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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023183440
(43)【公開日】2023-12-28
(54)【発明の名称】磁気センサ装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/50 20060101AFI20231221BHJP
【FI】
H01L23/50 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022096956
(22)【出願日】2022-06-16
(71)【出願人】
【識別番号】000116024
【氏名又は名称】ローム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】須田 翔大
【テーマコード(参考)】
5F067
【Fターム(参考)】
5F067AA01
5F067AB04
5F067BC13
5F067DE01
(57)【要約】
【課題】小型化され得るとともに、導電端子が樹脂パッケージから抜け出すことが防止され得る磁気センサ装置を提供する。
【解決手段】磁気センサ装置1は、磁気センサ素子10と、導電端子20aと、樹脂パッケージ33とを備える。導電端子20aは、磁気センサ素子10に電気的に接続されている。樹脂パッケージ33は、磁気センサ素子10及び導電端子20aを覆っている。導電端子20aは、樹脂パッケージ33の底面33bから露出しており、かつ、第1端子部分23と第2端子部分24とを含む。第1端子部分23は、樹脂パッケージ33の側面33cから露出する端面23aを含む。第2端子部分24は、第1端子部分23から突出している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁気センサ素子と、
前記磁気センサ素子に電気的に接続されている導電端子と、
前記磁気センサ素子及び前記導電端子を覆う樹脂パッケージとを備え、
前記樹脂パッケージは、頂面と、前記頂面とは反対側の底面と、前記頂面と前記底面とに接続されている第1側面とを含み、
前記導電端子は、前記底面から露出しており、かつ、第1端子部分と第2端子部分とを含み、
前記第1端子部分は、前記第1側面から露出する端面を含み、
前記第2端子部分は、前記頂面の平面視において、前記第1端子部分から前記第1端子部分の長手方向に交差する第1方向に突出している、磁気センサ装置。
【請求項2】
前記導電端子は、面取り部を含み、
前記平面視において、前記面取り部は、前記磁気センサ素子に対向している、請求項1に記載の磁気センサ装置。
【請求項3】
前記樹脂パッケージは、前記頂面と前記底面と前記第1側面とに接続されている第2側面を含み、
前記第2端子部分は、前記第1端子部分から遠位する端部を含み、
前記端部は、前記第2側面から露出している、請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装置。
【請求項4】
前記第2端子部分は、前記端面から離れている、請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装置。
【請求項5】
前記第2端子部分は、前記端面に接続されている、請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装置。
【請求項6】
前記第1方向は、前記第1端子部分に対して前記磁気センサ素子から遠ざかる方向である、請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装置。
【請求項7】
前記第1方向は、前記第1端子部分に対して前記磁気センサ素子に近づく方向である、請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装置。
【請求項8】
前記導電端子は、第3端子部分をさらに含み、
前記第3端子部分は、前記平面視において、前記第1端子部分から前記第1端子部分の前記長手方向に交差する第2方向に突出しており、
前記第2方向は、前記第1端子部分に対して前記磁気センサ素子に近づく方向である、請求項6に記載の磁気センサ装置。
【請求項9】
導電ワイヤをさらに備え、
前記磁気センサ素子は、電極を含み、
前記導電ワイヤは、前記電極と前記導電端子とに接続されており、
前記樹脂パッケージは、前記導電ワイヤをさらに覆う、請求項1または請求項2に記載の磁気センサ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、磁気センサ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2021-82643号公報(特許文献1)は、半導体素子であるホール素子と、電極と、ワイヤと、樹脂パッケージとを備える半導体装置を開示している。ホール素子は、電極パッドを含む。ワイヤは、ホール素子の電極パッドと電極とに接続されている。樹脂パッケージは、ホール素子と電極とワイヤとを覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-82643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の半導体装置では、電極が樹脂パッケージの側面から露出している。そのため、半導体装置の外部から電極に力が作用したときに、電極が樹脂パッケージから抜け出すことがある。本開示は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、小型化され得るとともに、導電端子が樹脂パッケージから抜け出すことが防止され得る磁気センサ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の磁気センサ装置は、磁気センサ素子と、導電端子と、樹脂パッケージとを備える。導電端子は、磁気センサ素子に電気的に接続されている。樹脂パッケージは、磁気センサ素子及び導電端子を覆っている。樹脂パッケージは、頂面と、頂面とは反対側の底面と、頂面と底面とに接続されている第1側面とを含む。導電端子は、底面から露出しており、かつ、第1端子部分と第2端子部分とを含む。第1端子部分は、第1側面から露出する端面を含む。第2端子部分は、樹脂パッケージの頂面の平面視において、第1端子部分から第1端子部分の長手方向に交差する第1方向に突出している。
【発明の効果】
【0006】
第1端子部分の端面は樹脂パッケージの第1側面から露出しているため、樹脂パッケージのサイズが減少して、磁気センサ装置が小型化される。また、導電端子は、第1端子部分に加えて、第2端子部分を含む。第2端子部分は、樹脂パッケージの頂面の平面視において、第1端子部分から第1端子部分の長手方向に交差する第1方向に突出している。そのため、磁気センサ装置の外部から導電端子に力が作用しても、第2端子部分は、導電端子が樹脂パッケージから抜け出すことを防止する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、実施の形態1の磁気センサ装置の概略平面図である。
図2図2は、実施の形態1の磁気センサ装置の、図1に示される断面線II-IIにおける概略断面図である。
図3図3は、実施の形態2の磁気センサ装置の概略平面図である。
図4図4は、実施の形態3の磁気センサ装置の概略平面図である。
図5図5は、実施の形態4の磁気センサ装置の概略平面図である。
図6図6は、実施の形態4の変形例の磁気センサ装置の概略平面図である。
図7図7は、実施の形態5の磁気センサ装置の概略平面図である。
図8図8は、実施の形態6の磁気センサ装置の概略平面図である。
図9図9は、実施の形態7の磁気センサ装置の概略平面図である。
図10図10は、実施の形態7の変形例の磁気センサ装置の概略平面図である。
図11図11は、実施の形態8の磁気センサ装置の概略平面図である。
図12図12は、実施の形態8の変形例の磁気センサ装置の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施の形態1)
