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特開2023-180867情報処理装置及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023180867
(43)【公開日】2023-12-21
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/245 20190101AFI20231214BHJP
   G06F 16/907 20190101ALI20231214BHJP
   G06Q 50/14 20120101ALI20231214BHJP
【FI】
G06F16/245
G06F16/907
G06Q50/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022094519
(22)【出願日】2022-06-10
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】綿田 将悟
(72)【発明者】
【氏名】関根 直樹
【テーマコード(参考)】
5B175
5L049
【Fターム(参考)】
5B175DA10
5B175EA03
5B175FB03
5B175HA01
5L049CC26
(57)【要約】
【課題】話題が広がる回答を提供することができる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、取得部と、設定部と、検索部と、決定部と、生成部と、出力部とを備える。取得部は、ユーザの入力に基づく照会データを取得する。設定部は、照会データに基づいて1以上の第1の属性を含む検索条件を設定する。検索部は、複数の選択対象から検索条件に応じた選択対象を検索する。決定部は、選択対象に関する複数の属性から、1以上の第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定する。生成部は、選択対象及び1以上の第2の属性に基づいて照会データに対する回答データを生成する。出力部は、回答データを出力する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの入力に基づく照会データを取得する取得部と、
前記照会データに基づいて1以上の第1の属性を含む検索条件を設定する設定部と、
複数の選択対象から前記検索条件に応じた選択対象を検索する検索部と、
前記選択対象に関する複数の属性から、前記1以上の第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定する決定部と、
前記選択対象及び前記1以上の第2の属性に基づいて前記照会データに対する回答データを生成する生成部と、
前記回答データを出力する出力部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記複数の属性は、前記選択対象に関する1以上のおすすめ属性を含み、
前記決定部は、前記1以上のおすすめ属性から前記1以上の第2の属性を決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記1以上のおすすめ属性には優先度が設定され、
前記決定部は、前記優先度に基づいて前記1以上のおすすめ属性から前記1以上の第2の属性を決定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記決定部は、前記検索条件に含まれる複数の項目のうち、前記1以上の第1の属性が設定されていない項目の割合に応じて、前記1以上の第2の属性を決定するか否かを判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記複数の選択対象には優先度が設定され、
前記検索部は、前記複数の選択対象が前記検索条件に合致した2以上の選択対象を含む場合、前記優先度に基づいて前記検索条件に合致した2以上の選択対象から前記検索条件に応じた選択対象を選択する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
コンピュータに、
ユーザの入力に基づく照会データを取得する取得機能と、
前記照会データに基づいて1以上の第1の属性を含む検索条件を設定する設定機能と、
複数の選択対象から前記検索条件に応じた選択対象を検索する検索機能と、
前記選択対象に関する複数の属性から、前記1以上の第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定する決定機能と、
前記選択対象及び前記1以上の第2の属性に基づいて前記照会データに対する回答データを生成する生成機能と、
前記回答データを出力する出力機能と、
