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特開2023-184025レンズユニット、LEDヘッド、露光装置、画像形成装置、読取ヘッド、及び画像読取装置
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  • 特開-レンズユニット、LEDヘッド、露光装置、画像形成装置、読取ヘッド、及び画像読取装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023184025
(43)【公開日】2023-12-28
(54)【発明の名称】レンズユニット、LEDヘッド、露光装置、画像形成装置、読取ヘッド、及び画像読取装置
(51)【国際特許分類】
   G02B 13/26 20060101AFI20231221BHJP
   G02B 3/00 20060101ALI20231221BHJP
   G02B 7/02 20210101ALI20231221BHJP
   G03G 15/04 20060101ALI20231221BHJP
   B41J 2/447 20060101ALI20231221BHJP
   B41J 2/45 20060101ALI20231221BHJP
   H04N 1/036 20060101ALI20231221BHJP
   H04N 1/028 20060101ALI20231221BHJP
【FI】
G02B13/26
G02B3/00 A
G02B7/02 B
G02B7/02 H
G03G15/04 111
B41J2/447 101C
B41J2/45
H04N1/036
H04N1/028 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022097915
(22)【出願日】2022-06-17
(71)【出願人】
【識別番号】000000295
【氏名又は名称】沖電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100116964
【弁理士】
【氏名又は名称】山形 洋一
(74)【代理人】
【識別番号】100120477
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 賢改
(74)【代理人】
【識別番号】100135921
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 昌彦
(74)【代理人】
【氏名又は名称】半田 淳一
(72)【発明者】
【氏名】中道 蓮
(72)【発明者】
【氏名】木田 学武
【テーマコード(参考)】
2C162
2H044
2H076
2H087
5C051
【Fターム(参考)】
2C162AE04
2C162AE21
2C162AE28
2C162AE40
2C162AE47
2C162FA04
2C162FA17
2C162FA44
2H044AB07
2H044AB10
2H044AB22
2H044AG01
2H076AB42
2H076AB51
2H087KA08
2H087KA18
2H087LA01
2H087LA27
2H087NA18
2H087PA02
2H087PA17
2H087PB02
2H087QA02
2H087QA07
2H087QA14
2H087QA21
2H087QA34
2H087QA41
2H087RA26
2H087RA37
2H087RA44
2H087RA45
2H087UA01
5C051AA01
5C051AA02
5C051BA04
5C051CA08
5C051DB01
5C051DB02
5C051DB04
5C051DB22
5C051DB29
5C051DC04
5C051DC07
5C051FA01
(57)【要約】
【課題】露光装置のレンズユニットでは、レンズの外周部に入射する光線が一点に結像できず、フレアの原因となって印刷品質を悪化させてしまうという問題があった。
【解決手段】 複数の第1レンズ106aが光軸106bに対して略直交する配列方向に配置された第1レンズプレート106と、複数の第2レンズ108dが光軸108eに対して略直交する配列方向に配置された第2レンズプレート108と、光軸106b及び光軸108eが通過する複数の開口部105a,107aが配列方向に配置されたマスク105及びシールド107とを有し、略同一形状の第1レンズプレート106と第2レンズプレートを、光軸106bと光軸108eが一致するように対向させて配置し、形成される中間像と第1レンズプレート106との距離Lc1が、中間像と第2レンズプレート108との距離Lc2よりも大きくなるように配置する。
【選択図】図10
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の第1のレンズ素子が第1の光軸に対して略直交する配列方向に列をなして配置された第1のレンズアレイと、