図1及び図2を参照して、実施の形態1の磁気センサ装置1を説明する。磁気センサ装置1は、磁気センサ素子10と、導電端子20a,20b,20c,20dと、樹脂パッケージ33とを主に備える。磁気センサ装置1は、導電ワイヤ30a,30b,30c,30dと、ダイアタッチメントフィルム15とをさらに備えてもよい。
【0009】
磁気センサ素子10は、素子本体11と、電極12a,12b,12c,12dとを含む。素子本体11は、例えば、半導体材料で形成されており、かつ、ホール効果を有しており、磁気センサ素子10は、例えば、ホール素子である。
【0010】
素子本体11は、頂面11aと、頂面11aとは反対側の底面11bと、側面11c,11d,11e,11fとを含む。側面11c,11d,11e,11fは、各々、頂面11aと底面11bとに接続されている。側面11cと側面11eとは、互いに対向している。側面11dと側面11fとは、互いに対向している。側面11cは、側面11dと側面11fとに接続されている。側面11dは、側面11cと側面11eとに接続されている。側面11eは、側面11dと側面11fとに接続されている。側面11fは、側面11eと側面11cとに接続されている。頂面11aと底面11bとは、例えばz方向において、互いに対向している。電極12a,12b,12c,12dは、頂面11a上に設けられている。
【0011】
ダイアタッチメントフィルム15が、素子本体11の底面11b上に設けられている。ダイアタッチメントフィルム15の厚さは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の厚さよりも小さい。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の厚さは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の頂面21と底面22との間の距離である。ダイアタッチメントフィルム15の厚さは、例えば、1μm以上20μm以下である。ダイアタッチメントフィルム15は、樹脂パッケージ33の底面33bから露出している。
【0012】
導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、例えば、銅(Cu)、金(Au)またはニッケル(Ni)のような金属で形成されている。導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、単一の金属層で形成されてもよいし、複数の金属層で形成されてもよい。導電端子20a,20b,20c,20dは、例えば、めっき端子である。導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、例えば、Cuベース部材とNiめっき層とAuめっき層との積層体、または、Cuベース部材とNiめっき層とAgめっき層との積層体である。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の厚さは、例えば、30μm以上120μm以下である。
【0013】
導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、磁気センサ素子10のまわりに、磁気センサ素子10から間隔dを空けて配置されている。間隔dは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々と磁気センサ素子10との間の最短間隔である。導電端子20aは、磁気センサ素子10の側面11cに対向している。導電端子20bは、磁気センサ素子10の側面11dに対向している。導電端子20cは、磁気センサ素子10の側面11eに対向している。導電端子20dは、磁気センサ素子10の側面11fに対向している。
【0014】
導電端子20a,20b,20c,20dは、樹脂パッケージ33の底面33bから露出している。具体的には、導電端子20a,20b,20c,20dは、各々、頂面21と、頂面21とは反対側の底面22とを含む。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の底面22は、樹脂パッケージ33の底面33bから露出している。磁気センサ装置1を配線基板(図示せず)に実装する際に、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の底面22は、配線基板に含まれる配線に、はんだなどの導電接合部材を用いて、接合される。
【0015】
導電端子20a,20b,20c,20dは、各々、第1端子部分23と、第2端子部分24とを含む。
【0016】
第1端子部分23は、一定幅で、第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に延在してもよい。第1端子部分23は、端面23aを含む。端面23aは、第1端子部分23のうち磁気センサ素子10から遠位する端面23aである。
【0017】
導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第1端子部分23の端面23aは、樹脂パッケージ33の側面33c,33d,33e,33fのいずれかから露出している。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第1端子部分23の端面23aは、樹脂パッケージ33の側面33c,33d,33e,33fのいずれかと面一である。
【0018】
具体的には、導電端子20a,20dの各々の第1端子部分23の端面23aは、樹脂パッケージ33の側面33cから露出しており、かつ、樹脂パッケージ33の側面33cに面一である。導電端子20b,20cの各々の第1端子部分23の端面23aは、樹脂パッケージ33の側面33dから露出しており、かつ、樹脂パッケージ33の側面33dに面一である。
【0019】
第2端子部分24は、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に交差する第1方向(例えば、x方向)に突出している。第2端子部分24は、一定幅で、第1方向に延在してもよい。第1方向と第1端子部分23の長手方向との間の角度は、例えば、45°以上135°以下である。第1方向と第1端子部分23の長手方向との間の角度は、60°以上120°以下であってもよく、75°以上105°以下であってもよく、90°であってもよい。本実施の形態では、第1方向は、第1端子部分23に対して磁気センサ素子10から遠ざかる方向である。そのため、本実施の形態では、間隔dは、第1端子部分23と磁気センサ素子10との間の間隔である。
【0020】
第2端子部分24は、端部24aと、側面24cとを含む。
【0021】
第2端子部分24の端部24aは、第2端子部分24のうち第1端子部分23から遠位する端部24aである。本実施の形態では、第2端子部分24の端部24aは、第2端子部分24のうち磁気センサ素子10から遠位する端部24aである。第2端子部分24の端部24aは、第2端子部分24の端面である。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24の端部24aは、樹脂パッケージ33で覆われている。
【0022】
側面24cは、第2端子部分24の側面のうち磁気センサ素子10から遠位する側面である。側面24cは、第2端子部分24の側面のうち、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に近位する側面である。本明細書において、第2端子部分24に対応する第1端子部分23は、第2端子部分24を含む導電端子に含まれている第1端子部分23を意味する。
