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▶ キャッスル フィット コーポレーションの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023182557
(43)【公開日】2023-12-26
(54)【発明の名称】マルチモードフィットネスバー
(51)【国際特許分類】
   A63B 23/035 20060101AFI20231219BHJP
【FI】
A63B23/035 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023097283
(22)【出願日】2023-06-13
(31)【優先権主張番号】17/840519
(32)【優先日】2022-06-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ベルクロ
(71)【出願人】
【識別番号】523128092
【氏名又は名称】キャッスル フィット コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】Castle Fit Corporation
【住所又は居所原語表記】37 Long Island Place NW, Atlanta, Georgia 30328, USA.
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル キャッスル
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザが単一の器具で無数のエクササイズ及びストレッチを行うことを可能にする。
【解決手段】バーアセンブリ11とレジスタンスアセンブリ12とを備えるマルチモードフィットネスバーが開示される。例示的な実装は、吊り下げ部材、ウエイトアセンブリ、トグルアセンブリ、巻き留め部材、及び/又は他の構成要素をさらに含み得る。レジスタンスアセンブリは、ユーザの足を受け入れるように構成された開口部を有する可撓性の布シートを含み得、バーアセンブリは、ユーザが握るように構成されたハンドルを含み得る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチモードフィットネスバーであって、
少なくとも1つのバッテリと充電ポートとを備えるハンドルと、
前記ハンドルと結合されたレジスタンスアセンブリと、
を備え、
前記レジスタンスアセンブリは入力部と加熱要素を含み、
前記加熱要素は少なくとも1つのワイヤを含み、
前記加熱要素の少なくとも1つのワイヤは、接続ワイヤによって前記入力部と結合され、
前記入力部は第2の接続ワイヤによってバッテリと結合される、
マルチモードフィットネスバー。
【請求項2】
前記接続ワイヤは、前記レジスタンスアセンブリの縁に沿って配置される、請求項1に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項3】
前記加熱要素は、華氏65度~華氏135度の温度を生じるように構成される、請求項1に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項4】
前記入力部は、前記加熱要素のオンとオフを切り替えるように構成される、請求項1に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項5】
前記入力部は、前記加熱要素の温度を調節するように構成される、請求項1に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項6】
マルチモードフィットネスバーであって、
少なくとも1つのバッテリと充電ポートとを備えるハンドルを備え、
前記ハンドルはレジスタンスアセンブリの第1の端と結合され、
前記レジスタンスアセンブリは加熱要素を含み、
前記加熱要素は前記レジスタンスアセンブリの第2の端に配置される、
マルチモードフィットネスバー。
【請求項7】
前記加熱要素は、少なくとも1つのワイヤを含む、請求項6に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項8】
前記加熱要素は、抵抗シートを含む、請求項6に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項9】
入力部をさらに備える、請求項6に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項10】
前記入力部は、前記加熱要素のオンとオフを切り替えるように構成される、請求項9に記載のマルチモードフィットネスバー。
【請求項11】
前記入力部は、第1の接続ワイヤによって前記加熱要素と結合され、第2の接続ワイヤによって前記少なくとも1つのバッテリと結合される、請求項9に記載のマルチモードフィットネスバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2021年6月1日に米国特許第11,020,625号として発行された2020年10月28日に出願された米国特許出願第17/082451号の一部継続出願である、2021年4月23日に出願された米国特許出願第17/238456号の一部継続出願であり、それに基づく優先権を主張するものである。本出願で識別されるすべての非本質的事項は、それらの全体が参照により組み込まれる。
