(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023183489
(43)【公開日】2023-12-28
(54)【発明の名称】針山
(51)【国際特許分類】
A41H 17/00 20060101AFI20231221BHJP
【FI】
A41H17/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022097029
(22)【出願日】2022-06-16
(71)【出願人】
【識別番号】522107854
【氏名又は名称】JUKIプロサーブ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】安納 佳奈
(72)【発明者】
【氏名】本水 紀恵
(72)【発明者】
【氏名】青山 玲理
(57)【要約】
【課題】簡単に針刺し部を交換でき、強制的に引き出さない限り針刺し部が基台から脱出することのない針山を提供すること。
【解決手段】針が刺される針刺し部2と、針刺し部2の少なくとも一部を収容することが可能な収容凹部30を有する基台3とを備え、針刺し部2は、収容凹部30の側面に着脱可能に係合することが可能な係合部230を端部に有する係止部材23を備えている。係合部230は係止部材23の側面であっても、係止部材23の折り曲げられた端部であってもよい。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
針が刺される針刺し部と、
前記針刺し部の少なくとも一部を収容することが可能な収容凹部を有する基台と、を備え、
前記針刺し部は、前記収容凹部の側面に着脱可能に係合することが可能な係合部を端部に有する係止部材を備えている
ことを特徴とする針山。
【請求項2】
前記係合部は前記係止部材の側面であることを特徴とする請求項1に記載の針山。
【請求項3】
前記係合部は、前記係止部材の折り曲げられた端部であることを特徴とする請求項1に記載の針山。
【請求項4】
前記針刺し部は、外包材を備えており、
該外包材は、前記係止部材の上面に取り付けられており、
前記係合部は、前記外包材を介さず、前記収容凹部の側面に着脱可能に係合することが可能である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の針山。
【請求項5】
前記針刺し部は、外包材を備えており、
該外包材は、前記係止部材の上方から前記係止部材を超えて下面に取り付けられており、
前記係合部は、前記外包材を介して、前記収容凹部の側面に着脱可能に係合することが可能である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の針山。
【請求項6】
前記基台の前記収容凹部に設けられたスリットと
前記スリットに通されたバンドと、を備え、
前記収容凹部に係合された前記係止部材で前記バンドを押圧する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の針山。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、針山に関する。
【背景技術】
【0002】
縫製作業あるいは仮縫い作業を行う際には、縫い針や待ち針を針山に刺しておき、必要な針を針山から抜いて使用し、使用後は再度針山に戻すのが一般的である。
【0003】
特許文献1には、針山の周囲に磁石を取り付け、針山及び磁石を囲むようにカバーを直立或いは斜め上方に向かって取り付け、針山の底面に腕輪或いは指輪をなすゴム帯を付けたカバーつき針さしが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載のような針山は、針山にカバー及びゴム帯が分離不能に固定されているので、針山やゴム帯が破損したり、針山の色や模様を変えたいときも交換することができなかった。
また、このような針山を手首や指に取り付けると、針山の下面を覆う保護部材がないので、針山に刺した針の先端が手首或いは指に刺さる心配があった。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、簡単に針刺し部を交換できる針山を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願請求項1に係る発明は、針が刺される針刺し部と、前記針刺し部の少なくとも一部を収容することが可能な収容凹部を有する基台とを備え、前記針刺し部は、前記収容凹部の側面に着脱可能に係合することが可能な係合部を端部に有する係止部材を備えていることを特徴とする針山である。
【0008】
本願請求項2に係る発明は、前記係合部は前記係止部材の側面であることを特徴とする請求項1に記載の針山である。
【0009】
本願請求項3に係る発明は、前記係合部は、前記係止部材の折り曲げられた端部であることを特徴とする請求項1に記載の針山である。
【0010】
