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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023182504
(43)【公開日】2023-12-26
(54)【発明の名称】発光板棚
(51)【国際特許分類】
   F21V 33/00 20060101AFI20231219BHJP
   H01R 25/14 20060101ALI20231219BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20231219BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20231219BHJP
   F21V 21/34 20060101ALI20231219BHJP
   A47F 5/00 20060101ALI20231219BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20231219BHJP
【FI】
F21V33/00 110
H01R25/14 C
F21S2/00 443
F21S2/00 444
F21V23/00 160
F21V21/34 300
A47F5/00 Z
F21Y115:10
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022167932
(22)【出願日】2022-10-19
(31)【優先権主張番号】202221479591.1
(32)【優先日】2022-06-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】522410525
【氏名又は名称】烟台美星工芸品有限公司
【氏名又は名称原語表記】Yantai Misung Beauty Ornament Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】No. 169 Jichang Rd, Zhifu District, Yantai, Shandong 264000, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】朴 明燦
【テーマコード(参考)】
3B118
3K014
3K244
【Fターム(参考)】
3B118BB04
3B118DA31
3K014AA01
3K014PA01
3K244AA05
3K244BA21
3K244BA31
3K244CA03
3K244DA01
3K244EA02
3K244EA12
3K244HA06
3K244HA07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】メンテナンスが容易で、高速プラグ設置が可能で、柔軟なランダム移動ができる発光棚を提供する。
【解決手段】発光板棚は、キール1と、棚受け2と、パネル3とを含み、キール1は発光板棚の本体とされ、キール1は複数であり、複数のキール1の間は互いに平行に設置され、棚受け2は複数であり、複数の棚受け2は互いに平行にキール1に設置され、棚受け2は物品を積載するパネル3の支持に用いられ、キール1には導電板が設けられ、棚受け2の一端はキール1内に延びて導電板に電気的に接続され、パネル3の一端は棚受け2の一端に電気的に接続される。発光棚の改良によって、新たな接触型発光棚を構成し、密集したDC線の予備埋設、発光パネルの移動または柔軟な位置調整ができない技術的問題を解決した。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キールと、棚受けと、およびパネルとを含み、前記キールは発光板棚の本体とされ、前記キールは複数であり、複数のキールの間は互いに平行に設置され、前記棚受けは複数であり、複数の棚受けは互いに平行にキールに設置され、前記棚受けは物品を積載するパネルの支持に用いる発光板棚において、
前記キールには導電板が設けられ、前記棚受けの一端はキール内に延びて導電板に電気的に接続され、前記パネルの一端は棚受けの一端に電気的に接続されることを特徴とする、発光板棚。
【請求項2】
