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特開2023-182812情報処理方法、端末及びコンピュータ記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023182812
(43)【公開日】2023-12-26
(54)【発明の名称】情報処理方法、端末及びコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/428 20140101AFI20231219BHJP
   A63F 13/426 20140101ALI20231219BHJP
   A63F 13/55 20140101ALI20231219BHJP
【FI】
A63F13/428
A63F13/426
A63F13/55
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023181516
(22)【出願日】2023-10-23
(62)【分割の表示】P 2019193149の分割
【原出願日】2016-05-04
(31)【優先権主張番号】201510633983.7
(32)【優先日】2015-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】タン,ヨン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ユー
(72)【発明者】
【氏名】ウェン,ジアンミアオ
(72)【発明者】
【氏名】ゴン,ウェイ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】本発明は情報処理方法、端末及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は仮想リソースオブジェクトを取得するために、グラフィカルユーザインタフェース内でレンダリングを実行し;スキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出し;解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整し;及び、スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行することを含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を取得するために、ソフトウェアアプリケーションが端末のプロセッサ上で実行され、レンダリングが前記端末のディスプレイ上で実行され、前記プロセッサ、前記GUI及び前記ソフトウェアアプリケーションがゲームシステム内で実施される情報処理方法であって、
少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、前記GUI内でレンダリングを実行するステップであり、前記仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成されるステップと、
前記GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、前記スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによる前記スキルオブジェクトの動きを検出するステップと、
前記解放位置と前記ユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出し、前記距離がスキル解放距離より大きいときに、前記解放位置に向かって移動させるように前記ユーザキャラクタオブジェクトを調整するステップと、
前記スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、前記解放位置に基づいて、前記スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するステップと
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理技術に関し、特に、情報処理方法、端末及びコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術の急速な発展と、大画面及び超大画面のインテリジェント端末の次第の普及によって、インテリジェント端末のプロセッサは、ますます高い処理能力を有しており、これにより、マンマシン相互作用に基づく制御を実施する多くのアプリケーションが大画面又は超大画面上に現れている。マンマシン相互作用に基づく制御を実施する過程において、多くのユーザは、異なる相互作用結果を取得するために、1対1、1対多及び多対多の形式のグループを作成することにより異なる相互作用モードを実行し得る。例えば、大画面又は超大画面上でのレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザインタフェース(GUI:graphical user interface)において、複数のユーザが2つの異なるグループにグループ化された後に、マンマシン相互作用における制御処理を用いて、情報交換が異なるグループの間で実行されてもよく、異なる相互作用結果が情報交換に対する応答に従って取得される。マンマシン相互作用における制御処理を用いて、情報交換が同じグループ内のグループメンバの間で更に実行されてもよく、異なる相互作用結果が情報交換に対する応答に従って取得される。
【0003】
既存の技術では、GUIにおいてユーザにより制御される仮想オブジェクトは、一般的に少なくとも1つのスキルを有し、スキル解放を用いて特定の範囲内のターゲットオブジェクトと情報交換を実行することができる。異なる解放スキルは、ターゲットオブジェクトについて異なる相互作用応答結果をもたらす。しかし、スキル解放は、常に特定のエリア範囲内のターゲットオブジェクトについて実行され、その範囲は大きく、ターゲットが絞られていない。特定のエリア範囲内に1つのみのターゲットオブジェクトが存在するか、或いはターゲットオブジェクトの位置が比較的集中しているシナリオでは、このような相互作用方式で取得された相互作用結果は、通常ではユーザの要件を満たすことができない。関係技術では、現在、スキル解放を特定の位置に向けさせるための有効な解決策は依然として存在しない。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例は、情報交換の過程においてスキル解放を特定の位置に向けさせ、これにより、ユーザ体験を向上させるための情報処理方法、端末及びコンピュータ記憶媒体を提供することを想定する。
【0005】
前述の目的を実現するため、本発明の実施例における技術的解決策は以下のように実施される。
【0006】
本発明の実施例は、GUIを取得するために、ソフトウェアアプリケーションが端末のプロセッサ上で実行され、レンダリングが端末のディスプレイ上で実行され、プロセッサ、GUI及びソフトウェアアプリケーションがゲームシステム内で実施される情報処理方法を提供し、この方法は、
少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、GUI内でレンダリングを実行するステップであり、仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成されるステップと、
GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出するステップと、
解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するステップと、
スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するステップと
を含む。
【0007】
本発明の実施例は、レンダリング処理ユニットと、検出ユニットと、操作実行ユニットとを含む端末を更に提供し、
レンダリング処理ユニットは、GUIを取得するために、ソフトウェアアプリケーションを実行し、レンダリングを実行し、少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、GUI内でレンダリングを実行するように構成され、仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成され、
検出ユニットは、GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出するように構成され、解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出するように更に構成され、スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出するように更に構成され、
操作実行ユニットは、解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離がスキル解放距離より大きいことを検出ユニットが検出したときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するように構成され、検出ユニットがスキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するように更に構成される。
【0008】
本発明の実施例は、プロセッサと、ディスプレイとを含み、GUIを取得するために、プロセッサがソフトウェアアプリケーションを実行し、ディスプレイ上でレンダリングを実行するように構成され、プロセッサ、GUI及びソフトウェアアプリケーションがゲームシステム上で実施される端末を更に提供し、
プロセッサは、少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、GUI内でレンダリングを実行し、仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成され、
GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出し、
解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整し、
スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するように更に構成される。
【0009】
本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を更に提供し、コンピュータ実行可能命令がコンピュータ記憶媒体に記憶され、コンピュータ実行可能命令が本発明の実施例における情報処理方法を実行するように構成される。
【0010】
本発明の実施例における情報処理方法、端末及びコンピュータ記憶媒体によれば、GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャが検出されたときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きが検出され、解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離が検出され、距離がスキル解放距離より大きいときに、ユーザキャラクタオブジェクトが解放位置に向かって移動させるように調整され、スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャが検出されたときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作が実行される。このように、本発明の実施例の技術的解決策を用いて、スキル解放は、特定の位置に向けられるようにされ、これにより、ユーザの操作体験をかなり向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施例による情報処理方法における情報交換のアプリケーションアーキテクチャの概略図である。
図2】本発明の実施例1による情報処理方法の概略フローチャートである。
図3】本発明の実施例による情報処理方法におけるGUIの第1の概略図である。
図4a】本発明の実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第1の解放シナリオの概略図である。
図4b】本発明の実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第1の解放シナリオの概略図である。
図4c】本発明の実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第1の解放シナリオの概略図である。
図5a】本発明の実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第2の解放シナリオの概略図である。
図5b】本発明の実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第2の解放シナリオの概略図である。
図5c】本発明の実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第2の解放シナリオの概略図である。
図6】本発明の実施例による情報処理方法における相互作用の概略適用図である。
図7】本発明の実施例2による端末の概略構成図である。
図8】本発明の実施例3による端末の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示について、添付図面及び具体的な実施例を参照して以下に詳細に更に説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施例による情報処理方法における情報交換のアプリケーションアーキテクチャの概略図である。図1に示すように、アプリケーションアーキテクチャは、サーバ101と、少なくとも1つの端末とを含む。アプリケーションアーキテクチャに示すように、端末は、端末102と、端末103と、端末104と、端末105と、端末106とを含む。少なくとも1つの端末は、ネットワーク100(有線ネットワーク又は無線ネットワーク等)を使用することにより、サーバ101への接続を確立してもよい。具体的には、端末は、移動電話、デスクトップコンピュータ、PC、オールインワンPC及び他の種類を含む。
【0014】
