技術分野
エジェクタ冷凍サイクルに圧縮機を導入したハイブリッド形式の冷凍サイクルを適用する場合に、冷凍能力及び装置効率の低下の発生を抑えることができるエジェクタ冷凍装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】エジェクタ冷凍サイクルに圧縮機を導入したハイブリッド形式の冷凍サイクルを適用する場合に、冷凍能力及び装置効率の低下の発生を抑えることができるエジェクタ冷凍装置を提供すること。
【解決手段】制御部Cは、圧縮機圧力Psに対する背圧Pdの圧力比が第1閾値未満の場合、圧縮機7をオフにし切替機構9を介して蒸発器6からの冷媒を吸引入口1bに流動させるエジェクタモードに切り替え、圧力比が第1閾値以上、かつ、第2閾値未満である場合、圧縮機7をオンにし切替機構9を介して圧縮機7からの冷媒を吐出口1cに流動させる並列ハイブリッドモードに切り替え、圧力比が第2閾値以上の場合、圧縮機7をオンにし切替機構9を介して圧縮機7からの冷媒を吸引入口1bに流動させる直列ハイブリッドモードに切り替える。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、図6に示すように、圧縮機7とエジェクタ1とを直列に連結した直列ハイブリッド形式の冷凍サイクル装置では、圧縮機7の消費電力を抑えることができるものの、エジェクタ1の背圧が低い場合、エジェクタ1が十分に機能するため、圧縮機7前後の差圧が非常に小さくなってしまう。圧縮機7は、一定の前後圧力差が必要であり、圧力差が小さい場合には、オイルの循環不良などにより信頼性が低下する。また、圧縮機7の効率は、図7に示すように、低圧縮比領域において大幅に低下してしまう。このため、直列ハイブリッド形式の冷凍サイクル装置では、圧縮機が一定の圧力差を確保できる条件下のみで圧縮機が適用されることになる。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するため、本発明は、冷媒を昇圧するポンプと、熱供給源から供給される熱源水により冷媒を加熱しエジェクタ駆動流を発生させる蒸気生成器と、冷媒を減圧する膨張弁と、前記膨張弁によって減圧された冷媒により被冷却媒体を冷却する蒸発器と、前記蒸気生成器からの冷媒のエジェクタ駆動流によって前記蒸発器により蒸発した冷媒を吸引するエジェクタと、前記エジェクタ内への吸引後に前記エジェクタ駆動流と混合・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、エジェクタ冷凍サイクルに圧縮機を導入したハイブリッド形式の冷凍サイクルを適用する場合に、冷凍能力及び装置効率の低下の発生を抑えることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、本発明の実施の形態であるエジェクタ冷凍装置の構成を示す回路図である。
【図2】
図2は、圧力比(Pd/Ps)に対する運転モード効率及び冷凍能力の変化を示す図である。
【図3】
図3は、運転モードに対する圧縮機、ポンプ、開閉弁の切替状態を示す図である。
【図4】
図4は、制御部による運転モードのモード切替処理手順を示すフローチャートである。
【図5】
図5は、エジェクタモードの等価回路を示す図である。
【図6】
図6は、直列ハイブリッドモードの等価回路を示す図である。
【図7】
図7は、圧力比(Pd/Ps)に対する圧縮機の効率特性を示す図である。
【図8】
図8は、圧力比(Pd/Ps)に対する直列ハイブリッドモードの効率及び冷凍能力の変化を示す図である。
【図9】
図9は、並列ハイブリッドモードの等価回路を示す図である。
【図10】
図10は、圧力比(Pd/Ps)に対する並列ハイブリッドモードの効率及び冷凍能力の変化を示す図である。
1 エジェクタ
1a 駆動流入口
1b 吸引入口
1c 吐出口
2 凝縮器
3 ポンプ
4 蒸気生成器
5 膨張弁
6 蒸発器
7 圧縮機
8 逆止弁
9 切替機構
9a,9b 接続点
20 熱供給源
C 制御部
E1~E3,EB 領域
M1~M4 曲線
P1,P2 分岐点
Pd 背圧
Ps 圧縮機圧力
R12 第1閾値
R23 第2閾値
S1 圧縮機圧力センサ
S2 背圧センサ
S3 熱源水温度センサ
Tth 所定閾値温度
Tw 熱源水温度
V1,V2 開閉弁
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