前記キールは、ベースプレートと、直流線と、カバープレートとを含み、前記ベースプレートの長さ方向には位置制限溝が開設され、前記位置制限溝にはカバープレートが取り付けられている導電板が取り付けられ、前記ベースプレートとカバープレートはそれぞれ絶縁材を採用し、前記導電板は導電材を採用し、前記導電板は直流線の一端に電気的に接続され、直流線の他端は外部電源に接続され、ベースプレートの幅方向の一側には前記直流線が埋設されている配線ダクトが開設されていることを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。
【請求項3】
前記位置制限溝には保持溝が開設され、前記カバープレートには第1の取付溝が開設され、前記導電板には第2の取付溝が開設され、前記第1の取付溝、前記第2の取付溝、前記保持溝は、貫通することにより取付空間を構成し、前記棚受けの一端は前記取付空間内に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の発光板棚。
【請求項4】
前記第1の取付溝は複数であり、複数の前記第1の取付溝はカバープレートの長さ方向で互いに平行し、前記第2の取付溝は複数であり、複数の前記第2の取付溝は前記導電板の長さ方向で互いに平行し、前記第1の取付溝と第2の取付溝とは数が同じであり、かつ形状が同じであり、前記取付空間で使用する際に、1つの前記第1の取付溝は1つの前記第2の取付溝に対応することを特徴とする、請求項3に記載の発光板棚。
【請求項5】
前記棚受けは、棚受け本体と、取付体と、導電体とを含み、前記棚受け本体は棚受けの本体とされ、前記棚受け本体の一端には間隔を有して複数の互いに平行する取付体が配置され、前記取付体は導電体により被覆され、前記棚受け本体と取付体は絶縁材を採用し、前記導電体は導電材を採用し、前記棚受けの一端がキール内に延びる際に、前記導電体は前記導電板に接触して通電することを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。
【請求項6】
前記棚受け本体の前記取付体に近接する一端には導電溝が開設され、前記導電体は前記導電溝に伸びることを特徴とする、請求項5に記載の発光板棚。
【請求項7】
前記パネルは、導光体と、ライトバーと、導電性ピラーと、直流接続線とを含み、前記導光体の一側にはトロッファーが開設され、前記トロッファー内にはライトバーが埋設され、前記導電性ピラーは前記導光体の一側に固定され、る前記直流接続線の一端はライトバーに電気的に接続され、前記直流接続線の他端は導電性ピラーに電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。
【請求項8】
前記導電性ピラーは、ピラー本体と、導電性シートとを含み、前記ピラー本体の一端はトロッファーの一側に固定され、前記導電性シートはピラー本体を被覆し、前記ピラー本体は絶縁材料を採用し、前記導電性シートは導電材を採用することを特徴とする、請求項7に記載の発光板棚。
【請求項9】
単一のパネルにおいて、前記導電性ピラーは2つ、直流接続線は2本があり、ライトバーの両端には1本の直流接続線がそれぞれ電気的に接続され、直流接続線の他端は導電性シートに電気的に接続され、前記パネルは片面発光タイプまたは両面発光タイプまたは3面発光タイプであることを特徴とする、請求項8に記載の発光板棚。
【請求項10】
前記発光板棚は背面板を含み、前記背面板は発光板でありかつ1つ以上であることを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、棚の技術分野に関し、特に発光板棚に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、装飾分野は社会の発展と人件費の増加に伴い、特に先進国では人件費が企業にとって重要なコストとなりつつある。従来の発光板付き棚ディスプレイでは、各発光板にはそれぞれが低電圧直流電源に接続することによって発光させる必要がある1つまたは2つの直流線のコネクタを付属する必要があるが、直流電源のDCコネクタが通常1つしかないため、各発光板の直流線に接続する場合は、スリッターしか使えない。また、これらの発光板は、場所や、発光板同士の距離や、電力線の必要な長さが異なるため、設置者のスキルや経験が試されることも多く、このプロセスに施工時間や施工コストを大幅に浪費し、設置者が未熟で、その後施工の詳細についてサプライヤーと通信すると、より多くの時間の無駄になり、そして、この従来の発光板の棚の施工後に、棚の後ろに直流線が蜘蛛の巣のように密集し、メンテナンスも特に大きな問題をもたらす。従来の発光板付き棚は、発光板を設置図面通りに設置すると、調整や移動ができないという欠点があった。
【発明の概要】