【0023】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第2端子部分24の側面のうち、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに近位する側面である。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第2端子部分24の側面のうち、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに近位する側面である。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第2端子部分24の側面のうち、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに近位する側面である。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第2端子部分24の側面のうち、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに近位する側面である。
【0024】
本実施の形態では、第2端子部分24は、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れている。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24は、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20bの第2端子部分24は、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20cの第2端子部分24は、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20dの第2端子部分24は、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れている。
【0025】
本実施の形態では、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れている。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れている。
【0026】
本実施の形態では、第2端子部分24の側面24cは、平らである。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に沿って延在している。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに沿って延在している。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに沿って延在している。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに沿って延在している。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに沿って延在している。
【0027】
本実施の形態では、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に交差する方向(例えば、第1端子部分23の長手方向に垂直な方向(例えば、z方向))に延在している。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。
【0028】
導電端子20a,20b,20c,20dは、磁気センサ素子10に電気的に接続されている。導電端子20aは、電極12aに電気的に接続されている。導電端子20bは、電極12bに電気的に接続されている。導電端子20cは、電極12cに電気的に接続されている。導電端子20dは、電極12dに電気的に接続されている。
【0029】
具体的には、導電ワイヤ30aは、電極12aと導電端子20aの頂面21とに接続されており、導電端子20aは、導電ワイヤ30aを介して電極12aに電気的に接続されている。導電ワイヤ30bは、電極12bと導電端子20bの頂面21とに接続されており、導電端子20bは、導電ワイヤ30bを介して電極12bに電気的に接続されている。導電ワイヤ30cは、電極12cと導電端子20cの頂面21とに接続されており、導電端子20cは、導電ワイヤ30cを介して電極12cに電気的に接続されている。導電ワイヤ30dは、電極12dと導電端子20dの頂面21とに接続されており、導電端子20dは、導電ワイヤ30dを介して電極12dに電気的に接続されている。
【0030】
本実施の形態では、導電ワイヤ30a,30b,30c,30dは、各々、第1端子部分23に接続されている。導電ワイヤ30a,30b,30c,30dは、例えば、銅(Cu)ワイヤ、アルミニウム(Al)ワイヤまたは金(Au)ワイヤのような金属ワイヤである。
【0031】
樹脂パッケージ33は、エポキシ樹脂またはポリイミド樹脂のような電気絶縁性を有する樹脂で形成されている。磁気センサ装置1は、磁気センサ素子10を支持するアイランド(例えば、リードフレーム)を含まないアイランドレス構造を有している。磁気センサ素子10は、樹脂パッケージ33によって支持されている。樹脂パッケージ33は、磁気センサ素子10と導電端子20a,20b,20c,20dと導電ワイヤ30a,30b,30c,30dとを覆っており、磁気センサ素子10と導電端子20a,20b,20c,20dと導電ワイヤ30a,30b,30c,30dとを封止している。
【0032】
樹脂パッケージ33は、頂面33aと、頂面33aとは反対側の底面33bと、側面33c,33d,33e,33fとを含む。側面33c,33d,33e,33fは、各々、頂面33aと底面33bとに接続されている。側面33cと側面33dとは、例えばy方向において、互いに対向している。側面33eと側面33fとは、例えばy方向に垂直なx方向おいて、互いに対向している。側面33c,33dは、各々、側面33eと側面33fとに接続されている。側面33e,33fは、各々、側面33cと側面33dとに接続されている。頂面33aと底面33bとは、例えばx方向及びy方向に垂直なz方向において、互いに対向している。
【0033】
樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、素子本体11の側面11cは、樹脂パッケージ33の側面33c及び側面33eに対向しており、かつ、樹脂パッケージ33の側面33c及び側面33eに対して傾いている。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、素子本体11の側面11dは、樹脂パッケージ33の側面33d及び側面33eに対向しており、かつ、樹脂パッケージ33の側面33d及び側面33eに対して傾いている。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、素子本体11の側面11eは、樹脂パッケージ33の側面33d及び側面33fに対向しており、かつ、樹脂パッケージ33の側面33d及び側面33fに対して傾いている。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、素子本体11の側面11fは、樹脂パッケージ33の側面33c及び側面33fに対向しており、かつ、樹脂パッケージ33の側面33c及び側面33fに対して傾いている。
【0034】
本実施の形態の磁気センサ装置1の作用を説明する。
【0035】
本実施の形態の磁気センサ装置1では、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第1端子部分23の端面23aは、樹脂パッケージ33の側面33c,33d,33e,33fのいずれかから露出している。そのため、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第1端子部分23の端面23aが樹脂パッケージ33によって覆われている比較例の磁気センサ装置に比べて、本実施の形態の磁気センサ装置1では、樹脂パッケージ33のy方向のサイズが減少して、磁気センサ装置1が小型化される。
【0036】
本実施の形態の磁気センサ装置1は、上記のとおり、アイランドレス構造を有している。そのため、磁気センサ装置1のz方向のサイズ(高さ)が減少して、磁気センサ装置1が小型化される。
【0037】