複数の第2のレンズ素子が第2の光軸に対して略直交する前記配列方向に列をなして配置された第2のレンズアレイと、
前記第1の光軸及び前記第2の光軸が通過する複数の絞りが前記配列方向に列をなして配置された遮光部材とを有するレンズユニットにおいて、
略同一形状の前記第1のレンズアレイと前記第2のレンズアレイを、前記第1の光軸と前記第2の光軸が一致するように対向させて配置し、
前記第1のレンズアレイによって形成される中間像と前記第1のレンズアレイとの距離が、前記中間像と前記第2のレンズアレイとの距離よりも大きくなるように配置されたことを特徴とするレンズユニット。
【請求項2】
前記レンズユニットにおいて、前記第1のレンズアレイと光源との距離Lo、前記第1のレンズ素子の焦点距離f、前記第1のレンズアレイと前記第2のレンズアレイとの距離Lにおいて、不等式
f・Lo/(Lo-f)>L/2
及び、不等式
f・L/(L-2f)-Lo<f/10
を満たすことを特徴する請求項1記載のレンズユニット。
【請求項3】
請求項1又は2のレンズユニットとLED素子とを備えたことを特徴とするLEDヘッド。
【請求項4】
請求項1又は2のレンズユニットと発光素子とを備えたことを特徴とする露光装置。
【請求項5】
請求項1又は2のレンズユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1又は2のレンズユニットと受光素子とを備えたことを特徴とする読取ヘッド。
【請求項7】
請求項6の読取ヘッドを備えたことを特徴とする画像読取装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズユニット、露光装置、読取ヘッド、画像形成装置、及び画像読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
2枚のレンズを使用して正立等倍像を形成する場合、1枚目のレンズで形成される中間像としての倒立縮小像に対して、2枚目のレンズによって倒立拡大像が形成されることで実現される。このとき、中間像としての倒立縮小像が、2枚のレンズから略等距離の位置で形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-34795号公報(第9頁、図6
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方法では、レンズの外周部に入射する光線が一点に結像できず、フレアの原因となって印刷品質を悪化させてしまうという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるレンズユニットは、複数の第1のレンズ素子が第1の光軸に対して略直交する配列方向に列をなして配置された第1のレンズアレイと、複数の第2のレンズ素子が第2の光軸に対して略直交する前記配列方向に列をなして配置された第2のレンズアレイと、前記第1の光軸及び前記第2の光軸が通過する複数の絞りが前記配列方向に列をなして配置された遮光部材とを有するレンズユニットであって、
略同一形状の前記第1のレンズアレイと前記第2のレンズアレイを、前記第1の光軸と前記第2の光軸が一致するように対向させて配置し、前記第1のレンズアレイによって形成される中間像と前記第1のレンズアレイとの距離が、前記中間像と前記第2のレンズアレイとの距離よりも大きくなるように配置されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、第2のレンズ素子上に入射する光の領域を狭くすることができるため、フレアの原因となるレンズ外周部への光線の入射を防ぐことができ、フレアを低減させて光学系全体としての解像度が向上し、印刷品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明によるLEDヘッドを備えた実施の形態1の画像形成装置の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
図2】LEDヘッドの外観斜視図である。
図3図2に示すLEDヘッドの積層された各構成部材を分解して示す積層分解図である。
図4】光源基板とマスクとにおいて、(a)が長手方向の左側端部近傍の、(b)が長手方向中央部の、そして(c)が長手方向右側端部近傍の各係合関係の説明に供する図である。
図5】マスクと第1レンズプレートとにおいて、(a)が長手方向の左側端部近傍の、(b)が長手方向中央部の、そして(c)が長手方向右側端部近傍の各係合関係の説明に供する図である。
図6】シールドと第2レンズプレートとにおいて、(a)が長手方向の左側端部近傍の、(b)が長手方向中央部の、そして(c)が長手方向右側端部近傍の各係合関係の説明に供する図である。