を実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ユーザの問いかけに対しコンテンツを特定して提供する対話装置が広く利用されている。例えば、レシピ名やコンテンツ名等の具体的にコンテンツを特定できる情報をユーザが入力しなくても、あいまいな要望を提示することでコンテンツを特定可能とする対話装置が提案されている。
【0003】
一方、旅行相談窓口のような、より早く検索結果を得ることだけでなく、会話を楽しむことも目的とする場面では、より多くのコンテンツを検索結果としてユーザに回答することと、ユーザにより多くの検索条件を検討することを促すことが重要である。
【0004】
しかしながら、従来の対話装置においては、ユーザの入力に基づく検索結果としての特定のコンテンツをユーザに回答することはできるが、ユーザによって未だ入力されていない検索条件については回答することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2021-148974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ユーザが検索結果としてのコンテンツの回答を受けながら、さらなるコンテンツの絞り込みに適したキーワードに気づくことは難しい。そのため、ユーザにより多くの検索条件を検討することを促すことができる対話装置が求められている。
【0007】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、ユーザとの対話において話題が広がる回答を提供することができる技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態において、情報処理装置は、取得部と、設定部と、検索部と、決定部と、生成部と、出力部とを備える。取得部は、ユーザの入力に基づく照会データを取得する。設定部は、照会データに基づいて1以上の第1の属性を含む検索条件を設定する。検索部は、複数の選択対象から検索条件に応じた選択対象を検索する。決定部は、選択対象に関する複数の属性から、1以上の第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定する。生成部は、選択対象及び1以上の第2の属性に基づいて照会データに対する回答データを生成する。出力部は、回答データを出力する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、実施形態に係る情報処理システムを例示するブロック図である。
図2図2は、実施形態に係るサーバにおける検索条件のデータ構造を例示する図である。
図3図3は、実施形態に係るサーバにおけるコンテンツのデータ構造を例示する図である。
図4図4は、実施形態に係るサーバにおけるスロット定義のデータ構造を例示する図である。
図5図5は、実施形態に係るサーバによる情報処理の手順を例示するフローチャートである。
図6図6は、実施形態に係るサーバによる第2の属性の決定処理の手順を例示するフローチャートである。
図7図7は、実施形態に係る情報処理端末における照会データと回答データを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[構成例]
以下、図面を用いて実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
図1は、実施形態に係る情報処理システム100を例示するブロック図である。
情報処理システム100は、サーバ1、及び情報処理端末2を含む。サーバ1、及び情報処理端末2は、ネットワークを介して互いに通信自在に接続する。例えば、ネットワークは、インターネット、携帯通信網及びLAN(Local Area Network)等の種々のネットワークのうちの1以上のネットワークで構成される。1以上のネットワークは、無線ネットワークを含んでもよいし、有線ネットワークを含んでもよい。
【0012】
情報処理システム100は、例えば、旅行窓口対話を提供するシステムである。情報処理システム100は、情報処理端末2のユーザにより入力される旅行プランを検索するための照会データに基づいて、旅行プランを回答する処理を行うためのシステムである。
【0013】
サーバ1は、データを収集し、収集したデータを処理する電子機器である。電子機器は、コンピュータを含む。サーバ1は、ネットワークを介して、情報処理端末2と通信自在に接続する。サーバ1は、情報処理端末2から種々のデータを受け取り、情報処理端末2に種々のデータを出力する。サーバ1の構成例については後述する。サーバ1は、情報処理装置の一例である。
【0014】
情報処理端末2は、他の電子機器と通信可能な電子機器である。情報処理端末2は、例えば、サーバ1により提供されるコンテンツを検索する顧客等が使用する機器である。例えば、情報処理端末2は、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、又は、デジタルサイネージ等の表示装置等である。顧客は、ユーザ又は人と読み替えてもよい。