本実施の形態の磁気センサ装置1では、導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、第1端子部分23に加えて、第2端子部分24を含む。第2端子部分24は、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に交差する第1方向(例えば、x方向)に突出している。そのため、導電端子20a,20b,20c,20dの各々を樹脂パッケージ33から抜け出させようとする力が、磁気センサ装置1の外部から、樹脂パッケージ33から露出する端面23aを含む導電端子20a,20b,20c,20dの各々に作用しても、第2端子部分24は、導電端子20a,20b,20c,20dの各々が樹脂パッケージ33から抜け出すことを防止する。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24は、樹脂パッケージ33からの導電端子20a,20b,20c,20dの各々の抜け出しを防止するアンカーとして機能する。こうして、磁気センサ装置1の外部から導電端子20a,20b,20c,20dの各々に力が作用しても、導電端子20a,20b,20c,20dの各々が樹脂パッケージ33から抜け出すことが防止され得る。
【0038】
(変形例)
本実施の形態の変形例では、磁気センサ装置1からダイアタッチメントフィルム15が省略されてもよく、磁気センサ素子10の素子本体11の底面11bは、樹脂パッケージ33の底面33bから露出してもよい。
【0039】
本実施の形態の磁気センサ装置1の効果を説明する。
【0040】
本実施の形態の磁気センサ装置1は、磁気センサ素子10と、導電端子(例えば、導電端子20a)と、樹脂パッケージ33とを備える。導電端子は、磁気センサ素子10に電気的に接続されている。樹脂パッケージ33は、磁気センサ素子10及び導電端子を覆っている。樹脂パッケージ33は、頂面33aと、頂面33aとは反対側の底面33bと、頂面33aと底面33bとに接続されている第1側面(例えば、側面33c)とを含む。導電端子は、底面33bから露出しており、かつ、第1端子部分23と第2端子部分24とを含む。第1端子部分23は、樹脂パッケージ33の第1側面から露出する端面23aを含む。第2端子部分24は、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に交差する第1方向(例えば、x方向)に突出している。
【0041】
第1端子部分23の端面23aは樹脂パッケージ33の第1側面(例えば、側面33c)から露出しているため、樹脂パッケージ33のサイズが減少して、磁気センサ装置1が小型化される。また、導電端子(例えば、導電端子20a)は、第1端子部分23に加えて、第2端子部分24を含む。第2端子部分24は、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に交差する第1方向(例えば、x方向)に突出している。そのため、磁気センサ装置1の外部から導電端子に力が作用しても、第2端子部分24は、導電端子が樹脂パッケージ33から抜け出すことを防止する。
【0042】
(実施の形態2)
図3を参照して、実施の形態2に係る磁気センサ装置1bを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1bは、実施の形態1の磁気センサ装置1と同様の構成を備えるが、以下の点において実施の形態1の磁気センサ装置1と異なっている。
【0043】
磁気センサ装置1bでは、導電端子20a,20b,20c,20dは、各々、面取り部25を含む。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、面取り部25は、磁気センサ素子10に対向している。本実施の形態では、面取り部25は、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第1端子部分23に形成されている。間隔dは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の面取り部25と磁気センサ素子10との間の間隔である。
【0044】
本実施の形態の磁気センサ装置1bの効果は、実施の形態1の磁気センサ装置1の効果に加えて、以下の効果を奏する。
【0045】
本実施の形態の磁気センサ装置1bでは、導電端子(例えば、導電端子20a)は、面取り部25を含む。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、面取り部25は、磁気センサ素子10に対向している。
【0046】
導電端子(例えば、導電端子20a)に面取り部25が形成されているため、導電端子は、磁気センサ素子10のより近くに配置され得る。磁気センサ装置1bがさらに小型化され得る。
【0047】
(実施の形態3)
図4を参照して、実施の形態3に係る磁気センサ装置1cを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1cは、実施の形態2の磁気センサ装置1bと同様の構成を備えるが、以下の点において実施の形態2の磁気センサ装置1bと異なっている。
【0048】
磁気センサ装置1cでは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24の端部24aは、樹脂パッケージ33の側面33c,33d,33e,33fのいずれかから露出している。具体的には、導電端子20a,20bの各々の第2端子部分24の端部24aは、樹脂パッケージ33の側面33eから露出している。導電端子20c,20dの各々の第2端子部分24の端部24aは、樹脂パッケージ33の側面33fから露出している。
【0049】
本実施の形態の磁気センサ装置1cの効果は、実施の形態2の磁気センサ装置1bの効果に加えて、以下の効果を奏する。
【0050】
本実施の形態の磁気センサ装置1cでは、樹脂パッケージ33は、頂面33aと底面33bと第1側面(例えば、側面33c)とに接続されている第2側面(例えば、側面33e)を含む。第2端子部分24は、第1端子部分23から遠位する端部24aを含む。第2端子部分24の端部24aは、樹脂パッケージ33の第2側面から露出している。
【0051】
そのため、樹脂パッケージ33のx方向のサイズが減少して、磁気センサ装置1cがさらに小型化され得る。
【0052】
(実施の形態4)
図5を参照して、実施の形態4に係る磁気センサ装置1dを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1dは、実施の形態2の磁気センサ装置1bと同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、以下の点において実施の形態2の磁気センサ装置1bと異なっている。
【0053】
磁気センサ装置1dでは、第2端子部分24は、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aに接続されている。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24は、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aに接続されている。導電端子20bの第2端子部分24は、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aに接続されている。導電端子20cの第2端子部分24は、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aに接続されている。導電端子20dの第2端子部分24は、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aに接続されている。
【0054】
第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aと第2端子部分24の端部24aとに接続されている。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20aの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20bの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20cの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20dの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。