本願請求項4に係る発明は、前記針刺し部は、外包材を備えており、該外包材は、前記係止部材の上面に取り付けられており、前記係合部は、前記外包材を介さず、前記収容凹部の側面に着脱可能に係合することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の針山である。
【0011】
本願請求項5に係る発明は、前記針刺し部は、外包材を備えており、該外包材は、前記係止部材の上方から前記係止部材を超えて下面に取り付けられており、前記係合部は、前記外包材を介して、前記収容凹部の側面に着脱可能に係合することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の針山である。
【0012】
本願請求項6に係る発明は、前記基台の前記収容凹部に設けられたスリットと前記スリットに通されたバンドと、を備え、前記収容凹部に係合された前記係止部材で前記バンドを押圧することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の針山である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、針刺し部を基台に着脱できるように収容したので、針刺し部を色、模様等のデザインが異なるものに変更したい場合や、針刺し部が破損した場合は、簡単に交換することができる。
針刺し部は、収容凹部の側面に着脱可能に係合される係合部を端部に有する係止部材を備えているので、強制的に引き出さない限り作業中に基台から脱出することがない。
【0014】
加えて、係合部が係止部材の側面であるため、係止部材を収容凹部に係合するために特段の係止構造を別途設ける必要が無く、構造が簡略化されてコストが低くて済む。
【0015】
加えて、係合部を係止部材の折り曲げられた端部とすることにより、係止部材を収容凹部の形状・寸法に合わせて高い精度で作成する必要が無い。
【0016】
加えて、針刺し部の外包材を係止部材の上面に取り付けると、針刺し部の下面に係止部材の上面を取り付けるだけで済み、針刺し部の製作が容易である。
【0017】
加えて、針刺し部の外包材を、係止部材の上方から係止部材を超えて下面に取り付けると、係止部材の端部が外包材を介して収容凹部の側面に係合されるので、外包材が布であれば係止部材を取り出し易くなり、収容凹部と嵌め込まれる係止部材との寸法精度が低くて済み、製作が容易となる。
【0018】
加えて、基台の収容凹部に設けられたスリットとスリットに通されたバンドとを備え、収容凹部に係合された係止部材でバンドを押圧するため、基台がベルトに対してずれることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の第1の実施形態を示す針山の斜視図である。
【
図2】本発明の第1の実施形態を示す針山の分解斜視図である。
【
図3】本発明の第1の実施形態を示す針山の要部断面図である。
【
図4】本発明の第1の実施形態に係る針刺し部の底面図である。
【
図5】本発明の第1の実施形態に係る基台の平面図である。
【
図6】本発明の第2の実施形態に係る針刺し部の底面図である。
【
図7】本発明の第3の実施形態に係る基台及び係合部材の平面図である。
【
図8】本発明の第4の実施形態に係る針山の断面図である。
【
図9】本発明の第5の実施形態を示す針刺し部の要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態につき図面を参照する等して説明する。
なお、本発明は、実施形態に限定されないことはいうまでもない。
【0021】
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を、
図1乃至
図5を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は針山の斜視図であり、
図2は針山の分解斜視図であり、
図3は針山の断面図であり、
図4は針刺し部の底面図であり、
図5は基台の平面図である。
【0023】
図1及び
図2に示すように、本実施形態の針山1は、手首(不図示)などに取り付けて使用するものであり、針刺し部2と、基台3と、バンド4とを備える。
【0024】
図3に示すように、針刺し部2は、柔軟性のある芯材20を布等の外包材21で包んで形成した本体部22を有する。
本体部22は、上部に略球形の部分などを含む形状を備えている。また、本体部は、後述する基台の収容凹部の形状に合わせて平面視で略円形である。
【0025】
芯材20の素材としては、天然繊維、毛糸等があるが、羊毛綿のように油分を含むものを使用すると針が錆びるのを防ぐことができる。
【0026】
本体部22の下面には、合成樹脂、厚紙、ゴム、アルミ板等の比較的硬質な素材より成る係止部材23が取付けられる。
【0027】
係止部材23は、
図4に示すように、本体部22の直径よりやや小さい直径を有する円板状であり、係止部材23の上面に本体部22(本実施形態では外包材21)が接着等により固定されている(
図2、
図3)。
図4において、符号21aは布が絞られて形成された外包材21のしわを表している。