【0015】
サーバ1の構成例について説明する。
サーバ1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13及び通信インタフェース14を含む電子機器である。サーバ1を構成する各部は、互いに信号を入出力可能に接続されている。図1では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
【0016】
プロセッサ11は、サーバ1の中枢部分に相当する。プロセッサ11は、サーバ1のコンピュータを構成する要素である。例えば、プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ11は、種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に予め記憶されているプログラムをメインメモリ12に展開する。プログラムは、サーバ1のプロセッサ11に後述する各部を実現または実行させるプログラムである。プロセッサ11は、メインメモリ12に展開されるプログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
【0017】
メインメモリ12は、サーバ1の主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、サーバ1のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。メインメモリ12は、プログラムを記憶する。
【0018】
メインメモリ12は、検索条件記憶領域120を含む。検索条件記憶領域120は、検索条件を記憶する。検索条件は、ユーザにより入力された照会データに基づいて検索条件を特定する情報である。照会データは、ユーザにより情報処理端末2を介して入力される入力データである。照会データは、ユーザにより情報処理端末2のマイク等を介して入力される音声に基づいて音声認識により変換されたテキストデータでもよいし、キーボード、又はタッチパネル等を介して入力されたテキストデータでもよい。照会データは、例えば、ユーザにより入力されるコンテンツを照会するための情報を含むデータである。照会データは、コンテンツを検索するためのキーワード等を含むデータである。コンテンツは、例えば、複数の旅行プランを示す情報である。
【0019】
ここで、図2を用いて検索条件のデータ構造を説明する。検索条件は、照会ID、及び複数のスロットを含む。照会IDは、各照会データを一意に識別する照会データの識別情報を示す。照会IDは、照会データを入力した各ユーザを一意に識別するユーザ識別情報を含んでもよい。スロットは、例えば、サーバ1により提供されるコンテンツを分類するカテゴリを示す。スロットは、コンテンツを絞り込むための条件となり得る。スロットは、スロット番号を含んでもよい。スロット番号は、各スロットを一意に識別する識別情報である。スロットは、例えば、エリアスロット、過ごし方スロット、目的スロット、混雑スロット、及び季節スロット等を含む。各スロットは、少なくとも1つの属性値を含む。属性値は、例えば、各スロットに関連するキーワードである。例えば、エリアスロットは、地域、都道府県等の場所を示す属性値を含む。エリアスロットは、例えば、九州、四国、関東、関西、東北、大分県、福岡県、香川県、京都府、秋田県等の属性値を含む。過ごし方スロットは、過ごし方を示す属性値を含む。過ごし方スロットは、例えば、アクティブ、のんびり等の属性値を含む。目的スロットは、旅行の目的を示す属性値を含む。目的スロットは、例えば、山登り、海遊び、温泉、グルメ等の属性値を含む。混雑スロットは、混雑度を示す属性値を含む。混雑スロットは、例えば、人が少ない、人が多い等の属性値を含む。季節スロットは、おすすめの季節を示す属性値を含む。季節スロットは、例えば、春、夏、秋、冬等の属性値を含む。スロットは、サーバ1により提供されるコンテンツに応じて適宜設定可能である。スロットの種類、及びスロットの数は、予め設定されてもよく、管理者等により適宜設定、更新されてもよい。スロットは、検索条件に含まれる項目の一例である。
【0020】
ユーザにより入力される照会データに基づいて、スロット毎にスロットに関連する属性値が保存される。検索条件は、照会データが入力される毎に更新され得る。例えば、図2の例では、照会ID「001」の照会データに基づいて、各スロットに属性値が保存される。例えば、照会ID「001」の照会データが「九州にのんびりできる旅に行きたい」である場合、エリアスロットに「九州」が保存され、過ごし方スロットに「のんびり」が保存される。
【0021】