この実施例では、端末のプロセッサは、ソフトウェアアプリケーションを実行し、GUIを取得するために端末のディスプレイ上でレンダリングを実行することができる。プロセッサ、GUI及びソフトウェアアプリケーションがゲームシステム上で実施される。この実施例では、ゲームシステム内でプロセッサ、GUI及びソフトウェアアプリケーションを実施する過程において、少なくとも1つの端末は、ゲームシステム内で1対1又は多対多(3対3又は5対5等)の適用モードのシナリオを実施するために、有線ネットワーク又は無線ネットワークを使用することによりサーバ101と情報交換を実行してもよい。1対1の適用シナリオでは、端末によるレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトは、ゲームシステム内で予め設定された仮想リソースオブジェクトと情報交換を実行してもよく(これは、人対機械として理解されてもよい)、すなわち、端末は、サーバと情報交換を実行する。或いは、1対1の適用シナリオでは、端末によるレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトは、他の端末によるレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトと情報交換を実行してもよく、例えば、端末102によるレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトは、端末103によるレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトと情報交換を実行する。多対多の適用モードのシナリオでは、一例として3対3の適用モードのシナリオを使用して、端末1、端末2及び端末3によりそれぞれ実行されたレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトが第1のグループにグループ化され、端末4、端末5及び端末6によりそれぞれ実行されたレンダリングを通じて取得されたグラフィカルユーザオブジェクト内の仮想リソースオブジェクトが第2のグループにグループ化され、第1のグループ内のグループメンバは、第2のグループ内のグループメンバと情報交換を実行する。
【0015】
図1における例は、本発明の実施例を実施するためのアプリケーションアーキテクチャの単なる例であり、本発明の実施例は、図1におけるアプリケーションアーキテクチャに限定されない。アプリケーションアーキテクチャに基づいて、本発明の様々な実施例が提供される。
【0016】
実施例1
本発明のこの実施例は、情報処理方法を提供する。図2は、本発明の実施例1による情報処理方法の概略フローチャートである。情報処理方法は、端末に適用される。GUIを取得するために、ソフトウェアアプリケーションが端末のプロセッサ上で実行され、レンダリングが端末のディスプレイ上で実行される。プロセッサ、GUI及びソフトウェアアプリケーションがゲームシステム内で実施される。図2に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0017】
ステップ201:少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、GUI内でレンダリングを実行し、仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成される。
【0018】
ステップ202:GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出する。
【0019】
ステップ203:解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する。
【0020】
ステップ204:スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行する。
【0021】
図3は、本発明の実施例による情報処理方法におけるGUIの第1の概略図である。図3に示すように、端末のディスプレイ上でのレンダリングを通じて取得されたGUI800は、少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを含む。仮想リソースオブジェクトは、少なくとも1つのユーザキャラクタオブジェクトa10を含む。端末のユーザは、GUIを使用することにより情報交換を実行してもよく、すなわち、ユーザコマンドを入力してもよい。ユーザキャラクタオブジェクトa10は、端末により検出された第1のユーザコマンドに基づいて第1の仮想操作を実行することができ、第1の仮想操作は、移動操作、物理的攻撃操作、スキル攻撃操作等を含むが、これらに限定されない。ユーザキャラクタオブジェクトa10は、端末のユーザにより制御されるキャラクタオブジェクトであることが理解され得る。ゲームシステムでは、ユーザキャラクタオブジェクトa10は、ユーザの操作に基づいてGUI内で対応するアクションを実行することができる。実施方式では、GUIは、ユーザキャラクタオブジェクトが位置する仮想エリアのミニマップ801を更に含む。ミニマップ801の概略詳細方法の図が801aで示されている。認識できるように、仮想エリア内の各キャラクタオブジェクト(フレンド及び敵を含む)の位置は、ミニマップ801(又はミニマップの詳細図801a)内で識別される。GUIは、少なくとも1つのスキルオブジェクト802を更に含み、ユーザは、スキル解放操作を用いて、対応するスキル解放操作を実行するようにユーザキャラクタオブジェクトを制御してもよい。
【0022】
この実施例では、少なくとも1つのスキルオブジェクトは、GUI内のスキル操作エリア内に配置される。図3に示すように、GUIの右下角のエリア内がスキル操作エリアであり、スキル操作エリアは、少なくとも1つのスキルオブジェクト802を含み、各スキルオブジェクトが解放されることができる。実施方式では、1つのスキルオブジェクトが解放された後に、スキルオブジェクトは、ある期間の後に再び解放されることができる。
【0023】
この実施例では、端末が少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出するときに、スキル操作トリガージェスチャは、具体的には、スキルオブジェクト上の長押し及びドラッグジェスチャである。図4a~図4cは、本発明のこの実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第1の解放シナリオの概略図である。図5a~図5cは、本発明のこの実施例による情報処理方法におけるスキルオブジェクトの第2の解放シナリオの概略図である。図4a又は図5aに示すように、GUI内で動かすためにスキルオブジェクト(スキル3等)が長押しされてドラッグされたときに、ドラッグの停止位置は、スキルオブジェクトの解放位置804である。スキルオブジェクトは、スキル解放トリガージェスチャの動きによっていずれかの位置に動かされてもよい。したがって、ユーザは、相互作用の要件に従って、スキル解放トリガージェスチャを用いてスキルオブジェクトの解放位置804を迅速に決定し、これにより、解放位置に基づいてスキル解放操作を実行し得る。これに基づいて、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きが検出される。
【0024】
実施方式では、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出することは、スキル解放トリガージェスチャの位置情報を連続して検出し、位置情報に基づいてスキルオブジェクトの動きを制御し、スキル解放トリガージェスチャが停止したときにスキル解放トリガージェスチャの停止位置を検出し、停止位置をスキルオブジェクトの解放位置として決定することを含む。
【0025】
具体的には、ユーザキャラクタオブジェクトが位置する仮想空間内でXY座標系が確立され、スキル解放トリガージェスチャが動く過程において、スキル解放トリガージェスチャの操作点の位置情報(位置情報は、座標情報を使用することにより表されてもよい)がリアルタイムに検出され、スキルオブジェクトは、位置情報(すなわち、座標情報)に従って動くように制御され、スキル解放トリガージェスチャが動くのを停止したときに、検出された位置情報がスキルオブジェクトの解放位置として使用される。
【0026】