【0003】
本発明の目的は、従来の技術の欠点を克服することにより、発光板棚を改良して、新たな接触型発光棚を形成し、図面通りの施工や、密集した直流線の予備埋設、発光パネルの移動または柔軟な位置調整ができない従来の技術における技術的問題を解決し、メンテナンスが容易で、高速プラグ設置が可能で、柔軟なランダム移動ができる発光板棚を提供することにある。
【0004】
本発明の目的は以下のような技術手段によって達成される。
発光板棚であって、該発光板棚は、キールと、棚受けと、およびパネルとを含み、前記キールは発光板棚の本体とされ、前記キールは複数であり、複数のキールの間は互いに平行に設置され、前記棚受けは複数であり、複数の棚受けは互いに平行にキールに設置され、前記棚受けは物品の積載に用いるパネルの支持に用いられ、前記キールには導電板が設けられ、前記棚受けの一端はキール内に延びて導電板に電気的に接続され、前記パネルの一端は棚受けの一端に電気的に接続される。
【0005】
さらに、上記のキールはベースプレートと、直流線と、カバープレートとを含み、前記ベースプレートの長さ方向には位置制限溝が開設され、位置制限溝にはカバープレートが取り付けられている導電板が取り付けられ、上記のベースプレートとカバープレートはそれぞれ絶縁材を採用し、上記の導電板は導電材を採用し、導電板は直流線の一端に電気的に接続され、直流線の他端は外部電源に接続され、ベースプレートの幅方向の一側には上記の直流線が埋設されている配線ダクトが開設されている。
【0006】
さらに、上記の位置制限溝には保持溝が開設され、カバープレートには第1の取付溝が開設され、導電板には第2の取付溝が開設されており、第1の取付溝、第2の取付溝、保持溝は、貫通することにより取付空間を構成、上記の棚受けの一端は取付空間内に取り付けられる。
【0007】
さらに、上記の第1の取付溝は複数であり、複数の第1の取付溝はカバープレートの長さ方向で互いに平行し、上記の第2の取付溝は複数であり、複数の第2の取付溝は導電板の長さ方向で互いに平行し、第1の取付溝と第2の取付溝とは数が同じであり、かつ形状が同じであり、取付空間で使用する際に、1つの第1の取付溝は1つの第2の取付溝に対応する。
【0008】
さらに、上記の棚受けは、棚受け本体と、取付体と、導電体とを含み、上記の棚受け本体は棚受けの本体とされ、棚受け本体の一端には間隔を有して複数の互いに平行する取付体が配置され、取付体は導電体により被覆され、上記の棚受け本体と取付体は絶縁材を採用し、上記の導電体は導電材を採用し、棚受けの一端がキール内に延びる際に、導電体は導電板に接触して通電する。
【0009】
さらに、上記の棚受け本体の取付体に近い一端には導電溝が開設され、上記の導電体は導電溝内に伸びる。
【0010】
さらに、上記のパネルは、導光体と、ライトバーと、導電性ピラーと、直流接続線とを含み、上記の導光体の一側にはトロッファーが開設され、上記のトロッファー内にはライトバーが埋設され、導電性ピラーは導光体の一側に固定され、直流接続線の一端はライトバーに電気的に接続され、直流接続線の他端は導電性ピラーに電気的に接続される。
【0011】
さらに、上記の導電性ピラーはピラー本体と導電性シートを含み、上記の導電性ピラーの一端はトロッファーの一側に固定され、前記導電性シートはピラー本体を被覆し、上記のピラー本体は絶縁材を採用し、上記の導電性シートは導電材を採用する。
【0012】
さらに、単一のパネルにおいて上記の導電性ピラーは2つ、直流接続線は2本があり、ライトバーの両端には1本の直流接続線がそれぞれ電気的に接続され、直流接続線の他端は導電性シートに電気的に接続され、上記のパネルは片面発光タイプまたは両面発光タイプまたは3面発光タイプである。
【0013】
さらに、上記の発光板棚は、発光板である1つ以上の背面板を含む。
【0014】
本発明は、従来の技術とくらべて、有益な効果として、発光板棚を改良することにより、新たな接触型発光棚を形成し、従来技術の図面通りに施工を行い、密集した直流線の予備埋設、発光パネルの移動または柔軟な位置調整ができない技術的問題を解決し、メンテナンスが容易で、高速プラグ設置が可能で、柔軟なランダム移動ができる。接触型は、棚受けをキールの取付空間に挿入するのみで、機械的な構造の設置と電気的な接続が同期に完了し、パネルを棚受けに設置すると同時にパネルと棚受けの間の電気的な接続も完了する。そのため、接触型の電気的接続とは、キールと棚受けの間だけではなく、パネルと棚受けの間も指す。
【0015】