【0002】
本発明の分野は、マルチモードフィットネスバーである。
【背景技術】
【0003】
フィットネスバーが知られている。レジスタンスバンドが知られている。
【発明の概要】
【0004】
本開示の一態様は、レジスタンスアセンブリを有するマルチモードフィットネスバーに関する。一部の実装では、マルチモードフィットネスバーは、バーアセンブリを含み得、バーアセンブリは、ウエイトアセンブリをさらに含み得る。ウエイトアセンブリは、ユーザがマルチモードフィットネスバーの重量を調節することを可能にし得る。バーアセンブリにレジスタンスアセンブリが取り付けられ得る。レジスタンスアセンブリは、レジスタンスアセンブリを使用しないときに、マルチモードフィットネスバーの占有面積を減らすためにバーアセンブリの周りに巻かれるように構成され得る。
【0005】
一部の実装では、バーアセンブリは、ユーザの手で保持されるように構成され得る。レジスタンスアセンブリの遠位部は、ユーザの足を受け入れるためのループを含み得る。広げた構成のとき、ユーザが自分の足を自分の手から遠ざかる方へ押すことで、自分の手と自分の足との間に拮抗する力を生み出すことができる。このような拮抗する力により、ユーザは、レジスタンススクワット、レジスタンスランジ、レジスタンスバイセップカール、レジスタンスロー、レジスタンスショルダープレス、レジスタンスデッドリフト、レジスタンスロー、ふくらはぎストレッチ、ハムストリングストレッチ、およびグルートストレッチを含むがこれらに限定されない様々なエクササイズ及びストレッチを行うことができる。巻いた構成のとき、ユーザは、加重スクワット、加重ランジ、加重バイセップカール、加重デッドリフト、加重ロー、加重ショルダープレス、加重ワンハンドラテラルレイズ、およびオーバーヘッドトライセップエクステンションを含むがこれらに限定されない様々なエクササイズ及びストレッチを行うことができる。
【0006】
マルチモードフィットネスバーは、本明細書での1つ又は複数の実装によれば、ユーザが単一の器具で無数のエクササイズ及びストレッチを行うことを可能にすること、比較的コンパクトなフォームファクタ、及び器具のフォームファクタを実質的に低減する巻いて固定した構成を含むがこれらに限定されない、当該技術分野では公知のフィットネスバー及びフィットネスバンドを超える利点をもたらす。
【0007】
本明細書で開示される器具及び/又は方法のこれらの及び他の目的、特徴、及び特性、並びに、構造の関連要素の動作方法及び機能、並びに、部品の組み合わせ及び製造の経済性は、添付の図面を参照しながら以下の説明及び添付の特許請求の範囲を考慮することでより明らかとなり、図面はすべて本明細書の一部をなしており、種々の図面で同様の参照番号は対応する部分を示している。しかしながら、図面は例示及び説明のみを目的としており、本発明の制限の定義を意図していないことが明確に理解されるべきである。特許請求の範囲での詳述に用いられる場合の単数形(「a」、「an」、及び「the」)は、文脈上他の意味に明白に規定される場合を除き、複数形での言及も含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバーの正面斜視図である。
図2】1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバーの部分的な正面斜視図である。
図3A】1つ又は複数の実装に係る、ウエイトアセンブリの底面斜視図である。
図3B】1つ又は複数の実装に係る、ウエイトアセンブリの底面斜視図である。
図4A】1つ又は複数の実装に係る、マルチモードフィットネスバーの部分的な正面斜視図である。
図4B】1つ又は複数の実装に係る、マルチモードフィットネスバーの部分的な正面斜視図である。
図5A】1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバーの正面図である。
図5B】1つ又は複数の実装に係る、シートアセンブリの部分的な裏面斜視図である。
図6】1つ又は複数の実装に係る、表巻き留め部材の正面図である。
図7】1つ又は複数の実装に係る、巻いた構成のマルチモードフィットネスバーの正面斜視図である。
図8】1つ又は複数の実装に係る、バーアセンブリの正面斜視図である。
図9】1つ又は複数の実装に係る、ユーザによって使用されているマルチモードフィットネスバーの側面斜視図である。
図10】1つ又は複数の実装に係る、ユーザによって使用されているマルチモードフィットネスバーの側面斜視図である。
図11】1つ又は複数の実装に係る、マルチモードフィットネスバーの正面斜視図である。
図12】加熱要素のための電子部品を有するマルチモードフィットネスバーを2つ示す図である。
図13】充電ポートを有するマルチモードフィットネスバーを示す図である。
図14】加熱要素を有するマルチモードフィットネスバーを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバー10(以下、マルチモードフィットネスバー10)の正面斜視図を示している。マルチモードフィットネスバー10は、バーアセンブリ11、レジスタンスアセンブリ12、及び吊り下げ部材13のうちの1つ又は複数を含み得る。