補助記憶デバイス13は、サーバ1の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス13は、サーバ1のコンピュータを構成する要素である。補助記憶デバイス13は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等である。補助記憶デバイス13は、上述のプログラム、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ11での処理によって生成されるデータを記憶する。補助記憶デバイス13は、上述のプログラムを記憶する。
【0022】
補助記憶デバイス13は、プログラム記憶領域130を含む。プログラム記憶領域130は、プログラムを記憶する。プログラムは、照会データを認識するための認識プログラムを含む。認識プログラムは、照会データに含まれるテキストデータの処理を行う。認識プログラムは、後述する取得部110、及び設定部111の機能を実現するプログラムである。プログラムは、照会データに応じた回答データを生成する対話制御プログラムを含む。対話制御プログラムは、後述する検索部112、決定部113、生成部114、及び出力部115の機能を実現するプログラムである。
【0023】
補助記憶デバイス13は、スロット定義記憶領域131を含む。スロット定義記憶領域131は、スロット定義を記憶する。スロット定義は、複数のスロットと属性値が関連づけられたテーブルである。
【0024】
ここで、図3を用いてスロット定義のデータ構造を説明する。スロット定義は、スロット番号、スロット名、及び属性値を含む。スロット番号は、スロット名、及び属性値と関連付けられている。スロット番号は、各スロットを一意に識別するスロットの識別情報を示す。スロット名は、各スロットのカテゴリを示す名称である。例えば、スロット番号「S001」は、「エリアスロット」であり、関連する属性値として「九州、東北、鹿児島、大分、秋田」等を含む。各スロットに関連する属性値は、予め設定されてもよく、管理者等により適宜設定、又は更新されてもよい。スロット定義に含まれるスロットの種類、及び数は、管理者等により更新され得る。
【0025】
補助記憶デバイス13は、コンテンツ記憶領域132を含む。コンテンツ記憶領域132は、コンテンツを記憶する。コンテンツは、複数の旅行プランを含む。旅行プランは、旅行プランに関する複数の属性を含む。旅行プランは、1以上のおすすめ属性を含み得る。各旅行プランには、優先度が設定されてもよい。
【0026】
ここで、図4を用いてコンテンツのデータ構造を説明する。旅行プランは、プランID、プラン名、複数のスロット、及びおすすめ属性等を含む。プランIDは、各プランを一意に識別するプランの識別情報を示す。プラン名は、各プランの名称である。図4の例では、コンテンツは、「鹿児島屋久島の旅」、「大分県別府の旅」、「冬の東北の旅」、「博多ラーメンの旅」、「熊本県黒川温泉の旅」等の旅行プランを含む。複数のスロットは、各プランに関連付けられた複数のスロットである。おすすめ属性は、複数のスロットに含まれる属性値のうち、各プランのおすすめを示す属性である。おすすめ属性は、各プランの検索条件として優先度が高い属性を含む。おすすめ属性は、管理者等により設定、又は更新され得る。例えば、プランID「P001」は、「鹿児島屋久島の旅」であり、エリアスロットに属性値「九州、鹿児島」を含み、過ごし方スロットに属性値「アクティブ」を含み、目的スロットに属性値「山登り、海遊び」を含み、混雑スロットに属性値「人が少ない」を含み、季節スロットに「春」を含む。プランID「P001」のおすすめ属性は「山登り、海」である。おすすめ属性は、少なくとも1つの属性値を含む。おすすめ属性は、それぞれの属性に優先度が設定されてもよい。複数の旅行プランの各々には、優先度が設定されてもよい。旅行プランは、選択対象の一例である。
【0027】
通信インタフェース14は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワークを介して、サーバ1を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
【0028】
なお、サーバ1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。サーバ1は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
【0029】
上述のプロセッサ11に実現される各部について説明する。
プロセッサ11は、取得部110、設定部111、検索部112、決定部113、生成部114、及び出力部115を実現する。プロセッサ11に実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ11に実現される各部は、プロセッサ11及びメインメモリ12を含む制御部に実現されるということもできる。
【0030】
取得部110は、通信インタフェース14を介して、情報処理端末2のユーザの入力に基づく照会データを取得する。照会データは、情報処理端末2のユーザにより入力される旅行プランを照会するためのデータである。照会データは、テキストデータである。以下の説明において、「取得」は、「受信」と読み替えてもよい。