以下、本発明を添付図面および具体的な実施形態と合わせて詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】発光板棚の構造模式図である。
図2】キールの構造模式図である。
図3】棚受けの構造模式図である。
図4】パネルの構造模式図である。
図5】背面板を追加した発光板棚の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1~5に示されるように、発光板棚であって、キール1と、棚受け2と、およびパネル3とを含む。前記キール1は発光板棚の本体とされ、キール1は複数であり、複数のキール1の間は互いに平行に設置される。棚受け2は複数であり、複数の棚受け2はキール1に互いに平行して設置され、前記棚受け2は物品を積載するパネル3を支持し、前記キール1には導電板7が設けられ、上記の棚受け2の一端はキール1に延びて導電板7に電気的に接続され、上記のパネル3の一端は棚受け2の一端に電気的に接続される。本発明は、従来技術の方法における上記のいくつかの難題を解決し、本願発明の発光板棚は、経験のない設置者でも迅速かつ容易に設置することができ、設置効率を大幅に改善し、設置コストを効果的に削減し、設置の完成率を向上させることができる。本願における発光に用いるパネル3は、直流線5が外部と接続(パネル3が棚受け2に接続、またはパネル3がキール1に接続)する必要がなく、非常に短い直流接続線19がパネル3自体のトロッファー内に予備埋設されるのみで、ライトバー18と導電性ピラーの接続を実現することができる。
【0018】
上記のキール1は、ベースプレート4、直流線5、カバープレート6を含む。上記のベースプレート4の長さ方向には位置制限溝8が開設され、位置制限溝8にはカバープレート6が取り付けられている導電板7が取り付けられる。上記のベースプレート4とカバープレート6はそれぞれ絶縁材を採用し、上記の導電板7は導電材を採用し、導電板7は直流線5の一端に電気的に接続され、直流線5の他端は外部電源に接続される。ベースプレート4の幅方向の一側には上記の直流線5が埋設されている配線ダクト9が開設されている。ベースプレート4とカバープレート6が絶縁材を採用することによってキールの外部の安全性が確保される。内部のみに導電板7の通電を有する。導電板7は厚さが0.1mm~0.8mmの銅製からなり、くり抜かれることにより第2の取付溝12を加工形成する。カバープレート6は、プラスチック材を採用に、くり抜かれることにより第1の取付溝11を形成する。単一のキール1の長さ方向の両端には1つの配線ダクト9がそれぞれ開設され、2つの配線ダクト9内に予備埋設されている直流線5はキール1のプラス接点とマイナス接点を構成する。直流線5は、導電板7に電気的に連通する。カバープレート6と導電板7には複数のボルト穴がそれぞれ開設され、カバープレート6と導電板7は絶縁ボルトによってベースプレート4に固定される。ベースプレート4の片側面にはカバープレート6と導電板7が取り付けられ、ベースプレート4の他側面はボルトによって壁などの構造に固定されてもよい。直流線5はプラスまたはマイナスの単相低電圧直流電に接続されると、キール1の導電板7を通電させ、更に棚受け2の導電体15を通電させ、最後的には導電体15に接触する導電性ピラーを通電させて、パネル3におけるライトバー18の点灯を完成する。パネル3は導電性ピラーを介して棚受け2の導電体15に電気的に接続され、棚受け2は導電体15を介してキール1の導電板7に電気的に接続され、両方とも発光板棚の機械的構造の設置により同時に電気的接続を実現する。機械的構造の取り外しも電源をオフにする操作であるため、全体的に複雑な直流線5の配線や接続が不要である。また、直流線5は、設置配線図も不要である。棚受け2がキール1の任意の取付空間に挿入して電気的接続を実現し、パネル3の導電性ピラーを隣接する任意の2つのキール1の導電溝16に挿入して電気的接続を実現し、棚受け2とパネル3の取り付け位置は自由で、任意に調整することができる。
【0019】
上記の位置制限溝8には保持溝10が開設され、カバープレート6には第1の取付溝11が開設され、導電板7には第2の取付溝12が開設される。第1の取付溝11、第2の取付溝12、保持溝10は、貫通することにより取付空間を構成し、上記の棚受け2の一端は取付空間に取り付けられる。
【0020】