【0055】
本実施の形態では、第2端子部分24の側面24cは、平らである。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に対して傾いている。
【0056】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに対して傾いている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに対して傾いている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに対して傾いている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに対して傾いている。
【0057】
本実施の形態では、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、第2端子部分24に対応する第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。
【0058】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20aの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20bの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。
【0059】
導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20cの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の長手方向に対して傾いている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20dの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。
【0060】
本実施の形態では、第2端子部分24の端部24aは、尖っている。
【0061】
(変形例)
図6に示されるように、本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1eでは、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、湾曲してもよい。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、第2端子部分24に対応する第1端子部分23から遠ざかるように湾曲してもよい。
【0062】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20aの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20bの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20cの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20dの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。
【0063】
図6に示されるように、本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1eでは、第2端子部分24の端部24aは、実施の形態2と同様に、第2端子部分24の端面であってもよい。
【0064】
本実施の形態の別の変形例では、第2端子部分24は、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れてもよい。第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れてもよい。
【0065】
(実施の形態5)
図7を参照して、実施の形態5に係る磁気センサ装置1fを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1fは、実施の形態2の磁気センサ装置1bと同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、以下の点において実施の形態2の磁気センサ装置1bと異なっている。
【0066】
磁気センサ装置1fでは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、端面23aに接続されている側面26,27を含む。側面26は、側面26,27のうち磁気センサ素子10から遠位する側面であり、側面27は、側面26,27のうち磁気センサ素子10から近位する側面である。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、側面26,27の各々は、例えば、端面23aに対して垂直である。
【0067】
樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、側面26に凹部28が設けられている。本実施の形態では、側面26のうち凹部28を規定する部分は、湾曲している。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24は、導電端子20a,20b,20c,20dの各々のうち、凹部28に対して端面23aから遠位する部分である。第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24のうち凹部28を規定する部分である。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第1端子部分23は、端面23aから離れるにつれて、先細である。
【0068】
(変形例)
凹部28は、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の側面27に設けられてもよい。凹部28は、湾曲側面によって規定されていなくてもよく、例えば、複数の平らな側面によって規定されてもよい。
【0069】
(実施の形態6)
図8を参照して、実施の形態6に係る磁気センサ装置1gを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1gは、実施の形態2の磁気センサ装置1bと同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、以下の点において実施の形態2の磁気センサ装置1bと異なっている。
【0070】
磁気センサ装置1gでは、第2端子部分24が第1端子部分23から突出する第1方向は、第1端子部分23に対して磁気センサ素子10に近づく方向である。そのため、間隔dは、第2端子部分24と磁気センサ素子10との間の間隔である。第2端子部分24の端部24aは、第2端子部分24のうち磁気センサ素子10に近位する端部である。面取り部25は、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24に形成されている。
【0071】
導電ワイヤ30a,30b,30c,30dは、各々、第2端子部分24に接続されている。具体的には、導電ワイヤ30aは、導電端子20aの第2端子部分24に接続されている。導電ワイヤ30bは、導電端子20bの第2端子部分24に接続されている。導電ワイヤ30cは、導電端子20cの第2端子部分24に接続されている。導電ワイヤ30dは、導電端子20dの第2端子部分24に接続されている。
【0072】
実施の形態6の磁気センサ装置1gは、実施の形態2の磁気センサ装置1bの効果に加えて、以下の効果を奏する。
【0073】
磁気センサ装置1gでは、第2端子部分24が第1端子部分23から突出する第1方向は、第1端子部分23に対して磁気センサ素子10に近づく方向である。
【0074】
そのため、本実施の形態の磁気センサ装置1gでは、実施の形態2の磁気センサ装置1bよりも、第1端子部分23は、磁気センサ素子10からより遠くに配置され得る。磁気センサ装置1gは、実施の形態2の磁気センサ装置1bが実装される配線基板が有する配線パターンとは異なる配線パターンを有する配線基板に実装され得る。
【0075】
(実施の形態7)
図9を参照して、実施の形態7に係る磁気センサ装置1hを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1hは、実施の形態6の磁気センサ装置1gと同様の構成を備え、実施の形態6の磁気センサ装置1gと同様の効果を奏するが、以下の点において実施の形態6の磁気センサ装置1gと異なっている。
【0076】
磁気センサ装置1hでは、第2端子部分24は、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aに接続されている。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24は、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aに接続されている。導電端子20bの第2端子部分24は、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aに接続されている。導電端子20cの第2端子部分24は、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aに接続されている。導電端子20dの第2端子部分24は、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aに接続されている。
【0077】
第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aと第2端子部分24の端部24aとに接続されている。具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20aの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20bの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20cの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aと、導電端子20dの第2端子部分24の端部24aとに接続されている。
【0078】
本実施の形態では、第2端子部分24の側面24cは、平らである。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に対して傾いている。
【0079】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに対して傾いている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに対して傾いている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに対して傾いている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに対して傾いている。
【0080】
本実施の形態では、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、第2端子部分24に対応する第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。
【0081】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20aの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20bの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。
【0082】
導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いている。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20cの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の長手方向に対して傾いている。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20dの第1端子部分23から遠ざかるように傾いている。
【0083】
本実施の形態では、第2端子部分24の側面24cは、面取り部25に接続されている。第2端子部分24の端部24aは、側面24cと面取り部25とによって形成されており、かつ、尖っている。
【0084】
(変形例)
図10を参照して、本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1iでは、第2端子部分24の側面24cは、湾曲してもよい。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、第2端子部分24に対応する第1端子部分23から遠ざかるように湾曲してもよい。
【0085】
具体的には、導電端子20aの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20aの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。導電端子20bの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20bの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。導電端子20cの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20cの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。導電端子20dの第2端子部分24の側面24cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、導電端子20dの第1端子部分23から遠ざかるように湾曲している。
【0086】
本実施の形態の別の変形例では、第2端子部分24は、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れてもよい。第2端子部分24の側面24cは、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れてもよい。
【0087】
(実施の形態8)
図11を参照して、実施の形態8に係る磁気センサ装置1jを説明する。本実施の形態の磁気センサ装置1jは、実施の形態2の磁気センサ装置1bと同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、以下の点において実施の形態2の磁気センサ装置1bと異なっている。
【0088】
磁気センサ装置1jでは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々は、第3端子部分29をさらに含む。第3端子部分29は、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から第1端子部分23の長手方向に交差する第2方向に突出している。第2方向は、第1方向と異なっており、第1端子部分23に対して磁気センサ素子10に近づく方向である。そのため、間隔dは、第3端子部分29と磁気センサ素子10との間の間隔である。第2方向は、第1方向とは正反対であってもよい。
【0089】
第3端子部分29は、端部29aと、側面29cとを含む。第3端子部分29の端部29aは、第3端子部分29のうち第1端子部分23から遠位する端部である。本実施の形態では、第3端子部分29の端部29aは、第3端子部分29のうち磁気センサ素子10に近位する端部である。第3端子部分29の端部29aは、第3端子部分29の端面である。