【0031】
設定部111は、照会データに基づいて第1の属性を含む検索条件を設定する。第1の属性は、照会データから抽出される属性値である。設定部111は、照会データを解析し、属性値を抽出する。設定部111は、抽出された属性値をスロット定義に基づいて分類する。設定部111は、抽出された属性値を検索条件の対応するスロットに入力する。設定部111は、属性値を検索条件の対応するスロットに入力することにより、検索条件を設定する。
【0032】
検索部112は、複数の旅行プランから検索条件に応じた旅行プランを検索する。検索部112は、検索条件に基づいて、コンテンツ記憶領域132に記憶されたコンテンツから旅行プランの検索を行う。検索部112は、検索条件に合致する旅行プランを取得する。
【0033】
決定部113は、検索部112により取得された旅行プランに関する複数の属性から、第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定する。例えば、決定部113は、1以上のおすすめ属性から第2の属性を決定する。決定部113は、優先度に基づいて1以上のおすすめ属性から第2の属性を決定する。決定部113は、検索条件に含まれる複数のスロットのうち、第1の属性が設定されていないスロットの割合に応じて、第2の属性を決定するか否かを判定してもよい。
【0034】
生成部114は、旅行プラン及び第2の属性に基づいて照会データに対する回答データを生成する。生成部114は、検索結果の旅行プランと第2の属性を含む回答データを生成する。
【0035】
出力部115は、生成部114により生成された回答データを、通信インタフェース14を介して情報処理端末2に出力する。
[動作例]
情報処理システム100による処理の手順について説明する。
なお、以下のサーバ1を主体とする説明では、サーバ1をプロセッサ11と読み替えてもよい。
【0036】
以下の処理では、情報処理システム100により、旅行窓口における対話を実現するものとする。旅行窓口では、情報処理端末2のユーザが旅行プランの照会を行い、サーバ1によりユーザに提案する旅行プランを示す回答を行うことを想定する。サーバ1は、情報処理端末2と異なる場所に設置されていてもよい。
【0037】
以下の処理では、情報処理端末2のユーザによる発話「九州にのんびりできる旅に行きたい」がマイクを介して入力されたものとする。情報処理端末2は、ユーザにより入力された発話をテキストデータに変換する。情報処理端末2は、変換されたテキストデータを照会データとしてサーバ1に出力する。なお、ユーザによりキーボード等によりテキストデータが入力された場合、情報処理端末2は、テキストデータを照会データとしてサーバ1に出力する。
【0038】
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
【0039】
図5は、実施形態に係るサーバ1による情報処理の手順を例示するフローチャートである。
取得部110は、情報処理端末2のユーザの入力に基づく照会データを取得する。(ACT1)。ACT1では、例えば、取得部110は、ユーザの入力に基づくテキストデータを取得する。取得部110は、「九州にのんびりできる旅に行きたい」を示すテキストデータを取得する。
【0040】
設定部111は、照会データに基づいて1以上の第1の属性を含む検索条件を設定する(ACT2)。ACT2では、例えば、設定部111は、照会データを解析する。設定部111は、照会データから1以上の属性値を抽出する。設定部111は、抽出された1以上の属性値をスロット定義に基づいて分類する。設定部111は、分類された属性値を、検索条件の対応するスロットに入力する。設定部111は、属性値を検索条件の対応するスロットに入力することにより、検索条件を設定する。設定部111は、照会データの照会IDに関連付けて、検索条件を設定する。設定部111は、属性値をスロットに入力する毎に検索条件を更新する。この例では、設定部111は、照会ID「001」の照会データ「九州にのんびりできる旅に行きたい」から、属性値「九州」、及び「のんびり」を第1の属性として抽出する。設定部111は、属性値「九州」をエリアスロットに入力し、属性値「のんびり」を過ごし方スロットに入力する。設定部111は、照会ID「001」の照会データについて、「九州」及び「のんびり」を含む検索条件を設定する。
【0041】
