霧化構造100は、霧化本体10とロッキング部材50とを含み、ロッキング部材50は、霧化本体10に対して可動的に設けられる。そのうち、ロッキング部材50は、第1収容キャビティ15の開口部を開放し、交換部品30と霧化本体10とをロックするロック位置と、交換部品30と分離すると同時に第1収容キャビティ15の開口部を遮蔽するアンロック位置と、を有する。つまり、ロッキング部材50はロック位置にある時に、交換部品30と霧化本体10とがロックされ、交換部品30が霧化本体10に固定され、そして、ロッキング部材50により第1収容キャビティ15の開口部が開放され、固体エアロゾル生成基質を第1収容キャビティ15の開口部を介して第1収容キャビティ15内に装入することができる。このように、ロッキング部材50がロック位置にある時に、第2収容キャビティ17内に位置する交換部品30が固定され、固体エアロゾル生成基質の第1収容キャビティ15内への挿入が可能とされ、霧化本体10により交換部品30内の液体エアロゾル生成基質と第1収容キャビティ15内の固体エアロゾル生成基質を混合して霧化させることができる。
【0050】
ユーザは、交換部品30を取り外す必要がある時に、ロッキング部材50を操作して、ロッキング部材50をロック位置からアンロック位置に切り替えることで、ロッキング部材50と交換部品30とを分離させて交換部品30を解放することができる。こうした後、ユーザは交換部品30を霧化本体10から取り外すことができる。これと同時に、アンロック位置にあるロッキング部材50によって第1収容キャビティ15の開口部が遮蔽され、これにより、交換部品30の取り外し中及び装着中に異物が第1収容キャビティ15に侵入することは防止される。このように、ユーザはロッキング部材50を操作することで交換部品30のロック及びアンロックを行い、それにより交換部品30の装着及び取り外しが便利になり、操作が簡単で便利である。
【0051】
上述した実施例の各技術的特徴は任意に組み合わせることが可能であり、説明の簡潔さのために、上述した実施例の各技術的特徴の可能な組み合わせがすべて記載されていないが、これらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、本明細書の範囲内にあるとみなされるべきである。
【0052】
以上の実施例は、本発明のいくつかの実施形態を表現したに過ぎず、その説明が具体的かつ詳細であるが、本発明の特許の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。当業者にとっては、本発明の思想から逸脱することなく、多くの変形や改良が可能であり、これらは本発明の保護範囲に含まれることに留意されたい。したがって、本発明の特許の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に規定されるものとする。
【符号の説明】
【0053】
100 霧化構造;10 霧化本体;11 第1摺動溝;13 第1係止溝;15 第1収容キャビティ;17 第2収容キャビティ;30 交換部品;31 第2摺動溝;32 作用部;33 第2係止溝;50 ロッキング部材;52 本体;54 係止保持部;70 セルフロッキングアセンブリ;72 セルフロッキングブラケット;721 本体;723 ドッキング部;725 受け止め部;74 弾性部材;90 補助アセンブリ;92 第1磁性部材;94 第2磁性部材;96 第3磁性部材。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7