【0090】
側面29cは、第3端子部分29の側面のうち磁気センサ素子10から遠位する側面である。側面29cは、第3端子部分29の側面のうち、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に近位する側面である。本明細書において、第3端子部分29に対応する第1端子部分23は、第3端子部分29を含む導電端子に含まれている第1端子部分23を意味する。
【0091】
具体的には、導電端子20aの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20aの第3端子部分29の側面のうち、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに近位する側面である。導電端子20bの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20bの第3端子部分29の側面のうち、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに近位する側面である。導電端子20cの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20cの第3端子部分29の側面のうち、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに近位する側面である。導電端子20dの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20dの第3端子部分29の側面のうち、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに近位する側面である。
【0092】
本実施の形態では、第3端子部分29は、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aから離れている。具体的には、導電端子20aの第3端子部分29は、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20bの第3端子部分29は、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20cの第3端子部分29は、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20dの第3端子部分29は、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れている。
【0093】
本実施の形態では、第3端子部分29の側面29cは、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aから離れている。具体的には、導電端子20aの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20bの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20cの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aから離れている。導電端子20dの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aから離れている。
【0094】
本実施の形態では、第3端子部分29の側面29cは、平らである。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第3端子部分29の側面29cは、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に沿って延在している。具体的には、導電端子20aの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20aの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに沿って延在している。導電端子20bの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20bの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに沿って延在している。導電端子20cの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20cの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33dに沿って延在している。導電端子20dの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20dの第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面33cに沿って延在している。
【0095】
本実施の形態では、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第3端子部分29の側面29cは、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に交差する方向(例えば、第1端子部分23の長手方向に垂直な方向(例えば、x方向))に延在している。具体的には、導電端子20aの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20aの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。導電端子20bの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20bの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。導電端子20cの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20cの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。導電端子20dの第3端子部分29の側面29cは、導電端子20dの第1端子部分23の長手方向に交差する方向に延在している。
【0096】
導電ワイヤ30a,30b,30c,30dは、各々、第3端子部分29に接続されている。具体的には、導電ワイヤ30aは、導電端子20aの第3端子部分29に接続されている。導電ワイヤ30bは、導電端子20bの第3端子部分29に接続されている。導電ワイヤ30cは、導電端子20cの第3端子部分29に接続されている。導電ワイヤ30dは、導電端子20dの第3端子部分29に接続されている。
【0097】
(変形例)
図12を参照して、本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1kでは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24は、実施の形態4(図5を参照)の第2端子部分24と同様に、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aに接続されてもよい。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第2端子部分24の側面24cは、実施の形態4(図5を参照)の側面24cと同様に、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aと第2端子部分24の端部24aとに接続されてもよい。
【0098】