図7】ヘッドホルダと第2レンズプレートの係合関係の説明に供する図で、(a)、(b)、(c)は、それぞれ第2レンズプレートの長手方向における左側端部近傍、中央部、右側端部近傍を斜め下方からみた斜視図であり、(d)は、ヘッドホルダを長手方向中央部で切断した断部を斜め上方からみた斜視図である。
図8】ヘッドホルダと、その内部に積層配置された各部材とによって構成されたLEDヘッドの、長手方向の中央部で切断した断部周辺を、斜め上方からみた斜視図である。
図9】(a)はマスクを下側からみた構成図であり、(b)は第1レンズプレートを下側からみた構成図であり、(c)はシールドを下側からみた構成図であり、(d)は第2レンズプレートを下側からみた構成図である。
図10】第1レンズプレートの第1レンズの光軸を含み、ZY平面に平行な面によってレンズユニットを切断した断面を模式的に示す断面図である。
図11】シミュレーション結果を示すグラフであり、(a)は、MTFの平均値の変化を示し、(b)は、MTFのばらつきの変化を示す。
図12】実施の形態2の画像読取装置を示す斜視図である。
図13】実施の形態2における読取ヘッドの構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
図1は、本発明による露光装置としてのLEDヘッド15を備えた実施の形態1の画像形成装置11の要部構成を概略的に示す要部構成図である。
【0009】
画像形成装置11は、例えば、電子写真カラープリンタとしての構成を備え、画像形成部を構成する、4つの独立した画像形成ユニット12K、12Y、12M、12C(特に区別する必要がない場合は単に画像形成ユニット12と称す場合がある)が、記録媒体としての記録用紙40の搬送方向(矢印A方向)に沿って上流側から順に配設されている。
【0010】
画像形成ユニット12Kはブラック(K)の画像を形成し、画像形成ユニット12Yはイエロー(Y)の画像を形成し、画像形成ユニット12Mはマゼンタ(M)の画像を形成し、画像形成ユニット12Cはシアン(C)の画像を形成する。尚、記録媒体として、記録用紙40の他に、OHP用紙、封筒、複写紙、特殊紙等を使用することができる。
【0011】
各画像形成ユニット12K、12Y、12M、12Cは、使用する現像剤の色以外は同一の構成を備えているため、ここでは代表して画像形成ユニット12Kの構成について説明する。
【0012】
画像形成ユニット12Kには、感光体ドラム13Kと、感光体ドラム13Kの表面を一様に、且つ、均一に帯電させる帯電ローラ14Kと、感光体ドラム13Kの表面に形成された静電潜像に図示しない現像剤(例えば、トナー)を付着させ、可視像であるトナー像を形成する現像ローラ16Kと、現像ローラ16Kに圧接させたトナー供給ローラ18K、と、転写後に、感光体ドラム13Kに残留するトナーを除去するクリーニングブレード27Kが配設されている。
【0013】
トナー供給ローラ18Kは、画像形成ユニット本体に対して着脱可能に装着された対応するトナーカートリッジ20Kから供給されたトナーを現像ローラ16Kに供給するローラである。現像ローラ16Kには、現像ブレード19Kが圧接されている。現像ブレード19は、現像ローラ16K上において、トナー供給ローラ18Kから供給されたトナーを薄層化するものである。尚、ここでは、トナーカートリッジ20Kは、画像形成ユニット12K本体に対して着脱自在に装着されるものとしたが、一体的に形成されていてもよい。
【0014】
尚、画像形成ユニット12Kの各構成部材には符号末尾に(K)を付したが、画像形成ユニット12Y、画像形成ユニット12M、画像形成ユニット12Cの対応する各構成部材にはそれぞれ(Y)、(M)、(C)を付して区別するが、特にこの区別を必要としない場合には付さない。
【0015】
各画像形成ユニット12K、12Y、12M、12Cにおける、感光体ドラム13K、13Y、13M、13Cの上方には、それぞれ対応するLEDヘッド15K、15Y、15M、15C(特に区別する必要がない場合は単にLEDヘッド15と称す場合がある)が、感光体ドラム13K、13Y、13M、13Cと対向する位置に配設されている。各LEDヘッド15は、対応する色の画像データに従って、感光体ドラム13を露光し、静電潜像を形成する装置である。尚、LEDヘッド15については後で詳細に説明する。
【0016】
4つの画像形成ユニット12の各感光体ドラム13の下方には、転写ユニット21が配設されている。転写ユニット21は、転写ローラ17K、17Y、17M、17C(特に区別する必要がない場合は単に転写ローラ17と称す場合がある)と、転写ベルト駆動ローラ21a及び転写ベルト従動ローラ21bによって、張架した状態で図1中の矢印A方向へ走行可能に配設された転写ベルト26を備えている。各転写ローラ17は、転写ベルト26を介してそれぞれ対応する感光体ドラム13に圧接して配置され、このニップ部において記録用紙40をトナーと逆の極性に帯電させ、対応する感光体ドラム13に形成された各色のトナー像を順次記録用紙40に重ねて転写する。
【0017】
