特開2023-181590IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

生分解性を有する新規な化合物とそれを含む重合体、及び、その用途に関する。より詳しくは、種々の工業原料として好適なマルチエステル型ポリアルキレンオキシド含有(メタ)アクリレート、洗剤組成物や繊維処理剤、水処理剤、顔料分散剤等の種々の用途に用いることができるマルチエステル型ポリアルキレンオキシド含有(メタ)アクリレート系重合体

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】
生分解性を有する新規な化合物、及び、その製造方法、更に、再汚染防止能に優れる
その化合物を含む重合体を提供する。
【解決手段】
下記一般式(1)で表される化合物、及び、その重合体である。

(一般式(1)中、
Xは、炭素数1~10の有機基である。
mは、0または1である。nは、1~200の整数である。
R1は、水素原子、及び/又は、メチル基である。
R2は、m=0の場合は直接結合、もしくは、炭素数1~10の有機基から選ばれる1種以上であり、m=1の場合は炭素数1~10の有機基から選ばれる1種以上である。
R3は、炭素数2~6の有機基から選ばれる1種以上である。
R4は、水素原子、炭素数1~30の有機基から選ばれる1種以上である。)
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、本願発明者らは、側鎖にポリエチレングリコール鎖(親水基)と炭素数10以上の鎖状炭化水素基を側鎖に有する重合体を洗剤用添加剤に用いることを検討してきた。 近年では、洗剤組成物に用いられる洗剤用添加剤には、生分解性が求められる様になってきた。 しかしながら、特許文献1、2に記載の重合体をはじめとする、ポリアルキレンオキシド鎖を側鎖に有する重合体は、生分解性が乏しいことが確認されている。そのため、洗濯後に洗剤組成物を河川等に排出する際、環境負荷が高いという課題があった。 従来の側鎖にポリアルキレングリコールを有する重合体は、生分解性発現の起点となるエステル結合が、ポリマー主鎖に直結しており、その立体障害のため、加水分解酵素がエステル結合に作用することを妨げていた。そのため、エステル結合が加水分解せず、ポリエチレングリコール鎖が、ポリマー鎖から脱離しないために生分解性の発現が困難であった。 そこで、本願発明者らは、主鎖から離れた部分にエステル結合を導入することで、立体障害の影響を抑えることにより、加水分解酵素が作用し易くなる複数のエステル基を有するマルチエステル型ポリアルキレンオキシド含有(メタ)アクリレートを提案するに至った。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

すなわち、本開示の化合物は、 下記一般式(1)で表される化合物である。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示によれば、生分解性を有する新規な化合物とそれを含む重合体、及び、その用途を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります