(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023183159
(43)【公開日】2023-12-27
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
G09F 9/30 20060101AFI20231220BHJP
G09F 9/00 20060101ALI20231220BHJP
H10K 50/10 20230101ALI20231220BHJP
H05B 33/02 20060101ALI20231220BHJP
H10K 59/10 20230101ALI20231220BHJP
【FI】
G09F9/30 308A
G09F9/00 350Z
G09F9/30 308Z
G09F9/00 313
H05B33/14 A
H05B33/02
H01L27/32
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022096638
(22)【出願日】2022-06-15
(71)【出願人】
【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
(74)【代理人】
【識別番号】100106149
【弁理士】
【氏名又は名称】矢作 和行
(74)【代理人】
【識別番号】100121991
【弁理士】
【氏名又は名称】野々部 泰平
(74)【代理人】
【識別番号】100145595
【弁理士】
【氏名又は名称】久保 貴則
(72)【発明者】
【氏名】ハオ イージャ
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼西 雄大
【テーマコード(参考)】
3K107
5C094
5G435
【Fターム(参考)】
3K107AA01
3K107BB01
3K107BB08
3K107CC41
3K107DD17
3K107EE26
3K107EE63
5C094AA36
5C094BA27
5C094BA33
5C094DA05
5C094DA06
5C094ED14
5C094GB01
5C094HA05
5G435AA06
5G435BB05
5G435EE04
5G435EE06
5G435EE13
5G435FF05
5G435KK02
5G435LL17
(57)【要約】
【課題】可撓性を有する表示部が折り曲げられて使用される場合であっても、折り曲げ部の強度低下を抑制可能とする表示装置を提供する。
【解決手段】可撓性を有し、画像を表示する表示部130を備える表示装置であって、表示部の画像が視認される視認領域131に対して、一部領域が表示部の視認側とは反対の反視認側に折り曲げられて、視認されない非視認領域133となっており、表示部の折り曲げ部132の形状は、折り曲げに伴って自然に決まる曲面形状に設定されている。これにより、折り曲げ部に過度な応力が発生することがなく、折り曲げ部の強度低下を抑制することが可能となる。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性を有し、画像を表示する表示部(130)を備える表示装置であって、
前記表示部の前記画像が視認される視認領域(131)に対して、一部領域が前記表示部の視認側とは反対の反視認側に折り曲げられて、視認されない非視認領域(133)となっており、
前記表示部の折り曲げ部(132)の形状は、折り曲げに伴って自然に決まる曲面形状に設定された表示装置。
【請求項2】
前記表示部の裏面側には、前記表示部を支持する支持部(140)が設けられており、
前記支持部において、前記折り曲げ部に対応する領域は、前記折り曲げ部の前記曲面形状に沿うように形成された請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示部と前記支持部とは、接着部材(142)によって、接合された請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示部の前記非視認領域の移動を阻止する固定部材(180)が設けられた請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示部は、表示面(130A)に設けられる偏光板(134)を有しており、
前記偏光板において、前記折り曲げ部に対応する領域は、削除された請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置(電子機器)では、筐体は、平板状の第1筐体と第2筐体とが構造体によって接続されて、2つ折り可能となっている。また、筐体には、可撓性を有する表示部が支持されている。そして、表示部と構造体との間には、空間が形成されている。
【0003】
表示部は、筐体の開閉角度に応じて折り曲げ状態が変化する。そして、表示部の屈曲部は、空間において、曲率半径Rをもって形成されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、表示部においては、筐体の開閉角度が小さくなるほど、屈曲部の曲率半径Rは小さくなる。屈曲部の曲率半径Rが相対的に小さいと、局所的に過大な応力が発生して(応力集中して)、表示部の強度低下を招くおそれがある。
【0006】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、可撓性を有する表示部が折り曲げられて使用される場合であっても、折り曲げ部の強度低下を抑制可能とする表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0008】
本開示では、可撓性を有し、画像を表示する表示部(130)を備える表示装置であって、
表示部の画像が視認される視認領域(131)に対して、一部領域が表示部の視認側とは反対の反視認側に折り曲げられて、視認されない非視認領域(133)となっており、
表示部の折り曲げ部(132)の形状は、折り曲げに伴って自然に決まる曲面形状に設定されている。
【0009】
この開示によれば、表示部の折り曲げ部は、自然に決まる曲面形状となるように設定されているので、折り曲げ部に過度な応力が発生することがなく、折り曲げ部の強度低下を抑制することが可能となる。
【0010】
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】第1実施形態における表示装置の視認側を示す斜視図である。
【
図2】第1実施形態における表示装置の反視認側を示す斜視図である。
【
図3】第1実施形態における表示装置の構成を示す分解斜視図である。
【
図4】第1実施形態における表示装置の構成を示す断面図である。
【
図5】第1実施形態における表示部の折り曲げ部を示す説明図である。
【
図6】第1実施形態における表示部の折り曲げ部を示す断面図である。
【
図9】第2実施形態における表示装置の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
【0013】
(第1実施形態)
第1実施形態における表示装置100について
図1~
図6を用いて説明する。本実施形態の表示装置100は、例えば、車両に搭載されて、車両に関連する各種情報(画像)を表示するコンビネーションメータとなっている。各種情報は、例えば、車速、エンジン回転数、燃料残量、エンジン水温、変速機シフト位置、走行距離、燃費等の情報である。表示装置100の視認者(運転者)から見た形状(
図1)は、上側の台形と下側の長方形とを組合わせた六角形となっている。
【0014】
表示装置100は、
図1~
図4に示すように、例えば、車両インストルメントパネルにおいて、視認者と対向する位置、あるいは車両幅方向の中央位置等に配置されて、表示部130の表示面130Aが視認側に向けられている。表示装置100は、カバーパネル110、枠部120、表示部130、支持部140、中間フレーム150、制御基板135、シールド160、ロアケース170、ファン191、およびスピーカ192等を備えている。表示装置100は、カバーパネル110、表示部130、支持部140、中間フレーム150、制御基板135、シールド160、およびロアケース170等が順に積層されて形成されている。
【0015】
カバーパネル110は、表示部130の表示面130Aを保護するために設けられた透光性の(透明な)板状の部材となっており、表示部130の視認側に設けられている。カバーパネル110は、例えば、ガラス材から形成されている。カバーパネル110は、透光性を有することから、表示部130によって形成される画像が透過して視認者に視認されるようになっている。カバーパネル110の正面形状は、表示装置100の全体形状を示す六角形(台形と長方形との組み合わせ)となっている。
【0016】
尚、カバーパネル110の材質としては、ガラスの他にも、例えば、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)や、PC(ポリカーボネート)等の透明な樹脂部材等を用いたものとしてもよい。
【0017】
枠部120は、カバーパネル110、表示部130、支持部140、中間フレーム150、制御基板135、およびシールド160等の外周部を覆う部材であり、枠状を成す本体部121と、本体部121から枠の中心側に張り出す張り出し部122とを有している。枠部120は、例えば、樹脂材によって形成されている。カバーパネル110の外周部は、張り出し部122に接着部材(接着剤、あるいは両面テープ等)により、接合されている。
【0018】
表示部130は、表示面130Aにマトリックス配置される複数の画素の発光によって、所定の画像(各種情報)を表示するようになっている。表示部130としては、自発光式のものが使用されている。表示部130は、基本形状として、例えば、横長となる長方形の有機ELパネルが使用されている。有機ELパネルの「EL」は、Electro Luminescenceの略表示である。有機ELパネルは、OLED(Organic Light Emitting Diode)とも表示される。
【0019】
表示部130は、自発光式であることから、例えば、液晶式のパネルのようなバックライトを必要としないので、表示装置100の厚み寸法としては、極めて薄く設定することが可能となっている(薄型化)。そして、表示部130は、可撓性(フレキシブル性)を有しており、たわませたり折り曲げたりすることも可能となっている。
【0020】
表示部130は、
図5、
図6に示すように、視認側から見た時の上側の両角部が、視認側とは反対の反視認側に、三角形状となるように折り曲げられて使用されている。折り曲げの角度は、本実施形態では、概ね90度としている。両角部が折り曲げられることで、表示部130の全体形状が、台形と長方形とを組み合わせた六角形となっている。表示部130において、視認者によって視認される領域(折り曲げられていない領域)は、視認領域131となっている。一方、表示部130の折り曲げられた領域は、折り曲げ部132となっており、折り曲げられた先端側は、視認者よって視認されない非視認領域133となっている。
【0021】
折り曲げ部132の形状は、単一の曲率半径で曲げられるのではなく、折り曲げに伴って自然に決まる曲面形状となっている(
図6(c))。折り曲げ部132の形状は、折り曲げの開始点と終了点とを固定したときに、両点の間で仮想される単一の曲率半径による形状に対して、曲げの外側に跳ね上がるように形成されている。
【0022】
表示部130は、表示面130Aに、円偏光板134を有している。円偏光板134は、表示面130Aで反射した外光(太陽光等)が、視認者側に到達しにくくなるように反射抑制するための偏光板であり、表示面130Aを覆うようにして設けられている。円偏光板134は、本実施形態では、表示部130の視認領域131に対応する領域に設けられており、折り曲げ部132、および非視認領域133に対応する領域では削除されている(
図4中の破線領域)。
【0023】
円偏光板134は、例えば、直線偏光層と位相差層とを有している。直線偏光層と位相差層は、視認側から表示部130側に向けて、この順で並ぶように配置されている。
【0024】
直線偏光層は、無数の振動方向を有する光(偏光していない光)のうち、特定の方向に振動する光だけを通過可能として、特定方向の直線偏光にする偏光板である。また、位相差層は、入射する直線偏光に位相差(例えば、波長λ/4)を与えて円偏光に変える偏光板(例えば、λ/4位相差層)である。
【0025】
上記の円偏光板134は、光透過性および弾性を有する光学透明接着剤等によって表示部130の表示面130Aに接合されている。尚、接着剤としては、光学透明接着剤に代えて、他の透明な弾性を有する粘着剤(例えば、光学粘着シート(OCA)等)としてもよい。円偏光板134のカバーパネル110側の面の外周部は、対向する張り出し部122に接合されている。
【0026】
支持部140は、表示部130を支持する板状の部材であり、表示部130の裏面側(反視認側)に設けられている。支持部140は、例えば、マグネシウム、アルミニウム、ステンレス、あるいは鋼等の金属材から形成されている。
【0027】
支持部140は、
図5、
図6に示すように、基本形状が横長の長方形を成しており、上側の両角部が、裏面側に三角形状に折り曲げられて形成されている。折り曲げられた部位は、曲げ部141となっている。曲げ部141の角度は、表示部130と同様に、概ね90度となっている。
【0028】
支持部140の曲げ部141の位置は、表示部130の折り曲げ部132の位置に対応している。そして、支持部140の曲げ部141の折り曲げ形状は、表示部130の折り曲げ部132の折り曲げ形状に沿うように形成されている。
【0029】
支持部140は、例えば、両面テープ142等の接着部材によって、表示部130の裏面側に接合されている。両面テープ142は、表示部130の視認領域131と非視認領域133とに対応する位置に設けられている。
【0030】
中間フレーム150は、支持部140の裏面側に配置された金属製の補強板であり、支持部140に接合(固定)されている。
【0031】
制御基板135は、表示部130の表示面130Aにおける画像の表示状態を制御する制御部である。制御基板135は、フレキシブル配線136によって、表示部130に接続されている。フレキシブル配線136は、支持部140、および中間フレーム150の下側を通るようにして、U字状に折り曲げられており、制御基板135は、中間フレーム150の裏面側に固定されている。制御基板135は、ビス等を用いた機械的な締結や、接着部材等を用いた接着等により中間フレーム150に固定されている。
【0032】
シールド160は、中間フレーム150に固定された制御基板135を覆うことで、制御基板135から発生する電気的なノイズを遮断する金属製の部材となっている。シールド160は、ビス等の締結部材によって、中間フレーム150に固定されている。
【0033】
ロアケース170は、シールド160の裏面側に設けられて、枠部120において、カバーパネル110とは反対側となる開口部を塞ぐ板状の部材となっている。ロアケース170は、例えば、樹脂材によって形成されている。ロアケース170の外周部は、枠部120の本体部121に、嵌合等によって組付けられている。また、ロアケース170は、ビス等によって、中間フレーム150に固定されている。
【0034】