画像形成装置11内の下部には、転写ベルト26に記録用紙40を供給するための給紙機構が配設されている。給紙機構は、ホッピングローラ43、レジストローラ対45、用紙収容カセット24等を備えている。
【0018】
更に、転写ベルト26による記録用紙40の排出側には、定着器28が設けられている。定着器28は、加熱ローラ29及びバックアップローラ30を有し、記録用紙40上に転写されたトナーを加圧、加熱することによって定着させる装置であり、この排出側には、用紙ガイド42に沿って配置された搬送ローラ対46、排出ローラ対47、及び用紙スタッカ部48等が設けられている。
【0019】
以上のように構成された画像形成装置11における印刷動作について、簡単に説明する。先ず、用紙収容カセット24内の記録用紙40は、ホッピングローラ43によって用紙ガイド41に繰り出され、レジストローラ対45へ送られて斜行が矯正され、続いてレジストローラ対45から転写ベルト26に送られ、この転写ベルト26の走行に伴って、画像形成ユニット12K、12Y、12M、12Cへと順次搬送される。
【0020】
一方、各画像形成ユニット12において、感光体ドラム13の表面は、帯電ローラ14によって帯電された後、対応するLEDヘッド15によって露光され、この露光によって表面に静電潜像が形成される。静電潜像が形成された部分には、現像ローラ16上で薄層化されたトナーが静電的に付着されて対応する色のトナー像が形成される。各感光体ドラム13に形成されたトナー像は、対応する転写ローラ17によって記録用紙40に順次重ねて転写され、記録用紙40上にカラーのトナー像を形成する。転写後に、各感光体ドラム13上に残留したトナーは、それぞれクリーニングブレード27によって除去される。
【0021】
カラーのトナー像が形成された記録用紙40は、定着器28に送られる。この定着器28において、カラーのトナー像が記録用紙40に定着され、カラー画像が形成される。カラー画像が形成された記録用紙40は、搬送ローラ対46によって用紙ガイド42に沿って搬送され、排出ローラ対47によって用紙スタッカ部48へ排出される。以上のような過程を経て、カラー画像が記録用紙40上に形成される。尚、転写ベルト26上に付着する残留トナーは、ベルトクリーニングブレード34によってベルトクリーナ容器35内に収容される。
【0022】
尚、図1中のX、Y、Zの各方向は、記録用紙40が画像形成ユニット12K、12Y、12M、12Cを通過する際の搬送方向(矢印A方向)をX方向とし、感光体ドラム13K、13Y、13M、13Cの回転軸方向をY方向とし、これら両軸と直交する方向をZ方向としている。また、後述する他の図(図10まで)においてX、Y、Zの各方向が示される場合、これらの方向は、共通する方向を示すものとする。即ち、各図のXYZ方向は、各図の描写部分が、図1に示す画像形成装置11を構成する際の配置方向を示している。またここでは、Z方向が略鉛直方向となるように配置されるものとする。
【0023】
図2は、LEDヘッド15の外観斜視図であり、図3は、図2に示すLEDヘッド15の積層された各構成部材を分解して示す積層分解図である。尚、矢印A方向からみてLEDヘッド15の左右、上下、前後の方向を特定する場合がある。
【0024】
これらの図に示すように、LEDヘッド15には、ヘッドホルダ110、同一形状の出射側に配置された第2のレンズアレイとしての第2レンズプレート108と入射側に配置された第1のレンズアレイとしての第1レンズプレート106、遮光部材としてのシールド107とマスク105、及び光源とその制御を行う光源基板104と制御基板101が存在する。
【0025】
これらの部材は、ヘッドホルダ110の内部110aにおいて、下から第2レンズプレート108、シールド107、第1レンズプレート106、マスク105、及び光源基板104の順に積層して搭載される。このとき、第2レンズプレート108の下面端部が、後述するようにヘッドホルダ110の底部110c(図8)において長手方向に延在して配置された一対の載置部材110e(図8)に当接して載置される。
【0026】
そしてこれらの各部材は、図示しない治具によって-Z方向に付勢された状態で、ヘッドホルダ110の側壁に形成された複数の貫通孔110bを介して外側から嵌入して内側に突出するように配置される複数の固定部材109によって光源基板104の上面が規制されてZ方向において挟持されて内部110aに固定される。その後、絶縁性フィルム103、制御基板101を取り付けた後、封止部材としてのシリコーンゴム102によって封止される。
【0027】
次に、積層される各部材の相互の係合関係について説明する。
【0028】
図4は、光源基板104とマスク105とにおいて、同図(a)が長手方向(矢印Y方向)左側端部近傍の、同図(b)が長手方向中央部の、そして同図(c)が長手方向右側端部近傍の各係合関係の説明に供する図である。
【0029】