本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1kでは、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、実施の形態4(図5を参照)の側面24cと同様に、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に対して傾いてもよい。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、実施の形態4(図5を参照)の側面24cと同様に、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いてもよい。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第2端子部分24の側面24cは、実施の形態4(図5を参照)の側面24cと同様に、第2端子部分24に対応する第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、第2端子部分24に対応する第1端子部分23から遠ざかるように傾いてもよい。第2端子部分24の端部24aは、実施の形態4(図5を参照)の端部24aと同様に、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、尖ってもよい。
【0099】
本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1kでは、導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第3端子部分29は、実施の形態7(図9を参照)の第2端子部分24と同様に、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aに接続されてもよい。導電端子20a,20b,20c,20dの各々の第3端子部分29の側面29cは、実施の形態7(図9を参照)の第2端子部分24の側面24cと同様に、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aと第3端子部分29の端部29aとに接続されてもよい。
【0100】
本実施の形態の変形例の磁気センサ装置1kでは、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第3端子部分29の側面29cは、実施の形態7(図9を参照)の第2端子部分24の側面24cと同様に、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aが露出している樹脂パッケージ33の側面に対して傾いてもよい。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第3端子部分29の側面29cは、実施の形態7(図9を参照)の第2端子部分24の側面24cと同様に、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の長手方向(例えば、y方向)に対して傾いてもよい。樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第3端子部分29の側面29cは、実施の形態7(図9を参照)の第2端子部分24の側面24cと同様に、第3端子部分29に対応する第1端子部分23の端面23aから離れるにつれて、第3端子部分29に対応する第1端子部分23から遠ざかるように傾いてもよい。第3端子部分29の端部29aは、実施の形態7(図9を参照)の端部24aと同様に、尖ってもよい。
【0101】
本実施の形態の磁気センサ装置1j,1kは、実施の形態2の磁気センサ装置1bと同様の以下の効果を奏する。
【0102】
本実施の形態の磁気センサ装置1j,1kでは、導電端子(例えば、導電端子20a)は、第3端子部分29をさらに含む。第3端子部分29は、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から第1端子部分23の長手方向に交差する第2方向に突出している。第2方向は、第1端子部分23に対して磁気センサ素子10に近づく方向である。
【0103】
第1端子部分23の端面23aは樹脂パッケージ33の第1側面(例えば、側面33c)から露出しているため、樹脂パッケージ33のサイズが減少して、磁気センサ装置1j,1kが小型化される。また、導電端子(例えば、導電端子20a)は、第1端子部分23に加えて、第2端子部分24と第3端子部分29とを含む。第2端子部分24と第3端子部分29とは、樹脂パッケージ33の頂面33aの平面視において、第1端子部分23から突出している。そのため、磁気センサ装置1j,1kの外部から導電端子に力が作用しても、第2端子部分24と第3端子部分29とは、導電端子が樹脂パッケージ33から抜け出すことを防止する。
【0104】
今回開示された実施の形態1から実施の形態8及びそれらの変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。矛盾のない限り、今回開示された実施の形態1から実施の形態8及びそれらの変形例の少なくとも二つを組み合わせてもよい。本開示の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
【0105】
(付記)
(1)磁気センサ装置は、磁気センサ素子と、導電端子と、樹脂パッケージとを備える。導電端子は、磁気センサ素子に電気的に接続されている。樹脂パッケージは、磁気センサ素子及び導電端子を覆っている。樹脂パッケージは、頂面と、頂面とは反対側の底面と、頂面と底面とに接続されている第1側面とを含む。導電端子は、底面から露出しており、かつ、第1端子部分と第2端子部分とを含む。第1端子部分は、第1側面から露出する端面を含む。第2端子部分は、樹脂パッケージの頂面の平面視において、第1端子部分から第1端子部分の長手方向に交差する第1方向に突出している。
【0106】
(2)上記(1)の磁気センサ装置では、導電端子は、面取り部を含む。樹脂パッケージの頂面の平面視において、面取り部は、磁気センサ素子に対向している。
【0107】
(3)上記(1)または(2)の磁気センサ装置では、樹脂パッケージは、頂面と底面と第1側面とに接続されている第2側面を含む。第2端子部分は、第1端子部分から遠位する端部を含む。第2端子部分の端部は、第2側面から露出している。
【0108】
(4)上記(1)から(3)のいずれかの磁気センサ装置では、第2端子部分は、端面から離れている。
【0109】
(5)上記(1)から(3)のいずれかの磁気センサ装置では、第2端子部分は、端面に接続されている。
【0110】
(6)上記(1)から(5)のいずれかの磁気センサ装置では、第1方向は、第1端子部分に対して磁気センサ素子から遠ざかる方向である。
【0111】
(7)上記(1)から(5)のいずれかの磁気センサ装置では、第1方向は、第1端子部分に対して磁気センサ素子に近づく方向である。
【0112】
(8)上記(6)の磁気センサ装置では、導電端子は、第3端子部分をさらに含む。第3端子部分は、樹脂パッケージの頂面の平面視において、第1端子部分から第1端子部分の長手方向に交差する第2方向に突出している。第2方向は、第1端子部分に対して磁気センサ素子に近づく方向である。
【0113】
(9)上記(1)から(8)のいずれかの磁気センサ装置で、導電ワイヤをさらに備える。磁気センサ素子は、電極を含む。導電ワイヤは、電極と導電端子とに接続されている。樹脂パッケージは、導電ワイヤをさらに覆う。
【符号の説明】
【0114】
1,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h,1i,1j,1k 磁気センサ装置、10 磁気センサ素子、11 素子本体、11a 頂面、11b 底面、11c,11d,11e,11f 側面、12a,12b,12c,12d 電極、15 ダイアタッチメントフィルム、20a,20b,20c,20d 導電端子、21 頂面、22 底面、23 第1端子部分、23a 端面、24 第2端子部分、24a 端部、24c 側面、25 面取り部、26,27 側面、28 凹部、29 第3端子部分、29a 端部、29c 側面、30a,30b,30c,30d 導電ワイヤ、33 樹脂パッケージ、33a 頂面、33b 底面、33c,33d,33e,33f 側面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12