尚、ロアケース170の裏面側(反視認側)には、表示部130および制御基板135を冷却するためのファン191、および視認者に音声で情報を伝える場合のスピーカ192が設けられている。
【0035】
本実施形態の表示装置100の構成は、以上のようになっており、以下、その作動および作用効果について説明する。
【0036】
視認者(運転者)が表示装置100の作動操作(例えば、イグニッションスイッチオン)をすると、表示部130の表示面130Aにおける各画素の発光状態が、制御基板135によって制御されて、各種情報が表示される。視認者は、表示される各種情報に基づいて(画像を視認して)、車両の運転を行うことができる。
【0037】
本実施形態では、表示部130は、一部の領域に折り曲げ部132および非視認領域133が設けられて使用されている。ここで、折り曲げ部132は、単一の曲率半径で曲げられるのではなく、自然に決まる曲面形状となるように設定されているので、折り曲げ部132に過度な応力が発生することがなく、折り曲げ部132の強度低下を抑制することが可能となる。
【0038】
また、支持部140において、表示部130の折り曲げ部132に対応する領域、つまり、曲げ部141は、折り曲げ部132の曲面形状に沿うように形成されている。これにより、支持部140は、表示部130の折り曲げ部132の形状を維持して、表示部130を確実に支持することができる。
【0039】
また、表示部130と支持部140とは、両面テープ142(接着部材)によって、接合されている。これにより、表示部130を支持部140に、強固に支持することが可能となる。
【0040】
また、表示部130の円偏光板134において、折り曲げ部132、および非視認領域133に対応する領域は、削除されたものとしている。これにより、円偏光板134において、折り曲げ部132に対応する部位の曲げに必要な力が緩和されるので、折り曲げ部132の応力を低減することができる。
【0041】
(第1実施形態の変形例1)
変形例1を
図7に示す。本変形例1では、表示装置100の寸法として、上記の第1実施形態に対して、例えば、A、B寸法が大きく設定される場合の折り曲げ部132Aを示している。折り曲げ部132Aも基本的には、折り曲げに伴って自然に決まる曲面形状としているが、A、B寸法が相対的に大きく設定されることにより、折り曲げ部132Aの実際の折り曲げ形状が、第1実施形態に対して緩やかな曲げ形状となっている。尚、支持部140の曲げ部141は、折り曲げ部132Aの曲面形状に沿うように形成されている。
【0042】
このように、表示部130の折り曲げ部132A(折り曲げ部132)の形状は、表示装置100の寸法に応じて、それぞれ設定することが可能である。
【0043】
(第1実施形態の変形例2)
変形例2を
図8に示す。本変形例2では、表示部130の折り曲げ部132Bは、概ね180度に折り曲げられたものとしている。折り曲げ部132Bの曲げ形状は、折り曲げに伴って自然に決まる曲面形状としている。支持部140の曲げ部141は、折り曲げ部132Bの曲面形状に沿うように形成されている。
【0044】
これにより、表示部130の厚み方向の寸法を上記各実施形態よりも相対的に小さくすることができるので、表示部130を折り曲げて使用する場合であっても、表示装置100をコンパクトに設定することが可能となる。
【0045】
(第2実施形態)
第2実施形態の表示装置100Aを、
図9に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、表示部130の非視認領域133における両面テープ142(接着部材)を廃止して、枠部120の本体部121と非視認領域133との間に固定部材としてのクッション180を挿入したものである。
【0046】
クッション180は、折り曲げに対する反力によって、非視認領域133が枠部120の本体部121側へ移動するのを阻止する。
【0047】
これにより、非視認領域133が曲げ方向の反対側に戻ろうとする(移動する)のを抑制することができる。
【0048】
(その他の実施形態)
この明細書および図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、1つの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、更に請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
【0049】
上記各実施形態では、表示装置100、100Aを車両用に適用した例を示したが、家庭用や業務用等に適用してもよい。
【0050】
また上記各実施形態では、自発光式の表示部130として、有機ELパネルを代表例として説明したが、これに限定されることなく、可撓性を有するものであれば、他の蛍光表示管、無機ELディスプレイ等に適用してもよい。
【符号の説明】
【0051】
100、100A 表示装置
130 表示部
130A 表示面
131 視認領域
132、132A、132B 折り曲げ部
133 非視認領域
134 円偏光板(偏光板)
140 支持部
142 両面テープ(接着部材)
180 クッション(固定部材)