これらの図に示すように、マスク105の左右両端部には、上方に突出する円筒状の位置決め突起115L、115Rが形成され、光源基板104の左右両端部には、位置決め突起115L、115Rに対向する位置において長手方向に延びたU字溝114L、114Rが形成されている。従って、位置決め突起115LがU字溝114Lに、また位置決め突起115RがU字溝114Rにそれぞれ嵌入するように接合されることにより、マスク105と光源基板104とは、相対的に短手方向(矢印X方向)において位置決めされる。
【0030】
また、マスク105の長手方向における中央部には、短手方向の前側端部において上方に突出する円筒状の位置決め突起125が形成され、光源基板104の長手方向の中央部には、位置決め突起125に対向する位置において短手方向に延びたU字溝124が形成されている。従って、位置決め突起125がU字溝124に嵌入するように接合されることにより、マスク105と光源基板104とは、相対的に長手方向において位置決めされる。
【0031】
以上のように構成することにより、長手方向は1点での規制なので、各部材の線膨張係数の差によって、長手方向において伸縮の差が生じた場合でも、その時のずれをU字溝114L,114Rによって許容することが出来る。
【0032】
図5は、マスク105と第1レンズプレート106とにおいて、同図(a)が長手方向(矢印Y方向)左側端部近傍の、同図(b)が長手方向中央部の、そして同図(c)が長手方向右側端部近傍の各係合関係の説明に供する図である。
【0033】
これらの図に示すように、マスク105の、短手方向の前後両端部には、下方に突出する方形状の位置決め突起135(前端側のみ示す)が、長手方向に略等間隔に複数形成され、第1レンズプレート106の短手方向の前後両端部には、各位置決め突起135に対向する位置において長手方向に延びた長溝116が複数形成されている。従って、各位置決め突起135がそれぞれ対向する長溝116に嵌入するように接合されることにより、マスク105と第1レンズプレート106とは、相対的にX方向において位置決めされる。
【0034】
また、第1レンズプレート106の長手方向の中央部には、短手方向の両端部において同方向に延びる一対の凹状溝126が形成され、マスク105の長手方向の中央部には、各凹状溝126に対向する位置に図示しない一対の位置決め突起が形成されている。従って、位置決め突起が凹状溝126に嵌入するように接合されることにより、マスク105と第1レンズプレート106とは、相対的に長手方向において位置決めされる。
【0035】
以上のように構成することにより、長手方向は1点での規制なので、各部材の線膨張係数の差によって、長手方向において伸縮の差が生じた場合でも、その時のずれを長溝116によって許容することが出来る。
【0036】
図6は、シールド107と第2レンズプレート108とにおいて、同図(a)が長手方向(矢印Y方向)左側端部近傍の、同図(b)が長手方向中央部の、そして同図(c)が長手方向右側端部近傍の各係合関係の説明に供する図である。
【0037】
これらの図に示すように、シールド107の、短手方向の前後両端部には、下方に突出する方形状の位置決め突起117(前端側のみ示す)が、長手方向に略等間隔に複数形成され、第2レンズプレート108の短手方向の前後両端部には、各位置決め突起117に対向する位置において長手方向に延びた長溝118が複数形成されている。従って、各位置決め突起117がそれぞれ対向する長溝118に嵌入するように接合されることにより、シールド107と第2レンズプレート108とは、相対的にX方向において位置決めされる。
【0038】
また、第2レンズプレート108の長手方向の中央部には、上方に突出する一対の円筒状の位置決め突起128が形成され、シールド107の長手方向の中央部には、位置決め突起128に対向する位置において短手方向に延びた一対のU字溝127が形成されている。従って、位置決め突起128がU字溝127に嵌入するように接合されることにより、シールド107と第2レンズプレート108とは、相対的に長手方向において位置決めされる。
【0039】
以上のように構成することにより、長手方向は1点での規制なので、各部材の線膨張係数の差によって、長手方向において伸縮の差が生じた場合でも、その時のずれを長溝118によって許容することが出来る。
【0040】
尚、第1レンズプレート106とシールド107の係合関係は、第2レンズプレート108とシールド107との係合関係と、上下方向において面対称に形成されているため、ここでの説明は省略する。
【0041】
図7は、ヘッドホルダ110と第2レンズプレート108の係合関係の説明に供する図で、同図(a)、(b)、(c)は、それぞれ第2レンズプレート108の長手方向における左側端部近傍、中央部、右側端部近傍を斜め下方からみた斜視図であり、同図(d)は、ヘッドホルダ110を長手方向中央部で切断した断部を斜め上方からみた斜視図である。
【0042】