上記の第1の取付溝11は複数であり、複数の第1の取付溝11はカバープレート6の長さ方向で互いに平行し、上記の第2の取付溝12は複数であり、複数の第2の取付溝12は導電板7の長さ方向で互いに平行し、第1の取付溝11と第2の取付溝12とは数が同じであり、かつ形状が同じであり、取付空間で使用する際に、1つの第1の取付溝11は1つの第2の取付溝12に対応する。
【0021】
上記の棚受け2は、棚受け本体13と、取付体14と、導電体15とを含み、上記の棚受け本体13は棚受け2の本体とされ、棚受け本体13の一端にあ複数の互いに平行する取付体14が間隔を置いて配置され、取付体14は導電体15により被覆され、上記の棚受け本体13と取付体14は絶縁材を採用し、上記の導電体15は導電材を採用し、棚受け2の一端がキール1に延びる際に、導電体15は導電板7に接触して通電する。
【0022】
上記の棚受け本体13の取付体14に近い一端には上記の導電体15が伸びる導電溝16が開設されている。
【0023】
上記のパネル3は、導光体17と、ライトバー18と、導電性ピラーと、直流接続線19とを含む。導光体17の一側にはトロッファーが開設され、トロッファーにはライトバー18埋設され、導電性ピラーは導光体17の一側に固定され、直流接続線19の一端はライトバー18に電気的に接続され、直流接続線19の他端は導電性ピラーに電気的に接続される。
【0024】
上記の導電性ピラーは、ピラー本体20と、導電性シート21とを含む。ピラー本体20の一端はトロッファーの一側に固定され、導電性シート21はピラー本体20を被覆し、ピラー本体20は絶縁材を採用し、上記の導電性シート21は導電材を採用する。
【0025】
単一のパネル3において、上記の導電性ピラーは2つ、直流接続線19は2本があり、ライトバー18の両端は1本の直流接続線19にそれぞれ電気的に接続され、直流接続線19の他端は導電性シート21に電気的に接続される。2つの導電性ピラーはそれぞれプラス接点とマイナス接点の2つの導電性接点である。2つの導電性ピラーはそれぞれ2つの棚受け2上の導電溝16に取り付けられ、かつ伸び込む導電体15を介して導電性ピラー上の導電性シート21に電気的に接続される。
【0026】
上記のパネル3の技術的解決構成によれば、最終的に発光するパネル3を、片面発光または両面発光または3面発光として柔軟に作製することができ、本願発明の図4のように、上向きの片面発光として図示されている。
【0027】
本願発明の導電材は、銅などの導電性金属を採用してもよい。本願発明の絶縁材は、木材やプラスチックなどの材料を採用してもよい。
【0028】
上記の発光板棚は背面板22を含み、上記の背面板22は発光板であり、背面板22は1つ以上であり、背面板22の数は発光板棚の幅に応じて決定される。隣接する2つのキール1の間には1つの背面板22が取り付けられ、それぞれの背面板22の外部電源は背面板22内部の発光源に電力を供給し、発光源はLEDランプが好ましく、最終的に背面板22の発光を実現する。上記の背面板22の発光も単独で使用することができ、パネル3と背面板22の発光が必ずしも同時に使用する必要がなく、すなわち、発光するパネル3を単独で使用することができ、発光する背面板22も単独で使用することができる。
【0029】
本発明の説明において、用語「上」、「中」、「外」、「内」等による向きまたは位置関係は、本発明の説明を容易に簡略化することのみを目的としており、言及されるコンポーネントまたは素子が特定の向きを有し、特定の向きで構成および動作しなければならないことを指示したり示唆するものではなく、したがって、発明を限定するものと解釈してはならないことが理解されるものとする。
【0030】
本発明は、上記例示的な実施形態の詳細に限定されるものではなく、本発明の趣旨または本質的な特徴から逸脱することなく、他の具体的な形態で実施可能であることは、当業者には明らかであろう。したがって、実施形態は、いずれの観点からも例示的かつ非限定的であるとみなされるべきであり、本発明の範囲は、上記の説明ではなく、添付の請求項によって定義され、したがって、請求項の同等要素の意味および範囲に入るすべての変形を本発明に包含することが意図されている。請求項の範囲における図面や標記は、当該請求項の範囲を限定するものと見なしてはならない。
【0031】
さらに、本明細書は実施形態に従って記載されているが、各実施形態がそれぞれ1つの単一の技術的解決策のみを含むわけではなく、本明細書は明確化のためにのみこのように記載されており、当業者は本明細書を全体として捉えるべきであり、各実施形態の技術的解決策はまた当業者が理解し得る他の実施形態を形成すべく適当に組み合わせることができることを理解されたい。
【符号の説明】