検索部112は、複数の旅行プランから検索条件に応じた旅行プランを検索する(ACT3)。ACT3では、例えば、検索部112は、検索条件に基づいて、コンテンツ記憶領域132に記憶されたコンテンツから旅行プランの検索を行い、検索条件に合致する旅行プランを検索結果として取得する。検索部112は、例えば、検索条件が示す属性値のすべてを含む旅行プランを取得する。照会ID「001」の照会データについて説明する。検索部112は、検索条件に含まれる属性値「九州」及び「のんびり」をすべて含むプラン「P002」、「P004」、及び「P005」を旅行プランの候補として取得する。一例では、検索部112は、複数の旅行プランが検索条件に合致する2以上の旅行プランを含む場合、プラン番号に基づいて検索条件に合致する2以上の旅行プランから1つの旅行プランを検索条件に応じた旅行プランとして選択してもよい。例えば、検索部112は、検索条件に合致する2以上の旅行プランのうちプラン番号の小さい方から昇順に旅行プランを検索結果として1つ選択してもよい。例えば、検索部112は、旅行プランの候補「P002」、「P004」、及び「P005」の中からプラン「P002」を検索条件に応じた旅行プランとして取得する。
別の例では、検索部112は、複数の旅行プランが検索条件に合致する2以上の旅行プランを含む場合、旅行プランの優先度に基づいて検索条件に合致する2以上の旅行プランから1つの旅行プランを検索条件に応じた旅行プランとして選択してもよい。検索部112は、検索条件に合致する2以上の旅行プランのうち優先度の高い旅行プランを検索結果として1つ選択してもよい。例えば、検索部112は、検索条件に合致する2以上の旅行プランのうち優先度の高い方から降順に旅行プランを検索結果として1つ選択してもよい。検索部112は、検索結果として1つの旅行プランを取得する。例えば、検索部112は、旅行プランの候補「P002」、「P004」、及び「P005」の中から優先度が一番高く設定されたプラン「P002」を旅行プランとして取得する。なお、検索部112は、検索条件に含まれる属性値を一番多く含む旅行プランを取得してもよい。
【0042】
決定部113は、検索部112により取得された旅行プランに関する複数の属性から、第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定する(ACT4)。ACT4では、例えば、決定部113は、検索結果として取得されたプラン「P002」に関連付けられた複数の属性のうち、第1の属性「九州」及び「のんびり」とは異なる属性を第2の属性の候補として抽出する。決定部113は、後述する処理に基づいて第2の属性を決定する。
【0043】
生成部114は、旅行プラン及び第2の属性に基づいて照会データに対する回答データを生成する(ACT5)。ACT5では、例えば、生成部114は、検索結果の旅行プランと第2の属性を含む回答データを生成する。決定部113により決定された第2の属性が「温泉」である場合について説明する。生成部114は、プラン「P002」をユーザに提案する旅行プランとする回答データを生成する。生成部114は、第2の属性「温泉」を含む回答データを生成する。生成部114は、第2の属性をおすすめとして提案する回答データを生成してもよい。例えば、生成部114は、「九州でのんびり過ごす旅でしたら、温泉がおすすめです。九州で温泉を楽しめてのんびりできるプランでしたら、大分県の別府の旅はいかかでしょうか。」を含む回答データを生成する。
【0044】
出力部115は、生成部114により生成された回答データを、情報処理端末2に出力する(ACT6)。
【0045】
なお、上述のACT1~ACT6の処理は、情報処理端末2のユーザによる新たな入力に応答して繰り返されてもよい。
【0046】
図6は、実施形態に係るサーバ1による第2の属性の決定処理の手順を例示するフローチャートである。
決定部113は、検索条件に含まれる複数のスロットのうち、第1の属性が設定されていないスロットの割合が所定の割合を満たすか否かを判定する(ACT11)。ACT11では、例えば、決定部113は、検索条件において第1の属性が設定されていないスロットを空スロットとして抽出する。決定部113は、検索条件に含まれるスロットの数に対する空スロットの数の割合が所定の割合を満たすか否かを判定する。所定の割合は、例えば、7割等である。所定の割合は、予め設定されてもよく、管理者等により適宜設定、又は更新されてもよい。例えば、検索条件に5つのスロットが設定されている場合について説明する。照会ID「001」の照会データの検索条件には、「エリアスロット」及び「過ごし方スロット」に第1の属性が設定されている。この場合、決定部113は、検索条件に含まれるスロットの数に対する空スロットの数の割合が所定の割合未満であると判定する。
【0047】
決定部113により空スロットの数の割合が所定の割合未満であると判定された場合(ACT11:YES)、処理は、ACT11からACT12へ遷移する。決定部113により空スロットの数の割合が所定の割合以上であると判定された場合(ACT11:NO)、処理は終了する。
【0048】
決定部113は、検索結果の旅行プランに基づいて、第2の属性の候補を抽出する(ACT12)。ACT12では、例えば、決定部113は、検索結果の旅行プランに関連付けられた複数のスロットに含まれる属性値のうち、第1の属性と異なる属性値を第2の属性の候補として抽出する。
【0049】