針刺し部2の外包材21を係止部材23の上面に取り付けると、針刺し部2の本体部22の下面に係止部材23の上面を取り付けるだけで済み、針刺し部2の製作が容易である。
【0028】
基台3は、木、合成樹脂等を素材とし、
図5に示すように、上面が開口し底部を有した円盤状であって、内部に針刺し部2の少なくとも一部(本実施形態では下部)を収容することが可能な平面視円形の収容凹部30を有する。
なお、本実施形態では、基台3は円盤状であるが、円筒状など他の形状であっても良い。
【0029】
収容凹部30は、側面30aと底面30bで形成される。
収容凹部30の底面30bには、基台3の下面まで貫通する2本の平行なスリット31が穿設されている。
【0030】
図1及び
図2に示すように、バンド4は、布、ゴム等を素材とし、スリット31の長さよりやや幅が狭い帯状片であり、基台3に取り付けられる。バンド4の両端部には、互いに着脱可能に係合する面ファスナー、ボタン等の係止具40が設けられる。
【0031】
バンド4は、基台3の下から一方のスリット31を通して収容凹部30の内部に差し込み、さらに他方のスリット31から基台3の下方へ通して、基台3に摺動及び引き抜き可能に取り付けられる。
【0032】
収容凹部30の側面30aの内径は、針刺し部2の係止部材23の外径よりわずかに小さい。
バンド4を基台3に取り付けた状態で、収容凹部30の内部に係止部材23を下に向けて針刺し部2を挿入する。
【0033】
収容凹部30の内径は係止部材23の外径より僅かに小さいので、係止部材23を上から強制的に押圧することにより、係止部材23の端部の側面が係合部230となって収容凹部30の側面30aに係合し、針刺し部2の下部が基台3の収容凹部30に収容される。
【0034】
また、収容凹部30の下部においては、係止部材23がバンド4の上面に当接するまで押し下げられて、バンド4を押圧して基台3がバンド4に対してずれることを防止することができる。
【0035】
バンド4は基台3の両側に張り出すので、バンド4を手首に巻いて係止具40を留めることにより、針山1を手首に装着することができる。
針山1を手首に取り付けても、針刺し部2の下面には基台3が設けられているので、針刺し部2に刺した針の先端が針山1を貫通して手首に刺さる心配はない。
【0036】
バンド4は基台3から着脱することが可能なため、好みの色や模様のものに交換できる。
また、基台3はバンド4に対して移動可能なので、針刺し部2の向きが不適当な場合は、適した位置へ基台3ごと合わせることができる。
【0037】
係止部材23の端部の側面が係合部230となって収容凹部30の側面に係合するため、強く引き上げない限り針刺し部2は収容凹部30から脱出することはない。よって、縫製作業中に、針刺し部2が基台3から不意に脱出することがない。
針刺し部2を強く引き上げると収容凹部30から取り出せるので、針刺し部2が破損するなどして交換をしたり、色、模様等の別のデザインのものに取り換えたい場合には、簡単に別の針刺し部2に簡単に交換することができる。
【0038】
針刺し部2が上記のような係止部材23を備えていないと、基台3の収容凹部30内に収容させる場合に、簡単に外れないようにするためには、本体部22を収容凹部30の寸法に合わせて作成しなければならず、高い精度が要求されることになる。また、接着剤を用いて本体部22を収容凹部30内に接着することも考えられるが、交換する際には容易に交換することができなかったり、場合によっては接着により外包材21が破れてしまう場合もある。しかしながら、本実施形態によれば、これらの問題を解決することができる。
【0039】
係止部材23の端部の側面を係合部230として収容凹部30の側面30aに係合させるため、係合させるための特段の構造を別途設ける必要が無く、構造が簡略化されてコストが低くて済む。
【0040】
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態を、
図6を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
【0041】
本実施形態では、係止部材の形状が第1の実施形態と異なる。
図6は、針刺し部の底面図である。
【0042】
図6に示すように、本実施形態では、細長い帯板状の係止部材23が針刺し部2の本体部22の下面の外包材21に、本体部22の直径に沿って取り付けられている。
図6において、符号21aは布が絞られて形成された外包材21のしわを表している。
【0043】
係止部材23の長手方向の端部間の長さは、基台3の収容凹部30の側面30aの内径より僅かに長く、端部の短い辺は収容凹部30の側面30aの形状に合わせて円弧状に湾曲している。
【0044】
針刺し部2の下部を基台3の収容凹部30に挿入して係止部材23を押し下げると、針刺し部2の下部が収容凹部30に収容され、係止部材23の端部の側面が係合部230となって収容凹部30の側面に着脱可能に係合して、針刺し部2が収容凹部30から脱出しないように保持される。
【0045】
細長い帯板状の係止部材23とすることで、細長い帯板状の長手方向側の端部間の寸法だけを収容凹部30に合わせるだけで済み、係止部材の製作を容易に行うことができる。