【0032】
1、キール、2、棚受け、3、パネル、4、ベースプレート、5、直流線、6、カバープレート、7、導電板、8、位置制限溝、9、配線ダクト、10、保持溝、11、第1の取付溝、12、第2の取付溝、13、棚受け本体、14、取付体、15、導電体、16、導電溝、17、導光体、18、ライトバー、19、直流接続線、20、ピラー本体、21、導電性シート、22、背面板。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2023-11-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キールと、棚受けと、およびパネルとを含み、前記キールは発光板棚の本体とされ、前記キールは複数であり、複数のキールの間は互いに平行に設置され、前記棚受けは複数であり、複数の棚受けは互いに平行にキールに設置され、前記棚受けは物品を積載するパネルの支持に用いる発光板棚において、
前記キールには導電板が設けられ、前記棚受けの一端はキール内に延びて導電板に電気的に接続され、前記パネルの一端は棚受けの一端に電気的に接続され
前記棚受けは、棚受け本体と、取付体と、導電体とを含み、前記棚受け本体の一端には間隔を有して複数の互いに平行する取付体が配置され、前記取付体は導電体により被覆され、前記棚受け本体と取付体は絶縁材を採用し、前記導電体は導電材を採用し、前記棚受けの一端がキール内に延びる際に、前記導電体は前記導電板に接触して通電することを特徴とする、発光板棚。
【請求項2】
前記キールは、ベースプレートと、直流線と、カバープレートとを含み、前記ベースプレートの長さ方向には位置制限溝が開設され、前記位置制限溝にはカバープレートが取り付けられている導電板が取り付けられ、前記ベースプレートとカバープレートはそれぞれ絶縁材を採用し、前記導電板は導電材を採用し、前記導電板は直流線の一端に電気的に接続され、直流線の他端は外部電源に接続され、ベースプレートの幅方向の一側には前記直流線が埋設されている配線ダクトが開設されていることを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。
【請求項3】
前記位置制限溝には保持溝が開設され、前記カバープレートには第1の取付溝が開設され、前記導電板には第2の取付溝が開設され、前記第1の取付溝、前記第2の取付溝、前記保持溝は、貫通することにより取付空間を構成し、前記棚受けの一端は前記取付空間内に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の発光板棚。
【請求項4】
前記第1の取付溝は複数であり、複数の前記第1の取付溝はカバープレートの長さ方向で互いに平行し、前記第2の取付溝は複数であり、複数の前記第2の取付溝は前記導電板の長さ方向で互いに平行し、前記第1の取付溝と第2の取付溝とは数が同じであり、かつ形状が同じであり、前記取付空間で使用する際に、1つの前記第1の取付溝は1つの前記第2の取付溝に対応することを特徴とする、請求項3に記載の発光板棚。
【請求項5】
前記棚受け本体の前記取付体に近接する一端には導電溝が開設され、前記導電体は前記導電溝に伸びることを特徴とする、請求項に記載の発光板棚。
【請求項6】
前記パネルは、導光体と、ライトバーと、導電性ピラーと、直流接続線とを含み、前記導光体の一側にはトロッファーが開設され、前記トロッファー内にはライトバーが埋設され、前記導電性ピラーは前記導光体の一側に固定され、記直流接続線の一端はライトバーに電気的に接続され、前直流接続線の他端は導電性ピラーに電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。
【請求項7】
前記導電性ピラーは、ピラー本体と、導電性シートとを含み、前記ピラー本体の一端はトロッファーの一側に固定され、前記導電性シートはピラー本体を被覆し、前記ピラー本体は絶縁材料を採用し、前記導電性シートは導電材を採用することを特徴とする、請求項に記載の発光板棚。
【請求項8】
単一のパネルにおいて、前記導電性ピラーは2つ、直流接続線は2本があり、ライトバーの両端には1本の直流接続線がそれぞれ電気的に接続され、直流接続線の他端は導電性シートに電気的に接続され、前記パネルは片面発光タイプまたは両面発光タイプまたは3面発光タイプであることを特徴とする、請求項に記載の発光板棚。
【請求項9】
前記発光板棚は背面板を含み、前記背面板は発光板でありかつ1つ以上であることを特徴とする、請求項1に記載の発光板棚。