【0010】
図2は、1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバー10の部分的な正面斜視図を示している。バーアセンブリ11は、第1のハンドル201、バー202、第2のハンドル203、及びウエイトアセンブリ204のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実装では、第1のハンドル201は、近位端210、遠位端211、直径212、及び長さ213を有する、概して円筒形の部材であり得る。第1のハンドル201の近位端210は、バー202に取り付けられ得、第1のハンドル201の遠位端211は、吊り下げ部材13に取り付けられ得る。一部の実装では、第1のハンドル201の長さ213は、100mmから140mmの間であり得、第1のハンドル201の直径212は、27mmから37mmの間であり得る。
【0011】
一部の実装では、バー202は、第1の端220、第2の端221、長さ222、直径223、凹部224、ロゴ225、及びバー磁石226を有する、概して円筒形の部材であり得る。バー202の第1の端220は、第1のハンドル201の近位端210に取り付けられ得る。バー202の第2の端221は、第2のハンドル203の近位端230に取り付けられ得る。一部の実装では、バー202は、アルミニウムで構成される。バー202は、様々な硬質又は半硬質材料で構成され得ることを理解されたい。さらに、バー202は非円筒形であってもよいことを理解されたい。例えば、バー202は、八角形のプリズムであってもよく、又はバー202は、バーベルで知られているような曲線又はねじれ又は起伏を有していてもよい。一部の実装では、バー202の長さ222は、225mmから275mmの間であり得、バー201の直径223は、27mmから37mmの間であり得る。
【0012】
凹部224は、バー202の本体の凹部、窪み、又は彫られた部分であってもよく、凹部224の長さは、バー202の縦軸と概して平行である。凹部224の表面又はその近くに1つ又は複数のバー磁石226が設けられ得る。明確にするために、バー磁石226は、磁石の形状又はタイプに起因してではなく、バー202上又はバー202内に配置されることに起因してバー磁石226と呼ばれる。バー磁石226は、凹部224の長さにわたる磁気ストリップなどの単一の磁石を含む、様々なサイズ、形状、及び数であり得ることを理解されたい。
【0013】
一部の実装では、ウエイトアセンブリ204は、ウエイト240、ウエイトストラップ241、及びウエイト磁石242のうちの1つ又は複数を含み得る。ウエイト240は、長さ243、直径244、円筒面245、平坦面246、及びチャネル247を有する、半円筒形の部材であり得る。本明細書の目的上、半円筒形とは、円筒を円筒の端に垂直な平面に沿って切断したときに形成される形状である。平坦面246は、そのような理論上の切断によって形成される平らな面であり得、円筒面245は、残りの円筒形の表面の部分であり得る。平坦面246は、ウエイト240の一端又は両端がテーパするように、一端又は両端が湾曲していてもよい。ウエイト240の直径244は、そこから半円筒形の形状が導出される理論上の円筒の直径である。一部の実装では、ウエイト240の直径244は、27mmから37mmであり得る。一部の実装では、ウエイト240の直径244は、バー202の直径224と実質的に同様であり、凹部222の表面は、ウエイト240の平坦面246と形状が実質的に同様であり、したがって、ウエイトアセンブリ204がバー202と結合されるときに実質的に完全な円筒が形成される。一部の実装では、ウエイト240の長さ243は、130mmから170mmの間であり得る。
【0014】
ウエイト240のチャネル247は、ウエイトストラップ241を受け入れるように構成されたキャビティであり得る。明確にするために、ウエイト磁石242は、前記ウエイト磁石242の重量又はタイプに起因してではなく、ウエイト242上又はウエイト242内に配置されることに起因してウエイト磁石242と呼ばれる。ウエイトアセンブリ204とバー202は、図2では未結合の構成である。
【0015】
第2のハンドル203は、近位端230、遠位端231、直径232、及び長さ233を有する、概して円筒形の部材であり得る。第2のハンドル201の近位端230は、バー202の第2の端221に取り付けられ得る。一部の実装では、第1のハンドル201、第2のハンドル203、及びバー202の縦軸は、第1のハンドル201、第2のハンドル203、及びバー202が一続きの円筒を形成するように位置合わせされる。
【0016】