この実施例では、ユーザキャラクタオブジェクトのスキル解放属性は、スキル解放範囲を含む(詳細には、図4a、図4b、図5a又は図5bのスキル解放範囲803を参照する)。したがって、この実施例では、解放位置は、図4a又は図4bに示すように、スキル解放範囲内になくてもよい。解放位置804がスキル解放範囲803内にないときに、解放位置804とユーザキャラクタオブジェクトa10との間の距離は、ユーザキャラクタオブジェクトa10のスキル解放範囲803外にあるため、現在のシナリオでは、ユーザキャラクタオブジェクトa10について、対応するスキルオブジェクトが解放されることができず、ステップ203が更に実行される。或いは、この実施例では、解放位置は、図5a又は図5bに示すように、スキル解放範囲内にあってもよい。解放位置804がスキル解放範囲803内にあるため、現在のシナリオでは、ユーザキャラクタオブジェクトa10について、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作は、解放位置804に基づいて実行されることができ、ステップ204が直接実行される。
【0027】
実施方式では、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整することは、GUI内でユーザキャラクタオブジェクトの第1の位置を検出し、解放位置及び第1の位置に基づいて、ユーザキャラクタオブジェクトに対する解放位置の方向についての情報を決定し、方向情報に基づいて第1の移動ルートを決定し、第1の移動ルートに従って解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整することを含む。
【0028】
具体的には、端末は、GUI内でユーザキャラクタオブジェクトの第1の位置(すなわち、第1の座標情報)を検出し、解放位置の取得された位置情報(第2の座標情報として示す)を使用することにより、ユーザキャラクタオブジェクトに対する解放位置の方向についての情報を決定し、すなわち、解放位置がユーザキャラクタオブジェクトのXXの方向(南東又は9時の方向等)にあると決定する。ユーザキャラクタオブジェクトが位置する仮想空間内に経路情報を含むマップが予め設定されているため、ユーザキャラクタオブジェクトは、経路情報に従って移動させる必要がある。これに基づいて、第1の移動ルートに従って解放位置に向かって移動させるように調整されるようにユーザキャラクタオブジェクトを制御するために、端末は、決定された方向情報及び経路情報に基づいて第1の移動ルートを決定する。
【0029】
さらに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行することは、方向情報に従って予め設定されたスキル解放範囲内でスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行することを含み、予め設定されたスキル解放範囲は、ユーザキャラクタオブジェクトを端点として使用する線対称のエリア範囲であり、方向情報は、線対称のエリア範囲の対称軸上にある。
【0030】
この実施例では、ユーザキャラクタオブジェクトは、予め設定されたスキル解放範囲を有する。予め設定されたスキル解放範囲については、図4b又は図5bに示すものを参照する。この例では、予め設定されたスキル解放範囲は、ユーザキャラクタオブジェクトa10を端点として使用する扇形エリア803である。ユーザキャラクタオブジェクトから解放位置への接続線は、予め設定されたスキル解放範囲の対称軸である。明らかに、他の実施方式では、予め設定されたスキル解放範囲は、扇形エリアに限定されず、線対称属性を有する他のエリア範囲でもよい。
【0031】
実施方式では、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程において、この方法は、ユーザキャラクタオブジェクトについての移動トリガージェスチャを検出し、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するのを停止し、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止することを更に含む。
【0032】
具体的には、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程において、端末がユーザキャラクタオブジェクトについての移動トリガージェスチャを検出した場合、すなわち、ユーザキャラクタオブジェクトについてユーザにより実行される手動移動操作を検出した場合、ユーザが移動トリガー操作を用いて解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程を手動で停止したときに、端末が解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するのを停止する、すなわち、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止すると理解されてもよい。
【0033】
実施方式では、スキルオブジェクトの解放位置がスキル操作トリガージェスチャの開始位置と一致することを検出したときに、この方法は、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止することを更に含む。
【0034】
この実施例では、スキル操作トリガージェスチャの開始位置が停止位置(すなわち、解放位置)と一致することが検出されたときに、移動過程におけるスキル操作トリガージェスチャの経路に拘わらず、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行することが停止される。
【0035】
本発明のこの実施例における技術的解決策を用いて、スキルオブジェクトの解放位置は、スキル操作トリガージェスチャを用いてランダムに変更され、さらに、スキル解放は、スキル操作解放ジェスチャを用いて特定の位置に向けられるようにされ、これにより、相互作用の過程において、ユーザキャラクタオブジェクトは、実際の要件に従って特定の位置(相互作用のターゲットオブジェクトが集中する位置等)に向かってスキル解放を実行するように制御されることができ、これにより、ユーザの操作体験をかなり向上させる。
【0036】
前述の方法の実施例を参照して、実際の適用シナリオが以下のように本発明のこの実施例を説明するための例として使用される。この適用シナリオは、マルチプレイヤオンラインバトルアリーナゲーム(MOBA:Multiplayer Online Battle Arena Games)に関する。MOBAにおいて、関係する用語は以下の通りである。1)UIレイヤ、すなわち、GUI内のアイコン、2)スキルインジケータ:特殊効果、ハロ(halo)又はスキル解放を補助するために使用される操作、3)仮想レンズ、これは、ゲーム内のカメラとして理解されてもよい、及び4)ミニマップ:大きいマップの縮小版、これは、レーダーマップとして理解されてもよく、2人の当事者の情報及び位置がマップ内に表示される。
【0037】
この適用シナリオにおいて、図4c又は図5cを参照すると、この実施例では、レンダリングを通じて取得されたGUI800は、少なくとも1つのユーザキャラクタオブジェクトa10と、少なくとも1つのスキルオブジェクトとを含み、この例では、スキルオブジェクト802a、スキルオブジェクト802b、スキルオブジェクト802c及びスキルオブジェクト802dを含む。端末がスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャ(ホールド及びドラッグジェスチャ等)を検出したときに、この例では、すなわち、端末がスキルオブジェクト802cについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、ユーザキャラクタオブジェクトa10のスキルオブジェクト802cのスキル解放範囲803を取得するように、レンダリングがGUI800内で実行され、UIアイコンによるスキルオブジェクト802cの動きが、スキル操作トリガージェスチャの動きに基づいて表される。スキル操作トリガージェスチャが動くのを停止したときに、停止位置は、スキルオブジェクト802cの解放位置804として決定される。