決定部113は、おすすめ属性に基づいて第2の属性を決定する(ACT13)。ACT13では、例えば、決定部113は、検索結果の旅行プランに関連付けられたおすすめ属性が第2の属性の候補に含まれるか否かを判定する。決定部113は、おすすめ属性が第2の属性の候補に含まれる場合、第2の属性の候補に含まれるおすすめ属性を第2の属性として決定する。一例では、決定部113は、複数のおすすめ属性が第2の属性の候補に含まれる場合、おすすめ属性のうち優先度の高い方から降順に1つのおすすめ属性を選択し、選択されたおすすめ属性に対応する第2の属性の候補を第2の属性として決定してもよい。例えば、照会ID「001」に対する検索結果の旅行プランがプラン「P002」である場合について説明する。第2の属性の候補は、「温泉」、「グルメ」、「人が多い」、「冬」である。プラン「P002」に設定されたおすすめ属性は、「温泉、冬」である。おすすめ属性のうち「温泉」が優先度の高い属性であるとする。この場合、決定部113は、「温泉」及び「冬」のうち、「温泉」を第2の属性として決定する。
別の例では、決定部113は、複数のおすすめ属性が第2の属性の候補に含まれる場合、おすすめ属性のうち設定された順番の早い方から昇順に1つのおすすめ属性を選択し、選択されたおすすめ属性に対応する第2の属性の候補を第2の属性として決定してもよい。例えば、照会ID「001」に対する検索結果の旅行プランがプラン「P002」である場合について説明する。第2の属性の候補は、「温泉」、「グルメ」、「人が多い」、「冬」である。プラン「P002」に設定されたおすすめ属性は、「温泉、冬」である。おすすめ属性のうち「温泉」が設定された順番が早い属性であるとする。この場合、決定部113は、「温泉」及び「冬」のうち、「温泉」を第2の属性として決定する。
【0050】
なお、決定部113は、複数のおすすめ属性が第2の属性の候補に含まれる場合、おすすめ属性のうち優先度の高い方から降順に所定の数のおすすめ属性を選択し、選択されたおすすめ属性に対応する第2の属性の候補を1以上の第2の属性として決定してもよい。決定部113は、複数のおすすめ属性が第2の属性の候補に含まれる場合、おすすめ属性のうち設定された順番の早い方から昇順に所定の数のおすすめ属性を選択し、選択されたおすすめ属性に対応する第2の属性の候補を1以上の第2の属性として決定してもよい。
【0051】
なお、おすすめ属性が第2の属性の候補に含まれない場合、第2の属性の候補のうち任意の属性を第2の属性として決定してもよい。この場合、決定部113は、例えば、第2の属性の候補のうち、スロット番号の小さい方から昇順に属性を選択し、選択された属性を第2の属性として決定してもよい。
【0052】
情報処理端末2に入力される照会データ及び情報処理端末2に出力される回答データの例について説明する。
図7は、実施形態に係る情報処理端末2における照会データと回答データを例示する図である。
【0053】
図7は、情報処理端末2のユーザにより入力される旅行プランを照会するための発話の例を示す。この例では、ユーザにより「九州でのんびりできる旅に行きたい」と発話されたことを示す。
図7は、情報処理端末2にサーバ1から出力される旅行プランをユーザに提示するための回答の例を示す。この例では、「九州でのんびり過ごす旅でしたら、温泉がおすすめです。九州で温泉を楽しめてのんびりできるプランでしたら、大分県の別府の旅はいかかでしょうか。」と回答されたことを示す。
【0054】
[効果]
実施形態に係るサーバ1は、ユーザの入力に基づく照会データを取得することができる。サーバ1は、照会データに基づいて1以上の第1の属性を含む検索条件を設定することができる。サーバ1は、複数の選択対象から検索条件に応じた選択対象を検索することができる。サーバ1は、選択対象に関する複数の属性から、1以上の第1の属性とは異なる1以上の第2の属性を決定することができる。サーバ1は、選択対象及び1以上の第2の属性に基づいて照会データに対する回答データを生成することができる。サーバ1は、回答データを出力することができる。
これにより、サーバ1は、ユーザにより入力された検索条件に基づく検索結果をユーザに提示し、検索結果からさらなる検索条件をユーザに提案することができる。ユーザは、提案された検索条件に基づいて、さらに検索対象を絞り込むことができる。そのため、サーバ1は、ユーザに追加の検索条件の検討を促すことにより、ユーザとの対話において話題が広がる回答を提供することができる。また、サーバ1は、ユーザにより入力されていない属性をさらなる検索条件として提案することができるため、ユーザに新たな観点からプランを検索することができる。
【0055】
実施形態に係るサーバ1は、1以上のおすすめ属性から1以上の第2の属性を決定することができる。これにより、サーバ1は、おすすめ属性に基づいてさらなる検索条件をユーザに提案することができる。そのため、サーバ1は、ユーザに検索結果を提示しながら、検索結果のおすすめを提案することができる。ユーザは、提案されたおすすめ情報に基づいて、さらに検索対象を絞り込むことができる。このように、サーバ1は、ユーザにおすすめを提案することで、話題が広がる回答を提供することができる。