これらの図に示すように、第2レンズプレート108の左右両端部の下面には、長手方向に延びたU字溝138L、138Rが形成され、ヘッドホルダ110の左右両端部には、U字溝138L、138Rに対向する位置において上方に突出する図示しない位置決め突起が形成されている。従って、各位置決め突起がU字溝138L、138Rにそれぞれ嵌入するように接合されることにより、ヘッドホルダ110と第2レンズプレート108とは、相対的に短手方向(矢印X方向)において位置決めされる。
【0043】
また、第2レンズプレート108の長手方向における中央部の前端側には、短手方向に突出する一対の凸部108a及び108bに挟まれた凹部溝108cが形成され、ヘッドホルダ110の長手方向の中央部には、凹部溝108cに対向する位置において短手方向に突出する位置決め突起110dが形成されている。従って、位置決め突起110dが凹部溝108cに嵌入するように接合されることにより、ヘッドホルダ110と第2レンズプレートとは、相対的に長手方向において位置決めされる。
【0044】
以上のように構成することにより、長手方向は1点での規制なので、各部材の線膨張係数の差によって、長手方向において伸縮の差が生じた場合でも、その時のずれをU字溝138L,138Rによって許容することが出来る。
【0045】
図8は、ヘッドホルダ110と、その内部110aに積層配置された各部材とによって構成されたLEDヘッド15の、長手方向の中央部で切断した断部周辺を、斜め上方からみた斜視図である。
【0046】
同図に示すように、光源基板104、マスク105、第1レンズプレート106、シールド107、及び第2レンズプレート108は、それぞれがその上下に配置される各部材に形成された当接凸部と当接する当接凸部を備え、これらの各当接部が当接した状態で保持される。ヘッドホルダ110の底部110cには、その長手方向の全域にわたって長孔110fが形成されている。この長孔110fからは、後述するように収束光が出力する。
【0047】
従って、マスク105、第1レンズプレート106、シールド107、及び第2レンズプレート108からなるレンズユニット140は、ヘッドホルダ110の底部110cと光源基板104との間で挟持され、ヘッドホルダ110の内部110aに納まっている。
【0048】
次に、LEDヘッド15のマスク105に形成された絞りとしての開口部105a、第1レンズプレート106に形成された第1のレンズ素子としての第1レンズ106a、シールド107に形成された絞りとしての開口部107a、及び第2レンズプレート108に形成された第2のレンズ素子としての第2レンズ108dの位置関係について説明する。
【0049】
図9(a)は、マスク105を下側からみた構成図である。XY面における開口部105aの配置は、次に説明する第1レンズ106aの配置に対応している。開口部105aは、第1レンズ106aの第1の光軸としての光軸106b(Z方向に延在)を中心とする円錐台形状を有する。開口部105aの結像面側(―Z方向)の半径は、光源側の半径よりも大きい。
【0050】
図9(b)は、第1レンズプレート106を下側からみた構成図である。第1レンズ106aは、XY面において千鳥状に2列に配列されている。X方向における第1レンズ106aの光軸間距離はPXであり、Y方向における第1レンズ106aの光軸間距離はPYである。
【0051】
図9(c)は、シールド107を下側からみた構成図である。XY面における開口部107aの配置は、第1レンズプレート106の第1レンズ106aの配置に対応している。開口部107aは、第1レンズ106aの光軸106bを中心とする円筒形状を有する。
【0052】
図9(d)は、第2レンズプレート108を下側からみた構成図である。XY面における第2レンズ108dの配置は、第1レンズプレート106の第1レンズ106aの配置に対応している。即ち、第2レンズ108dの第2の光軸としての光軸108eは、第1レンズ106aの光軸106bと一致している。また、第2レンズ108dは、千鳥状に2列に配列され、X方向における第2レンズ108dの光軸間距離はPXであり、Y方向における第2レンズ108dの光軸間距離はPYである。
【0053】
ここでは、第2レンズプレート108は、第1レンズプレート106と同じものを、X方向の軸を中心として反転して用いる。そのため、第1レンズプレート106の出射側の面と第2レンズプレート108の入射側の面とが同一形状となり、第1レンズプレート106の入射側の面と第2レンズプレート108の出射側の面とが同一形状となる。
【0054】
尚、マスク105及びシールド107は、ポリカーボネート等の樹脂で構成される。また、第1レンズプレート106及び第2レンズプレート108は、シクロオレフィンポリマー等の樹脂で構成される。光源基板104は、ガラスエポキシ樹脂の基板に配線を形成したものである。
【0055】