【0038】
この適用シナリオでは、2つの実施方式が含まれる。第1の実施方式では、図4cを参照すると、解放位置804は、スキル解放範囲803外にあり、端末は、解放位置804がスキル解放範囲803内になるまで、解放位置804に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトa10を制御する。さらに、スキル操作トリガージェスチャが停止したときに(すなわち、ホールド及びドラッグジェスチャが解放される)、ユーザキャラクタオブジェクトa10は、解放位置804に向かってスキルオブジェクト802cについての解放操作を実行する。第2の実施方式では、図5cを参照すると、解放位置804は、スキル解放範囲803内にあり、スキル操作トリガージェスチャが停止したときに(すなわち、ホールド及びドラッグジェスチャが解放される)、ユーザキャラクタオブジェクトa10は、解放位置804に向かって直接スキルオブジェクト802cについての解放操作を実行する。
【0039】
実施例1における方法の実施例に基づいて、1対1の適用シナリオが以下の詳細な説明のための例として使用される。1対1の適用シナリオは、端末1により制御される第1のキャラクタオブジェクトが端末2により制御される第2のキャラクタオブジェクトと情報交換を実行する適用シナリオである。他の適用シナリオについて、この適用シナリオの説明を参照し、この実施例では詳細は再び説明しない。図6は、本発明のこの実施例による情報処理方法における相互作用の概略適用図である。図6に示すように、この適用シナリオでは、端末1、端末2及びサーバが含まれる。ユーザ1は、端末1を使用することによりトリガー及び制御を実行し、ユーザ2は、端末2を使用することによりトリガー及び制御を実行し、この方法は以下のステップを含む。
【0040】
ユーザ1について、ステップ11:ユーザ1は、ゲームシステムをトリガーし、識別認証情報を登録し、識別認証情報は、ユーザ名及びパスワードでもよい。
【0041】
ステップ12:端末1は、取得された識別認証情報をサーバ3に送信し、サーバ3は、識別認証を実行し、識別認証が成功した後に第1のGUIを端末1に返信し、第1のGUIは、第1のキャラクタオブジェクトを含み、第1のキャラクタオブジェクトは、ユーザ1のトリガー操作に基づいて仮想操作を実行することができ、仮想操作は、第1のキャラクタオブジェクトの移動操作、他のキャラクタオブジェクトについての第1のキャラクタオブジェクトの攻撃操作又はスキル解放操作等を含み、第1のGUIは、スキル操作エリアを更に含み、スキル操作エリアは、少なくとも1つのスキルオブジェクトを含む。
【0042】
ユーザ2について、ステップ21:ユーザ2は、ゲームシステムをトリガーし、識別認証情報を登録し、識別認証情報は、ユーザ名及びパスワードでもよい。
【0043】
ステップ22:端末2は、取得された識別認証情報をサーバ3に送信し、サーバ3は、識別認証を実行し、識別認証が成功した後に第2のGUIを端末2に返信し、第2のGUIは、第2のキャラクタオブジェクトを含み、第2のキャラクタオブジェクトは、ユーザ2のトリガー操作に基づいて仮想操作を実行することができ、仮想操作は、第2のキャラクタオブジェクトの移動操作、他のキャラクタオブジェクトについての第2のキャラクタオブジェクトの攻撃操作又はスキル解放操作等を含み、第2のGUIは、スキル操作エリアを更に含み、スキル操作エリアは、少なくとも1つのスキルオブジェクトを含む。
【0044】
この実施例では、ユーザ1及びユーザ2は、トリガー操作に基づいて、第1のキャラクタオブジェクト及び第2のキャラクタオブジェクトを情報交換オブジェクトにし、すなわち、第1のキャラクタオブジェクトは、第2のキャラクタオブジェクトをターゲット相互作用オブジェクトとして使用し、対応して、第2のキャラクタオブジェクトは、第1のキャラクタオブジェクトをターゲット相互作用オブジェクトとして使用する。
【0045】
ここまでで、ゲームシステム内でのユーザ1及びユーザ2のログイン操作及び初期化操作が完了する。
【0046】
ユーザ1について、ステップ13:ユーザ1は、端末1により示された第1のGUI上でトリガー操作を実行し、トリガー操作は、いずれかのスキルオブジェクトについてのスキル解放操作、いずれかのキャラクタオブジェクトについての情報交換操作(物理的攻撃操作として理解されてもよい)、第1のキャラクタオブジェクトの移動操作等を含み、第1のGUI内のいずれかの仮想リソースオブジェクトについて実行されてもよい。この実施例では、トリガー操作は、スキル操作エリア内での少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャである。
【0047】
ステップ14:端末1は、スキル操作トリガージェスチャを取得したときに、スキル操作トリガージェスチャの操作位置を識別し、スキル操作トリガージェスチャの停止位置をスキルオブジェクトの解放位置として使用し、解放位置と第1のキャラクタオブジェクトとの間の距離を更に検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置と第1のキャラクタオブジェクトとの間の距離がスキル解放距離を満たすと決定されるまで、解放位置に向かって移動させるように第1のキャラクタオブジェクトを調整し、第1の命令を更に生成し、解放位置に基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行し、命令を実行する過程において対応するデータの変化を記録する。
【0048】
ステップ15:変化したデータを端末1に対応する第1のデータとして使用し、第1のデータをサーバ3に対して同期させる。
【0049】
ユーザ2について、ステップ23:ユーザ2は、端末2により示された第2のGUI上でトリガー操作を実行し、トリガー操作は、いずれかのスキルオブジェクトについてのスキル解放操作、いずれかのキャラクタオブジェクトについての情報交換操作(物理的攻撃操作として理解されてもよい)、第2のキャラクタオブジェクトの移動操作等を含み、第2のGUI内のいずれかの仮想リソースオブジェクトについて実行されてもよい。この実施例では、トリガー操作は、スキル操作エリア内での少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャである。
【0050】
ステップ24:端末2は、スキル操作トリガージェスチャを取得したときに、スキル操作トリガージェスチャの操作位置を識別し、スキル操作トリガージェスチャの停止位置をスキルオブジェクトの解放位置として使用し、解放位置と第2のキャラクタオブジェクトとの間の距離を更に検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置と第2のキャラクタオブジェクトとの間の距離がスキル解放距離を満たすと決定されるまで、解放位置に向かって移動させるように第2のキャラクタオブジェクトを調整し、第2の命令を更に生成し、解放位置に基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行し、命令を実行する過程において対応するデータの変化を記録する。
【0051】
ステップ25:変化したデータを端末2に対応する第2のデータとして使用し、第2のデータをサーバ3に対して同期させる。
【0052】
サーバ3について、ステップ30:端末1により同期した第1のデータ及び端末2により同期した第2のデータに基づいて、データを更新し、更新されたデータをそれぞれ端末1及び端末2に対して同期させる。
【0053】
実施例2