【0056】
実施形態に係るサーバ1は、優先度に基づいて1以上のおすすめ属性から1以上の第2の属性を決定することができる。これにより、サーバ1は、優先度の高いおすすめ属性に基づいてさらなる検索条件をユーザに提案することができる。そのため、サーバ1は、ユーザに検索結果を提示しながら、検索結果のおすすめをおすすめ度の高い順で提案することができる。ユーザは、提案されたおすすめ度の高いおすすめ情報に基づいて、さらに検索対象を絞り込むことができる。このように、サーバ1は、ユーザにすすめ度の高いおすすめを提案することで、話題がより広がる回答を提供することができる。
【0057】
実施形態に係るサーバ1は、検索条件に含まれる複数の項目のうち、1以上の第1の属性が設定されていない項目の割合に応じて、1以上の第2の属性を決定するか否かを判定することができる。これにより、サーバ1は、ユーザにより入力された検索条件が少ない場合に、さらなる検索条件をユーザに提案することができる。そのため、サーバ1は、検索条件が少ないユーザに、新たな観点からプランを検索することを促し、追加の検索条件を検討しやすくすることができる。そのため、サーバ1は、ユーザとの対話において話題が広がる回答を提供することができる。また、サーバ1は、検索条件の少ないユーザに対しても、ユーザのニーズに合った検索結果を提示することができる。
【0058】
実施形態に係るサーバ1は、複数の選択対象が検索条件に合致した2以上の選択対象を含む場合、優先度に基づいて検索条件に合致した2以上の選択対象から検索条件に応じた選択対象を選択することができる。これにより、サーバ1は、優先度の高いプランを検索結果としてユーザに提示することができる。そのため、サーバ1は、検索条件に加え、優先度に基づいてユーザに検索結果を提供することができる。
[変形例]
上述の実施形態では、取得部110は、情報処理端末2からテキストデータを照会データとして取得したが、これに限られない。取得部110は、情報処理端末2からユーザにより入力された音声データを取得し、音声データに対して音声認識処理を行い、テキストデータを取得してもよい。
【0059】
上述の実施形態では、決定部113は、検索条件に含まれる複数のスロットのうち、第1の属性が設定されていないスロットの割合が所定の割合を満たすか否かに応じて、第2の属性を決定したが、これに限られない。決定部113は、検索条件に含まれるスロットの数に対する空スロットの数の割合にかかわらず、第2の属性を決定してもよい。この場合、ACT11の処理は省略されてもよい。決定部113は、検索条件に含まれるスロットの数に対する空スロットの数の割合にかかわらず、ACT12~ACT13の処理を行う。
【0060】
上述の実施形態では、決定部113は、おすすめ属性に基づいて第2の属性を決定したが、これに限られない。決定部113は、おすすめ属性が設定されていない場合でも、第2の属性の候補から任意の属性を第2の属性として決定してもよい。決定部113は、例えば、第2の属性の候補のうち、スロット番号の小さい方から昇順に属性を選択し、選択された属性を第2の属性として決定してもよい。
【0061】
上述の実施形態では、決定部113は、おすすめ属性に基づいて第2の属性を決定したが、これに限られない。決定部113は、おすすめ属性に代えて、ユーザの受容性が高い属性に基づいて第2の属性を決定してもよい。
【0062】
情報処理装置は、サーバ1のような1つの装置で実現されてもよいし、機能を分散させた複数の装置で実現されてもよい。
【0063】
プログラムは、装置に記憶された状態で譲渡されてよいし、装置に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、コンピュータ可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつコンピュータで読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
【0064】
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0065】
1…サーバ、2…情報処理端末、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶デバイス、14…通信インタフェース、100…情報処理システム、110…取得部、111…設定部、112…検索部、113…決定部、114…生成部、115…出力部、120…検索条件記憶領域、130…プログラム記憶領域、131…スロット定義記憶領域、132…コンテンツ記憶領域。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7