一部の実装では、第1のハンドル201の直径212とバー202の直径223と第2のハンドル203の直径232は実質的に同様であり得、したがって、ウエイトアセンブリ204が結合された構成のときにバーアセンブリ11の直径はその長さの全体を通して一貫している。一部の実装では、第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、ユーザが握ったときに快適さ及び摩擦を提供するためにコルクから構成される。第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、ユーザが握ったときにより多くの又は少ない摩擦と快適さを提供し得る様々な材料から構成され得ることを理解されたい。第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、様々な結合構成を使用してバー202に取り付けられ得ることをさらに理解されたい。例えば、バー202は、第1のハンドル201及び第2のハンドル203内に延びていてもよく、これにより、第1のハンドル201及び第2のハンドル203にさらなる曲げ強さを提供してもよい。一部の実装では、バー202は、バーアセンブリ11の全長にわたって延びていてもよく、第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、バーアセンブリ11の端を取り囲むゴム、布、又は他の材料のスリーブであってもよい。一部の実装では、第1のハンドル201、第2のハンドル203、及びバー202は、アルミニウムなどの単一の材料で構成されていてもよく、すべて一体であってもよい。このような実装では、ユーザが握るときの摩擦を増加させるために、第1のハンドル201及び第2のハンドル203上又はその近くにグリップ機能部がエッチングされてもよい。一部の実装では、第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、バーアセンブリ11をさらに加重する目的で、重い材料で構成されてもよい。第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、例えばねじ込むことによって、バー202に取り外し可能に結合されてもよい。第1のハンドル201及び第2のハンドル203は、バーアセンブリ11の重量を調節できるように、交換可能なウエイトの挿入を可能にするために中空であってもよい。
【0017】
一部の実装では、吊り下げ部材13は、第1のハンドル201の遠位端211で終端する及び取り付けられる2つの端を有するループであり得る。吊り下げ部材13は、パラコードなどの可撓性コードで構成されていてもよく、マルチモードフィットネスバー10をフック、カラビナなどに取り付けることを可能にし得る。吊り下げ部材13は、バーアセンブリ11のいずれかの端に取り付けることができ、フック又は紐などの、バーアセンブリ11を吊り下げる別の手段であってもよいことを理解されたい。
【0018】
図3Aは、1つ又は複数の実装に係る、ウエイトアセンブリ204の底面斜視図を示している。一部の実装では、ウエイトストラップ241は、第1の端301、第2の端302、及び長さ303を有する、シート材料であり得る。ウエイトストラップ241の第1の端301に又はその付近に第1のウエイト結合部304が取り付けられ得る。ウエイトストラップ241の第2の端302に又はその付近に第2のウエイト結合部305が取り付けられ得る。第1のウエイト結合部304及び第2のウエイト結合部305は、ウエイトストラップ241の2つの端を互いに機械的に又は磁気的に結合することを可能にするベルクロ、磁石、又は他の構成要素であり得る。ウエイトストラップ241はまた、締め付け機構などで固定されてもよい。一部の実装では、ウエイトストラップ241の長さ303は、第1のウエイト結合部304と第2のウエイト結合部305を結合してウエイト240をバー202に固定するべく、ウエイトストラップ241がチャネル247を通って凹部222で又はその付近でバー202の本体の周りを通ることを可能にするのに十分な長さである。
【0019】
ウエイトストラップ241は、ウエイトアセンブリ204をバー202に固定するさらなる手段で置き換える又は補足することができることを理解されたい。例えば、対応するベルクロストリップ又は磁石を平坦面246及び凹部224に沿って配置することもできる。さらに、ウエイトストラップ241は、チャネル247を通る単一の部材ではなく、円筒面に取り付けられた2つの別個の部材であってもよい。このような実装では、チャネル247は省略されてもよい。一部の実装では、ウエイトストラップ241は、布の腕時計バンドと同様の布材料、又は別の可撓性の耐久性のある材料で構成されてもよい。ベルクロストリップ又は磁石がウエイトアセンブリ204をバー202にしっかりと固定する実装では、ユーザはまた、ウエイトアセンブリ204をバー202から取り外すために、ウエイトストラップ241を広げて引っぱることができる。
【0020】
図3Bは、1つ又は複数の実装に係る、ウエイトアセンブリ204の底面斜視図を示している。この実装では、平坦面246は円筒内面307に置き換えられている。円筒内面307は、半円筒形のキャビティを画定する。図3A及び図3Bに示されるウエイトアセンブリ204の実装でウエイト240が同じ材料で作製されたと仮定すると、図3Aに示される実装は図3Bに示される実装よりも重くなるであろう。一部の実装では、ウエイト240は、アルミニウムで構成され得る。ウエイト240はまた、ウエイト240の加重効果を増加又は減少させるために、より重い又はより軽い材料で構成されてもよい。ウエイト240は、2ポンド、5ポンド、又は1kgなどの、フィットネスの目的に有用又は一般的であると考えられる重量であり得る。