本発明のこの実施例は、端末を更に提供する。図7は、本発明の実施例2による端末の概略構成図である。図7に示すように、端末は、レンダリング処理ユニット31と、検出ユニット32と、操作実行ユニット33とを含む。
【0054】
レンダリング処理ユニット31は、GUIを取得するために、ソフトウェアアプリケーションを実行し、レンダリングを実行し、少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、GUI内でレンダリングを実行するように構成され、仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成される。
【0055】
検出ユニット32は、GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出するように構成され、解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出するように更に構成され、スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出するように更に構成される。
【0056】
操作実行ユニット33は、解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離がスキル解放距離より大きいことを検出ユニット32が検出したときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するように構成され、検出ユニット32がスキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するように更に構成される。
【0057】
この実施例では、図3を参照すると、端末のディスプレイ上でレンダリング処理ユニット31によりレンダリングを実行することにより取得されたGUIは、少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを含む。仮想リソースオブジェクトは、少なくとも1つのユーザキャラクタオブジェクトa10を含む。端末のユーザは、GUIを使用することにより情報交換を実行してもよく、すなわち、ユーザコマンドを入力してもよい。ユーザキャラクタオブジェクトa10は、端末により検出された第1のユーザコマンドに基づいて第1の仮想操作を実行することができ、第1の仮想操作は、移動操作、物理的攻撃操作、スキル攻撃操作等を含むが、これらに限定されない。ユーザキャラクタオブジェクトa10は、端末のユーザにより制御されるキャラクタオブジェクトであることが理解され得る。ゲームシステムでは、ユーザキャラクタオブジェクトa10は、ユーザの操作に基づいてGUI内で対応するアクションを実行することができる。実施方式では、GUIは、ユーザキャラクタオブジェクトが位置する仮想エリアのミニマップ801を更に含む。ミニマップ801の概略詳細方法の図が801aで示されている。認識できるように、仮想エリア内の各キャラクタオブジェクト(フレンド及び敵を含む)の位置は、ミニマップ801内で識別される。GUIは、少なくとも1つのスキルオブジェクト803を更に含み、ユーザは、スキル解放操作を用いて、対応するスキル解放操作を実行するようにユーザキャラクタオブジェクトを制御してもよい。
【0058】
この実施例では、少なくとも1つのスキルオブジェクトは、レンダリング処理ユニット31により、GUI内のスキル操作エリア内に配置される。図3に示すように、GUIの右下角のエリア内がスキル操作エリアであり、スキル操作エリアは、少なくとも1つのスキルオブジェクト802を含み、各スキルオブジェクトが解放されることができる。実施方式では、1つのスキルオブジェクトが解放された後に、スキルオブジェクトは、ある期間の後に再び解放されることができる。
【0059】
この実施例では、検出ユニット32が少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出するときに、スキル操作トリガージェスチャは、具体的には、スキルオブジェクト上の長押し及びドラッグジェスチャである。図4a又は図5aを参照すると、GUI内で動かすためにスキルオブジェクト(スキル3等)が長押しされてドラッグされたときに、ドラッグの停止位置は、スキルオブジェクトの解放位置804である。スキルオブジェクトは、スキル解放トリガージェスチャの動きによっていずれかの位置に動かされてもよい。したがって、ユーザは、相互作用の要件に従って、スキル解放トリガージェスチャを用いてスキルオブジェクトの解放位置804を迅速に決定し、これにより、解放位置に基づいてスキル解放操作を実行し得る。これに基づいて、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きが検出される。
【0060】
実施方式では、検出ユニット32は、スキル解放トリガージェスチャの位置情報を連続して検出し、位置情報に基づいてスキルオブジェクトの動きを制御し、スキル解放トリガージェスチャが停止したときにスキル解放トリガージェスチャの停止位置を検出し、停止位置をスキルオブジェクトの解放位置として決定するように構成される。
【0061】
具体的には、検出ユニット32は、ユーザキャラクタオブジェクトが位置する仮想空間内でXY座標系を確立し、スキル解放トリガージェスチャが動く過程において、スキル解放トリガージェスチャの操作点の位置情報(位置情報は、座標情報を使用することにより表されてもよい)をリアルタイムに検出し、位置情報(すなわち、座標情報)に従って動くようにスキルオブジェクトを制御し、スキル解放トリガージェスチャが動くのを停止したときに、検出された位置情報をスキルオブジェクトの解放位置として使用する。
【0062】
この実施例では、ユーザキャラクタオブジェクトのスキル解放属性は、スキル解放範囲を含む(詳細には、図4a、図4b、図5a又は図5bのスキル解放範囲803を参照する)。したがって、この実施例では、解放位置は、図4a又は図4bに示すように、スキル解放範囲内になくてもよい。解放位置804がスキル解放範囲803内にないときに、解放位置804とユーザキャラクタオブジェクトa10との間の距離は、ユーザキャラクタオブジェクトa10のスキル解放範囲803外にあるため、現在のシナリオでは、ユーザキャラクタオブジェクトa10について、対応するスキルオブジェクトが解放されることができず、ユーザキャラクタオブジェクトが解放位置に向かって移動させるように更に調整される。或いは、この実施例では、解放位置は、図5a又は図5bに示すように、スキル解放範囲内にあってもよい。解放位置804がスキル解放範囲803内にあるため、現在のシナリオでは、ユーザキャラクタオブジェクトa10について、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作は、解放位置804に基づいて実行されることができ、操作実行ユニット33は、解放位置に基づいてユーザオブジェクトについてのスキル解放操作を実行することができる。
【0063】
実施方式では、検出ユニット32は、GUI内でユーザキャラクタオブジェクトの第1の位置を検出し、解放位置及び第1の位置に基づいて、ユーザキャラクタオブジェクトに対する解放位置の方向についての情報を決定し、方向情報に基づいて第1の移動ルートを決定するように更に構成され、
操作実行ユニット33は、検出ユニット32により決定された第1の移動ルートに従って解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するように構成される。
【0064】