図10は、例えば図8において、第1レンズプレート106の第1レンズ106aの光軸106bを含み、ZY平面に平行な面によってレンズユニット140を切断した断面を模式的に示す断面図で、光源基板104に配設された光源としてのLED素子150の出射面から出射された光が感光体ドラム13の表面に結像するまでの経路を示している。尚、図10に示すレンズユニット140は、図8に示すレンズユニット140に対して上下が逆になっている。
【0056】
図10に示すように、ここでは中間像の結像位置を基準として、第2レンズプレート108との距離Lc2が、第1レンズプレート106との距離Lc1よりも小さくなるように、LED素子150の出射面と第1レンズプレート106との距離Lo、第1レンズ106a及び第2レンズ108dの焦点距離f、及び第1レンズプレート106と第2レンズプレート108間の距離L(Lc1+Lc2)が設定されている。
【0057】
ここで、
1/Lo+1/Lc1=1/f
であるから、
Lc1=f・Lo/(Lo-f)
となる。
従って、不等式
f・Lo/(Lo-f)>L/2 ・・・(1)
を満たすことによって、
Lc1>Lc2
が得られる。
【0058】
上記不等式(1)を満たす中間像の位置は、焦点距離f、距離L、距離Loを調整することによって得られるが、特に距離Loを調整するのが望ましい。焦点距離fの修正は、高精度が要求されるレンズ面の修正を伴うため、時間もコストもかかってしまい、また距離Lの調整は、中間像が倍率mのn縮小像であるため、距離Loの調整に対して1/m倍だけ感度が高くなってしまうためである。
【0059】
LEDヘッド15による露光時には、所定のタイミングでLED素子150が発光する。LED素子150からの光線が第1レンズプレート106に入射するとき、第1レンズ106aのレンズ面外への光の入射を制限するのが、開口絞りとしてのマスク105の役割である。第1レンズプレート106の第1レンズ106aを通った光線は、この第1レンズ106aと第2レンズプレート108の第2レンズ108dとの間で倍率mの縮小等立像を形成する。
【0060】
このとき、収差の大きい高画角で入射した光を遮るのが、視野絞りとしてのシールド107の役割である。第2レンズプレート108は、この縮小等立像の拡大等立像を感光体ドラム13上に結像する。第2レンズプレート108は、第1レンズプレート106と同形状の部材を上下方向で反転させているため、その倍率は1/mとなる。こうしてレンズユニット140は、光源基板104においてLED素子150が長手方向(Y方向)に配列された光源アレイの正立等倍像を感光体ドラム13の表面に形成し、露光装置として動作する。
【0061】
ここでは、不等式(1)を満たすように構成されているため、中間像と第2レンズプレート108との距離が小さくなり、第2レンズプレート108の第2レンズ108dのレンズ面上での光線の入射範囲を狭めることができる。
【0062】
次に、図10に示す配置において、距離Loをオフセット距離x(-Z方向を+とする)だけ変化させて、中間像の位置を調整する場合について説明する。ここで例えば距離Lc1が(L/2)となるようにした場合、
1/(Lo+x)+1/(L/2)=1/f
となり、
x=f・L/(L-2f)-Lo
となる。
【0063】
ここでオフセット距離xを変えた場合のレンズ性能を評価するMTF(Modulation Transfer Function)の変化について、縦じまパターン(90°MTF)及び横じまパターン(0°MTF)を想定してシミュレーションを行った。図11は、このシミュレーション結果を示すグラフであり、同図(a)は、MTFの平均値の変化を示し、同図(b)は、MTFのばらつきの変化を示す。各グラフの横軸は、距離Loのオフセット量であるオフセット距離xをとり、ここでのレンズ106a及び第2レンズ108dの焦点距離fの値は1.16[mm]である。
【0064】
同図のグラフから明らかなように、LED素子150の出射面と第1レンズプレート106との距離Loを減らしていくと、MTFの平均値(MTF Average)は上がっていき、MTFのばらつき(MTF Peak to Valley))は下がっていくが、ある範囲を超えると平均値もばらつきも悪化していく。
【0065】
そこでここでは、LED素子150の出射面と第1レンズプレート106との距離Loが、中間像がレンズ間中央に結像する条件より短くする範囲を、x=-0.12[mm]程度、即ち焦点距離f(1.16[mm])の10%分までとした。それ以上近づけると、上記不等式(1)は満たせても、そもそもの結像状態が悪くなりすぎる可能性があるためである。従って、上記不等式(1)に加え、次の不等式
f・L/(L-2f)-Lo<f/10 ・・・(2)
を満たすことが望ましい。
【0066】
以上のように、実施の形態1の画像形成装置によれば、第2レンズプレート108において、フレアの原因となるレンズ外周部への光線の入射を防ぐことができるため、フレアを低減させ、印刷品質を向上させることができる。
【0067】
実施の形態2.