【0021】
図4Aは、1つ又は複数の実装に係る、結合された構成のウエイトアセンブリ205及びバー202を有するマルチモードフィットネスバー10の部分的な正面斜視図を示している。ウエイト240の平坦面246は、バー202の凹部224に接して配置されている。ストラップ241の第1の端301及び第2の端302がバー202の本体の周りに巻きつけられ、第1のウエイト結合部304が第2のウエイト結合部305と結合され、ウエイト240をバー202に固定する。ウエイト磁石242は、ウエイト240をバー202にさらに固定するバー磁石226と位置合わせされ、磁気的に結合される。
【0022】
図4Bは、マルチモードフィットネスバー10の部分的な正面斜視図である。この代替的な実装では、バーアセンブリ11は、ウエイトアセンブリを含んでいない。この実装では、バー202は、完全な円筒であり、凹部224はない。
【0023】
図5Aは、1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバー10の正面図である。レジスタンスアセンブリ12は、シート501、表巻き留め部材502、位置合わせステッチ503、及びトグルアセンブリ504のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実装では、シート501は、表面505、裏面506、近位端507、遠位端508、及び長さ509を有する、エラストマー布シートである。近位端507は、バーアセンブリ11に取り付けられ得る。一部の実装では、シート501は、それぞれ近位端507の近くに配置される、第1のバー結合部510、第2のバー結合部511、及び切り欠き部512を含み得る。シート501に関して本明細書で用いられる近位端507は、レジスタンスアセンブリ12を広げた構成のときにバーアセンブリ11の近くに位置する及び/又は取り付けられるシート501の端を指す。シート501に関して本明細書で用いられる遠位端508は、レジスタンスアセンブリ12を広げた構成のときにバーアセンブリ11から最も遠くに位置するシート501の端を指す。
【0024】
一部の実装では、切り欠き部512は、第1のバー結合部510と第2のバー結合部511との間に配置され得る。第1のバー結合部510及び第2のバー結合部511は、バー202に取り付けられ得、シート501をバーアセンブリ11に固定し得る。切り欠き部512は、切り欠き部512とバー202によって画定されたチャネル内にユーザの手を受け入れるのに十分な幅及び深さであり得る。他の実装では、切り欠き部512はなくてもよく、シート501の近位端507の全幅がバー202に結合されてもよい。第1のバー結合部510及び第2のバー結合部511は、縫うこと及び接着剤を含むがこれらに限定されない様々な手段によってバー202に取り付けられ得る。シート501は、より多くの又は少ない結合点でバーアセンブリ11に様々な様態で取り付けられ得ることを理解されたい。
【0025】
一部の実装では、シート501は、織られた再生ポリエチレンテレフタレート(RPET)などの可撓性の布で構成され得る。一部の実装では、シート501は、フィットネス運動中に様々な張力を可能にし得る弾性特性を有していてもよい。他の実装では、シート501は、弾性特性を有していなくてもよい。シート501は、織られたポリマー、ゴム、又は従来の布を含むがこれらに限定されない様々な材料で構成され得ることを理解されたい。
【0026】
一部の実装では、シート501は、近位の幅515が遠位の幅516よりも大きい状態で、概してテーパしていてもよい。他の実装では、シート501は、概して長方形であり得る。
【0027】
一部の実装では、シート501は、遠位端508の近くに配置された開口部520を含み得る。したがって、シート501は、外周518と内周519を有するループ517を遠位端508に形成してもよく、内周519はシート501の開口部520を画定する。
【0028】
シート501の開口部520は、ユーザの足を受け入れるように構成され得る。一部の実装では、シート501の遠位端508の最も近くに配置されるループ517の遠位部は、ユーザに向けてカールすることができ、したがって、そのようなループ517の遠位部は、シート501の残りの部分が垂直に吊り下がる構成とは対照的に、比較的水平な構成で吊り下がることができる。そのようなシート501のループ517の遠位部により、ユーザの足の裏とシート501との間の境界面の面積をより大きくすることができる。
【0029】
シート501の開口部520は、図10に示すように、ユーザの母指球とユーザの足の指の下側が表面505に押しあたることができるように、ユーザの踵を固定するように構成され得る。一部の実装では、シート501の遠位端508の最も近くに位置するループ517の遠位部は、ユーザに向けてカールすることができ、したがって、そのようなループ517の遠位部は、シート501の残りの部分が垂直に吊り下がる構成とは対照的に、比較的水平な構成で吊り下がることができる。そのようなシート501のループ517の遠位部は、ユーザの踵の固定を可能にし得る。本明細書の目的上、踵という用語は、ユーザが足裏全面で立っているときに、アキレス腱の上部から始まってユーザの足の裏が地面と接触する点まで下方に延びる、ユーザの脚の後面を指す。本発明の1つの利点は、ユーザの脚又は足首の前面と接触する部材なしに、足底筋膜のストレッチが達成され得ることである。例えば、シート501を固定するためにユーザの脛又は足首の前面の周りにベルクロ又は弾性ストラップは必要とされない。