具体的には、検出ユニット32は、GUI内でユーザキャラクタオブジェクトの第1の位置(すなわち、第1の座標情報)を検出し、解放位置の取得された位置情報(第2の座標情報として示す)を使用することにより、ユーザキャラクタオブジェクトに対する解放位置の方向についての情報を決定し、すなわち、解放位置がユーザキャラクタオブジェクトのXXの方向(南東又は9時の方向等)にあると決定する。ユーザキャラクタオブジェクトが位置する仮想空間内に経路情報を含むマップが予め設定されているため、ユーザキャラクタオブジェクトは、経路情報に従って移動させる必要がある。これに基づいて、第1の移動ルートに従って解放位置に向かって移動させるように調整されるようにユーザキャラクタオブジェクトを制御するために、端末は、決定された方向情報及び経路情報に基づいて第1の移動ルートを決定する。
【0065】
実施方式では、操作実行ユニット33は、方向情報に従って予め設定されたスキル解放範囲内でスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するように構成され、予め設定されたスキル解放範囲は、ユーザキャラクタオブジェクトを端点として使用する線対称のエリア範囲であり、方向情報は、線対称のエリア範囲の対称軸上にある。
【0066】
この実施例では、ユーザキャラクタオブジェクトは、予め設定されたスキル解放範囲を有する。図4b又は図5bに示すものを参照する。この例では、予め設定されたスキル解放範囲は、ユーザキャラクタオブジェクトa10を端点として使用する扇形エリア803である。ユーザキャラクタオブジェクトから解放位置への接続線は、予め設定されたスキル解放範囲の対称軸である。明らかに、他の実施方式では、予め設定された解放範囲は、扇形エリアに限定されず、線対称属性を有する他のエリア範囲でもよい。
【0067】
実施方式では、検出ユニット32は、操作実行ユニット33により解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程において、ユーザキャラクタオブジェクトについての移動トリガージェスチャを検出したときに、操作実行ユニット33をトリガーするように更に構成され、
対応して、操作実行ユニット33は、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するのを停止し、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止するように構成される。
【0068】
具体的には、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程において、検出ユニット32がユーザキャラクタオブジェクトについての移動トリガージェスチャを検出した場合、すなわち、ユーザキャラクタオブジェクトについてユーザにより実行される手動移動操作を検出した場合、ユーザが移動トリガー操作を用いて解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程を手動で停止したときに、端末が解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するのを停止する、すなわち、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止すると理解されてもよい。
【0069】
実施方式では、操作実行ユニット33は、スキルオブジェクトの解放位置がスキル操作トリガージェスチャの開始位置と一致することを検出ユニット32が検出したときに、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止するように更に構成される。
【0070】
この実施例では、スキル操作トリガージェスチャの開始位置が停止位置(すなわち、解放位置)と一致することを検出ユニット32が検出したときに、移動過程におけるスキル操作トリガージェスチャの経路に拘わらず、操作実行ユニット33は、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止する。
【0071】
当業者は、本発明のこの実施例における端末内の処理ユニットの機能が情報処理方法の関係する説明を参照することにより理解され得ることを理解するべきである。本発明のこの実施例における情報処理端末内の処理ユニットは、本発明のこの実施例における機能を有するアナログ回路を実装することにより実装されてもよく、或いはインテリジェント端末上で本発明のこの実施例における機能を有するソフトウェアを実行することにより実装されてもよい。
【0072】
本発明の実施例2では、実際の適用において、端末内のレンダリング処理ユニット31、検出ユニット32及び操作実行ユニット33は全て、端末内の中央処理装置(CPU:central processing unit)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:digital signal processor)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)により実装されてもよい。
【0073】
実施例3
本発明のこの実施例は、端末を更に提供する。端末は、PCのような電子デバイスでもよく、或いはタブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ又はスマートフォンのようなポータブル電子デバイスでもよい。ゲームシステムは、ソフトウェアアプリケーション(ゲームアプリケーション等)をインストールすることにより端末内で実行され、端末は、データを記憶するためのメモリと、データ処理のためのプロセッサとを少なくとも含む。データ処理のためのプロセッサについて、処理中に、マイクロプロセッサ、CPU、DSP又はFPGAが実装のために使用されてもよい。メモリは、操作命令を含み、操作命令は、コンピュータ実行可能コードでもよく、本発明の実施例における情報処理方法の手順内のステップは、操作命令を使用することにより実装される。
【0074】
図8は、本発明の実施例3による端末の概略構成図である。図8に示すように、端末は、プロセッサ71と、ディスプレイ72とを含む。プロセッサ71は、GUIを取得するために、ソフトウェアアプリケーションを実行し、ディスプレイ72上でレンダリングを実行するように構成される。プロセッサ、GUI及びソフトウェアアプリケーションがゲームシステム上で実施される。
【0075】
プロセッサ71は、少なくとも1つの仮想リソースオブジェクトを取得するために、GUI内でレンダリングを実行し、仮想リソースオブジェクトのうち少なくとも1つは、入力されたユーザコマンドに従って仮想操作を実行するユーザキャラクタオブジェクトとして構成され、
GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャを検出したときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きを検出し、
解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離を検出し、距離がスキル解放距離より大きいときに、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整し、
スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャを検出したときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するように更に構成される。
【0076】
具体的には、プロセッサ71は、スキル解放トリガージェスチャの位置情報を連続して検出し、位置情報に基づいてスキルオブジェクトの動きを制御し、スキル解放トリガージェスチャが停止したときにスキル解放トリガージェスチャの停止位置を検出し、停止位置をスキルオブジェクトの解放位置として決定するように構成される。