次に、本発明による読取ヘッド210を備えた画像読取装置200について説明する。
【0068】
図12は、画像読取装置200を示す斜視図である。画像読取装置200は、例えばフラットベッド型のイメージスキャナである。画像読取装置200は、筐体202と、筐体202の上面に設けられた原稿台203と、原稿台203の下側に配置された読取ヘッド210(コンタクトイメージセンサヘッド)と、原稿台203の上側を覆う蓋204とを備える。原稿台203は、可視光を透過するガラス等の材料で構成されており、その表面に読取原稿(読取対象物)が載置される。
【0069】
読取ヘッド210を副走査方向に案内するため、原稿台203に沿って同方向に延在する一対のガイド205が設けられている。また、読取ヘッド210は、駆動ベルト206に連結されており、この駆動ベルト206は、ステッピングモータ207に連結されている。また、読取ヘッド210は、フレキシブルフラットケーブル208を介して制御回路201に接続されている。
【0070】
図13は、読取ヘッド210の構成を示す断面図である。読取ヘッド210は、発光素子であるLED素子150を備えた光源基板104(図8)の代わりに、複数の受光素子211を備えた受光素子基板212を備えたものである。読取ヘッド210は、光源基板104を受光素子基板212に置き換えたことを除き、要部構成がLEDヘッド15と同様に構成されている。尚、図13に示す読取ヘッド210は、図8に示すLEDヘッド15に対して、また図12に示す読取ヘッド210に対して上下が逆に描かれている。
【0071】
即ち、読取ヘッド210は、ヘッドホルダ110、カバー部材215、第1レンズプレート106、シールド107、第2レンズプレート108、マスク105、及び受光素子基板212を有する。
【0072】
読取ヘッド210は、出射側(即ちカバー部材215側)を受光素子基板212に対向させるように配置されている。原稿台203に載せられた原稿220からの光は、マスク105の開口部105a、第1レンズプレート106の第1レンズ106a、シールド107の開口部107a、及び第2レンズプレート108の第2レンズ108dを通って、受光素子211に集光する。
【0073】
画像読取装置200の基本動作は、以下の通りである。原稿台203上に読取原稿を載置し、スキャンボタン等のスイッチを押下すると、読取ヘッド210に取り付けられた光源(図示せず)が点灯して読取原稿を照明する。読取ヘッド210は、ステッピングモータ207によって駆動される駆動ベルト206によって副走査方向に移動しながら、読取原稿の表面で反射された光を取り込む。読取ヘッド210は、受光した光信号を電気信号に変換する。
【0074】
ここでも、レンズユニット140は前記した不等式(1)を満たすように構成されているため、中間像と第2レンズプレート108との距離が小さくなるため、第2レンズプレート108の第2レンズ108dのレンズ面上での光線の入射範囲を狭めることができる。
【0075】
以上のように、実施の形態2の画像読取装置によれば、第2レンズプレート108において、フレアの原因となるレンズ外周部への光線の入射を防ぐことができるため、フレアを低減させ、読取精度を向上させることができる。
【0076】
なお、上記のように読取ヘッド210を移動させる代わりに、原稿台203上の所定の読取位置を通過するようにADF(Automatic Document Feeder)で読取原稿を搬送し、当該読取位置に停止した読取ヘッド210で読取原稿の画像を読み取ってもよい。
【0077】
以上、本発明の望ましい実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変形を行なうことができる。
【0078】
また、前記した特許請求の範囲、及び実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、装置を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0079】
画像形成装置としては、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置及び複合機などがある。画像読取装置としては、例えば、スキャナ及び複合機などがある。
【符号の説明】
【0080】
11 画像形成装置、 12 画像形成ユニット、 13 感光体ドラム、 14 帯電ローラ、 15 LEDヘッド、 16 現像ローラ、 17 転写ローラ、 18 トナー供給ローラ、 19 現像ブレード、 20 トナーカートリッジ、 21 転写ユニット、 21a 転写ベルト駆動ローラ、 21b 転写ベルト従動ローラ、 24 用紙収容カセット、 26 転写ベルト、 27 クリーニングブレード、 28 定着器、 29 加熱ローラ、 30 バックアップローラ、 34 ベルトクリーニングブレード、 35 ベルトクリーナ容器、 40記録用紙、 41 用紙ガイド、 42 用紙ガイド、 43 ホッピングローラ、 45 レジストローラ対、 46 搬送ローラ対、 47 排出ローラ対、 48 用紙スタッカ部、 101 制御基板、 102 シリコーンゴム、 103 絶縁性フィルム、 104 光源基板、 105 マスク、 105a 開口部、 106 第1レンズプレート、 106a 第1レンズ、 106b 光軸、 107 シールド、 107a 開口部、 108 第2レンズプレート、 108a 凸部、 108b 凸部、 108c 凹部溝、 108d 第2レンズ、 108e 光軸、 109 固定部材、 110 ヘッドホルダ、 110a 内部、 110b 貫通孔、 110c 底部、 110d 位置決め突起、 110e 載置部材、 110f 長孔、 114L U字溝、 114R U字溝、 115L 位置決め突起、 115R 位置決め突起、 116 長溝、 117 位置決め突起、 118 長溝、 124 U字溝、 125 位置決め突起、 126 凹状溝、 127 U字溝、 128 位置決め突起、 135 位置決め突起、 138L U字溝、 138R U字溝、 140 レンズユニット、 150 LED素子、 200 画像読取装置、 201 制御回路、 202 筐体、 203 原稿台、 204 蓋、 205 ガイド、 206 駆動ベルト、 207 ステッピングモータ、 208 フレキシブルフラットケーブル、 210 読取ヘッド、 211 受光素子、 212 受光素子基板、 215 カバー部材、 220 原稿。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13