【0030】
一部の実装では、シート501はすべて一体であってもよい。他の実装では、シート501のループ517、第1のバー結合部510、及び第2のバー結合部511のうちの1つ又は複数は、シート501に取り付けられる一体でない部材であってもよい。例えば、シート501のループ517は、シート501と布ストラップがループを形成するようにそれぞれシート501に接続される2つの端を有する布ストラップに置き換えられてもよい。シート501のループ517はまた、ユーザの両足を同時に受け入れるように構成されてもよい。一部の実装では、シート501の長さ509は、650mmから900mmの間であり得る。一部の実装では、開口部520は、5mmから12mmの間の直径524を有し得る。開口部520は環状である必要はないことを理解されたい。
【0031】
一部の実装では、シート501は省略されてもよく、足底筋膜のストレッチを達成するためにユーザの足の前面及び踵を固定する別の手段が使用されてもよい。例えば、シート501は省略されてもよく、ユーザの足の前面及び踵は、緩くフィットするモカシンに似た袋状構造の内部に固定されてもよい。そのような袋状構造のユーザの足指ボックス領域は、ユーザが脚を伸展し、且つ、バーアセンブリ11をユーザの方に引っぱるときに、ユーザの足の指が引き戻され、図9に示されるストレッチと同様の足底筋膜のストレッチが達成されるように、バーアセンブリ11に取り付けられ得る。
【0032】
一部の実装では、トグルアセンブリ504は、トグル522の2つの開口部を通るループ521のうちの1つ又は複数を含み得る。ループ521は、コードであってもよく、シート501の遠位端508で又はその付近でシート501に取り付けられてもよい。一部の実装では、トグル522は、シート501の遠位端508から35mmから45mmの間に配置され得る。一部の実装では、トグル522は、長さが29mmから39mmの間、直径が6mmから10mmの間であり得る。
【0033】
シート501の表面505に表巻き留め部材502が取り付けられ得る。一部の実装では、表巻き留め部材502は、シート501のループ517よりも上に取り付けられ得る。位置合わせステッチ503は、シート501のループ517の近くに配置されたステッチ又は他の視覚的識別子であり得る。位置合わせステッチ503は、ユーザが開口部520の中のユーザの足を適正に位置合わせすることを支援し得る視覚的キューとして機能することができる。
【0034】
図5Bは、1つ又は複数の実装に係る、シートアセンブリ12の部分的な裏面斜視図である。シートアセンブリ12は、裏面506及び裏巻き留め部材523のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実装では、裏巻き留め部材523は、シート501の裏面506に取り付けられ得る。シート501の裏面506は、ほとんどの点で、シート501の表面505と実質的に同様であり得ることを理解されたい。上記にもかかわらず、一部の実装では、シート501のループ517のカール方向により、マルチモードフィットネスバー10が表面505を通してユーザの足を受け入れるのにより適している可能性がある限り、位置合わせステッチ503は裏面506から省略されてもよい。さらに他の実装では、位置合わせステッチ503は、表面505と裏面506の両方に設けられ得る。
【0035】
図6は、1つ又は複数の実装に係る、巻き留め部材502の正面図を示している。巻き留め部材502は、第1の端601、第2の端602、中間部603、第1の結合部604、及び第2の結合部605のうちの1つ又は複数を含み得る。表巻き留め部材502は、概して長方形であり得、織られたRPETなどの可撓性の布で構成されてもよい。一部の実装では、表巻き留め部材502の第1の結合部604及び表巻き留め部材502の第2の結合部605は、それぞれ第1の端601及び第2の端602に又はその付近に配置された1つ又は複数のボックスステッチであり得る。表巻き留め部材502の第1の結合部604及び表巻き留め部材502の第2の結合部605は、1つ又は複数のボックスステッチであってもよく、様々なタイプのステッチ又は接着剤を含むがこれらに限定されない、巻き留め部材502をシート501に取り付ける他の手段であってもよいことを理解されたい。
【0036】
一部の実装では、表巻き留め部材502の第1の結合部604及び第2の結合部605は、シート501の表面505に取り付けられ得、一方、表巻き留め部材502の中間部603は、シート501に取り付けられておらず、これにより、中間部603とシート501の表面505との間にチャネルが画定される。一部の実装では、前記チャネルは、トグル522を縦に受け入れるのに十分であるが、トグル522を横に通せるほど大きくはないサイズである。一部の実装では、表巻き留め部材502は、長さが78mmから98mmの間、幅が9mmから15mmの間であってもよく、前記チャネルの長さは、30mmから42mmの間である。