【0077】
実施方式では、プロセッサ71は、GUI内でユーザキャラクタオブジェクトの第1の位置を検出し、解放位置及び第1の位置に基づいて、ユーザキャラクタオブジェクトに対する解放位置の方向についての情報を決定し、方向情報に基づいて第1の移動ルートを決定し、第1の移動ルートに従って解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するように構成される。
【0078】
実施方式では、プロセッサ71は、方向情報に従って予め設定されたスキル解放範囲内でスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するように構成され、予め設定されたスキル解放範囲は、ユーザキャラクタオブジェクトを端点として使用する線対称のエリア範囲であり、方向情報は、線対称のエリア範囲の対称軸上にある。
【0079】
実施方式では、プロセッサ71は、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整する過程において、ユーザキャラクタオブジェクトについての移動トリガージェスチャを検出し、解放位置に向かって移動させるようにユーザキャラクタオブジェクトを調整するのを停止し、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止するように更に構成される。
【0080】
実施方式では、プロセッサ71は、スキルオブジェクトの解放位置がスキル操作トリガージェスチャの開始位置と一致することを検出したときに、スキル操作トリガージェスチャに基づいてスキルオブジェクトについてのスキル解放操作を実行するのを停止するように更に構成される。
【0081】
この実施例では、端末は、プロセッサ71と、ディスプレイ72と、メモリ73と、入力デバイス76と、バス75と、通信デバイス74とを含む。プロセッサ71、メモリ73、入力デバイス76、ディスプレイ72及び通信デバイス74は全て、バス75を使用することにより接続され、バス75は、プロセッサ71とメモリ73とディスプレイ72と通信デバイス74との間でデータを送信するように構成される。
【0082】
入力デバイス76は、ユーザの入力操作を取得するように主に構成され、入力デバイス76は、端末によって変化してもよい。例えば、端末がPCであるときに、入力デバイス76はマウス又はキーボードのような入力デバイス76でもよく、端末がスマートフォン又はタブレットコンピュータのようなポータブルデバイスであるときに、入力デバイス76はタッチスクリーンでもよい。
【0083】
この実施例では、コンピュータ記憶媒体がメモリ73に記憶され、コンピュータ実行可能命令がコンピュータ記憶媒体に記憶され、コンピュータ実行可能命令が本発明の実施例における情報処理方法を実行するように構成される。
【0084】
この出願において提供されるいくつかの実施例において、開示のデバイス及び方法は他の方式で実施されてもよいことが理解されるべきである。記載のデバイスの実施例は、単なる例である。例えば、ユニット分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実施中に他の分割になってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、他のシステムに結合又は統合されてもよく、或いはいくつかの機能が無視されてもよく、或いは実行されなくてもよい。さらに、構成要素の部分の間での表示又は説明される相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを通じて実装されてもよい。デバイス又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的或いは他の形式で実装されてもよい。
【0085】
別個の部分として説明したユニットは、物理的に別個でもよく、或いは別個でなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットでもよく、或いは物理的ユニットでなくてもよく、1つの位置に位置してもよく、或いは複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施例の解決策の目的を実現するための実際のニーズに従って選択されてもよい。
【0086】
さらに、本発明の実施例における機能ユニットは、全て1つの処理ユニットに統合されてもよく、或いはユニットのそれぞれが個別に存在してもよく、或いは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよく、統合されたユニットがハードウェアの形式で実装されてもよく、或いはソフトウェア機能ユニットに加えてハードウェアの形式で実装されてもよい。
【0087】
当業者は、方法の実施例のステップの一部又は全部が関係するハードウェアに命令するプログラムにより実施されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが実行する場合、方法の実施例のステップが実行される。前述の記憶媒体は、ポータブル記憶デバイス、読み取り専用メモリ(ROM:read-only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを記憶することができるいずれかの媒体を含む。
【0088】
或いは、本開示において、統合されたユニットがソフトウェア機能モジュールの形式で実装され、独立したプロダクトとして販売又は使用されるときに、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本発明の実施例の技術的解決策は本質的に、或いは既存の技術に寄与する部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で実装されてもよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイスでもよい)に対して本発明の実施例に記載の方法のステップの全部又は一部を実行するように命令するための複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、ポータブル記憶デバイス、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを記憶することができるいずれかの媒体を含む。
【0089】
前述の説明は、本開示の単に具体的な実装であり、本開示の保護範囲を限定することを意図するものではない。本開示に開示された技術的範囲内で当業者により容易に理解される如何なる変更又は置換も、本開示の保護範囲内に入るものとする。したがって、本開示の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【0090】
産業上の利用可能性
本発明の実施例では、GUI内のスキル操作エリア内に配置された少なくとも1つのスキルオブジェクトについてのスキル操作トリガージェスチャが検出されたときに、スキルオブジェクトの解放位置を決定するために、スキル解放トリガージェスチャによるスキルオブジェクトの動きが検出され、解放位置とユーザキャラクタオブジェクトとの間の距離が検出され、距離がスキル解放距離より大きいときに、ユーザキャラクタオブジェクトが解放位置に向かって移動させるように調整され、スキルオブジェクトについてのスキル操作解放ジェスチャが検出されたときに、解放位置に基づいて、スキルオブジェクトについてのスキル解放操作が実行される。スキル解放は、特定の位置に向けられるようにされ、これにより、ユーザの操作体験をかなり向上させる。
図1
図2
図3
図4a
図4b
図4c
図5a
図5b
図5c
図6
図7
図8
【外国語明細書】