【0046】
[第3の実施形態]
以下、第3の実施形態を、
図7を参照して説明する。なお、第1及び第2の実施形態と同様の部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
【0047】
第3の実施形態は、係止部材23の平面視の形状が第1の実施形態と異なっている。
図7は、基台及び係合部材の平面図である。
【0048】
図7に示すように、係止部材23は、平面視四角形である。
係止部材23は、2本の対角線が収容凹部30の側面30aの内径よりも僅かに長い大きさを有する。
【0049】
針刺し部2は、係止部材23の四隅部の端部の側面が係合部230となって収容凹部30の側面に着脱可能に係合し、収容凹部30に収容されて保持される。
【0050】
[第4の実施形態]
以下、第4の実施形態を、
図8を参照して説明する。なお、第1乃至第3の実施形態と同様の部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
【0051】
第4の実施形態は、係止部材23の収容凹部30の側面30aとの係合構造が第1の実施形態と異なっている。
図8は、針山の断面図である。
【0052】
第4の実施形態では、係止部材23がゴム等の可撓性のある素材より成り、係止部材23の端部の外径が収容凹部30の内径より大きい。
本体部22に取付けられた係止部材23を基台3の収容凹部30内に押し下げると、
図8に示すように、係止部材23の周端部が上方へ折れ曲がり、この折り曲げられた端部が係合部230となって収容凹部30の側面30aに着脱可能に係合する。
【0053】
係合部230を係止部材23の折り曲げられた端部とすることにより、係止部材23を収容凹部30の形状・寸法に合わせて高い精度で作成する必要が無い。
【0054】
[第5の実施形態]
以下、第5の実施形態を、
図9を参照して説明する。なお、第1乃至第4の実施形態と同様の部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
【0055】
第5の実施形態は、係止部材23の収容凹部30の側面30aとの係合構造が第1乃至第4の実施形態と異なっている。
図9は、針刺し部の要部断面図である。
【0056】
図9に示すように、第5の実施形態では、芯材20を包む外包材21が係止部材23の上方から係止部材23を超えて接着等により下面に取り付けられている。
本実施形態では、係止部材23を基台3の収容凹部30に押し込むと、係止部材23の端部側面の係合部230は、外包材21を介して、収容凹部30の側面30aに着脱可能に係合する。
【0057】
針刺し部2の外包材21を、係止部材23の上方から係止部材23を超えて下面に取り付けると、係止部材23の端部が外包材21を介して収容凹部30の側面30aに係合されるので、外包材21が布であれば滑りやすく係止部材23を着脱が容易となる。
また、外包材21を介在させる係止構造のため、収容凹部30と嵌め込まれる係止部材23との寸法精度が低くて済み、製作が容易となる。
【0058】
〔その他の変形例〕
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
【0059】
本実施形態では、基台の収容凹部の内径を上端から下端に亘って均一としてあるが、上端から下端に向かって狭まるように形成しても良い。また、収容凹部の側面において、係止部材と係合させる部分だけの内径を小さくして、すなわち、当該部分だけを突出させて形成して係合させるようにしても良い。
【0060】
本実施形態では、収容凹部の上端から下端に亘って均一に形成された側面に係止部材の端部を係合させるようにしたが、これに限られない。
例えば、収容凹部の側面に内側に突出する突条を形成し、この突条の下面と係止部材の端部とを係合させるようにしても良い。この場合には、突条の内径を係止部材の係合部の外径よりも小さく形成して、係止部材を収容凹部内に押し込んで、係止部材が突条を通過した後、係止部材の周縁部が係合部となって突条の下面と係合し、針刺し部の下部が収容凹部に脱出しないよう収容される。また、突条の角取りをしておけば、係止部材の着脱がしやすくなる。
【0061】
第2の実施形態では、係止部材が細長い1本の帯板であるが、2本の帯板を平面視直交に重ねたような十文字形状としても、また、多数の帯板が放射状に張り出す形状としてもよい。
【0062】
本実施形態では、手首に巻き付けるためのバンドを基台に取り付けてあるが、バンドを設けずに、基台を下にして針山を作業台等に載置するようにしても良い。
【0063】
本実施形態では、針刺し部2の本体部22は収容凹部30の形状に合わせて、平面視で略円形であったが、これに限られず、例えば楕円形や矩形、多角形であっても良い。
【0064】
変形例を含むいずれの実施形態における各技術的事項を他の実施形態に適用して実施例としても良い。
【符号の説明】
【0065】
1 針山
2 針刺し部
20 芯材
21 外包材
22 本体部
23 係止部材
230 係合部
3 基台
30 収容凹部
31 スリット
4 バンド
40 係止具