【0037】
裏巻き留め部材523は、裏巻き留め部材がシート501の表面505ではなくシート501の裏面506に取り付けられ得ること以外は、寸法、構成要素、材料、取り付け方法、及び取り付け位置に関して表巻き留め部材502と実質的に同様であり得る。
【0038】
トグルアセンブリ502及び巻き留め部材502は、シート501を巻かれた位置に固定する様々な手段と置き換えられてもよいことを理解されたい。そのような手段は、スナップ留め具、ベルクロ、フック、紐、ベルトなどを含み得るが、これらに限定されない。
【0039】
図7は、1つ又は複数の実装に係る、巻いた構成のマルチモードフィットネスバー10の正面斜視図を示している。シート501が可撓性材料で構成され得る限り、シート501はバーアセンブリ11の周りに巻かれ得る。シート501が巻かれると、トグルアセンブリ504が、シート501を巻いた構成に固定するために表巻き留め部材502と取り外し可能に結合され得る。シート501は逆方向に巻かれてもよく、トグルアセンブリ504は、シート501を固定するために裏巻き留め部材523と結合されてもよいことを理解されたい。
【0040】
図8は、1つ又は複数の実装に係る、マルチモードフィットネスバー10の正面斜視図を示している。この実装では、レジスタンスアセンブリ12は省略されている。レジスタンスアセンブリ12の省略により、マルチモードフィットネスバー10の製造コストを削減し、マルチモードフィットネスバー10の全体サイズを縮小することができる一方で、ユーザは、特定のウエイトトレーニングエクササイズを含むがこれらに限定されない、他の実装で行われ得るエクササイズのサブセットを依然として行うことができる。レジスタンスアセンブリ12の省略以外は、マルチモードフィットネスバー10は、前述のものと実質的に同じであり得る。
【0041】
図9は、1つ又は複数の実装に係る、マルチモードフィットネスバー10を操作しているユーザ901を示している。ユーザ901は、仰向けに横たわり、片方の足902を上に伸ばしている。ユーザの足902がシート501の開口部520に入れられており、ユーザの足902の裏はシート501のループ517の遠位部にある。ユーザの第1の手903が第1のハンドル201を握り、ユーザの第2の手904が第2のハンドル203を握っている。ユーザ901は、ユーザの第1の手903と第2の手904で下向きの力905をかけてシート501に張力を生み出し、これにより、ユーザ901のふくらはぎとハムストリングをストレッチしている。ウエイト240が、さらなる下向きの力を生み出して、ユーザ901のふくらはぎとハムストリングをストレッチする。図9は、マルチモードフィットネスバー10で行われ得る多くの可能なエクササイズのうちの1つのみを示していることを理解されたい。
【0042】
図10は、1つ又は複数の実装に係る、マルチモードフィットネスバー10を操作しているユーザ901を示している。ユーザ901は、仰向けに横たわり、片方の足902を上に伸ばしている。シート501のループ517の遠位部がユーザの踵1001の後ろを包み込み、ユーザの母指球902とユーザの足の指の下側がシート501の表面505に押し当たっている。ユーザの第1の手903が第1のハンドル201を握り、ユーザの第2の手904が第2のハンドル203を握っている。ユーザ901は、ユーザの第1の手903と第2の手904で下向きの力905をかけてシート501に張力を生み出し、これにより、ユーザの足の指がユーザ901に向けて曲がり、ユーザの足902の足底筋膜を他の軟組織とともにストレッチしている。シート501は、ループ517の遠位部がユーザの踵1001の後ろを包み込んでいることで、ユーザの足から滑り落ちないように固定される。ウエイト240がさらなる下向きの力を生み出す。図10は、マルチモードフィットネスバー10で行われ得る多くの可能なエクササイズのうちの1つのみを示していることを理解されたい。
【0043】
図11は、1つ又は複数の実装に係る、広げた構成のマルチモードフィットネスバー10の正面斜視図を示している。これらの実装では、マルチモードフィットネスバー10は、バーアセンブリ1101と、シート1102を備える。バーアセンブリ1101は、第1のハンドル1104、第2のハンドル1105、及び中間部1106を有する、バー1103を含む。バーアセンブリ1101は、概して円筒形、角柱形、又はカールバー又はキャンバーバーなどのエクササイズバーベルで見受けられるような形状を含む様々な形状であり得る。第1のハンドル1104及び第2のハンドル1105の幅は、そうである必要はないが中間部1106の幅よりも大きくてもよい。第1のハンドル1104及び第2のハンドル1105は、中間部1106に取り付けられてもよく、又は第1のハンドル1104、第2のハンドル1105、及び中間部1106は、すべて一体に形成されてもよい。シート1102は、表面1106、裏面1107、近位端1108、遠位端1109、及び長さ1110を有する。シート1102の近位端1108は、バーアセンブリ1101に取り付けられ得る。一部の実装では、シート1102の近位端1108は、シート1102をバーアセンブリ1101に取り付けるために、バーアセンブリ1101の周りに巻きつけられ、例えば縫うこと又は接着することによってシート1102の本体に固定されてもよい。代替的に、シート1102の近位端1108は、例えば、シート1102の近位端1108をバーアセンブリ1101の中間部1106に縫うこと又は接着することによって、バーアセンブリ1101に直接取り付けられてもよい。
【0044】
一部の実装では、シート1102は、近位の幅1111が遠位の幅1112よりも大きい状態で、概してテーパしていてもよい。他の実装では、シート1102は、概して長方形であり得る。
【0045】
一部の実装では、シート1102は、遠位端1109の近くに位置する開口部1113を含み得る。したがって、シート1102は、外周1115と内周1116を有するループ1114を遠位端1102に形成してもよく、内周1116はシート1102に開口部1113を画定する。
【0046】
図11に示されるマルチモードフィットネスバー10の実装は、図5A図9、及び図10に関して説明したのと同じ多くの様態でユーザによって操作され得ることを理解されたい。図11に示されるマルチモードフィットネスバー10は、図5Aに示される実装と同様の寸法及び材料であり得ることをさらに理解されたい。
【0047】
一部の実装では、バーアセンブリ1102は、ユーザの足の指を曲げて足底筋膜のストレッチを達成するために、ユーザがシート1106をユーザの方に引っぱることを可能にする別の1つ又は複数のグリップ部材と置き換えられてもよい。グリップ部材のいくつかの例としては、レジスタンスエクササイズハンドル、ロープ、ボール及びロープグリップ、ロープループ、弾性ループ、ユーザが握るように構成されたストラップ、又はユーザの手首を固定するように構成されたストラップが挙げられるがこれらに限定されない。
【0048】
いくつかの実施形態では、本発明の主題のマルチモードフィットネスバーは、加熱要素を含み得る。図12図14は、加熱要素1202を有するマルチモードフィットネスバー1200を示している。図12は、例示的なマルチモードフィットネスバーを2つ示している。
【0049】
加熱要素1202は、布の外面1206に組み込まれた少なくとも1つのワイヤ1204を備える。図14に示すように、ワイヤ1204は、繰返しのS字曲線パターンに構成されるが、本発明の主題から逸脱することなく他のパターンを実装することができる。例えば、ワイヤ1204は、熱をより均一に分散させるために、織られたパターンに構成することもできる。熱を発生させるために、電流をワイヤ1204に流し、その電気抵抗により熱が生じる。加熱要素1204は、例えば、使用時にユーザの足に熱を加えることができるように、器具の穴部分の周りに延びることができる。
【0050】
いくつかの実施形態では、ワイヤ1204の代わりに、加熱要素1202は抵抗シートを特徴とすることができる。抵抗シートは、布シートと同様の材料特性(例えば、可撓性及び耐久性)を有し、より均一な熱分布を生じることができる。抵抗シートはまた、例えば、マルチモードフィットネスバー1200の加熱要素1202に組み込まれる導電性の不織布とすることができる。
【0051】
加熱要素1202の電力は、ハンドル1206に格納された1つ又は複数のバッテリに蓄えられる。図13に示すように、バッテリを充電するために、電源コード1208をハンドル1206の端に差し込むことができる。次いで、ケーブル1210を介して加熱要素1202に電力が送られ、入力部1212に流れる。入力部1212は、(例えば、ボタンのように押すことによって)加熱要素1202のオンとオフを切り替えるために使用することができ、いくつかの実施形態では、入力部1212は、(例えば、ひねることによって)温度を調節するために使用することができる。さらなる実施形態では、入力部1212は、オン、オフ、加熱モード1、加熱モード2、加熱モード3などの異なるモード間で切り替えるために使用することができる。各加熱モードは、例えば、設定温度、又は時間の経過とともに変化する温度(例えば、正弦波として、階段関数としてなど)を含み得る。
【0052】
加熱要素1202は、華氏65度から華氏135度の間の温度を生じることができる。いくつかの実施形態では、その温度は、入力部1212を使用して調節することができ、一部の実施形態では、その温度は、器具をオンにすることで固定の温度に達するように、開示された範囲内の温度に固定される。加熱要素1202は、熱を伝導するように設計された布を含み得るが、一部の実施形態では、断熱布も実装することができる。
【0053】
本技術を、現在最も実用的で好ましい実装であると考えられるものに基づいて例示する目的で詳細に説明してきたが、そのような詳細は単にそうした目的のためであり、本技術は、添付の請求項の精神及び範囲内にある開示された実装に限定されないことを理解されたい。例えば、本技術は、可能な限り、任意の実装の1つ又は複数の特徴が任意の他の実装の1つ又は複数の特徴と組み合わされ得ることを考慮していることを理解されたい。
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図5A
図5B
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【外国語明細書】